JPH05311144A - 耐熱性接着剤 - Google Patents
耐熱性接着剤Info
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- JPH05311144A JPH05311144A JP16159992A JP16159992A JPH05311144A JP H05311144 A JPH05311144 A JP H05311144A JP 16159992 A JP16159992 A JP 16159992A JP 16159992 A JP16159992 A JP 16159992A JP H05311144 A JPH05311144 A JP H05311144A
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- H05K3/38—Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
- H05K3/386—Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by the use of an organic polymeric bonding layer, e.g. adhesive
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Abstract
分とする芳香族テトラカルボン酸成分と一般式(1) (Rは2価の炭化水素残基、R1〜R4は低級アルキル
基、フェニル基、nは3〜60)で示されるジアミノポ
リシロキサンと芳香族ジアミンとから得られたポリイミ
ドシロキサン、(b)エポキシ・ポリオキシアルキレン
変性ポリシロキサン、(c)エポキシ基を有するその他
のエポキシ化合物、(d)無機充填剤及び、(e)エポ
キシ硬化剤が樹脂成分として含有されている耐熱性接着
剤。 【効果】 この耐熱性接着剤は、銅箔等の平滑な面と耐
熱性フィルムとの張り合わせができ接着剤層が十分な接
着力を示し、優れた柔軟性と耐熱性を示す。また積層体
の加熱硬化後でも耐熱性、可撓性(柔軟性)等に優れ
る。
Description
イミドシロキサン、(b)エポキシ・ポリオキシアルキ
レン変性ポリシロキサン、(c)エポキシ基を有する他
のエポキシ化合物、(d)無機充填剤及び、(e)エポ
キシ硬化剤が、樹脂成分として特定の組成比で含有され
ていることを特徴とする耐熱性接着剤に係わるものであ
る。
ルミニウム、鉄等の各種金属箔と、耐熱性フィルム、無
機シート等の耐熱性支持材料とを比較的低温で張り合わ
せを行うことができると共に、前記の耐熱性接着剤で張
り合わされた積層体は、接着剤層が充分な接着力を示
し、しかも、優れた耐熱性を示すので、例えば、フレキ
シブル配線基板、TAB(Tape Automate
d Bonding)用銅張基板等の製造に使用すれ
ば、その耐熱性接着剤を使用して得られた各基板が、そ
の後のハンダ処理等の各種の高温処理工程を安心して行
うことができ、最終製品の品質を高めたり、不良率を低
下させることができる。
シ樹脂やウレタン樹脂等の接着剤を用いて、芳香族ポリ
イミドフィルムと銅箔とを張り合わせることによって製
造されていることが多かった。しかし、公知の接着剤を
使用して製造されたフレキシブル配線基板は、その後の
ハンダ工程で高温に曝されると、接着剤層において、ふ
くれや剥がれを生じるという問題があり、接着剤の耐熱
性を向上させることが望まれていた。
が提案されており、例えば、N,N′−(4,4’−ジ
フェニルメタン)ビスマレイミドと、4,4’−ジアミ
ノジフェニルメタンからなる予備縮合物が知られてい
る。しかし、この予備縮合物自体は、脆いために、フレ
キシブル配線基板用の接着剤としては適していない。
特開昭62−232475号公報及び特開昭62−23
5382号公報では、ベンゾフェノンテトラカルボン酸
と芳香族ジアミンとから得られる芳香族ポリイミドとポ
リビスマレイミドとを混合した樹脂組成物から接着性フ
ィルム(ドライフィルム又はボンディングシート)を形
成し、その接着性フィルムを耐熱性フィルムと銅箔との
間に挟み込んで熱圧着する方法が提案されている。
温度が180℃以上であり、耐熱性フィルムと銅箔との
