JPH0558755B2 - - Google Patents

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JPH0558755B2
JPH0558755B2 JP26357190A JP26357190A JPH0558755B2 JP H0558755 B2 JPH0558755 B2 JP H0558755B2 JP 26357190 A JP26357190 A JP 26357190A JP 26357190 A JP26357190 A JP 26357190A JP H0558755 B2 JPH0558755 B2 JP H0558755B2
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water
air
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water droplet
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Makyuki Myasaka
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IZUMI KENKYUSHO
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IZUMI KENKYUSHO
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気1m3中に陰イオンを1.25×109
個以上発生させる陰イオン製造方法及びその装
置。 〔従来の技術〕 通常、空気中には1μmから分子程度の大きさま
での電気を帯びた微粒子が浮遊している。その中
で分子が10個から100個程度集まつた大きさの粒
子を小イオンと呼び、特に陰極に帯電しているも
のを陰イオンと呼んで、この陰イオンは精神を安
定させ、呼吸器の機能を高める効果を持つている
といわれている。 このように、空気中に陰イオンが浮遊するの
は、空気中で水滴が分裂するとき、水滴は陽極に
帯電し、周囲の空気は陰極に帯電する空気のイオ
ン化現象によつて起こる。この空気のイオン化現
象は一般にレナード効果として知られ、自然界で
は滝、河川の上流などの急流地域、現に強い雨が
降つている地域などある特定の地域に発生する。 従つて、修験道や講にはよく滝にうたれる行が
あるが、滝の水が落下し、水しぶきが立ち上がる
周辺には多くの陰イオンが生成しているから、理
にかなつたものといえる(神山恵三著「健康の設
計」大月書店発行参照)。 また、上記の空気のイオン化現象は、気象条件
によつて変化し、不連続線、寒冷前線、低気圧の
通過の際などでは逆に陽イオンが多く発生する。
これに影響されて人体内の陰イオンが減少し、陽
イオンの増加現象となり、神経痛、ぜんそく、脳
卒中の発生率が高くなると報告されている。これ
は、人体が無数の細胞から生成されており、その
一つ一つの細胞は細胞膜で包まれていて、細胞は
その膜を通して栄養を吸収したり、老廃物を排出
したりして生きており、この細胞は外側が陽イオ
ン、内側が陰イオンの電荷を帯び、陰イオンが少
なくなり、陽イオンが多くなると、栄養分の吸収
や老廃物の排出が困難になる現象がおき、その現
象が新陳代謝を悪くし、生理機能の衰えとなつて
病気へと発展していくからである。このように細
胞の状態が悪いとき、細胞に陰イオンを与えれば
良いが、以前は、普通の空気中の陰イオンに頼る
以外方法がなかつたが、長い研究の結果電子工学
の発達と共に、空気イオンの状況に関係なく、自
由に陰イオンを補強することができる装置として
陰イオン(陰電位)治療器(A.L.チジエフスキ
ー教授著「国民経済における空気イオン化」)が
開発された(立野信夫著「解明マイナスイオンの
偉力」竹井出版参照)。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記の陰イオン治療器によれば、陰イオンが多
量に発生し、細胞に陰イオンを容易に補給するこ
とができ、生体内に陰イオン効果をあげ、体液
性、細胞性、神経性に全身的な影響を与え、これ
によつて諸種の病気を治療し、健康を増進させる
ことができる。しかしながら、この陰イオン発生
の代償としてオゾン(O3)が多く発生する。こ
