JPH05310277A - プラスチック製容器本体および金属蓋付容器 - Google Patents

プラスチック製容器本体および金属蓋付容器

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JPH05310277A
JPH05310277A JP10971292A JP10971292A JPH05310277A JP H05310277 A JPH05310277 A JP H05310277A JP 10971292 A JP10971292 A JP 10971292A JP 10971292 A JP10971292 A JP 10971292A JP H05310277 A JPH05310277 A JP H05310277A
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JP
Japan
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container body
layer
polypropylene
metal lid
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP10971292A
Other languages
English (en)
Inventor
Rikiya Yamashita
下 力 也 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP10971292A priority Critical patent/JPH05310277A/ja
Publication of JPH05310277A publication Critical patent/JPH05310277A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/22Boxes or like containers with side walls of substantial depth for enclosing contents
    • B65D1/26Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations
    • B65D1/28Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations formed of laminated material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱性に優れたプラスチック製容器本体、お
よびこれを用いた金属蓋付容器を提供する。 【構成】 プラスチック性容器本体14は胴部14a、
底部14bおよびフランジ部15を有している。胴部1
4aおよび底部14bは、ブランク材26の内側表面に
熱可塑性樹脂28を射出して成形される。ブランク材2
6は、外側から順に発泡ポリスチレン層31、接着層3
2およびポリプロピレン層33の層構成となっている。
熱可塑性樹脂28としては、ポリプロピレンが用いられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック製容器本
体、およびこれを用いた金属蓋付容器に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製の容器、例えば金属缶は種々の形
態を有するものがあるが、缶体の構造から3ピース缶と
2ピース缶とに区分することができる。3ピース缶はブ
リキハンダ缶とも言われ、円筒状胴部とふた及び底部を
二重巻締めで密封した構造である。一方、2ピース缶は
ブリキ打抜き缶とも言われ、胴部及び底部(容器本体)
を一体成形したものにふたを二重巻締めする構造であ
る。
【0003】これら金属缶は食品包装容器として各種食
品缶詰、ジュース、清涼飲料、ジャム類、乾燥食品等の
容器に使用され、密封、保存機能が特に優れた剛性容器
である。しかしながら、金属缶には、下記のような改善
すべき点がある。即ち、 金属缶であるために、軽量化に限界がある。 衝撃を受けた時、一度つぶれると復元性がなく、変
形してしまう。 プラスチック製容器に比べて、その製造上のエネル
ギーコストが高い。 容器外装のディスプレス効果が金属の場合、自由に
変えることができず、外装手段は印刷によるしかない。 内容物を開缶せずに確認できるような透明容器をつ
くることは不可能である。
【0004】このような従来の金属缶における欠点を解
決するため、内容物が充てんされたプラスチック製の容
器本体に金属蓋を取付けてなる金属蓋付容器が考えられ
ている。
【0005】また、プラスチック製の容器本体に金属蓋
を取付ける場合、容器本体のフランジ部に金属蓋の周縁
部を巻締めて取付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにして得られ
た金属蓋付容器本体は、金属蓋を開封した後電子レンジ
等で内容物が加熱され、内容物を取出している。しかし
ながら、電子レンジ等で内容物を加熱した場合、内容物
の熱が容器本体外側表面まで伝わり、容器本体を持ちに
くいという問題が生じる。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、内容物を高温に加熱しても容易に把持する
ことができるプラスチック製容器本体および金属蓋付容
器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外層として配
置された発泡材料層と、内層として配置されたポリプロ
ピレン層とを有するブランク材を外側に設け、前記ブラ
ンク材のポリプロピレン層表面にポリプロピレンを射出
してなるフランジ部を有する高温内容物充てん用プラス
チック製容器本体である。
【0009】
【作用】本発明によれば、容器本体の最外層に断熱性を
有する発泡材料層を配置したので、高温内容物の熱が容
器本体の外側表面に伝達しにくくなる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は本発明の実施例を示す図で
ある。まず図3により本発明による金属蓋付容器につい
て説明する。図3において、金属蓋付容器10はプラス
チック製容器本体14の上端開口に設けられたフランジ
部15に、金属蓋11の周縁部12を巻締めて構成され
る。この場合、容器本体14には内容物16が充てんさ
れている。
【0011】金属蓋11はアルミニウム製またはブリキ
製からなり、金属蓋11の内面には予めエポキシ系樹脂
がコーティングされている。
【0012】次に、図1により本発明によるプラスチッ
ク製容器本体14について説明する。ここで図1(a)
は容器本体の部分側断面図であり、図1(b)は図1
(a)のB部拡大図である。
【0013】図1に示すように容器本体14は、胴部1
4aおよび底部14bとフランジ部15とから構成され
ている。このうち、胴部14aおよび底部14bはブラ
