JPH0530752Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0530752Y2 JPH0530752Y2 JP1987073311U JP7331187U JPH0530752Y2 JP H0530752 Y2 JPH0530752 Y2 JP H0530752Y2 JP 1987073311 U JP1987073311 U JP 1987073311U JP 7331187 U JP7331187 U JP 7331187U JP H0530752 Y2 JPH0530752 Y2 JP H0530752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- treatment device
- bag body
- bent
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims description 9
- 238000002560 therapeutic procedure Methods 0.000 claims description 4
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000001225 therapeutic effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
- Magnetic Treatment Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は温熱、磁気、振動等によつて患部を治
療する磁力線温熱加振治療具に関する。
療する磁力線温熱加振治療具に関する。
<従来の技術>
この種の治療具1には、第9図に示す如く熱、
磁気、振動等を発生する治療器単体2を、袋体3
に複数個収納配置するようにしたものがあるが、
従来のものは同図に示す如く単に治療器単体2を
複数個幅方向に述べて配置したものであつた(例
えば実開昭58−98937号)。
磁気、振動等を発生する治療器単体2を、袋体3
に複数個収納配置するようにしたものがあるが、
従来のものは同図に示す如く単に治療器単体2を
複数個幅方向に述べて配置したものであつた(例
えば実開昭58−98937号)。
<考案が解決しようとする問題点>
従つて、従来では肩や膝を治療する場合第10
図及び第11図に示すように、治療具1を肩や膝
に添わした状態で保持しておくためには、手で保
持しておくか又はバンド等で締付ける等しなけれ
ばならず、取扱いが非常に面倒であつた。
図及び第11図に示すように、治療具1を肩や膝
に添わした状態で保持しておくためには、手で保
持しておくか又はバンド等で締付ける等しなけれ
ばならず、取扱いが非常に面倒であつた。
本考案は上記問題点に鑑み、肩や膝等に簡単か
つ確実に装着できる磁力線温熱加振治療具を提供
することを目的とする。
つ確実に装着できる磁力線温熱加振治療具を提供
することを目的とする。
<問題点を解決するための手段>
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、熱、磁気、振動等を発生する複数の治療器単
体5が、袋体6に収納配置された磁力線温熱加振
治療具において、袋体6に、幅方向に並んだ複数
の第1袋部16と第2袋部17とが互いに直角状
に折曲するように形成され、前記複数の第1袋部
16は、治療器単体5aに対応する大きさの長方
形状とされ、該前記複数の第1袋部16に治療器
単体5aを夫々収納することにより、袋体6の第
1袋部16側に、円弧状に弯曲可能な弯曲部21
が形成され、前記第2袋部17は、他の治療器単
体5bに対応する大きさの長方形状とされ、該第
2袋部17に他の治療器単体5bを収納すること
により、袋体6の第2袋部17側に、弯曲部21
から鉤形に屈曲した係止部22が形成され、前記
複数の第1袋部16及び第2袋部17には、第1
袋部16と第2袋部17との対向端側に夫々開口
部が設けられ、袋体6の第1袋部16と第2袋部
17との境界部分であつて、第1袋部16と第2
袋部17とが互いに直角状に折曲した外側折曲部
に、第1袋部16及び第2袋部17の各開口部を
開閉するフアスナー19が設けられている点にあ
