JP2003062074A - 吸入装置 - Google Patents

吸入装置

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JP2003062074A
JP2003062074A JP2001259161A JP2001259161A JP2003062074A JP 2003062074 A JP2003062074 A JP 2003062074A JP 2001259161 A JP2001259161 A JP 2001259161A JP 2001259161 A JP2001259161 A JP 2001259161A JP 2003062074 A JP2003062074 A JP 2003062074A
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智彦 羽柴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定した均一な粒子径で薬液等を噴霧するこ
とができる吸入装置を提供することである。 【解決手段】 薬液を気体により破砕微粒化して薬液の
微粒子を発生させる微粒子発生ノズル12と、前記微粒
子発生ノズルにより発生させた微粒子を分別する分別容
器10と、前記分別容器において微粒子から分別された
超微粒子を吸入時のみ吐出させる吐出部28と、前記吐
出部から吐出させる超微粒子の粒子径を設定する粒子径
設定手段と、前記吐出部から吐出する超微粒子の粒子径
を検出する粒子径検出手段と、前記粒子径検出手段によ
り検出された超微粒子の粒子径が前記粒子径設定手段に
より設定された超微粒子の粒子径となるように、前記微
粒子発生ノズルに供給される気体の圧力を制御する気体
圧制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人、動物等に医
薬、農薬等の噴霧対象物質の超微粒子を吸入させるため
の吸入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、呼吸器系疾患に対する投薬には、
薬液を霧状にして噴霧するネブライザが用いられてい
る。このネブライザは、圧縮空気又は超音波振動を用い
て薬液を霧状にして患者に吸入させるものである。
【0003】また、環境汚染物質の吸入毒性試験、医薬
品の開発の際に行われる動物実験等を行う場合にも、環
境汚染物質、薬液等を霧状にして噴霧して動物に吸入さ
せることにより試験を行っている。
【0004】ところで、噴霧された薬液の粒子径によっ
て適用部位が異なることが知られている。図8は、噴霧
された薬液の粒子径と人体に対する適用部位の関係を説
明するための図である。この図に示すように、薬液の粒
子径が4.7〜7μmの場合には咽喉、粒子径が3.3
〜4.7μmの場合には気管、粒子径が1.1〜3.3
μmの場合には気管支等、噴霧された薬液の粒子径によ
り寄与する部位が異なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネブライザにおいては、適用部位が鼻である場合と、適
用部位がのどである場合等、大まかに噴霧される薬液の
粒子径を変更することはできたが、噴霧される薬液の粒
子径を精密にコントロールすることはできなかった。ま
た、噴霧される薬液の粒子径は、均一ではなく一定の粒
子径の分布を有しているため、適用部位以外にも薬液が
付着してしまい、所望の薬効を得るためには多くの薬液
の投与が必要となっていた。
【0006】また、環境汚染物質の吸入毒性試験、医薬
品の開発の際に行われる動物実験等においても、噴霧し
た環境汚染物質、薬液等の粒子径が均一でないため、試
験結果に含まれる誤差が大きくなり、正確な試験結果を
得ることが困難になっていた。
【0007】この発明の課題は、設定した均一な粒子径
で薬液等を噴霧することができる吸入装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の吸入装置
は、液体よりなる噴霧対象物質を気体により破砕微粒化
して噴霧対象物質の微粒子を発生させる微粒子発生ノズ
