JPS6240570B2 - - Google Patents
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- JPS6240570B2 JPS6240570B2 JP53151187A JP15118778A JPS6240570B2 JP S6240570 B2 JPS6240570 B2 JP S6240570B2 JP 53151187 A JP53151187 A JP 53151187A JP 15118778 A JP15118778 A JP 15118778A JP S6240570 B2 JPS6240570 B2 JP S6240570B2
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 45
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H61/0437—Smoothing ratio shift by using electrical signals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H2061/0075—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by a particular control method
- F16H2061/0078—Linear control, e.g. PID, state feedback or Kalman
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車の変速衝撃を制御する方法お
よび装置に関する。この方法および装置では、駆
動機構、車輪、および調整器出力信号を発生する
調整器が自動車に設けられ、 駆動機構から車輪へトルクを伝達するために複
数の歯車比で動作する変速装置が設けられ、該変
速装置は複数の摩擦部材を有し、該摩擦部材はそ
のスリツプ期間および完全に係合した期間内に前
記調整器出力信号の制御下で動作し、 各変速動作の開始時に変速開始信号を発生する
装置が設けられ、 変速装置の瞬時入力回転数を表す第１の回転数
信号を発生する第１の回転数発生器と、同じく瞬
時出力回転数を表す第２の回転数信号を発生する
第２の回転数発生器が設けられ、 自動車の実際の衝撃に対応する実際衝撃信号を
発生する衝撃検出装置が設けられ、 自動車の最大許容変速衝撃値を表す最大許容変
速衝撃信号を発生する装置が設けられている。
よび装置に関する。この方法および装置では、駆
動機構、車輪、および調整器出力信号を発生する
調整器が自動車に設けられ、 駆動機構から車輪へトルクを伝達するために複
数の歯車比で動作する変速装置が設けられ、該変
速装置は複数の摩擦部材を有し、該摩擦部材はそ
のスリツプ期間および完全に係合した期間内に前
記調整器出力信号の制御下で動作し、 各変速動作の開始時に変速開始信号を発生する
装置が設けられ、 変速装置の瞬時入力回転数を表す第１の回転数
信号を発生する第１の回転数発生器と、同じく瞬
時出力回転数を表す第２の回転数信号を発生する
第２の回転数発生器が設けられ、 自動車の実際の衝撃に対応する実際衝撃信号を
発生する衝撃検出装置が設けられ、 自動車の最大許容変速衝撃値を表す最大許容変
速衝撃信号を発生する装置が設けられている。
周知のように、自動変速装置で変速段の切換え
を行なう場合は、新しい変速段を投入した時にか
なり強い衝撃が生じ、運転者に不快な感覚を与え
る。変速衝撃が生じる理由は、変速装置の摩擦部
材が係合する際に駆動側回転数と被駆動側回転数
が一致しないのでエンジンに強い負荷が加わり、
その結果回転数が変動するからである。変速衝撃
を柔らげるには摩擦部材のスリツプ期間を延ばせ
ばよい。しかしそうすると、摩擦部材の摩耗が激
しくなり、かつ大きな摩擦熱が発生してしまう。
