JPH0330123Y2 - - Google Patents
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- JPH0330123Y2 JPH0330123Y2 JP1987198859U JP19885987U JPH0330123Y2 JP H0330123 Y2 JPH0330123 Y2 JP H0330123Y2 JP 1987198859 U JP1987198859 U JP 1987198859U JP 19885987 U JP19885987 U JP 19885987U JP H0330123 Y2 JPH0330123 Y2 JP H0330123Y2
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Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Magnetic Treatment Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は磁気等によつて患部を治療する治療具
に関する。
に関する。
(従来の技術)
この種の従来の治療具には、例えば第10図に
示す如く磁性体にコイルを巻回して成る磁気発生
体1を、袋体2に複数個収納配置し、コイルに商
用交流電流を流すことにより、交番磁界を発生さ
せると共に、熱振動等を発生させ、この治療具を
肩や膝に添わせることにより、凝りや痛みを直す
ようにしたものがある(例えば実開昭58−98937
号)。
示す如く磁性体にコイルを巻回して成る磁気発生
体1を、袋体2に複数個収納配置し、コイルに商
用交流電流を流すことにより、交番磁界を発生さ
せると共に、熱振動等を発生させ、この治療具を
肩や膝に添わせることにより、凝りや痛みを直す
ようにしたものがある(例えば実開昭58−98937
号)。
ところで、凝りや痛みを直す場合、磁気、熱、
振動の他に、低周波電流を患部に流す電気治療も
非常に有効である。
振動の他に、低周波電流を患部に流す電気治療も
非常に有効である。
ところが、従来では、磁気発生体1による治療
に、低周波電流による電気治療を加える場合に
は、前記磁気発生体1を備える治療具とは別体
に、商用交流電源から治療用の低周波電流を発生
する低周波発生装置を設けていた。
に、低周波電流による電気治療を加える場合に
は、前記磁気発生体1を備える治療具とは別体
に、商用交流電源から治療用の低周波電流を発生
する低周波発生装置を設けていた。
(考案が解決しようとする問題点)
従つて、従来では商用交流電源から感電の惧れ
のない治療用の低周波電流を得るために、1次側
と2次側とが絶縁された低周波用トランス等を交
番磁界を発生する治療具とは別体に必要とし、従
つて装置全体が非常に複雑となり、製造が面倒で
製造費が高く付くという問題があつた。
のない治療用の低周波電流を得るために、1次側
と2次側とが絶縁された低周波用トランス等を交
番磁界を発生する治療具とは別体に必要とし、従
つて装置全体が非常に複雑となり、製造が面倒で
製造費が高く付くという問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑み、治療用の磁気を発
生すると同時に、治療用の低周波電流を発生する
治療具を、簡単な構造で容易かつ安価に提供し得
るようにしたものである。
生すると同時に、治療用の低周波電流を発生する
治療具を、簡単な構造で容易かつ安価に提供し得
るようにしたものである。
(問題点を解決するための手段)
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、磁性体8に電磁コイル10を巻回して成る複
数の磁気発生体5を備え、前記各磁気発生体5の
電磁コイル10に交流電流を流すことにより、各
磁気発生体5から交番磁界を発生させるようにし
た治療具において、 磁性体17に電磁コイル19を巻回して成る低
周波電流発生体16を複数設け、前記各磁気発生
体5の交番磁界から電磁誘導作用により低周波電
流発生体16の電磁コイル19に低周波電流を発
生させるべく、前記各低周波電流発生体16を
夫々の磁気発生体5の一側面に沿うように配置
し、前記磁気発生体5及び低周波電流発生体16
を収納する内袋体6を設け、この内袋体6に、前
