JP2001233761A - 負イオン発生機による医薬品等の体内投与方法及び装置 - Google Patents

負イオン発生機による医薬品等の体内投与方法及び装置

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JP2001233761A JP2000104079A JP2000104079A JP2001233761A JP 2001233761 A JP2001233761 A JP 2001233761A JP 2000104079 A JP2000104079 A JP 2000104079A JP 2000104079 A JP2000104079 A JP 2000104079A JP 2001233761 A JP2001233761 A JP 2001233761A
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Yasunobu Yoshida
康伸 吉田
Haruna Yoshida
春奈 吉田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】負イオンの発生機による医薬品等の体内投与方
法及び装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明による方法は負イオン発生機による
医薬品等の体内投与において、精油又は医薬品等を含有
した水をヒューム状にする方法を球形内部に形成し、ノ
ズル9を1内至複数個用い、精油又は医薬品等を含有し
た水をヒューム状にして空気中に精油又は医薬品等含有
した負イオン化空気を発生させる所であり、球形内部に
空気の旋回流を起こして、外部から導入された空気は球
形内部を旋回しながら乱流を伴って流動し、ノズルは球
形内部で旋回する空気中に精油又は医薬品等を含有した
水を噴射するものであり、噴射された水は球形内部に生
ずる乱流を伴った旋回流に接触して、精油又は医薬品等
を含有した水をヒューム化させるものであり、球形の内
部はノズルから噴射された水の衝突面である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負イオンの発生機によ
る医薬品等の体内吸収の効率化を図る方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】医薬品を体内に吸収させる方法は注射器
か内服薬が用いられているが、痛みを伴ったり、飲みに
くかったりして患者に苦痛を与えていた。
【0003】耳鼻咽喉科でネブライザーがあるが粒子径
が大きく(1〜3μm)鼻か喉に迄は達するが、肺に到
達することは出来なかった。特に肺癌治療や肺に黴が発
生し、蔓延する病気等に対して有効な手段がなく注射や
内服薬では早期に治療出来ず呼吸困難になり生命を失う
患者が多かった。
【0004】
【目的】本発明はネブライザーの性能を向上し、大気中
で水滴をヒューム状に微細化する時、水滴に含有した医
薬品等が負イオン発生と共に微細粒子となって体内に吸
収され患者に苦痛を与えないで投薬する方法とその装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【構成】上記目的を達成するため、本発明による医薬品
等の体内吸収方法においては、医薬品等を含有させた水
をヒューム状にする方法を球形内部に形成し、ノズルを
1内至複数個用い、薬品等を含有させた水をヒューム状
にして空気中に医薬品と共に負イオンを発生させる所で
あり、球形内部に空気の旋回流を起こして、外部から導
入された空気は球形内部を旋回しながら乱流を伴って流
動し、ノズルは球形内部で旋回する空気中に医薬品等を
含有させた水を噴射するものであり、噴射された医薬品
等を含有させた水は球形内部に生ずる乱流を伴った旋回
流に接触して、医薬品等を含有させた水をヒューム化さ
せるものであり、球形の内部はノズルから噴射された、
医薬品等を含有させた水の衝突面である。
【0006】本発明では上記構成の如く予め循環用槽内
に医薬品等を含有させた水又は医薬品等を液体にしたも
のを用意してヒューム状(0.3μ)にして経肺投与及
び鼻孔吸入を行うものである。
【0007】投与する医薬品等は予め循環用槽内に投入
し、負イオン発生時に導出管より接続パイプにより肺に
直接吸入する方法。
