JPH0531020Y2 - - Google Patents

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JPH0531020Y2
JPH0531020Y2 JP5736187U JP5736187U JPH0531020Y2 JP H0531020 Y2 JPH0531020 Y2 JP H0531020Y2 JP 5736187 U JP5736187 U JP 5736187U JP 5736187 U JP5736187 U JP 5736187U JP H0531020 Y2 JPH0531020 Y2 JP H0531020Y2
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JP
Japan
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bead
roof
height
vehicle
ground
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JP5736187U
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JPS63165275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は車両用ルーフ、さらに詳細には、室内
の容積を大きくでき、居住性、積載性などを向上
せしめた車両用ルーフに関する。
〔考案の従来技術〕
車両のルーフは、たとえば第1図に示すように
ルーフ1に、ルーフ1の強度、剛性を保持するた
めにビード2を膨出して設けたものが知られてい
る。このようなルーフ1は、第2図にA−A断面
図を示すように所定曲線に湾曲したルーフ一般面
3に、たとえば断面台形状などのビード2がプレ
ス加工により形成したものである。
第3図はこのような従来のルーフ断面を模式的
に表した図であるが、この図より明らかなように
各ビードのルーフ一般面3よりの高さh1は一定で
あつて、ルーフ1の端部に形成されたビード2b
の高さも、ルーフ1の中央のビード2a(車体の
地上からの高さの基準となるビード)の高さも同
一となつている。このため、各ビードの頂上部分
の描く軌跡lは、ほぼルーフ一般面3と同様の曲
線を描くような構造になつている。
前述のようなルーフ構造の車両にあつては、こ
のため中央のビード2aが車体の最頂上部となる
ため、この中央ビード2aによつて車体の地上か
らの高さが規定されるようになる。一方、最端部
のビード2bの外側端部2cが前記ビード形成部
分の最下位になるため、前記ビード形成部分全体
の高さは、前記中央ビード2aの頂部と最端部ビ
ード2bの外側端部2cとの差h2に相当すること
になる。
〔考案の目的〕
本考案は上述のようなビードを有するルーフの
構造に鑑みなされたものであり、前記ルーフ形成
部分の全体の高さh2を減少せしめることによつ
て、ルーフによつて画成される車両室内の容積を
大きくせんとしている。
〔考案の構成〕 したがつて、本考案による車両用ルーフは、車
両幅方向に湾曲したルーフ一般面を有し、車長方
向に相互に平行に複数のビードを膨出形成した車
両用ルーフにおいて、車体の地上からの高さの基
準となるビードのルーフ一般面よりの高さを、他
のビードのルーフ一般面の高さより低くするとと
もに、前記他のビード上面は前記車体の地上から
の高さの基準となるビードの上面より低いかまた
は同一にしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
第4図は本考案による一実施例の断面図である
が、この図より明らかなように、本考案による車
両用ルーフは、幅方向に車幅中央部が最高の高さ
になるように湾曲したルーフ一般面3を有すると
ともに、車長方向に相互に平行に複数のビード2
が膨出形成されている。
本考案によるルーフによれば、車体の地上から
の高さの基準となる前記中央ビード2aのルーフ
一般面3よりの高さh3は他のビード2のルーフ一
般面よりの高さh4よりも低くなつているととも
に、前記他のビード2の上端は前記中央ビード2
aの上面の高さが描く線l1よりも低い位置にある
か同一水準になるようになつている。この実施例
においては相互に平行に整列したビード2のルー
フ一般面3よりの高さは、中央ビード2a(高さ
h3)より徐々に漸増し、最端部ビード2bが最大
高さh4になるように構成してある。このため、後
述のように、前記中央ビード2aのルーフ一般面
3よりの高さh3は、従来のビード2の一般面3よ
りの高さh1より低くなる。
このような構造であるため、前記ビード形成部
分の全体の高さは、最端部ビード2bの外側端部
2cと前記ビード2の頂点の描く軌跡l1との距離
h4に相当することになる。ルーフ一般面3の最上
部と最下部(最端部ビード2bの外画端部2cに
相当する)との高さをhとすると、ルーフ一般面
3と中央ビード2aの頂上との間の高さは、 h4=h+h3 ……(1) となる。
ここで高さhは、前記ルーフ一般面3の湾曲度
に依存するのは明らかであるが、この湾曲度を、
前記一実施例の一般面3と従来のもの3と同一と
すると、第3図に示した従来の車両用ルーフと第
4図の本考案の一実施例のものは、同一の高さh
となることは明らかである。このため、従来のビ
ード形成部分の全体の高さh2は、 h2=h+h1 ……(2) となる。
したがつて、本考案による車両用ルーフのビー
ド形成部分の高さと従来との高さの相違Δhは、 Δh=h2−h4=h1−h3 ……(3) となる。
このため、本考案による車両用ルーフにあつて
は、車体の地上からの高さを一定とすると、h1
h3=Δhの距離に対応する距離だけルーフ一般面
3を上方に設けることが可能になり、車両容積を
増加させることが可能になる。また、反対に従来
と同様な水準にルーフ一般面3を設けた場合にあ
つては、Δhだけ車体の地上からの高さを低くす
ることが可能になり、デザイン上の自由度が上昇
するという利点を生じる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、車両ル
ーフに形成されるビードを、車体の地上からの高
さの基準となるビードのルーフ一般面よりの高さ
よりも高くするとともに、前記ビードを車体の地
上からの高さの基準となるビード上面の形成する
線l1よりも低いかまたは同一位置に設定すること
により、前記車体の地上からの高さの基準となる
ビードのルーフ一般面からの高さを低くすること
が可能になり、この低くなつた分に対応してルー
フ一般面を上方に設けることが可能になり、車両
室内容積を増加することができる。したがつて、
居住性ないし荷物積載量が向上するという利点を
生じる。また、ルーフ一般面を従来のものと同一
水準としたときには車体の地上からの高さを低く
することができるという利点を生じるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はビードを設けたルーフを有する車両の
斜視図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図
は第2図の断面図を模式化した模式図、第4図は
本考案による車両用ルーフの断面模式図である。 2……ビード、2a……中央ビード、2b……
最端部ビード、2c……最端部ビードの外側端
部、3……ルーフ一般面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両幅方向に湾曲したルーフ一般面を有し、車
    長方向に相互に平行に複数のビードを膨出形成し
    た車両用ルーフにおいて、車体の地上からの高さ
    の基準となるビードのルーフ一般面よりの高さ
    を、他のビードのルーフ一般面の高さより低くす
    るとともに、前記他のビード上面は前記車体の地
    上からの高さの基準となるビードの上面より低い
    かまたは同一にしたことを特徴とする車両用ルー
    フ。
JP5736187U 1987-04-17 1987-04-17 Expired - Lifetime JPH0531020Y2 (ja)

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JP5736187U JPH0531020Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP5736187U JPH0531020Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JPS63165275U JPS63165275U (ja) 1988-10-27
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JP5736187U Expired - Lifetime JPH0531020Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5447965B2 (ja) * 2010-03-17 2014-03-19 ダイハツ工業株式会社 自動車における車体ルーフ構造
JP7015476B2 (ja) * 2018-03-16 2022-02-03 いすゞ自動車株式会社 ルーフパネル及びルーフ構造
JP7422005B2 (ja) * 2020-05-25 2024-01-25 本田技研工業株式会社 車両構造

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JPS63165275U (ja) 1988-10-27

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