JPH05308493A - ディジタル複写装置 - Google Patents

ディジタル複写装置

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JPH05308493A
JPH05308493A JP4137519A JP13751992A JPH05308493A JP H05308493 A JPH05308493 A JP H05308493A JP 4137519 A JP4137519 A JP 4137519A JP 13751992 A JP13751992 A JP 13751992A JP H05308493 A JPH05308493 A JP H05308493A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写機能と検索機能とを備えたディジタル複
写装置を提供すること、 【構成】 通常の複写をする時には、複写条件指示部1
5aから複写条件が入力され、画像入力部11から原稿
の読込みが行われる。前記複写条件と圧縮された原稿情
報は、データ記憶部14にて複写情報レコード、画像レ
コードとして記録される。次いで、データ記憶部14か
ら原稿情報は読み出され、伸張、拡大又は縮小の処理を
受けた後、印刷部13aで印刷される。検索再出力する
時には、検索再出力起動部15bが操作される。そうす
ると、データ記憶部14から前記複写情報レコードと画
像レコードが読み出され、再出力可能一覧表が作成され
て画像表示部16aに表示される。操作者は、検索再出
力選択部15cから、前記一覧表の所望のデータを選択
すると、該データに対応した画像データがデータ記憶部
14から読み出されて、印刷部13aにて印刷出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタル複写装置に
関し、特に、通常の複写機能と検索機能とを備えたディ
ジタル複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像データを画像入力装置で
読込み、これを蓄積し、検索できるようにした装置は、
多々、開発されている。その一例としては、光ファイル
装置がある。
【0003】これらの装置においては、蓄積したデータ
を検索可能にするために、画像データの入力時あるいは
入力後に、識別番号や検索のためのキーワードを、種々
の手段で付加するようにしている。例えば、原稿入力時
に、キーボード入力により、あるいはマークシート、O
CR(光学的文字認識装置)等により、識別番号やキー
ワードを入力するようにしている。
【0004】このような技術を開示した公報としては、
例えば、特公昭63−228268号公報、特公平2−
15097号公報、あるいは特開平2−239372号
公報等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た先行技術においては、検索のための識別番号、キーワ
ード等を画像データ入力とは別の操作で入力しなければ
ならず、操作性が悪いという問題があった。
【0006】また、検索を迅速にするための配慮、蓄積
したデータの機密保持の配慮が十分になされていなかっ
た。
【0007】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、簡単な操作で、複写と、検索可能なデータ
の作成とを行うことができるディジタル複写装置を提供
することにある。
【0008】また、他の目的は、迅速に検索を行うこと
ができるディジタル複写装置を提供することにある。
【0009】さらに、他の目的は、蓄積したデータの機
密保持をすることができるディジタル複写装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、画像入力部から読込んだ画像デ
ータを電気的ディジタル信号に変換した後印刷手段で印
刷出力するようにしたディジタル複写装置において、操
作指示部から入力された複写条件と、時刻情報を複写情
報レコードとして記憶すると共に、該複写情報レコード
と関連づけて前記画像データの圧縮データを記憶するデ
ータ記憶部と、画像の検索再出力を指示するための操作
ボタンと、該操作ボタンが操作された時に、前記データ