従つて、自動変速装置を切換える時に摩擦部材の
摩擦時間をできるだけ短縮することが求められて
いる。
を行なう場合は、新しい変速段を投入した時にか
なり強い衝撃が生じ、運転者に不快な感覚を与え
る。変速衝撃が生じる理由は、変速装置の摩擦部
材が係合する際に駆動側回転数と被駆動側回転数
が一致しないのでエンジンに強い負荷が加わり、
その結果回転数が変動するからである。変速衝撃
を柔らげるには摩擦部材のスリツプ期間を延ばせ
ばよい。しかしそうすると、摩擦部材の摩耗が激
しくなり、かつ大きな摩擦熱が発生してしまう。
従つて、自動変速装置を切換える時に摩擦部材の
摩擦時間をできるだけ短縮することが求められて
いる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2124024号公
報に開示された自動有段変速装置の切換装置を制
御する装置によれば、自動車の駆動側と被駆動側
とを力結合する摩擦部材を調節して、エンジン回
転数が時間に依存して所定通り変化するようにし
ている。
報に開示された自動有段変速装置の切換装置を制
御する装置によれば、自動車の駆動側と被駆動側
とを力結合する摩擦部材を調節して、エンジン回
転数が時間に依存して所定通り変化するようにし
ている。
このようなエンジン回転数の所定変化量は、エ
ンジン回転数値、エンジントルク、変速方向、選
択される変速段、変速装置の油温、および車両の
負荷状態によつて定まる。こうして求められた衝
撃の設定値、およびエンジン回転数の時間導関数
から検出された衝撃の実際値は調整器に供給さ
れ、この調整器は増幅器および調節装置を介し
て、摩擦部材を操作する圧力調整部材に作用す
る。変速過程の間に、トルクと圧力調整装置内の
油圧との時間特性中にピーク値が生じるが、これ
は、遅延素子（例えば電子装置の場合はRC―素
子、流体装置の場合はオイルノズル）を設けるこ
とによつて減少する。
ンジン回転数値、エンジントルク、変速方向、選
択される変速段、変速装置の油温、および車両の
負荷状態によつて定まる。こうして求められた衝
撃の設定値、およびエンジン回転数の時間導関数
から検出された衝撃の実際値は調整器に供給さ
れ、この調整器は増幅器および調節装置を介し
て、摩擦部材を操作する圧力調整部材に作用す
る。変速過程の間に、トルクと圧力調整装置内の
油圧との時間特性中にピーク値が生じるが、これ
は、遅延素子（例えば電子装置の場合はRC―素
子、流体装置の場合はオイルノズル）を設けるこ
とによつて減少する。
しかし公知の装置には、実際に生ずる変速衝撃
を不完全にしか検出できず、また摩擦部材の連結
後に被駆動側の剛性に基いて生じる調節すべき変
速衝撃が考慮できないという欠点がある。
を不完全にしか検出できず、また摩擦部材の連結
後に被駆動側の剛性に基いて生じる調節すべき変
速衝撃が考慮できないという欠点がある。
これとは別に提案された方法では、摩擦部材が
完全に連結されるまでその都度生ずる変速衝撃の
値を検出し、また摩擦部材が完全に連結した場合
の変速衝撃の最大値をそれぞれの時点で計算し、
この２つの値のうちの大きい方の値を変速衝撃の
最大許容値と比較し、そして摩擦部材を作動する
調節装置にこれらの信号の差信号を供給する。
完全に連結されるまでその都度生ずる変速衝撃の
値を検出し、また摩擦部材が完全に連結した場合
の変速衝撃の最大値をそれぞれの時点で計算し、
この２つの値のうちの大きい方の値を変速衝撃の
最大許容値と比較し、そして摩擦部材を作動する
調節装置にこれらの信号の差信号を供給する。
本発明の課題は、公知装置の欠点を解決した変
速衝撃調節方法および装置を提供することであ
る。
速衝撃調節方法および装置を提供することであ
る。
本発明によれば、この課題は次のようにして解
決される。すなわち、 摩擦部材のスリツプ期間および完全に係合した
期間の両方で自動車に生じる変速衝撃を最大許容