接着を、約260〜280℃程度の高い温度下で、しか
も30〜60kg/cm2程度の高い圧力下で行う必要
があり、このような接着条件では、有機樹脂製の圧着ロ
ールを使用して連続的に、耐熱性フィルムと銅箔とをラ
ミネートすることが極めて困難であり、実用性という点
で問題であった。
用組成物として、芳香族ポリイミド等にエポキシ樹脂を
配合した樹脂溶液(ワニス)が、前記樹脂硬化物からな
る耐熱性コーティング層と配線板等との接着性を改良す
るために、種々提案されているが、公知のコーティング
用組成物は、前述のような銅張基板の製造における銅箔
と芳香族ポリイミドフィルムとを接着するための接着剤
としては、張り合わせ又は硬化の温度が高くなったり、
芳香族ポリイミドとエポキシ樹脂との相溶性又は芳香族
ポリイミドと溶媒との相溶性が低かったり、あるいは接
着・硬化した後の接着剤層が柔軟でなかったりという問
題があり、実際に接着剤として使用できるものではなか
った。
述の公知の接着剤における問題点が解消されていて、接
着剤溶液の塗布、乾燥、銅箔のラミネート、及び接着剤
層の硬化からなる工程を経て、耐熱性フィルムと各種金
属箔とを好適に張り合わすことができる高温度での高い
接着性を示す耐熱性接着剤を提供することを目的とする
ものである。
リイミドシロキサン、(b)エポキシ・ポリオキシアル
キレン変成ポリシロキサン、(c)エポキシ基を有する
他のエポキシ化合物,(d)無機充填剤及び、(e)エ
ポキシ硬化剤とを組み合わせ、特定の組成にした樹脂成
分を接着剤として使用すると、接着・硬化後の接着剤層
のマトリックス樹脂中に、独立した分散粒子が形成さ
れ、接着剤層に均一に粒子径0.1〜5μmの粒子が分
散した海島構造を呈することを見出し、前記目的を達成
できる接着剤であることを知り、この発明に至った。
ェニルテトラカルボン酸類を主成分とする芳香族テトラ
カルボン酸成分と、一般式(1)
し、R1、R2、R3及びR4はは低級アルキル基又は
フェニル基を示し、nは3〜60、好ましくは5〜50
の整数を示す。)で示されるジアミノポリシロキサン1
0〜80モル%、及び、芳香族ジアミン20〜90モル
%からなるジアミン成分とから得られた可溶性のポリイ
ミドシロキサン100重量部、(b)エポキシ・ポリオ
キシアルキレン変性ポリシロキサン1〜60重量部、
(c)エポキシ基を有する他のエポキシ化合物(エポキ
シ樹脂)15〜250重量部、(d)無機充填剤0.2
〜20重量部、及び(e)エポキシ硬化剤が、樹脂成分
として含有されていることを特徴とする耐熱性接着剤に
関する。
トラカルボン酸類を主成分とする芳香族テトラカルボン
酸成分としては、3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラ
カルボン酸、又はこれらの酸二無水物やエステル化物等
のビフェニルテトラカルボン酸類を、60モル%以上、
特に80〜100モル%含有する芳香族テトラカルボン
酸成分が使用される。これらの中でも特に、2,3,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物が、
前記ポリイミドシロキサンの有機極性溶媒に対する溶解
性、エポキシ化合物との相溶性などに優れているので好
適である。
トラカルボン酸類と共に使用することができる芳香族テ
トラカルボン酸成分としては、例えば、3,3’,4,
4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、3,3’,
4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸、ビス
(3、4−ジカルボキシフェニル)メタン、2,2−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン、ピロメ
リット酸、又はそれらの酸二無水物やエステル化物等を
好適に挙げることができる。しかし、これらの使用量が
多すぎると、前記ポリイミドシロキサンが有機極性溶媒
に対して難溶性となったり、エポキシ樹脂との相溶性が
悪化したりするので適当ではない。
ジアミノポリシロキサンとしては、式中のRが炭素数2
〜6個、特に3〜5個の『複数のメチレン基』又は、フ
ェニレン基からなる2価の炭化水素残基であり、R1〜
