JPH0531198A - 陰イオン製造方法及びそれを用いる空気清浄方法並びにそれらの装置 - Google Patents
陰イオン製造方法及びそれを用いる空気清浄方法並びにそれらの装置Info
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- JPH0531198A JPH0531198A JP3194482A JP19448291A JPH0531198A JP H0531198 A JPH0531198 A JP H0531198A JP 3194482 A JP3194482 A JP 3194482A JP 19448291 A JP19448291 A JP 19448291A JP H0531198 A JPH0531198 A JP H0531198A
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Abstract
大量に発生させる。 【構成】 風道7内の一壁面8からその対向壁面9に1
以上の水噴流を衝突させて微細水滴を発生させ、同時に
前記風道7内に風速0.5 〜50m/sec で空気を通して微細
水滴混合空気とし、そのあと微細水滴混合空気を分離器
4に通すことで、超微細水滴混合空気となし、1m3 中
に陰イオンを1.25×109 以上発生させる。
Description
ンを1.25×109 個以上発生させる陰イオン製造方法及び
それを用いる空気清浄方法並びにそれらの装置。
大きさまでの電気を帯びた微粒子が浮遊している。その
中で分子が10個から100個程度集まった大きさの粒
子を小イオンと呼び、特に陰極に帯電しているものを陰
イオンと呼んで、この陰イオンは精神を安定させ、呼吸
器の機能を高める効果を持っているといわれている。
のは、空気中で水滴が分裂するとき、水滴は陽極に帯電
し、周囲の空気は陰極に帯電する空気のイオン化現象に
よって起こる。この空気のイオン化現象は一般にレナー
ド効果として知られ、自然界では滝、河川の上流などの
急流地域、現に強い天が降っている地域などある特定の
地域に発生する。
行があるが、滝の水が落下し、水しぶきが立ち上がる周
辺には多くの陰イオンが生成しているから、理にかなっ
たものといえる(神山恵三著「健康の設計」大月書店発
行参照)。
られるようになっているが、以前は、普通の空気中の陰
イオンに頼る以外方法がなかったが、長い研究の結果電
子工学の発達と共に、空気イオンの状況に関係なく、自
由に陰イオンを補給することができる装置として、陰イ
オン(陰電位)治療器(A.L.チジェフスキー教授著
「国民経済における空気イオン化」)が開発された(立
野信夫著「解明マイナスイオンの偉力」竹井出版考
照)。
するのと同一原理を採用した陰イオン製造方法をすでに
出願している(特願平2−263571号)。そして、
この陰イオン製造方法にて陰イオンを発生させる際、同
時に発生する超微細水滴は大気中の種々の物質を捕獲す
ることも公知である。本出願人は、これを利用して空気
中の各種じんあい、有害ガス、細菌、煙などの汚染物質
を除去して、清浄空気とする技術についても、種々公開
している。
によれば、陰イオンが多量に発生し、細胞に陰イオンを
容易に補給することができ、生体内に陰イオン効果をあ
げ、体液性、細胞性、神経性に全身的な影響を与え、こ
れによって諸種の病気を治療し、健康を増進させること
ができる。しかしながら、この陰イオン発生の代償とし
てオゾン(O3 )が多く発生する。このオゾンは空気中
に微量含まれていても人体に対して害があるといわれ
る。
は、自然界における陰イオン発生の原理を利用したもの
で、オゾンなどによる害がなく陰イオンを生体内に供給
でき、なおかつ同時に発生する超微細水滴により大気を
清浄化させることができるものである。しかしながら、
この陰イオン製造方法は、単位動力あたりの陰イオン発
生効率が低く、必ずしも経済的でない点があった。
れたもので、オゾンを発生させることなく、人体に有用
な陰イオンを空気中に多量にかつ効率良く発生させるこ
とが容易な陰イオン製造方法及びそれを用いる空気清浄
方法並びにそれらの装置を提供することを目的とする。
め、本発明の陰イオン製造方法は、風道内の一壁面から
その対向壁面に1以上の水噴流を衝突させて微細水滴を
発生させ、同時に前記風道内に風速0.5 〜50m/sec で空
