JPH05310326A - 凝集パターン判定用プレート移送装置 - Google Patents

凝集パターン判定用プレート移送装置

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JPH05310326A
JPH05310326A JP10558492A JP10558492A JPH05310326A JP H05310326 A JPH05310326 A JP H05310326A JP 10558492 A JP10558492 A JP 10558492A JP 10558492 A JP10558492 A JP 10558492A JP H05310326 A JPH05310326 A JP H05310326A
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Fujiko Kikuchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレートストッカからのプレートの搬出作業
の迅速化、その構成の単純化を図った凝集パターン判定
用プレート移送装置を得ること。 【構成】 プレートストッカ6内のプレート1をガイド
手段2の一方の側に載置するプレート移送載置手段11
とを備え、該プレート移送載置手段11により搬出され
るプレート1をプレートストッカ6内の底面部に予め順
次設定する積層プレート用リフト機構18を併設し、こ
の積層プレート用リフト機構18を、プレートストッカ
6内の最下位のプレート1を残して二段目以上のプレー
ト1を自重により係合する二組のプレート挟み用アーム
21A,21B,22A,22Bを備えたプレート挟み
機構部18Aと,このプレート挟み機構部18Aの全体
を上昇又は下降させるプレート上下動機構部18Bとに
より構成し、プレート挟み機構部18Aに、二組のプレ
ート挟み用アームの直立維持用ストッパ26を装備した
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凝集パターン判定用プ
レート移送装置に係り、とくにプレート搬送路上の所定
箇所に凝集パターン判定箇所が設けられた凝集パターン
判定用プレート移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野においては、血液中の各種成分
やビールス等を検出分析する方法として、従来より、血
液の凝集パターンに基づく判別方法が比較的多く行わ
れ、凝集の有無によって種々の判定基準が設けられてい
る。この凝集有無の判定は、多くは、肉眼による目視判
定によって行われている。具体的には、凝集の有無を反
応容器(ウエル)内の粒子の分布を予め定めた輝度を基
準とし該基準輝度以下の部分の面積としてとらえたり、
また、標準凝集パターンや被凝集パターンと比較した
り、更には検体試料の連続的段階希釈系列を作成する等
により、人の目による総合判断に依存する場合が多い。
【0003】この目視判断には、高度の熟練を要するこ
とや或いは判定に個人差がでる等の不都合が生じてい
る。このため、昨今においては、一次元の受光素子(一
次元CCDセンサ)を用いた判定の自動化が進められて
いる。そして、この凝集パターン判定の自動化に際して
は、その装置が、例えば、ガイド手段上にてプレートに
対して移送力を付勢し凝集パターン判定箇所に送り込む
移送力付勢手段や,プレートストッカ内のプレートを搬
出しガイド手段の一方の側に載置するプレート移送載置
手段,或いはこのプレート移送載置手段に併設され該プ
レート移送載置手段により搬出されるプレートをプレー
トストッカ内の底面部に予め順次設定する積層プレート
用リフト機構等を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この判
定自動化装置が備えている移送力付勢手段や,プレート
ストッカ内のプレートを搬出しガイド手段の一方の側に
載置するプレート移送載置手段,或いはこのプレート移
送載置手段により搬出されるプレートをプレートストッ
カ内の底面部に予め順次設定する積層プレート用リフト
機構等の内,例えば積層プレート用リフト機構について
は動作が比較的精巧で且つ迅速性を要求されることから
構造が複雑となり、特にプレートストッカ内のプレート
を搬出する場合に成される二段目のプレートに対する両
側面からの当接支持に際しては、その当接動作が多くは
ネジ機構に依存していることから緩慢となり、迅速性に
欠けるという不都合が生じていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに凝集パターン判定の自動化におけるプ
レートストッカからのプレートの搬出作業を円滑に且つ
迅速になし得ると共に、その構成の単純化を図り、これ
によって装置の小型化を図った凝集パターン判定用プレ
