JPH05311291A - 通電材料 - Google Patents
通電材料Info
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- JPH05311291A JPH05311291A JP27093291A JP27093291A JPH05311291A JP H05311291 A JPH05311291 A JP H05311291A JP 27093291 A JP27093291 A JP 27093291A JP 27093291 A JP27093291 A JP 27093291A JP H05311291 A JPH05311291 A JP H05311291A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リードフレーム、端子、コネクター、バスバ
ー間でのマイグレーションの発生を抑えた電気部品材料
用の通電材料を提供する。 【構成】 Cr0.05〜1.0wt%、Zn0.1〜
4.0wt%を含有し、あるいはさらにNi、Fe、C
oのうちの1種又は2種以上を0.1〜5.0wt%又
はさらに副成分としてAg、Pb、Sn、Mg、Mn、
Al、B、P、As、Sbからなる群から1種又は2種
以上を総量で0.001〜5.0wt%のいずれか又は
双方を含み、残部Cuで、Oが20ppm以下、析出物
の大きさが2μm以下、結晶粒度が30μm以下である
通電材料である。 【効果】 高い導電率を有し、かつ耐マイグレーション
性の優れた材料で、リードフレームや、自動車の端子・
コネクター・バスバー等に適用される。
ー間でのマイグレーションの発生を抑えた電気部品材料
用の通電材料を提供する。 【構成】 Cr0.05〜1.0wt%、Zn0.1〜
4.0wt%を含有し、あるいはさらにNi、Fe、C
oのうちの1種又は2種以上を0.1〜5.0wt%又
はさらに副成分としてAg、Pb、Sn、Mg、Mn、
Al、B、P、As、Sbからなる群から1種又は2種
以上を総量で0.001〜5.0wt%のいずれか又は
双方を含み、残部Cuで、Oが20ppm以下、析出物
の大きさが2μm以下、結晶粒度が30μm以下である
通電材料である。 【効果】 高い導電率を有し、かつ耐マイグレーション
性の優れた材料で、リードフレームや、自動車の端子・
コネクター・バスバー等に適用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードフレーム、端
子、コネクター、バスバー(ブスバーともいう)間での
マイグレーションの発生を抑えた電気部品材料用の通電
材料に関する。
子、コネクター、バスバー(ブスバーともいう)間での
マイグレーションの発生を抑えた電気部品材料用の通電
材料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子、電気機器等の小型軽量化が
進み、使用されるコネクター等の部品も小型化するとと
もに、部品間の距離も著しく短くなる傾向にある。又、
回路はますます集積化される傾向にある。すなわち、従
来、個々の電子部品はリード線により接続されて回路が
形成されていたが、部品数が増すに従い回路が複雑とな
るので、これらを集積化することにより回路の小型化が
進められている。
進み、使用されるコネクター等の部品も小型化するとと
もに、部品間の距離も著しく短くなる傾向にある。又、
回路はますます集積化される傾向にある。すなわち、従
来、個々の電子部品はリード線により接続されて回路が
形成されていたが、部品数が増すに従い回路が複雑とな
るので、これらを集積化することにより回路の小型化が
進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の小型化、集積化
された回路において、異なる回路又は配線が小型化のた
めにわずかな間隔をおいて隔てられているが、この間隔
内に水などの電解質が介在すると電気化学的反応が生
じ、高電位側の通電部の材料となっている銅合金から溶
解した銅イオンが低電位側で析出し、更にその量が増す
と短絡する現象が生じる。この現象をマイグレーション
といい、このようなマイグレーションが起ると、回路が
正常に機能しなくなる。したがって、近年では高い導電
率を有し、かつ、マイグレーションの発生しない材料が
