JPH05311692A - パワーショベル - Google Patents

パワーショベル

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JPH05311692A
JPH05311692A JP25579291A JP25579291A JPH05311692A JP H05311692 A JPH05311692 A JP H05311692A JP 25579291 A JP25579291 A JP 25579291A JP 25579291 A JP25579291 A JP 25579291A JP H05311692 A JPH05311692 A JP H05311692A
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JP
Japan
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excavation
bucket
resistance force
detected
arm
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JP25579291A
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Yotaro Hatamura
洋太郎 畑村
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動掘削中、埋設されてる異物をバケットの
接触前に検知する。 【構成】 角度センサ11等の計測値から、バケット5
の掘削深さdを求める(S1)。深さdと目標の深さD
とを比較し、シリンダへの流量を調整することにより自
動掘削をする(S2)。次に、ロードセル18,19の
検出値等から掘削抵抗のベクトルを求める(S3)。求
めたベクトルの異常の有無を、データベースを参照しな
がら判別して、異物の存在を予知する(S4)。異物の
存在が予知された場合は(S4Yes)、掘削をいった
ん停止し、次いで目標とする深さDを修正し(S5)、
自動掘削を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動掘削機能を備えた
パワーショベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動掘削機能を備えたパワーショ
ベルでは、予め掘削作業時のバケットの刃先軌跡が入力
されると、掘削作業中はこの刃先軌跡上をバケットの刃
先が移動するように、バケット、アームおよびブームを
駆動する各油圧シリンダの油量が調整される。それによ
り、操作者の複雑なレバー操作が不要となり、熟練して
いない操作者であっても、高能率・高精度の掘削作業を
連続しておこなうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したパ
ワーショベルでは、掘削作業が自動化されたため、操作
者は掘削作業中の煩わしいレバー操作から開放されるも
のの、掘削作業の手応えが得られなくなる。つまり、操
作者がレバーを操作しながらの従来の手動掘削では、目
視確認をする以外に、レバー操作に対するバケット動作
の応答からもバケットに発生する掘削抵抗の大きさを操
作者が感覚的に把握することができた。それに対し、自
動掘削の場合、操作者は掘削抵抗の変化を直接感覚的に
知ることができない。
【0004】また、自動掘削の場合、掘削作業を監視し
ている操作者の注意力は、手動掘削の場合に比べどうし
ても劣ってしまうことがいなめない。そのため、地中に
埋設物等の異物があった場合、熟練した操作者が手動掘
削をしていれば、バケットが実際に異物に当たった瞬間
に、あるいはその直前の操作の微妙な違和感で異常を察
知し、バケットの掘削動作を停止させて、異物に対する
掘削を回避することができる。それに対して自動掘削に
よる掘削作業では、バケットが異物に当たり、掘削抵抗
が急激に上昇して油圧がリリーフする程度までバケット
の動作が進行してからでないと、作業を監視している操
作者は異常に気付くことができない。
【0005】なお、従来の自動掘削装置にも、異物の掘
削を想定して、掘削抵抗の増加を検知することによりバ
ケットの作動を停止する機能を備えたものも一部に見ら
れる。しかし、その場合でも、地中の異物を検知するこ