気を通して微細水滴混合空気とし、そのあと微細水滴混
合空気を分離器に通して少なくとも粒径1μmより大き
な微細水滴を分離して超微細水滴混合空気となし、該超
微細水滴混合空気1m3 中に陰イオンを1.25×109 以上
発生させるものであり、風道の径方向において所定角度
ごとにかつ前記風道の長手方向上流から下流にかけて所
定間隔で配置させた複数の水噴流を前記風道内の一壁面
からその対向壁面に衝突させて微細水滴を発生させ、同
時に前記風道内に風速0.5 〜50m/sec で空気を通して微
細水滴混合空気とし、そのあと微細水滴混合空気を分離
器に通して少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を
分離して超微細水滴混合空気となし、該超微細水滴混合
空気1m3 中に陰イオンを1.25×109 以上発生させるも
のである。
又は2で発生させた陰イオン含有の超微細水滴混合空気
を部屋内に送り込み、該部屋内の被清浄化空気と混合さ
せ、該混合空気を前記風風内に風速0.5 〜50m/sec で通
して循環させてなるものである。
の一壁面にこれの対向壁面に水を噴射する1以上のノズ
ルを設けて水から微細水滴を発生させる微細水滴製造機
と、該微細水滴製造機により微細水滴を発生させると同
時に前記風道内に風速0.5 〜50m/sec で空気を導入して
微細水滴混合空気とする送風機と、前記微細水滴混合空
気中の少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離
して超微細水滴混合空気とする分離器とからなり、前記
超微細水滴混合空気1m3 中に陰イオンを1.25×109 個
以上発生させるものであり、更に前記微細水滴製造機
は、風道と、該風道内の対向壁面に水を噴射すると共に
前記風道の径方向において一定角度ごとにかつ前記風道
の長手方向上流から下流にかけて一定間隔で配置させて
前記風道内壁面に設けた複数のノズルとからなっても良
い。
水受板を設けても良く、垂直方向に設けた前記風道の対
向壁面に水の衝突後の飛散方向を制御する制御板を設け
ても良い。
道の一の壁面に設けた空気導入口を有するのが良い。
オンが多量に発生する原理は明確ではないが、次のよう
に推定することができる。すなわち、風道内の一壁面か
ら静止状態の対向壁面に1以上の水噴流を衝突させるこ
とで、対向壁面は常に水がほとんどない状態で1以上の
水噴流が当り、その衝撃で微細水滴を発生させ、更にこ
の微細水滴は対向壁面から一壁面方向に戻りつつあり、
風道内の微細水滴がこのような状態にある時、同時に風
道内に風速0.5 〜50m/sec で空気を通すのみであるか
ら、1以上の水噴流が微細水滴を再び取り込むようなこ
とがなく微細水滴混合空気となり、その際生ずるレナー
ド効果により微細水滴の一部は陽イオンとなり、この微
細水滴の周囲の空気の一部は陰イオンとなるが電気的に
はバランスが取れた状態になっている。この両極の空気
イオンを含んだ微細水滴混合空気は分離器に送られ、粒
径1μmより大きい陽イオンに帯電している微細水滴は
分離器により水滴として分離させるから、空気イオンは
バランスを失い陰イオンを多く含んだ超微細水滴混合空
気が得られるのである。
詳述する。第1図は本発明の陰イオン製造方法を具体化
した陰イオン製造装置のフローシート図である。同図に
おいて、1は陰イオン製造装置を示し、該陰イオン製造
装置1は、水から微細水滴を発生させる微細水滴製造機
2と、該微細水滴製造機2により微細水滴を発生させる
と同時に機内に風速0.5 〜50m/sec で空気を導入して微
細水滴混合空気とする送風機3と、前記微細水滴混合空
気中の少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離
して超微細水滴混合空気とする分離器4とからなる。
この水タンク5の上に設けた筒体6内に収納された風道
7と、この風道7内の一壁面8に設けると共にの対向壁
面9に水を噴射するノズル10と、これらノズル10に水を
それぞれ供給する水供給管11と、この水供給管11に水を
供給するポンプ12とから構成している。
は、更に前記分離器4を連設しており、風道7と連通
し、略気密状態に保つことができるようになっている。
この水タンク5上の分離器4の上面には空気出口13、風
道7の上面には空気入口14が取り付けられ、それぞれパ
