JPH05308955A - 亜硝酸菌の保存と復元方法 - Google Patents

亜硝酸菌の保存と復元方法

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JPH05308955A
JPH05308955A JP3054404A JP5440491A JPH05308955A JP H05308955 A JPH05308955 A JP H05308955A JP 3054404 A JP3054404 A JP 3054404A JP 5440491 A JP5440491 A JP 5440491A JP H05308955 A JPH05308955 A JP H05308955A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 硝化細菌のうちの亜硝酸菌の保存と復元方法
に関する。 【構成】 亜硝酸菌を保存する方法において、亜硝酸菌
をピルビン酸もしくはその塩、オキサル酢酸もしくはそ
の塩、α−L−ラムノース、α−L−フコース、D−グ
ルクロン酸もしくはその塩、N−アセチル−D−ムラミ
ン酸、α−L−ラムノース1分子とD−グルクロン酸1
分子およびD−グルコース2分子を1ユニットとし該ユ
ニットが直鎖状に重合した高分子多糖類のうち少なくと
も1種類以上の有機化合物を含む培地で培養した菌液を
シリカゲルと混合後、凍結保存する亜硝酸菌の保存方法
と上記の凍結保存した亜硝酸菌を復元する方法におい
て、上記の有機化合物、乳酸もしくはその塩、クエン酸
もしくはその塩、コハク酸もしくはその塩、フマル酸も
しくはその塩、リンゴ酸もしくはその塩、グルタミン酸
もしくはその塩、アスパラギン酸もしくはその塩、セリ
ンもしくはその塩のうち少なくとも1種以上の有機化合
物を含む培地で培養する亜硝酸菌の復元方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水産動物の畜養・輸送設
備、水族館等の閉鎖系循環水に含まれる硝化細菌のうち
亜硝酸菌の保存と復元方法に関し、廃水、下水およびし
尿処理設備、土壌、海水および河川水など、自然界に広
く分布する亜硝酸菌の保存と復元としても利用できる方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】硝化菌はアンモニアまたは亜硝酸を亜硝
酸または硝酸に酸化し、二酸化炭素を唯一の炭素源とし
て菌体成分を合成する独立栄養細菌であり、有機物が共
存すると硝化菌の硝化反応は阻害されるといわれてき
た。
【0003】硝化細菌にはアンモニアを酸化して亜硝酸
塩にするアンモニア酸化細菌(以下「亜硝酸菌」とい
う)と、亜硝酸塩を酸化して硝酸塩にする亜硝酸酸化菌
(以下「硝酸菌という)の2つの細菌群からなる。それ
ぞれの化学反応式はつぎの通りである。
【0004】(a)亜硝酸菌のアンモニア酸化反応 NH4 + + 3/2O2 → NO2 - +H2 O+39.5k
cal (b)硝酸菌の亜硝酸酸化反応 NO2 - + 1/2O2 → NO3 - +21.6kcal
【0005】これらの細菌は従属栄養細菌(有機物の酸
化反応によって生ずるエネルギーを利用して増殖する)
に比べて増殖速度が遅く、硝化反応が十分に現れるだけ
の菌量に達するまでに長期間を要する(この期間を「馴
致期間」という)。
【0006】そこで馴致期間を短縮するためには、別途
準備しておいた多量の硝化菌を種菌として浄化装置など
に加えることが最も効果的である。そのためには適時任
意に用いることができ、復元力が優れた硝化菌の保存方
法が望まれていた。
【0007】従来より細菌の保存方法には継代培養法、
凍結乾燥法およびL−乾燥法などがあるが、このうち亜
硝酸菌の有効な保存法は継代培養法しかなかった。
【0008】なお継代培養法とは、硝化菌を培地に植種
し最適温度で一定期間培養した(硝化菌の場合は通常5
〜7日間)のち、その培養液の一部を別の新鮮培地に直
ちに植種するという操作を繰り返すことによって硝化菌
の保存を図る方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
(1)継代培養法は操作が煩雑で多くの労力を要する。
また移植を繰り返すうちに変異を起こしやすく、硝化能
力が低下することがある。
【0010】(2)細菌を保存処理する際、その細菌濃
度をあらかじめ高めることにより復元効率が大きく向上
する。しかし亜硝酸菌の菌体収率は0.06〜0.13
g亜硝酸菌/g除去NH4 −Nと従属栄養細菌に比べて
