JP2003028471A - 負イオン発生装置 - Google Patents

負イオン発生装置

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JP2003028471A
JP2003028471A JP2001217798A JP2001217798A JP2003028471A JP 2003028471 A JP2003028471 A JP 2003028471A JP 2001217798 A JP2001217798 A JP 2001217798A JP 2001217798 A JP2001217798 A JP 2001217798A JP 2003028471 A JP2003028471 A JP 2003028471A
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芳久 小林
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幸宏 山本
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裕二 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音を低減し、イオン発生量、空気清浄能
力、脱臭能力を維持する負イオン発生装置の提供。 【解決手段】 噴射部2は水を噴射するノズル106を
複数段に備え、上段のノズル5はイオン発生用のノズル
を用い、一方下段のノズル6は空気清浄用あるいは脱臭
用を目的としたノズルを用いることを特徴とした負イオ
ン発生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レナード効果(瀧
効果)を利用して空気中に負イオンを発生させる負イオ
ン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康志向が高まるなか、室内空気
の清浄化はもとより更なる付加価値として空気イオンの
利用が注目されている。空気イオンは、我々の仕事の能
率や情緒に対して、明らかに影響をあたえる。特に負イ
オンは、精神を安定させ、呼吸器の機能を高める効果を
持つといわれている。
【0003】水滴が空中で分裂するとき、より正確に
は、水滴が障壁である金属板に衝突して微細水滴に分裂
するとき、付近の空気中に負イオンが発生し、微細水滴
が負イオンと等量の正電荷を得る。この現象は、レナー
ド効果(Lenard’effect)として古くから
知られている。その後、水滴が空気中で分裂するだけで
レナードと同様な効果が起こり得る事がシンプソン(S
immpson)によって確かめられた。
【0004】レナード効果を利用して空気中に負イオン
を発生させる装置は、例えば特願平10−268027
に記載されている。
【0005】図5に先行例の構成を示す。図5において
第1の水槽部Bと、被浄化空間から導入した空気を、第
1の水槽部の水を利用して予備的に浄化する予洗部A
と、第2の水槽部Fと、第2の水槽部の水を微細化手段
101、102、103、104によって微細化すると
ともに、予洗部から導入した空気と接触・混合させる気
液接触部Dと、気液接触部から送出された空気と微細な
液滴の混合気から大きな液滴を分離して第2の水槽部に
回収するとともに、より微細な液滴を含む混合気を被浄
化空間に排出する液滴分離部Eとを具備し、前記第1の
水槽部と第2の水槽部とを互いに分離・独立した状態に
構成したものである。
【0006】気液接触部D内には噴射塔105が装備さ
れており噴射塔105には複数のノズル106が備えら
れている。複数のノズル106から気液接触部の外筒の
内壁に向かい水を噴射させるものであり、噴射水が内壁
に衝突し微細水滴が発生し、一方、送風手段10707
より気液接触部へ空気が送り込まれ微細水滴と接触し、
液滴分離部により大粒の水滴は分離され微細水滴を含ん
だ空気のみが外部へ吹出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の負イ
オン発生装置では、気液接触部内で噴射される複数段の
ノズルは同一形状であり、噴射される水により空気清浄
あるいは負イオン発生という作用を有するが、一定の能
力を維持しようとした場合噴射量を上げることとなり、
噴射量を上げると騒音も大きくなる騒音低減手段を設け
なければならないという課題があり、噴射量は低減して
も空気清浄能力、負イオン発生能力を維持することが要
求されている。
【0008】また、前述した通り負イオン発生量と騒音
値低減は相反するものであるため、騒音値を押さえた商
品作りをした場合負イオン発生量が少なくなり、騒音値
を押さえる必要のない設置場所においても少ないイオン
量となってしまうという課題があり、設置場所によって
噴射量が調節できる負イオン発生装置とすることが要求
されている。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、噴射量を低減しても一定の能力を維持す
