JPH05310172A - 自動二輪車のスイングアーム - Google Patents
自動二輪車のスイングアームInfo
- Publication number
- JPH05310172A JPH05310172A JP14497792A JP14497792A JPH05310172A JP H05310172 A JPH05310172 A JP H05310172A JP 14497792 A JP14497792 A JP 14497792A JP 14497792 A JP14497792 A JP 14497792A JP H05310172 A JPH05310172 A JP H05310172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing arm
- muffler
- arm
- rear wheel
- axle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイングアームの左右のアームの上側に山形
の補強パイプを溶着し、アーム前部の外下側に凹部を形
成して、凹部の下側に第一マフラを通し、軽量で剛性の
高いスイングアームにして、第一マフラも高く配置でき
る自動二輪車のスイングアームを得ること。 【構成】 前端の軸筒２をフレームに揺動可能に軸着
し、左右のアーム３の後端の車軸金具４に後輪５の車軸
６を締着するスイングアーム１の、左右のアーム３の上
側に山形にした補強パイプ７を溶着し、後輪の前側の左
右を結ぶブリッジ８のアーム３の部分の左右幅を内側に
広げると共に外下側に斜めの凹部９を形成し、該凹部９
の下側に第一マフラ１０を通したこと。
の補強パイプを溶着し、アーム前部の外下側に凹部を形
成して、凹部の下側に第一マフラを通し、軽量で剛性の
高いスイングアームにして、第一マフラも高く配置でき
る自動二輪車のスイングアームを得ること。 【構成】 前端の軸筒２をフレームに揺動可能に軸着
し、左右のアーム３の後端の車軸金具４に後輪５の車軸
６を締着するスイングアーム１の、左右のアーム３の上
側に山形にした補強パイプ７を溶着し、後輪の前側の左
右を結ぶブリッジ８のアーム３の部分の左右幅を内側に
広げると共に外下側に斜めの凹部９を形成し、該凹部９
の下側に第一マフラ１０を通したこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンのマフラを
高い位置に配置できるようにした自動二輪車のスイング
アームに関する。
高い位置に配置できるようにした自動二輪車のスイング
アームに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動二輪車で、特に二サイクルエンジン
を搭載するものでは、図５に示すように、エンジンＡの
排気孔に、膨脹室を設けた第一マフラＢを連結し、第一
マフラＢを、エンジンＡの下側を通して後側に伸し、後
輪Ｃを懸架したスイングアームＤの外側を、斜め前か
ら、斜め上後側に伸し、第一マフラＢの後端に、複数の
消音室を内蔵した第二マフラＥを連結するようにしてい
る。
を搭載するものでは、図５に示すように、エンジンＡの
排気孔に、膨脹室を設けた第一マフラＢを連結し、第一
マフラＢを、エンジンＡの下側を通して後側に伸し、後
輪Ｃを懸架したスイングアームＤの外側を、斜め前か
ら、斜め上後側に伸し、第一マフラＢの後端に、複数の
消音室を内蔵した第二マフラＥを連結するようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】スイングアームＤは、
左右のアームの間に後輪Ｃを通してあって、横幅があ
り、第一マフラＢをその外側を通すようにしているの
で、第一マフラＢの取付け幅が大きくなる。第一マフラ
Ｂの取付け幅が大きくなると、カーブ路走行時に車体を
傾けるバンク角を十分に確保することがむづかしくな
る。
左右のアームの間に後輪Ｃを通してあって、横幅があ
り、第一マフラＢをその外側を通すようにしているの
で、第一マフラＢの取付け幅が大きくなる。第一マフラ
Ｂの取付け幅が大きくなると、カーブ路走行時に車体を
傾けるバンク角を十分に確保することがむづかしくな
る。
【０００４】それで、図４に示すように、スイングアー
ムＤの左右のアーム部分を、全体に山形に上方に曲げた
形状に形成し、山形に曲げた下側に第一マフラＢを通す
ようにして、第一マフラＢの取付け位置を高くしてバン
ク角を大きくとれるようにしている。
ムＤの左右のアーム部分を、全体に山形に上方に曲げた
形状に形成し、山形に曲げた下側に第一マフラＢを通す
ようにして、第一マフラＢの取付け位置を高くしてバン
ク角を大きくとれるようにしている。
【０００５】しかし、スイングアームＤの左右のアーム
部分を全体に山形に曲げた形状に形成すると断面係数が
小さくなって、剛性が低くなる。そして、剛性を高める
