JPH05311702A - バックホウの油圧回路構造 - Google Patents

バックホウの油圧回路構造

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JPH05311702A
JPH05311702A JP11946792A JP11946792A JPH05311702A JP H05311702 A JPH05311702 A JP H05311702A JP 11946792 A JP11946792 A JP 11946792A JP 11946792 A JP11946792 A JP 11946792A JP H05311702 A JPH05311702 A JP H05311702A
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桂一郎 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックホウ装置用の制御弁、及びサービスポ
ート用の制御弁を一つのポンプに並列的に接続し、別の
ポンプ系のセンター排油路からの油路を一つのポンプに
おけるセンター排油路、アーム用の制御弁及びサービス
ポート用の制御弁に接続してあるバックホウの油圧回路
構造において、サービスポートに接続する油圧装置(ア
ームに装着)の容量の大小に対応して、サービスポート
用の流量を変更できるように、且つ、油圧装置の重量の
大小(容量の大小)に対応して、アーム用の流量も変更
できるように構成する。 【構成】 別のポンプ10のセンター排油路31からの
作動油を、アーム用の制御弁27及びサービスポート2
9用の制御弁28に供給する状態(両ポンプ10,18
の作動油を合流させて供給)と、供給しない状態(一方
のポンプ18の作動油のみを供給)とに、切換操作自在
な切換弁36を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービスポートを備え
たバックホウの油圧回路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バックホウにおいては、例えば特開平3
−103539号公報に開示されているような油圧回路
構造を備えているものがある。この構造においては、バ
ックホウ装置用でセンターバイパス型式の複数の制御弁
(前記公報の図1の38,19)、及びサービスポート
用でセンターバイパス型式の制御弁(前記公報の図1の
21)を、一つのポンプ(前記公報の図1の10)に並
列的に接続し、別のポンプ(前記公報の図1の11)系
のセンター排油路からの油路(前記公報の図1の35)
を、前述のポンプにおけるセンター排油路、アーム用の
制御弁(前記公報の図1の19)及びサービスポート用
の制御弁に接続している。これにより、2個のポンプか
らの作動油が合流してサービスポートに供給される。こ
のように、大流量の作動油をサービスポートに供給する
のは、大容量の油圧装置がサービスポートに接続されて
も、この油圧装置に作動油を不足なく供給できるように
する為である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、大容量
の油圧装置を基準としてサービスポートの流量を設定し
ていると、例えば手持ち型のブレーカ等のように小流量
の作動油で十分な油圧装置をサービスポートに接続した
場合、この油圧装置に対し作動油の供給過多となって、
油漏れ、油温の異常上昇、あるいは油圧装置の短寿命化
等を招く場合がある。本発明は、大容量及び小容量の油
圧装置にサービスポートを接続しても、両油圧装置に支
障なく対応できるようにすることを目的としている。そ
して、バックホウの場合には、バケットを取り外したア
ームの先端に油圧装置を取り付けて作業を行う場合が多
いので、アームを操作しての油圧装置の位置決め等の作
業も同時にうまく行えるように構成することも、本発明
の目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うなバックホウの油圧回路構造において、次のように構
成することにある。つまり、バックホウ装置用でセンタ
ーバイパス型式の複数の制御弁、及びサービスポート用
でセンターバイパス型式の制御弁を、一つのポンプに並
列的に接続し、別のポンプ系のセンター排油路からの油
路を、一つのポンプにおけるセンター排油路、アーム用
の制御弁及びサービスポート用の制御弁に接続すると共