ることができ、また、能力を設置箇所によって変更でき
る負イオン発生装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の負イオン発生装
置は上記目的を達成するために、ノズルを有する水噴射
部を角柱としたものである。
【0011】本発明によれば、部品組立てのときに位置
だしすることができ、また位置だしする事により能力を
常に一定とするできる負イオン発生装置が得られる。
【0012】また他の手段は、複数段にノズルを備えた
噴射部において上段のノズルはイオン発生用のノズルを
用い、一方下段のノズルは空気清浄用あるいは脱臭用を
目的としたノズルを用いたものである。
【0013】そして本発明によれば、噴射量を上げずに
各々の能力が確保できる負イオン発生装置得られる。
【0014】また他の手段は、上段のノズルの穴径を他
のノズルの穴径より大きくしたものである。
【0015】そして本発明によれば、上段のノズルはイ
オン発生、下段のノズルは空気清浄用あるいは脱臭を主
目的とした配置となり少ない噴射水量で能力が確保でき
る負イオン発生装置が得られる。
【0016】また他の手段は、上段のノズルから噴射さ
れ前記空気清浄部内面に衝突し、前記空気清浄部内面を
伝わり落下する水が、下段より噴射した水が前記内筒内
面に衝突する箇所に干渉しないノズル配置としたもので
ある。
【0017】そして本発明によれば、下段より噴霧した
微細水滴を効率よく使用できる負イオン発生装置が得ら
れる。
【0018】また他の手段は、噴射部を筒受けに固定す
る構成とたものである。
【0019】そして本発明によれば、噴射部が前記空気
清浄部に対して中心精度を備えた負イオン発生装置が得
られる。
【0020】また他の手段は、送水手段が水量または水
圧を調整することができるイオン量調整手段をものであ
る。
【0021】そして本発明によれば、水量あるいは水圧
を自由に調節することにより噴射部の噴射量を変えるこ
とができる負イオン発生装置が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明は、外枠と外枠内に設けら
れ周囲に水を噴射し微細水滴を発生させる噴射部を備え
た空気清浄部と、空気清浄部内の微細水滴発生領域内に
空気を送風し微細水滴混合空気とする送風手段と、噴射
部に水を送水する送水手段を備え、水噴射部は角柱で、
空気清浄部の中心部に垂直に備えたものであり、噴射部
に対し取付ノズルの垂直度がだせ、また噴射部の取付角
度も位置だしが容易となるという作用を有する。
【0023】また、外枠と前記外枠内に水を噴射し微細
水滴を発生させる噴射部を備えた空気清浄部と、空気清
浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混
合空気とする送風手段と、噴射部に水を送水する送水手
段を備え、噴射部は水を噴射するノズルを複数段に備
え、上段のノズルはイオン発生用のノズルを用い、一方
下段のノズルは空気清浄用あるいは脱臭用を目的とした
ノズルを用いたものであり、噴射量を上げずに各々の能
力が確保できるという作用を有する。
【0024】また、外枠と外枠内に水を噴射し微細水滴
を発生させる噴射部を備えた空気清浄部と、空気清浄部
内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混合空
気とする送風手段と、噴射部に水を送水する送水手段を
備え、噴射部の複数段のノズルから水を噴射した時に、
上段のノズルから噴射され空気清浄部内面に衝突し、空
気清浄部内面を伝わり落下する水が、下段より噴射した
水が内筒内面に衝突する箇所に干渉しないノズル配置と
したものであり、ノズル下段のより噴射した微細水滴が
大幅に能力に反映するという作用を有する。
【0025】また、外枠と前記外枠内に水を噴射し微細
水滴を発生させる噴射部を備えた空気清浄部と、前記空
気清浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水
滴混合空気とする送風手段と、前記噴射部に水を送水す
る送水手段を備え、前記送水手段が水量または水圧を調
整することができるイオン量調整手段を備えたものであ
り、自由に送水量あるいは送水圧を変更することにより
噴射圧があるいは噴射水量が変わるため、設置場所ある
いは客先要望に対して適した製品能力仕様とすることが
できるという作用を有する。
【0026】
【実施例】(実施例1)以下に本発明の実施の形態を図
によって説明する。図1および図2に示すように負イオ
ン発生装置は送風手段107と送水手段4と空気清浄部
3から構成されている。さらに空気清浄部3は噴射部2
と気水分離部7を備え、空気清浄部3の外枠1は上部に
円筒8、下部に筒受け9により構成されている。
【0027】送風手段107としてファン10を備え、
ファン10により空気吸込口(図示せず)から吸込まれ
た空気は送風手段107を介して、送風手段107を有
する送風箱11を通過し筒受け9の送風口16を通り噴
