JPH051581U - コツプ受け付き座席用テーブル - Google Patents

コツプ受け付き座席用テーブル

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JPH051581U
JPH051581U JP5786291U JP5786291U JPH051581U JP H051581 U JPH051581 U JP H051581U JP 5786291 U JP5786291 U JP 5786291U JP 5786291 U JP5786291 U JP 5786291U JP H051581 U JPH051581 U JP H051581U
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cup
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JP5786291U
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成樹 高田
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天龍工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テーブル本体に開口する貫通孔などからなるコ
ツプ受けをなくすることにより、テーブル上にて自由に
書き物ができ、また、小物の落下も防ぐことのできる、
コツプ受け付き座席用テーブルを得る。 【構成】テーブル本体7の角部領域の本体内に、コツプ
受け台8を引き出し自在に収納するための収納部9を設
ける。コツプ受け台8は、コツプ受けHを有するととも
に、前記テーブル本体の一角に回転ヒンジ部14を備え
ており、回転によつて前記収納部9より引き出すことが
できるようになつている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、バス、鉄道車両、船舶、航空機などの乗り物あるいは劇場内など の屋内に装備される座席にあつて、その座席に付設されるテーブル、とくに振動 などによつてコツプの転倒を防止するためのコツプ受けを備えた、コツプ受け付 き座席用テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のテーブルは、テーブル本体の所要箇所にコツプの最大径よりも小 さい径からなる円形状の貫通孔を設けてコツプ受けとしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成からなる従来のテーブルにあつては、貫通孔で あるコツプ受けの存在が、テーブルを利用して書き物するのに大きな障害となり 、また、例えばキヤンデーなどの小物がその孔にはまつて落下するという問題が あつた。
【0004】 この考案は、従来技術がもつこのような問題点に鑑みて案出されたものであり 、その目的とするところは、テーブル本体に開口する貫通孔などからなるコツプ 受けをなくすることにより、テーブル上にて自由に書き物ができ、また、小物の 落下も防ぐことのできる、コツプ受け付き座席用テーブルを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るコツプ受け付き座席用テーブルは、上記目的を達成するために 、次の構成からなる。即ち、コツプ受けを設けたコツプ受け台を、テーブル本体 内に引き出し自在に収納してなるものである。コツプ受け台は、ほぼ扇形であつ てテーブル本体の一角に回転ヒンジ部を備えており、回転によつて本体内より引 き出し自在となつているのが好ましい。また、コツプ受け台の一側部に形成され る引き出し面には、指掛け、つまみなどの引き出し手段を設けるのが好ましい。
【0006】
【作用】
コツプ受けを使用するときは、コツプ受け台をテーブル本体内から引き出す。 また、使用しないときは、そのコツプ受け台をテーブル本体内に収納しておく。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を、使用しないときには座席の背当ての背面に収め、使用する ときにはその背当ての背面から取り出して水平状態に展開する座席用テーブルに 具体化した一実施例につき説明する。
【0008】 図1ないし図3において、符号1は座席全体を示し、その背当て2の背面には テーブル3を収納するための凹部4が形成されている。テーブル3は、基端部が 座席フレーム(図示せず)に連結されて傾動可能に支持される一対の平行アーム 5と、この一対の平行アーム5の先端部間にてリンク6を介して回動可能に連結 保持されるテーブル本体7とからなる。
【0009】 テーブル本体7は、平面ほぼ矩形状であつて、前記平行アーム5が連結されて いない側、すなわちテーブル使用者の手前側に位置する一方の角部領域(図示実 施例においては右方の角部領域)には、コツプ受け台8を引き出し自在に収納す る収納部9が設けられる。
【0010】 収納部9は、図3で示すように、テーブル本体7の角部領域の本体内にて、中 心角が90度ほどのほぼ扇形の収納空間を形成するものであつて、その円弧壁1 0の端部と接する一方の辺は、所要箇所に鉄片11が張り付けられた内壁12と なつており、また、他方の辺は、本体7の一側面(図示実施例においては右方の 側面)に開口する横長の開口部13となつている。
【0011】 コツプ受け台8は、中央あたりに円形状の貫通孔(あるいは窪み)からなるコ ツプ受けHが形成されたものであり、収納部9と同様に中心角が90度ほどのほ ぼ扇形の形状からなり、テーブル本体7の一角(図示実施例では右方の角)に、 たとえば打込みピンなどを用いた回転ヒンジ部14を備えている。よつて、図3 にて想像線および実線で示すように、ほぼ90度回転させるようにして収納部9 より引き出すことができ、また、収納部9へと収納することができるようになつ ている。
【0012】 そして、このコツプ受け台8の一方の側面部に形成される引き出し面15には 、窪みからなる指掛けなどの引き出し手段16が設けられており、また、他方の 側面部には、マグネツト片17が張り付けられていて、コツプ受け台8を収納部 9内に収納すると、そのマグネツト片17が既述した鉄片11にちようど接する ようになつている。
【0013】 なお、図1において18はテーブル3を使用しないときに凹部4内に収納して おくための止め具である。
