JPH05308979A - トリグリセリド含有乾燥菌体破砕物とその製造法 - Google Patents

トリグリセリド含有乾燥菌体破砕物とその製造法

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JPH05308979A
JPH05308979A JP4137590A JP13759092A JPH05308979A JP H05308979 A JPH05308979 A JP H05308979A JP 4137590 A JP4137590 A JP 4137590A JP 13759092 A JP13759092 A JP 13759092A JP H05308979 A JPH05308979 A JP H05308979A
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triglyceride
cells
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microbial cells
heat treatment
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Michiya Aoyama
倫也 青山
Toshiro Sano
敏郎 佐野
Masahiko Higashida
雅彦 東田
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 150℃で2分間の加熱処理後の多価不飽和
脂肪酸含有量の減少率が10重量%以下であるトリグリ
セリド含有乾燥菌体破砕物並びに該トリグリセリド含有
微生物菌体が水に分散した状態で該菌体を破砕し、次い
で脱水することを特徴とするトリグリセリド含有乾燥菌
体破砕物の製造法。 【効果】 本発明によれば、トリグリセリド含有乾燥菌
体を水に分散した状態で破砕し、次いで脱水することに
より、該菌体の乾燥破砕物を得ることができる。このも
のは150℃で2分間の加熱処理後のトリグリセリド含
有量の減少率が10重量%以下であるという特性を有し
ており、貯蔵安定性に優れ、加工時の加熱処理に対して
も安定である。したがって、嗜好性の良い動物用飼料,
ペットフード等の製造に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリグリセリド含有乾
燥菌体破砕物とその製造法に関し、該乾燥菌体破砕物は
畜産用飼料,ペットフードなどとして有用である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】γ−
リノレン酸(GLA),ジホモ−γ−リノレン酸(DG
LA),アラキドン酸(AA),エイコサペンタエン酸
(EPA)などの多価不飽和脂肪酸を生産する能力を有
する微生物として、糸状菌や酵母などがあり、これら微
生物を動物の飼料として用いることは既に知られている
(例えば特開昭61−149054号,特開昭63−9
8355号,特開平1−215245号,英国特許第2
14442号明細書等)。
【0003】トリグリセリドなどの多価不飽和脂肪酸を
含む油脂は微生物菌体内に蓄積するため、これらを利用
するには菌体から直接、或いは細胞壁を機械的又は酵素
的に破壊し、抽出する必要がある。このような技術とし
て、例えば微生物菌体をエタノールに懸濁し、破砕後、
濾過,遠心分離によってエタノールを除いた後、これに
抽出溶剤を加えて懸濁し、破砕抽出する方法がある(特
開昭61−170397号,同61−227790号,
同62−44170号,同62−179598号な
ど)。
【0004】しかしながら、これらの方法では、2種の
溶媒を使用する上、菌体と有機溶剤との分離操作が必要
となり、操作が煩雑であるという欠点があった。しか
も、火災の恐れがあったり、過大な設備を必要とする等
の問題があった。
【0005】その上、多価不飽和脂肪酸は空気中の酸素
と接触すると、反応して過酸化物を生じ易い。このた
め、貯蔵期間中あるいは造粒時の加熱処理の際に有効成
分である多価不飽和脂肪酸含有量の低下をもたらす。さ
らには、過酸化物およびその分解生成物により異臭が発
生して、嗜好性が悪くなるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、多価不飽和脂肪酸を含む
トリグリセリドを含有する微生物菌体を畜産用飼料,ペ
ットフードなどとして利用するにあたり、上記した欠点