のオゾンは空気中に微量含まれていても人体に対
して害があるといわれる。 そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされた
もので、オゾンを発生させることなく、人体に有
用な陰イオンを空気中に多量に発生させることが
容易な陰イオン製造方法及びその装置を提供する
ことを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、本発明の陰イオン製
造方法は、微細水滴製造機にて水から微細水滴を
発生させると同時に、この微細水滴に風速0.5〜
50m/secで空気を吹き込み微細水滴混合空気と
し、そのあと、この微細水滴混合空気を分離器に
通して少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を
分離して超微細水滴混合空気となし、該超微細水
滴混合空気1m3中に陰イオンを1.25×109以上発
生させるようにしたことを特徴とする陰イオン製
造方法である。 本発明の陰イオン製造装置は、水から微細水滴
を発生させる微細水滴製造機と、該微細水滴製造
機により微細水滴を発生させると同時に機内に風
速0.5〜50m/secで空気を導入して微細水滴混合
空気とする送風機と、前記微細水滴混合空気中の
少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離し
て超微細水滴混合空気とする分離器とからなり、
前記超微細水滴混合空気1m3に中に陰イオンを
1.25×109個以上発生させるものである。 この微細水滴製造機は、空気出入口を有したタ
ンクと該タンク内に水平方向に回転自在に設けた
1枚以上の円板と該円板の上方に位置して前記タ
ンクに取りつけた水供給管と前記円板を回転させ
る駆動部とからなる微細水滴発生機と、該微細水
滴発生機の水供給管にゲージ圧−0.20〜3.5Kg/
cm2で水を供給する水供給機とからなるものが良
く、 また、この微細水滴製造機は、空気出入口及び
水供給管をそれぞれ有するタンクと、該タンク内
に収納されタンク内の水を微細水滴化する超音波
加湿器とからなつても良い。 また、この微細水滴製造機は、羽根車が高速回
転し空気を搬送すると共に水供給管が設けられた
微細水滴発生機と、該微細水滴発生機の前記羽根
車に前記水供給管を介してゲージ圧−0.20〜3.5
Kg/cm2の圧力で水を供給する水供給機からなつて
も良い。 そして、この微細水滴製造機は、水噴射装置本
体内の中心部に設置した噴射管の周囲に多数設け
た直径0.2〜8mmのノズルから10〜150cmはなれた
水噴射装置本体内部の側部に衝突させてきわめて
多数の微細水滴を発生させる水噴射装置と、前記
ノズルからゲージ圧0.5〜3.5Kg/cm2の圧力で水を
供給する水供給機とからなつても良い。 〔作用〕 上記構成になる陰イオン製造方法によつて陰イ
オンが多量に発生する原理は明確ではないが、次
のように推定することができる。すなわち、微細
水滴製造機により水から微細水滴を発生させると
同時に、この微細水滴に風速0.5〜50m/secで、
空気を吹き込んで微細水滴混合空気とし、その際
生ずるレナード効果により微細水滴の一部は陽イ
オンとなり、この微細水滴の周囲の空気の一部は
陰イオンとなるが電気的にはバランスが取れた状
態になつている。この両極の空気イオンを含んだ
微細水滴混合空気は分離器に送られ、粒径が1μm
より大きい陽イオンに帯電している微細水滴は分
離器により水滴として分離させるから、空気イオ
ンはバランスを失い陰イオンを多く含んだ超微細
水滴混合空気が得られるのである。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。 第1図は本発明の陰イオン製造方法を具体化し
た陰イオン製造装置のフローシート図である。同
図において、1は陰イオン製造装置を示し、該陰
イオン製造装置1は、水から微細水滴を発生させ
る微細水滴製造機2と、該微細水滴製造機2によ
り微細水滴を発生させると同時に機内に風速0.5
〜50m/secで空気を導入して微細水滴混合空気
とする送風機3と、前記微細水滴混合空気中の少
なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離して
超微細水滴混合空気とする分離器4とからなる。 前記微細水滴製造機2は、タンク5と、このタ