る。
は、熱、磁気、振動等を発生する複数の治療器単
体5が、袋体6に収納配置された磁力線温熱加振
治療具において、袋体6に、幅方向に並んだ複数
の第1袋部16と第2袋部17とが互いに直角状
に折曲するように形成され、前記複数の第1袋部
16は、治療器単体5aに対応する大きさの長方
形状とされ、該前記複数の第1袋部16に治療器
単体5aを夫々収納することにより、袋体6の第
1袋部16側に、円弧状に弯曲可能な弯曲部21
が形成され、前記第2袋部17は、他の治療器単
体5bに対応する大きさの長方形状とされ、該第
2袋部17に他の治療器単体5bを収納すること
により、袋体6の第2袋部17側に、弯曲部21
から鉤形に屈曲した係止部22が形成され、前記
複数の第1袋部16及び第2袋部17には、第1
袋部16と第2袋部17との対向端側に夫々開口
部が設けられ、袋体6の第1袋部16と第2袋部
17との境界部分であつて、第1袋部16と第2
袋部17とが互いに直角状に折曲した外側折曲部
に、第1袋部16及び第2袋部17の各開口部を
開閉するフアスナー19が設けられている点にあ
る。
<作用>
例えば肩や上腕を治療する場合には、第7図に
示すように弯曲部21を上腕に添わせると共に、
係止部22を肩に添わせて引つ掛けることによ
り、治療具を肩及び上腕に簡単かつ確実に装着保
持しておくことができる。また膝を治療する場合
には、第8図に示すように弯曲部21を足の膝下
方側に添わせると共に、係止部22を膝上方側に
引つ掛けることにより、治療具を膝部分に簡単か
つ確実に装着保持しておくことが可能である。
示すように弯曲部21を上腕に添わせると共に、
係止部22を肩に添わせて引つ掛けることによ
り、治療具を肩及び上腕に簡単かつ確実に装着保
持しておくことができる。また膝を治療する場合
には、第8図に示すように弯曲部21を足の膝下
方側に添わせると共に、係止部22を膝上方側に
引つ掛けることにより、治療具を膝部分に簡単か
つ確実に装着保持しておくことが可能である。
なお、実施例では治療器単体5a,5bを収納
した内袋体6を、中袋体25及び外袋体27に収
納しているので、これら中袋体25及び外袋体2
7によつて内袋体6及び治療器単体5a,5bを
汚損したり損傷したりしないように保護し得ると
共に、治療の際に、患部か発生する蒸気をビロー
ド製の外袋体27によつて外部に逃げないように
吸収保持して、患部を適度な湿気で蒸れさせ、こ
れにより治療をより効果的になし得る。
した内袋体6を、中袋体25及び外袋体27に収
納しているので、これら中袋体25及び外袋体2
7によつて内袋体6及び治療器単体5a,5bを
汚損したり損傷したりしないように保護し得ると
共に、治療の際に、患部か発生する蒸気をビロー
ド製の外袋体27によつて外部に逃げないように
吸収保持して、患部を適度な湿気で蒸れさせ、こ
れにより治療をより効果的になし得る。
<実施例>
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図乃至第3図において、5a,5bは治
療器単体で、これらは内袋体6に収納配置されて
いる。
と、第1図乃至第3図において、5a,5bは治
療器単体で、これらは内袋体6に収納配置されて
いる。
治療器単体5aは、第4図及び第5図に示すよ
うに中空部7を有する扁平な六角筒形を形成する
ように組合せられた複数枚の強弾性磁性体製の薄
板8と、該薄板8上に巻回された絶縁性テープ9
と、該テープ9上に巻回した電磁コイル10と、
該電磁コイル10上に巻回した絶縁性テープ11
と、中空部7に挿入され、かつ一方の薄板8に接
着された木製の板材12と備えて成る。而して、
電磁コイル10の両端に接続コード13を介して
交流電源を接続することにより、電流の通過によ
つて電磁コイル10が発熱し、治療器単体5aの
温度を上昇せしめると同時に、電磁コイル10が
励磁線輪として作用し、治療器単体5aの外面に
磁気を発生し、また中空部7をへだてて対向した
薄板8が相互に可動磁性材料として作用し、磁気
的牽引力の脈動と薄板8の有する強弾性とによつ
て、中空部7を挟んで振動を発生し、治療器単体
5aが振動するようになつている。中空部7に介
在した板材12は薄板8により形成した扁平な六
角形状が崩れないように保形している。