極めて低く、高い亜硝酸菌濃度を得るためには長時間を
要する。したがって従来は亜硝酸菌培養液を遠心分離機
で集菌し濃縮したのち保存処理していた。この操作は煩
雑で、雑菌にも汚染されやすい。また保存処理していた
亜硝酸菌を復元させるときは従属栄養細菌に比べて依然
として長時間を要する。
【0011】(3)硝化装置の馴致期間を短縮するため
には、硝化性能を十分に発揮するだけの硝化菌量をあら
かじめ準備しておき、起動時の装置に投入すればよい。
しかし硝化菌は上記のとおり菌体収率が低く増殖が遅い
ため、長時間培養しても低濃度の菌液しか得られないと
いう欠点があった。そのため大量の硝化菌液を運搬する
しかなかった。
【0012】(4)硝化装置の馴致が完了した定常運転
に入って後も、系内のなんらかの原因により硝化菌がダ
メージを受け硝化性能が低下することがある。その場合
性能回復に要する時間は有機物廃水浄化装置などに比べ
て長時間を要する。これも硝化菌の菌体収率が低く、増
殖が遅いことによる。性能回復の時間を短縮するために
は、硝化性能を十分に回復するだけの高濃度の硝化菌を
系内に再度供給すればよいが、従来低濃度の硝化菌液し
か得られず実現は難しかった。
【0013】上記の問題点のうち、亜硝酸菌を保存処理
する前にあらかじめ高濃度の菌液を短時間で得る方法は
既に提案した(特願平2−330636号)。本発明は
さらにこれ以外の問題点を解決するために、亜硝酸菌の
有効な保存と復元方法を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、 (1)亜硝酸菌を保存する方法において、亜硝酸菌をピ
ルビン酸もしくはその塩、オキサル酢酸もしくはその
塩、α−L−ラムノース、α−L−フルコース、D−グ
ルクロン酸もしくはその塩、N−アセチル−D−ムラミ
ン酸、α−L−ラムノース1分子とD−グルクロン酸1
分子およびD−グルコース2分子を1ユニットとし該ユ
ニットが直鎖状に重合した高分子多糖類のうち少なくと
も1種類以上の有機化合物を含む培地で培養した菌液を
シリカゲルと混合後、凍結保存することを特徴とする亜
酸菌の保存方法、
【0015】(2)上記1の凍結保存した亜硝酸菌を復
元する方法において、上記1の有機化合物、乳酸もしく
はその塩、クエン酸もしくはその塩、コハク酸もしくは
その塩、フマル酸もしくはその塩、リンゴ酸もしくはそ
の塩、グルタミン酸もしくはその塩、アスパラギン酸も
しくはその塩、セリンもしくはその塩を含む培地で培養
することを特徴とする亜酸菌の還元方法である。
【0016】
【作用】
(1)亜硝酸菌にダメージを与えることなく保存するこ
とができる。 (2)保存していた亜硝酸菌を復元するとき、特定有機
化合物によって亜硝酸菌の増殖または硝化作用が促進さ
れ、従来の方法では得られなかった高濃度の亜硝酸菌液
または硝化能力の復元が比較的短時間で得られる。
【0017】なお特定の有機化合物による亜硝酸菌増殖
または硝化作用の促進のメカニズムはまだ不明である。
おそらくこれらの特定有機化合物は従属栄養細菌では他
の有機化合物から容易に生合成されるが、亜硝酸菌では
代謝経路の違いからその生合成に相当の時間を要するの
ではないかと考えられる。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下に亜硝酸菌の代表菌株(Nitrosomonas
europaea ATCC 25978) を例にとって、本発明の一実施
例を説明する。
【0019】なお実施例での亜硝酸菌の培養は表1に示
す高圧滅菌した培地(Lewis, R.F.and D.Pramer, 1958,
"Isolation of Nitrosomonas in pure culture", J.Ba
cteriol., 76, 524-528) (以下「P培地」という)を
用いて、すべて無菌的に操作した。
【表1】
【0020】ピルビン酸が5mM、オキサル酢酸が5m
M、α−L−ラムノースが10mM、α−L−フコース
が5mM、D−グルクロン酸が10mM、N−アセチル
−D−ムラミン酸が5mg/リットル、α−L−ラムノ
ース1分子とD−グルクロン酸1分子およびD−グルコ
ース2分子を1ユニットとし、該ユニットが直鎖状に重
合した高分子多糖類(以下これを「ゲランガム」とい
う)が0.5%となるようにそれぞれ別個の培地(表
1)30mlに加え、培地(表1)であらかじめ5日間
前培養しておいた亜硝酸菌液3mlを植種した。この液
を30℃、120rpmで5日間回転培養した。
【0021】またこれと並行して添加物質を含まない培