R4がメチル基、エチル基、プロピル基等の炭素数1〜
5の低級アルキル基又はフェニル基であることが好まし
く、更に、nが特に5〜20、更に好ましくは5〜15
程度であることが好ましい。R、R1〜R4の炭素数が
多すぎたり、nの数が大きすぎると反応性が低下したり
耐熱性が悪くなったり、得られるポリイミドシロキサン
の分子量が低くなったり有機溶媒に対する溶解性が低下
したり、他の有機化合物との相溶性が悪くなったりする
ので前記程度のものが適当である。
キサンの具体例としては、ω,ω’−ビス(2−アミノ
エチル)ポリジメチルシロキサン、ω,ω’−ビス(3
−アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン、ω,ω’
−ビス(4−アミノフェニル)ポリジメチルシロキサ
ン、ω,ω’−ビス(4−アミノ−3−メチルフェニ
ル)ポリジメチルシロキサン、ω,ω’−ビス(3−ア
ミノプロピル)ポリジフェニルシロキサン等を好適に挙
げることができる。
れる芳香族ジアミンとしては、一般にはベンゼン環等の
芳香族環を2個以上、特に2〜5個有する芳香族ジアミ
ン化合物、例えばビフェニル系ジアミン化合物、ジフェ
ニルエーテル系ジアミン化合物、ベンゾフェノン系ジア
ミン化合物、ジフェニルスルホン系ジアミン化合物、ジ
フェニルメタン系ジアミン化合物、ジフェニルプロパン
系ジアミン化合物、2,2−ビス(フェニル)ヘキサフ
ルオロプロパン系ジアミン化合物、ジフェニレンスルホ
ン系ジアミン化合物、)ジ(フェノキシ)ベンゼン系ジ
アミン化合物、ジ(フェニル)ベンゼン系ジアミン化合
物、ビス(フェノキシフェニル)スルホン系ジアミン化
合物、ビス(フェノキシフェニル)ヘキサフルオロプロ
パン系ジアミン化合物、ビス(フェノキシフェニル)プ
ロパン系ジアミン化合物等を挙げることができ、それら
を単独、或いは、混合物として使用することができる。
−ジアミノジフェニルエーテル、1,3−ジアミノジフ
ェニルエーテル等のジフェニルエーテル系ジアミン化合
物、1,3−ジ(4−ジアミノフェノキシ)ベンゼン、
1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン等のジ
(フェノキシ)ベンゼン系ジアミン化合物、2,2−ビ
ス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパ
ン、2,2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル]プロパン等のビス(フェノキシフェニル)プロパ
ン系ジアミン化合物、ビス[4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル]スルフォン、ビス[4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル]スルフォン等のジ(フェノキシフ
ェニル)スルフォン系ジアミン化合物等の芳香族環を2
〜5個有する芳香族ジアミン化合物をを好適に挙げるこ
とができる。
ンと芳香族ジアミンは、前者が10〜80モル%、好ま
しくは15〜70モル%、更に好ましくは20〜60モ
ル%、後者が20〜90モル%、好ましくは30〜85
モル%、更に好ましくは40〜80モル%の割合で使用
される。どちらかの成分が多すぎたり、少なすぎたりし
てこれらの範囲をはずれるとポリイミドシロキサンの有
機溶剤に対する溶解性が低下したり、他の有機化合物と
の相溶性が悪くなったり、弾性率が高くなるので適当で
ない。
(a)は、次の方法で製造される。 (a1) 芳香族テトラカルボン酸成分とジアミノポリ
シロキサン及び芳香族ジアミンのジアミン成分とを、略
等モル使用して有機極性溶媒中で連続的に温度15〜2
50℃で重合及びイミド化させてポリイミドシロキサン
を得る方法。
香族テトラカルボン酸成分の過剰量とジアミノポリシロ
キサンとを有機極性溶媒中で温度15〜250℃で重合
及びイミド化させて、平均重合度1〜10程度の末端に
酸又は酸無水物基を有するイミドシロキサンオリゴマー
を調整し、別に芳香族テトラカルボン酸成分と過剰量の
芳香族ジアミンとを有機極性溶媒中で温度15〜250
℃で重合、イミド化及びイミド化させて、平均重合度1
〜10程度の末端にアミノ基を有するイミドオリゴマー