記磁気発生体5及び低周波電流発生体16を1個
ずつ収納する複数の治療体収納部24を形成し、
この各治療体収納部24に、磁気発生体5の一側
面に低周波電流発生体16を沿わせた重合状態に
保持するように、前記磁気発生体5及び低周波電
流発生体16を収納し、前記各低周波電流発生体
16の電磁コイル19に、該コイル19に発生し
た低周波電流を取出すように電気治療導子31,
32を接続コード34を介して接続した点にあ
る。
は、磁性体8に電磁コイル10を巻回して成る複
数の磁気発生体5を備え、前記各磁気発生体5の
電磁コイル10に交流電流を流すことにより、各
磁気発生体5から交番磁界を発生させるようにし
た治療具において、 磁性体17に電磁コイル19を巻回して成る低
周波電流発生体16を複数設け、前記各磁気発生
体5の交番磁界から電磁誘導作用により低周波電
流発生体16の電磁コイル19に低周波電流を発
生させるべく、前記各低周波電流発生体16を
夫々の磁気発生体5の一側面に沿うように配置
し、前記磁気発生体5及び低周波電流発生体16
を収納する内袋体6を設け、この内袋体6に、前
記磁気発生体5及び低周波電流発生体16を1個
ずつ収納する複数の治療体収納部24を形成し、
この各治療体収納部24に、磁気発生体5の一側
面に低周波電流発生体16を沿わせた重合状態に
保持するように、前記磁気発生体5及び低周波電
流発生体16を収納し、前記各低周波電流発生体
16の電磁コイル19に、該コイル19に発生し
た低周波電流を取出すように電気治療導子31,
32を接続コード34を介して接続した点にあ
る。
(作用)
磁気発生体5の電磁コイル10に交流電流を流
すと、磁気発生体5の両側面に交番磁界が発生す
る。磁気発生体5の低周波電流発生体16とは反
対側の側面を人体の患部に添わせることによつ
て、交番磁界によつて患部の凝りや痛みを治療で
きる。他方、低周波電流発生体6を配置した側の
交番磁界は、低周波電流発生体16に対して電磁
誘導作用をし、これにより、低周波電流発生体1
6の電磁コイル19に低周波電流を発生する。該
コイル19に発生した低周波電流は電気治療導子
31,32に取出され、この電気治療導子31,
32を人体の患部に接触させることにより、患部
に低周波電流が流れ、該低周波電流によつても患
部の凝りや痛みを効果的に治療することができ
る。
すと、磁気発生体5の両側面に交番磁界が発生す
る。磁気発生体5の低周波電流発生体16とは反
対側の側面を人体の患部に添わせることによつ
て、交番磁界によつて患部の凝りや痛みを治療で
きる。他方、低周波電流発生体6を配置した側の
交番磁界は、低周波電流発生体16に対して電磁
誘導作用をし、これにより、低周波電流発生体1
6の電磁コイル19に低周波電流を発生する。該
コイル19に発生した低周波電流は電気治療導子
31,32に取出され、この電気治療導子31,
32を人体の患部に接触させることにより、患部
に低周波電流が流れ、該低周波電流によつても患
部の凝りや痛みを効果的に治療することができ
る。
(実施例)
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図及び第2図において、4は治療具本
体、5はその磁気発生体で、内袋体6に複数個並
んだ状態で収納配置されている。
と、第1図及び第2図において、4は治療具本
体、5はその磁気発生体で、内袋体6に複数個並
んだ状態で収納配置されている。
磁気発生体5は、第3図及び第4図に示すよう
に中空部7を有する扁平な六角筒形を形成するよ
うに組合せられた複数枚の強弾性を有する薄板状
の磁性体8と、該磁性体8上に巻回された絶縁性
テープ9と、該テープ9上に巻回した電磁コイル
10と、該電磁コイル10上に巻回した絶縁性テ
ープ11と、中空部7に挿入され、かつ一方の磁
性体8に接着された木製の板材12とを備えて成
る。而して、電磁コイル10の両端に接続コード
13を介して交流電源30を接続することによ
り、電流の通過によつて電磁コイル10が発熱
し、磁気発生体5の温度を上昇せしめると同時
に、電磁コイル10が励磁線輪として作用し、磁
気発生体5の外面に磁気を発生し、また中空部7
をへだてて対向した磁性体8が相互に可動磁性材
料として作用し、磁気的牽引力の脈動と磁性体8
の有する強弾性とによつて、中空部7を挟んで振
動を発生し、磁気発生体5が振動するようになつ
ている。中空部7に介在した板材12は磁性体8