イプ、ダクト等により他の機器に接続できるようになっ
ている。
ク5内に溜まった水を使用できるように引抜管15が設け
られ、更にボールタップ弁16を介して水タンク5内に新
鮮な水を供給できるようになっている。更にタンク5の
側面には前述の水供給管11が貫設されている。
いが、実施例での形状は断面が短形である。そして、こ
の風道7は、通常垂直方向に前記筒体6に取り付けるの
が良い。そして、ノズル10は、風道7の一壁面8に対し
てノズル10の軸線方向が垂直になるように順次4つ取り
付けられ、それぞれノズル10a 、10b 、10c 、10d とす
るこれらノズル10から噴射された水は、対向壁面9に略
垂直に衝突し、その衝撃で飛散して微細水滴となる。
に排水受板17が設けられ、ノズル10から噴射された水の
うち、飛散しないで対向壁面9上を流れた水を受けるも
のである。この排水受板17は、例えば、ノズル10a から
の水噴流が対向壁面9上に流れて水膜を作っているとこ
ろに、別のノズル10b から噴射された水が当った場合、
水膜がクッションとなり衝突エネルギーが弱まり、微細
水滴の発生を減少させるのを防ぐためのものである。更
に、排水受板17の上部に位置する対向壁面9には制御板
18が設けられ、この制御板18は対向壁面9に衝突後の水
の飛散方向を制御して別のノズル10からの噴流によって
飛散、すなわち微細水滴が吸収されるのを防ぐものであ
る。なお、排水板17は、図3に示す飛散状態を制御板18
と同様に制御する働きもある。
を介してポンプ12のデリバリ側が接続されている。ま
た、水タンク5の引抜管15にはポンプ12のサクション側
が接続されている。このポンプ12は、所定の水量と圧力
とが満足されれば特に限定されず、通常片吸込渦巻ポン
プが使用される。なお、前記微細水滴製造機2に供給さ
れる供給水量は、後述の陰イオン治療ルーム21等の容積
にもよるが、充分余裕のある容量のポンプ12によって供
給される。また、微細水滴製造機2の水タンク5内の水
は循環使用により次第に汚染されるから、前記ボールタ
ップ弁16等により回分的に、あるいは連続的に水を変え
る必要がある。
風速0.5 〜50m/sec を確保するのに充分な圧力と風量を
有するものであれば、特に限定されない。
所定粒径以上の主に陽イオンとなっている微細水滴を除
去して、陰イオンを多量に含有している超微細水滴混合
空気とするもので、この機能を満たすものであればどの
ようなものでも良い。本実施例では、サイクロンが使用
されており、微細水滴の粒径により適切な径と長さを有
するサイクロンが選定される。本実施例の分離器(サイ
クロン)4では微細水滴の粒径が1.0 μm以上のものを
除去するものが選定される。
離器4は、次のように接続される。すなわち、微細水滴
製造機2の筒体6と分離器4とは前述のように下部で連
通しており、分離器4の空気出口13には送風機3が接続
している。この送風機3はダクト20により陰イオン治療
ルーム21に接続され、この陰イオン治療ルーム21はダク
ト22を介して前記微細水滴製造機2の風道7の空気入口
14に接続している。
陰イオン製造装置1を用いて説明する。まず、微細水滴
製造機2の水タンク5に水が所定レベルまで入っている
かどうか、その他所定の条件を満たしていることを確認
後、送風機3を回転させる。次に水は、水供給管11から
各ノズル10に供給され、各ノズル10から風道7内の一壁
面8から対向壁面9に噴射される。噴射された水は、対
向壁面9に衝突し、その衝撃で飛散し、微細水滴にな
る。この際、飛散した微細水滴は、制御板18によりその
飛散方向が制御されて、他のノズル10から噴射された水
に影響されず、吸収されることがない。更に、対向壁面
9に衝突しても飛散せず対向壁面9上で水膜を作ってい
る水は、下方に流れ排水受板17により受けて下方に流れ
ず、他のノズル10から噴射した水が、対向壁面9に当た
る際影響しないようになっている。このような状況下で
発生した微細水滴は、同時に送風機3により風道7内に
導入された空気内に拡散され、レナード効果により主に
陽イオン化した微細水滴と、その回りの空気が陰イオン
化し、これら陽イオンと陰イオンとが混在した微細水滴
混合空気が発生する。この微細水滴混合空気は、直ちに
分離器4に接線方向から入る。分離器4に入った微細水
滴混合空気は旋回流となり、粒径の大きい、すなわち1.