ため断面を大きくすると、重量が増して、後輪クッショ
ンのバネ下重量が増し、クッション性能が低下する不都
合がある。
部分を全体に山形に曲げた形状に形成すると断面係数が
小さくなって、剛性が低くなる。そして、剛性を高める
ため断面を大きくすると、重量が増して、後輪クッショ
ンのバネ下重量が増し、クッション性能が低下する不都
合がある。
【０００６】かかる点に鑑み、この発明は、スイングア
ームの左右のアームの上側に山形の補強パイプを溶着
し、アーム前部の外下側に凹部を形成して、この凹部の
下側に第一マフラを通し、軽量で剛性の高いスイングア
ームにして、第一マフラも高く配置できる自動二輪車の
スイングアームを得ることを目的とする。
ームの左右のアームの上側に山形の補強パイプを溶着
し、アーム前部の外下側に凹部を形成して、この凹部の
下側に第一マフラを通し、軽量で剛性の高いスイングア
ームにして、第一マフラも高く配置できる自動二輪車の
スイングアームを得ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車のスイングアームは、前端の
軸筒をフレームに揺動可能に軸着し、左右のアームの後
端の車軸金具に後輪の車軸を締着するスイングアーム
の、左右のアームの上側に山形にした補強パイプを溶着
し、後輪の前側の左右を結ぶブリッジのアーム部分の左
右幅を内側に広げると共に外下側に斜めの凹部を形成
し、該凹部の下側に第一マフラを通したことにある。
に、この発明の自動二輪車のスイングアームは、前端の
軸筒をフレームに揺動可能に軸着し、左右のアームの後
端の車軸金具に後輪の車軸を締着するスイングアーム
の、左右のアームの上側に山形にした補強パイプを溶着
し、後輪の前側の左右を結ぶブリッジのアーム部分の左
右幅を内側に広げると共に外下側に斜めの凹部を形成
し、該凹部の下側に第一マフラを通したことにある。
【０００８】第一マフラは、スイングアームのアーム部
分の凹部分だけ、高い位置に配置できて、バンク角を大
きくできる。そして、アーム部分の凹部は、前後のアー
ムの横幅よりも幅広く凹部を設けても、凹部を設ける部
分の左右幅を内側に広げてあるので、断面係数を大きく
することができ、上側の山形の補強パイプと共に、剛性
を高く、軽量に作ることができる。
分の凹部分だけ、高い位置に配置できて、バンク角を大
きくできる。そして、アーム部分の凹部は、前後のアー
ムの横幅よりも幅広く凹部を設けても、凹部を設ける部
分の左右幅を内側に広げてあるので、断面係数を大きく
することができ、上側の山形の補強パイプと共に、剛性
を高く、軽量に作ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図３によっ
て説明する。スイングアーム１は、前端の軸筒２をフレ
ームに揺動可能に軸着し、クッションユニットを伸縮さ
せて揺動できるようにし、左右のアーム３の後端に溶着
した車軸金具４に、後輪５を回転自在に支承した車軸６
の両端を締着する。
て説明する。スイングアーム１は、前端の軸筒２をフレ
ームに揺動可能に軸着し、クッションユニットを伸縮さ
せて揺動できるようにし、左右のアーム３の後端に溶着
した車軸金具４に、後輪５を回転自在に支承した車軸６
の両端を締着する。
【００１０】左右のアーム３には、上側に、山形に形成
した補強パイプ７を溶着連結する。又、後輪５の前側で
左右のアーム３を連結するブリッジ８のアーム３の部分
の左右幅を内側に広げて幅広にし、外下側に斜めに凹め
た凹部９を形成する。凹部９を設けるアーム部分は、プ
レス板材、鋳造品などで形成して、前後にパイプ材のア
ーム３を溶着するようにすればよい。そして、凹部９の
下側に第一マフラ１０を通す。
した補強パイプ７を溶着連結する。又、後輪５の前側で
左右のアーム３を連結するブリッジ８のアーム３の部分
の左右幅を内側に広げて幅広にし、外下側に斜めに凹め
た凹部９を形成する。凹部９を設けるアーム部分は、プ
レス板材、鋳造品などで形成して、前後にパイプ材のア
ーム３を溶着するようにすればよい。そして、凹部９の
下側に第一マフラ１０を通す。
【００１１】第一マフラ１０は、スイングアーム１のア
ーム３に設けた凹部９の凹み分だけ、上側に位置させて
取付けることができて、バンク角を大きくできる。スイ
ングアーム１のアーム３に設ける凹部９は、アーム３の
左右幅を内側に広げて幅広にしてあるので、断面係数を
大きくすることができ、上側に山形に補強パイプ７を連
結したことと相まって、剛性高くしかも軽量にできる。
ーム３に設けた凹部９の凹み分だけ、上側に位置させて
取付けることができて、バンク角を大きくできる。スイ
ングアーム１のアーム３に設ける凹部９は、アーム３の
左右幅を内側に広げて幅広にしてあるので、断面係数を
大きくすることができ、上側に山形に補強パイプ７を連