に、別のポンプ系のセンター排油路からの作動油を、油
路に供給する状態と供給しない状態に切換操作自在な切
換弁を備えてある。
【0005】
【作用】前述のように構成すると、大容量の油圧装置を
アームの先端に取り付けた場合には、切換弁を操作して
一つのポンプ系に対し別のポンプ系からの作動油が供給
される状態に設定する。このようにすると、2個のポン
プからの作動油が合流し大流量となって、サービスポー
ト用の制御弁とアーム用の制御弁の両方に供給される。
これにより大容量の油圧装置を支障なく作動させること
ができる。このような大容量の油圧装置は、一般に大型
で大重量の場合が多い。従って、前述のように合流した
作動油をサービスポート側に供給すると同時にアーム側
にも供給すれば、大型で大重量の油圧装置をアームに備
えた場合でもアームを素早く作動させて、油圧装置の位
置決め等を行うことができる。
【0006】逆に、小容量の油圧装置をアームの先端に
取り付けた場合には、切換弁を操作して一つのポンプ系
に対し別のポンプ系からの作動油が供給されない状態に
設定する。このようにすると、1個のポンプからの作動
油のみがサービスポート用の制御弁と、アーム用の制御
弁の両方に供給される。これにより、小容量の油圧装置
にとって作動油の供給過多になるようなことはなく、油
漏れ及び油温上昇等を伴うことなく、小容量の油圧装置
を支障なく作動させることができる。このような小容量
の油圧装置は、一般に小型で小重量の場合が多い。従っ
て、大容量の油圧装置の場合と同様に大流量の作動油を
アーム側に供給すれば、油圧装置を備えたアームが早く
作動し過ぎて、油圧装置の細かい位置決め等が行い難い
場合がある。この場合、本発明ではアーム側にも1個の
ポンプからの作動油が供給されており、その流量が前述
の合流させた場合よりも少ないので、小型で小重量の油
圧装置をアームに備えた場合でも、アームがあまり早く
作動するようなことはなく、油圧装置の細かい位置決め
等が行い易い。
【0007】
【発明の効果】以上のように、大容量及び小容量の油圧
装置をサービスポートに接続しても、両油圧装置に適し
た作動油を供給して両油圧装置を支障なく作動させるこ
とができるようになり、バックホウの作業性を向上させ
ることができた。そして、アームの先端に大重量及び小
重量の油圧装置を備えても、油圧装置の重量等に関係な
く、アームを操作しての油圧装置の位置決め等の作業も
素早く正確に行えるようになり、油圧装置をサービスポ
ートに接続した場合のバックホウの操作性を向上させる
ことができた。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に示すように、左右一対のクローラ式の走行
装置1の上部に旋回台2が支持され、旋回台2の前部に
バックホウ装置3が備えられてバックホウが構成されて
いる。バックホウ装置3は油圧シリンダ7により上下に
揺動駆動されるブーム4、油圧シリンダ8により前後に
揺動駆動されるアーム5、及び油圧シリンダ9により掻
き込み揺動駆動されるバケット6等で構成されている。
そして、旋回台2の前部の縦軸芯P1周りに、バックホ
ウ装置3全体が揺動自在に支持されている。
【0009】次に、油圧シリンダ7,8,9等に対する
油圧回路構造について説明する。図1に示すように、第
1ポンプ10(別のポンプに相当)からの油路11,1
2,13に、バケット6用の油圧シリンダ9に対する制
御弁14、ブーム4用の第1油圧シリンダ7に対する制
御弁15、及び右の走行装置1の油圧モータ17に対す
る制御弁16が並列的に接続されている。そして、第2
ポンプ18(一つのポンプに相当)に対して速度切換弁
19が接続され、この速度切換弁19からの油路20,
21,22,23に、左の走行装置1の油圧モータ24
に対する制御弁25、ブーム4用の補助制御弁26、ア
ーム5用の油圧シリンダ8に対する制御弁27、及びサ
ービスポート29に対する制御弁28が、並列的に接続
されている。
【0010】各制御弁14,15,16,25,27,
28、補助制御弁26及び速度切換弁19はセンターバ
イパス型式で3位置切換式である。速度切換弁19は左
右の走行装置1用であり、速度切換弁19からの作動油
の給排操作により操作シリンダ30を伸縮操作して、走
行装置1用の油圧モータ17,24を高低2段に変速操
作する。そして、通常では制御弁15の切換操作により
ブーム4の揺動操作を行っており、ブーム4を高速で上
昇させたい場合には、補助制御弁26からの作動油をブ