を調整し、次いでこの両者を酸成分とジアミン成分とが
略等モルになるように混合して温度15〜60℃で反応
させて、更に温度を130〜250℃に昇温してブロッ
クタイプのポリイミドシロキサンを得る方法。
ジアミノポリシロキサン及び芳香族ジアミン成分とを略
等モル使用して、有機極性溶媒中でまず温度20〜80
℃で重合させて一度ポリアミック酸を得た後に、イミド
化してポリイミドシロキサンを得る方法等がある。
使用される有機極性溶媒としては、例えば、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホル
ムアミド、N−メチル−2−ピロリドン等のアミド系溶
媒、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド、ジ
メチルスルホン、ジエチルスルホン、ヘキサメチルスル
ホルアミド等の硫黄原子を含有する溶媒、クレゾール、
フェノール、キシレノールなどのフェノール系溶媒、ア
セトン、メタノール、エタノール、エチレングリコー
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の酸素原子を分
子内に有する溶媒、ピリジン、テトラメチル尿素等のそ
の他の溶媒を挙げることができる。更に、必要であれ
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
系溶媒、ソルベントナフサ、ベンゾニトリルのような他
の種類の有機溶媒を併用することも可能である。
は前記(a1)〜(a3)等いずれの方法で得られたも
のを使用してもよいが、できるだけ高分子量でイミド化
率が高く、有機極性溶媒に少なくとも3重量%以上、特
に5〜40重量%程度の高濃度でに溶解させることがで
きるものが、接着操作や接着性能のよい接着剤が得らる
ので好適である。
赤外線吸収スペクトル分析法で測定してイミド化率が9
0%以上、特に95%以上が好ましく赤外線吸収スペク
トル分析においてポリマーのアミド−酸結合に係わる吸
収ピークが実質的に見出されず、イミド環結合に係わる
吸収ピークのみが見られるような高いイミド化率である
ことが好ましい。
度:0.5g/100ミリリットル溶媒、溶媒:N−メ
チル−2−ピロリドン、測定温度:30℃、粘度計:キ
ャノンフェンスケ型粘度計)が0.05〜4、更に好ま
しくは0.1〜3程度である重合体である。
ィルムに形成した場合に、その弾性率が250kg/m
m2以下、特に0.5〜200kg/mm2であって、
熱分解開始温度が250℃以上、特に300℃以上であ
り、二次転位温度が−10℃以上、特に10〜250℃
程度であることが、この発明の目的を達成するうえで好
ましい。
リオキシアルキレン変性ポリシロキサン(b)の使用量
は、ポリイミドシロキサン100重量部に対して、1〜
60重量部、好ましくは1.5〜15重量部である。使
用量が多すぎたり、少なすぎると他の成分との相溶性が
悪くなり均一な溶液にならなかったり、効果が現れなな
るので前記範囲が適当である。
リオキシアルキレン変性ポリシロキサンとしては、末端
に水酸基、カルボキシル基、又はアミノ基を有する反応
性ポリシロキサンオイルと、ビスフェノール型エポキシ
樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、グリシジ
ルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポ
キシ樹脂等のエポキシ化合物及びポリオキシプロピレ
ン、ポリオキシエチレン等のポリオキシアルキレン化合
物とを80〜140℃程度の温度で反応させて得られ
る、ポリシロキサンの末端又は内部にエポキシ基を少な
くとも1つ有し、更にポリオキシアルキレン基を少なく
とも1つを有するエポキシ・ポリオキシアルキレン変性
ポリシロキサンであればよい。
シロキサンとしては、融点が90℃以下であるもの、又
は30℃以下であるものが好ましい。又、エポキシ・ポ
リオキシアルキレン変性シロキサンがエポキシ基を少な
くとも1つ有し、更にポリオキシアルキレン基を少なく
とも1つ有するものであることが好ましい。例えば、エ
ポキシ・ポリオキシアルキレン変性シリコンオイル(東
レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製:SF−8