を解消し、かつ加熱処理による該多価不飽和脂肪酸含有
量の低下を防止する方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、150℃で2
分間の加熱処理後の多価不飽和脂肪酸含有量の減少率が
10重量%以下であるトリグリセリド含有乾燥菌体破砕
物を提供すると共に、該菌体破砕物を含む飼料用組成物
並びにトリグリセリド含有微生物菌体が水に分散した状
態で該菌体を破砕し、次いで脱水することを特徴とする
トリグリセリド含有乾燥菌体破砕物の製造法を提供する
ものである。
【0008】本発明に用いるトリグリセリド含有微生物
菌体は、トリグリセリド生産能を有する微生物を常法に
より培養して得られるものである。ここでトリグリセリ
ド生産能を有する微生物としては、前述したように、糸
状菌や酵母,藻類など種々のものが挙げられる。
【0009】例えばγ−リノレン酸含有油脂生産能を有
する微生物としては、特開昭60−168391号公報
等に記載されているモルティエレラ(Mortierella) 属に
属する微生物、特開昭63−283589号公報等に記
載されているムコール(Mucor) 属に属する微生物、特開
昭63−133994号公報等に記載されているリゾプ
ス(Rhizopus)属に属する微生物などが挙げられる。
【0010】また、ジホモγ−リノレン酸含有油脂及び
アラキドン酸含有油脂の生産能を有する微生物として
は、例えば特開昭63−14696号公報,同63−1
2290号公報,同63−44891号公報等に記載さ
れているモルティエレラ(Mortierella) 属に属する微生
物、特開昭64−47384号公報,同64−4738
5号公報,同63−102688号公報等に記載されて
いるコニディオボラス(Conidiobolus)属に属する微生物
などが挙げられる。
【0011】より具体的には、モルティエレラ(Mortier
ella) 属に属する微生物としては、例えばモルティエレ
ラ・イサベリナ(Mortierella isabellina )IFO78
24やモルティエレラ・ラマニアナ(Mortierella raman
iana var. angrispora)IFO8187などが挙げられ
る。
【0012】また、ムコール(Mucor) 属に属する微生物
としては、例えばムコール・シルシネロイデス(Mucor c
ircinelloides)HUT1121(FERM P−935
9)やムコール・ジャバニクス(Mucor javanicus) HU
T1162(FERM P−9360)などが挙げられ
る。
【0013】さらに、コニディオボラス(Conidiobolus)
属に属する微生物としては、例えばコニディオボラス・
ヘテロスポラス(Conidiobolus heterosporus)ATCC
12941, コニディオボラス・ナノデス(Conidiobolu
s nanodes)CBS183/62, コニディオボラス・ラ
ンプラウジェス(Conidiobolus lamprauges)ATCC1
2585などが挙げられる。これらは、いずれも油脂
(トリグリセリド)を生産する能力を有し、菌体内に著
量の油脂(トリグリセリド)を蓄積することができる。
【0014】このような微生物の培養は、常法により行
えばよい。すなわち、上記微生物を培養するための培地
としては、該微生物がよく成育して目的とする油脂(ト
リグリセリド)を生産しうるものであればよく、例えば
炭素源としてグルコース,澱粉等を用い、窒素源として
硫安,尿素の他、脱脂大豆粉,脱脂米糠などの有機窒素
源を用いたものが挙げられる。その他、必要に応じてリ
ン酸塩,マグネシウム塩,マンガン塩,カルシウム塩な
どの金属塩を添加したり、ビタミン,アミノ酸なども添
加することができる。
【0015】また、培養時のpH,温度,時間などは目
的とする油脂(トリグリセリド)が十分に蓄積するよう
に適切に制御しながら培養すればよい。
【0016】トリグリセリドは通常、微生物菌体中に蓄
積されるので、微生物の培養終了後、培養液から濾過や
遠心分離などの固−液分離操作によって菌体を回収す
る。本発明の方法においては、回収した菌体が水に分散
した状態で、該菌体を破砕する。具体的には、回収した
菌体を再度、水に分散・懸濁させながら、或いは水に分
散・懸濁させた後、該菌体を破砕する。
【0017】菌体を水へ分散・懸濁するときには、菌体
の濃度は高い方が良いが、ポンプによる移送時の流動性
を考慮し、菌体の濃度を5〜18重量%、望ましくは8
〜15重量%に調整する。また、破砕機などを用いて行