ーム4用の油圧シリンダ7に補給する。
【0011】図1に示すように、第1ポンプ10系のセ
ンター排油路31から油路32が延長され、この油路3
2が第2ポンプ18系のセンター排油路33(アーム5
用の制御弁27とブーム4用の補助制御弁26との間)
に接続されている。又、この油路32が油路22(アー
ム5用),23(サービスポート29用)と逆止弁34
との間に接続されている。そして、油路32にドレン油
路35が接続されており、このドレン油路35に開閉弁
36(切換弁に相当)が設けられている。
【0012】以上の構造によりドレン油路35の開閉弁
36を閉操作すると、第1ポンプ10系のセンター排油
路31の作動油が、第2ポンプ18の作動油に合流し
て、アーム5用の制御弁27とサービスポート29用の
制御弁28に供給される。逆に開閉弁36を開操作する
と、第1ポンプ10系のセンター排油路31の作動油が
ドレン油路35に流れるので、第2ポンプ18の作動油
のみが、アーム5用の制御弁27とサービスポート29
用の制御弁28に供給されるのである。
【0013】図1に示すように第1及び第2ポンプ1
0,18に対し、高圧リリーフ弁37と低圧リリーフ弁
38とが切換弁39を介して接続されている。通常、切
換弁39は図1に示す位置に操作されて、第1及び第2
ポンプ10,18に対し高圧リリーフ弁37が接続され
る状態となっており、低圧リリーフ弁38が接続される
状態にはなっていない。これにより、第1及び第2ポン
プ10,18系の作動油圧が高圧リリーフ弁37のリリ
ーフ圧以下に維持される。
【0014】そして、第3ポンプ40系の油圧シリンダ
(図示せず)等が作動し、第3ポンプ40系の作動油圧
が設定値以上に上昇すると、第3ポンプ40系の作動油
からのパイロット圧により切換弁39が切換操作され
て、第1及び第2ポンプ10,18に対し高圧リリーフ
弁37と低圧リリーフ弁38が接続される状態となる。
これにより、第1及び第2ポンプ10,18系の作動油
圧が低圧リリーフ弁38のリリーフ圧以下に維持される
のであり、エンジン(図示せず)の停止が未然に防止さ
れる。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの油圧回路図
【図2】バックホウの全体側面図
【符号の説明】
3 バックホウ装置 5 バックホウ装置のアーム 10 別のポンプ 18 一つのポンプ 26,27 制御弁 28 サービスポート用の制御弁 29 サービスポート 31 別のポンプ系のセンター排油路 32 油路 33 一つのポンプにおけるセンター排油路 36 切換弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックホウ装置(3)用でセンターバイ
    パス型式の複数の制御弁(26),(27)、及びサー
    ビスポート(29)用でセンターバイパス型式の制御弁
    (28)を、一つのポンプ(18)に並列的に接続し、
    別のポンプ(10)系のセンター排油路(31)からの
    油路(32)を、前記一つのポンプ(18)におけるセ
    ンター排油路(33)、アーム(5)用の制御弁(2
    7)及びサービスポート(29)用の制御弁(28)に
    接続すると共に、前記別のポンプ(10)系のセンター
    排油路(31)からの作動油を、前記油路(32)に供
    給する状態と供給しない状態に切換操作自在な切換弁
    (36)を備えてあるバックホウの油圧回路構造。
JP4119467A 1992-05-13 1992-05-13 バックホウの油圧回路構造 Expired - Lifetime JP2765688B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01223226A (ja) * 1988-03-01 1989-09-06 Kubota Ltd バックホウ作業車の油圧回路
JPH0216221A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Kubota Ltd 作業車の油圧構造
JPH03103539A (ja) * 1989-09-14 1991-04-30 Kubota Corp バックホウ装置の油圧回路構造

Patent Citations (3)

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