ート移送装置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、凝集パター
ン判定用の試料が付されたプレートをガイド手段に沿っ
て凝集パターン判定箇所に送り込む移送力付勢手段と、
前記ガイド手段の一端部側に配設され前記プレートの複
数個が積層状態に収納されるプレートストッカと、この
プレートストッカ内のプレートをその水平状態を維持し
つつ上昇及び水平移動せしめて搬出すると共に上方から
幾分下降させて前記ガイド手段の一方の側に載置するプ
レート移送載置手段とを備えている。
【0007】プレート移送載置手段には、当該プレート
移送載置手段により搬出されるプレートをプレートスト
ッカ内の底面部に予め順次設定する積層プレート用リフ
ト機構が併設されている。この積層プレート用リフト機
構は、プレートストッカ内の最下位のプレートを残して
二段目以上のプレートを自重により係合する二組のプレ
ート挟み用アームを備えたプレート挟み機構部と,この
プレート挟み機構部の全体を所定のタイミングで上昇さ
せ或いは下降させるプレート上下動機構部とにより構成
されている。そして、このプレート挟み機構部に、前述
した二組のプレート挟み用アームが自重により必要以上
に内側へ倒れ込むのを防止する直立維持用ストッパを装
備する、という構成をとっている。これによって前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0008】
【作用】二組のプレート挟み用アームは自重により相互
に内側に倒れ込むようになっており、この内側への倒れ
込む回動力によりプレートが挟み込まれる。一方、プレ
ートが無い場合には、直立維持用ストッパによってプレ
ート挟み用アームが必要以上に内側へ倒れ込むのが防止
される。また、プレート上下動機構部は、プレート挟み
用アームが機能して二段目以上のプレートを支持した場
合、所定のタイミングで上昇もしくは下降動作を行う。
このプレート上下動機構部の上昇動作によりプレートス
トッカ内の最下位のプレートがプレート移送載置手段に
よりすくい上げられるようにして搬出される。
【0009】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図11に基づいて説明する。まず、図1に示す実施例に
は、凝集パターン判定用の試料が付されたプレート1の
移送をその搬送路に沿って案内するガイド手段2と、こ
のガイド手段2に沿って装備されプレート1に対して一
方の側から他方の側へ移送力を付勢する移送力付勢手段
3と、搬送路上に予め設けられた凝集パターン判定箇所
4に装備され移送されてくるプレート1を当該凝集パタ
ーン判定箇所4に停止せしめるストッパ部5Aを備えた
プレート停止機構5とを備えている。
【0010】また、このプレート停止機構5および移送
力付勢手段3の各動作を必要に応じて規制する主制御部
(図示せず)が装備されている。符号10は、プレート
1上の試料につきその凝集パターンを判定するための凝
集パターン判定手段を示す。この凝集パターン判定手段
10は、当該凝集パターン判定箇所4に、前述した搬送
路に直交する方向(図1の紙面に直交する方向)から着
脱自在に装備されるようになっている。
【0011】ガイド手段2の図1に於ける左端部には、
複数のプレート1が積層されて収納された箱形状の一方
のプレートストッカ6が着脱自在に装備されている。ガ
イド手段2の図1に於ける右端部にも、同一に形成され
た他方のプレートストッカ7が着脱自在に装備されてい
る。このプレートストッカ7は、凝集パターン判定完了
のプレート1を収納するためのものであり、一方、前述
したプレートストッカ6は凝集パターン判定前のプレー
ト1を収納するためのものである。
【0012】一方のプレートストッカ6の図1に於ける
下方部には、当該プレートストッカ6内から移送用のプ
レート1を一枚づつ順次選定する一方の積層ストッカ用
リフト機構18が装備されている。また、他方のプレー
トストッカ7の図1に於ける下方部には、凝集パターン
判定完了後のプレート1を下方から順次積層するための
他方の積層ストッカ用リフト機構18が装備されてい
る。
【0013】また、一方のプレートストッカ6と前述し
たガイド手段2の図1に於ける下方部分には、上下動可
能に構成されたベルトコンベア部11Aを有する送り側
ベルトコンベア機構11が装備されている。この送り側
ベルトコンベア機構11は、そのベルトコンベア部11
Aがプレートストッカ6からガイド手段2の下方部分に
まで延設された状態に配設されている。そして、稼働時
には、まず上昇してプレートストッカ6内の最下部に位
置するプレート1を下から押し上げる形態をもって当該
プレート1をベルトコンベア部11A上に載置し、しか
る後、これをガイド手段2の上方部分にまで移送し、そ
の後、ベルトコンベア部11Aを下降動作せしめて当該
プレート1を前述したガイド手段2上に比較的ゆっくり
と載置するようになっている。