ンク材26と、このブランク26材の内側表面に射出さ
れた熱可塑性樹脂28よりなっており、またフランジ部
15は熱可塑性樹脂28よりなっている。また底部14
b周縁には、熱可塑性樹脂28からなる底縁部29が下
方に向って突設されている。
【0014】容器本体14に用いるブランク材26とし
ては、図1(b)に示すように外側から順に次のように
構成された積層シートを用いることができる。
【0015】発泡ポリスチレン層31/接着層32/ポ
リプロピレン層33 このような構成からなるブランク材26は、容器本体1
4の底部14bに対応する部分と、胴部14aに対応す
る部分とを有する平板状ブランク材となっており、キャ
ビティ17とコア30との間に容器状に組立てながら挿
入される(図2参照)。あるいは、ブランク材26は容
器状に真空圧空に成形したものを用いてもよい。またブ
ランク材26の発泡ポリスチレン層31は断熱性を有し
ており、その表面には予め印刷が施されている。
【0016】また、図1に示すようにブランク材26の
内側表面、すなわちポリプロピレン層33表面に熱可塑
性樹脂28としてポリプロピレンが射出され、容器本体
14が成形されるようになっている。なお、ブランク材
26の接着層32としては、ポリウレタン系接着剤が用
いられる。
【0017】次に容器本体および金属蓋付容器の製造方
法について説明する。
【0018】まず、上述のような層構成のブランク材2
6がキャビティ17とコア30との間に容器状に組立な
がら挿入され、キャビティ17側のバキューム孔31に
吸引される。
【0019】次に熱可塑性樹脂28としてポリプロピレ
ンがゲート17aより導入される。熱可塑性樹脂28は
底縁部29に対応する部分からブランク材26の切れ目
(胴部14aに対応する部分間の切れ目)(図示せず)
を通ってブランク材26の内側表面に流れ、このように
して胴部14a、底部14b、フランジ部15、および
底縁部29を形成して容器本体14が得られる。
【0020】次に容器本体14内部に内容物16が収納
され、容器本体14のフランジ部15に金属蓋11の周
縁部12が巻締められ、金属蓋付容器10が得られる。
その後、金属蓋付容器10は金属蓋11が開封された後
電子レンジ等で加熱され、高温の内容物が16が取出さ
れる。
【0021】本実施例によれば、容器本体14の最外層
が断熱性発泡ポリスチレン層31となっているので、金
属蓋付容器10を電子レンジ等で加熱し内容物16を高
温とした場合、内容物16の熱が発泡ポリスチレン層3
1表面に伝達しにくくなっている。このため、容器本体
14を容易に把持することができる。また、熱溶融性樹
脂28として安価なポリプロピレンを用いるとともに、
このポリプロピレンをブランク材26のポリプロピレン
層33側表面に射出したので、熱可塑性樹脂28とブラ
ンク材26との接着性を向上させることができ、また容
器本体14を安価に得ることができる。
【0022】なお、ブンラク材26として上記のような
層構成のものを用いたが、発泡ポリスチレン層の代わり
に発泡ポリエチレンテレフタレート層を配置しても良
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高温内容物の熱が容器本体の外側表面に伝達しにくくな
るので、容器本体を容易に把持することができる。ま
た、熱可塑性樹脂として安価なポリプロピレンを用い、
これをシートブランクのポリプロピレン層側に射出した
ので、射出樹脂とシートブランクとの間の接着性を向上
させることができるとともに、容器本体を安価に成形す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラスチック製容器本体を示す断
面図。
【図2】容器本体を成形するためのキャビティとコアを
示す図。
【図3】本発明による金属蓋付容器を示す側断面図。
【符号の説明】
10 金属蓋付容器 11 金属蓋 12 周縁部 14 容器本体 15 フランジ部 16 内容物 26 シートブランク 28 熱可塑性樹脂 31 発泡ポリスチレン 32 接着層 33 ポリプロピレン層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 81/38 J 7191−3E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外層として配置された発泡材料層と、内層
    として配置されたポリプロピレン層とを有するブランク
    材を外側に設け、前記ブランク材のポリプロピレン層表
    面にポリプロピレンを射出してなるフランジ部を有する
    高温内容物充てん用プラスチック製容器本体。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプラスチック製容器本体の
    フランジ部に金属蓋の周縁部を巻締めてなる金属蓋付容
    器本体。
JP10971292A 1992-04-28 1992-04-28 プラスチック製容器本体および金属蓋付容器 Pending JPH05310277A (ja)

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JP10971292A JPH05310277A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 プラスチック製容器本体および金属蓋付容器

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JP10971292A JPH05310277A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 プラスチック製容器本体および金属蓋付容器

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JPH05310277A true JPH05310277A (ja) 1993-11-22

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JP (1) JPH05310277A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021147069A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 日清食品ホールディングス株式会社 複合成形容器及びその製造方法
KR20220085149A (ko) * 2020-12-15 2022-06-22 엔피씨(주) 보냉상자 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021147069A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 日清食品ホールディングス株式会社 複合成形容器及びその製造方法
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