変速衝撃値より小さく抑えるために、 変速動作の開始時に、変速装置の入力回転数に
対応する第１の初期回転数信号と、同じく出力回
転数に対応する第２の初期回転数信号とを形成
し、 第１の初期回転数信号、第２の初期回転数信号
および最大許容変速衝撃信号から摩擦部材のスリ
ツプ期間中に生じるべき変速衝撃設定値を計算
し、該スリツプ期間中の変速衝撃設定値に対応す
る変速衝撃信号を発生し、 スリツプ期間中に生じるべき変速衝撃設定値に
対応する変速衝撃信号と実際衝撃信号との差に相
当する調整器入力信号を形成し、調整器の動作を
制御するために、前記調整器入力信号を調整器に
加える、のである。
決される。すなわち、 摩擦部材のスリツプ期間および完全に係合した
期間の両方で自動車に生じる変速衝撃を最大許容
変速衝撃値より小さく抑えるために、 変速動作の開始時に、変速装置の入力回転数に
対応する第１の初期回転数信号と、同じく出力回
転数に対応する第２の初期回転数信号とを形成
し、 第１の初期回転数信号、第２の初期回転数信号
および最大許容変速衝撃信号から摩擦部材のスリ
ツプ期間中に生じるべき変速衝撃設定値を計算
し、該スリツプ期間中の変速衝撃設定値に対応す
る変速衝撃信号を発生し、 スリツプ期間中に生じるべき変速衝撃設定値に
対応する変速衝撃信号と実際衝撃信号との差に相
当する調整器入力信号を形成し、調整器の動作を
制御するために、前記調整器入力信号を調整器に
加える、のである。
この方法によれば、簡単な回路手段を用いて変
速衝撃を調節できる。この場合、摩擦部材の連結
後に生じる衝撃ピークが所定の最大値を上回らな
いように、摩擦部材のスリツプ期間中に生じる衝
撃値を決定する。
速衝撃を調節できる。この場合、摩擦部材の連結
後に生じる衝撃ピークが所定の最大値を上回らな
いように、摩擦部材のスリツプ期間中に生じる衝
撃値を決定する。
本発明による方法の有利な実施例では、摩擦部
材のスリツプ期間中に生じる衝撃の値を計算する
ために、簡単な数式を用いる。これによつて、本
発明の方法に用いられる計算装置は、簡単、低コ
スト、かつ障害のないように構成され、車両に生
じる実際の物理特性（変速衝撃）を良好に近似で
きる。
材のスリツプ期間中に生じる衝撃の値を計算する
ために、簡単な数式を用いる。これによつて、本
発明の方法に用いられる計算装置は、簡単、低コ
スト、かつ障害のないように構成され、車両に生
じる実際の物理特性（変速衝撃）を良好に近似で
きる。
本発明の方法を実施する装置には、有利にはマ
イクロプロセツサである計算装置が設けられ、計
算装置は入力回転数および出力回転数に相応する
信号（例えば点火装置や歯車式信号発生器から得
られる）を処理する。また計算装置は通常の電子
式変速装置制御ユニツトに接続されるので、一般
的に車両に設けられる通常の部材と共働して機能
する。以上の構成によつて、極めて簡単、低コス
トで動作上安定な構造の装置が得られる。
イクロプロセツサである計算装置が設けられ、計
算装置は入力回転数および出力回転数に相応する
信号（例えば点火装置や歯車式信号発生器から得
られる）を処理する。また計算装置は通常の電子
式変速装置制御ユニツトに接続されるので、一般
的に車両に設けられる通常の部材と共働して機能
する。以上の構成によつて、極めて簡単、低コス
トで動作上安定な構造の装置が得られる。
次に本発明を図示の実施例につき詳しく説明す
る。
る。
従来の変速衝撃調整装置を有する車両において
は、衝撃調整装置がその都度車両に生ずる衝撃と
プリセツトされた所定の最大許容衝撃との差から
調節量を検出する。この場合、有段変速装置の摩
擦部材が連結付着された後で、摩擦部材の負荷が
除去されることに基づき、制御不能な負の振幅を
有する衝撃ピーク値が生ずる。このような第１の
衝撃の時間―振幅特性を第１図に１０で示す。こ
の例では、車両は摩擦部材のスリツプ期間中所定
の衝撃値R1に調整され、摩擦部材の連結後にR1
より大きな振幅を有する負の衝撃ピーク値が生ず