地(コントロール)について同様に5日間回転培養し、
これらの培養液の菌数を直接計数した。その結果表2に
示す。
【0022】いずれの添加培地でも最終菌濃度が1.0
×109 cells/ml以上となったが、無添加培地(コント
ロール)の最終菌濃度は4.0×108 cells/mlにとど
まった。
【表2】
【0023】表2のうち最終菌濃度が最高のラムノース
添加培地で増菌した菌液(1.8×109 cells/ml)、
最終菌濃度が最低のフコース添加培地で増菌した菌液
(1.0×109 cells/ml)および無添加培地(コント
ロール)の菌液を以下の保存試験に供した。
【0024】なお無添加培地(コントロール)の菌液は
遠心分離(9000×0.5分間)により集菌したのち
5倍濃縮となるように培地(表1)で再懸濁した液(こ
のときの菌濃度は2.0×109 cells/ml)を使った。
【0025】まず無色シリカゲルを水洗後乾燥し、その
0.4gを試験管にいれて180℃、2時間乾熱滅菌し
た。それを氷冷しながら上記3種類の菌液1mlを滴下
し、ディープフリーザー(−80℃)で凍結保存した。
またコントロールも同様にして保存した。
【0026】これらの保存菌を24時間後に培地(表
1)10mlに懸濁し、30℃、120rpmで培養
し、その硝化能力の復元を試みた。硝化能力は発現は培
養中の亜硝酸濃度を定量することにより観察した。その
結果を表3に示す。
【表3】
【0027】これよりいずれの添加または無添加培地で
もシリカゲル凍結保存によれば5日間に亜硝酸菌の硝化
反応が発現した。
【0028】なおピルビン酸、オキサル酢酸、グルクロ
ン酸、ムラハン酸およびゲランガム添加培地について
も、表3と同じ結果が得られた。
【0029】(比較例1)実施例1の3種類の保存用亜
硝酸菌液各1mlをアンプルに入れ、真空乾燥機によっ
て室温下で減圧しながら水分を除去(この方法はL−乾
燥と呼ばれている)した。
【0030】またこれは並行して3種類の保存用亜硝酸
菌液各mlをアンプルに入れ、ドライアイス−アセトン
で予備凍結後、真空乾燥機によって減圧下で水分を除去
した。
【0031】これらの保存菌を24時間後に培地(表
1)10mlに懸濁し、30℃、120rpmで培養
し、実施例1と同様にそ硝化能力の復元を試みた。硝化
能力の発現は培養液中の亜硝酸濃度を定量することによ
り観察した。その結果を表4に示す。
【表4】
【0032】これよりいずれの添加培地または無添加培
地でもL−乾燥によれば8日間後にやや亜硝酸菌の硝化
反応が発現してくるが、凍結乾燥ではまったく復元しな
かった。
【0033】なおL−乾燥において3%のL−グルタミ
ン酸ソーダ溶液に懸濁した場合も表4と同様の結果が得
られた。
【0034】この比較例1と実施例1を比較すれば、亜
硝酸菌の保存はシリカゲル凍結保存が優れていることが
分かる。
【0035】(実施例2)実施例1と同様に、ラムノー
スおよびフコース添加培地で増菌した亜硝酸菌液を10
カ月間シリカゲル凍結保存した。この保存菌液1mlず
つを、ピルビン酸が5mM、オキサル酢酸が5mM、α
−L−ラムノースが10mM、α−L−フコースが5m
M、D−グルクロン酸が10mM、N−アセチル−D−
ムラミン酸が50mg/リットル、ゲランガムが0.5
%、乳酸が5mM、クエン酸が10mM、コハク酸が5
mM、フマル酸が5mM、リンゴ酸が1mM、グルタミ
ン酸が10mg/l、アスパラギン酸が5mg/l、セ
リンが10mg/lとなるようにそれぞれ添加した培地
(表1)10mlに懸濁し、30℃、120rpmで培
養し、その硝化能力の復元を試みた。硝化能力の発現は
実施例1と同様に培養液中の亜硝酸濃度を定量すること
により観察した。その結果を表5に示す。
【表5】
【0036】これより添加培地の場合は、無添加培地に
比べて亜硝酸菌の硝化性能の発現が速く、復元が速くな
ることがわかる。
【0037】
【発明の効果】
(1)本発明では亜硝酸菌を比較的短時間の培養で高濃
度化できる。そのため保存処理するに際し遠心分離機で
濃縮することなく培養が終了した菌液をそのまま容易に
保存処理できる。
【0038】(2)シリカゲル凍結保存により保存期間
を大幅に長くできるため、継代培養法のように多くの労
力を要せず、しかも移植に伴う変異の発生を最小限に防
ぐことができる。
【0039】(3)シリカゲル凍結保存していた亜硝酸
菌を復元させるとき、従来の無機化合物(アンモニア)
による培養に比べて硝化能力の復元が著しく速められ
る。
【0040】(4)以上の効果に加えて、硝化装置の馴