強く望まれていた。
された回路において、異なる回路又は配線が小型化のた
めにわずかな間隔をおいて隔てられているが、この間隔
内に水などの電解質が介在すると電気化学的反応が生
じ、高電位側の通電部の材料となっている銅合金から溶
解した銅イオンが低電位側で析出し、更にその量が増す
と短絡する現象が生じる。この現象をマイグレーション
といい、このようなマイグレーションが起ると、回路が
正常に機能しなくなる。したがって、近年では高い導電
率を有し、かつ、マイグレーションの発生しない材料が
強く望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の問題
点に鑑み、マイグレーションの研究を進め、陽極側に接
続された端子、コネクター、バスバー等の通電材料とし
てCr0.05〜1.0wt%、Zn0.1〜4.0w
t%を含み、あるいは、さらにNi、Fe、Coからな
る1種又は2種以上を総量で0.1〜5.0wt%又は
さらに副成分としてAg、Pb、Sn、Mg、Mn、A
l、B、P、As、Sbからなる群から1種又は2種以
上を総量で0.001〜5.0wt%のいずれか又は双
方を含み、残部Cu及び不可避的不純物からなる合金
で、時効処理による析出物が存在し、その析出物の大き
さが2μm以下であること、さらに、上記合金のO含有
量が20ppm以下であることあるいは結晶粒度が30
μm以下であることを特徴とするものである。
点に鑑み、マイグレーションの研究を進め、陽極側に接
続された端子、コネクター、バスバー等の通電材料とし
てCr0.05〜1.0wt%、Zn0.1〜4.0w
t%を含み、あるいは、さらにNi、Fe、Coからな
る1種又は2種以上を総量で0.1〜5.0wt%又は
さらに副成分としてAg、Pb、Sn、Mg、Mn、A
l、B、P、As、Sbからなる群から1種又は2種以
上を総量で0.001〜5.0wt%のいずれか又は双
方を含み、残部Cu及び不可避的不純物からなる合金
で、時効処理による析出物が存在し、その析出物の大き
さが2μm以下であること、さらに、上記合金のO含有
量が20ppm以下であることあるいは結晶粒度が30
μm以下であることを特徴とするものである。
【0005】本発明にしたがってCuに添加される元素
のそれぞれの添加量は次のことを考慮して定められる。
すなわち、まずCrは銅及び銅合金に含有されることに
より、銅及び銅合金のマイグレーション性を抑制する効
果を有する元素である。
のそれぞれの添加量は次のことを考慮して定められる。
すなわち、まずCrは銅及び銅合金に含有されることに
より、銅及び銅合金のマイグレーション性を抑制する効
果を有する元素である。
【0006】マイグレーション現象を抑制する機構は明
確ではないが、Crの存在によりCuイオンの溶出量が
減少し、Crの化合物の生成により、析出したCu粒子
を介する通電が妨害されることによって、電極間のマイ
グレーション現象が抑制されると推察される。
確ではないが、Crの存在によりCuイオンの溶出量が
減少し、Crの化合物の生成により、析出したCu粒子
を介する通電が妨害されることによって、電極間のマイ
グレーション現象が抑制されると推察される。
【0007】Cr含有量を0.05〜1.0wt%とす
る理由はCr含有量が0.05wt%未満では、マイグ
レーション現象を抑制する効果がなく、1.0wt%を
超えるとマイグレーション現象の抑制効果はあるが、導
電率が低下し、通電時の発熱量が大きくなり、熱放散性
も低くなるためである。
る理由はCr含有量が0.05wt%未満では、マイグ
レーション現象を抑制する効果がなく、1.0wt%を
超えるとマイグレーション現象の抑制効果はあるが、導
電率が低下し、通電時の発熱量が大きくなり、熱放散性
も低くなるためである。
【0008】また、Znも銅及び銅合金に含有されるこ
とにより銅及び銅合金のマイグレーション性を抑制する
効果を有する元素であり、特にCrと共に含まれること
により、Cr又はZnが単独で含まれる場合よりもマイ
グレーション性を抑制する効果が大きくなる。
とにより銅及び銅合金のマイグレーション性を抑制する
効果を有する元素であり、特にCrと共に含まれること
により、Cr又はZnが単独で含まれる場合よりもマイ
グレーション性を抑制する効果が大きくなる。
【0009】Zn含有量を0.1〜4.0wt%とする