0 μm以上の微細水滴は分離器4内周壁面にあたり、そ
のまま内周壁面を伝わり下方に行き、水タンク5に入
る。従って、陽イオン化した比較的粒径の大きい1.0 μ
m以上の微細水滴混合空気は電気的なバランスを失い、
陰イオン化した空気粒子が優勢とない、1m3 中に陰イ
オンを1.25×109 個以上含んだ超微細水滴混合空気が得
られる。この1.0μm未満の超微細水滴を含有している
混合空気は、空気出口13から送風機3及びダクト20を介
して陰イオン治療ルーム21に入る。そして、陰イオン治
療ルーム21にて所定の役割を終わった上記超微細水滴混
合空気は、再びダクト22を介して空気入口14から微細水
滴製造機2の風道7内に供給され、循環運転がおこなわ
れる。このようにして得られた陰イオンを多量に含んだ
超微細水滴混合空気は、立野信夫著「解明マイナスイオ
ンの偉力」にて明らかなように、表1のような作用効果
を奏する。
を小さくし実質的に1.0 μm未満の超微細水滴にして空
気に含有させて送気されると、その過程で空気中の微細
なじんあいはもちろんのこと、これらを付着して清浄
化、除菌することができる。更に、このような超微細水
滴を浮遊せしめた空気雰囲気下では、空気を清浄化でき
るのみでなく、超微細水滴の場合は水滴が存在するにも
かかわらず、物体が濡れるという現象が生じないという
顕著な効果がある。
水滴製造機2aで図1−3に示す実施例との相違点は、風
道7の外側に筒体30を設けて2重にし、かつノズル10の
周辺に空気尊入口31を設け、この空気尊入口31に風道7
と筒体30との間の通路32を介して空気を供給し、ノズル
10から水を噴射させる際、アスピレーターの原理と同様
に空気尊入口31から空気を導入しようとする点にあり、
このようにすることにより、空気と微細水滴との混合を
よりスムーズに行うことができ、場合によっては送風機
3を省略することが出来るものである。なお、この微細
水滴製造機2aは上述の空気導入口31から空気を供給する
とともに、風道7内に空気を直接供給するようにしても
良いことは無論である。
と同一なので、図面に符号を符してその説明を省略す
る。
水滴製造機2bで、図1−3に示す実施例との相違点は、
断面形状が正四角形の風道7の径方向において所定角
度、すなわち、90度ごとに風道7の一壁面8にノズル10
を取り付け、しかも風道7の長手方向上流から下流にか
けて所定間隔で取り付けている点にあり、それによっ
て、ノズル10から噴射した水は対向壁面9に衝突するこ
とにより発生する微細水滴が隙間なく発生し、空気との
混合も増進されて効率良く微細水滴混合空気を製造する
ことができる。その他の構成、作用については図1−3
と同様なので、図面に符号を付してその説明を省略す
る。なお、図6、7では図示していないが、風道7の対
向壁面9に排水受板17及び制御板18をそれぞれ設けるこ
と当然であり、更に、ノズル10の周辺に空気導入口31を
設けること当然である。
造した陰イオンの測定結果を示す。実施例1 第1図に示す陰イオン製造装置1における分離器4に接
続したダクト20から0.6 m離れた位置に、空気イオンカ
ウンター、形式83−1001A(株式会社ダン科学
製)のセンサーをセットして、陰イオン製造装置1を運
転し、超微細水滴混合空気を製造し、この超微細水滴混
合空気中の陽イオン及び陰イオンを20分間連続測定す
る。なお、陰イオン製造装置1の諸元は以下のとおりで
ある。
造装置1における分離器4に接続したダクト20から0.6
m離れた位置で、実施例1の場合と同様に超微細水滴混
合空気中の陽及び陰イオンを測定する。
接続したダクト20から0.6 m離れた位置で、実施例1の
場合と同様に超微細水滴混合空気中の陽及び陰イオンを
測定する。
の測定を行う。比較例1 図8に示すように、回転中の円板41に水を供給する構造
の微細水滴製造機40を装着した陰イオン製造装置におい
て、この分離器4に接続したダクトから0.6 m離れた位
置で、実施例1の場合と同様に超微細水滴混合空気中の
陽及び陰イオンを測定する。