う菌体の破砕工程での目詰りを防止するために、予めデ
ィスパーミル等の分散機を用いて荒破砕を行うことが望
ましい。なお、培養液中の菌体濃度が十分に高く、また
後工程及び製品中に混入する等のトラブルを生じるよう
な副産物が培養液に含まれていない場合には、菌体を分
離することなく、直接破砕機に供給することもできる。
【0018】菌体の破砕は、通常機械的に行われ、例え
ばフレンチプレス,超音波破砕機等を用いたり、或いは
ガラスビースの存在下でホモジナイズしたり、さらには
ボールミルを用いたりすることにより行うことができ
る。
【0019】菌体の分散・懸濁〜破砕を連続的に行うに
は、一般に乳化,微粉末懸濁液の均質化に用いられてい
る高圧ホモジナイザー型式のものが有効である。また、
ダイノーミル,パールミル(いずれも商品名)等も使用
することができる。
【0020】なお、水の代りに懸濁液の温度が50〜8
0℃となるように、温水に懸濁させて、微生物が持つリ
パーゼを失活させてもよい。これによって、破砕後、乾
燥までに起こる、リパーゼによるトリグリセリドの分解
を防止し、油脂の酸価の上昇を防止することが可能であ
る。
【0021】次に、このようにして破砕した菌体を脱水
する。ここで脱水は、菌体の含水率が10重量%以下、
好ましくは5重量%以下になるように行えばよく、菌体
の含水率が0%となるまで、すなわち完全に乾燥するま
で行う必要は必ずしもない。この脱水は、凍結乾燥機,
真空乾燥機,気流乾燥機等の他スプレードライヤー,パ
ドルドライヤー,ドラムドライヤー等を用いて行えばよ
い。
【0022】上記の如くして得られる本発明のトリグリ
セリド含有乾燥菌体破砕物は、150℃で2分間の加熱
処理後の多価不飽和脂肪酸減少率が10重量%以下であ
る。ここで、多価不飽和脂肪酸減少率が10%以上であ
るものは、菌体破砕物が不安定で、劣化し易いため、飼
料として不適当である。また、過酸物価(POV)が1
0以下であることが望ましい。POVが10を超える
と、嗜好性が劣ることとなる。
【0023】上記の性質を有する本発明のトリグリセリ
ド含有乾燥菌体破砕物を飼料に用いる場合、通常の飼料
素材、例えば穀類,雑穀類,糟糠類,ビタミン類,ミネ
ラル類などと配合すればよい。トリグリセリド含有乾燥
菌体破砕物と飼料素材との配合割合は特に制限がなく、
使用目的を考慮して適宜決定すればよいが、通常は該乾
燥菌体破砕物が0.001〜100重量%、好ましくは0.
01〜20重量%となるように配合すればよい。
【0024】トリグリセリド含有乾燥菌体破砕物を含む
飼料組成物は、所定量の各成分を配合後、要すれば加熱
し、混練したのち、粉末,ペレット,錠剤など所望の形
態に調製する。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳しく説明す
る。 製造例1 ムコール・シルシネロイデス(Mucor circinelloides)H
UT1121(FERM P−9359)の菌体を、第
1表に示す培地および培養条件下、300リットルの培
養槽で5日間培養し、大量の菌体を得た。培養終了後、
培養液を濾過して菌体を回収した。この回収菌体を、水
に均一に分散、懸濁させて菌体濃度12%の懸濁液を作
成した。
【0026】
【表1】
【0027】次いで、高圧ホモジナイザー(イズミフー
ドマシナリ社製、HV−OH−0.7,7−3,7S)を
用いて、圧力700kg/cm2,60リットル/時の条件で
連続的に破砕した。得られた破砕菌体をダブルドラムド
ライヤーを用いて脱水、乾燥し、含水率3.8%の乾燥菌
体粉末約12kgを得た。この菌体粉末をアルカリ加水分
解して得た試料についてガスクロマトグラフィーにより
分析したところ、この菌体粉末中には73.4g/kgのγ
−リノレン酸が含まれていた。また、n−ヘキサンを用
いて該菌体粉末より抽出した油脂について、基準油脂分
析試験法(社団法人 日本油化学協会制定)に準じてP
OVを測定したところ、POVは0.9であった。
【0028】製造例2 製造例1と同様にムコール・シルシネロイデス(Mucor c
ircinelloides)HUT1121(FERM P−935
9)を培養し、培養物から濾過によって菌体を回収し
た。この回収菌体を水に均一に分散、懸濁させて菌体濃
度12%の懸濁液を作成したのち、ダブルドラムドライ
ヤーを用いて脱水、乾燥して含水率4.0%の乾燥菌体粉
末約12kgを得た。
【0029】この乾燥菌体粉末について製造例1と同様
にして測定したところ、この菌体粉末中には74.2g/