ンク5内に収納されかつシヤフト6にそれぞれ取
り付けた円板7,8と、これらの円板7,8にそ
れぞれ水を供給する水供給管9,10と、前記シ
ヤフト6に接続して前記円板7,8を回転するモ
ータ(駆動部)11とからなる微細水滴発生機1
2を有しており、これに水を供給する水供給機1
3にて構成している。 前記微細水滴発生機12のタンク5は、略気密
状態に保つことができるようになつており、この
タンク5の上面には空気出口14、空気入口15
が取り付けられ、それぞれパイプ、ダクト等によ
り他の機器に接続できるようになつている。 また、タンク5の側面下部には、タンク5内に
溜つた水を使用できるように引き抜き管16及び
戻り管22が設けられ、更にボールタツプ17を
介して新鮮な水を供給するようになつている。 更にタンク2の側面には前述の水供給管9,1
0が貫設されており、また上面には前記モータ1
1が設置され、前記円板7,8のシヤフト6に接
続されている。 前記円板7,8は液体等の衝撃、摩擦に充分絶
え得るように堅固に製作され、この実施例では円
板は2枚であるが、1枚であつても良く、3枚以
上あつても良い。超微細水滴を発生させる上で大
切なのは、円板7,8はシヤフト6に水平に取り
付けられかつ円板7,8の表面が滑らかになつて
いることであり、各円板7,8に対して、その上
方に前記水供給管9,10が設置されていること
である。 前記モータ11は回転数を可変できることが望
ましく、一般には500〜6000rpmの範囲のものが
選択されるのが良い。 また、前記水供給管9,10には、流量調節弁
18を介して水供給機13のデリバリ側が接続さ
れている。また、タンク5の引抜き管16には水
供給機13のサクシヨン側が接続されている。こ
の水供給機13は、所定の水量と圧力とが満足さ
れれば特に限定されず、通常片吸込渦巻ポンプが
使用される。なお、前記微細水滴発生機12に供
給される供給水量は、陰イオン治療ルーム等の容
積にもよるが、充分余裕のある容量の水供給機1
3によて供給され、流量調節弁18により最終的
に調節される。また、微細水滴発生機12のタン
ク5内の水は循環使用により次第に汚染されるか
ら、前記ポールタツプ弁17により回分的にある
いは連続的に水を変える必要がある。 ここで使用されている送風機3は、風速0.5〜
50mm/secを確保するのに充分な圧力と風量を有
するものであれば、特に限定されない。 また、分離器4は、微細水滴混合空気から所定
粒径以上の陽イオンとなつている微細水滴を除去
して、陰イオンを多量に含有している超微細水滴
混合空気とするもので、この機能を満たすもので
あればどのようなものでも良い。本実施例では、
サイクロンが使用されており、微細水滴の粒径に
より適切な径と長さを有するサイクロンが選定さ
れる。本実施例の分離器(サイクロン)4では微
細水滴の粒径が1.0μm以上のものを除去するもの
が選定される。 以上の微細水滴製造機2、送風機3及び分離器
4は、次のように接続される。すなわち、微細水
滴製造機2の空気出口14は、ダクト19及び送
風機3を介して分離器4の供給口20に接続して
いる。分離器4のドレーン口21は、戻り管22
に接続され、排出水は排出管22によりタンク5
に戻される。分離器4の上部に設けられた排出口
23は、ダクト24、陰イオン治療ルーム25、
ダクト26を介して前記微細水滴発生機12のタ
ンク5の空気入口15に接続している。 次に、本発明の陰イオン製造方法につき陰イオ
ン製造装置1にて説明する。 まず、微細水滴発生機12のタンク5内に水が
所定レベルまで入つているかどうか、その他所定
の条件を満たしていることを確認後、送風機3を
回転させる。次にモータ11をオンして円板7,
8を回転させ、更に流量調節弁18を締め切り、
水供給機13を回転させ、流量調節弁18を徐々
に開いて水の供給を所定流量とする。流量調節さ
れた水は、水供給管9,10から回転している円
板7,8の表面上に供給され、それら表面に直ち
に薄く広がり、同時に遠心力により円板7,8の
周縁から外方に飛ばされ、微細水滴になり、同時
に送風機3により導入された空気中に拡散され、
レナード効果により陽イオン化した微細水滴と、
その回りの空気が陰イオン化し、これら陽イオン
と陰イオンとが混在した微細水滴混合空気が発生
する。この微細水滴混合空気は、ダクト19,、