ルと、前記微粒子発生ノズルにより発生させた微粒子を
分別する分別容器と、前記分別容器において微粒子から
分別された超微粒子を吸入時のみ吐出させる吐出部と、
前記吐出部から吐出させる超微粒子の粒子径を設定する
粒子径設定手段と、前記吐出部から吐出する超微粒子の
粒子径を検出する粒子径検出手段と、前記粒子径検出手
段により検出された超微粒子の粒子径が前記粒子径設定
手段により設定された超微粒子の粒子径となるように、
前記微粒子発生ノズルに供給される気体の圧力を制御す
る第1の気体圧制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】この請求項1記載の吸入装置によれば、噴
霧対象物質を適用部位に応じて粒子径設定手段により設
定された均一な粒子径の超微粒子として噴霧し、また、
吐出部より吸入時のみ噴霧対象物質の超微粒子を吐出す
ることができる。従って、所望の適用部位に応じた粒子
径で噴霧対象物質を噴霧することができ、また必要以上
の噴霧対象物質を噴霧することを防止することができ
る。
【0010】また、請求項2記載の吸入装置は、液体よ
りなる噴霧対象物質を気体により破砕微粒化して噴霧対
象物質の微粒子を発生させる微粒子発生ノズルと、前記
微粒子発生ノズルにより発生させた微粒子を分別する分
別容器と、前記分別容器において微粒子から分別された
超微粒子を吐出させる吐出部と、前記吐出部において、
吸入されない超微粒子を回収処理する回収処理部と、前
記吐出部から吐出させる超微粒子の粒子径を設定する粒
子径設定手段と、前記吐出部から吐出する超微粒子の粒
子径を検出する粒子径検出手段と、前記粒子径検出手段
により検出された超微粒子の粒子径が前記粒子径設定手
段により設定された超微粒子の粒子径となるように、前
記微粒子発生ノズルに供給される気体の圧力を制御する
第1の気体圧制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】この請求項2記載の吸入装置によれば、噴
霧対象物質を適用部位に応じて粒子径設定手段により設
定された均一な粒子径の超微粒子として噴霧し、また、
回収処理部において吸入されなかった噴霧対象物質の超
微粒子を回収して処理する。従って、噴霧対象物質が毒
性を有する場合等においても環境に悪影響を及ぼすこと
を防止することができる。
【0012】また、請求項3記載の吸入装置は、前記吐
出部から吐出させる超微粒子の粒子量を設定する粒子量
設定手段と、前記吐出部から吐出する超微粒子の粒子量
を検出する粒子量検出手段と、前記粒子量検出手段によ
り検出された超微粒子の粒子量が前記粒子量設定手段に
より設定された粒子量となるように、前記微粒子発生ノ
ズルに供給される噴霧対象物質の量を制御する噴霧対象
物質量制御手段とを更に備えることを特徴とする。
【0013】この請求項3記載の吸入装置によれば、噴
霧対象物質量制御手段により吐出部から吐出させる超微
粒子の粒子量が設定された量となるように制御するた
め、人が吸入を行う場合には、その人の体格、症状に応
じ、また動物実験等の場合には、その動物の大きさ等に
応じて、噴霧対象物質の粒子量を的確に制御することが
できる。
【0014】また、請求項4記載の吸入装置は、前記分
別容器内の微粒子を上昇させるための二次気体を前記分
別容器内に供給する二次気体供給手段と、前記粒子径検
出手段により検出された超微粒子の粒子径が前記粒子径
設定手段により設定された超微粒子の粒子径となるよう
に、前記二次気体供給手段により供給される二次気体の
圧力を制御する第2の気体圧制御手段とを更に備えるこ
とを特徴とする。
【0015】また、請求項5記載の吸入装置は、前記分
別容器が、前記微粒子発生ノズルにより発生させた微粒
子を、この分別容器の下部まで導く整流部材と、前記整
流部材により分別容器の下部まで導かれた微粒子の浮上
を抑制し、微粒子の選別を行う微粒子選別プレートとを
備えることを特徴とする。
【0016】また、請求項6記載の吸入装置は、前記分
別容器内に、微粒子が通過する複数の微粒子通過孔が設
けられた前記微粒子選別プレートが複数枚配置され、下
側に位置する前記微粒子選別プレートに設けられた前記
微粒子通過孔の大きさは、上側に位置する前記微粒子選