結したことと相まって、剛性高くしかも軽量にできる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、スイングアーム１のアーム３の下
側に設けた凹部９の下側に第一マフラ１０を通すことに
よって、第一マフラ１０を凹部９の部分だけ高く配置で
きて、バンク角を大きく設定することができる。そし
て、スイングアーム１のアーム３の下側に設ける凹部９
は、アーム３の横幅を内側に広げて幅広にしてあるの
で、断面係数を大きくすることができ、上側に山形に連
結する補強パイプ７と相まって、剛性高く、軽量に作る
ことができる。又、左右のアーム３の断面係数をほぼ均
等にできて、バランスのよいものにできる。
ように構成したので、スイングアーム１のアーム３の下
側に設けた凹部９の下側に第一マフラ１０を通すことに
よって、第一マフラ１０を凹部９の部分だけ高く配置で
きて、バンク角を大きく設定することができる。そし
て、スイングアーム１のアーム３の下側に設ける凹部９
は、アーム３の横幅を内側に広げて幅広にしてあるの
で、断面係数を大きくすることができ、上側に山形に連
結する補強パイプ７と相まって、剛性高く、軽量に作る
ことができる。又、左右のアーム３の断面係数をほぼ均
等にできて、バランスのよいものにできる。
【図１】本発明の実施例を示す側面図である。
【図２】本発明の実施例を示す底面図である。
【図３】本発明の実施例を示す図１のＸ−Ｘ矢視断面図
である。
である。
【図４】従来例を示すスイングアームの側面図である。
【図５】スイングアームとマフラの関係位置を示す全体
側面図である。
側面図である。
１ スイングアーム ２ 軸筒 ３ アーム ４ 車軸金具 ５ 後輪 ６ 車軸 ７ 補強パイプ ８ ブリッジ ９ 凹部 １０ 第一マフラ
Claims (1)
- 【請求項１】 前端の軸筒をフレームに揺動可能に軸着
し、左右のアームの後端の車軸金具に後輪の車軸を締着
するスイングアームの、左右のアームの上側に山形にし
た補強パイプを溶着し、後輪の前側の左右を結ぶブリッ
ジのアーム部分の左右幅を内側に広げると共に外下側に
斜めの凹部を形成し、該凹部の下側に第一マフラを通し
たことを特徴とする自動二輪車のスイングアーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14497792A JPH05310172A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 自動二輪車のスイングアーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14497792A JPH05310172A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 自動二輪車のスイングアーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05310172A true JPH05310172A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15374610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14497792A Pending JPH05310172A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 自動二輪車のスイングアーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05310172A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2165819A1 (es) * | 1999-09-30 | 2002-03-16 | Honda Motor Co Ltd | Motocicleta. |
| JP2003011876A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用リヤアーム |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP14497792A patent/JPH05310172A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2165819A1 (es) * | 1999-09-30 | 2002-03-16 | Honda Motor Co Ltd | Motocicleta. |
| JP2003011876A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用リヤアーム |
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