JPH0530979Y2 - - Google Patents

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JPH0530979Y2
JPH0530979Y2 JP3215189U JP3215189U JPH0530979Y2 JP H0530979 Y2 JPH0530979 Y2 JP H0530979Y2 JP 3215189 U JP3215189 U JP 3215189U JP 3215189 U JP3215189 U JP 3215189U JP H0530979 Y2 JPH0530979 Y2 JP H0530979Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lever
stopper
hook
seat
stopper body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3215189U
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JPH02124727U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用座席、航空機用座席又は船舶
用座席等の各種座席のシートバツクの背面に構成
する座席用テーブルを格納固定するテーブルスト
ツパに係り、特にコート、上着、カメラ、ハンド
バツク等の手荷物(以下「手荷物」という)を引
つ掛けるフツクを兼用したテーブルストツパに関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より、車両用座席、航空機用座席又は船舶
用座席等の各種座席には、座席外形からの突出部
が乗客に対する障害原因となる危険があるため後
部座席側へ突出するフツクを構成することができ
なかつた。そのため、例えば航空機に搭乗する乗
客は、手荷物を機体の天井側に構成したクロゼツ
トに保管したり、自分の膝上に保持しなければな
らなかつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、所用の度毎に手荷物をクロゼツトから
取り出すことは当該乗客にとつて面倒であるばか
りでなく近接する座席の乗客の安静を害すること
にもなり、極めて不便であつた。そのために、従
来から座席の近傍に手荷物を簡単かつ安全に引つ
掛けておけるようなフツクが望まれていた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもの
で、座席用のシートバツク背面上部にテーブルを
掛け止めるテーブルストツパにフツクを構成し、
搭乗の手荷物を簡単に引つ掛けることができるフ
ツク兼用テーブルストツパを提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係るフツ
ク兼用テーブルストツパは、ストツパ本体の下半
分にテーブルの上端縁を嵌合させる凹段部を形成
すると共に、該ストツパ本体の略中心部にレバー
を正逆回転自在に軸支し、かつ該レバーの少なく
とも一側表面にフツクを構成したことを要旨とす
るものである。
また、レバーをストツパ本体の突出縁外へ突出
させない構造にすることができる。
〔作用〕
而して、上記構成によれば、座席用テーブルを
使用するときは、テーブルストツパのレバーを面
方向に回動させて、テーブル上縁に対する係合を
解除し、テーブルをシートバツクの後方へ展開す
ればよい。
また、テーブルを格納するときは、テーブルを
シートバツク背面側に起立させ、その上縁がスト
ツパ本体の凹段部に嵌合した位置でレバーを面方
向に回動させ、凹段部とレバーの端部裏面で挟持
することにより、テーブルの脱落を防止すればよ
い。
このレバーの表面側に形成したフツク部には、
手荷物を引つ掛けることができる。
なお、レバーの突出高さは、ストツパ本体の外
周縁の高さ外へ突出しない範囲に形成されている
ため、レバー自体が不用意に回動しない。
〔実施例〕
以下、本考案に係るフツク兼用テーブルストツ
パの好適な実施例を図面に従つて説明する。
本考案に係るフツク兼用テーブルストツパは、
第1図に示すように、航空機等の座席の背面に構
成するものであり、シートバツク1下端部に対し
一対のステイ2,2を回動自在に支持し、その上
端部2a,2aに支持したテーブル3を格納位
置、即ち、シートバツク1背面側の凹部4に係止
するためのものである。
第2図乃至第4図は、本考案に係るフツク兼用
テーブルストツパを示すものであり、このテーブ
ルストツパ5は、その下半分に上記シートバツク
1背面側の段部4と一致する凹段部6を形成して
成るストツパ本体7と該ストツパ本体7に支軸8
により正逆回転自在に固定されたレバー9により
構成されるものである。このストツパ本体7は、
上記座席のシートバツク1の背面上部に、固設さ
れるものであり、該ストツパ本体7の略中心部に
貫通させた支軸8により回動自在に支持されたレ
バー9の端部裏面と凹段部6とで構成される空間
に、テーブル3の上端縁3aを挟持固定し得るよ
うに成つている。また、第4図に示すように、こ
のレバー9の突出高さ(H1)は、ストツパ本体
7の外周縁7aの高さ(H2)外へ突出しない範
囲(H1<H2)に形成されており、レバー9の上
方から不用意に物が引つ掛かりレバー9が回動し
ないようになつている。10は、ストツパ本体7
に対し正逆回転自在となるレバー9を上下位置で
固定するために、このレバー9と略同一幅で上下
方向に形成された溝部である。而して、座席の振
動、その他の軽い衝撃により、レバー9が不用意
に回動してテーブル3が展開することはない。
レバー9の一側端部又は両側端部表面には鉤状
に形成したフツク部11,11を構成する。この
フツク部11,11に、コート等を掛けることが
できるようにしたものであり。レバー9がテーブ
ル3を固定して上下方向に向いているときに、フ
ツク部11の鉤部分が上方に向くため、これに手
荷物を掛けることができ、テーブル3固定用のレ
バー9を物掛けとしての使用を可能にしたもので
ある。
本考案に係るフツク兼用テーブルストツパを使
用する場合には、ストツパ本体7に軸支されてい
るレバー9を摘んで、回転させ上下方向姿勢に保
持し、そのフツク部11に、手荷物を掛ければよ
い。また、レバー9のフツク部11から手荷物を
外して、ストツパ本体7の面方向に回転させれ
ば、テーブル3を乗客の手前に展開させることが
できる。
なお、本実施例では、ストツパ本体7の形状を
半円形状としたが、軸支されたレバー9により、
テーブル3の上端縁3aを挟持固定することがで
きるものであれば、その形状の如何は問わない。
〔考案の効果〕
本考案に係るフツク兼用テーブルストツパは、
以上のように構成したから、部品点数を増大させ
ることなく、乗客の手元範囲に手荷物を引つ掛け
るフツクを構成したので、乗客は座席に座つた状
態でも手荷物の取り扱いができる等、本考案実施
後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフツク兼用テーブルスト
ツパを取り付けた座席の状態を示す斜視図、第2
図はフツク兼用テーブルストツパの正面図、第3
図は第2図の−線断面図、第4図は第2図の
−線断面図である。 5……テーブルストツパ、6……凹段部、7…
…ストツパ本体、9……レバー、11……フツク
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ストツパ本体の下半分にテーブルの上端縁を
    嵌合させる凹段部を形成すると共に、 該ストツパ本体の略中心部にレバーを正逆回
    転自在に軸支し、かつ該レバーの少なくとも一
    側表面にフツクを構成したことを特徴とするフ
    ツク兼用テーブルストツパ。 (2) レバーをストツパ本体の突出縁外へ突出させ
    ない構造にしたことを特徴とする請求項1記載
    のフツク兼用テーブルストツパ。
JP3215189U 1989-03-23 1989-03-23 Expired - Lifetime JPH0530979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3215189U JPH0530979Y2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3215189U JPH0530979Y2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02124727U JPH02124727U (ja) 1990-10-15
JPH0530979Y2 true JPH0530979Y2 (ja) 1993-08-09

Family

ID=31535056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3215189U Expired - Lifetime JPH0530979Y2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23

Country Status (1)

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JP (1) JPH0530979Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100395132C (zh) * 2001-06-11 2008-06-18 堤爱思技术株式会社 操作杆及具备该操作杆的座椅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100395132C (zh) * 2001-06-11 2008-06-18 堤爱思技术株式会社 操作杆及具备该操作杆的座椅

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02124727U (ja) 1990-10-15

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