421EG,BY−16−845、BY−16−876
等)を挙げることができる。
有する他のエポキシ化合物(c)の使用割合は、ポリイ
ミドシロキサン100重量部に対して15〜250重量
部、好ましくは20〜150重量部であり、多すぎたり
少なすぎたりすると、未硬化状態の接着剤がべたついて
硬化後の柔軟性に欠けたり、未硬化状態の接着剤の軟化
点が高すぎたりして硬化後の接着特性が悪くなったりす
るので前記範囲にすることが望ましい。
する他のエポキシ化合物としては、1個以上のエポキシ
基を有するエポキシ化合物、例えば、ビスフェノールA
型又はビスフェノールF型エポキシ樹脂(油化シェル株
式会社製、商品名:エピコート807、828等)、フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、アルキル多価フェ
ノール型エポキシ樹脂(日本化薬株式会社製、RE70
1、RE550S等)、多官能型エポキシ樹脂(住友化
学株式会社製、ELM−100等)、グリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂(三菱瓦斯化学株
式会社製、商品名:テトラッドX等)等が単独で又は複
数併用することもできる。エポキシ化合物の融点が高す
ぎると未硬化状態の接着剤の軟化点が高くなるので、融
点が90℃以下、特に0〜80℃程度であるもの、或い
は、30℃以下の温度で液状であるものが好適である。
(d)としては、一次粒子径が5μm以下、好ましくは
2μm以下、更に好ましくは1μm以下である酸化ケイ
素、酸化アルミ、酸化チタン等を挙げることができる。
例えば、日本アエロジル株式会社製の酸化ケイ素(商品
名:アエロジル200、アエロジル300、アエロジル
R202、アエロジルR972等)、塩野義製薬株式会
社製の酸化ケイ素(商品名:カープレックス80等)、
キャボット社製の酸化ケイ素(商品名:キャボシールT
S−720等)等を挙げることができる。
使用割合は、ポリイミドシロキサン100重量部に対し
て0.2〜20重量部、好ましくは0.6〜15重量部
であり、少なすぎたり、多すぎたりすると効果がなかっ
たり、均一に添加することや撹拌・混合が困難になるの
で前記範囲が好適である。
硬化剤(e)としては、それ自体公知の硬化剤、例えば
イミダゾール類、第3級アミン類、トリフェニルフォス
フィン類等の硬化触媒、ジシアンジアミド類、ヒドラジ
ン類、芳香族ジアミン類、水酸基を有するフェノールノ
ボラック型硬化剤等の重付加型硬化剤、有機過酸化物等
を挙げることができる。
キシ化合物100重量部に対して0.01〜110重量
部使用される。
ミドシロキサン(a)、エポキシ・ポリオキシアルキレ
ン変性ポリシロキサン(b)、エポキシ基を有する他の
エポキシ化合物(c)、無機充填剤(d)及び、エポキ
シ硬化剤(e)の所定量を均一に、撹拌・混合して容易
に得ることができる。混合する際、前記無機充填剤は、
部分的に凝集しないように、予め適当な極性溶媒中で超
音波等でよく分散させてから接着剤の他の成分と混合
し、耐熱性接着剤の溶液組成物にすることができる。有
機極性溶媒としては、前記ポリイミドシロキサンを得る
際に使用できる有機極性溶媒、例えばジオキサン、テト
ラヒドロフラン等の酸素原子を分子内に有する溶媒やN
−メチル−2−ピロリドン等のアミド系溶剤が好適に使
用される。
ましくは5〜40重量%が適当であり、溶液粘度(30
℃)は、0.1〜10000ポイズ、特に0.2〜50
00ポイズ、更に好ましくは0.3〜1000ポイズ程
度であることが好ましい。
成分のみの組成物の軟化温度(熱板上で軟化が開始する
温度)が、150℃以下、特に140℃以下、さらに好
ましくは0〜130℃程度であることが好ましい。
分の全てが有機極性溶媒に溶解されている耐熱性接着剤
の溶液組成物を、適当な金属箔、芳香族ポリイミドフィ
ルム、芳香族ポリエステル等の耐熱性フィルム面、又
は、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂のフィルム面上に塗
布し、その塗布層を80〜200℃の温度で20秒〜1
00分間乾燥することによって、溶媒が1重量%以下に
まで実質的に除去された(好ましくは溶媒残存率が0.