とができるのは、異物に対してバケットが当たって掘削
抵抗が増してからであり、そのために検知タイミングが
遅れ気味となってしまう。このように従来の自動掘削機
能を備えたパワーショベルでは、異物が埋設された地面
を掘削する場合、予め異物の存在が予想できず、あるい
は異物の埋設が予想されてもその位置が不明であれば、
バケットが異物を実際に掘削するまで、異物を検知する
ことができないという問題があった。本発明は上記問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、自動掘削の最中、埋設されている異物にバケッ
トが接触する前に検知するようにして、埋設異物を誤っ
て掘削し破損することのないパワーショベルを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、予め設定したバケットの刃先軌跡に
基づき、ブーム、アームおよびバケットを駆動する各油
圧シリンダへの供給油量を調整して自動掘削するパワー
ショベルにおいて、ブーム、アームおよびバケットそれ
ぞれの回動角度を検出する角度センサと、アームとバケ
ット間の回動支軸および駆動支軸に設置されて、バケッ
トに生じる掘削抵抗力を検出する1対のロードセルと、
角度センサが検出したブーム、アームおよびバケットの
各回動角度から、バケットの掘削距離を算出する手段
と、角度センサが検出したアームに対するバケットの回
動角度およびロードセルが検出した掘削抵抗力の各成分
値から、掘削抵抗力の大きさを算出する手段と、角度セ
ンサが検出したバケットの回動角度およびロードセルが
検出した掘削抵抗力の各成分値から、掘削抵抗力の方向
を算出する手段と、角度センサが検出したバケットの回
動角度およびロードセルが検出した掘削抵抗力の各成分
値から、掘削抵抗力の着力位置を算出する手段と、自動
掘削中におけるバケットの掘削距離と掘削抵抗力との相
互の関係を表すパラメータと、掘削距離により変化する
掘削抵抗力の各値が掘削異常であるか否かを判別するた
めの許容範囲を指定するデータとを各種掘削条件ごとに
蓄積したデータベースと、算出された掘削距離および掘
削抵抗力の各値について、データベースを参照しながら
相互の値が許容される範囲内であるか否かを判別し、範
囲外である場合は掘削異常として異常信号を発生する手
段とを有することを特徴とする。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、自動
掘削のために各油圧シリンダの駆動量を指定する信号
と、算出された掘削距離、掘削抵抗力の大きさ、方向お
よび着力位置とを比較しながら、各種掘削条件ごとに、
データベース内のパラメータおよび各算出値の許容範囲
を指定するデータを更新または蓄積する手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】第1の発明においては、角度センサが検出した
ブーム、アームおよびバケットそれぞれの回動角度から
自動掘削中のバケットの掘削距離が算出される。また、
角度センサが検出したアームに対するバケットの回動角
度と、ロードセルが検出したバケットの掘削抵抗値から
自動掘削中のバケットに生じる掘削抵抗力の大きさ、方
向および着力位置が算出される。さらに、算出された掘
削距離と他の掘削抵抗力の大きさ、方向および着力位置
との関係から、データベースを参照することにより、掘
削異常であるか否かが判別され、異常であれば異常信号
が出力される。
【0009】第2の発明においては、自動掘削のために
各油圧シリンダの駆動量を指定する信号と、算出された
掘削距離、掘削抵抗力の大きさ、方向および着力位置と
が比較されて各種掘削条件ごとに、データベース内のパ
ラメータおよび各算出値の許容範囲を指定するデータが
更新または蓄積される。
【0010】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明を適用したパワーショベルの外観図で
ある。図において、パワーショベルは、履帯1、上部旋
回体2、ブーム3、アーム4、バケット5、ブームシリ
ンダ6、アームシリンダ7およびバケットシリンダ8等
から構成されている。支軸9は、ブーム3を上部旋回体
2に取付けるとともにブーム3の回動中心となる。ま
た、支軸9部には、ブーム3の回動角を測定する角度セ
ンサ11が設置されている。同様に、支軸12は、アー