記憶部から読み出されたデータに基づいて作成された再
出力可能一覧を表示する表示部と、該表示部上で所望の
画像データを選択する選択手段と、選択された画像デー
タを印刷出力する画像出力部とを具備した点に特徴があ
る。
【0011】また、請求項3の発明は、前記請求項1の
ディジタル複写装置において、前記データ記憶部は、操
作員又はその属するグループ等の識別情報を記憶し、検
索再出力時に、前記表示部に、入力された識別情報と一
致した画像データの再出力可能一覧を表示するようにし
た点に特徴がある。
【0012】さらに、請求項4の発明は、前記請求項1
のディジタル複写装置において、前記選択された画像デ
ータを画像表示部に表示するかしないかを選択する操作
手段と、前記画像表示部に表示された画像データのペー
ジを更新する手段とを具備した点に特徴がある。
【0013】
【作用】前記請求項1の発明によれば、操作指示部から
複写条件を入力し、画像入力部から原稿データを読込む
だけの操作で、前記複写条件は複写情報レコードに、前
記原稿データは該複写情報レコードと関連付けて読込む
ことができる。また、検索再出力の指示をすることによ
り、再出力一覧を表示部に表示させ、その中から所望の
画像データを選択して印刷出力することができる。
【0014】また、請求項3の発明によれば、識別情報
と一致した画像データの再出力可能一覧を表示するよう
にしたので、データ記憶部に保存したデータの機密を保
持することができる。
【0015】さらに、請求項4の発明によれば、選択さ
れた画像データを画像表示部に表示することができるの
で、検索再出力の誤出力を防止することができる。
【0016】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。まず、本発明のディジタル複写装置のハード構
成の概要を、図2のブロック図を参照して説明する。
【0017】図において、11はCCDセンサ等を使用
したスキャナ等からなるディジタル画像入力部、12は
メモリをもち、CPUによりディジタルデータの処理と
周辺機器の制御を行うデータ処理/制御部、13はレー
ザビームプリンタ等からなる用紙に画像印刷を行う画像
出力部である。
【0018】また、14はデータの蓄積保存を行うデー
タ記憶部であり、例えば磁気ディスク、光磁気ディス
ク、あるいはネットワークに接続した装置に接続したリ
モートディスク等から構成されている。15は操作員に
対して操作情報を表示し指示をあおぐ操作指示部であ
る。
【0019】前記操作指示部15の一例は、図3から明
らかなように、液晶、プラズマ、EL、又はLED等か
らなる状態表示部と、マイクロスイッチ、タッチパネル
等のテンキーを中心とする操作ボタンとから構成されて
いる。
【0020】さらに、16は過去に複写した画像をビッ
トマップ表示させたりするための画像表示装置であり、
例えば、画像表示に適する画素数(100×160ピク
セル以上)を持つ液晶、プラズマ表示パネル等で構成さ
れている。なお、該画像表示装置16は本発明に必須の
構成要件ではなく、必要に応じて削除されてもよい。
【0021】また、前記操作指示部15、画像表示装置
16の代わりに、キーボードと、CRTディスプレイ
と、マウス等のポインティング・デバイスを接続するよ
うにしても良い。
【0022】なお、17はデータ通信部であり、該デー
タ通信部17から、図示されていない伝送線およびトラ
ンシーバ等の接続器を介して、例えばイーサネット等の
基幹線に接続することができる。
【0023】次に、本実施例の動作を、図4のフローチ
ャートを参照して、順次説明する。
【0024】(1) 操作開始と処理設定 操作員が、本実施例のディジタル複写装置を用いて原稿
コピー操作を行う時には、通常の複写機と同様に、図3
に示す操作パネルを用いて、複写部数、拡大縮小の比
率、出力用紙サイズの選定、丁合方法およびADF(原
稿自動送り装置)機能の選択の有無等の複写条件の指示
をする(ステップS1)。
【0025】また、本実施例の再出力機能を使用する時
には、複写内容を記録して残すことを指示するために、
記録ボタンをオンにする。なお、この記録ボタンは必須
の構成ではなく、該記録ボタンを設けずに、常時複写内
容を記録して残すようにしてもよい。
【0026】次に、操作員は、複写しようとする原稿を
前記画像入力部11、またはこれに付属するADFにセ