【0014】更に、他方のプレートストッカ7の図1に
於ける下方部分にも、上下動可能に構成されたベルトコ
ンベア部12Aを有する受入れ側ベルトコンベア機構1
2が装備されている。この受入れ側ベルトコンベア機構
12は、図1に示す如く前述した一方のプレートストッ
カ6と同一に形成されその向きが逆向きに装備されてい
る。この受入れ側の他方のベルトコンベア機構12は、
ベルトコンベア部12Aがプレートストッカ7からガイ
ド手段2の下方部分にまで延設された状態に配設されて
いる。そして、稼働時には、まず上昇してガイド手段2
上のプレート1を下から押し上げる形態をもって当該プ
レート1をベルトコンベア部12A上に載置し、しかる
後これをプレートストッカ7内まで移送し、その後、ベ
ルトコンベア部12Aを下降動作せしめて当該プレート
1をプレートストッカ7内に載置するようになってい
る。
【0015】これを更に詳述する。まず、プレート1と
しては、本実施例では複数の反応容器部(ウエル)が碁
盤目状に配設され比較的薄型の部材で曲折加工されたプ
ラスチック製のプレートが使用されている。このプレー
ト1は、全体的には四角形状に形成されている。また、
このプレート1の移送を案内するガイド手段2は、断面
L字状で下端部に対向面側に向う突出部が形成された二
本のガイド部材2A,2Bから成り、その対向面側の突
出部で前述したプレート1を支持すると共にその移送を
案内し得るようになっている。このガイド手段2は、そ
の上流側と下流側が,それぞれプレートストッカ6,7
に当接するようにして装備されている。符号2A1 ,3
1は、ガイド部材2A,2Bを支持する脚部を示す
(なお、図1では脚部2A1 ,3A1が重なってい
る)。
【0016】ガイド手段2の図1における上方部に、前
述したプレート1に移送力を付勢する移送力付勢手段3
が装備されている。この移送力付勢手段3は、ガイド手
段2のやや外側に位置した上方部に配設されガイド手段
2に平行に装備された二本の筒状ガイドレール31,3
2と、この二本の筒状ガイドレール31,32の両端部
をそれぞれ別々に支持するガイドレール支持部材31
A,31Bと、二本の筒状ガイドレール31,32上に
装備されプレート1に別々に移送力を付勢する第1およ
び第2の移送機構部33,34と、この第1および第2
の移送機構部33,34に各別に移送力を伝達する第1
および第2の移送力伝達機構部35,36とを備えた構
成となっている。ここで、図1にあっては、二本の筒状
ガイドレール31,32は重なっている。また、ガイド
レール支持部材31A,32Aが、更にはガイドレール
支持部材31B,32Bが、そして移送力伝達機構部3
5,36がそれぞれ重なっている。
【0017】そして、第1の移送機構部33は、プレー
トストッカ6から送り出されたプレート1をガイド手段
2の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4まで移送
する機能を有している。また、第2の移送機構部34
は、判定済のプレート1をパターン判定箇所4からプレ
ートストッカ7まで移送するとともに該プレート1をプ
レートストッカ7内に収納し得る位置まで移送する機能
を有している。
【0018】移送力付勢手段3の一部を構成する第1の
移送機構部33は、図2ないし図3に示すように、二本
の筒状ガイドレール31,32上に直行するようにして
配設された押圧軸331 と、この押圧軸331 の両端部
を固定支持すると共に該押圧軸331 を二本の筒状ガイ
ドレール31,32上を往復移動可能に案内する押圧軸
支持部材332 ,333 と、前記押圧軸331 の中央部
に垂下固定された回り止め部材334 と、この回り止め
部材334 の両端部に配設され押圧軸331 に回転自在
に装備された押圧板取付け部材335 ,336 と、この
押圧板取付け部材335 ,336 に支持され前述したプ
レート1を押圧しながら(図1ないし図3のA方向)ガ
イド手段2の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4
まで移送するプレート押圧板337 とを備えている。符
号338 はプレート押圧板337の元位置復帰に際して
機能し該プレート押圧板337 の復帰動作に伴う衝撃を
吸収する緩衝部材を示す。
【0019】この第1の移送機構部33には、一方の筒
状ガイドレール31に沿って配設され装備された第1の
移送力伝達機構部35が連結されている。この第1の移
送力伝達機構部35は、一方の筒状ガイドレール31に
沿って配設された移送用ワイヤ351 と、一方の筒状ガ
イドレール31の図1に於ける右端部に装備され移送用
ワイヤ351 を巻き取ると共にこの巻き取った分だけ送
り出すワイヤ用原動プーリ352 と、一方の筒状ガイド
レール31の図1に於ける左端部に装備されこの移送用
ワイヤ351 を半巻回して当該移送用ワイヤ351 の走
行を支持するワイヤ用従動プーリ353 とを備えてい
