JPH05308903A - 飴 - Google Patents
飴Info
- Publication number
- JPH05308903A JPH05308903A JP4146938A JP14693892A JPH05308903A JP H05308903 A JPH05308903 A JP H05308903A JP 4146938 A JP4146938 A JP 4146938A JP 14693892 A JP14693892 A JP 14693892A JP H05308903 A JPH05308903 A JP H05308903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- candy
- menthol
- starch jelly
- eucalyptus oil
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 l−メントールおよびユーカリ油を含有する
ことを特徴とする飴。 【効果】 本発明の飴は、鼻の通りを良くする効果に優
れているので、かぜ、慢性・急性鼻炎、アレルギー性鼻
炎、副鼻腔炎等により鼻の通りが悪くなったときにこの
症状を改善することができるものである。
ことを特徴とする飴。 【効果】 本発明の飴は、鼻の通りを良くする効果に優
れているので、かぜ、慢性・急性鼻炎、アレルギー性鼻
炎、副鼻腔炎等により鼻の通りが悪くなったときにこの
症状を改善することができるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鼻の通りを良くする飴
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばかぜ、慢性・急性鼻
炎、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎等の際の鼻詰まりを解
消し、鼻の通りを良くするための飴が開発されており、
実際に上市されている。これらの飴には、一般にl−メ
ントールが配合されていることが多く、当該物質の作用
により鼻の通りを良くしていた。
炎、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎等の際の鼻詰まりを解
消し、鼻の通りを良くするための飴が開発されており、
実際に上市されている。これらの飴には、一般にl−メ
ントールが配合されていることが多く、当該物質の作用
により鼻の通りを良くしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のl−メ
ントールを配合した飴では鼻をすっきりさせる効果が十
分とはいい難く、更に優れた飴の開発が求められてい
た。
ントールを配合した飴では鼻をすっきりさせる効果が十
分とはいい難く、更に優れた飴の開発が求められてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鼻をすっき
りさせる効果がより優れた飴を得べく鋭意研究を行なっ
た結果、l−メントールとユーカリ油を組合せて配合す
れば上記問題が解決できることを見出し、本発明を完成
した。
りさせる効果がより優れた飴を得べく鋭意研究を行なっ
た結果、l−メントールとユーカリ油を組合せて配合す
れば上記問題が解決できることを見出し、本発明を完成
した。
【0005】すなわち、本発明はl−メントールおよび
ユーカリ油を含有する飴を提供するものである。
ユーカリ油を含有する飴を提供するものである。
【0006】本発明の飴は、例えば、公知の飴ベースに
l−メントールおよびユーカリ油を配合し、更に必要に
応じて各種の任意成分を配合した後、良く混合し、所望
の形状とすることにより調製される。
l−メントールおよびユーカリ油を配合し、更に必要に
応じて各種の任意成分を配合した後、良く混合し、所望
の形状とすることにより調製される。
【0007】本発明の飴に配合されるl−メントールお
よびユーカリ油としては、いずれも市販されているもの
を利用することができ、その配合量は、l−メントール
が0.1〜4重量%(以下、単に「%」で示す)、ユー
カリ油が0.1〜3%である。このうちユーカリ油の配
合量が3%を越える場合は、飴の形状とすることが難し
いので好ましくない。
よびユーカリ油としては、いずれも市販されているもの
を利用することができ、その配合量は、l−メントール
が0.1〜4重量%(以下、単に「%」で示す)、ユー
カリ油が0.1〜3%である。このうちユーカリ油の配
合量が3%を越える場合は、飴の形状とすることが難し
いので好ましくない。
【0008】本発明において用いられる飴ベースとして
は、砂糖、水飴、パラチノース等が挙げられる。
は、砂糖、水飴、パラチノース等が挙げられる。
【0009】また、本発明の飴に加えることのできる任
意成分の例としては、各種ビタミン類、有効成分、香料
等が挙げられる。
意成分の例としては、各種ビタミン類、有効成分、香料
等が挙げられる。
【0010】このうち、ビタミン類としては、ビタミン
C等が挙げられる。 一方、有効成分としては、ローヤ
ルゼリー、茶素(天然カフェイン)等のほか、ラカンカ
エキス、クコシエキス、ナルコユリエキス、ナツメエキ
ス等の喉に作用する成分が挙げられる。
C等が挙げられる。 一方、有効成分としては、ローヤ
ルゼリー、茶素(天然カフェイン)等のほか、ラカンカ
エキス、クコシエキス、ナルコユリエキス、ナツメエキ
ス等の喉に作用する成分が挙げられる。
【0011】本発明の飴は、水飴等の半流動状の飴であ
っても、また、キャンデー、キャラメル、ヌガー等の固
形飴であってもよく、必要に応じた任意の形状とするこ
とができる。
っても、また、キャンデー、キャラメル、ヌガー等の固
形飴であってもよく、必要に応じた任意の形状とするこ
とができる。
【0012】本発明の飴は、かぜ、慢性・急性鼻炎、ア
レルギー性鼻炎、副鼻腔炎等により、鼻の通りが悪くな
ったときに使用すれば良く、一般には大人一人当たり固
形飴として一日3〜6個程度(固形飴として5〜30g
程度)を使用すれば良い。
レルギー性鼻炎、副鼻腔炎等により、鼻の通りが悪くな
ったときに使用すれば良く、一般には大人一人当たり固
形飴として一日3〜6個程度(固形飴として5〜30g
程度)を使用すれば良い。
【0013】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例になんら制約されるもの
ではない。
するが、本発明はこれら実施例になんら制約されるもの
ではない。
【0014】実 施 例 1 下記処方により、飴を調製した。
【0015】( 製 法 )上白糖と水飴(水分30%)
を、水蒸気で加熱しながら混和・攪拌し、温度が140
℃まで上昇し、完全に溶解したことを確認した後、水道
水で120℃まで温度を下げ、パラチノース、ラカンカ
エキス、クコシエキス、ナルコユリエキス、ナツメエキ
ス、ローヤルゼリー、茶素およびビタミンCを加え攪拌