により形成した扁平な六角形状が崩れないように
保形している。
に中空部7を有する扁平な六角筒形を形成するよ
うに組合せられた複数枚の強弾性を有する薄板状
の磁性体8と、該磁性体8上に巻回された絶縁性
テープ9と、該テープ9上に巻回した電磁コイル
10と、該電磁コイル10上に巻回した絶縁性テ
ープ11と、中空部7に挿入され、かつ一方の磁
性体8に接着された木製の板材12とを備えて成
る。而して、電磁コイル10の両端に接続コード
13を介して交流電源30を接続することによ
り、電流の通過によつて電磁コイル10が発熱
し、磁気発生体5の温度を上昇せしめると同時
に、電磁コイル10が励磁線輪として作用し、磁
気発生体5の外面に磁気を発生し、また中空部7
をへだてて対向した磁性体8が相互に可動磁性材
料として作用し、磁気的牽引力の脈動と磁性体8
の有する強弾性とによつて、中空部7を挟んで振
動を発生し、磁気発生体5が振動するようになつ
ている。中空部7に介在した板材12は磁性体8
により形成した扁平な六角形状が崩れないように
保形している。
16は低周波電流発生体で、前記磁気発生体5
の一側面に沿うように配置され、磁気発生体5と
共に内袋体6に収納されている。この低周波電流
発生体16は、第5図に示すように重合された複
数枚の薄板状の磁性体17と、該磁性体17上に
巻回した絶縁性テープ18と、該テープ18上に
巻回した電磁コイル19と、該電磁コイル19上
に巻回した絶縁性テープ20とを備えて成る。而
して、前記磁気発生体5の交番磁界から電磁誘導
作用により低周波電流発生体16の電磁コイル1
9に低周波電流を発生するようになつている。
の一側面に沿うように配置され、磁気発生体5と
共に内袋体6に収納されている。この低周波電流
発生体16は、第5図に示すように重合された複
数枚の薄板状の磁性体17と、該磁性体17上に
巻回した絶縁性テープ18と、該テープ18上に
巻回した電磁コイル19と、該電磁コイル19上
に巻回した絶縁性テープ20とを備えて成る。而
して、前記磁気発生体5の交番磁界から電磁誘導
作用により低周波電流発生体16の電磁コイル1
9に低周波電流を発生するようになつている。
前記内袋体6は絶縁性を有する布により構成さ
れ、縫目23等により前記磁気発生体5及び低周
波電流発生体16を1つずつ収納する複数の治療
体収納部24と、接続コード13,25を挿入す
るコード収納部26とが形成されている。
れ、縫目23等により前記磁気発生体5及び低周
波電流発生体16を1つずつ収納する複数の治療
体収納部24と、接続コード13,25を挿入す
るコード収納部26とが形成されている。
28は外袋体で、前記内袋体6に収納した磁気
発生体5及び低周波電流発生体16を内袋体6と
共に収納している。
発生体5及び低周波電流発生体16を内袋体6と
共に収納している。
29は制御本体で、接続コード13を介して磁
気発生体5の電磁コイル10に接続され、商用交
流電源30から交流を入力し、これを、磁気発生
体5の発熱温度、磁気振動の振動数、磁気の大き
さ等を調整可能として各磁気発生体5に供給し、
さらに磁気発生体5の作動時間をタイマ設定でき
るように構成されている。
気発生体5の電磁コイル10に接続され、商用交
流電源30から交流を入力し、これを、磁気発生
体5の発熱温度、磁気振動の振動数、磁気の大き
さ等を調整可能として各磁気発生体5に供給し、
さらに磁気発生体5の作動時間をタイマ設定でき
るように構成されている。
31,32は一対の電気治療導子で、接続コー
ド33、出力コントローラ34及び接続コード2
5を介して低周波電流発生体16の電磁コイル1
9に接続され、該コイル19に発生した低周波電
流を取出すようになつている。
ド33、出力コントローラ34及び接続コード2
5を介して低周波電流発生体16の電磁コイル1
9に接続され、該コイル19に発生した低周波電
流を取出すようになつている。
出力コントローラ34は、電気治療導子31,
32から取出す低周波電流の大きさ、波形を調整
するためのもので、第6図に示すように構成され
ている。即ち、第6図において、37,38はツ
エナーダイオード、39,40はダイオードであ
り、これらは電磁コイル19から電気治療導子3
1,32に印加する電圧が一定以下になるように
制限する。41は出力スイツチ、42は出力調整
用の可変抵抗、43は電流計である。44,45