る。
【0020】移送用ワイヤ351 の両端部は、それぞれ
緩衝用コイルばね354 ,355 を介して前述した押圧
軸支持部材332 の下端部に連結されている。また、ワ
イヤ用原動プーリ352 は、ワイヤ駆動モータ356
駆動軸に装着されている。このワイヤ駆動モータ356
及びワイヤ用原動プーリ352 は、コ字状部材357
介して前述したガイド部材2Aの図1に於ける右端部に
装備されている。また、ワイヤ用従動プーリ353 は、
L字状部材358 を介してガイド部材2Aの図1に於け
る左端部に装備されている。
【0021】これにより、ワイヤ駆動モータ356 が正
回転すると、第1の移送力伝達機構部35の移送用ワイ
ヤ351 に付勢されて第1の移送機構部33が矢印A方
向に移動し、プレート1が図1の左方向から右方向へ移
送されるようになっている。これに対し、第1の移送機
構部33の元位置復帰に際しては、ワイヤ駆動モータ3
6 を逆回転させる。これによって、第1の移送機構部
33は、図1ないし図3のB方向に移動する。そして、
次のプレート1の載置箇所をB方向に移動する場合に
は、図3の矢印Cで示す位置に回動してプレート1上を
B方向へ移動し得るようになっている。
【0022】移送力付勢手段3の一部を構成する第2の
移送機構部34は、図1および図4に示すように、二本
の筒状ガイドレール31,32上に直行するようにして
配設された押圧軸341 と、この押圧軸341 の両端部
を固定支持すると共に該押圧軸341 を二本の筒状ガイ
ドレール31,32上を往復移動可能に案内する押圧軸
支持部材342 ,343 と、前記押圧軸341 の中央部
に垂下固定された回り止め部材344 と、この回り止め
部材344 の両端部に配設され押圧軸341 に回転自在
に装備された押圧板取付け部材345 ,346 と、この
押圧板取付け部材345 ,346 に支持され前述したプ
レート1を押圧しながら(図1ないし3のA方向)ガイ
ド手段2の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4ま
で移送するプレート押圧板347 とを備えている。符号
348 はプレート押圧板347 の元位置復帰に際して機
能し該プレート押圧板347 の復帰動作に伴う衝撃を吸
収する緩衝部材を示す。
【0023】第1の移送機構部34には、他方の筒状ガ
イドレール32に沿って配設され装備された第2の移送
力伝達機構部36が連結されている。この第2の移送力
伝達機構部36は、前述した第1の移送力伝達機構部3
5と同様に、移送用ワイヤ361 を有し、またこの移送
用ワイヤ361 を緩衝用コイルばね364 ,365 を介
して前述した押圧軸支持部材342 の下端部に連結する
等、前述した第1の移送力伝達機構部35と全く同一に
形成され全く同一に機能し得るようになっている。これ
により、凝集パターンの判定が完了したプレート1を図
1および図4の右方向へ移送し得るようになっている。
【0024】プレート停止機構5は、ソレノイド等を主
体として構成され、その鉄心部分にストッパ部5Aが連
結装備されている。更に、プレート停止機構5は、プレ
ート1の搬送路上の所定箇所に、当該プレート1の到来
を検知するプレート検知センサ(図示せず)を備えてい
る。そして、このプレート検知センサの出力信号および
主制御部の指令に基づいてプレート停止機構5が作動
し、ストッパ部5Aを突出させもしくは後退させるよう
になっている。
【0025】図5ないし図6に、複数のプレート1を収
納装備したプレートストッカ6を示す。このプレートス
トッカ6は、その支持部材61 ,62 上に着脱自在に装
備されるようになっている。そして、このプレートスト
ッカ6は、前述したように複数のプレート1を積み重ね
るようにして収納し得る構造となっている。符号6Aは
ストッカ本体を示し、符号6Bはストッカ本体6Aに開
閉自在に組み込まれた蓋部を示す。ストッカ本体6Aの
対向する一方の両側面の下端部には、下から二段目以上
の複数のプレート1を側端部から挟むように係止して一
時的に上方へ移動させるための切除部6A1 ,6A2
それぞれ設けられている。
【0026】また、ストッカ本体6Aおよびその蓋部6
Bの図5に於ける各底面部は、前述した切除部6A1
6A2 側の一部を除いて大きく切除されている。そし
て、この切除された部分即ち底面側切除部6A3 を介し
て、ベルトコンベア部11Aのベルト部分全体がその水
平状態を維持しつつ上昇および下降動作を行い、これに
よって、最下端に位置するプレート1が図6の矢印Dに
示す如く外部へ搬出されるようになっている。プレート
ストッカ7も、このプレートストッカ6と全く同一に形
成され同一に機能し得るようになっている。符号6Cは
把手を示す。
【0027】次に、ベルトコンベア機構11,12につ
いて詳細に説明する。このベルトコンベア機構11,1
2は、前述したごとくそれぞれ同一に形成され、前述し
