JPH0530807Y2 - - Google Patents

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JPH0530807Y2
JPH0530807Y2 JP1987188213U JP18821387U JPH0530807Y2 JP H0530807 Y2 JPH0530807 Y2 JP H0530807Y2 JP 1987188213 U JP1987188213 U JP 1987188213U JP 18821387 U JP18821387 U JP 18821387U JP H0530807 Y2 JPH0530807 Y2 JP H0530807Y2
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bridle
tension
bridle roll
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roll
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属帯板の形状を矯正するテンシヨ
ンレベラの入側及び出側に配設するブライドルロ
ール装置に関するものである。
[従来の技術] 圧延された金属帯板の形状矯正には、従来から
テンシヨンレベラが使用されており、テンシヨン
レベラの金属帯板入側及び出側にはテンシヨンレ
ベラ内の金属帯板に所定の張力を付与するために
ブライドルロール装置が使用されている。
このブライドルロール装置としては、例えば特
開昭61−30223号公報に示すようなものがあり、
該公報の第2図に示す装置ではテンシヨンレベラ
入側の複数のブライドルロールを互に噛合する歯
車手段により駆動し得るようにすると共にテンシ
ヨンレベラ出側の複数のブライドルロールを同様
に互に噛合する歯車手段により駆動し得るように
し、入側及び出側の各ブライドルロールを1台の
メインモータ、遊星歯車装置により前記歯車手段
を介して駆動し、又1台の補助モータ及び前記遊
星歯車装置により、前記歯車手段を介して入側の
ブライドルロールと出側のブライドルロールに、
出側のブライドルロールの周速度が入側のブライ
ドルロールよりも高速になるよう速度差を与え、
金属帯板に所定の張力を与えている。
又上記公報の第2図に示す装置では、入側のブ
ライドルロール、出側のブライドルロールのうち
夫々最も高速となるブライドルロール以外のブラ
イドルロールの駆動軸には、スリツプクラツチが
設けられスリツプクラツチのトルク制御を行うこ
とによりロールと金属帯板間のスリツプを防止す
るようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の装置では、スリツプクラ
ツチによる伝達トルク制御の応答性が悪いため、
ブライドルロールと金属帯板間のスリツプを完全
に防止することができず、又金属帯板に付与する
張力の制御を正確に行うことができないという問
題があつた。
本考案は上述の実情に鑑み、ブライドルロール
と金属帯板との間に生じるスリツプを防止するこ
とを目的としてなしたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、テンシヨンレベラ入側に配設され金
属帯板に後方テンシヨンを与える複数の入側ブラ
イドルロールとテンシヨンレベラ出側に配設され
金属帯板に前方テンシヨンを与える。前記入側ブ
ライドルロールと同数の複数の出側ブライドルロ
ールを備えたブライドルロール装置において、金
属帯板に与える張力が最大となる入側ブライドル
ロールと出側ブライドルロール同志を対にしてメ
インモータ、補助モータ、1台の差動歯車装置、
動力伝達機構を備えた駆動手段によつて機械的に
連結し、同様に金属帯板に与える張力が2番目の
入側ブライドルロールと出側ブライドルロール同
志、…金属帯板に与える張力がn番目の入側ブラ
イドルロールと出側ブライドルロール同志…を対
にして、夫々、メインモータ、補助モータ、1台
の差動歯車装置、動力伝達機構を備えた駆動装置
により機械的に連結した構成を備えている。
[作用] 金属帯板の形状矯正時には、対にした入側ブラ
イドルロール及び出側ブライドルロールを、両ロ
ールを機械的に連結している駆動装置により駆動
し、金属帯板には、入側ブライドルロールにより
後方張力を、又出側ブライドルロールにより前方
張力を付与して形状矯正を行う。この際、金属帯
板とブライドルロール間にはスリツプが生じず金
属帯板に付与する張力の制御は正確に行われる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照しつつ
説明する。
第1図は本考案の一実施例で、テンシヨンレベ
ラ1の金属帯板2入側及び出側に、夫々ブライド
ルロール3a,3b,3c,3d,4a,4b,
4c,4dを配設し、各ロール3a,3b,3
c,3d,4a,4b,4c,4dに夫々駆動軸
5a,5b,5c,5d,6a,6b,6c,6
dを介して減速装置7a,7b,7c,7d,8
a,8b,8c,8dを連結し、減速装置7a,
7b,7c,7d,8a,8b,8c,8dに
夫々動力伝達軸9a,9b,9c,9d,10
a,10b,10c,10dを接続し、動力伝達
軸9a,9b,9c,9d,10a,10b,1
0c,10dの先端に傘歯車11a,11b,1
1c,11d,12a,12b,12c,12d
を固着する。
メインモータ13a,13b,13c,13d
により駆動される差動歯車装置14a,14b,
14c,14dの出力軸15a,15b,15
c,15d,16a,16b,16c,16d先
端に傘歯車17a,17b,17c,17d,1
8a,18b,18c,18dを固着し、傘歯車
17a,17b,17c,17dを傘歯車11
a,11b,11c,11dに、又傘歯車18
a,18b,18c,18dを傘歯車12a,1
2b,12c,12dに、夫々噛合させ、駆動軸
15a,15b,15c,15dに、補助モータ
19a,19b,19c,19dにより歯車20
a,20b,20c,20dを介して駆動される
歯車21a,21b,21c,21dを固着す
る。
第1図においては、金属帯板2に作用する張力
は、テンシヨンレベラ1入側では、金属帯板2に
沿い進行方向上流側へ向けブライドルロール3a