【0014】 さて、このような構成からなるコツプ受け付き座席用テーブルの使用方法につ いて説明すると、まず止め具18による掛け止めを解除することにより、テーブ ル本体7を背当て2の背面から取り出して水平状態に展開する。テーブル本体7 には、従来のものとは違つて、貫通孔などからなるコツプ受けが開口していない ため、本体7のすべての上面を利用して自由に書き物ができ、また、キヤンデー などの小物を乗せておいても、コツプ受けの孔から落下してしまうのではないか との心配もない。
【0015】 コツプ受けを使用したい場合には、テーブル本体7の一側面に手指を伸ばし、 指掛けなどの引き出し手段16を利用して、コツプ受け台8を収納部9より引き 出す。このとき、コツプ受け台8は、マグネツト片17と鉄片11との吸着によ つて収納部9内にて固定されているため、その吸着力に抗して90度ほど回転さ せるようにして引き出す。90度ほど回転したところで、コツプ受け台8の引き 出し面15が、回転ヒンジ部14の近辺で内壁12と干渉するため、それ以上回 転することはない。
【0016】 用が済めば、コツプ受け8を再び収納部9内へと戻す。収納されたコツプ受け は、既述のとおり、マグネツト片17と鉄片11との吸着により固定されるため 、振動とか外部衝撃などにより不意に収容部9から飛び出すようなことがない。
【0017】 図4はこの考案の他の実施例を示すものであり、前記実施例との相違は、次の 通りである。すなわち、収納部9の開口部13は、本体7の一側面でなくテーブ ル使用者の手前側に位置する端面に開口しており、そして、コツプ受け台8は、 ほぼ270度回転することにより収納部9より引き出されるようになつている。 また、コツプ受け台8の回転ヒンジ部14は、本体7の一角から突出するように 設けられている。さらに、コツプ受け台8の引き出し面15にもマグネツト片1 9が張り付けられており、本体7の一側面に張り付けられた鉄片20に吸着させ て、コツプ受け台8を収納状態のみならず引き出した状態においても固定できる ようになつている。
【0018】 このように構成することによつても、前記実施例と同様の作用、効果を期待で きる。
【0019】 なお、この考案は、既述した実施例の構成に限定されるものでなく、たとえば 、コツプ受けH、コツプ受け台8の形状を変更したり、また、収納部13を設け る位置およびその形状を変更したり、さらには、回転ヒンジ部14の構造を変更 したりすることができる。また、引き出し手段16についても、実施例で示した ような指掛け用の窪みに限られず、つまみのような凸部であつても良く、この考 案の趣旨から逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更することができる。
【0020】 また、実施例では、コツプ受け台8を回転によつて引き出し自在としたが、直 線的にスライドさせて引き出し自在とするような構成であつても良い。また、コ ツプ受け台8を収納あるいは引き出した状態に固定する手段についても、マグネ ツトの利用のみに限られず、たとえば面フアスナーを利用するなど他の適宜手段 を用いることができる。
【0021】 さらに、実施例では、この考案を、座席の背当ての背面から取り出して水平状 態に展開するタイプのテーブルに実施した例について説明したが、そのようなテ ーブルに限られず、その他のテーブル、たとえば座席の肘掛け内に収納されるタ イプのテーブルにも実施できる。
【0022】
【考案の効果】
この考案は、コツプ受けを設けたコツプ受け台を、テーブル本体内に引き出し 自在に収納してなるものであるため、テーブル本体には、貫通孔などからなるコ ツプ受けが開口していない。このため、従来とは違つて、テーブル本体のすべて の上面を利用して自由に書き物ができ、また、キヤンデーなどの小物を乗せてお いても、コツプ受けの孔から落下してしまうのではないかとの心配もない。
【0023】 また、請求項2および3の考案によれば、コツプ受け台をテーブル本体内より 円滑かつ容易に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るコツプ受け付き座席用テーブル
を取り付けた座席の一例を示す斜視図である。
【図2】この考案に係るコツプ受け付き座席用テーブル
のテーブル本体からコツプ受け台を引き出した状態を示
す斜視図である。
【図3】この考案に係るコツプ受け付き座席用テーブル
のテーブル本体内にコツプ受け台を収納した状態を示す
断面図である。
【図4】この考案の他の実施例を示すもので、前記図2
に相当する図である。
【符号の説明】
7 テーブル本体 8 コツプ受け台 14 回転ヒンジ部 15 引き出し面 16 引き出し手段 H コツプ受け

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コツプ受けを設けたコツプ受け台を、テ
    ーブル本体内に引き出し自在に収納してなるコツプ受け
    付き座席用テーブル。
  2. 【請求項2】 コツプ受け台は、ほぼ扇形であつてテー
    ブル本体の一角に回転ヒンジ部を備えており、回転によ
    つて本体内より引き出し自在となつている請求項1に記
    載のコツプ受け付き座席用テーブル。
  3. 【請求項3】 コツプ受け台の一側部に形成される引き
    出し面に、指掛け、つまみなどの引き出し手段を設けて
    なる請求項1または2に記載のコツプ受け付き座席用テ
    ーブル。
JP1991057862U 1991-06-27 1991-06-27 コツプ受け付き座席用テーブル Expired - Fee Related JP2555144Y2 (ja)

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JPH051581U true JPH051581U (ja) 1993-01-14
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008108427A1 (ja) * 2007-03-07 2008-09-12 Water Bell Co., Ltd. 棒保持ユニット体及びこれを用いたシート背面テーブルの天板
JP2017144928A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートのテーブル

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JP2555144Y2 (ja) 1997-11-19

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