JPH0530625B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオフセツト回転印刷機のためのインキ
ング又は湿し装置に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 このようなインキング又は湿し装置では主とし
て一方ではインキ又は他の液体フイルムの連続塗
布（Film）−インキング装置と他方ではインキ又
は他の単一部分の不連続塗布（Heber）インキン
グ装置との間に分けられる。インキ又は他の液体
フイルムの連続塗布−インキング装置ではインキ
壷ローラー（Farbhastenwalze）と次のインキン
グ装置との間で連続的インキの転移が行なわれ
る；インキ又は他の液体の単一部分の不連続塗布
−インキング装置では間断的に往復する振動器ロ
ーラー（Heberwalze）を用いてこのインキの転
移が行なわれる。インキ又は他の液体フイルムの
連続塗布−インキング装置はそれ等がそれ等の連
続的作業によつて、往復する構造部分の存在なし
で、インキ又は他の液体の単一部分の不連続塗布
−インキング装置よりも高速に働き、且つより多
くのインキを転移することがでできる利点を有し
ている。その代りにインキ又は他の流体の単一部
分の不連続塗布−インキング装置は、特に少量の
転移すべきインキ量の場合に、正確な定量供給の
利点を有している。

双方のインキング装置の種類（本質的には
（sinngema″β）同じことが湿し装置
（Auftragwerke）にも言えることで、これを用
いてインキ以外の他の材料を転移することができ
る）の利点を共に結合するため、既に多くのイン
キング又は湿り装置が公知であり、これ等の装置
はインキ又は他の液体フイルムの連続塗布運転か
らインキ又は他の液体の単一部分の不連続塗布運
転への切換及びその逆を可能にする。これ等の運
転方法に関する切替え可能なインキング又は湿り
装置は殆んどの場合非常に複雑であり、且つ多く
の部分で構成される。部分的にはまた１方の運転
方式から他方の運転方式への切替えが面倒であ
り、且つ時間がかかる。結局、特定の公知のイン
キング又は湿し装置は、１方の運転方式又は他方
の運転方式の場合、１つ又はそれ以上の１つ又は
多くのローラーが利用されない、即ち、またイン
キ転移の際有効ではないという言う欠点を有して
おり、これによりこれ等のローラーを後の他の運
転方式に再切換の際、徹底的に掃除しなければな
らない不利な結果を有する、というのはその間に
これ等の今まで利用されなかつたローラー上にあ
るインキ、又はその他の湿し材料
（Auftragstoff）が乾燥するからである；たとえ
これ等のローラーを切換後、しかし機械の再稼働
の前に、インキ又はその他の材料が未だ乾燥して
いないときに、掃除をするときにはかなりの労
力、時間及びそれに関連する全印刷機の停止時間
を生ずる。

問題点を解決するための手段 本発明の目的は、そのような切換可能なインキ
ング又は湿し装置の公知の構造の上述の欠点を回
避し、簡単に構成され、簡単に（しかも印刷機の
運転中に）１方から他方の運転方式に切換可能で
あり、そしてその場合に２つの運転方式において
常にすべべてのローラーが運転しており、従つて
１方の運転方式から他方への運転方式への移行の
際に上述の掃除作業を必要としないインキ又は他
の液体フイルムの連続塗布運転からインキ又は他
の液体の単一部分の不連続塗布運転に切換え可能
なインキング又は湿し装置を創作することであ
る。

この目的は、鋼又は他の硬質材料の絶えず回転
しているコンビローラー（Kombiwalze）が設け
られていて、これが選択的に（インキ又は他の液
体フイルムの連続塗布運転において）調整ねじ乃
至制御カムによつて調整可能な僅かな間隙をおい
て、絶えず一方ではインキ壷ローラー（Farb
Kastenwalze）と接触せずに協働しており、そし
て他方においてゴムより成る摩擦ローラーに絶え
ず隣接しており、一方コンビローラーは（インキ
又は他の液体の単一部分の不連続塗布運転におい
て）交互に振子のように往復し、しかもまた調整
ねじによつて乃至制御カムによつて調整可能な僅
かな間隙をあけてインキ壷ローラーと協働し、且
つ同時に摩擦ローラーと係合し、従つてインキ壷
ローラーから遠ざかりそしてこの摩擦ローラーと
のみ係合される。この場合２つの作動方式におい
てインキブレード前縁が僅かな距離をおいてイン
キ壷ローラーから移動する（verla″ufen）本発明
によつて解決される。

本発明の思想を実際に実現するには、本発明の
更に他の形成において、コンビローラーが摩擦ロ
ーラーの中心線の周りに揺動可能に軸支された揺
動レバーによつて保持されていて、揺動レバーが
これによつて保持されたガイドローラーにより及
び関連する回転駆動される制御体によつて制御さ
れ、後者の制御体がインキ又は他の液体フイルム
の連続塗布運転に対して円筒状部分及びこの円筒
状部分の傍にある長手方向に変化するカム形状を
備えたカム部分を有しており、この場合に制御体
が調整機構によつてガイドローラーに対して、又
はその反対に軸線方向に無段階にシフト可能であ
る構造が特に合理的である。制御体乃至カムロー
ラーの軸線方向のシフトによつてのみインキング
−又は湿し装置が１方の運転方式から他方の運転
方式に、しかも印刷機の運転中に、切換えられる
ことができる。インキング装置に属するすべての
ローラーが使用されている。インキング−又は湿
し装置の全体の構成は非常に簡単である。