射部2で噴射水と交わり、気水分離部5を経て空気吹出
口12より送付される風路が構成されている。
【0028】一方空気清浄部3の下方には水槽13が配
置され、水槽13の下方には送水手段2としてポンプ1
4が配置されており、水槽13にためられた水はポンプ
14により噴射部2に送水されファン103より送風さ
れた空気と噴射部2から噴射された水が交わり,一部は
空気とともに気水分離部5に向かい、その他の水は筒受
け9に落下し水槽13に戻される水路が構成されてい
る。
【0029】噴射部2には複数のノズルが設けられ、ポ
ンプ14より送水された水を空気清浄部3の外枠1つま
りは円筒8の内壁に衝突させることにより微細水滴が発
生すし、この微細水滴発生領域内でファン103より送
られた空気と接触混合し微細水滴混合空気となる。この
とき空気吸込口(図示せず)よりとり込んだ空気と接触
するため、吸込み空気の塵や埃とも水が接触することと
なる。水の大半は筒受けに落下する。微細水滴混合空気
は気水分離部7に送られ、微細水滴は適宜設計された気
水分離部7の分離性能にしたがって分離される。一方接
触した水の一部は吸込み空気とともに気水分離部7に向
かうが、気水分離部7で大粒の水滴は回収され筒受け9
に落ちるため、塵や埃を含んだ大粒の水滴は筒受け9に
全て落下することとなる。筒受け9に落下した水は筒受
け9の最下面に取り付けられた水封管15より水槽13
に回収される。
【0030】噴射塔105は複数のノズル106が各々
外枠1の内面に向かい噴射する角度で取り付けられてい
る。イオン量および脱臭性能あるいは除塵性能は水の噴
射量が増えれば性能が上がる傾向にあり、さらにイオン
の量は噴射水圧にも影響を受ける。このため噴射水圧を
上げてさらには噴射水量を上げることにより各性能は上
がるが、一方、ノズル106の数を増やせば噴射塔10
5の長さが長くなるため必然的に装置が大型化する。こ
のため噴射塔105の同じ高さに何個かのノズル106
を取り付ける構成とすると複数のノズル106を用いて
も噴射塔105の高さはさほど大きくならない。
【0031】上段のノズル5より噴射された水は円筒8
の内面に衝突し下につまりは筒受け9方向に流れ、この
とき円筒8の内面に水膜を作る。一方、下段のノズル6
より噴射された水は円筒8の内面に衝突するが、このと
き上段のノズル5による水膜に干渉し衝突力が緩和され
る傾向にある。微細水滴の発生量はこの衝突力に大きく
影響を受けるため、さらには上段のノズル5より噴射さ
れた水より発生した水滴の一部も下方に落ちるため、下
段のノズル6より噴射された水から発生する微細水滴量
は上段のその量と比較して少なくなる。微細水滴量が減
少することはイオンの発生量にも影響し減少する。この
ため噴射段数をできる限り少なくすることはイオン発生
量に対して有効である。一方、空気浄化性能あるいは脱
臭性能に関しては水と空気の接触量により能力は左右さ
れるためノズルの多段による影響は少ない。
【0032】このため図2における本実施例では上段の
ノズル5に衝突力の大きいノズルを使用し微細水滴を多
く発生させ、下段のノズル6は流量が多く空気との接触
面積を多くとれるノズルを備えている。衝突力の大きい
ノズルと比較して衝突力の小さいつまりは下段のノズル
6は衝突時もそうであるが噴射するときに発する音が小
さい。このため全てのノズル106を衝突力の大きなも
のを使用すればイオン発生量は良くなるが騒音値が大き
くなる。一方、全てのノズル106を流量が多く空気と
の接触面積を多くとれるノズルを使用すれば騒音値は低
くなるが、イオン発生量が悪化する。このためイオン発
生量を確保し、かつ空気清浄能力および脱臭能力を確保
するためには上段のノズル5にイオン発生を目的とした
衝突力の大きいノズルを使用し、下段のノズル6は空気
清浄あるいは脱臭性能を目的とした流量が多く空気との
接触面積を多くとれるノズルの配置とすることが望まし
い。衝突力の大きなノズルとしてはフラットノズル、流
量が多く空気との接触面積を多くとれるノズルとしては
渦巻ノズルあるいはホロコーンノズルがあげられる。フ
ラットノズルは局部的に噴射速度の高い水流を噴射する
ノズルで、噴射形状は平面状に広がるものであるが、一
方衝突力の強いノズルとしてはストレートノズルがあ
り、これは棒状に噴射するものであるが噴射力が強すぎ
噴射した水が壁にぶつかっても飛散しないためイオン発
生量は落ちる。したがって、所定のイオン発生量を確保
する適度に衝突力が強いノズルを選定する必要がある。
またホロコーンあるいは渦巻ノズルはノズル内で水を旋
回させ旋回流として噴出するため噴射形状は円錐状のも
のとなり衝突力を備えかつ広範囲に広がった形状で噴射
するものである。
【0033】上段の段数は、より上部のノズルによる水
膜干渉状態、騒音状態、イオン発生確保量、ノズル種類
等の設計諸元により適宜設計、段数が決められる。下段
の段数は、目的とする空気清浄能力、脱臭能力、ノズル
種類等により適宜設計、段数が決められる。
【0034】また、イオン発生量を上げるためには噴射
量を増やすことも有効である。但し流量を多くすること