送風機3を介して供給口20から接線方向に分離
器4に入る。分離器4に入つた微細水滴混合空気
は旋回流となり、粒径の大きい、すなわち、
1.0μm以上の微細水滴は分離器4内周壁面にあた
り、そのまま内周壁面を伝わり下方に行き、ドレ
ーン口21から排水管22を介して外部に排出さ
れる。従つて、陽イオン化した比較的粒径の大き
い1μm以上の微細水滴は分離器4により除去され
るから、微細水滴混合空気は電気的なバランスを
失わない、陰イオン化した空気粒子が優勢とな
り、1m3中に陰イオンを1.25×109個以上含んだ
超微細水滴混合空気が得られる。この1.0μm未満
の超微細水滴を含有している混合空気は、排出口
23からダクト24を介して陰イオン治療ルーム
25に入る。そして、陰イオン治療ルーム25に
て所定の役割を終つた上記超微細水滴混合空気
は、再びダクト26を介して空気入口15から微
細水滴発生機12内に供給され、循環運転が行な
われる。 このようにして得られた陰イオンを多量に含ん
だ超微細水滴混合空気は、立野信夫著「解明マイ
ナスイオンの偉力」にて明らかなように、表−1
のような作用効果を奏する。
【表】 加えて、この超微細水滴混合空気は、粒径を小
さくして実質的に1.0μm未満の超微細水滴にして
空気に含有させて送気されると、その過程で空気
中の微細な塵埃はもちろんのこと、これらを付着
して清浄化、除菌することができる。更に、この
ような超微細水滴を浮遊せしめた空気雰囲気下で
は、空気を清浄化できるのみでなく、超微細水滴
の場合は水滴が存在するにもかかわらず、物体が
濡れるという現象が生じないという顕著な効果が
ある。 第2図は、本発明装置の他の実施例を示す陰イ
オン製造装置1aのフローシート図で、この陰イ
オン製造装置1aと第1図の実施例との相違点
は、微細水滴製造機が異なる点にある。すなわ
ち、この微細水滴製造機2aは、空気出口14及
び空気入口15並びに水を供給するボールタツプ
17をそれぞれ有するタンク30と、該タンク3
0内に収納されたタンク30内の水を微細水滴化
する超音波加湿器31とからなり、比較的小型の
陰イオン製造装置に対処するものである。 前記超音波式加湿器31は、タンク2内の水を
取り込んで超音波により振動させ摩擦により発熱
させて、比較的低温状態で微細水滴を発生させる
原理のものである。この超音波式加湿器31は、
現在一般的に販売されており、100v電源にて対
応できるものが利用される。なお、本発明書で
は、超音波式加湿器を採用したが、必ずしもこれ
に限る必要はなく、いわゆるジユール熱を利用し
た加湿器であつても良い。この場合得られた微細
水滴の温度が比較的高いから、例えば冬場等は空
気と接触して温度が低下するが、夏場にあつては
温度調節が必要になる可能性が高い。いずれにし
ても、機械的に微細水滴を発生させる手段に比し
て、これら熱的な手段により微細水滴を発生させ
る手段は装置として小型化を図りやすい。 本実施例の他の構成・作用は第1図の実施例と
同様なので図面に符号を付してその詳細な説明を
省略する。 第3図は、本発明装置の他の実施例を示す陰イ
オン製造装置1bのフローシート図で、この陰イ
オン製造装置1bと第1図の実施例との相違点
は、微細水滴製造機が異なる点にある。すなわ
ち、この微細水滴製造機2bは、羽根車40が高
速回転し空気を搬送すると共に水供給管9が設け
られた微細水滴発生機41と、該微細水滴発生機
41の前記羽根車40に前記水供給管9を介して
ゲージ圧−0.20〜3.5Kg/cm2の圧力で水を供給す
る水供給機42とからなる。この微細水滴発生機
41はタービンフアンであるから、羽根車40の
回転と共に空気を搬送するため、第1図の実施例
の送風機3を必要としない。 この微細水滴発生機41の羽根車40は、高速
回転、例えば5000〜30000rpm程が好ましく、羽
根車40の直径が小さい場合は、回転数が高いほ
うが良く、直径が大きい場合には回転数が低くて
も良い。すなわち、羽根車40の周速度が所定速
度以上であれば良く、例えば20m/sec以上であ
ればよい。この微細水滴発生機41の羽根車40
の形状は特に限定されないが、材質については水
に腐蝕しないものが良い。 また、水供給管9は空気入口15の近傍に設け
られる。これは、空気入口15近傍のほうが水を
供給し易いからであり、この場合は必ずしも水供
給管機42がなくても良い。すなわち、タービン