理由はZn含有量が0.1wt%未満では、マイグレー
ション現象を抑制する効果がなく、4.0wt%を超え
るとマイグレーション現象の抑制効果はあるが、導電率
が低下し、通電時の発熱量が大きくなり、熱放散性も低
くなるためである。
理由はZn含有量が0.1wt%未満では、マイグレー
ション現象を抑制する効果がなく、4.0wt%を超え
るとマイグレーション現象の抑制効果はあるが、導電率
が低下し、通電時の発熱量が大きくなり、熱放散性も低
くなるためである。
【0010】Ni、Fe、Coの1種又は2種以上の含
有量を0.1〜5.0wt%とする理由は、これら元素
はマイグレーション現象の抑制効果を持つとともに、強
度向上にも寄与するものであるが、0.1wt%未満で
はその効果は低く、5.0wt%を超えると導電率の低
下が著しくなるためである。さらに副成分として、A
g、Pb、Sn、Mg、Mn、Al、B、P、As、S
bからなる群から1種又は2種以上を総量で0.001
〜5.0wt%含む理由は、強度を向上させるためであ
るが、0.001wt%未満ではその効果はなく、逆に
5.0wt%を超えると導電率が著しく低下するためで
ある。
有量を0.1〜5.0wt%とする理由は、これら元素
はマイグレーション現象の抑制効果を持つとともに、強
度向上にも寄与するものであるが、0.1wt%未満で
はその効果は低く、5.0wt%を超えると導電率の低
下が著しくなるためである。さらに副成分として、A
g、Pb、Sn、Mg、Mn、Al、B、P、As、S
bからなる群から1種又は2種以上を総量で0.001
〜5.0wt%含む理由は、強度を向上させるためであ
るが、0.001wt%未満ではその効果はなく、逆に
5.0wt%を超えると導電率が著しく低下するためで
ある。
【0011】析出物の大きさを2μm以下に限定した理
由は析出物が2μmを超えるような粗大なものになる
と、急激にマイグレーション現象が発生し易くなるため
である。酸素含有量を20ppm以下とした理由は、C
rが酸化物として合金中にとらえられているとマイグレ
ーション性の抑制効果が低減する事が判明したためであ
る。
由は析出物が2μmを超えるような粗大なものになる
と、急激にマイグレーション現象が発生し易くなるため
である。酸素含有量を20ppm以下とした理由は、C
rが酸化物として合金中にとらえられているとマイグレ
ーション性の抑制効果が低減する事が判明したためであ
る。
【0012】結晶粒度を30μm以下とした理由は、結
晶粒度が30μmを超えて粗大化してくると、加工性が
低下するとともに、耐マイグレーション性も低下する傾
向が見られるためである。
晶粒度が30μmを超えて粗大化してくると、加工性が
低下するとともに、耐マイグレーション性も低下する傾
向が見られるためである。
【0013】
【実施例】以下に本発明の具体例を示す。
【0014】まず表1に示す組成の本発明合金及び比較
合金を不活性雰囲気中で溶解鋳造し、面削後熱間圧延
し、その後、冷間圧延と焼鈍酸洗をくり返し、400〜
600℃で所定時間の最終焼鈍により結晶粒度を調整
し、酸洗後加工度20%の厚さ0.8mmの冷間圧延板
を得た。そして、#1200エメリー紙で表面研摩し
た。
合金を不活性雰囲気中で溶解鋳造し、面削後熱間圧延
し、その後、冷間圧延と焼鈍酸洗をくり返し、400〜
600℃で所定時間の最終焼鈍により結晶粒度を調整
し、酸洗後加工度20%の厚さ0.8mmの冷間圧延板
を得た。そして、#1200エメリー紙で表面研摩し
た。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】これらの得られた供試材について引張強
さ、伸び、導電率、耐マイグレーション性を評価した。
結果を表2に示す。耐マイグレーション性は供試材を1
0mm×80mmに切断し、2枚1組として、図1に示
すようにセットした供試材を図2に示すようにして水道
水中(300cc)に試験片上面が液面下20mmにな
るように浸漬した。次にこの2枚の供試材に14Vの直
流電圧を加え、経過時間に対する電流値の変化を記録計
にて測定した。この結果の代表例を図3に示す。又、各
供試材における電流値が2.0Aになるまでの時間(図
3中矢印)を表2に示す。
さ、伸び、導電率、耐マイグレーション性を評価した。
結果を表2に示す。耐マイグレーション性は供試材を1
