JPH0530928U - コンピユータ装置 - Google Patents

コンピユータ装置

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JPH0530928U
JPH0530928U JP7606891U JP7606891U JPH0530928U JP H0530928 U JPH0530928 U JP H0530928U JP 7606891 U JP7606891 U JP 7606891U JP 7606891 U JP7606891 U JP 7606891U JP H0530928 U JPH0530928 U JP H0530928U
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JP
Japan
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sleep
circuit
current
signal
signal line
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Withdrawn
Application number
JP7606891U
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English (en)
Inventor
文雄 林
秀明 小川
健次 池田
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータ装置において、CPUのスリー
プモード時にスリープ時非通電回路へ異常電流が流れる
ことがあっても、スリープ時通電回路からの信号による
スリープ時非通電回路の破壊を防止する。 【構成】 スリープ時通電回路2からスリープ時非通電
回路3へ信号を送る信号線5に、CPU21からアナロ
グスイッチ4bへ送られる指令と同一の指令を受けて、
この信号線5をハイインピーダンスにしてディスエイブ
ル状態にするスリーステートゲート回路7を設ける。こ
れにより、スリープモード時における信号線5を介して
の信号伝達が不可能になり、スリープ時非通電回路3の
電子素子が破壊を防止できると共に、この回路3に記憶
されているデータの破壊を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スリープモード時には低消費電力化のため電源からの電流供給が停 止されるスリープ時非通電回路を備えたコンピュータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータ装置においては、一定時間キーボードによる入力等がなく 、各電子回路が非動作状態にある場合には、中央演算処理装置(以下、CPUと いう)をスリープモード(パワセーブモードとも呼ばれる)状態にセットしてC PUの動作を停止させ、消費電力を抑える処理が行われるものがある。
【0003】 また、これだけで不十分な場合には、スリープモード状態を持たず、しかも電 流供給が停止されてもかまわないスリープ時非通電回路、例えばRAMや、PL D、ACIA等の他の電子回路の電流供給を停止させて電力消費を抑える必要が ある。
【0004】 図2はこのような従来のコンピュータ装置の構成の一例を示している。この装 置では上記説明のように、図示しないCPUがスリープモード状態にセットされ た場合に、このCPUが含まれるスリープ時通電回路12へ電源11から電流供 給が続けられるが、スリープ時非通電回路13へは電流供給制御回路14により 電流供給が停止される。この処理は、電流供給制御回路14がCPUからの指令 により電源供給ライン11aを開放することにより行われる。なお、スリープ時 通電回路12とスリープ時非通電回路13とは、データやアドレス・制御信号な どを一方向に転送する信号線15,16により接続されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のコンピュータ装置においては、CPUのスリープモ ード時にスリープ時非通電回路の電流供給を停止した場合、一基板内に通電状態 にあるスリープ時通電回路と、非通電状態にあるスリープ時非通電回路とが混在 し、しかも両回路が信号線を介して接続されることになる。
【0006】 その際、電源供給ラインを介してスリープ時非通電回路へ異常電流が流れ、ス リープ時非通電回路が作動することがある。この場合にはスリープ時通電回路か らスリープ時非通電回路へ信号線を介してデータや制御信号等が送出されて、ス リープ時非通電回路が破壊したり、その回路に記憶されているデータが破壊する おそれがあるという問題がある。
【0007】 特に、スリープ時非通電回路がCMOSチップで構成されている場合には、こ の回路に大電流が流れて大きな寄生量があったり、あるいは異常な電圧が印加さ れた際に、“ラッチアップ”と呼ばれる寄生回路効果現象が生じる。この場合に は、この現象により、ドレイン・ソース間が短絡して内部回路の動作状態が不安 定になり、上記問題が発生することがある。
【0008】 そこで、本考案はこのような問題に着目してなされたもので、CPUのスリー プモード時にスリープ時非通電回路へ異常電流が流れることがあっても、スリー プ時通電回路からの信号によりスリープ時非通電回路が破壊しないコンピュータ 装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、スリープモード時でも電源からの電流供 給が続けられるスリープ時通電回路と、このスリープ時通電回路に信号線を介し て接続されると共に、スリープモード時には電源からの電流供給が停止されるス リープ時非通電回路と、スリープモード時には上記スリープ時非通電回路への電 流供給を停止する電流供給制御回路とを有するコンピュータ装置において、上記 電流供給制御回路の電流供給停止処理と連動して、上記信号線における上記スリ ープ時通電回路から上記スリープ時非通電回路への信号やデータの伝達を遮断す る信号伝達遮断手段を具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記構成では、信号伝達遮断手段が、電流供給制御回路の電流供給停止処理と 連動して、信号線におけるスリープ時通電回路からスリープ時非通電回路へのデ ータや信号の伝達を遮断する。このため、CPUのスリープモード時にはスリー プ時通電回路からスリープ時非通電回路へ信号等が伝達されない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係るコンピュータ装置の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、このコンピュータ装置の構成を示している。本装置は、電源1と、C PU21を含みスリープモード時でも電源1から電源供給ライン1aを介して電 流供給が続けられるスリープ時通電回路2と、スリープモード時には電源1から の電流供給が停止されるスリープ時非通電回路3と、スリープ時非通電回路3へ の電流供給を制御する電流供給制御回路4とを有し、スリープ時通電回路2とス リープ時非通電回路3との間をデータやアドレス・制御信号などを一方向に転送 する信号線4,5により接続している。
【0012】 電流制御回路4は、電源1からスリープ時非通電回路3への電流供給ライン1 aを開閉する電源スイッチ4aと、スリープ時通電回路2に含まれるCPU21 からの指令により電源スイッチ4aの開閉動作を制御するアナログスイッチ4b とから構成されている。