ットして、スタートボタンをオンする(ステップS
2)。これにより、原稿の読込みが開始される。
【0027】(2) 原稿データの読込みと蓄積 まず、1枚目の原稿が読込まれる。読込まれた原稿情報
は、データ処理部12にて圧縮処理される(ステップS
4)。圧縮された原稿情報データは、データ記憶部14
に、ページ番号等のヘッダ情報と共に、画像レコードと
して蓄積される(ステップS5)。
【0028】続いて、データ記憶部14の記憶部残容量
の確認と、容量を確保する動作が行われる(ステップS
6)。
【0029】ここで、データ記憶部14内の容量不足が
予想される場合には、所定の容量がデータ記憶部14内
に確保されるまで、(4) で後述する登録画像の削除処理
を繰り返し、時間的に古い既入力の一連の画像レコード
を削除して、次の入力にそなえる。
【0030】前記ステップS2〜S6は、原稿の枚数分
だけ繰り返される。このようにして、一連の原稿入力処
理が終了すると、ステップS3の判断は肯定になり、ス
テップS7に進む。ステップS7では、データ記憶部1
4の複写情報レコードに、前記ステップS1で、操作員
が指示設定した複写処理に関する情報、および前記デー
タ処理/制御部12から得られる時計情報等が保存され
る。
【0031】図6は、前記複写情報レコードと、画像レ
コードの説明図である。複写情報レコードは、出力時
刻、原稿枚数、出力部数、……等の項目からなり、一連
の原稿入力処理が完了する度に、1レコード追加され
る。これと同時に、格納済みの圧縮画像データ位置を示
すポインタが記録される。図6では、1ページ目のポイ
ンタが複写情報レコードに記録されるようになっている
が、最終ぺージのポインタを記録するようにしても良
い。
【0032】また、一連の圧縮原稿画像の各ページは、
圧縮データのヘッダ部に、ページ番号直前または直後の
ページ画像データ位置を記録するポインタと、出力完了
時刻およびページ番号を持っている。
【0033】次に、図4のステップS8に進み、電子丁
合いの指示があったか否かの判断がなされる。
【0034】(3) 複写画像の出力 電子丁合いの指示がない場合(ステップS8が否定)に
は、ステップS9に進み、前記データ記憶部14から圧
縮された画像データを読み出す動作が行われる。続い
て、ステップS11に進み、前記圧縮された画像データ
を伸張する動作が行われる。次いで、ステップS12に
進んで、操作員によって指示のあった大きさに拡大また
は縮小する処理が行われる。次に、ステップS13に進
んで、操作員によって指示された部数が用紙に印字され
て出力される。
【0035】以上の動作が、一連の入力原稿の全部に対
して行われる。一連の入力原稿の全部に対する処理が終
了すると、前記ステップS10の判断は肯定となり、ス
テップS14に進む。
【0036】ステップS14では、データ記憶部14内
の、今回作成した複写情報レコードの出力時刻フィール
ドと、今回出力した画像データが入っている全ての画像
レコードのヘッダ部の出力時刻フィールドを、出力完了
時刻(年月日時分秒)で更新する。
【0037】一方、電子丁合いありの場合(ステップS
8が肯定)には、図5のステップS15に進み、データ
記憶部14から圧縮された画像データを読み出す動作が
行われる。続いて、ステップS17に進み、前記圧縮さ
れた画像データを伸張する動作が行われ、次いで、ステ
ップS18に進んで、操作員によって指示のあった大き
さに拡大または縮小する処理が行われる。
【0038】ステップS19では、画像イメージを印字
出力し、ステップS16で原稿の全頁の読みだしが終了
したと判断されると、ステップS20に進んで、指示さ
れた部数分の出力が繰返えされたか否かの判断が行わ
れ、この判断が否定の場合には、ステップS15に戻っ
て、前記した動作が繰り返される。
【0039】一方、前記ステップS20の判断が肯定に
なると、ステップS21に進んで、前記ステップS14
と同様の動作が行われる。
【0040】(4) 登録画像の削除処理 前記複写情報レコードは、出力完了時刻(年月日時分
秒)順に記録されている。したがって、削除のための不
要画像を検索するためには、先頭のレコードのポインタ
が示す圧縮データのヘッダ部の出力完了時刻と同じ時刻
をもつ画像データを削除の対象とし、一連の画像レコー