フアンである微細水滴発生機41に吸込圧がある
場合はタンク5に直接配管しておけば良く、例え
ば、−0.2Kg/cm2〜0Kg/cm2でも良い。 本実施例の他の構成・作用は第1図の実施例と
同様なので、図面に符号を付してその詳細な説明
を省略する。 第4図は、本発明装置の他の実施例を示す陰イ
オン製造装置1cのフローシート図で、この陰イ
オン製造装置1cと第1図の実施例との相違点
は、微細水滴製造機が異なる点にある。すなわ
ち、この微細水滴製造機2cは、水噴射装置本体
50内の中心部に設置した噴射管51の周囲に多
数設けた直径0.2〜8mmのノズル52から10〜150
cm離れた水噴射装置本体5の内部の側部50aに
衝突させてきわめて多数の微細水滴を発生させる
水噴射装置53と、前記ノズル52からゲージ圧
0.5〜3.5Kg/cm2の圧力で水を供給する供給機54
とからなる。他の構成作用については第1図の実
施例と同様なので、図面に符号を付してその詳細
な説明を省略する。なお、この水噴射装置本体5
0は円筒体をなし、サイクロンの役目があるた
め、分離器4は省略される。 次に、本発明の陰イオン製造方法により製造し
た陰イオンの測定結果を示す。 実施例 1 第1図に示す陰イオン製造装置1における分離
器4の排出口23から0.6m離れた位置に、空気
イオンカウンター、形式83−1001A(株式会社ダ
ン科学製)のセンサーをセツトして、陰イオン製
造装置1を運転し、超微細水滴混合空気を製造
し、この超微細水滴混合空気中の陽イオン及び陰
イオンを20分間連続測定する。 実施例 2 第2図に示す陰イオン製造装置1aにおける分
離器4の排出口23から0.6m離れた位置に、実
施例1の場合と同様に空気イオンカウンターのセ
ンサーをセツトし、超微細水滴混合空気中の陽及
び陰イオンを測定する。 実施例 3 第3図に示す陰イオン製造装置1bにおける分
離器4の排出口23から0.6m離れた位置に、実
施例1の場合と同様に空気イオンカウンターのセ
ンサーをセツトし、超微細水滴混合空気中の陽及
び陰イオンを測定する。 実施例 4 第4図に示す陰イオン製造装置1cにおける分
離器4の排出口23から0.6m離れた位置に、実
施例1の場合と同様に空気イオンカウンターのセ
ンサーをセツトし、超微細水滴混合空気中の陽及
び陰イオンを測定する。 次に、実施例1〜4と比較するために以下の測
定を行なう。 比較例 1 市販のネブライザー、形式NE−V10B(立石電
機製)の陰イオンの吐出口から0.01m離れた位置
に、実施例1の場合と同様に空気イオンカウンタ
ーのセンサーをセツト、しネブライザーから排出
された空気中の陽及び陰イオンを測定する。 比較例 2 通常市販されているエアコンの吹出口から
0.6m離れた位置に、実施例1の場合と同様に空
気イオンカウンターのセンサーをセツトし、エア
コンの吹き出し口から吹き出した空気中の陽及び
陰イオンを測定する。 比較例 3 上記実施例及び比較例の実験室内に、実施例1
の場合と同様に空気イオンカウンターのセンサー
をセツトし、実験室内の空気中の陽及び陰イオン
を測定する。 比較例 4 上記実験室近傍の屋外に、実施例1の場合と同
様に空気イオンカウンターのセンサーをセツト
し、外気中の陽及び陰イオンを測定する。 以下、表−2に測定結果を示す。
【表】 表−2にて明らかなとおり、本発明方法によれ
ば、比較例1のネブライザーよりも10〜25倍ほど
多くの陰イオンが発生し、これに反して陽イオン
はネブライザーや室内及び外気の自然状態とそれ
ほど変わらない測定結果が出た。 次に実施例1〜4の排出口に近傍した位置、比
較例1の吐出口、比較例2の吹出口にそれぞれ近
傍した位置、比較例3の室内及び屋外にオゾン測
定器、形式EG−2001F(荏原製作所製)のセンサ
ーをそれぞれセツトし、オゾンを測定する。 以下、表−3に測定結果を示す。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の陰イオン製造方
法によれば、微細水滴製造機により水微細水滴を
発生させると同時に、この微細水滴に風速0.5〜
50m/secで空気を吹き込んで微細水滴混合空気
とし、その再生ずるレナード効果により微細水滴
の一部は陽イオンとなり、この微細水滴の周囲の
空気の一部は陰イオンとなるが電気的にはバラン
スが取れた状態になつている。この両極の空気イ
オンを含んだ微細水滴混合空気は分離器に送ら