インキ又は他の液体フイルムの連続塗布運転に
おいて転移するインキ量を変化できるため、制御
体は、通常インキ又は他の液体フイルムの連続塗
布運転に使用される円筒状部分のカム部分の相対
する側に円錐形の第３の部分を有している。

インキング装置の完全な停止のため、本発明の
更に他の形状においてインキ壷ローラーからコン
ビローラーの連続離間のため揺動レバーに作用す
る停止装置を設けることができる。

本発明による構成は、これが振動器ローラーの
他のローラーへの衝撃、振動器ローラーの他のロ
ーラーへの衝撃により生ずる衝撃騒音、及び印刷
画像内に振動器ローラーの不連続運転により生ず
るすじ状のインキ又は液体の不均一分布を生ぜ
ず、且つ振動器ローラー並びにインキ壺ローラー
及び周辺の要素の摩損を僅少に減少するという利
点を有している。

しかし従来のインキング又は湿し装置に比べて
本発明の重要な利点は、本発明による構成ではイ
ンキングブレードがインキ壺ローラーに全く接触
せず、しかもインキ又は他の液体フイルムの連続
塗布運転においても、インキ又は他の液体の単一
部分の不連続塗布運転においても、従つて生じた
摩擦のための修理も再調整をも必要としないので
インキブレード及びインキ壷ローラーがかなり摩
耗から保護されることである。これは当然インキ
ブレードの長寿命となる。

図面では、本発明の実施例が出来る限り概略的
に、図示されている。

実施例 図面において、重要な回転可能な部分はそれ等
の回転方向に関して回転方向の矢印が付されてい
る。

更に図面のすべての図中の同じ又は同じ作用の
並びに同様な部分は同じ参照番号で記されてい
る。

インキ壷（Farbkasten）の中、インキブレー
ド調整装置２を有するインキブレード１のみが図
示されている。インキ壷内に鋼より成つているイ
ンキ壷ローラー（しばしばドクターと呼ばれてい
る）が浸漬されている。コンビローラー
（Kombiwalze）４は運転方式により連続的に又
は不連続的にインキ壷ローラー３と協働してい
る。このコンビローラー４も同様に鋼又は他の硬
質の材料から成つており、従つてインキ壷ローラ
ー３とコンビローラー４との間に間隙７が開けら
れており、この間隙はこれ等の２つのローラー間
の直接接触を防いている。この間隙Ｓの大きさは
調整ねじ５及び６乃至調整カム１２によつて調整
可能である。インキブレード１とインキ壷ローラ
ー３と間の間隙が例えば0.060mmに調整されると、
インキ壷ローラー３はほぼ等しい厚い、且つ均等
な厚さのインキフイルムを同伴し、このインキフ
イルムは同時にインキブレードの潤滑として役立
つ。そのような場合には間隙Ｓはほぼ0.080μmmの
大きさに調整される。この場合にインキ壷ローラ
ー３上のインキフイルムとコンビローラー４との
間には0.020mmの間隙が残り、この間隙は更にコ
ンビローラー４から戻されたインキ層の厚さだけ
減少される。コンビローラー４からインキはコン
ビローラーと絶えず係合しているゴムから成つて
いる摩擦ローラー７に達する。

コンビローラー４は図示の例では２つの部分の
１つによつて保持されており、それ等の間に２つ
の調整ねじ６が作用している。２つの部分８及び
９はまた運動及び機能により１つの部分を形成す
る。全揺動レバー８，９及び同時にその双方の部
分８及び９は互に相対的に摩擦ローラー７の中心
線１０の周りに揺動可能に軸支されている。揺動
レバー８，９はガイドローラー１１を保持してお
り、これは全体的に１２で示された制御体と協働
する。ガイドローラー１１は圧縮ばね１３によつ
て絶えず制御体１２と係合を保たれている。これ
は勿論、対応する他の配置では、引張りばねでも
よい。

任意の方法及び手段で、例えば液圧、気体圧、
電磁気等で作動できる概略的に示された停止装置
１４によつて第１図において揺動レバー８，９の
下方端はその揺動レバーのピポツト点１０の周り
に、反時計方向、即ち右へ揺動され、これによつ
てガイドローラー１１は制御体１２から移動さ
れ、従つて揺動レバー８，９はもはや揺動運動を
行なわない；同時にコンビローラー４はインキ壷
ローラー３から遠くに動かされるのでインキング
−又は湿り装置は完全に停止される。

