JPH0530670U - サンプリングコツク - Google Patents

サンプリングコツク

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JPH0530670U
JPH0530670U JP7966591U JP7966591U JPH0530670U JP H0530670 U JPH0530670 U JP H0530670U JP 7966591 U JP7966591 U JP 7966591U JP 7966591 U JP7966591 U JP 7966591U JP H0530670 U JPH0530670 U JP H0530670U
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JP
Japan
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hole
valve body
valve
flow passage
insertion hole
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Pending
Application number
JP7966591U
Other languages
English (en)
Inventor
靖夫 高倉
啓悟 福島
Original Assignee
昭和機械工業株式会社
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Publication date
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不慣れな者がサンプルの採取作業を行なった
場合や操作ミスがあった場合にも、食品流体等の弁体挿
入孔内からの噴出を防止し、これによって経済性、安全
性に優れたサンプリングコックを提供する 【構成】 流路孔(6)及びこれと連通する弁体挿入孔
(7)を形成した本体(1)の、弁体挿入孔(7)側の
内径面に凹溝(25)を設け、この凹溝(25)にスナップ
リング(24)を嵌め込む。スナップリング(24)は弁体
(4)の突出方向への移動を規制できるよう摺動部(1
3)の外径面よりその内径面を小さくしておく。また、
スナップリング(24)は、摺動部(13)との当接時に、
流路孔(6)と抽出孔(9)が連通状態を維持できるよ
うな位置に装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビール等の流体食品を貯留したタンクの外壁に取り付けるサンプリ ングコックに関するものであり、詳しくは、流体食品の品質検査等で流体食品の サンプルをタンク内から取り出す際に使用されるサンプリングコックに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
ビール等の流体食品の貯留用タンクには、サンプリングコックを取り付ける場 合がある。このサンプリングコックは、流体食品の品質検査を行なう場合等のよ うに、流体食品のサンプルをタンク内から取り出す際に使用される。
【0003】 以下、上記サンプリングコックの具体的な構造を図2に基づいて説明する。こ のサンプリングコックは、本体(1)、抽出管(2)、ハンドル(3)、弁体( 4)を主要な構成要素とするものである。
【0004】 上記本体(1)には、その一端部に開口する流路孔(6)が形成され、この流 路孔(6)と連通する弁体挿入孔(7)が他端部に開口形成されている。この時 、流路孔(6)よりも弁体挿入孔(7)の方が大径に形成されている。また、こ の本体(1)の弁体挿入孔(7)側の外周端部には、雄ネジ(8)が形成されて いる。
【0005】 抽出管(2)は、断面波形に形成されたもので、中心部に上記弁体挿入孔(7 )の側面部と連通する抽出孔(9)を有する。一方、上記ハンドル(3)は、本 体(1)の弁体挿入孔(7)側の端部を包み込む如く形成された蓋状のもので、 上記雄ネジ(8)と螺合する雌ネジ(10)がその内周面に形成されている。
【0006】 上記弁体(4)は、弁頭(12)、摺動部(13)及び弁棒(14)が一体構成され たもので、弁頭(12)を流路孔(6)側に向けて弁体挿入孔(7)内に突出退入 自在に挿入されている。また、上記弁頭(12)は、先端部を略円錐状に形成され ており、この円錐部分の一部が流路孔(6)内に嵌挿されることによって流路孔 (6)が閉塞される。上記弁棒(14)は、受け部材(17)、カラー(15)を介し て上記ハンドル(3)底部の中心位置に挿通されている。この時、受け部材(17 )は、弁棒(14)に一体的に装着され、一方、カラー(15)は、弁棒(14)に挿 嵌されている。さらに、上記弁棒(14)には、クリップリング(16)が装着され ており、このクリップリング(16)とカラー(15)との協働で弁棒(14)とハン ドル(3)とが回動自在に連結される。また、(18)は、弁頭(12)と摺動部( 13)との間に装着されたOリングである。