る。ところで、このような負の衝撃ピーク値は、
自動有段変速装置の入力回転数n1、出力回転数
n2、および摩擦部材のスリツプ中に調整される衝
撃振幅R1を制御量として事前に計算することが
できる。逆に言えば、衝撃ピーク値の振幅が決ま
れば摩擦部材のスリツプ期間中に調整すべき衝撃
値を計算できる。ここで衝撃ピーク値を前述の最
大許容衝撃値と等しく設定すれば、摩擦部材のス
リツプ期間中に調整される変速衝撃の振幅Ｒpは
次式から求められる； Ｒp＝Ｋ・Ｒｍａｘ２／ｎ１（０）−ｎ２（０） この場合Ｒpは摩擦部材のスリツプ期間中に調
整される衝撃振幅、Ｋは車両の定数、Rmaxは最
大許容衝撃振幅、ｎ1(0)は変速を開始した際の変
速装置の入力回転数、ｎ2(0)は同じく出力回転数
である。従つて、最大許容衝撃振幅Rmaxが決ま
り、変速開始時の変速装置の入力回転数ｎ1(0)お
よび出力回転数ｎ2(0)がわかり、摩擦部材のスリ
ツプ期間中の衝撃振幅Ｒpをこれらの数値から算
出される値に調整すれば、摩擦部材が連結された
後に最大許容衝撃値Rmaxと等しい振幅を有する
負の衝撃ピークが生ずる。以上述べた本発明の方
法によつて調整された第２の変速衝撃の特性曲線
を第１図に１１で示す。
は、衝撃調整装置がその都度車両に生ずる衝撃と
プリセツトされた所定の最大許容衝撃との差から
調節量を検出する。この場合、有段変速装置の摩
擦部材が連結付着された後で、摩擦部材の負荷が
除去されることに基づき、制御不能な負の振幅を
有する衝撃ピーク値が生ずる。このような第１の
衝撃の時間―振幅特性を第１図に１０で示す。こ
の例では、車両は摩擦部材のスリツプ期間中所定
の衝撃値R1に調整され、摩擦部材の連結後にR1
より大きな振幅を有する負の衝撃ピーク値が生ず
る。ところで、このような負の衝撃ピーク値は、
自動有段変速装置の入力回転数n1、出力回転数
n2、および摩擦部材のスリツプ中に調整される衝
撃振幅R1を制御量として事前に計算することが
できる。逆に言えば、衝撃ピーク値の振幅が決ま
れば摩擦部材のスリツプ期間中に調整すべき衝撃
値を計算できる。ここで衝撃ピーク値を前述の最
大許容衝撃値と等しく設定すれば、摩擦部材のス
リツプ期間中に調整される変速衝撃の振幅Ｒpは
次式から求められる； Ｒp＝Ｋ・Ｒｍａｘ２／ｎ１（０）−ｎ２（０） この場合Ｒpは摩擦部材のスリツプ期間中に調
整される衝撃振幅、Ｋは車両の定数、Rmaxは最
大許容衝撃振幅、ｎ1(0)は変速を開始した際の変
速装置の入力回転数、ｎ2(0)は同じく出力回転数
である。従つて、最大許容衝撃振幅Rmaxが決ま
り、変速開始時の変速装置の入力回転数ｎ1(0)お
よび出力回転数ｎ2(0)がわかり、摩擦部材のスリ
ツプ期間中の衝撃振幅Ｒpをこれらの数値から算
出される値に調整すれば、摩擦部材が連結された
後に最大許容衝撃値Rmaxと等しい振幅を有する
負の衝撃ピークが生ずる。以上述べた本発明の方
法によつて調整された第２の変速衝撃の特性曲線
を第１図に１１で示す。
第１図から分るように、本発明の方法を適用し
た場合、摩擦部材のスリツプ期間は従来例よりも
長くなる。しかし、スリツプ期間中の衝撃値Ｒp
は従来例の衝撃値R1よりも小さくなる。なによ
りも、衝撃値Ｒpは前述の式に基いて算出されて
いるので、摩擦部材の連結後に生じる衝撃値が最
大許容衝撃値を上回ることはなく、従来例のよう
に制御不能な衝撃ピークが生じることはない。
た場合、摩擦部材のスリツプ期間は従来例よりも
長くなる。しかし、スリツプ期間中の衝撃値Ｒp
は従来例の衝撃値R1よりも小さくなる。なによ
りも、衝撃値Ｒpは前述の式に基いて算出されて
いるので、摩擦部材の連結後に生じる衝撃値が最
大許容衝撃値を上回ることはなく、従来例のよう
に制御不能な衝撃ピークが生じることはない。
第２図は本発明の方法を実施する装置の実施例
をブロツク図で示している。駆動機構２０は駆動
軸２１および自動有段変速装置２２を介して被駆