は噴射時の音が大きくなることを示す。このため図1に
おける本実施例では上段のノズル5に大きな径の穴のノ
ズルを使用し微細水滴を多く発生させ、下段のノズル6
は小さい穴の径のノズルを備え、発生イオン量および空
気清浄能力あるいは脱臭能力を維持した上で騒音値を低
く押さえる構成としている。
【0035】(実施例2)実施例1と同一部分について
は同一番号を附し詳細な説明は省略される。図3に示す
ように噴射塔105は角筒の形状を有し上下2段のノズ
ル106を備えている。上段ノズル5と下段ノズル6は
一直線状に配置されており、各段には4個のノズルが角
筒の各面に90°の位相角で取り付けられている。
【0036】また噴射塔105は樹脂成形品である筒受
けに円筒8の中心位置に取り付けられる構成となってい
る。
【0037】上段ノズル5より噴射された水は円筒8の
内面にあたり衝突点17より遠心方向に広がるが上方向
および左右に円筒8の内面に沿って広がった水は、結局
衝突点つまりはノズル噴射口の正面の衝突点17を避け
て左右に広がり内壁に沿って落下する形状となるため丁
度衝突点17を中心に左右斜め下に落ちることとなる。
【0038】上段ノズル5と下段ノズル6の間隔が一定
間隔であると下段ノズル6のが衝突点17aは比較的上
段ノズル5から噴射した水のの影響を受けにくい。
【0039】上段ノズル5と下段ノズル6の間隔は短す
ぎると衝突点17の影響を下段のノズル6による衝突点
17aが受けてしまい、また長すぎると衝突点17を中
心に左右斜め下に落ちた水流が円筒8内面全体に広がり
衝突点17aに到達してしまう。噴射距離にもよるが位
相角90°で1段に4個ノズル106を備えた噴射塔1
05において約60°の角度で一つのノズル当たりの噴
射量が略1L/minで噴射する場合、上段ノズル5と
下段ノズル6の間隔は100mm程度が望ましい。
【0040】噴射角度あるいはノズル106のスパンは
イオン発生量に大きく影響を与える。このため、ノズル
106の位置あるいは取り付け角度は取付精度が要求さ
れることとなる。本実施例においては噴射塔105は角
柱に成形されたものであり各面にノズル106が垂直に
取り付けられているため、各々のノズル106同士で位
相角90°を保つことが容易である。また噴射塔105
の取付位置あるいは垂直度は成形された筒受け9に噴射
塔105および円筒8が取り付けられているため精度が
出やすく、また噴射部2のおのおの噴射する箇所つまり
はノズル106から噴射塔105までの距離つまりはノ
ズル106から筒受け9までの距離が短いため円筒8に
対する噴射塔105の垂直精度も出やすい構造となって
いる。
【0041】(実施例3)実施例1あるいは実施例2と
同一部分については同一番号を附し詳細な説明は省略さ
れる。図4に示すように、送水手段4はポンプ14であ
りポンプ14が駆動することによりイオン量調整手段1
8を介して噴射塔105に送水され、ノズル106から
噴射される。イオン発生量および空気清浄能力は噴射量
に大きく影響を受ける。つまりイオン量調整手段18を
用い噴射量を大きくすればイオン発生量および空気清浄
能力は上昇するが、一方ノズル106の噴射するときに
発生する音が増大する。逆にイオン量調整手段18を用
い噴射量を小さくすればイオン発生量および空気清浄能
力は減少するが、一方ノズル106の噴射するときに発
生する音も低減される。
【0042】客先ニーズが多様化する中、イオン量調整
手段18を用いることにより騒音値と空気清浄能力ある
いはイオン発生量を設置場所に応じて調整することがで
きる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノズルを
有する水噴射部を角柱にすることにより、機器組立て時
に中心位置出しの容易化、性能の一定化が図れる負イオ
ン発生装置が得られる。
【0044】また、複数段にノズルを備えた噴射部にお
いて上段のノズルはイオン発生用のノズルを用い、一方
下段のノズルは空気清浄用あるいは脱臭用を目的とした
ノズルを用いることにより、噴射量あるいは騒音値を抑
える一方、イオン発生量、空気清浄能力あるいは脱臭能
力を維持できる効率の良い負イオン発生装置が提供でき
る。
【0045】また、上段のノズルの穴径を他の下段のノ
ズルの穴径より大きくすることにより、上段のノズルは
イオン発生、下段のノズルは空気清浄用あるいは脱臭を
主目的とした配置となり少ない噴射水量で能力が確保で
きる負イオン発生装置が提供できる。
【0046】また、上段のノズルから噴射され前記空気
清浄部内面に衝突し、前記空気清浄部内面を伝わり落下
する水が、下段より噴射した水が前記内筒内面に衝突す
る箇所に干渉しないノズル配置にすることにより、下段
より噴霧した微細水滴を効率よく使用できる負イオン発
生装置が提供できる。
【0047】また、噴射部を筒受けに固定する構成にす
ることにより、噴射部が空気清浄部に対して中心精度を
備えることができるた負イオン発生装置が提供できる。
【0048】また、水量または水圧を調整することがで