5重量%以下である)未硬化状態の耐熱性接着剤の薄膜
(厚さ約1〜200μm)を形成することができる。
性接着剤の薄膜は、好適な柔軟性を有しており、紙管等
に巻きつけたり、または、打ち抜き法等の穴開け加工を
することもでき、更に、前記の耐熱性又は熱可塑性フィ
ルム上に未硬化の耐熱性接着剤の薄膜層が形成されてい
る積層シートと、転写先用の金属箔又は耐熱性フィルム
等とを重ね合わせて、約20〜200℃の温度に加熱さ
れた一対のロール(ラミネートロール)間を通すことに
よって、転写先用の金属箔又は耐熱性フィルム上に耐熱
性接着剤のシート層を転写することも可能である。
フィルムと金属箔等とを接合させて銅張基板等の積層体
を形成するには、例えば、前述のように形成された薄膜
状の耐熱性接着剤層を介して、耐熱性フィルムと金属箔
とを80〜200℃、特に120〜180℃の温度で、
加圧(0.2〜8kg/cm2)下にラミネート(張り
合わせ)して、更に、そのラミネートされたものを、約
140〜250℃、特に150〜230℃の温度で、3
0分間〜40時間、特に1〜30時間加熱して、耐熱性
接着剤層を加熱硬化させることによって、積層体を何ら
の支障もなく容易に連続的に製造することができる。
ミドフィルム、ポリアミドフィルム、ポリエーテルエー
テルケトンフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム等
の耐熱性フィルムと、銅、アルミニウム、鉄等の適当な
金属箔と接合するために好適に使用することができる。
又、この発明の耐熱性接着剤は、樹脂成分として、ビス
マレイミド樹脂等の他の熱硬化性樹脂等が少ない割合で
含有されていてもよい。
硬化後の接着層の切片を透過型電子顕微鏡で観察すると
(図1)、接着剤層のマトリックス樹脂中に独立した粒
子として分散し、しかも粒子径0.1〜5μmの分散粒
子が形成され、接着剤層が海島構造を有するのが観測さ
れる。分散粒子の粒子径が5μmより大きくなると接着
面が不均一になるので接着剤層の強度が弱くなり好まし
くない。接着・ 硬化後にこのような海島構造をとると
共に添加した無機充填剤が島部分に集まっているので、
耐熱性と柔軟性のバランスが優れた特性を持つと共に、
接着性の安定性にも寄与する。このような形態は、剥離
試験において破壊モードを凝集破壊にする傾向があり、
接着力が安定する。
く説明する。以下の実施例において、対数粘度(η
inh)は、濃度が0.5g/100ml溶媒となるよ
うに、ポリイミドシロキサンを、N−メチル−2−ピロ
リドンに均一に溶解して溶液を調製し、キャノンフェン
スケ型粘度計を用いてその溶液の溶液粘度及びび溶媒の
粘度を30℃で測定して、下記の計算式から算出された
値である。
は、粘弾性試験における粘弾性ピークのTanδ(高温
側)をレオメリック社製のメカニカルスペクトロメータ
ーRDS−2を用いて求めた値である。
は、インテスコ社製の引張試験機を用いて、剥離速度5
mm/分の条件で測定した結果である。
て種々の積層体を形成する工程において、タック性(保
護用フィルムとの粘着性)、積層体のパンチング性、及
び加熱接着時の作業性を総合的に評価したものであり、
◎は優良を示し、○は良を示し、△は普通であり、×は
不良を示す。
機を用いて、剥離速度50mm/分で、測定温度25℃
では90°、そして測定温度180℃では180゜剥離
試験を行って測定した結果である。
し、その銅箔をエッチング処理して除去した後の配線板
の耐カール性を示す曲率半径は、JIS規格C5012
に示された計算式[曲率半径(mm)=L2/8h
(L:試料長さ、h:そりの高さ)〕から算出された値
である。