0mm×80mmに切断し、2枚1組として、図1に示
すようにセットした供試材を図2に示すようにして水道
水中(300cc)に試験片上面が液面下20mmにな
るように浸漬した。次にこの2枚の供試材に14Vの直
流電圧を加え、経過時間に対する電流値の変化を記録計
にて測定した。この結果の代表例を図3に示す。又、各
供試材における電流値が2.0Aになるまでの時間(図
3中矢印)を表2に示す。
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】なお、析出物の大きさは供試材断面を10
00倍で2mm2検鏡し、最大の析出物の大きさにより
求めた。
00倍で2mm2検鏡し、最大の析出物の大きさにより
求めた。
【0021】表2より、本発明合金No.1〜34は、い
ずれも導電率が58%IACS以上で、かつ強度と耐マ
イグレーション性に優れ、リードフレームや自動車の端
子,コネクター、バスバー等の耐マイグレーション性の
求められる通電材料として最適な合金であることがわか
る。また、本発明合金No.2とNo.3、No.8とNo.9
およびNo.25とNo.26より0含有量が少ない方が、
マイグレーション性の抑制効果が大きいことがわかる。
さらに本発明合金No.4と5、No.12と13、および
No.30と31から結晶粒度が小さい方が、マイグレー
ション性の抑制効果が大きいことがわかる。そのため、
耐マイグレーション性の点からは0含有量が20ppm
以下、結晶粒度が30μm以下が望ましい。また、比較
合金No.35は本発明合金No.2に比べCr含有量が
少ないため、耐マイグレーション性が悪く、強度も低
い。比較合金No.36は本発明合金No.2に比べZn含
有量が少ないため、耐マイグレーション性が悪い。比較
合金No.37は、Cr含有量が多すぎるため導電率が
低い。比較合金No.38とNo.39およびNo.40は、
本発明合金No.2とNo.20およびNo.23に比べ析出
物径が大きすぎるため、耐マイグレーション性が悪い。
比較合金No.41は従来自動車のバスバー等に用いられ
ている黄銅1種で耐マイグレーション性は高いが、導電
率が低い。比較合金No.42は無酸素銅で導電率は高い
が耐マイグレーション性は悪い。
ずれも導電率が58%IACS以上で、かつ強度と耐マ
イグレーション性に優れ、リードフレームや自動車の端
子,コネクター、バスバー等の耐マイグレーション性の
求められる通電材料として最適な合金であることがわか
る。また、本発明合金No.2とNo.3、No.8とNo.9
およびNo.25とNo.26より0含有量が少ない方が、
マイグレーション性の抑制効果が大きいことがわかる。
さらに本発明合金No.4と5、No.12と13、および
No.30と31から結晶粒度が小さい方が、マイグレー
ション性の抑制効果が大きいことがわかる。そのため、
耐マイグレーション性の点からは0含有量が20ppm
以下、結晶粒度が30μm以下が望ましい。また、比較
合金No.35は本発明合金No.2に比べCr含有量が
少ないため、耐マイグレーション性が悪く、強度も低
い。比較合金No.36は本発明合金No.2に比べZn含
有量が少ないため、耐マイグレーション性が悪い。比較
合金No.37は、Cr含有量が多すぎるため導電率が
低い。比較合金No.38とNo.39およびNo.40は、
本発明合金No.2とNo.20およびNo.23に比べ析出
物径が大きすぎるため、耐マイグレーション性が悪い。
比較合金No.41は従来自動車のバスバー等に用いられ
ている黄銅1種で耐マイグレーション性は高いが、導電
率が低い。比較合金No.42は無酸素銅で導電率は高い
が耐マイグレーション性は悪い。
【0022】
【発明の効果】本発明の通電材料は高い導電率を有し、
かつ耐マイグレーション性の優れた材料である。
かつ耐マイグレーション性の優れた材料である。
【図1】耐マイグレーション性のテストのための供試材
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】同テストの説明図である。
【図3】耐マイグレーションテスト結果を示すグラフで
ある。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 Cr0.05〜1.0wt%、Zn0.
