JPH04848Y2 - - Google Patents

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JPH04848Y2
JPH04848Y2 JP1638589U JP1638589U JPH04848Y2 JP H04848 Y2 JPH04848 Y2 JP H04848Y2 JP 1638589 U JP1638589 U JP 1638589U JP 1638589 U JP1638589 U JP 1638589U JP H04848 Y2 JPH04848 Y2 JP H04848Y2
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plate
vibration
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magnetic
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JP1638589U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は筋肉、神経に刺激を与え、こり、痛
み、疲労を除去するための治療器具の振動温熱導
子に関する。
(従来の技術) 筋肉、神経等に刺激を与えて治療を施すため
に、振動と温熱とを同時に患部に与えるものとし
て交流電磁石を利用した振動温熱導子をすでに提
案している(実願昭62−196656)。
これは磁性体の平板の導電線を巻き付けた電磁
石体に緩衝体を介在させて同様の磁性体の平板に
導電線を巻き付けた振動用補助板となる他の電磁
石体を重ねて一体としたものである。この電磁石
体の少なくとも一方に通電することによつて生じ
る磁界の変化で振動を生じさせるとともに、導電
線に生じるジユール熱及び磁性体の平板に生じる
鉄損等によつて発熱させ、熱と振動とを同時に加
えるものである。同時に磁気による治療効果も期
待することができる。
上記従来の振動温熱導子は治療的効果は大きい
のであるが、通電された電磁石体から生じる磁界
が害を及ぼすことがある。この導子を実際に使用
する場合は、導子を袋等に1個又は複数個収納し
てそれを患部にあてがつて手等で押えて通電す
る。電磁石体の平板の一面は治療すべき部位へ当
てられ、その面に生じた磁界は体内へと向かうの
で差支えないが、その裏面に生じた磁界が本導子
を収納した袋を押さえている手の方向に向かう。
その磁界によつて腕時計が狂つたり、衣服等に帯
びていた磁気カード等の磁性材を利用したものを
狂わせてしまう。
また、上記のように導子を収納した袋を押さえ
ると振動用補助板を押えることになり、その板が
振動するのを妨げられる。したがつて振動が小さ
くなるという問題も生じた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案に課題は害を与える余分な磁界の発生を
押え、かつ、使用している者が上から押え付けて
も振動が弱くなることのない治療用振動温熱導子
を提供することである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は平板状の磁性体に導電線を巻き付けた
電磁石体に緩衝体を介在させて振動補助板を重
ね、その上にさらに緩衝体を介在させて非磁性体
からなる保護板を重ねて一体化したことを特徴と
するものである。
振動補助板は電磁石体と同様に磁性体に導電線
を巻き付けたものでもよいが、単なる磁性体の板
で構成させることが望ましい。
(作用) 上記のように電磁石体に振動補助板を重ねたも
のの電磁石体の導電線に家庭用の交流電流を通せ
ば、磁界が発生し、周波数に応じて50又は60Hzで
その磁界が変化する。したがつてその磁界の変化
で電磁石体を振動補助板が共振動する。本考案導
子はこの振動補助板の上に非磁性体からなる保護
板が重ねられている。したがつて、この保護板に
よつて電磁石体で生じた磁界の振動補助板方向に
向かつたものが遮られる。したがつて本導子を押
えている手の方向への磁界がごく少なくなる。
また、本導子を身体に押し付けても、振動補助
板の上に緩衝板を介して重ねた保護板の上から押
し付けることになる。したがつてその押し付ける
力は振動補助板の振動を押えることには加わらな
い。すなわち、振動が弱まることがない。又保護
板の存在により、温熱が体内に向う有効利用率を
高めることができる。
(実施例) 第1図が本考案実施例振動温熱導子1を使用し
た治療器具であり、この導子1を4個ないし数個
を配線し袋2に収納してコード3で電源装置4に
連結している。
振動温熱導子1は、第2図に示すように磁性体
の平板5に導電線6を巻いた電磁石体7の上に緩
衝体8を介して磁性体からなる振動補助板9を重
ね、さらにその上に緩衝体8を介して非磁性体か
らなる保護板10を重ねたものである。これらを
第3図に示すように重ねて粘着テープ等の固着具
11で固定して一体化する。
平板5及び振動補助板9は鉄又はその合金等か
らなる磁性体の板で、平板5には導電線6を密に
巻いてあるが、振動補助板9は単なる板のままで
ある。しかし、振動補助板に導電線を巻いたもの
を使用してもよい。
これに対して保護板10はアルミニウム合金等
の非磁性体の板で構成させている。
緩衝体8は紙、プラスチツクフアイバー等材質
的には特に制限がなく、電磁石体7及び振動補助
板9が共振動しても互いに接触しない程度の厚さ
があればよい。
本実施例は第3図に示すように平板5は単なる
平板であるが、振動補助板9は両端部を平板5か
ら離すようにわずか折つて振動に際して接触しな
いように考慮している。また、保護板10も同様
にその両端部を持つて押え付けても振動する振動
補助板9に接触しないようにわずかに折り曲げて
あり、その両端は直角に屈曲し、その先端は平板
5に接触させている。
これを使用する場合は袋2を患部に当て手で袋
2の両端を持つて押えたり、または帯等で身体に
巻き付けて固定し、通電する。その際、電磁石体
7側が身体に当たるようにするのはいうまでもな
い。すなわち、保護板10側は外側となる。
この通電によつて振動が生じ、発熱する。同時
に磁界も生じる。身体に当てられた側に広がる磁
界は身体内部へ浸透する。一方それとは逆の保護
板10方向へ広がる磁界はこの保護板10によつ
て遮られ、その方向には広がらない。したがつ
て、この治療器具を利用したときの磁界による弊
害が除去される。
また、手で押えるにしろ、帯で押えるにしろ押
えるのは保護板の上からであり、振動補助板9を
押え付けるようなことはない。したがつて、この
振動補助板9は自由に振動することができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば発生する磁
界による害を抑制することができ、しかも、治療
器を押えることによつて振動が弱くなるという従
来の欠点を改善することができるとともに、温熱
が体内に向う有効利用率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を使用した治療器の斜視
図、第2図は本考案一実施例の分解斜視図、第3
図はその側面図である。 1……振動温熱導子、2……袋、3……コー
ド、4……電源、5……平板、6……導電線、7
……電磁石体、8……緩衝体、9……振動補助
板、10……保護板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性体からなる平板に導電線を巻き付けた電磁
    石体に磁性体からなる振動用補助板を緩衝体を介
    在させて重ね、その上にさらに緩衝体を介在させ
    て非磁性体からなる保護板を重ねて一体化させた
    ことを特徴とする治療用振動温熱導子。
JP1638589U 1989-02-16 1989-02-16 Expired JPH04848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1638589U JPH04848Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1638589U JPH04848Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02109650U JPH02109650U (ja) 1990-09-03
JPH04848Y2 true JPH04848Y2 (ja) 1992-01-13

Family

ID=31229274

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JP1638589U Expired JPH04848Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16

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JPH02109650U (ja) 1990-09-03

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