する。その後、水道水で100℃まで温度を下げ、ユー
カリオイル、および1−メントールを加えて攪拌し、水
道水で約60℃に温度を下げて棒状に成形し、小判状に
3gづつ打錠して飴を得た。
を、水蒸気で加熱しながら混和・攪拌し、温度が140
℃まで上昇し、完全に溶解したことを確認した後、水道
水で120℃まで温度を下げ、パラチノース、ラカンカ
エキス、クコシエキス、ナルコユリエキス、ナツメエキ
ス、ローヤルゼリー、茶素およびビタミンCを加え攪拌
する。その後、水道水で100℃まで温度を下げ、ユー
カリオイル、および1−メントールを加えて攪拌し、水
道水で約60℃に温度を下げて棒状に成形し、小判状に
3gづつ打錠して飴を得た。
【0016】実 施 例 2 実施例1で得た飴の鼻の通りを良くする効果を、鼻づま
りの症状のある20名のパネルにより調べた。 試験
は、各パネルが各試験品を摂取し、摂取前と比べ、鼻の
通りが良くなったかどうかを評価することにより行なっ
た。 比較品としては、実施例1の飴組成からユーカリ
油を除いたもの(比較品1)、実施例1の飴組成からl
−メントールを除いたもの(比較品2)並びに実施例1
の飴組成からユーカリ油およびl−メントールを除いた
もの(比較品3)を用いた。この結果を表1に示す。
りの症状のある20名のパネルにより調べた。 試験
は、各パネルが各試験品を摂取し、摂取前と比べ、鼻の
通りが良くなったかどうかを評価することにより行なっ
た。 比較品としては、実施例1の飴組成からユーカリ
油を除いたもの(比較品1)、実施例1の飴組成からl
−メントールを除いたもの(比較品2)並びに実施例1
の飴組成からユーカリ油およびl−メントールを除いた
もの(比較品3)を用いた。この結果を表1に示す。
【0017】
【0018】この結果から明らかなように、本発明の飴
は優れた鼻の通りを良くする効果を有していた。
は優れた鼻の通りを良くする効果を有していた。
【発明の効果】本発明の飴は、鼻の通りを良くする効果
に優れているので、かぜ、慢性・急性鼻炎、アレルギー
性鼻炎、副鼻腔炎等により鼻の通りが悪くなったときに
この症状を改善することができるものである。
に優れているので、かぜ、慢性・急性鼻炎、アレルギー
性鼻炎、副鼻腔炎等により鼻の通りが悪くなったときに
この症状を改善することができるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 l−メントールおよびユーカリ油を含有
することを特徴とする飴。 - 【請求項2】 l−メントールを0.1〜3重量%、ユー
カリ油を0.1〜4重量%含有する請求項第1項記載の
飴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146938A JPH05308903A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 飴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146938A JPH05308903A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 飴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05308903A true JPH05308903A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15418970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4146938A Pending JPH05308903A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 飴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05308903A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006342188A (ja) | 2006-09-28 | 2006-12-21 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 口中溶解型又は咀嚼型鼻炎治療用固形内服医薬組成物 |
JP2010174028A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-08-12 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 苦味を有する薬物を含有する口中溶解型又は咀嚼型固形内服医薬組成物 |
JP2013028647A (ja) * | 2012-11-06 | 2013-02-07 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 苦味を有する薬物を含有する口中溶解型又は咀嚼型固形内服医薬組成物 |
JP2013032408A (ja) * | 2012-11-22 | 2013-02-14 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 口中溶解型又は咀嚼型鼻炎治療用固形内服医薬組成物 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4146938A patent/JPH05308903A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006342188A (ja) | 2006-09-28 | 2006-12-21 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 口中溶解型又は咀嚼型鼻炎治療用固形内服医薬組成物 |
JP2010174028A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-08-12 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 苦味を有する薬物を含有する口中溶解型又は咀嚼型固形内服医薬組成物 |
JP2013028647A (ja) * | 2012-11-06 | 2013-02-07 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 苦味を有する薬物を含有する口中溶解型又は咀嚼型固形内服医薬組成物 |
JP2013032408A (ja) * | 2012-11-22 | 2013-02-14 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 口中溶解型又は咀嚼型鼻炎治療用固形内服医薬組成物 |
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