別プレートに設けられた前記微粒子通過孔の大きさに比
較して大きいことを特徴とする。
【0017】また、請求項7記載の吸入装置は、前記吐
出部から吐出される超微粒子に対して電荷を供給する電
荷供給手段と、前記電荷供給手段により超微粒子に供給
される電荷の量を制御する電荷量制御手段とを更に備え
ることを特徴とする。
【0018】この請求項7記載の吸入装置によれば、吐
出部から吐出される超微粒子に電荷を供給することがで
き、また、電荷量を制御することができるため、電荷量
を制御することにより超微粒子を適用部位に確実に付着
させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態にかかる吸入装置について説明する。図1
は、この発明の実施の形態にかかる吸入装置の概略構成
図、図2は、吸入装置のシステム構成図である。
【0020】この吸入装置2は、下端部が閉じ上端部に
蓋部10aを有する円筒形状の微粒子分別容器10を備
えている。この微粒子分別容器10の蓋部10aには、
薬液(噴霧対象物質)を空気等の気体により破砕微細化
する二流体ノズル(微粒子発生ノズル)12が設けられ
ている。ここで二流体ノズル12は、ノズルの先端部に
設けられた薬液噴出口から噴出された薬液の外周部に対
して気体噴出口から気体を噴出させ、薬液を気体により
破砕微細化することにより薬液の微粒子を噴出させるも
のである。
【0021】微粒子分別容器10内には、二流体ノズル
12により発生された薬液の微粒子を微粒子分別容器1
0の下部まで整流して導く整流コーン(整流部材)14が
設けられている。ここで整流コーン14の上部の開口部
には、二流体ノズル12の先端部が配置されている。ま
た、微粒子分別容器10内には、二次気体用コンプレッ
サ16から延びる二次気体供給管18が配置されてお
り、二次気体用コンプレッサ16からの空気等の二次気
体は、整流コーン14の下部の開口部付近に供給され
る。また、微粒子分別容器10内には、整流コーン14
により微粒子分別容器10の下部まで導かれた薬液の微
粒子の浮上を抑制し、微粒子の選別を行う3枚の微粒子
選別プレート20,22,24が設けられている。
【0022】図3に示すように、微粒子選別プレート2
0は、中央部に整流コーン14が貫通する開口部20a
が設けられた円板形状を有するプレート状部材であり、
多数の微粒子通過孔20bが設けられている。また、図
4に示すように、微粒子選別プレート22は、中央部に
整流コーン14が貫通する開口部22aが設けられた円
板形状を有するプレート状部材であり、多数の微粒子通
過孔22bが設けられている。なお、微粒子通過孔22
bは、微粒子選別プレート20の微粒子通過孔20bの
大きさよりも大きく形成されている。更に図5に示すよ
うに、微粒子選別プレート24は、中央部に整流コーン
14が貫通する開口部24aが設けられた円板形状を有
するプレート状部材であり、多数の微粒子通過孔24b
が設けられている。なお、微粒子通過孔24bは、微粒
子選別プレート22の微粒子通過孔22bの大きさより
も大きく形成されている。
【0023】微粒子分別容器10の底部には、薬液貯留
容器26に連通する薬液排出口10bが設けられてい
る。微粒子分別容器10の底部にたまった薬液は、薬液
排出口10bから排出され薬液貯留容器26内に貯留さ
れる。
【0024】また、微粒子分別容器10の蓋部10aに
は、微粒子分別容器10内において微粒子から分別され
た超微粒子を吐出する吐出部28が設けられている。こ
こで、吐出部28は、微粒子分別容器10の蓋部10a
に取付けられた噴霧口取付部28a、噴霧口取付部28
aに接続された噴霧誘導管28b及び噴霧誘導管28b
の先端部に設けられた吸入口28cにより構成されてい
る。ここで噴霧誘導管28bと吸入口28cとの間に
は、吸入時のみに開く弁28dが設けられている。ま
た、吸入口28cには、超微粒子回収管29aを介し
て、薬液の超微粒子を回収処理する回収処理装置29が
設けられている。
【0025】また、薬液貯留容器26と二流体ノズル1
2との間には、薬液を二流体ノズル12へ供給するため
の薬液供給管30が設けられている。この薬液供給管3