機43を装着した陰イオン製造装置において、この分離器
4に接続したダクトから0.6 m離れた位置で、実施例1
の場合と同様に超微細水滴混合空気中の陽及び陰イオン
を測定する。
構造の微細水滴製造機45を装着した陰イオン製造装置に
おいて、この分離器に接続したダクトから0.6m離れた
位置で、実施例1の場合と同様に超微細水滴混合空気中
の陽及び陰イオンを測定する。
同様に空気イオンカウンターのセンサーをセットし、実
験室内の空気中の陽及び陰イオンを測定する。
イオンカウンターのセンサーをセットし、外気中の陽及
び陰イオンを測定する。
〜3の陰イオン製造装置の微細水滴製造機にアンモニア
ガスボンベを接続し、圧力0.15Kg/cm2に保持して微細水
滴製造機にアンモニアガスを定量供給する。送風量12m3
/mim、送水量40L/mim に保持し、ダクト20の出口にア
ンモニアガス測定具(光明理化学社製 AP−1)を設
定し、以下の条件にてアンモニア除去率を測定する。
a、微細水滴製造機に水を流さない時のアンモニアガス
濃度の測定値。b、次に微細水滴製造機に水を流した時
(正常運転)のアンモニアガス濃度の測定値。 除去率=a−b/a×100 %
製造方法によれば、風道内の一壁面から静止状態の対向
壁面に1以上の水噴流を衝突させることで、対向壁面は
常に水がほとんどない状態で1以上の水噴流が当り、そ
の衝撃で微細水滴を発生させ、更にこの微細水滴は対向
壁面から一壁面方向に戻りつつあり、風道内の微細水滴
がこのような状態にある時、同時に風道内に風速0.5 〜
50m/sec で空気を通すのみであるから、1以上の水噴流
が微細水滴を再び取り込むようなことがなく効率良く微
細水滴混合空気となり、その際生ずるレナード効果によ
り微細水滴の一部は陽イオンとなり、この微細水滴の周
囲の空気の一部は陰イオンとなるが電気的にはバランス
が取れた状態になっている。この両極の空気イオンを含
んだ微細水滴混合空気は分離器に送られ、粒径1μmよ
り大きい陽イオンに帯電している微細水滴は分離器によ
り水滴として分離させるから、空気イオンはバランスを
失い陰イオンを多く含んだ超微細水滴混合空気が効率良
く得られるのである。この具体的な効率は実験結果を示
す表−2により明らかである。そして、この陰イオンを
人体の細胞内に補給すれば、体液性、細胞性、神経性に
全身的に影響を与え、これによって諸種の病気を治療
し、健康を増進させることができる。
超微細水滴混合空気を被清浄化空気と混合させ、この混
合空気を再び前記風道内に通して循環させれば、超微細
水滴は被清浄化空気中の汚染物等を効率良く捕獲し、清
浄空気となる。その具体的な効果は試験結果を示す表−
3により明らかである。
本発明の陰イオン製造装置によれば、陰イオンを大量に
含む超微細水滴混合空気が従来よりも効率良く得られ、
この陰イオンを人体に取り入れたり、この超微細水滴混
合空気と被清浄化空気とを混合したり、その混合空気を
陰イオン製造機に通すことにより上述の効果を奏するこ
とが容易になる。
ン製造装置のフローシート図。
を示す断面図。
す縦断面図。
す縦断面図。
す縦断面図。
す縦断面図。
図。
図。
図。
Claims (8)
- 【請求項1】 風道内の一壁面からその対向壁面に1以
上の水噴流を衝突させて微細水滴を発生させ、同時に前
記風道内に風速0.5 〜50m/secで空気を通して微細水滴
混合空気とし、そのあと微細水滴混合空気を分離器に通
して少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離し
て超微細水滴混合空気となし、該超微細水滴混合空気1
m3 中に陰イオンを1.25×109 以上発生させるようにし
たことを特徴とする陰イオン製造方法。 - 【請求項2】 風道の径方向において所定角度ごとにか
つ前記風道の長手方向上流から下流にかけて所定間隔で
配置させた複数の水噴流を前記風道内の一壁面からその
対向壁面に衝突させて微細水滴を発生させ、同時に前記
風道内に風速0.5 〜50m/sec で空気を通して微細水滴混