【0008】上記以外にアロマセラピーの精油等を効果
的に治療に使用する時ヒューム導出管上部より点滴装置
により、精油を点滴で落下し、ヒュームと共に導出管に
より大気放出し、鼻孔より吸入する方法。
【0009】球形底部に落下した水を循環水槽に送水す
る為、複数個の穴が穿って有り、球形内に噴射され、球
形内に旋回流となった空気と衝突した水が、球形下部の
穴に吸い込まれる途中で再衝突し、再びヒュームを形成
する様子は、竜巻状態になっている。
【0010】
【作用及び効果】球形サイクロン以外の負イオン発生装
置は概ね水ヒューム生成部と気液分離部が各々別箇の筒
によって構成されており、雑菌等の管理も難しいが、本
構造においては、球形1ケでヒューム生成と気液分離が
行われる為、消毒殺菌作業等においても簡単に行える。
【0011】制癌剤や米国で肺の黴殺菌用に開発された
マイクロカプセル化した塩化リゾチウム等の医薬品を経
肺投与する為の極めて有効な方法となる。
【実施例1】以下に本発明の実施の例を図によって説明
する。
【0012】図1〜3において、負イオン発生装置はケ
ーシング1内にヒューム発生部と気液分離部の双方を兼
ねて作用する球形サイクロン2と水槽3と点滴器13か
ら成っている。
【0013】ヒューム発生・気液分離を行う球形サイク
ロン2は水槽3から医薬品等を含有した水をヒューム状
に変化させると同時に気液分離を行う間に負イオンを含
む多湿の空気を外部へ送出する。水槽3はヒューム発生
に使用される医薬品等を含有した水を入れたものであ
る。図中4は空気取入口であり、5はケーシング1の上
面に開口された負イオン化された医薬品等の導出口であ
る。空気取入口4と導出口5との間は空気流通路6であ
り、空気流通路6には送風機7を有し、ヒューム発生・
気液分離部2は送風機7の下流空気流通路6内にそれぞ
れ形成され、点滴器13によって構成したものである。
【0014】水のヒューム発生部球形サイクロン2には
ノズル配管8を有し、ノズル配管8は、その先端にノズ
ル9が取付られポンプ10を介して、水槽3に接続され
ている。水槽3の水はポンプ10に汲み上げられ、ノズ
ル9から水ヒューム生成部に噴出される。送風機7によ
って吸引された外部の空気は、導入管11を通して、水
ヒューム生成部に流入し、ノズル9から噴出された医薬
品等を含有した水ヒューム発生部、球形サイクロン2の
内壁に衝突し、或いは空気中で極微細水滴に細分化し、
負イオン化された医薬品等含有気体を生ずる。更に球形
底部に落下しようとする水は空気の旋回流によって竜巻
状に撹拌されて多量の負イオンと共に医薬品を含有した
超微粒子を生ずる。旋回流は大粒の水滴を球形サイクロ
ンセパレーターによって、降り落とし、ヒューム状に溶
け込んだ湿度と医薬品等を含んだ空気のみが、強制的に
球形中心に設けられた負イオン化された医薬品含有気体
導出管12によって、導出口5より外部に送出され患者
に呼吸と共に吸入される。
【0015】水ヒューム生成部内に噴射された大部分の
水及び気液分離の際球形内部の外側に落下分離された水
は、それぞれ水槽3に回収され、循環使用される。
【0016】球形内部での乱流は多少発生するが、円筒
や角筒の様な乱流は発生せず、従って境界層によるブレ
ーキ現象が小さい為、圧力損失が少なく、円筒形や角筒
型の負イオン発生装置の様にターボファンを使用しない
で、ノーマルファンでも極めて、多量の医薬品含有した
負イオンを空気中に発生させることができる。
【0017】水滴の分裂効率を高めるには、ノズルの数
量や衝突面の邪魔板の工夫では益々エネルギーロスが多
くなり、水の噴射ポンプを強大にしたり、送風機の消費
電力量が多大になるが、球形サイクロンを応用すれば、
エネルギーロスも少なく、ノズルも最小は1ケ所で充分
であり、従来のネブライザーでは不可能であった0.3
μmの超微粒子の発生によって肺胞に到達させることが
可能になった。
【0018】
【実施例2】以下に本発明の実施例を示す。 1.ケーシング 寸法巾(W)580×奥行(D)410×高さ(H)8
00 :上部吹出しガラリ付 :裏面空気取入口付 :キャスター付 2.送風機 型式:極低騒音電動ブロアー SPSー12ー1 風量:7.6m/min 静圧:1.150(pa) 騒音:66(db) 電力:1×60Hz×0.2KW 3.水ヒューム発生部×気水分離器 球形:φ300 ノズル配管:直径7mmφ5 ノズル:ノズレス MR2−4 1ケ 4.水槽 寸法:φ250mm 高さ(H)250mm 5.ポンプ 型式:渦巻型SQMー251E0.25S 水量:13l/min 揚程:13m