た凝集パターン判定箇所4を中心として図1内の左右対
称位置に装備されている。
【0028】この内、一方のベルトコンベア機構である
送り側ベルトコンベア機構11は、図7に示すように、
プレート1を載置し搬送する二本のベルトから成るベル
トコンベア部11Aと、このベルトコンベア部11Aを
駆動するコンベア駆動モータ11Bと、このベルトコン
ベア部11Aおよびコンベア駆動モータ11Bを支持す
るコンベア支持台11Cと、このコンベア支持台11C
を支持すると共にその水平状態を維持しつつ全体を上下
方向に移動させる上下動移送支持機構11Dとを備えた
構成となっている。
【0029】ここで、上下動移送支持機構11Dは、図
7に示すように配設された二組のガイド支柱111,1
12および121,122と、この各組のガイド支柱に
案内されて同時に上下動可能に装備された可動支持ブロ
ック113,123と、この各支持ブロック113,1
23を支持するとともに、当該各支持ブロック113,
123に対して同時に上下動を付勢するコンベア上下駆
動用カム機構114,124とを備えている。符号11
0は、コンベア上下駆動用カム機構114,124を支
持且つ駆動するカム駆動軸を示し、符号110Aはカム
機構用の一方の軸受部を示す。また、カム駆動軸110
の図7における右端部には、図1に示す如く、他方の軸
受部110B及び前述したカム駆動軸110を駆動する
駆動モータ110Cが装備されている(図7では省
略)。
【0030】ここで、コンベア上下駆動用カム機構11
4,124は、それぞれ同一形状に形成され、図10に
おける線図A1に示すタイミングでベルトコンベア11
Aを上下動させるようにそのカムダイヤグラムが形成さ
れている。そして、一方の組のガイド支柱111,11
2と他方の組のガイド支柱121,122の間に、後述
する積層プレート用リフト機構18が装備されている。
【0031】この一方のベルトコンベア機構11の最大
幅(即ちコンベア支持台11Cの幅)は、前述したガイ
ド手段2の二本のガイド部材2A,2B相互間の幅より
も狭く設定されている。また、前述したプレートストッ
カ6の底面に形成された底面側切除部6A3 の幅は、こ
の一方のベルトコンベア機構11の最大幅よりも大きく
設定されている。このため、この一方のベルトコンベア
機構11は、その上昇時には底面側切除部6A3 からプ
レートストッカ6内を上方に向かって円滑に平行移動
し、同時に該プレートストッカ6内の下部に位置するプ
レート1を下からすくい上げるようにしてベルトコンベ
ア部11A上に載置し、その後、矢印G(図1参照)に
沿ってガイド手段2側に移送する。
【0032】この間、プレートストッカ6内の他のプレ
ート1は、図6に示す如く後述する一方の積層プレート
用リフト機構18によって一次的に持ち上げられてい
る。かかる状態は、プレート1がプレートストッカ6内
から搬出され一方のベルトコンベア機構11が下降する
まで継続される。そして、この一方のベルトコンベア機
構11の全体的下降動作と共に、プレート1は、その全
体が平行にそして緩やかにガイド手段2上へ載置され
る。このため、プレート1は何ら振動することなくガイ
ド手段2上へ静かに載置される。
【0033】この一方のベルトコンベア機構11と同一
に形成され図1に示す如く対称位置に装備された他方の
ベルトコンベア機構としての受入れ側ベルトコンベア機
構12も、上述した一方のベルトコンベア機構11と同
一に機能し、判定済のプレート1をガイド手段2上から
他方のプレートストッカ7内の底面に載置されるように
なっている。図11における線図A2に、受入れ側にお
けるベルトコンベア機構12の上下動に係るカムダイヤ
グラムを示す。この場合も、後述する他方の積層プレー
ト用リフト機構19が有効に機能し、判定済のプレート
1が他方のプレートストッカ7内に収納されるまで、他
方の積層プレート用リフト機構19によって一次的に持
ち上げられている。かかる状態は、他方のベルトコンベ
ア機構12が下降するまで継続される。
【0034】図8ないし図9に、プレート搬入側の積層
プレート用リフト機構18を示す。このプレート搬入側
の積層プレート用リフト機構18は、図7に示す位置に
配設され、図8に示すように、プレート挟み機構部18
Aとプレート上下動機構部18Bとを備えている。
【0035】この内、プレート挟み機構部18Aは、リ
フト用基台20の側端部に上下に向かって突設された二
組のプレート挟み用アーム21A,21B;22A,2
2Bを備えている。一方のプレート挟み用アーム21
A,21Bは、その下端部が連結部材21Cにより連結
されている。同様に、他方のプレート挟み用アーム22
A,22Bも、その下端部が連結部材22Cにより連結
されている。この一方と他方の各組のプレート挟み用ア
ーム21A,21B;22A,22Bは、それぞれ図5
ないし図6に開示したプレートストッカの両側面下端部
に形成された各切除部6A1,6A2に対応してその取付