動軸２３に接続されており、被駆動軸２３は差動
装置２４と車輪２５から成る被駆動装置を作動す
る。変速装置の入力回転数n1は変速装置入力回転
数発生器２７によつて検出され、変速装置の出力
回転数n2は変速装置出力回転数発生器２８によつ
て検出される。２つの回転数発生器２７と２８は
それぞれ計算装置２９と衝撃検出装置３０とに接
続されている。計算装置２９は電子式変速装置制
御ユニツト３１によつて制御される。さらに計算
装置２９には、端子３２を介して設定値がプリセ
ツト可能である。計算装置２９および衝撃検出装
置３０の出力側は加算点３３に接続されており、
加算点３３の出力側は、自動有段変速装置２２の
摩擦部材を作動するための調節信号を発生する調
整器３４に接続されている。
をブロツク図で示している。駆動機構２０は駆動
軸２１および自動有段変速装置２２を介して被駆
動軸２３に接続されており、被駆動軸２３は差動
装置２４と車輪２５から成る被駆動装置を作動す
る。変速装置の入力回転数n1は変速装置入力回転
数発生器２７によつて検出され、変速装置の出力
回転数n2は変速装置出力回転数発生器２８によつ
て検出される。２つの回転数発生器２７と２８は
それぞれ計算装置２９と衝撃検出装置３０とに接
続されている。計算装置２９は電子式変速装置制
御ユニツト３１によつて制御される。さらに計算
装置２９には、端子３２を介して設定値がプリセ
ツト可能である。計算装置２９および衝撃検出装
置３０の出力側は加算点３３に接続されており、
加算点３３の出力側は、自動有段変速装置２２の
摩擦部材を作動するための調節信号を発生する調
整器３４に接続されている。
計算装置２９は、変速開始時点における変速装
置の入力側回転数ｎ1(0)，出力側回転数ｎ2(0)、
端子３２でプリセツトされる最大許容衝撃値
Rmaxおよび車両の定数Ｋから調整すべき衝撃値
Ｒpを計算する。このような計算過程を開始する
ために、電子式変速装置制御ユニツト３１から計
算装置２９に変速切換信号が伝送される。それぞ
れの変速の場合について計算された衝撃設定値Ｒ
pは加算点３３に供給される。実際に車両に生じ
る衝撃は公知のようにして衝撃検出装置３０で検
出され、加算点３３に供給される。従つて加算点
３３では衝撃設定値Ｒpと衝撃実際値が比較され
る。設定値と実際値との差信号は、調整器３４を
介して自動有段変速装置２２の摩擦部材を制御す
るために用いられる。
置の入力側回転数ｎ1(0)，出力側回転数ｎ2(0)、
端子３２でプリセツトされる最大許容衝撃値
Rmaxおよび車両の定数Ｋから調整すべき衝撃値
Ｒpを計算する。このような計算過程を開始する
ために、電子式変速装置制御ユニツト３１から計
算装置２９に変速切換信号が伝送される。それぞ
れの変速の場合について計算された衝撃設定値Ｒ
pは加算点３３に供給される。実際に車両に生じ
る衝撃は公知のようにして衝撃検出装置３０で検
出され、加算点３３に供給される。従つて加算点
３３では衝撃設定値Ｒpと衝撃実際値が比較され
る。設定値と実際値との差信号は、調整器３４を
介して自動有段変速装置２２の摩擦部材を制御す
るために用いられる。
第１図は車両の変速衝撃の時間経過を、公知の
方法と本発明の方法とにつき示す線図、第２図は
本発明の方法を実施する変速衝撃の調節装置を示
すブロツク図である。 ２０…駆動機構、２１…駆動軸、２２…有段変
速装置、２３…被駆動軸、２４…差動装置、２５
…車輪、２７…伝動装置入力回転数発生器、２８
…伝動装置出力回転数発生器、２９…計算装置、
３０…衝撃検出装置、３１…変速装置制御ユニツ
ト、３４…調整器。
方法と本発明の方法とにつき示す線図、第２図は
本発明の方法を実施する変速衝撃の調節装置を示
すブロツク図である。 ２０…駆動機構、２１…駆動軸、２２…有段変
速装置、２３…被駆動軸、２４…差動装置、２５
…車輪、２７…伝動装置入力回転数発生器、２８
…伝動装置出力回転数発生器、２９…計算装置、
３０…衝撃検出装置、３１…変速装置制御ユニツ