【0007】 尚、(19)は、本体(1)に設けた環状の係止部材(20)で図面左方向への移 動を規制されたナットである。このナット(19)を流体食品の貯留タンクの取出 し口(図示省略)に螺着することにより、サンプリングコックが貯留タンクに取 り付けられる。
【0008】 上記構成からなるサンプリングコックのサンプルの採取作業は以下の手順で行 なう。先ず、流路孔(6)及び抽出孔(9)の閉塞状態からハンドル(3)を回 してこれを図面右方向に移動させると、弁体(4)も図面右方向に移動する。そ して、弁体(4)が図面中の二点鎖線位置に達すると、流路孔(6)と抽出孔( 9)とが連通し、流体食品が貯留タンク(21)内から流路孔(6)を通って抽出 孔(9)へ流下する。この抽出孔(9)へ流下した流体食品を、抽出管(2)に 接続したホース(図示省略)等で回収し、サンプルを得る。所定量のサンプルを 得たところでハンドル(3)を逆回転し、弁体(4)を図中の実線位置まで復帰 させると、流路孔(6)及び抽出孔(9)が弁頭(12)で閉塞され、流体食品の 噴出が止まる。このようにして、従来のサンプリングコックでは所定量のサンプ ルを得ていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、不慣れな者が上記サンプルの採取作業を行なった場合や操作ミスを した場合、ハンドルを過度に回しすぎることにより、雄・雌ネジでのネジ連結が 外れ、ハンドルが本体から脱落してしまう虞がある。一般に、貯留タンク内の流 体食品は高圧下で貯留されているため、このようにハンドルが本体から脱落する と、食品流体が弁体を押圧しながら弁体挿入孔内を急激に流下し、外部に噴出す る。このような事態になれば、多量の食品流体が外部に噴出するため、これらが 無駄になって経済的に問題がある。また、食品流体や弁体等が弁体挿入孔内から 高圧で噴出するので作業者も非常に危険である。
【0010】 上記問題点を解決するため、本考案は、不慣れな者がサンプルの採取作業を行 なった場合や操作ミスがあった場合にも、食品流体等の弁体挿入孔内からの噴出 を防止し、これによって経済性、安全性に優れたサンプリングコックを提供する ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的の達成のため、本考案は、本体の一端部に開口した流路孔と、上記流 路孔と連通し、上記流路孔より大径で且つ本体の他端部に開口した弁体挿入孔と 、上記弁体挿入孔の側面部と連通する抽出孔と、流路孔を閉塞できる形状に形成 された弁頭を先端部に有し、流路孔側に弁頭を向けて上記弁体挿入孔内に突出退 入自在に挿入された弁体とからなり、上記弁体の退入時には弁頭の頂部が流路孔 を閉塞し、弁体の突出時には流路孔と抽出孔が連通し、流体が流路孔から抽出孔 へ流下するサンプリングコックにおいて、
【0012】 上記本体の弁体挿入孔側の開口部内径面に、弁体の突出時に弁体の突出方向へ の移動を規制するためのストッパーを脱着自在に設けた。
【0013】 また、上記ストッパーをスナップリングで構成した。
【0014】
【作用】 ストッパーが、弁体の突出時に、弁体の突出方向への移動を規制するから、弁 体が弁体挿入孔内から外部に飛び出すことはない。従って、食品流体も弁体挿入 孔から噴出することもない。また、ストッパーは脱着自在であるのでサンプリン グコックの分解・清掃も容易に行なえる。さらに、上記ストッパーをスナップリ ングで構成することにより、弁体の突出方向への移動が確実に規制でき、また、 本体への脱着も容易に行なえる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1(a)(b)に基づいて説明する。尚、本実施例 では従来例と同一部材には同一参照番号を付し、その説明を省略する。
【0016】 本考案は、本体(1)の弁体挿入孔(7)側の開口部内径面に、内径が摺動部 (13)の外径よりも小さいストッパー(24)を脱着自在に設けたことを特徴とす るものである。このような構成により、流路孔(6)及び抽出孔(9)の閉塞状 態(図1(a))から、ハンドル(3)を回して弁体(4)を図面右方向に移動 させると(以下、図面右方向を突出方向と称する)、やがて、ストッパー(24) と摺動部(13)の端面が当接する(同図(b))。当接後は、弁体(4)が突出 方向に移動できなくなるため、ハンドル(3)をそれ以上回すこともできず、従 って、雄・雌ネジ(8)(10)での連結が外れてハンドル(3)が本体(1)か ら脱落することもない。尚、上記ストッパー(24)は、摺動部(13)との当接時 に、流路孔(6)及び抽出孔(9)が弁頭(12)で閉塞されず、これらが連通状 態にあるような位置に取り付ける。
【0017】 ところで、上記サンプリングコックは、流体食品を扱うこととの関係上常に衛 生的でなければならず、従って、定期的に分解・清掃する必要がある。この分解 作業は、弁体(4)がある程度本体(1)より突出した状態で、弁棒(14)に取 り付けたクリップリング(16)を取り外し、弁棒(14)からハンドル(3)を回 しながら抜きると共にカラー(15)も抜き取り、ストッパー(24)を取り外した 後、弁体(4)を弁体挿入孔(7)から抜き取ることによって行なう。ここで、 本考案では、ストッパー(24)を脱着自在としているので、上記分解作業も容易 に行なえる。