うに中空部7を有する扁平な六角筒形を形成する
ように組合せられた複数枚の強弾性磁性体製の薄
板8と、該薄板8上に巻回された絶縁性テープ9
と、該テープ9上に巻回した電磁コイル10と、
該電磁コイル10上に巻回した絶縁性テープ11
と、中空部7に挿入され、かつ一方の薄板8に接
着された木製の板材12と備えて成る。而して、
電磁コイル10の両端に接続コード13を介して
交流電源を接続することにより、電流の通過によ
つて電磁コイル10が発熱し、治療器単体5aの
温度を上昇せしめると同時に、電磁コイル10が
励磁線輪として作用し、治療器単体5aの外面に
磁気を発生し、また中空部7をへだてて対向した
薄板8が相互に可動磁性材料として作用し、磁気
的牽引力の脈動と薄板8の有する強弾性とによつ
て、中空部7を挟んで振動を発生し、治療器単体
5aが振動するようになつている。中空部7に介
在した板材12は薄板8により形成した扁平な六
角形状が崩れないように保形している。
治療器単体5bは、前記治療器単体5aに比べ
て長さが半分程度に短かい点が相違するのみで、
その他は治療器単体5aと同様の構成であり、薄
板8、絶縁テープ9、電磁コイル10、絶縁テー
プ11及び板材12等を備えて成り、同様に熱、
磁気、振動を発生するようになつている。
て長さが半分程度に短かい点が相違するのみで、
その他は治療器単体5aと同様の構成であり、薄
板8、絶縁テープ9、電磁コイル10、絶縁テー
プ11及び板材12等を備えて成り、同様に熱、
磁気、振動を発生するようになつている。
前記内袋体6は絶縁性を有する布により構成さ
れ、縫目15等により前記治療器単体5aを収納
する第1袋部16と、治療器単体5bを収納する
第2袋部17と、接続コード13を挿入するコー
ド収納部18とが形成されている。第1袋部16
と第2袋部17との境界部分は開閉自在のフアス
ナ19が取付けられ、このフアスナ19の開放に
よつて、各袋部16,17の一端を開口し、この
開口から治療器単体5a,5bを挿脱できるよう
に構成されている。
れ、縫目15等により前記治療器単体5aを収納
する第1袋部16と、治療器単体5bを収納する
第2袋部17と、接続コード13を挿入するコー
ド収納部18とが形成されている。第1袋部16
と第2袋部17との境界部分は開閉自在のフアス
ナ19が取付けられ、このフアスナ19の開放に
よつて、各袋部16,17の一端を開口し、この
開口から治療器単体5a,5bを挿脱できるよう
に構成されている。
而して、複数の(図例では4個)治療器単体5
aを袋体6の各第1袋部16に収納することによ
り、円弧状に弯曲可能な弯曲部21を形成するよ
うに、治療器単体5aが幅方向に複数個並べて配
置され、また1又は2個以上の(図例では2個)
の治療器単体5bを袋体6の各第2袋部17に収
納することにより、前記弯曲部21から鉤形に屈
曲した係止部22を形成するように、前記弯曲部
21の治療器単体5aに対して鉤形に屈曲する方
向に治療器単体5bが配置されるようになつてい
る。
aを袋体6の各第1袋部16に収納することによ
り、円弧状に弯曲可能な弯曲部21を形成するよ
うに、治療器単体5aが幅方向に複数個並べて配
置され、また1又は2個以上の(図例では2個)
の治療器単体5bを袋体6の各第2袋部17に収
納することにより、前記弯曲部21から鉤形に屈
曲した係止部22を形成するように、前記弯曲部
21の治療器単体5aに対して鉤形に屈曲する方
向に治療器単体5bが配置されるようになつてい
る。
25は可撓性を有するレザー製の中袋体で、一
端に開口部26を有し、ここから前記内袋体6に
収納した治療器単体5a,5bを該内袋体6と共
に挿脱自在に収納するように構成されている。
端に開口部26を有し、ここから前記内袋体6に
収納した治療器単体5a,5bを該内袋体6と共
に挿脱自在に収納するように構成されている。
27は可撓性を有するビロード製の外袋体で、
一端に開閉自在のフアスナ28が取付けられ、該
フアスナ28を開くことにより、ここから内袋体
6に収納した治療器単体5a,5bを該内袋体6
及び外袋体27と共に挿脱自在に収納するように
構成されている。
一端に開閉自在のフアスナ28が取付けられ、該
フアスナ28を開くことにより、ここから内袋体
6に収納した治療器単体5a,5bを該内袋体6