リリットルのガラス製フラスコに、2,3,3’,4’
−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(a−BPD
A)0.054モル、ω,ω’−ビス(3−アミノプロ
ピル)ポリジメチルシロキサン(信越シリコン株式会社
製、X−22−161AS、n:9)0.027モル、
及びN−メチル−2−ピロリドン(NMP)160gを
仕込み、窒素気流中で50℃の温度に高め、この温度で
2時間撹拌して、アミック酸オリゴマーを生成させ、次
いで、その反応液を200℃に昇温して、その温度で3
時間撹拌して末端に無水基を有するイミドシロキサンオ
リゴマー(A−1成分、平均重合度:1)を製造した。
ン(X−22−161AS)及びNMPをそれぞれ使用
したほかは、参考例1と同様にして末端に無水基を有す
るイミドシロキサンオリゴマー(A−2、平均重合度:
2及びA−3、平均重合度:6)をそれぞれ製造した。
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパ
ン(BAPP)及びNPAをそれぞれ参考例1と同様に
仕込み、窒素気流中50℃で2時間撹拌して、アミック
酸オリゴマーを生成させ、次いで、その反応液を200
℃に昇温して、その温度で3時間撹拌して末端にアミノ
基を有するイミドオリゴマーB−1成分(平均重合度:
1)を生成させた。
ぞれ使用したほかは、参考例4と同様にして、末端にア
ミノ基を有するイミドオリゴマーB−2成分(平均重合
度:2)、及びB−3成分(平均重合度:10)をそれ
ぞれ製造した。
3成分)0.0025モルの20重量%NMP溶液及び
参考例7で製造したイミドオリゴマー(B−3成分)
0.0025モルの20重量%のNMP溶液を容量50
0ミリリットルのガラス製フラスコに仕込み、参考例1
と同様にして窒素気流中、昇温して50℃で1時間撹拌
してポリアミック酸ブロックポリマーを生成させ、次い
で、昇温して200℃で3時間撹拌してポリイミドシロ
キサン(ブロックポリマー)を生成させた。このポリイ
ミドシロキサンは、イミド化率が95%以上であり、対
数粘度が0.45であった。
に示すような量及び反応条件で使用したほかは参考例7
と同様にして、ポリイミドシロキサン(ブロックポリマ
ー)をそれぞれ製造した。製造された各ポリイミドシロ
キサンの対数粘度、フィルムに成型した際の弾性率及び
軟化温度を第2表に示す。
ットルのガラス製フラスコに、前記の参考例7で製造さ
れたポリイミドシロキサン(ブロックポリマー、A−3
−B−3)50g、エポキシ・ポリオキシアルキレン変
性ポリシロキサン〔東レ・ダウコーニン・シリコーン
(株)製、SF−8421EG〕10g、エポキシ樹脂
〔油化シェルエポキシ(株)製、エピコート807〕3
0g、酸化ケイ素〔日本エアロジル(株)、アエロジル
200、粒径:0.012μm〕3.0g、フェノール
ノボラック型硬化剤(明和化成株式会社製、H−1)2
0gとイミダゾール系硬化剤0.1g、及びジオキサン
185gを仕込み、室温(25℃)で約2時間撹拌して
均一な耐熱性接着剤の溶液組成物(25℃の粘度:7ポ
イズ)を調製した。この溶液組成物は、室温に1週間放
置しても均一な溶液の状態を保持していた。
の耐熱性接着剤の溶液組成物をポリイミドフィルム(宇
部興産株式会社製、商品名:UPILEX−S、厚さ7
5μm)上にドクターブレードで125μmの厚さで塗
布し、次いで、その塗布層を50℃で30分間、100
℃で30分間、加熱して乾燥し、ポリイミドフィルム上
に厚さ約25μmの耐熱性接着剤層(未硬化の乾燥され
た層、軟化温度:60℃)を形成した。