【0018】 尚、本体(1)にストッパー(24)を脱着自在に設ける具体的手段としては、 本体(1)の内径面に環状の凹溝(25)を設け、この凹溝(25)にスナップリン グを嵌め込む構成が効果的である。この構成により、弁体(4)の突出方向への 移動が所定位置で確実に規制でき、脱着も容易に行なえる。
【0019】
【考案の効果】
本考案にかかるサンプリングコックでは、ストッパーが、弁体の突出時に、弁 体の突出方向への移動を規制するから、弁体が弁体挿入孔内から外部に飛び出す ことはない。従って、食品流体等の弁体挿入孔からの噴出が確実に防止でき、経 済性、安全性を向上させることができる。また、ストッパーは脱着自在であるの でサンプリングコックの分解・清掃も容易に行なえ、このことから常時高い衛生 状態を維持することができる。一方、上記ストッパーをスナップリングで構成す ることにより、弁体の突出方向への移動が確実に規制でき、しかも、本体への脱 着も容易に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるサンプリングコックの断面図で
あり、aは、流路孔と抽出孔の閉塞状態を、bは流路孔
と抽出孔の連通状態を示す。
【図2】従来のサンプリングコックの断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 抽出管 3 ハンドル 4 弁体 6 流路孔 7 弁体挿入孔 9 抽出孔 12 弁頭 24 ストッパー(スナップリング)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の一端部に開口した流路孔と、上記
    流路孔と連通し、上記流路孔より大径で且つ本体の他端
    部に開口した弁体挿入孔と、上記弁体挿入孔の側面部と
    連通する抽出孔と、流路孔を閉塞できる形状に形成され
    た弁頭を先端部に有し、流路孔側に弁頭を向けて上記弁
    体挿入孔内に突出退入自在に挿入された弁体とからな
    り、上記弁体の退入時には弁頭が流路孔を閉塞し、弁体
    の突出時には流路孔と抽出孔が連通し、流体が流路孔か
    ら抽出孔へ流下するサンプリングコックにおいて、 上記本体の弁体挿入孔側の開口部内径面に、弁体の突出
    時に弁体の突出方向への移動を規制するためのストッパ
    ーを脱着自在に設けたことを特徴とするサンプリングコ
    ック。
  2. 【請求項2】 上記ストッパーがスナップリングで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のサンプリン
    グコック。
JP7966591U 1991-10-01 1991-10-01 サンプリングコツク Pending JPH0530670U (ja)

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JP7966591U JPH0530670U (ja) 1991-10-01 1991-10-01 サンプリングコツク

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JP7966591U JPH0530670U (ja) 1991-10-01 1991-10-01 サンプリングコツク

Publications (1)

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JPH0530670U true JPH0530670U (ja) 1993-04-23

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ID=13696465

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JP7966591U Pending JPH0530670U (ja) 1991-10-01 1991-10-01 サンプリングコツク

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101387786B1 (ko) * 2012-10-09 2014-04-21 (주)캠시스 고압 슬러리용 제어 밸브

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60125094A (ja) * 1983-12-09 1985-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラ−画像再生装置

Patent Citations (1)

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