0には、二流体ノズル12への薬液供給量を調整するた
めの電磁弁32が設けられている。なお、二流体ノズル
12へは、薬液貯留容器26以外からも分岐供給管30
aを介して薬液を供給することができる。また、ノズル
供給用コンプレッサ34と二流体ノズル12との間に
は、ノズル用気体を二流体ノズル12へ供給するための
気体供給管36が設けられている。
【0026】また、二流体ノズル12には、吐出部28
の吸入口28cから吐出される薬液の超微粒子に電荷を
供給する電源装置40が接続されいる。この電源装置4
0により所望の直流電圧を二流体ノズル12cに給電
し、吸入口28cから吐出される超微粒子を帯電させ
る。このようにして超微粒子を帯電させることにより、
薬液の適応部位への付着効率を向上させることができ
る。
【0027】上述の二次気体用コンプレッサ16により
微粒子分別容器10内に供給される二次気体の圧力、ノ
ズル供給用コンプレッサ34により二流体ノズル12に
供給されるノズル用気体の圧力及び電磁弁32を介して
二流体ノズル12に供給される薬液の量は、制御装置4
2(図2参照)によって制御される。また、制御装置42
により、電源装置40によって二流体ノズル12に供給
される電荷量(帯電量)が制御される。即ち、制御装置
42は、二流体ノズル12に供給されるノズル用気体の
圧力を制御するための第1の気体圧制御手段、微粒子分
別容器10内に供給される二次気体の圧力を制御するた
めの第2の気体圧制御手段、二流体ノズル12に供給さ
れる薬液の量を制御する薬液量制御手段及び吐出部28
の吸入口28cに供給される電荷量を制御する電荷量制
御手段として機能する。
【0028】また、制御装置42には、吐出部28の吸
入口28cから吐出される超微粒子の粒子径の分布を検
出する粒子径検出部S1及び超微粒子の粒子量を検出す
る粒子量検出部S2が接続され、粒子径検出部S1及び
粒子量検出部S2から検出値が入力される。また、制御
装置42には、吐出部28の吸入口28cから吐出させ
る超微粒子の粒子径を設定する粒子径設定部44a、超
微粒子の粒子量を設定する粒子量設定部44b及び超微
粒子の帯電量(供給電荷量)を設定する帯電量設定部44
cが接続されている。
【0029】次に、この吸入装置2による超微粒子の発
生について説明する。なお、以下の説明においては、二
流体ノズル12に薬液を供給すると共に、ノズル用気体
及び二次気体として空気を供給し、薬液の超微粒子を発
生させて人に吸入させる場合を例として説明する。
【0030】まず、粒子径設定部44aにより吐出部2
8の吸入口28cから吐出させる薬液の超微粒子の粒子
径の設定を行い、粒子量設定部44bにより吐出部28
の吸入口28cから吐出させる薬液の超微粒子の粒子量
を設定する。即ち、投薬したい部位に応じて適切な粒子
径を設定し、投薬する人の体格、症状等に応じて粒子量
を設定する。
【0031】この超微粒子の粒子径の設定及び超微粒子
の粒子量の設定が終了した後、薬液の超微粒子を発生さ
せる。即ち、この吸入装置2においては、ノズル供給用
コンプレッサ34から気体供給管36を介して二流体ノ
ズル12に空気(ノズル用気体)が供給されると、この
空気が二流体ノズル12の先端部の気体噴出口から噴出
され、この噴出力により薬液貯留容器26内の薬液が吸
上げられ、薬液供給管30を介して二流体ノズル12に
供給される。
【0032】二流体ノズル12においては、薬液噴出口
から噴出される薬液が気体噴出口から噴出される空気に
より破砕微細化されて、薬液の微粒子が噴出される。こ
の二流体ノズル12から噴出された薬液の微粒子は、整
流コーン14内を通って微粒子分別容器10の下部まで
導かれる。一方、二次気体用コンプレッサ16からの空
気(二次気体)が二次気体供給管18を介して整流コー
ン14の下部の開口部付近に供給される。
【0033】微粒子分別容器10の下部まで導かれた薬
液の微粒子は、二流体ノズル12から噴出された空気
(ノズル用気体)及び二次気体による上昇流により、微
粒子選別プレート20,22,24により浮上を抑制さ
れつつ、微粒子選別プレート20,22,24に設けら
れた微粒子通過孔20b,22b,24bを通って、徐