の部分が最大、ブライドルロール3bの部分が2
番目の大きさ、ブライドルロール3cの部分が3
番目の大きさ、ブライドルロール3dの部分が最
小であり、又テンシヨンレベラ1出側では、金属
帯板2に沿い進行方向下流側へ向けブライドルロ
ール4aの部分が最大で、ブライドルロール4b
の部分が2番目の大きさ、ブライドルロール4c
の部分が3番目の大きさ、ブライドルロール4d
の部分が最小である。従つて、ブライドルロール
3a〜3d,4a〜4dは金属帯板2に与える張
力の一番大きなブライドルロール3a,4a同志
が同一の駆動装置により連結され、与える張力が
2番目の大きさのブライドルロール3b,4b同
志が同一の駆動装置により連結され、与える張力
が3番目の大きさのブライドルロール3c,4c
同志が同一の駆動装置により連結され、与える張
力が最小のブライドルロール3d,4d同志が同
一の駆動装置により連結されている。
テンシヨンレベラ1で金属帯板2の形状矯正を
行う場合には、メインモータ13a〜13dを駆
動すると共に補助モータ19a〜19dを駆動す
ることによりブライドルロール3a〜3d,4a
〜4dを駆動し、テンシヨンレベラ1入側のブラ
イドルロール3a〜3dにより金属帯板2に後方
張力を与え、テンシヨンレベラ1出側のブライド
ルロール4a〜4dにより金属帯板2に前方張力
を与えて運転を行う。この際、テンシヨンレベラ
1入側では、ブライドルロール3a,3b,3
c,3dの順に金属帯板2に与える張力が小さく
なるよう駆動し、テンシヨンレベラ1出側では、
ブライドルロール4a,4b,4c,4dの順に
金属帯板に与える張力が小さくなるよう駆動し、
ブライドルロール3a,4a間ではブライドルロ
ール4aをブライドルロール3aよりも多少高速
で駆動し、同様にブライドルロール3a,4b間
ではブライドルロール4bを、ブライドルロール
3c,4c間ではブライドルロール4cを、ブラ
イドルロール3d,4d間ではブライドルロール
4dを、夫々多少高速で駆動する。
上述のブライドルロール装置では、ブライドル
ロール3aと4a,3bと4b,3cと4c,3
dと4dは、スリツプクラツチを用いることなく
夫々機械的に連結されているため、ブライドルロ
ール3a〜3d,4a〜4dと金属帯板2の間に
スリツプが生じることなく、従つて金属帯板2に
付与する張力の制御が正確に行われ、テンシヨン
レベラ1での形状制御が良好に行われる。
なお、本考案は上述の実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 本考案のブライドルロール装置によれば、ブラ
イドルロールと金属帯板の間のスリツプを防止で
き、従つて、金属帯板の張力制御を良好に行うこ
とができ、又対応する入側ブライドルロールと出
側ブライドルロールを駆動手段により機械的に連
結しているため、駆動系統がシンプルで且つコン
パクトになる、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブライドルロール装置の一実
施例の説明図である。 図中1はテンシヨンレベラ、2は金属帯板、3
a〜3d,4a〜4dはブライドルロール、7a
〜7d,8a〜8dは減速装置、9a〜9d,1
0a〜10dは動力伝達軸、13a〜13dはメ
インモータ、14a〜14dは差動歯車装置、1
5a〜15d,16a〜16dは出力軸、19a
〜19dは補助モータを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テンシヨンレベラ入側に配設され金属帯板に後
    方テンシヨンを与える複数の入側ブライドルロー
    ルとテンシヨンレベラ出側に配設され金属帯板に
    前方テンシヨンを与える、前記入側ブライドルロ
    ールと同数の複数の出側ブライドルロールを備え
    たブライドルロール装置において、金属帯板に与
    える張力が最大となる入側ブライドルロールと出
    側ブライドルロール同志を対にしてメインモー
    タ、補助モータ、1台の差動歯車装置、動力伝達
    機構を備えた駆動手段によつて機械的に連結し、
    同様に金属帯板に与える張力が2番目の入側ブラ
    イドルロールと出側ブライドルロール同志、…金
    属帯板に与える張力がn番目の入側ブライドルロ
    ールと出側ブライドルロール同志…を対にして、
    夫々、メインモータ、補助モータ、1台の差動歯
    車装置、動力伝達機構を備えた駆動装置により機
    械的に連結したことを特徴とするブライドルロー
    ル装置。
JP1987188213U 1987-12-10 1987-12-10 Expired - Lifetime JPH0530807Y2 (ja)

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JPH0196216U JPH0196216U (ja) 1989-06-26
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120374A (ja) * 1973-03-28 1974-11-18
JPS5342743A (en) * 1976-09-27 1978-04-18 American Optical Corp Method of manufacturing synthetic polymer lens with antireflection coating

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49120374A (ja) * 1973-03-28 1974-11-18
JPS5342743A (en) * 1976-09-27 1978-04-18 American Optical Corp Method of manufacturing synthetic polymer lens with antireflection coating

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JPH0196216U (ja) 1989-06-26

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