はダイオード、46は全波半波切換スイツチ、4
7は極性切換スイツチ、48は抵抗切換スイツチ
で、該切換スイツチ48は前記全波半波切換スイ
ツチ46に連動されており、全波半波切換スイツ
チ46が全波側に切換つたときこれに連動して抵
抗49を電流計43に並列接続すると共に、半波
側に切換わつたとき抵抗49を電流計43に対し
て切断するように構成されている。而して一対の
電気治療導子31,32を人体の患部に接触させ
ることにより、電磁コイル19から電気治療導子
31,32を介して30V、0.1A程度の低周波電流
が流れる。そして、この際全波半波切換スイツチ
46を全波側に接続しておけば、電気治療導子3
1,32を通して人体の患部に交流電源30と略
同一周波数となる交流の低周波電流が流れ、また
全波半波切換スイツチ46を半波側に接続してお
けば、商用交流電源30と略同一周波数で脈動す
る低周波の半波電流が流れ、このとき極性切換ス
イツチ47を切換えることにより、半波電流の極
性が切換わるようになつている。
32から取出す低周波電流の大きさ、波形を調整
するためのもので、第6図に示すように構成され
ている。即ち、第6図において、37,38はツ
エナーダイオード、39,40はダイオードであ
り、これらは電磁コイル19から電気治療導子3
1,32に印加する電圧が一定以下になるように
制限する。41は出力スイツチ、42は出力調整
用の可変抵抗、43は電流計である。44,45
はダイオード、46は全波半波切換スイツチ、4
7は極性切換スイツチ、48は抵抗切換スイツチ
で、該切換スイツチ48は前記全波半波切換スイ
ツチ46に連動されており、全波半波切換スイツ
チ46が全波側に切換つたときこれに連動して抵
抗49を電流計43に並列接続すると共に、半波
側に切換わつたとき抵抗49を電流計43に対し
て切断するように構成されている。而して一対の
電気治療導子31,32を人体の患部に接触させ
ることにより、電磁コイル19から電気治療導子
31,32を介して30V、0.1A程度の低周波電流
が流れる。そして、この際全波半波切換スイツチ
46を全波側に接続しておけば、電気治療導子3
1,32を通して人体の患部に交流電源30と略
同一周波数となる交流の低周波電流が流れ、また
全波半波切換スイツチ46を半波側に接続してお
けば、商用交流電源30と略同一周波数で脈動す
る低周波の半波電流が流れ、このとき極性切換ス
イツチ47を切換えることにより、半波電流の極
性が切換わるようになつている。
第7図及び第8図は他の実施例を示し、出力コ
ントローラ34をバンド51等により接続コード
13に着脱自在に取付けるようにしたものであ
る。その他の点は前記実施例と同様の構成であ
る。
ントローラ34をバンド51等により接続コード
13に着脱自在に取付けるようにしたものであ
る。その他の点は前記実施例と同様の構成であ
る。
第9図は他の実施例を示し、出力コントローラ
34を外袋体28内に内蔵するようにしたもので
ある。
34を外袋体28内に内蔵するようにしたもので
ある。
(考案の効果)
本考案によれば、電磁誘導作用により低周波電
流発生体16の電磁コイル19に低周波電流を発
生させるべく、低周波電流発生体16と磁気発生
体5の一側面に沿うように配置し、前記低周波電
流発生体16の電磁コイル19に該コイル19に
発生した低周波電流を取出すように電気治療導子
31,32を接続したので、磁気発生体5の低周
波電流発生体16を配置していない側を、人体の
患部に添わせることにより、磁気発生体5の発生
する交番磁界によつて患部を有効に治療すること
ができると同時に、磁気発生体5の治療に使われ
ない側の交番磁界を有効に利用して、低周波電流
を電気治療導子31,32に取出し、低周波によ
る電気治療によつても患部の凝り等を有効に治療
することが可能になる。しかもこの際の低周波電
流は磁気発生体5に発生する治療に使われない交
番磁界を有効利用できるので、単に磁性体17に
電磁コイル19を巻回して成る低周波電流発生体
16を付加するのみで、磁気治療に加えて電気治
療を行なうことが可能になり、絶縁された低周波
用トランス等を別体に設ける必要がなくなり、治
療具全体の構造が非常に簡単になり、製造容易で
かつ安価に提供できる。また無駄に消費される交
番磁界を利用できるため、電力損も少なくて済
み、経済的である。さらに電磁誘導作用により低