致またはトラブル対策用の植種菌として、従来に比べて
少容量の硝化菌液量で、短時間のうちに硝化性能が発揮
または回復することが可能となる。
【手続補正書】
【提出日】平成3年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 またこれと並行して添加物を含まない培
地(コントロール)について同様に5日間回転培養し,
これらの培養液の菌数を直接計数した。その結果表2
に示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 なお無添加培地(コントロール)の菌液
は遠心分離(9,000×G,5分間)により集菌した
のち5倍濃縮となるように培地(表1)で再懸濁した液
(このときの菌濃度は2.0×10cells/m
l)を使った。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 これらの保存菌を24時間後に培地(表
1)10mlに懸濁し、30℃、120rpmで培養
し、その消化能力の復元を試みた。消化能力発現は培
養中の亜硝酸濃度を定量することにより観察した。その
結果を表3に示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 これよりいずれの添加または無添加培で
もシリカゲル凍結保存によれば5日後に亜硝酸菌の硝化
反応が発現した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 またこれは並行して3種類の保存用亜硝
酸菌液各1mlをアンプルに入れ、ドライアイス−アセ
トンで予備凍結後、真空乾燥機によって減圧下で水分を
除去した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 これらの保存菌を24時間後に培地(表
1)10mlに懸濁し、30℃、120rpmで培養
し、実施例1と同様にその硝化能力の復元を試みた。硝
化能力の発現は培養中の亜硝酸濃度を定量することによ
り観察した。その結果を表4に示す。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 これよりいずれの添加培地または無添加
培地でもL−乾燥によれば8日後にやや亜硝酸菌の硝化
反応が発現してくるが、凍結乾燥ではまったく復元しな
かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 1/04 C12R 1:01)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜硝酸菌を保存する方法において、亜硝
    酸菌をピルビン酸もしくはその塩、オキサル酢酸もしく
    はその塩、α−L−ラムノース、α−L−フコース、D
    −グルクロン酸もしくはその塩、N−アセチル−D−ム
    ラミン酸、α−L−ラムノース1分子とD−グルクロン
    酸1分子およびD−グルコース2分子を1ユニットとし
    該ユニットが直鎖状に重合した高分子多糖類のうち少な
    くとも1種類以上の有機化合物を含む培地で培養した菌
    液をシリカゲルと混合後、凍結保存することを特徴とす
    る亜硝酸菌の保存方法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1の凍結保存した亜硝酸菌を
    復元する方法において、上記請求項1の有機化合物、乳
    酸もしくはその塩、クエン酸もしくはその塩、コハク酸
    もしくはその塩、フマル酸もしくはその塩、リンゴ酸も
    しくはその塩、グルタミン酸もしくはその塩、アスパラ
    ギン酸もしくはその塩、セリンもしくはその塩のうち少
    なくとも1種以上の有機化合物を含む培地で培養するこ
    とを特徴とする亜硝酸菌の復元方法。
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MD4474C1 (ro) * 2016-07-15 2017-10-31 Институт Микробиологии И Биотехнологии Академии Наук Молдовы Mediu de protecţie pentru liofilizarea şi păstrarea îndelungată a tulpinii Streptomyces canosus CNMN-Ac-02
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