及び外袋体27と共に挿脱自在に収納するように
構成されている。
29は低周波(ハイブリツド波)を発生する低
周波発生体で、中袋体25の外面に各治療器単体
5a,5bに対応するように装着されている。た
だし、図示省略しているが各低周波発生体29に
対応して外袋体27に開口部を設け、各低周波発
生体29が外部に露出するようにしている。な
お、この低周波発生体29は中袋体25の外面に
代えて、外袋体27の外面又は内面に装着するよ
うにしてもよい。
周波発生体で、中袋体25の外面に各治療器単体
5a,5bに対応するように装着されている。た
だし、図示省略しているが各低周波発生体29に
対応して外袋体27に開口部を設け、各低周波発
生体29が外部に露出するようにしている。な
お、この低周波発生体29は中袋体25の外面に
代えて、外袋体27の外面又は内面に装着するよ
うにしてもよい。
第6図は前記治療器単体5a,5b及び低周波
発生体29に交流電流を供給するための電源装置
を示し、接続コード13を出力端子30に連結す
ることにより、治療器単体5a,5bの発熱温
度、磁気振動の振動数、磁気の大きさを調整可能
として治療器単体5a,5bに交流電流を供給す
ると共に、低周波発生体29にその発生周波数を
調整可能として交流電流を供給するように構成さ
れ、さらに治療器単体5a,5b及び低周波発生
体29の作動時間をタイマ設定できるようになつ
ている。
発生体29に交流電流を供給するための電源装置
を示し、接続コード13を出力端子30に連結す
ることにより、治療器単体5a,5bの発熱温
度、磁気振動の振動数、磁気の大きさを調整可能
として治療器単体5a,5bに交流電流を供給す
ると共に、低周波発生体29にその発生周波数を
調整可能として交流電流を供給するように構成さ
れ、さらに治療器単体5a,5b及び低周波発生
体29の作動時間をタイマ設定できるようになつ
ている。
なお、前記実施例では治療器単体5aと治療器
単体5bとの長さを異ならせているが、これらは
全く同一の大きさ、形状のものに形成してもよい
し、また大きさ及び形状を全く相違させるように
してもよい。また治療器単体5a,5bは熱、磁
気及び振動を発生するが、治療器単体5a,5b
は実施例の構造に限定されず、熱、磁気又は振動
のうちのいずれが1つの機能をするものであつて
もよいし、また他の治療機能をなすものであつて
もよい。
単体5bとの長さを異ならせているが、これらは
全く同一の大きさ、形状のものに形成してもよい
し、また大きさ及び形状を全く相違させるように
してもよい。また治療器単体5a,5bは熱、磁
気及び振動を発生するが、治療器単体5a,5b
は実施例の構造に限定されず、熱、磁気又は振動
のうちのいずれが1つの機能をするものであつて
もよいし、また他の治療機能をなすものであつて
もよい。
<考案の効果>
本考案によれば、袋体6に、幅方向に並んだ複
数の第1袋部16と第2袋部17とが互いに直角
状に折曲するように形成され、前記複数の第1袋
部16に治療器単体5aを夫々収納することによ
り、袋体6の第1袋部16側に、円弧状に弯曲可
能な弯曲部21が形成され、第2袋部17に他の
治療器単体5bを収納することにより、袋体6の
第2袋部17側に、弯曲部21から鉤形に屈曲し
た係止部22が形成されているので、上腕、肩、
膝等を治療する場合には、例えば上腕に弯曲部2
1を添わすと共に、肩に係止部22を添わして引
つ掛けることにより、治療具の上腕や肩や膝等の
患部に確実かつ簡単に装着保持しておくことがで
きる。しかも、弯曲部21及び係止部22は、袋
体6に袋部16,17を形成し、これら袋部1
6,17に治療器単体5a,5bを収納すること
によつて形成できるため、治療器単体5a,5b
を弯曲させたり折曲したりする必要が全くなく、
治療具全体が非常に単純な構成になり、容易かつ
安価に製造することができる。また、前記複数の
第1袋部16は、治療器単体5aに対応する大き
さの長方形状とされ、第2袋部17は、他の治療
器単体5bに対応する大きさの長方形状とされ、
これら袋部16,17に治療器単体5a,5bを
収納することによつて弯曲部21及び係止部22
が形成されるので、弯曲部21及び係止部22を
有する治療具全体の形状を治療器単体5a,5b
によつて保形することができ、従つて、治療具を