々に微粒子分別容器10内を浮上する。即ち、まず微粒
子選別プレート24を通過した薬液の微粒子は、微粒子
選別プレート22により浮上が抑制され、微粒子選別プ
レート24と微粒子選別プレート22の間に所定の粒子
径を有する薬液の微粒子が滞留する。ここで粒子径の大
きい薬液の微粒子は、重力により微粒子分別容器10の
底部に落下する。
【0034】また、微粒子選別プレート22を通過した
薬液の微粒子は、微粒子選別プレート20により浮上が
抑制され、微粒子選別プレート22と微粒子選別プレー
ト20の間に所定の粒子径を有する薬液の微粒子が滞留
する。ここで粒子径の大きい薬液の微粒子は、重力によ
り微粒子分別容器10の底部に落下する。なお、微粒子
選別プレート22と微粒子選別プレート20の間に滞留
する薬液の微粒子の粒子径は、微粒子選別プレート24
と微粒子選別プレート22の間に滞留する薬液の微粒子
の粒子径よりも小さくなっている。
【0035】このようにして薬液の微粒子が微粒子分別
容器10内を浮上するにしたがい、粒子径の大きい薬液
の微粒子は、微粒子分別容器10の底部に落下し、均一
な粒子径の薬液の超微粒子のみが微粒子分別容器10の
吐出部28から吐出される。なお、微粒子分別容器10
の底部にたまった薬液は、薬液排出口10bから排出さ
れ薬液貯留容器26に貯留され再利用される。
【0036】吐出部28の吸入口28cから吐出された
薬液の超微粒子の粒子径の分布は、粒子径検出部S1に
より検出され、薬液の超微粒子の粒子量は、粒子量検出
部S2により検出される。粒子径検出部S1及び粒子量
検出部S2により検出された検出値は、制御装置42に
入力される。制御装置42においては、吐出部28の吸
入口28cから吐出される薬液の超微粒子の粒子径が粒
子径設定部44aにより設定された値になるように、ま
た薬液の超微粒子の粒子量が粒子量設定部44bにより
設定された値になるように、二次気体用コンプレッサ1
6、電磁弁32及びノズル供給用コンプレッサ34に対
して制御信号を出力し、二流体ノズル12に供給される
空気(ノズル用気体)の圧力及び二流体ノズル12に供
給される薬液の量を制御すると共に、微粒子分別容器1
0内に供給される二次気体の圧力を制御する。
【0037】即ち、制御装置42においては、粒子径検
出部S1により検出された薬液の超微粒子の粒子径が粒
子径設定部44aにより設定された大きさよりも大きい
場合には、ノズル供給用コンプレッサ34を制御して、
二流体ノズル12に供給される空気(ノズル用気体)の
圧力を高くする。また、二次気体用コンプレッサ16を
制御して微粒子分別容器10内に供給される空気(二次
気体)の圧力を高くする。これにより吸入口28cから
吐出される薬液の超微粒子の粒子径を小さくする。
【0038】一方、粒子径検出部S1により検出された
薬液の超微粒子の粒子径が粒子径設定部44aにより設
定された大きさよりも小さい場合には、ノズル供給用コ
ンプレッサ34を制御して、二流体ノズル12に供給さ
れる空気(ノズル用気体)の圧力を低くする。また、二
次気体用コンプレッサ16を制御して微粒子分別容器1
0内に供給される空気(二次気体)の圧力を低くする。
これにより吸入口28cから吐出される超微粒子の粒子
径を大きくする。
【0039】なお、二流体ノズル12に供給される空気
(ノズル用気体)の圧力、微粒子分別容器10内に供給
される空気(二次気体)の圧力の何れか一方を制御する
ことにより、吸入口28cから吐出される薬液の超微粒
子の粒子径を制御することができるが、二流体ノズル1
2に供給される空気(ノズル用気体)の圧力と微粒子分
別容器10内に供給される空気(二次気体)の圧力の両
方を制御することにより、より精度よく薬液の超微粒子
の粒子径を制御することができる。
【0040】また、粒子量検出部S2により検出された
薬液の微粒子量が粒子量設定部44bにより設定された
量よりも少ない場合には、電磁弁32に対して制御信号
を出力して、二流体ノズル12に供給される薬液の量を
増加させる。これにより吸入口28cから吐出される薬
液の超微粒子の粒子量が多くなる。一方、粒子量検出部
S2により検出された薬液の微粒子量が粒子量設定部4
4bにより設定された量よりも多い場合には、電磁弁3