位置が設定されている。この各組のプレート挟み用アー
ム21A,21B;22A,22Bには、その先端部に
内側に向かう爪部21a,21b;22a,22bを各
々設けられている。また、この各組のプレート挟み用ア
ーム21A,21B;22A,22Bは、その支軸部2
1d,22dを回動支点として、矢印A,B方向に往復
回動自在に組み込まれている。
【0036】各組のプレート挟み用アーム21A,21
B;22A,22Bの各々は、図8に示す如くプレート
挟み用カム機構23により、そのA,B方向への起伏回
動が付勢されるようになっている。符号24A,25A
は、図8に示すように、上記プレート挟み用カム機構2
3上のほぼ同位置に配設されたローラを示す。このプレ
ート挟み用カム機構23は前述したリフト基台の下方中
央に配設されている。
【0037】符号24B,25Bは、前述した各ローラ
24A,25Aを各別に回転自在に支持するローラ支持
アームを示す。この各ローラ支持アーム24B,25B
は、それぞれ前述した各組の連結部材21C,22Cに
図8ないし図9に示すように一体的に固定されている。
そして、前述したプレート挟み用カム機構23は、図1
0に示す線図C1のカムダイヤグラムを実行し得る機能
を備えて図7に開示したカム駆動軸110に固定装備さ
れている。このため、カム駆動軸110の回転と共にプ
レート挟み用カム機構23が作動し、ローラ24A,2
4B及びローラ支持アーム24B,25Bを介して各組
のプレート挟み用アーム21A,21B;22A,22
Bを、図8ないし図9に示す矢印A,B方向に往復回動
せしめるようになっている。
【0038】ここで、図8乃至図9における現状位置
は、プレートストッカ6内の二段目のプレートを挟持し
ている状態位置を示す。また、符号26は一方のプレー
ト挟み用アーム21A,21Bの組のストッパを示す。
このストッパ26は、例えば各プレート挟み用アーム2
1A,21Bが図8ないし図9の状態よりも内側に倒れ
ないように装備されたもので、プレート搬出側の他方の
組にも同一のストッパが装備され、図11に示す線図C
2のカムダイヤグラムが実行されるようになっている。
【0039】また、図8において、積層プレート用リフ
ト機構18の他の一部を成すプレート上下動機構部18
Bは、前述したリフト用基台20の両端部で前述したカ
ム駆動軸110に直交する側の端面に設けられた一組の
基台ガイド機構部20A,20Bと、この各基台ガイド
機構部20A,20Bに案内されて前述したリフト用基
台20とともに同時に上下動する基台支持板20a,2
0bと、この内の一方の基台支持板20aの下側に配設
され当該基台支持板20aに上下動を付勢する上下動用
カム機構20Kとを備えている。
【0040】他方の基台ガイド機構部20Bは、前述し
た基台支持板20bの上下動を案内するガイド板20B
1と、このガイド板20B1を支持する二本の支柱20B
2,20B3とにより構成されている。一方の基台ガイド
機構部20Aも同様に構成されている。この上下動用カ
ム機構20Kは、前述したカム駆動軸110に装備され
ている。そして、このカム駆動軸110の回転ととも
に、上下動用カム機構20Kは、図10内の線図B1に
示すダイヤグラムを実行し得るように形成され組込まれ
ている。
【0041】プレート搬出側の積層プレート用リフト機
構もほぼ同一に形成され、内部に装備された上下動用カ
ム機構が図11に示すカムダイヤグラムB2を実行し得
るようになっている。
【0042】次に、上記実施例の全体的動作について説
明する。まず、装置全体が稼働状態に設定されると、駆
動モータ110Cが回転し、これに伴いカム駆動軸11
0を介して前述したカム機構,即ちコンベア上下駆動用
カム機構114,124,プレート挟み用カム機構23
および上下動用カム機構20Kが一斉に作動を開始し、
以下に示すように各部を動作せしめる。
【0043】最初に、プレート送り側において、プレー
トストッカ6内にあるプレート1は、最下位にあるプレ
ート1を残して2枚目以上がプレート挟み機構部18A
により挟み込まれる。続いてプレート上下動機構部18
Bが作動し、2枚目以上を挟み込んだプレート挟み機構
部18A全体を幾分持ち上げる。これにより、プレート
ストッカ6内の底面には最下位のプレート1が1枚だけ
残される。この底面にあるプレート1は、続いて作動す
る一方のベルトコンベア機構11により上方に持ち上げ
られ同時に作動するベルトコンベア部11Aによって図
1に示す右方向に搬送され、これによってプレートスト
ッカ6内からとり出され、前述したガイド手段2側へ移
送される。
【0044】プレート1がガイド手段2上に載置される
と、これに続いて移送力付勢手段3の一部を構成する第
1の移送機構部33が第1の移送力伝達機構部35に付
勢されてプレート1上を一度図1の右方向から左側に移
動し、プレート1の上流側にて停止される。続いて第1
の移送力伝達機構部35が作動し第1の移送機構部33