ド、該当複写情報レコードの順に削除する。
【0041】もし、複写情報レコードとポインタが示す
画像レコードのヘッダ部の出力完了時刻が異なる場合に
は、該当画像レコードは、より最近出力されているの
で、再々出力の可能性を考慮して、一連の画像レコード
は削除せず、複写情報レコードのみを削除し、次の削除
対象データの選択に移る。
【0042】(5) 検索再出力処理 次に、本実施例の画像の検索再出力の動作について、図
7のフローチャートを参照して説明する。
【0043】画像の検索再出力の動作は、操作員が、ま
ず、検索ボタン(図2参照)を押すことにより、起動す
る(ステップS1)。検索ボタンが押されると、操作指
示部15の液晶ディスプレイ、または画像表示部16の
CRTディスプレイに、最近行った複写処理の記録、す
なわち再出力可能一覧表が表示される(ステップS
2)。
【0044】図8は前記液晶ディスプレイに表示された
該再出力可能一覧表の例、図9は前記CRTディスプレ
イに表示された例を示す。液晶ディスプレイ等の比較的
小さなディスプレイ上での表示の場合には、一度に5〜
10件程度しか表示できないため、「+」、「−」ボタ
ン等で前後にスクロールすることが可能である。CRT
ディスプレイに表示された場合も、一度に表示できない
件数のデータがある場合にはスクロールして、全データ
をみることができる。
【0045】次に、ステップS3にて、取消しボタン
(Cボタン)が押されたか否かの判断がなされ、この判
断が否定の場合には、ステップS4に進んで、操作員が
テンキー等を用いて再出力データの選択をする。
【0046】再出力のための原稿画像の選択が行われる
と、操作指示部15の液晶ディスプレイに、前回の出力
処理内容が表示される(ステップS5)。すなわち、前
回出力した、用紙サイズ、部数、倍率等の出力処理内容
が、データ記憶部14から読み出されて表示される。
【0047】前記ステップS4で再出力データの選択に
誤りがあった場合には、ステップS6でCボタンが押さ
れ、該選択はキヤンセルされる。ステップS6の判断が
否定の時には、ステップS7に進む。ステップS7で
は、操作員が前記出力処理内容の変更を行う。例えば、
用紙サイズ、部数、倍率等の変更をする。なお、変更の
ない場合は、このステップを飛ばしてもよいことは勿論
である。
【0048】ステップS8では、ステップS7の変更に
間違いがあった時にCボタンが押され、ステップS5に
戻る。
【0049】ステップS8でCボタンが押されなかった
時には、ステップS9に進んで、操作員はスタートボタ
ンを押す。そうすると、ステップS10に進んで、前記
複写情報レコードに、今回の複写処理に関する情報が記
録され、保存される。
【0050】ステップS11では、電子丁合いの指示が
あったか否かの判断が行われ、この判断が否定の時には
図4のステップS9へ進む。一方、前記判断が肯定の時
には図5のステップS15へ進む。これ以降の動作は、
前記した通常の複写動作と同様であるので、説明を省略
する。
【0051】なお、再出力した後、原稿画像をデータ記
憶部14から削除することも可能である。この場合に
は、前記記録ボタンを押さずに、図7のステップS1か
らの動作をすればよい。
【0052】以上のように、本実施例によれば、操作員
が複写条件を指示し、原稿を読込み装置にセットしてス
タートボタンを押すという簡単な操作で、複写と、検索
可能なデータの作成とを行うことができる。また、操作
員が検索ボタンを押して表示された再出力可能一覧表か
ら再出力データを選択し、スタートボタンを押すだけで
検索した画像データを出力できるので、迅速に検索を行
うことができ、過去にディジタル複写装置でコピーした
画像データを有効に利用することができる。
【0053】次に、本発明の第2実施例を説明する。こ
の実施例は、前記の実施例においては、誰でも検索再出
力処理を実行することができるため、機密保持の点で問
題がある。この第2実施例は、この問題に対処したもの
である。
【0054】操作員がいま複写しようとする原稿を機密
保持したい場合には、操作指示部15(図2参照)のI
Dボタンを押した後、自分の識別番号をテンキーボタン
で入力する。この識別番号は、個人別に割り当てても、
あるいは課、係等のグループ別に割り当ててもよい。
【0055】その後の動作は、図4のフローチャートに