2に対して制御信号を出力して、二流体ノズル12に供
給される薬液の量を減少させる。これにより吸入口28
cから吐出される薬液の超微粒子の粒子量が少なくな
る。
【0041】この吸入装置2においては、粒子径検出部
S1により検出された薬液の超微粒子の粒子径が粒子径
設定部44aにより設定され粒子径となり、粒子量検出
部S2により検出された薬液の粒子量が粒子量設定部4
4bにより設定された粒子量となるまで上述の制御が繰
り返され、その後吸入を開始する。
【0042】この吸入装置2においては、吸入時のみに
弁28が開いて吸入口28c側へ薬液の超微粒子が吐出
し吸入が可能となる。また、吸入口28c側に吐出さ
れ、吸入されなかった薬液の超微粒子は、回収処理装置
29において回収処理される。
【0043】この実施の形態にかかる超微粒子発生装置
2によれば、薬液を粒子径設定手段により設定された均
一な粒子径の超微粒子として噴霧し、また、吸入時のみ
薬液の超微粒子を吐出することができる。従って、所望
の適用部位に応じた粒子径で薬液の超微粒子を噴霧する
ことができることから、少ない薬液の量で大きな薬効を
得ることができる。また必要以上の薬液を噴霧すること
を防止することができるため、薬液の消費量を少なくす
ることができる。
【0044】また、薬液を粒子径設定手段により設定さ
れた均一な粒子径の超微粒子として噴霧し、また、回収
処理部において吸入されなかった薬液の超微粒子を回収
して処理する。従って、薬液が毒性を有する場合等にお
いても環境に悪影響を及ぼすことを防止することができ
る。
【0045】また、吸入口28cから吐出させる超微粒
子の粒子量が設定された量となるように制御するため、
人が吸入を行う場合には、その人の体格、症状に応じて
薬液の粒子量を的確に制御することができる。
【0046】なお、上述の実施の形態の吸入装置2にお
いては、帯電量設定部44cにより、吐出部28の吸入
口28cから吐出させる薬液の超微粒子を帯電させるこ
とができる。即ち、帯電量設定部44cにより帯電量を
設定すると、制御装置42は、設定した値に基づいて、
電源装置40に対して制御信号を出力し、電源装置40
により二流体ノズル12に供給される電荷量の制御を行
う。従って、帯電量を制御することにより超微粒子を適
用部位に確実に付着させることができる。
【0047】また、上述の実施の形態においては、吸入
装置において、薬液の超微粒子を発生させて、人に吸入
させる場合を例として説明したが、薬液、環境汚染物質
等を噴霧対象物質とし、この噴霧対象物質の超微粒子を
動物に吸入させることにより動物実験を行うこともでき
る。この場合には、設定された均一な超微粒子を実験に
用いることができるため、正確な実験結果を得ることが
できる。
【0048】また、上述の実施の形態においては、二流
体ノズル12に空気が供給されると、この空気が二流体
ノズル12の先端部の気体噴出口から噴出され、この噴
出力により薬液貯留容器26内の薬液が吸上げられて二
流体ノズル12に供給されるが、薬液の粘性が非常に高
い場合においては、ポンプ等を用いて二流体ノズル12
の薬液噴出口まで薬液を導くことにより、同様に薬液の
超微粒子を発生させることができる。
【0049】また、この吸入装置は、均一な粒子径を有
する噴霧対象物質の超微粒子を発生させることができる
ため、医薬品、農薬等の安全性試験、労働環境中の各種
化学物質の毒性試験、大気汚染物質、環境ホルモンの研
究等において行われる吸入試験等に用いた場合において
も、正確な試験結果を得ることができる。
【0050】次に、この吸入装置2において発生させた
薬液の超微粒子の粒子径及び粒子径毎の存在割合の測定
結果を示す。図6は、粒子径設定部44aにより超微粒
子の粒子径を4μmに設定、即ち適用部位が気管となる
ように粒子径を設定し、粒子量設定部44bにより患者
の体格等に応じた所定の粒子量を設定した状態で薬液の
超微粒子を発生させて、超微粒子の粒子径及び超微粒子
の粒子量(粒子径毎の存在割合)を測定した結果を示す
図である。この図に示すように、薬液の適用部位、患者
の体格等に応じて設定した粒子径、粒子量の薬液の超微
粒子を発生させることができることが確認できた。