きるイオン量調整手段を設けることにより、水量あるい
は水圧の自由調節が可能となり、イオン発生量を調整す
ることができる負イオン発生装置が提供できる。
【0049】また、客先要望、設置場所に伴った仕様に
変更できる負イオン発生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態による負イオン発生装
置を示す図
【図2】本発明の第1実施例の形態による空気清浄部部
分拡大図
【図3】(a)本発明の第2実施例の形態による空気清
浄部部分拡大図 (b)本発明の第2実施例の形態による噴射部上方より
見た図
【図4】本発明の第3実施例の形態による負イオン発生
装置を示す図
【図5】従来の負イオン発生装置の一例を示す図
【符号の説明】
1 外枠 2 噴射部 3 空気清浄部 4 送水手段 5 上段ノズル 6 下段ノズル 7 気水分離部 8 円筒 9 筒受け 13 水槽 18 イオン量調整手段 105 噴射塔 106 ノズル 107 送風手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 芳久 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 山本 幸宏 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 中野 裕二 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA09 BB02 CC01 HH03 KK06 MM40 QQ17 QQ20 4D032 AC10 BB01 CA01 CA10 4G075 AA02 AA70 BD05 BD16 DA02 EB21 EC03 FC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠と前記外枠内に設けられ周囲に水を
    噴射し微細水滴を発生させる噴射部を備えた空気清浄部
    と、前記空気清浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送
    風し微細水滴混合空気とする送風手段と、前記噴射部に
    水を送水する送水手段を備え、前記水噴射部は角柱で、
    前記空気清浄部の中心部に垂直に備えることを特徴とす
    る負イオン発生装置。
  2. 【請求項2】 外枠と前記外枠内に水を噴射し微細水滴
    を発生させる噴射部を備えた空気清浄部と、前記空気清
    浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混
    合空気とする送風手段と、前記噴射部に水を送水する送
    水手段を備え、前記噴射部は水を噴射するノズルを複数
    段に備え、上段のノズルはイオン発生用のノズルを用
    い、一方下段のノズルは空気清浄用あるいは脱臭用を目
    的としたノズルを用いることを特徴とした負イオン発生
    装置。
  3. 【請求項3】 上段のノズルの穴径を他のノズルの穴径
    より大きくしたことを特徴とする請求項2記載の負イオ
    ン発生装置。
  4. 【請求項4】 外枠と前記外枠内に水を噴射し微細水滴
    を発生させる噴射部を備えた空気清浄部と、前記空気清
    浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混
    合空気とする送風手段と、前記噴射部に水を送水する送
    水手段を備え、前記噴射部の複数段のノズルから水を噴
    射した時に、上段のノズルから噴射され前記空気清浄部
    内面に衝突し、前記空気清浄部内面を伝わり落下する水
    が、下段より噴射した水が前記内筒内面に衝突する箇所
    に干渉しないノズル配置としたことを特徴とする負イオ
    ン発生装置。
  5. 【請求項5】 外枠と前記外枠内に水を噴射し微細水滴
    を発生させる噴射部を備えた空気清浄部と、前記空気清
    浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混
    合空気とする送風手段と、前記噴射部に水を送水する送
    水手段を備え、前記空気清浄部の外枠は筒と筒受けから
    構成され、前記噴射部を前記筒受けに固定する構成と
    し、前記噴射部が前記空気清浄部に対して中心精度を備
    えたことを特徴とする負イオン発生装置。
  6. 【請求項6】 外枠と前記外枠内に水を噴射し微細水滴
    を発生させる噴射部を備えた空気清浄部と、前記空気清
    浄部内の微細水滴発生領域内に空気を送風し微細水滴混
    合空気とする送風手段と、前記噴射部に水を送水する送
    水手段を備え、前記送水手段が水量または水圧を調整す
    ることができるイオン量調整手段を備えたことを特徴と
    する負イオン発生装置。
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