示されているのと同様に行われる。すなわち、操作員が
複写部数、拡大縮小の比率、出力用紙サイズの選定、丁
合方法およびADF(原稿自動送り装置)機能の選択の
有無等の複写内容に関する指示を行い、原稿を画像入力
部11、またはこれに付属するADFにセットして、ス
タートボタンをオンする。
【0056】そうすると、原稿の画像データが圧縮され
てデータ記憶部14に保存され、続いて複写情報レコー
ドに、前記識別番号と共に複写処理に関する情報が保存
される。
【0057】検索再出力をする場合には、操作員は、前
記操作指示部15のIDボタンを押し、自分の識別番号
をテンキーボタンで入力した後、図7のフローチャート
のステップS1に示されている再出力指示をする。そう
すると、該識別番号と一致する再出力データが、前記操
作指示部15の液晶ディスプレイ、または画像表示部1
6のCRTディスプレイに表示される。
【0058】そこで、操作員が図7のステップS4の操
作、すなわち該再出力データから所望のデータを選択す
ると、前記したように、ディスプレイに前回の出力処理
内容がセットされる。以下の動作は、図7のステップS
6以下の動作と同様であるので、説明を省略する。
【0059】なお、前記の説明では、識別番号をテンキ
ーボタンで入力するようにしたが、本発明はこれに限定
されず、装置がアルファベットあるいは仮名文字のキー
を持っている場合には、名前、愛称、パスワード等を入
力するようにしてもよい。また、装置がカード・スロッ
トルを有している場合は、社員証、学生証、組合証と兼
用の磁気カードや、ICカードを利用して、操作員を識
別するようにしてもよい。また、前記カードの代わり
に、通常の複写機等で一般的に使用されているコピーの
課金情報管理用の磁気カードあるいはICカードを利用
するようにしてもよい。さらには、音声、指紋、手形等
により、操作員の識別をするようにしてもよい。
【0060】次に、本発明の第3実施例を説明する。こ
の実施例は、前記第1実施例では、検索ボタンを押すと
検索再出力の動作が起動され、操作指示部15の液晶デ
ィスプレイ、または画像表示部16のCRTディスプレ
イに、図8又は図9に示されているような複写処理の記
録、すなわち再出力可能一覧表が表示されるものであっ
たが、この第1実施例では、検索した原稿画像の表示は
されなかった。この第3実施例は、検索再出力にあた
り、再出力しようとする画像データを表示させ、再出力
内容の確認を可能にし、誤出力を防止できるようにした
点に特徴がある。
【0061】本実施例は、図7のステップS4、S5又
はS8のいずれかのステップの後に、操作指示部15の
表示キー(図3参照)が押されると、画像表示の動作に
入る。この動作を、図10のフローチャートを参照して
説明する。
【0062】図7のステップS4、S5又はS8のいず
れかのステップの後に、前記表示キーが押されると(ス
テップS31が肯定)、ステップS32に進み、最初に
検索するページを1ページ目にセットする。次に、選択
中の複写情報レコード上の画像データへのポインタを辿
り、1ページ目の画像レコードをデータ記憶部14から
検索する(ステップS33)。そして、データ処理部1
2がもつメモリに圧縮画像データを転送する。
【0063】データ処理部12では、圧縮画像データを
伸張処理し(ステップS34)、その後、接続している
画像表示部16の表示画素数に合わせて、画像データを
縮小処理する(ステップS35)。本実施例の画像表示
の目的は、再出力画像選択時の誤り防止であるため、記
録されている画像データのおおよそを見ることができれ
ばよく、画像表示部16の表示画素数は少なくてもよ
い。このため、この縮小処理は、細線等をなるべく残す
白除去優先の処理が好適である。
【0064】縮小処理がされると、ステップS36に進
んで、縮小された画像データを画像表示部16に表示す
る。その表示例を、図11に示す。
【0065】図11から明らかなように、画像表示部1
6には、1ページ目の画像データが表示され、その下部
に、次画面、前画面、次ページ、前ページ、画面複写、
取消し等の機能キーが表示される。このため、これらの
機能キーを操作することにより、画像表示部16上に表
示することができる。
【0066】次に、ステップS37に進んで、前記画面
複写の機能キーが操作されたか否かの判断がなされる。