ム4をブーム3に取付けるとともにアーム4の回動中心
となる。また、支軸12部には、アーム4の回動角を測
定する角度センサ13が設置されている。
【0011】支軸14は、バケット5をアーム4に取付
けるとともにバケット5の回動中心となる。また、支軸
14部には、バケット5の回動角を測定する角度センサ
15が設置されている。これらの角度センサ11,1
3,15としては、ポテンショメータ等が用いられる。
さらに、バケットシリンダ8の駆動力を伝達するリンク
16とバケット5とを接続する支軸17には、ロードセ
ル18が内蔵され、同様に、支軸14にもロードセル1
9が内蔵されている。これらのロードセル18,19
は、掘削時にバケット5に発生する掘削抵抗の値を、各
支軸14,17における直交座標成分、およびモーメン
トとして検出することができる。
【0012】なお、このロードセル18,19は、支軸
に内蔵される構造であるため、別名ピン形ロードセルと
も言い、本出願人等により開発されたものである(日本
機械学会論文集(C編)54巻497号(昭63−1)
234頁)。また、上部旋回体2には、傾斜計10が設
置されており、掘削中の上部旋回体2の姿勢変化を検出
する。このパワーショベルは、図示しないが操作レバー
を備え、ブームシリンダ6、アームシリンダ7およびバ
ケットシリンダ8の伸縮量を調整しての手動掘削が可能
であるとともに、内蔵する自動掘削制御装置28を用い
て掘削作業を自動的におこなうことができる。
【0013】図2は、実施例の動作を説明するための機
能ブロック図である。図において、角度センサ11は、
ブーム3の上部旋回体2に対する回動角度を検出し、そ
の値を掘削距離算出手段21へ送る。角度センサ13は
アーム4のブーム3に対する回動角度を検出し、その値
を掘削距離算出手段21へ送る。角度センサ15はバケ
ット5のアーム4に対する回動角度を検出し、その値を
掘削距離算出手段21、掘削抵抗力算出手段22、掘削
抵抗方向算出手段23および掘削抵抗着力位置算出手段
24へ送る。
【0014】掘削距離算出手段21は、入力された各回
動角度と、予め入力しておいたブーム3、アーム4の有
効長およびバケット5の外形寸法から、バケット5の刃
先5aの軌跡を求め、掘削作業の進行にともない変化す
る掘削距離Lを算出して、掘削異常判別手段25および
データベース更新/蓄積手段27へ送る。掘削抵抗力算
出手段22は、入力されたバケット5のアーム4に対す
る回動角度およびロードセル18,19の検出値から掘
削抵抗力Fを算出し、掘削異常判別手段25およびデー
タベース更新/蓄積手段27へ送る。
【0015】掘削抵抗方向算出手段23は、入力された
バケット5のアーム4に対する回動角度およびロードセ
ル18,19の検出値から掘削抵抗力Fの働く方向θを
算出し、掘削異常判別手段25およびデータベース更新
/蓄積手段27へ送る。掘削抵抗着力位置算出手段24
は、入力されたバケット5のアーム4に対する回動角度
およびロードセル18,19の検出値から掘削抵抗力F
の働く位置hを算出し、掘削異常判別手段25およびデ
ータベース更新/蓄積手段27へ送る。
【0016】これらの算出された掘削距離L、掘削抵抗
力の大きさF、方向θ、位置hは、図3,4に示す内容
である。すなわち、自動掘削により地面Gを一定の深さ
Dで掘削を続けようとする場合、バケット5の刃先5a
が地面Gに食い込みその先端が深さDに達した後の水平
方向の移動量が掘削距離Lとなる。また、バケット5に
は掘削にともない抵抗を生じ、その抵抗力をベクトルと
して表すとその大きさがFとなり、見掛け上はバケット
5の刃先5aから高さhの位置でバケット5に作用し、
またその方向は水平面に対して角度θとなる。
【0017】次に、掘削異常判別手段25は、掘削距離
Lの増大につれて変化する掘削抵抗力について、正常掘
削の場合その値の許容範囲をデータベース26を参照し
て再現する。図5は、ここで再現された掘削距離Lと掘
削抵抗力の大きさFの関係を示し、抵抗力Fは掘削距離
Lの増大とともに直線的に増加し、予め設定される抵抗
力よりも一定以上大きい抵抗力は異常値として斜線で示
している。
【0018】図6は、同様に掘削距離Lと掘削抵抗の方
向θの関係を示し、方向θは掘削距離Lが増大しても一
定であり、予め設定される角度の上下一定幅以外の角度
は異常値として斜線で示している。図7は、同様に掘削
距離Lと掘削抵抗の着力位置hの関係を示し、位置hは