保形するための保形材として治療器単体5a,5
bを兼用できて、袋体6自体に保形性を持たせる
必要がなく、袋体6をある程度硬質性のある布で
構成したり、布を重層状に重ね合せて構成したり
するようなことが不要になり、袋体6を極力簡単
な構成にして安価かつ容易に製造することができ
る。
数の第1袋部16と第2袋部17とが互いに直角
状に折曲するように形成され、前記複数の第1袋
部16に治療器単体5aを夫々収納することによ
り、袋体6の第1袋部16側に、円弧状に弯曲可
能な弯曲部21が形成され、第2袋部17に他の
治療器単体5bを収納することにより、袋体6の
第2袋部17側に、弯曲部21から鉤形に屈曲し
た係止部22が形成されているので、上腕、肩、
膝等を治療する場合には、例えば上腕に弯曲部2
1を添わすと共に、肩に係止部22を添わして引
つ掛けることにより、治療具の上腕や肩や膝等の
患部に確実かつ簡単に装着保持しておくことがで
きる。しかも、弯曲部21及び係止部22は、袋
体6に袋部16,17を形成し、これら袋部1
6,17に治療器単体5a,5bを収納すること
によつて形成できるため、治療器単体5a,5b
を弯曲させたり折曲したりする必要が全くなく、
治療具全体が非常に単純な構成になり、容易かつ
安価に製造することができる。また、前記複数の
第1袋部16は、治療器単体5aに対応する大き
さの長方形状とされ、第2袋部17は、他の治療
器単体5bに対応する大きさの長方形状とされ、
これら袋部16,17に治療器単体5a,5bを
収納することによつて弯曲部21及び係止部22
が形成されるので、弯曲部21及び係止部22を
有する治療具全体の形状を治療器単体5a,5b
によつて保形することができ、従つて、治療具を
保形するための保形材として治療器単体5a,5
bを兼用できて、袋体6自体に保形性を持たせる
必要がなく、袋体6をある程度硬質性のある布で
構成したり、布を重層状に重ね合せて構成したり
するようなことが不要になり、袋体6を極力簡単
な構成にして安価かつ容易に製造することができ
る。
また、複数の第1袋部16及び第2袋部17の
各開口部を開閉するフアスナー19が設けられて
いるので、フアスナー19の開閉によつて第1袋
部16及び第2袋部17から治療器単体5a,5
bを出し入れでき、治療器単体5a,5bの点検
や修理が可能になるし、治療器単体5a,5bが
故障した場合、その故障した治療器単体5a,5
bのみを部分的に交換することも可能であり、経
済的である。
各開口部を開閉するフアスナー19が設けられて
いるので、フアスナー19の開閉によつて第1袋
部16及び第2袋部17から治療器単体5a,5
bを出し入れでき、治療器単体5a,5bの点検
や修理が可能になるし、治療器単体5a,5bが
故障した場合、その故障した治療器単体5a,5
bのみを部分的に交換することも可能であり、経
済的である。
しかも、第1袋部16と第2袋部17との対向
端側に夫々開口部が設けられ、前記フアスナー1
9は、袋体6の第1袋部16と第2袋部17との
境界部分に設けられているので、1つのフアスナ
ー19の開閉によつて第1袋部16と第2袋部1
7の開口部を同時に開放でき、治療器単体5a,
5bの出し入れを便利になすことができるし、第
1袋部16と第2袋部17との開口部を開閉する
ためのフアスナーを1つのフアスナー19で兼用
できて、この点からも、構成部材がそれだけ少な
くなり、構成簡単にして安価かつ容易に製造でき
る。さらに、前記フアスナー19が、第1袋部1
6と第2袋部17との境界部分であつて、第1袋
部16と第2袋部17とが互いに直角状に折曲し
た外側折曲部に設けられているので、フアスナー
19が内側折曲部にある場合と異なり、第1袋部
16から治療器単体5aを出し入れする際に第2
袋部17が邪魔になつたり或いは第2袋部17か
ら治療器単体5bを出し入れする際に第1袋部1
6が邪魔になつたりするようなことはなく、第1
袋部16及び第2袋部17から治療器単体5a,
5bを容易に出し入れでき、治療器単体5a,5
bの点検、修理及び交換を非常に楽になし得、そ
の実用的効果は著大である。
端側に夫々開口部が設けられ、前記フアスナー1
9は、袋体6の第1袋部16と第2袋部17との
境界部分に設けられているので、1つのフアスナ
ー19の開閉によつて第1袋部16と第2袋部1