1〜4.0wt%を含有し、残部Cuおよび不可避的不
純物からなる合金で、時効処理による析出物が存在し、
その析出物の大きさが2μm以下であることを特徴とす
る通電材料。 - 【請求項2】 Cr0.05〜1.0wt%、Zn0.
1〜4.0wt%と、Ni、Fe、Coのうちの1種又
は2種以上を総量で0.1〜5.0wt%含み、残部C
uおよび不可避的不純物からなる合金で、時効処理によ
る析出物が存在し、その析出物の大きさが2μm以下で
あることを特徴とする通電材料。 - 【請求項3】 Cr0.05〜1.0wt%、Zn0.
1〜4.0wt%を含有し、さらに副成分としてSn、
Mg、Mn、Al、B、P、As、Sb、Ag、Pbか
らなる群から1種又は2種以上を総量で0.001〜
5.0wt%含み、残部Cu及び不可避的不純物からな
る合金で、時効処理による析出物が存在し、その析出物
の大きさが2μm以下であることを特徴とする通電材
料。 - 【請求項4】 Cr0.05〜1.0wt%、Zn0.
1〜4.0wt%と、Ni、Fe、Coのうちの1種又
は2種以上を総量で0.1〜5.0wt%含み、さらに
副成分としてSn、Mg、Mn、Al、B、P、As、
Sb、Ag、Pbからなる群から1種又は2種以上を総
量で0.001〜5.0wt%含み、残部Cu及び不可
避的不純物からなる合金で、時効処理による析出物が存
在し、その析出物の大きさが2μm以下であることを特
徴とする通電材料。 - 【請求項5】 O含有量が20ppm以下である請求項
1ないし4のいずれかに記載の通電材料。 - 【請求項6】 結晶粒度が30μm以下である請求項1
ないし5のいずれかに記載の通電材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27093291A JPH05311291A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 通電材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27093291A JPH05311291A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 通電材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05311291A true JPH05311291A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=17493011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27093291A Pending JPH05311291A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 通電材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05311291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5882442A (en) * | 1995-10-20 | 1999-03-16 | Olin Corporation | Iron modified phosphor-bronze |
US7727344B2 (en) | 2000-04-28 | 2010-06-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy suitable for an IC lead pin for a pin grid array provided on a plastic substrate |
CN104593638A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-05-06 | 武汉雄驰机电设备有限公司 | 电机导条及其制备方法 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP27093291A patent/JPH05311291A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5882442A (en) * | 1995-10-20 | 1999-03-16 | Olin Corporation | Iron modified phosphor-bronze |
US7727344B2 (en) | 2000-04-28 | 2010-06-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy suitable for an IC lead pin for a pin grid array provided on a plastic substrate |
CN104593638A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-05-06 | 武汉雄驰机电设备有限公司 | 电机导条及其制备方法 |
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