掘削距離Lが増大するとともに徐々に増大する。初めの
値よりも低い値や、極端に大きい値は斜線で示される異
常範囲となる。これらのことから、掘削異常判別手段2
5は、掘削距離Lごとに算出された掘削抵抗力の大きさ
F、方向θ、位置hの値が適正な値か否かを判別し、何
れかでも異常であると判別されると、異常信号を自動掘
削制御装置28へ送る。
【0019】データベース26は、予め、自動掘削する
ときに対象地盤の土質や掘削条件ごとに、バケット5に
発生する掘削抵抗の各値と掘削距離Lとの関係を再現す
るためのパラメータ、および掘削距離Lの増大とともに
変化する各値が掘削異常か否かを判別するための各算出
値の許容範囲を指定するデータを蓄積している。自動掘
削制御装置28は、予め入力・指定された自動掘削の内
容に基づき、ブームシリンダ6、アームシリンダ7およ
びバケットシリンダ8等の動作信号を作成してデータベ
ース更新/蓄積手段27および図示しないバルブ類へ送
る。
【0020】また、自動掘削制御装置28は、異常信号
が入力された場合、動作信号の出力を中断して自動掘削
を停止させるとともに、事前の設定に従って、バケット
5を上方へ移動させてから自動掘削を再開させるための
動作信号を出力する。データベース更新/蓄積手段27
は、自動掘削制御装置28からの動作信号と、その動作
信号により掘削が実行されて算出された掘削距離L、掘
削抵抗力の大きさF、方向θ、位置hを常時比較してい
くことにより、掘削対象の地盤の特性ごとに異なる掘削
現象を解析してより精度の良いパラメータその他のデー
タを獲得して、データベース26の内部データを更新お
よび蓄積していく。
【0021】図8は、上述した実施例における掘削動作
の一部を表したフローチャートである。図に示すよう
に、先ず、傾斜計10、角度センサ11等の計測値か
ら、現在のバケット5の刃先5aの深さdを求める(S
1)。次いで、得られた深さdと目標とする深さDとを
比較し、刃先5aが深さDとなるように各シリンダへの
流量を調整する(S2)。ここまでが自動掘削のための
処理となる。次に、ロードセル18,19の検出値等か
ら掘削抵抗のベクトルを求め(S3)、データベースを
参照しながらベクトルの値が異常であるか、すなわち異
物検知の可能性があるか否かを判別する(S4)。
【0022】ここで、ベクトルの値に異常がなければ
(S4No)、先頭へ戻り自動掘削を続ける。ベクトル
の値に異常があれば(S4Yes)、各シリンダへの流
量を零にして掘削をいったん停止し、ついで、深さDを
浅い値に修正してから(S5)、先頭へ戻り、自動掘削
を再開する。このように実施例では、自動掘削をしなが
らバケット5に発生する掘削抵抗のベクトルの変化を監
視することにより、容易に掘削異常を検知することが可
能となる。その結果、地中に異物がある場合でも、実際
に異物まで掘削がおよぶ前に、異物の存在を察知し異物
に対する掘削を回避することが可能になる。これは、掘
削現場において存在が不明である各種の埋設配管、ケー
ブル等を破損してしまうことを未然に防止できることと
なり、作業の安全性、能率を増すことができる。
【0023】また、自動掘削における掘削現象を解析し
て内部のデータベース26を常に最適なものに更新でき
るため、掘削対象の地盤の特性や変化に対応して、異常
検知能力を常に高精度に維持できる。なお、掘削抵抗の
異常としては、掘削抵抗の増加だけでなく、減少の場合
も考えられる。すなわち、地中内部に空洞があるような
場合、掘削中に空洞の存在を察知し、掘削をいったん中
断することができる。また、実施例の自動掘削は水平に
バケット5を移動する掘削作業であるが、他の自動掘
削、例えば地面を円弧状の軌跡により掘削するような場
合でも、掘削抵抗のベクトル変化を監視し、正規の作業
の場合の変化と比較することで異常検知が可能である。
さらには、実施例におけるバケット5の刃先5aの軌跡
が、自動掘削制御装置28から出力される動作信号に対
応していることから、角度センサ11,13,15の検
出値に代えて自動掘削制御装置28からの出力信号を用
いることも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
各センサの検出値に基づきデータベースを参照しながら
の掘削現象の解析により、自動掘削中における掘削異常
の有無を的確にしかも早期に判断できるため、操作者に
対し、掘削異常を監視するための負担を軽減することが