周波電流を取出すので、磁気発生体5の使われな
い側面の交番磁界を有効に緩和吸収でき、これの
磁気作用によつて時計や、磁気カード、磁気テー
プ等に悪影響を及ぼす等の惧れもなくなる。
流発生体16の電磁コイル19に低周波電流を発
生させるべく、低周波電流発生体16と磁気発生
体5の一側面に沿うように配置し、前記低周波電
流発生体16の電磁コイル19に該コイル19に
発生した低周波電流を取出すように電気治療導子
31,32を接続したので、磁気発生体5の低周
波電流発生体16を配置していない側を、人体の
患部に添わせることにより、磁気発生体5の発生
する交番磁界によつて患部を有効に治療すること
ができると同時に、磁気発生体5の治療に使われ
ない側の交番磁界を有効に利用して、低周波電流
を電気治療導子31,32に取出し、低周波によ
る電気治療によつても患部の凝り等を有効に治療
することが可能になる。しかもこの際の低周波電
流は磁気発生体5に発生する治療に使われない交
番磁界を有効利用できるので、単に磁性体17に
電磁コイル19を巻回して成る低周波電流発生体
16を付加するのみで、磁気治療に加えて電気治
療を行なうことが可能になり、絶縁された低周波
用トランス等を別体に設ける必要がなくなり、治
療具全体の構造が非常に簡単になり、製造容易で
かつ安価に提供できる。また無駄に消費される交
番磁界を利用できるため、電力損も少なくて済
み、経済的である。さらに電磁誘導作用により低
周波電流を取出すので、磁気発生体5の使われな
い側面の交番磁界を有効に緩和吸収でき、これの
磁気作用によつて時計や、磁気カード、磁気テー
プ等に悪影響を及ぼす等の惧れもなくなる。
また、内袋体6に、前記磁気発生体5及び低周
波電流発生体16を1個ずつ収納する複数の治療
体収納部24を形成し、この各治療体収納部24
に、磁気発生体5の一側面に低周波電流発生体1
6を沿わせた重合状態に保持するように、前記磁
気発生体5及び低周波電流発生体16を収納した
ので、磁気発生体5又は低周波電流発生体16が
故障や破損を生じた場合、その磁気発生体5又は
低周波電流発生体16を内袋体6から容易に取出
して、修理や交換を簡単に行なうことができ、非
常に経済的である。また、内袋体6によつて、磁
気発生体5の一側面に低周波電流発生体16を沿
わせた重合状態に保持できるため、磁気発生体5
と低周波電流発生体16とが相対移動して、低周
波電流発生体16からの低周波電流の発生に支障
を生じたりするような惧れなく、磁気発生体5及
び低周波電流発生体16をコンパクトでかつ簡単
に収納できる。しかも内袋体6によつて、磁気発
生体5及び低周波電流発生体16を収納保護する
ための保護部材と、磁気発生体5及び低周波電流
発生体16を相対移動しないように位置決め固定
するための固定部材とに兼用でき、この点からも
全体の構造を簡単でかつコンパクトにでき、また
このため製造容易でかつ安価に提供し得る。
波電流発生体16を1個ずつ収納する複数の治療
体収納部24を形成し、この各治療体収納部24
に、磁気発生体5の一側面に低周波電流発生体1
6を沿わせた重合状態に保持するように、前記磁
気発生体5及び低周波電流発生体16を収納した
ので、磁気発生体5又は低周波電流発生体16が
故障や破損を生じた場合、その磁気発生体5又は
低周波電流発生体16を内袋体6から容易に取出
して、修理や交換を簡単に行なうことができ、非
常に経済的である。また、内袋体6によつて、磁
気発生体5の一側面に低周波電流発生体16を沿
わせた重合状態に保持できるため、磁気発生体5
と低周波電流発生体16とが相対移動して、低周
波電流発生体16からの低周波電流の発生に支障
を生じたりするような惧れなく、磁気発生体5及
び低周波電流発生体16をコンパクトでかつ簡単
に収納できる。しかも内袋体6によつて、磁気発
生体5及び低周波電流発生体16を収納保護する
ための保護部材と、磁気発生体5及び低周波電流
発生体16を相対移動しないように位置決め固定
するための固定部材とに兼用でき、この点からも
全体の構造を簡単でかつコンパクトにでき、また
このため製造容易でかつ安価に提供し得る。
さらに、各低周波電流発生体16の電磁コイル
19に、電気治療導子31,32を接続コード3
4を介して接続したので、接続コード34の屈折
性、柔軟性を利用して、電気治療導子31,32
を任意の部位に自在に移動でき、低周波治療にと