れ、粒径1μmより大きい陽イオンに帯電している
微細水滴は分離器により水滴として分離されるか
ら、空気イオンはバランスを失い陰イオンを1.25
×109以上多く含んだ超微細水滴混合空気が得ら
れる。従つて、人体に有害なオゾン(O3)が発
生することなく、人体に有用な陰イオンを多量に
発生させることが可能になつた。この陰イオンを
人体の細胞内に補給すれば、体液性、細胞性、神
経性に全身的に影響を与え、これによつて諸種の
病気を治療し、健康を増進させることができる。 また、この陰イオン製造方法を具体化した、本
発明の製造装置によれば、陰イオンを大量に含む
超微細水滴混合空気が容易に得られ、この陰イオ
ンを人体に取り入れると、上述の効果を奏するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明の陰イオン製造方法を具体化した陰イオン
製造装置のフローシート図、第2図乃至第4図は
他の実施例の陰イオン製造装置のフローシート図
である。 1,1a,1b,1c……陰イオン製造装置、
2,2a,2b,2c……微細水滴製造機、3…
…送風機、4……分離器(サイクロン)、5,3
0……タンク、7,8……円板、11……駆動
部、12,41……微細水滴発生機、13,4
2,54……水供給機、14……空気出口、15
……空気入口、31……超音波加湿器(微細水滴
発生器)、40……羽根車、50……水噴射装置
本体、50a……側部、52……ノズル、53…
…水噴射装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微細水滴製造機にて水から微細水滴を発生さ
    せると同時に、この微細水滴に風速0.5〜50m/
    secで空気を吹き込み微細水滴混合空気とし、そ
    のあと、この微細水滴混合空気を分離器に通して
    少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離し
    て超微細水滴混合空気となし、該超微細水滴混合
    空気1m3中に陰イオンを1.25×109以上発生させ
    るようにしたことを特徴とする陰イオン製造方
    法。 2 水から微細水滴を発生させる微細水滴製造機
    と、該微細水滴製造機により微細水滴を発生させ
    ると同時に機内に風速0.5〜50m/secで空気を導
    入して微細水滴混合空気とする送風機と、前記微
    細水滴混合空気中の少なくとも粒径1μmより大き
    な微細水滴を分離して超微細水滴混合空気とする
    分離器とからなり、前記超微細水滴混合空気1m3
    中に陰イオンを1.25×109個以上発生させる陰イ
    オン製造装置。 3 前記微細水滴製造機は、空気出入口を有した
    タンクと該タンク内に水平方向に回転自在に設け
    た1枚以上の円板と該円板の上方に位置して前記
    タンクに取りつけた水供給管と前記円板を回転さ
    せる駆動部とからなる微細水滴発生機と、該微細
    水滴発生機の水供給管にゲージ圧−0.20〜3.5
    Kg/cm2で水を供給する水供給機とからなる請求項
    2記載の陰イオン製造装置。 4 前記微細水滴製造機は、空気出入口及び水供
    給管をそれぞれ有するタンクと、該タンク内に収
    納されタンク内の水を微細水滴化する超音波加湿
    器とからなる請求項2記載の陰イオン製造装置。 5 前記微細水滴製造機は、羽根車が高速回転し
    空気を搬送すると共に水供給管が設けられた微細
    水滴発生機と、該微細水滴発生機の前記羽根車に
    前記水供給管を介してゲージ圧−0.20〜3.5Kg/
    cm2の圧力で水を供給する水供給機とからなる請求
    項2記載の陰イオン製造装置。 6 前記微細水滴製造機は、水噴射装置本体内の
    中心部に設置した噴射管の周囲に多数設けた直径
    0.2〜8mmのノズルから10〜150cmはなれた水噴射
    装置本体内部の側部に衝突させてきわめて多数の
    微細水滴を発生させる水噴射装置と、前記ノズル
    からゲージ圧0.5〜3.5Kg/cm2の圧力で水を供給す
    る水供給機とからなる請求項2記載の陰イオン製
    造装置。
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