合空気とし、そのあと微細水滴混合空気を分離器に通し
て少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離して
超微細水滴混合空気となし、該超微細水滴混合空気1m
3中に陰イオンを1.25×109 以上発生させるようにした
ことを特徴とる陰イオン製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2で発生させた陰イオン含
有の超微細水滴混合空気を部屋内に送り込み、該部屋内
の被清浄化空気と混合させ、該混合空気を前記風道内に
風速0.5 〜50m/sec で通して循環させてなる空気清浄方
法。 - 【請求項4】 風道内の一壁面にこれの対向壁面に水を
噴射する1以上のノズルを設けて水から微細水滴を発生
させる微細水滴製造機と、該微細水滴製造機により微細
水滴を発生させると同時に前記風道内に風速0.5 〜50m/
sec で空気を導入して微細水滴混合空気とする送風機
と、前記微細水滴混合空気中の少なくとも粒径1μmよ
り大きな微細水滴を分離して超微細水滴混合空気とする
分離器とからなり、前記超微細水滴混合空気1m3 中に
陰イオンを1.25×109 個以上発生させる陰イオン製造装
置。 - 【請求項5】 前記微細水滴製造機は、風道と、該風道
内の対向壁面に水を噴射すると共に前記風道の径方向に
おいて所定角度ごとにかつ前記風道の長手方向上流から
下流にかけて所定間隔で配置させて前記風道内の一壁面
に設けた複数のノズルとからなる請求項4記載の陰イオ
ン製造装置。 - 【請求項6】 垂直方向に設けた前記風道の対向壁面に
排水受板を設けてなる請求項4又5記載の陰イオン製造
装置。 - 【請求項7】 垂直方向に設けた前記風道の対向壁面に
水の衝突後の飛散方向を制御する制御板を設けてなる請
求項4、5又は6記載の陰イオン製造装置。 - 【請求項8】 前記1以上のノズル近傍における風道の
一壁面に設けた空気導入口を有する請求項4、5、6又
は7記載の陰イオン製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19448291A JP3334895B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 陰イオン製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19448291A JP3334895B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 陰イオン製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0531198A true JPH0531198A (ja) | 1993-02-09 |
JP3334895B2 JP3334895B2 (ja) | 2002-10-15 |
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ID=16325275
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19448291A Expired - Lifetime JP3334895B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 陰イオン製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334895B2 (ja) |
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- 1991-08-02 JP JP19448291A patent/JP3334895B2/ja not_active Expired - Lifetime
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