該機能キーが操作された時には、ステップS39に進ん
で、操作指示部15に、前回の出力処理内容が表示され
る。次いで、操作員は、必要があれば、出力処理内容を
変更する。例えば、用紙サイズ、部数、倍率等の出力処
理内容の変更が行われる。
【0067】ステップS41では、取消しの操作がされ
たか否かの判断がなされ、取消しの操作がされた時には
(ステップS41が肯定)、前記ステップS37に戻っ
て、画面複写の機能キーの操作待ちの状態になる。一
方、前記取消しの操作がされずにスタートボタンが押さ
れた時には(ステップS42)、ステップS43に進ん
で、表示されている画像データが設定部数分出力され
る。その後、前記ステップS37に戻って、画面複写の
機能キーの操作待ちの状態になる。
【0068】次に、ステップS38にて取消しの機能キ
ーが操作されると、前記図7の元のステップに戻る。例
えば、前記ステップS4の処理がなされた時に、操作指
示部15の表示キー(図2参照)が押されて、画像表示
の動作に入ったのであれば、ステップS4に戻る。ま
た、前記ステップS5の処理がなされた時に、前記操作
指示部15の表示キーが押されて、画像表示の動作に入
ったのであれば、ステップS5に戻る。
【0069】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、画像データを表示させて確認した後、再出力
させることができるので、画像選択時の誤りを防止する
ことができる。また、画面複写の操作をすることによ
り、画像表示部16上に表示された画像データを必要部
数コピーすることができる。
【0070】図1は本発明の機能を示す概略のブロック
図である。図において、図2と同一の符号は同一又は同
等物を示し、アルファベットの小文字が付された符号は
それが付されていない符号のものの機能を示す。
【0071】図において、15aは複写条件指示部であ
り、複写部数、拡大縮小の比率、出力用紙サイズの選
定、丁合方法およびADF(原稿自動送り装置)機能の
選択の有無等の指示をする指示部である。該複写条件指
示部15aで指示された条件はデータ記憶部14の複写
情報レコードに、時計部12bからの時刻情報と共に保
存される。
【0072】11は画像入力部であり、原稿情報を読込
む。読込まれた原稿情報は圧縮部12aにて圧縮され、
データ記憶部14に前記複写情報レコードと関連付けて
記憶される。次いで、該原稿情報は伸張部12dで伸張
され、拡大/縮小部12eで拡大または縮小の処理をさ
れる。そして、印刷部で、用紙に印字される。
【0073】以上が、複写動作を表す機能である。な
お、複写情報レコードが一杯になった時には、削除処理
部12cが古いものから順に削除する。
【0074】次に、検索再出力処理をする場合には、検
索再出力起動部15bが操作される。そうすると、デー
タ読出し部12fが前記データ記憶部14の複写情報レ
コードを読み出す。読み出されたデータは再出力可能一
覧作成部12gにて再出力可能一覧表の形式に編集さ
れ、画像表示部16aに表示される。
【0075】そこで、検索再出力選択部15cは画像表
示部上で検索再出力データを選択する。この選択はデー
タ記憶部14のデータ選択と連動しているので、該デー
タ記憶部14からは選択されたデータが読み出され、前
記伸張部12d、拡大/縮小部12eを経て印刷部から
出力される。
【0076】前記の検索再出力起動部15bを操作する
際に、識別番号入力部15dから識別番号を入力する
と、データ読出し部12fは該識別番号と照合するデー
タのみを選択して読み出すことになり、機密保持を行う
ことができる。
【0077】次に、前記再出力可能一覧表から検索再出
力データを選択したところで、表示キー15eが押され
ると、画像データ抽出部12hは画像データを選択し画
像表示部16aに表示する。この結果、操作員は、再出
力内容の確認が可能になり、誤出力を低減することがで
きる。
【0078】なお、画像表示部16aの表示は、制御部
16bの機能により、スクロール、画面複写等の制御を
受けることができる。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、画像入力部から読込んだ画像データ
および複写条件を、簡単に複写情報レコードに保存する
ことができ、またそれから検索し再出力できるという効