【0051】また、図7は、粒子径設定部44aにより
超微粒子の粒子径を2μmに設定、即ち適用部位が気管
支となるように粒子径を設定し、粒子量設定部44bに
より患者の体格等に応じた所定の粒子量を設定した状態
で薬液の超微粒子を発生させて、超微粒子の粒子径及び
超微粒子の粒子量(粒子径毎の存在割合)を測定した結
果を示す図である。この図に示すように、薬液の適用部
位、患者の体格等に応じて設定した粒子径、粒子量の超
微粒子を発生させることができることが確認できた。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、噴霧対象物質を適用
部位に応じて粒子径設定手段により設定された均一な粒
子径の超微粒子として噴霧し、また、吐出部より吸入時
のみ噴霧対象物質の超微粒子を吐出することができる。
従って、所望の適用部位に応じた粒子径で噴霧対象物質
を噴霧することができ、また必要以上の噴霧対象物質を
噴霧することを防止することができる。
【0053】また、噴霧対象物質を適用部位に応じて粒
子径設定手段により設定された均一な粒子径の超微粒子
として噴霧し、また、回収処理部において、吸入されな
かった噴霧対象物質の超微粒子を回収して処理する。従
って、噴霧対象物質が毒性を有する場合等においても環
境に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
【0054】また、噴霧対象物質量制御手段により吐出
部から吐出させる超微粒子の粒子量が設定された量とな
るように制御するため、人が吸入を行う場合には、その
人の体格、症状に応じ、また動物実験等の場合には、そ
の動物の大きさ等に応じて、噴霧対象物質の粒子量を的
確に制御することができる。
【0055】更に、吐出部から吐出される超微粒子に電
荷を供給することができ、また、電荷量を制御すること
ができるため、電荷量を制御することにより超微粒子を
適用部位に確実に付着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる吸入装置の概略
構成図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる吸入装置のシス
テム構成図である。
【図3】この発明の実施の形態にかかる微粒子選別プレ
ートを示す図である。
【図4】この発明の実施の形態にかかる微粒子選別プレ
ートを示す図である。
【図5】この発明の実施の形態にかかる微粒子選別プレ
ートを示す図である。
【図6】この発明の実施の形態にかかる吸入装置により
発生させた超微粒子の粒子径及び粒子径毎の存在割合の
測定結果を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態にかかる吸入装置により
発生させた超微粒子の粒子径及び粒子径毎の存在割合の
測定結果を示す図である。
【図8】薬液の粒子径と適用部位との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
2…吸入装置、10…微粒子分別容器、12…二流体ノ
ズル、14…整流コーン、16…二次気体用コンプレッ
サ、20,22,24…微粒子選別プレート、26…薬
液貯留容器、28…吐出部、28c…吸入口、28d…
弁、29…回収処理装置、32…電磁弁、34…ノズル
供給用コンプレッサ、40…電源装置、42…制御装
置、44a…粒子径設定部、44b…粒子量設定部、4
4c…帯電量設定部、S1…粒子径検出部、S2…粒子
量検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽柴 智彦 東京都港区南青山2−5−8 南青山マン ション402号 Fターム(参考) 4F033 QA05 QB02Y QB03X QB12Y QB17 QD13 QE21 QE24 QF02X QF07X

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体よりなる噴霧対象物質を気体により
    破砕微粒化して噴霧対象物質の微粒子を発生させる微粒
    子発生ノズルと、前記微粒子発生ノズルにより発生させ