【0019】ポンプを稼働させて、水ヒューム発生部に
ポンプ揚程13m 13l/minの水量を1個のノズ
ルより噴射して、球形内壁に衝突させた。一方送風機を
稼働し、風量7.6m/minの空気を送風した。機
内の全静圧は40mmAgで、発生した負イオン量は
1.000.000個/cmであった。又大気温度は
26°C湿度は65%RHに対して、負イオン装置を通
過した空気温度は24°C湿度は92%PHであった。
導入口の風速は16m/secであった。
【0020】
【比較例】比較例として、円筒形φ300mm高さ60
0mmの負イオン発生量は120.000個/cm
あっつた。(特開平10ー160211号参照)
【0021】
【発明の効果】本発明の球形サイクロン(特許1999
741)応用の負イオン発生装置では、従来の円筒形や
角筒型の方法と異なり、負イオン発生させる為の水ヒュ
ーム生成と気液分離が筒使用方式では2筒式以外に方法
がないのに対して、唯一つの球で2つの仕事を行うこと
が可能になり、しかも、筒使用方式と対比して明らかな
とおり、圧損も少なく、超微細水滴で0.3μm以下で
導出管に手をかざしてもさらさらしており質的にも評価
でき、負イオン発生量も1桁異なる位多量に発生するこ
とがわかった。従って負イオンと共に吸入する医薬品等
を肺胞まで到達するレベルにある。(参考文献 ’92
/11/14発行医学のあゆみ)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図3】斜視図である。
【符号の説明】
1…ケーシング 2…球形サイクロン 3…水槽 4…空気取入口 5…負イオン導出口 6…空気流通路 7…送風機 8…ノズル配管 9…ノズル 10…ポンプ 11…空気導入管 12…負イオン導出管 13…精油等点滴器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】球形サイクロンによる負イオン発生装置を
    医療機器に応用する方法であって、水の微細化生成は球
    形サイクロン内で形成され、ノズルを有し、水に精油又
    は医薬品を混入し水と共に極微細化(即ち、水滴ではな
    く空気に溶け込んだ湿度の状態をヒュームといい以後ヒ
    ュームとする)、させて空気中に負イオンと共に精油又
    は医薬品含有空気を発生させる方法であり、球形サイク
    ロン内部、接線に空気を旋回させる方法であり、(特許
    199974)外部から導入された気体は乱流を伴いな
    がら旋回流を形成する。ノズルは球形サイクロン内で旋
    回する空気中に精油又は医薬品等を含有した水を噴出す
    るものであり、噴出された精油又は医薬品等を含有した
    水は球形サイクロン内に生ずる乱流を伴いながら急速旋
    回流に気液接触して精油又は医薬品をヒューム状に微細
    化して体内に吸収し易くすることを特徴とする負イオン
    に精油又は医薬品を併合発生させ体内吸収を促進する方
    法とその装置。
  2. 【請求項2】アロマセラピーの精油等を球形サイクロン
    負イオン発生装置の導出管に点滴装置を取付け微量の精
    油を点滴することにより、負イオンとの相乗効果でアロ
    マセラピー治療を促進させる方法及び装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062074A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Tomohiko Hashiba 吸入装置
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WO2004043436A1 (fr) * 2002-11-13 2004-05-27 Fanzi Cong Aerosol a usage medical comprenant une huile essentielle provenant d'une plante et sa preparation

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