果がある。
【0080】また、請求項3の発明によれば、前記複写
情報レコードに保存したデータの機密を保持できるとい
う効果がある。
【0081】さらに、請求項4の発明によれば、検索再
出力するデータをディスプレイ上で確認できるので、誤
出力がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略の機能ブロック図である。
【図2】 本発明のハード構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 図2の操作指示部の一例を示す図である。
【図4】 本発明の複写動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】 図4の続きのフローチャートである。
【図6】 データ記憶部内に記憶されたデータ内部構造
の説明図である。
【図7】 本発明の第1実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】 操作部表示画面に表示された表示例を示す図
である。
【図9】 操作部表示画面に表示された他の表示例を示
す図である。
【図10】 本発明の第3実施例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図11】 検索画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
11…画像入力部、12…データ処理/制御部、13…
画像出力部、14…データ記憶部、15…操作指示部、
16…画像表示部、17…データ通信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力部から読込んだ画像データを電
    気的ディジタル信号に変換した後印刷手段で印刷出力す
    るようにしたディジタル複写装置において、 操作指示部から入力された複写条件と、時刻情報を複写
    情報レコードとして記憶すると共に、該複写情報レコー
    ドと関連づけて前記画像データの圧縮データを記憶する
    データ記憶部と、 画像の検索再出力を指示するための操作ボタンと、 該操作ボタンが操作された時に、前記データ記憶部から
    読み出されたデータに基づいて作成された再出力可能一
    覧を表示する表示部と、 該表示部上で所望の画像データを選択する選択手段と、 選択された画像データを印刷出力する画像出力部とを具
    備したことを特徴とするディジタル複写装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のディジタル複写装置におい
    て、 前記選択手段により再出力する画像データが選択された
    ときに、前回の出力処理内容を表示する手段と、 該表示された出力処理内容を変更する手段とを設けたこ
    とを特徴とするディジタル複写装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のディジタル複写装置に
    おいて、 前記データ記憶部は、操作員又はその属するグループ等
    の識別情報を記憶し、検索再出力時に、前記表示部に、
    入力された識別情報と一致した画像データの再出力可能
    一覧を表示するようにしたことを特徴とするディジタル
    複写装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2のディジタル複写装置に
    おいて、 前記選択された画像データを画像表示部に表示するかし
    ないかを選択する操作手段と、 前記画像表示部に表示された画像データのページを更新
    する手段とを具備し、 再出力内容を確認できるようにしたことを特徴とするデ
    ィジタル複写装置。
  5. 【請求項5】 請求項4のディジタル複写装置におい
    て、 前記画像表示部に表示された画像データを任意の枚数、
    画面複写できるようにしたことを特徴とするディジタル
    複写装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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