を介してプレート1を図1の右方向即ち凝集パターン判
定箇所4に送り込む。
【0045】この凝集パターン判定箇所4では、凝集パ
ターン判定手段10によってプレート1上の複数の凝集
パターンが読み込まれその良否が所定の基準パターンに
従って判定されるようになっている。この凝集パターン
の読み込み動作が完了すると、移送力付勢手段3の一部
を構成する第2の移送機構部34が第1の移送力伝達機
構部36に付勢されてプレート1上を一度図1の右方向
から左側に移動し、プレート1の上流側にて停止され
る。
【0046】続いて第2の移送力伝達機構部36が作動
し、第2の移送機構部34を介してプレート1を図1の
右方向即ちガイド手段2上の右端部に移送する。プレー
ト1がガイド手段2上の右端部に移送されてくると、直
ちに他方のベルトコンベア機構12が、そのベルトコン
ベア部12Aを走行起動させて上昇動作に入る。そして
ガイド手段2上のプレート1を持ち上げながらベルトコ
ンベア部12A上に乗せ、続いてプレートストッカ7内
に移送し、再び下降してプレート1をプレートストッカ
7内の最下位に収納する。
【0047】このプレートストッカ7内に対するプレー
ト1の収納過程において、プレートストッカ7内の他の
プレート1は、ストッカ用リフト機構9によって一時的
に幾分上方に移動させられている。そして、他方のベル
トコンベア機構12によって送られてきたプレート1が
プレートストッカ7内の最下位に収納されると直ちに他
のプレート1は最下位のプレート1上に下ろされ、これ
によって一枚のプレート1の移送及び判定工程が完了す
る。以下、これに準じて第2,第3のプレート1の移送
及び判定工程が繰り返し行われる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、積層プ
レート用リフト機構のプレート挟み機構部を、プレート
ストッカ内の最下位のプレートを残して二段目以上のプ
レートを自重により係合する二組のプレート挟み用アー
ムを備えたプレート挟み機構部としたので、とくに複雑
な制御を要することなく常に自重により同一の押圧力を
もって二段目以上のプレートを挟持することが可能とな
り、直立維持用ストッパの作用によりプレート挟み用ア
ームを常にプレート挟持可能な状態に設定することが可
能となり、このためプレート挟み機構部の動作を迅速に
行うことが可能となり、従ってプレート上下動機構部と
プレート移送載置手段の動作の連携を円滑に且つ迅速に
行うことが可能となり、前述したごとくプレート挟み用
アームの自重によりプレートの挟持を可能としたので、
複雑な制御が不要となり、このため構成が単純化され装
置の小型化を図り得るという従来にない優れた凝集パタ
ーン判定用プレート移送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1内における移送力付勢手段の一部を成す第
1の移送機構部を示す斜視図である。
【図3】図2の動作を示す説明図である。
【図4】図1内における移送力付勢手段の一部を成す第
2の移送機構部を示す斜視図である。
【図5】図1内におけるプレートストッカを示す説明図
である。
【図6】図5のAーA線に沿った断面図である。
【図7】図1内におけるプレート送り出し側の一方のプ
レート移送載置手段の一例を示す斜視図である。
【図8】図1及び図7に於ける一方の積層プレート用リ
フト機構を示す一部省略した斜視図である。
【図9】図8に於ける一方の積層プレート用リフト機構
のプレート挟み機構部の一例を示すを示す一部省略した
斜視図である。
【図10】図7乃至図9に開示したプレート送り出し側
の各カム機構のカムダイヤグラムの一例を示す説明図で
ある。
【図11】図1におけるプレート受け側の各カム機構の
カムダイヤグラムの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 :プレート 2 :ガイド手段 3 :移送力付勢手段 4 :凝集パターン判定箇所 6,7:プレートストッカ 11 :プレート移送載置手段としての一方のベルトコ
ンベア機構 11A:ベルトコンベア部 18 :積層プレート用リフト機構 18A:プレート挟み機構部 18B:プレート上下動機構部 21A,21B,21C,21D:プレート挟み用アー
ム 26 :直立維持用ストッパ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】これを更に詳述する。まず、プレート1と
しては、本実施例では複数の反応容器部(ウエル)が碁
盤目状に配設され比較的薄型の部材で曲折加工されたプ
ラスチック製のプレートが使用されている。このプレー
ト1は、全体的には四角形状に形成され周囲には外方向
に突設されたツバ状突出部を備えている。また、このプ
レート1の移送を案内するガイド手段2は、断面L字状
で下端部に対向面側に向う突出部が形成された二本のガ
イド部材2A,2Bから成り、その対向面側の突出部で