【0013】 スリープ時通電回路2からスリープ時非通電回路3へ信号を送る信号線5には 、CPU21からアナログスイッチ4bへ送られる指令を受けて、この信号線5 をハイインピーダンスにしてディスエイブル状態にし、信号線5における信号伝 達を遮断する信号伝達遮断手段としてのスリーステートゲート回路7が設けられ ている。
【0014】 このように構成されたコンピュータ装置においては、通常の使用状態ではアナ ログスイッチ4bがオンしており、そのため電源スイッチ4aもオン状態にあっ て、電源1から電源供給ライン1aを介してスリープ時非通電回路3へ電流供給 が行われている。
【0015】 ところで、例えば図示しないキーボード等から所定時間入力がない場合には、 低消費電力化のため、まずはCPU21がスリープモードになり、次いでCPU 21から指令が出力され、その指令がアナログスイッチ4bおよびスリーステー トゲート回路7へ送出される。
【0016】 アナログスイッチ4bはその指令によりオフして、電源スイッチ4aをオフさ せ、電源1とスリープ時非通電回路3との間の電源供給ライン1aを遮断して、 電源1からスリープ時非通電回路3への電流供給を停止させる。
【0017】 スリーステートゲート回路7はCPU21からの指令により、信号線5をハイ インピーダンスにしてディスエイブル状態にし、スリープ時通電回路2からスリ ープ時非通電回路3への信号の伝達・入力を遮断する。
【0018】 従って、本装置では、CPU21のスリープモード時には、電流供給が停止さ れたスリープ時非通電回路3へ異常電流等が流れて、この回路3が不安定な動作 を行った場合でも、スリーステートゲート回路7により信号線5を介してスリー プ時通電回路2からスリープ時非通電回路3へ伝達・入力するデータや制御信号 等が遮断される。
【0019】 このため、スリープ時非通電回路3の破壊を防止できると共に、この回路3が RAM等のメモリの場合にはそこに記憶されているデータの破壊を防止できる。 特に、スリープ時非通電回路がCMOSチップで構成されている場合には、上述 の“ラッチアップ”と呼ばれる寄生回路効果現象が生じ、この現象によりドレイ ン・ソース間が短絡して内部回路の動作状態が不安定になる現象が生じるが、こ のスリープ時非通電回路にはデータや制御信号等が伝達されないので、回路破壊 を確実に防止できる。
【0020】 なお、上記実施例では、信号線5をハイインピーダンスにしてディスエイブル 状態にし、スリープ時通電回路2からスリープ時非通電回路3への信号の伝達・ 入力を遮断するように説明したが、本考案では、それ以外に信号線5をロウレベ ル(0V)に固定してスリープ時通電回路2からスリープ時非通電回路3への信 号の伝達・入力を遮断するようにしてもよい。
【0021】 また、ブック型パソコンのようにバッテリー駆動を主とするコンピュータ装置 においては、低消費電力化は必須であり、一定時間キーボードからの入力がない 場合にはCPUをスリープモードにすると共に、他の電子回路の電源をオフして その回路の動作を停止させる措置が採られている。このようなコンピュータ装置 では、スリープモード時に電源がオフされるスリープ時非通電回路として例えば 内蔵モデムの電子回路や、揮発性のRAMカード等の電子回路が考えられる。
【0022】 このようなコンピュータ装置でも、本考案によれば上記実施例と同様にスリー プモード時にはCPU等のスリープ時通電回路からこのような電子回路に信号が 入力しなくなるため、その電子回路の破壊やデータの破壊から防止できる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、スリープ時通電回路からスリープ時非通電 回路への信号線を介してのデータや信号の伝達を遮断するようにしたため、スリ ープモード時にはスリープ時非通電回路へ信号が伝達されず、スリープ時非通電 回路の電子素子の破壊を防止できると共に、この回路に記憶されているデータの 破壊を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコンピュータ装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】従来のコンピュータ装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 電源 2 スリープ時通電回路 3 スリープ時非通電回路 4 電流供給制御回路 5 信号線 6 信号線 7 スリーステートゲート回路(信号伝達遮断手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7165−5B G06F 1/00 334 G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリープモード時でも電源からの電流供
    給が続けられるスリープ時通電回路と、このスリープ時
    通電回路に信号線を介して接続されると共に、スリープ
    モード時には電源からの電流供給が停止されるスリープ
    時非通電回路と、スリープモード時には上記スリープ時
    非通電回路への電流供給を停止する電流供給制御回路と
    を有するコンピュータ装置において、 上記電流供給制御回路の電流供給停止処理と連動して、
    上記信号線における上記スリープ時通電回路から上記ス
    リープ時非通電回路への信号やデータの伝達を遮断する
    信号伝達遮断手段、 を具備することを特徴とするコンピュータ装置。
JP7606891U 1991-09-20 1991-09-20 コンピユータ装置 Withdrawn JPH0530928U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7606891U JPH0530928U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 コンピユータ装置

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JPH0530928U true JPH0530928U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13594465

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JP7606891U Withdrawn JPH0530928U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 コンピユータ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006279348A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 信号処理装置
JP2010211665A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Rohm Co Ltd データ処理装置
JP2014109993A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Alpine Electronics Inc メモリシステム

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