ト、３４…調整器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 自動車の変速衝撃の調節方法であつて、 駆動機関２０、車輪、および調整器出力信号を
発生する調整器３４が自動車に設けられ、 駆動機関から車輪へトルクを伝達するために複
数の歯車比で動作する変速装置２２が設けられ、
該変速装置は複数の摩擦部材を有し、該摩擦部材
はそのスリツプ期間および完全に係合した期間内
に前記調整器出力信号の制御下で動作し、 各変速動作の開始時に変速開始信号を発生する
装置が設けられ、 変速装置の瞬時入力回転数を表す第１の回転数
信号を発生する第１の回転数発生器２７と、同じ
く瞬時出力回転数を表す第２の回転数信号を発生
する第２の回転数発生器２８が設けられ、 前記第１および第２の回転数信号から自動車の
実際の衝撃に対応する実際衝撃信号を発生する衝
撃検出装置３０が設けられ、 自動車の最大許容変速衝撃値を表す最大許容変
速衝撃信号を発生する装置が設けられている、 自動車の変速衝撃の調節方法において、 摩擦部材のスリツプ期間および完全に係合した
期間の両方で自動車に生じる変速衝撃を最大許容
変速衝撃値より小さく抑えるために、 変速動作の開始時に、変速装置の入力回転数に
対応する第１の初期回転数信号と、同じく出力回
転数に対応する第２の初期回転数信号とを形成
し、 第１の初期回転数信号、第２の初期回転数信号
および最大許容変速衝撃信号から摩擦部材のスリ
ツプ期間中に生じるべき変速衝撃設定値を計算
し、該スリツプ期間中の変速衝撃設定値に対応す
る変速衝撃信号を発生し、 スリツプ期間中に生じるべき変速衝撃設定値に
対応する変速衝撃信号と実際衝撃信号との差に相
当する調整器入力信号を形成し、調整器の動作を
制御するために、前記調整器入力信号を調整器に
加える、 ことを特徴とする自動車の変速衝撃の調節方
法。 ２ 第１の初期回転数信号、第２の初期回転数信
号および最大許容変速衝撃信号からスリツプ期間
中の変速衝撃値を計算するために、次式に従つて
スリツプ期間中の変速衝撃値を計算し、 Ｒp＝ＫＲｎａｘ ２／ｎ１（０）−ｎ２（０） 上式中、Ｒpは摩擦部材が相互にスリツプして
いる期間中の変速衝撃設定値、Ｋは個々の自動車
に固有の定数、Ｒnaxは最大許容変速衝撃値、ｎ1
（０）は変速動作を開始した時の変速装置の入力回
転数、ｎ2(0)は同じく出力回転数である、特許請
求の範囲第１項記載の自動車の変速衝撃の調節方
法。 ３ 自動車の変速衝撃の調節装置であつて、駆動
機関２０、車輪、および調整器出力信号を発生す
る調整器３４が自動車に設けられ、 駆動機関から車輪へトルクを伝達するために複
数の歯車比で動作する変速装置２２が設けられ、
該変速装置は複数の摩擦部材を有し、該摩擦部材
はそのスリツプ期間および完全に係合した期間内
に前記調整器出力信号の制御下で動作し、 各変速動作の開始時に変速開始信号を発生する
装置が設けられ、 変速装置の瞬時入力回転数を表す第１の回転数
信号を発生する第１の回転数発生器２７と、同じ
く瞬時出力回転数を表す第２の回転数信号を発生
する第２の回転数発生器２８が設けられ、 前記第１および第２の回転数信号から自動車の
実際の衝撃に対応する実際衝撃信号を発生する衝
撃検出装置３０が設けられ、 自動車の最大許容変速衝撃値を表す最大許容変
速衝撃信号を発生する装置が設けられている、 自動車の変速衝撃の調節装置において、 摩擦部材のスリツプ期間および完全に係合した
期間の両方で自動車に生じる変速衝撃を最大許容
変速衝撃値より小さく抑えるために、 第１および第２の回転数発生器、変速開始信号
発生器および最大許容変速衝撃信号発生装置と接
続された計算装置２９が設けられ、 計算装置２９は、変速開始信号を受けて、第１
および第２の回転数信号の各々に対応する第１お
よび第２の初期回転数信号を発生し、かつ第１お
よび第２の初期回転数信号と最大許容変速衝撃信