つて非常に便利であり、その実用的効果は著大で
ある。
19に、電気治療導子31,32を接続コード3
4を介して接続したので、接続コード34の屈折
性、柔軟性を利用して、電気治療導子31,32
を任意の部位に自在に移動でき、低周波治療にと
つて非常に便利であり、その実用的効果は著大で
ある。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同磁気発生体及び低周波電流発生体の配置を
示す一部破断した斜視図、第3図は同磁気発生体
の平面図、第4図は同第3図のA−A線断面図、
第5図は同低周波電流発生体の断面図、第6図は
同回路図である。第7図は他の実施例を示す斜視
図、第8図は同出力コントローラ部分の斜視図、
第9図は他の実施例を示す一部破断した斜視図で
ある。第10図は従来例を示す平面図である。 5…磁気発生体、8…磁性体、10…電磁コイ
ル、16…低周波電流発生体、17…磁性体、1
9…電磁コイル、31,32…電気治療導子。
図は同磁気発生体及び低周波電流発生体の配置を
示す一部破断した斜視図、第3図は同磁気発生体
の平面図、第4図は同第3図のA−A線断面図、
第5図は同低周波電流発生体の断面図、第6図は
同回路図である。第7図は他の実施例を示す斜視
図、第8図は同出力コントローラ部分の斜視図、
第9図は他の実施例を示す一部破断した斜視図で
ある。第10図は従来例を示す平面図である。 5…磁気発生体、8…磁性体、10…電磁コイ
ル、16…低周波電流発生体、17…磁性体、1
9…電磁コイル、31,32…電気治療導子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 磁性体8に電磁コイル10を巻回して成る複数
の磁気発生体5を備え、前記各磁気発生体5の電
磁コイル10に交流電流を流すことにより、各磁
気発生体5から交番磁界を発生させるようにした
治療具において、 磁性体17に電磁コイル19を巻回して成る低
周波電流発生体16を複数設け、前記各磁気発生
体5の交番磁界から電磁誘導作用により低周波電
流発生体16の電磁コイル19に低周波電流を発
生させるべく、前記各低周波電流発生体16を
夫々の磁気発生体5の一側面に沿うように配置
し、前記磁気発生体5及び低周波電流発生体16
を収納する内袋体6を設け、この内袋体6に、前
記磁気発生体5及び低周波電流発生体16を1個
ずつ収納する複数の治療体収納部24を形成し、
この各治療体収納部24に、磁気発生体5の一側
面に低周波電流発生体16を沿わせた重合状態に
保持するように、前記磁気発生体5及び低周波電
流発生体16を収納し、前記各低周波電流発生体
16の電磁コイル19に、該コイル19に発生し
た低周波電流を取出すように電気治療導子31,
32を接続コード34を介して接続したことを特
徴とする治療具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198859U JPH0330123Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198859U JPH0330123Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01101551U JPH01101551U (ja) | 1989-07-07 |
JPH0330123Y2 true JPH0330123Y2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=31489341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987198859U Expired JPH0330123Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330123Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987198859U patent/JPH0330123Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01101551U (ja) | 1989-07-07 |
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