7の開口部を同時に開放でき、治療器単体5a,
5bの出し入れを便利になすことができるし、第
1袋部16と第2袋部17との開口部を開閉する
ためのフアスナーを1つのフアスナー19で兼用
できて、この点からも、構成部材がそれだけ少な
くなり、構成簡単にして安価かつ容易に製造でき
る。さらに、前記フアスナー19が、第1袋部1
6と第2袋部17との境界部分であつて、第1袋
部16と第2袋部17とが互いに直角状に折曲し
た外側折曲部に設けられているので、フアスナー
19が内側折曲部にある場合と異なり、第1袋部
16から治療器単体5aを出し入れする際に第2
袋部17が邪魔になつたり或いは第2袋部17か
ら治療器単体5bを出し入れする際に第1袋部1
6が邪魔になつたりするようなことはなく、第1
袋部16及び第2袋部17から治療器単体5a,
5bを容易に出し入れでき、治療器単体5a,5
bの点検、修理及び交換を非常に楽になし得、そ
の実用的効果は著大である。
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は同第1図のA−A線断面図、第3図は同
第1図のB−B線断面図、第4図は同治療器単体
の平面図、第5図は同第4図のC−C線断面図、
第6図は同電源装置の斜視図、第7図及び第8図
は使用状態を示す斜視図である。第9図は従来例
を示す平面図、第10図及び第11図は従来の使
用状態を示す斜視図である。 5a,5b……治療器単体、6……内袋体、2
1……弯曲部、22……係止部、25……中袋
体、27……外袋体。
第2図は同第1図のA−A線断面図、第3図は同
第1図のB−B線断面図、第4図は同治療器単体
の平面図、第5図は同第4図のC−C線断面図、
第6図は同電源装置の斜視図、第7図及び第8図
は使用状態を示す斜視図である。第9図は従来例
を示す平面図、第10図及び第11図は従来の使
用状態を示す斜視図である。 5a,5b……治療器単体、6……内袋体、2
1……弯曲部、22……係止部、25……中袋
体、27……外袋体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 熱、磁気、振動等を発生する複数の治療器単体
5が、袋体6に収納配置された磁力線温熱加振治
療具において、 袋体6に、幅方向に並んだ複数の第1袋部16
と第2袋部17とが互いに直角状に折曲するよう
に形成され、前記複数の第1袋部16は、治療器
単体5aに対応する大きさの長方形状とされ、該
複数の第1袋部16に治療器単体5aを夫々収納
することにより、袋体6の第1袋部16側に、円
弧状に弯曲可能な弯曲部21が形成され、前記第
2袋部17は、他の治療器単体5bに対応する大
きさの長方形状とされ、該第2袋部17に他の治
療器単体5bを収納することにより、袋体6の第
2袋部17側に、弯曲部21から鉤形に屈曲した
係止部22が形成され、 前記複数の第1袋部16及び第2袋部17に
は、第1袋部16と第2袋部17との対向端側に
夫々開口部が設けられ、袋体6の第1袋部16と
第2袋部17との境界部分であつて、第1袋部1
6と第2袋部17とが互いに直角状に折曲した外
側折曲部に、第1袋部16及び第2袋部17の各
開口部を開閉するフアスナー19が設けられてい
ることを特徴とする磁力線温熱加振治療具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987073311U JPH0530752Y2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987073311U JPH0530752Y2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63182723U JPS63182723U (ja) | 1988-11-25 |