    た微粒子を分別する分別容器と、前記分別容器において
    微粒子から分別された超微粒子を吸入時のみ吐出させる
    吐出部と、 前記吐出部から吐出させる超微粒子の粒子径を設定する
    粒子径設定手段と、 前記吐出部から吐出する超微粒子の粒子径を検出する粒
    子径検出手段と、 前記粒子径検出手段により検出された超微粒子の粒子径
    が前記粒子径設定手段により設定された超微粒子の粒子
    径となるように、前記微粒子発生ノズルに供給される気
    体の圧力を制御する第1の気体圧制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする吸入装置。
  2. 【請求項2】 液体よりなる噴霧対象物質を気体により
    破砕微粒化して噴霧対象物質の微粒子を発生させる微粒
    子発生ノズルと、前記微粒子発生ノズルにより発生させ
    た微粒子を分別する分別容器と、前記分別容器において
    微粒子から分別された超微粒子を吐出させる吐出部と、 前記吐出部において、吸入されない超微粒子を回収処理
    する回収処理部と、 前記吐出部から吐出させる超微粒子の粒子径を設定する
    粒子径設定手段と、 前記吐出部から吐出する超微粒子の粒子径を検出する粒
    子径検出手段と、 前記粒子径検出手段により検出された超微粒子の粒子径
    が前記粒子径設定手段により設定された超微粒子の粒子
    径となるように、前記微粒子発生ノズルに供給される気
    体の圧力を制御する第1の気体圧制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする吸入装置。
  3. 【請求項3】 前記吐出部から吐出させる超微粒子の粒
    子量を設定する粒子量設定手段と、 前記吐出部から吐出する超微粒子の粒子量を検出する粒
    子量検出手段と、 前記粒子量検出手段により検出された超微粒子の粒子量
    が前記粒子量設定手段により設定された粒子量となるよ
    うに、前記微粒子発生ノズルに供給される噴霧対象物質
    の量を制御する噴霧対象物質量制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の吸入装置。
  4. 【請求項4】 前記分別容器内の微粒子を上昇させるた
    めの二次気体を前記分別容器内に供給する二次気体供給
    手段と、 前記粒子径検出手段により検出された超微粒子の粒子径
    が前記粒子径設定手段により設定された超微粒子の粒子
    径となるように、前記二次気体供給手段により供給され
    る二次気体の圧力を制御する第2の気体圧制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何
    れか一項に記載の吸入装置。
  5. 【請求項5】 前記分別容器は、前記微粒子発生ノズル
    により発生させた微粒子を、この分別容器の下部まで導
    く整流部材と、 前記整流部材により分別容器の下部まで導かれた微粒子
    の浮上を抑制し、微粒子の選別を行う微粒子選別プレー
    トとを備えることを特徴とする請求項1〜請求項4の何
    れか一項に記載の吸入装置。
  6. 【請求項6】 前記分別容器内には、微粒子が通過する
    複数の微粒子通過孔が設けられた前記微粒子選別プレー
    トが複数枚配置され、 下側に位置する前記微粒子選別プレートに設けられた前
    記微粒子通過孔の大きさは、上側に位置する前記微粒子
    選別プレートに設けられた前記微粒子通過孔の大きさに
    比較して大きいことを特徴とする請求項5記載の吸入装
    置。
  7. 【請求項7】 前記吐出部から吐出される超微粒子に対
    して電荷を供給する電荷供給手段と、 前記電荷供給手段により超微粒子に供給される電荷の量
    を制御する電荷量制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項6の何
    れか一項に記載の吸入装置。
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