号との関数として摩擦部材のスリツプ期間中に生
じるべき変速衝撃設定値を計算し、さらに該変速
衝撃設定値に対応する変速衝撃信号を発生し、 計算装置、実際衝撃信号発生装置および調整器
と接続された加算点３３が設けられ、該加算点
は、スリツプ期間中の変速衝撃設定値に対応する
変速衝撃信号および実際衝撃信号に応答して、調
整器の動作を制御するための調整器入力信号を発
生する、 ことを特徴とする自動車の変速衝撃の調節装
置。 ４ 加算点が、スリツプ期間中の変速衝撃設定値
に対応する変速衝撃信号と実際変速衝撃信号との
差の関数として調整器入力信号を発生する装置を
有している特許請求の範囲第３項記載の自動車の
変速衝撃の調節装置。 ５ 計算装置が、第１および第２の回転数信号と
最大許容変速衝撃信号とから、次式に従つてスリ
ツプ期間中の変速衝撃値を計算する装置を有して
おり、 Ｒp＝ＫＲｎａｘ ２／ｎ１（０）−ｎ２（０） 上式中、Ｒpは摩擦部材が相互にスリツプして
いる期間中の変速衝撃設定値、Ｋは個々の自動車
に固有の定数、Ｒnaxは最大許容変速衝撃値、ｎ1
（０）は変速動作を開始した時の変速装置の入力回
転数、ｎ2(0)は同じく出力回転数である、特許請
求の範囲第３項記載の自動車の変速衝撃の調節装
置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19772755202 DE2755202A1 (de) | 1977-12-10 | 1977-12-10 | Verfahren zur einstellung des schaltrucks in kraftfahrzeugen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5490448A JPS5490448A (en) | 1979-07-18 |
| JPS6240570B2 true JPS6240570B2 (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=6025864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15118778A Granted JPS5490448A (en) | 1977-12-10 | 1978-12-08 | Method of and apparatus for adjusting switching impact of automobiles |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4262557A (ja) |
| JP (1) | JPS5490448A (ja) |
| DE (1) | DE2755202A1 (ja) |
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1977
- 1977-12-10 DE DE19772755202 patent/DE2755202A1/de active Granted
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1978
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- 1978-12-08 JP JP15118778A patent/JPS5490448A/ja active Granted
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE2755202A1 (de) | 1979-06-13 |
| DE2755202C2 (ja) | 1987-07-09 |
| JPS5490448A (en) | 1979-07-18 |
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