JPH0530752Y2 true JPH0530752Y2 (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=30917534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987073311U Expired - Lifetime JPH0530752Y2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530752Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5121330B2 (ja) * | 2007-06-27 | 2013-01-16 | 株式会社チュウオー | 温熱・磁気・加振治療器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843426B2 (ja) * | 1974-01-07 | 1983-09-27 | 三菱油化株式会社 | 接着剤組成物 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49118596U (ja) * | 1973-01-31 | 1974-10-09 | ||
JPS5267794U (ja) * | 1975-11-14 | 1977-05-19 | ||
JPS5843426U (ja) * | 1981-09-19 | 1983-03-23 | 日本電熱株式会社 | ヒ−テイングパツド |
JPS59182318U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-05 | 佐藤 亮拿 | 身体局所への暖房器具 |
JPS60141847U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-19 | セルコム株式会社 | 低周波電気治療装置における関節用治療導子ユニツト |
-
1987
- 1987-05-15 JP JP1987073311U patent/JPH0530752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843426B2 (ja) * | 1974-01-07 | 1983-09-27 | 三菱油化株式会社 | 接着剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63182723U (ja) | 1988-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080208299A1 (en) | Thermo-therapeutic cushion | |
WO1985001881A1 (en) | Magnetic field generating therapeutic appliance | |
JPH0530752Y2 (ja) | ||
JPH042673Y2 (ja) | ||
AU677213B2 (en) | Magnetotherapy apparatus | |
WO1989006991A1 (en) | Contact therapeutic device | |
CN211095955U (zh) | 一种中西结合肾病护理用按摩器 | |
CN210933406U (zh) | 部位自适应式多功能贴敷袋 | |
JPH038271Y2 (ja) | ||
JP3052109U (ja) | 健康器具用カバー | |
JP2017063810A (ja) | 磁気枕 | |
WO1999019023A1 (en) | Improved method of providing magnet therapy and apparatus therefor | |
JP6993744B1 (ja) | 目隠し具 | |
JPS59923Y2 (ja) | 磁力線温熱・磁気および加振治療器 | |
JPH0321256Y2 (ja) | ||
JP3042776U (ja) | 電気温灸用パッド | |
JPH0330123Y2 (ja) | ||
JPH04848Y2 (ja) | ||
JPS5818725Y2 (ja) | リュックサック並びにシヨルダ−バッグ兼用手提げ袋 | |
JPH0375754U (ja) | ||
JPS6328169Y2 (ja) | ||
JPS6236821Y2 (ja) | ||
JPH0234905Y2 (ja) | ||
JP3084743U (ja) | 頭部用磁気帯 | |
JPH0543787Y2 (ja) |