kgのγ−リノレン酸が含まれていた。また、n−ヘキサ
ンを用いて行ったPOVの測定では、菌体粉末より抽出
した油脂のPOV値は0.9であった。
【0030】試験例1 上記製造例1,2で得たγ−リノレン酸含有菌体につい
て自動酸化に対する安定性を試験した。すなわち、製造
例1,2で得た菌体を直径9cm、深さ1.5cmのシャーレ
に5gづつ入れたものを各々4個用意し、これを温度4
0℃、湿度50%の恒温恒湿槽に入れ、10日毎に夫々
1個づつ取り出し、製造例1に記載の方法によりγ−リ
ノレン酸含有量を測定した。結果を第2表に示す。
【0031】
【表2】
【0032】表から明らかなように、製造例2の菌体は
40日後にγ−リノレン酸の含有量が30重量%減少
し、異臭が強くなった。一方、製造例1の菌体は40日
経過後もγ−リノレン酸含有量に変化なく、異臭も殆ど
感じられなかった。
【0033】試験例2 製造例1,2で得たγ−リノレン酸含有菌体を用いてド
ッグフード製造する過程におけるγ−リノレン酸含有量
の変化について調べた。すなわち、製造例1,2で得た
菌体の各2.5kgを用いて、第3表に示す配合処方に従っ
てドライタイプドッグフードを作成した。
【0034】
【表3】
【0035】第1図はドッグフードの製造プロセスの概
略を示したものである。加熱処理工程において原料は1
50℃の高温にさらされ、この工程でγ−リノレン酸が
劣化する。そこで、加熱処理工程前後にサンプリングを
行いドッグフード中のγ−リノレン酸含有量を測定し
た。結果を第4表に示す。
【0036】
【表4】
【0037】表から明らかなように、製造例1の菌体を
用いて作成した場合は、加熱処理工程の前後でγ−リノ
レン酸含有量に変化は認められなかった。しかし、製造
例2の菌体を用いた場合は、γ−リノレン酸含有量が約
20重量%減少した。
【0038】試験例3 製造例1,2で得たγ−リノレン酸含有菌体の各5kg
をポリエチレン製の袋に入れ、25℃で1ケ月間保存し
た後、脂漏性症候群と診断された犬に投与し、嗜好性と
治癒効果を調べた。1ケ月間保存した菌体中のγ−リノ
レン酸含有量については製造例1,2のいずれの菌体も
変化はなかったが、該菌体から抽出した油脂のPOV
は、それぞれ7.5および114.4に上昇していた。
【0039】脂漏性症候群と診断された体重5〜6kgの
犬20匹を1群とし、1日当たり1gまたは2gの各菌
体をミルクに懸濁して自由に摂取させた。20日間毎日
投与し、目視にて嗜好性と治癒効果を見た。結果を第5
表に示す。
【0040】
【表5】
【0041】表から明らかなように、製造例1の菌体を
投与した場合は、全般的に好んで摂取し、拒否をする犬
はいなかった。また、治癒効果も良好であった。これに
対して、製造例2の菌体を投与した場合は、4割の犬が
摂取拒否を示し、これに相応して治癒効果が低下した。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、トリグリセリド含有乾
燥菌体を水に分散した状態で破砕し、次いで脱水するこ
とにより、該菌体の乾燥破砕物を得ることができる。こ
のものは150℃で2分間の加熱処理後のトリグリセリ
ド含有量の減少率が10重量%以下であるという特性を
有しており、貯蔵安定性に優れ、加工時の加熱処理に対
しても安定である。したがって、嗜好性の良い動物用飼
料,ペットフード等の製造に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図はドッグフードの製造プロセスの概略を
示したものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 150℃で2分間の加熱処理後の多価不
    飽和脂肪酸含有量の減少率が10重量%以下であるトリ
    グリセリド含有乾燥菌体破砕物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の菌体破砕物を含む飼料用
    組成物。
  3. 【請求項3】 トリグリセリド含有微生物菌体が水に分
    散した状態で該菌体を破砕し、次いで脱水することを特
    徴とするトリグリセリド含有乾燥菌体破砕物の製造法。
JP4137590A 1991-07-11 1992-05-01 トリグリセリド含有乾燥菌体破砕物とその製造法 Pending JPH05308979A (ja)

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