前述したプレート1を支持すると共にその移送を案内し
得るようになっている。このガイド手段2は、その上流
側と下流側が,それぞれプレートストッカ6,7に当接
するようにして装備されている。符号2A1 ,3A
1は、ガイド部材2A,2Bを支持する脚部を示す(な
お、図 1では脚部2A1 ,3A1が重なっている)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】最初に、プレート送り側において、プレー
トストッカ6内にあるプレート1は、最下位にあるプレ
ート1を残して2枚目以上がプレート挟み機構部18A
によりそのツバ状突起部が係合支持される。続いてプレ
ート上下動機構部18Bが作動し、2枚目以上のプレー
ト1を保持したプレート挟み機構部18A全体を幾分持
ち上げる。これにより、プレートストッカ6内の底面に
は最下位のプレート1が1枚だけ残される。この底面に
あるプレート1は、続いて作動する一方のベルトコンベ
ア機構11により上方に持ち上げられ同時に作動するベ
ルトコンベア部11Aによって図1に示す右方向に搬送
され、これによってプレートストッカ6内からとり出さ
れ、前述したガイド手段2側へ移送される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、積層プ
レート用リフト機構のプレート挟み機構部を、プレート
ストッカ内の最下位のプレートを残して二段目以上のプ
レートを自重により係合する二組のプレート挟み用アー
ムを備えたプレート挟み機構部としたので、とくに複雑
な制御を要することなく常に自重による同一の回動力を
もって二段目以上のプレートのツバ状突起部を下方から
係合支持することが可能となり、直立維持用ストッパの
作用によりプレート挟み用アームを常にプレート挟持可
能な状態に設定することが可能となり、このためプレー
ト挟み機構部の動作を迅速に行うことが可能となり、従
ってプレート上下動機構部とプレート移送載置手段の動
作の連携を円滑に且つ迅速に行うことが可能となり、前
述したごとくプレート挟み用アームの自重によりプレー
トの挟持を可能としたので、複雑な制御が不要となり、
このため構成が単純化され装置の小型化を図り得るとい
う従来にない優れた凝集パターン判定用プレート移送装
置を提供することができる。
フロントページの続き (72)発明者 太田 正人 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 須田 英雄 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 菊地 富士子 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝集パターン判定用の試料が付されたプ
    レートをガイド手段に沿って凝集パターン判定箇所に送
    り込む移送力付勢手段と、前記ガイド手段の一端部側に
    配設され前記プレートの複数個が積層状態に収納される
    プレートストッカと、このプレートストッカ内のプレー
    トをその水平状態を維持しつつ上昇及び水平移動せしめ
    て搬出すると共に上方から幾分下降させて前記ガイド手
    段の一方の側に載置するプレート移送載置手段とを備え
    た凝集パターン判定用プレート移送装置において、前記
    プレート移送載置手段に、当該プレート移送載置手段に
    より搬出されるプレートを前記プレートストッカ内の底
    面部に予め順次設定する積層プレート用リフト機構を併
    設し、この積層プレート用リフト機構を、前記プレート
    ストッカ内の最下位のプレートを残して二段目以上のプ
    レートを自重により係合する二組のプレート挟み用アー
    ムを備えたプレート挟み機構部と,このプレート挟み機
    構部の全体を所定のタイミングで上昇させ或いは下降さ
    せるプレート上下動機構部とにより構成し、前記プレー
    ト挟み機構部に、前記二組のプレート挟み用アームが自
    重により必要以上に内側へ倒れ込むのを防止する直立維
    持用ストッパを装備したことを特徴とする凝集パターン
    判定用プレート移送装置。
  2. 【請求項2】 前記プレート挟み機構部が、同時にプレ
    ートを挟持動作を行う二組のプレート挟み用アームと、
    この二組のプレート挟み用アームに同一タイミングの回
    動力を付勢するプレート挟み用偏心カムと、このプレー
    ト挟み用偏心カムに当接し該プレート挟み用偏心カムの
    回転変移をプレート挟み用の起伏回動に変換するローラ
    及び該ローラを支持するローラ支持アームとを備えてい
    ることを特徴とした請求項1記載の凝集パターン判定用
    プレート移送装置。
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