できる。また、掘削異常が生じた場合は、その異常信号
に基づきバケットの掘削動作を停止したり、掘削軌跡を
変更する等の対応がただちにおこなえるため、地中の埋
設異物等を実際に掘削してしまう以前に回避処理がおこ
なわれて、自動掘削における安全性、作業性が改善され
る。第2の発明によれば、掘削異常の判断の基礎となる
データベースの内容が、掘削作業の経験を積むにつれて
更新または蓄積されていくことにより、掘削条件が異な
る各種現場に対しての適応性が増すとともに、異常検出
の判断が高精度になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパワーショベルの外観図であ
る。
【図2】実施例の動作を説明するための機能ブロック図
である。
【図3】自動掘削時のバケット軌跡の一例を示す図であ
る。
【図4】バケットに発生する掘削抵抗を示す図である。
【図5】掘削距離と掘削抵抗力の大きさの関係を示すグ
ラフである。
【図6】掘削距離と掘削抵抗力方向との関係を示すグラ
フである。
【図7】掘削距離と掘削抵抗力の着力位置との関係を示
すグラフである。
【図8】処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 上部旋回体 3 ブーム 4 アーム 5 バケット 5a 刃先 6 ブームシリンダ 7 アームシリンダ 8 バケットシリンダ 9,12,14,17 支軸 10 傾斜計 11,13,15 角度センサ 16 リンク 18,19 ロードセル 21 掘削距離算出手段 22 掘削抵抗力算出手段 23 掘削抵抗方向算出手段 24 掘削抵抗着力位置算出手段 25 掘削異常判別手段 26 データベース 27 データベース更新/蓄積手段 28 自動掘削制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定したバケットの刃先軌跡に基づ
    き、ブーム、アームおよびバケットを駆動する各油圧シ
    リンダへの供給油量を調整して自動掘削するパワーショ
    ベルにおいて、 ブーム、アームおよびバケットそれぞれの回動角度を検
    出する角度センサと、 アームとバケット間の回動支軸および駆動支軸に設置さ
    れて、バケットに生じる掘削抵抗力を検出する1対のロ
    ードセルと、 角度センサが検出したブーム、アームおよびバケットの
    各回動角度から、バケットの掘削距離を算出する手段
    と、 角度センサが検出したアームに対するバケットの回動角
    度およびロードセルが検出した掘削抵抗力の各成分値か
    ら、掘削抵抗力の大きさを算出する手段と、 角度センサが検出したバケットの回動角度およびロード
    セルが検出した掘削抵抗力の各成分値から、掘削抵抗力
    の方向を算出する手段と、 角度センサが検出したバケットの回動角度およびロード
    セルが検出した掘削抵抗力の各成分値から、掘削抵抗力
    の着力位置を算出する手段と、 自動掘削中におけるバケットの掘削距離と掘削抵抗力と
    の相互の関係を表すパラメータと、掘削距離により変化
    する掘削抵抗力の各値が掘削異常であるか否かを判別す
    るための許容範囲を指定するデータとを各種掘削条件ご
    とに蓄積したデータベースと、 算出された掘削距離および掘削抵抗力の各値について、
    データベースを参照しながら相互の値が許容される範囲
    内であるか否かを判別し、範囲外である場合は掘削異常
    として異常信号を発生する手段と、 を備えたことを特徴とするパワーショベル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパワーショベルにおい
    て、 自動掘削のために各油圧シリンダの駆動量を指定する信
    号と、算出された掘削距離、掘削抵抗力の大きさ、方向
    および着力位置とを比較しながら、各種掘削条件ごと
    に、データベース内のパラメータおよび各算出値の許容
    範囲を指定するデータを更新または蓄積する手段を備え
    たことを特徴とするパワーショベル。
JP25579291A 1991-09-06 1991-09-06 パワーショベル Withdrawn JPH05311692A (ja)

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