ィルムと銅箔(35μm)の平滑な面(粗化処理してい
ない面)とを重ね合わせて、130℃に加熱したラミネ
ートロール間で圧力を加えながら通過させることにより
圧着し、この圧着した積層体を100℃で1時間、12
0℃で1時間、160℃で10時間加熱処理して,耐熱
性接着剤層を硬化させ、積層体を製造した。得られた積
層体について接着強度を測定し、その結果を第3表に示
す。
ミドシロキサン(ブロックポリマー)を使用し、各成分
の組成を第3表に示すようにしたほかは、実施例1と同
様にして、耐熱性接着剤の溶液組成物をそれぞれ調製し
た。前記の各溶液組成物を使用したほかは、実施例1と
同様にして積層体をそれぞれ製造した。その積層体の性
能を第3表に、電子顕微鏡写真を図1(×9000)に
示す。いずれの実施例も図1と同様であった。
して耐熱性接着剤の溶液組成物を調整した。その溶液組
成物を用いたほかは実施例1と同様にしてポリイミドフ
ィルム上に前記溶液組成物を塗布し乾燥して、接着剤層
(未硬化の乾燥された接着剤層、厚さ:20μm)を形
成した。
ムを使用したほかは、実施例1と同様にして積層体を製
造した。その積層体の性能試験の結果を第3表に示す
が、接着性が0.7kg/cmと低いものであった。
ン変性ポリシロキサンの種類」の欄において、『SF−
8421EG』、『BY−16−845』、『BY−1
6−876』は、東レ・ダウコーニング・シリコーン
(株)製のエポキシ・ポリオキシアルキレン変性ポリシ
ロキサンを示す。又、第3表の「他のエポキシ化合物の
種類」の欄において、『エピコート807』は油化シェ
ル(株)製のビスフェノールA型エポキシ樹脂を示し、
『RE701』,『RE550S』は日本化薬(株)製
のアルキル多価フェノール型エポキシ樹脂を示し、『E
LM−100』は住友化学(株)製の多官能型エポキシ
樹脂を示す。
成物を支持フィルム上に塗布し比較的低温で乾燥するこ
とによって、未硬化で薄層状態の耐熱性接着剤層を容易
に形成することができ、しかも、その薄層の耐熱製接着
剤層が充分な柔軟性を有しており、しかも、その支持フ
ィルム上の薄層の耐熱性接着剤層が、穴開け加工を受け
ても何ら支障がなく、又、他の耐熱性の支持フィルム上
へ適当な温度で転写することも可能であり、そして、耐
熱性フィルムと銅箔とのラミネートを比較的低温で実施
することができる作業性がよいものである。
金属箔との積層体も高い接着力を示し、加熱硬化された
後でも、耐熱性、可撓性等に優れており、そして、銅箔
等のエッチング後のエッチングフィルムのカールも小さ
いので、特にフレキシブル配線基板、TAB用銅張基板
等の接着剤として好適に使用することができる。
過型電子顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)ビフェニルテトラカルボン酸類を
主成分とする芳香族テトラカルボン酸成分と一般式
(1) 【化1】 (但し、式中のRは2価の炭化水素残基を示し、R1、
R2、R3及びR4は低級アルキル基又はフェニル基を
示し、nは3〜60の整数を示す。)で示されるジアミ
ノポリシロキサン10〜80モル%及び芳香族ジアミン
20〜90モル%からなるジアミン成分とから得られた
可溶性のポリイミドシロキサン100重量部、 (b)エポキシ・ポリオキシアルキレン変性ポリシロキ
サン1〜60重量部、 (c)エポキシ基を有する他のエポキシ化合物15〜2
50重量部、 (d)無機充填剤0.2〜20重量部及び、 (e)エポキシ硬化剤が樹脂成分として含有されている
ことを特徴とする耐熱性接着剤。
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