制御体１２は、図示された実施例では２つの歯
車１５及び１６とより成る駆動部から全印刷−又
は湿り装置に比例して回転駆動される。第２図に
図示された実施例では、制御体１２はインキ又は
他の液体フイルムの連続塗布運転のための円筒状
の部分Ａと、その傍にある部分即ち、インキ又は
他の液体の単一部分の不連続塗布運転のためのカ
ム部分Ｂを有している。レバー運転においてイン
キ量定量供給のためこのカム部分は長手方向に変
化するカム形状を有しており、しかも特にカムス
トロークが変化する。このカム部分Ｂは例えば長
手方向に変化する偏心率を備えた円形偏心器の形
を有することができる。一方ではインキ又は液体
フイルムの連続塗布運転からインキ又は他の液体
の単一部分の不連続塗布運転へ、及びこの逆に、
切換えることができ、そして同時にインキ又は他
の液体の単一部分の不連続塗布運転の際転移され
たインキ量を変化できるように、全制御体１２は
ガイドローラー１１に対して、又はこの逆に、軸
線方向にシフト可能であり；このために設けられ
た調整機構が全体的に17で示されており、この調
整機構は任意の、適切な、公知の方法及び手段で
あることができるので、個々に説明しない。この
調整機構１７にはどのような運転方式でインキン
グ−又は湿り装置が今調整されているかを知るた
め、そして他方ではレバー運転の際一度良いと決
定された調整値を再現できるため、行なつた調整
のための表示目盛１８を設けるのが合理的であ
る。

第１図及び第２図による実施例に用いられた制
御体１２並びにこれによつて達し得るインキング
（Farbgebung）の詳細は図面の第３図から明ら
かである。

インキ又は他の液体フイルムの連続塗布インキ
ング装置としての運転において、ガイドローラー
１１が第２図に図示された状態に、制御体１２の
円筒状の、且つ回転軸に対し同心の部分Ａと協働
する。コンビローラー４は動かないままである
（勿論その回転以外）。インキングを印刷すべき物
に適合するためインキブレード１はその標準位置
からインキブレード・調整装置２の個々の要素を
用いて（例えば、ゾーンねじ
（Zonenschrauben））調整される。上述の寸法例
のとき厚さ0.080mm以上の潤滑−インキフイルム
上に存在するこのインキレリーフ（Farbrelief）
はコンビローラー４によつて共搬される、即ちあ
る程度はぎ取られ、そして他のインキング装置に
送られる。勿論インキ量の１部分のみが更に運ば
れ；他の部分はコンビローラー４上に付着してい
て、そして間隙Ｓへもどされる。そこで新しい、
インキ流れの平衡した一定のインキレリーフが形
成される。インキ量の定量供給のためこの場合一
方ではインキ壷ローラー３の回転数調整、そして
他方ではインキ−調整装置２によるインキブレー
ド１の調整が設けられている。

従つてローラーオフセツト−回転印刷機の場合
にはインキング装置はインキ又は他の液体の単一
部分の不連続塗布−インキング装置として使用さ
れる、即ち、また連続フイルムインキ供給が最小
調整にもかかわらず（インキの定量供給）更に多
くのインキを送つている時にインキ又は他の液体
の単一部分の不連続塗布−インキング機構−作動
方式に切換えられる。この切換は、前述の如く、
制御体１２又はその調整機構１７によるガイドロ
ーラー１１の軸線方向変位によつて、ガイドロー
ラー１１が今や制御体１２のカム部分Ｂに達する
ように行なわれる。こゝで、今送られたインキ量
はコンビローラー４の無段階に制御可能なストロ
ークの大きさによつて最大から零まで定量供給さ
れ、そしてしかもインキブレード１の調整がなく
てもインキ壷ローラー３の調整をしなくても定量
供給される。零−定量供給への調整のときコンビ
ローラー４はインキを送らない、というのはコン
ビローラー４はインキ壷ローラー３上にあるイン
キレリーフに勿論もはや触れないからである。従
つてコンビローラー４の作用、そして次のインキ
ング−又は湿し装置へのインキ供給は断たれる。

純然たるインキ又は他の液体の単一部分の不連
続塗布・インキング装置としての本発明の使用の
場合にインキ壷ローラー３におけるコンビローラ
ー４の休止時間（Restzeit）は制御体１２のカム
部分Ｂの形状によつて変化されることができる。
勿論、このような各任意の調整のとき、揺動レバ
ー８，９の揺動軸がこの摩擦ローラー７の回転軸
と一致しているので、コンビローラー４は絶えず
次の摩擦ローラーに係合する。インキ又は他の液
体の単一部分の不連続塗布作動方式の場合でもイ
ンキ又は他の液体フイルムの連続塗布作動方式の
場合でもインキ量の定量供給のため３つの可能性
がある、即ち１つはインキ壷ローラー３の回転数
調整と、インキブレードの調整と、カム部分Ｂの
変形された形状乃至制御体１２のこの部分Ｂ内の
ガイドローラー１１の異なる調整とである。

第３図は、既述の如く、第１図及び第２図によ
る実施例の場合に使用され、且つ図示された制御
体１２を示しており、しかも側面図及び正面図に
おいて側面図に記入された矢印の外にリンクの方
向を示している。この側面図上には縦座標として
制御体１２の個々の部分により達成できるインキ
ングが記入されており、ａはゾーンであり、この
中でインキング装置はインキ又は他の液体フイル
ムの連続塗布（Filmberreich）範囲で作用する、
ｂは定量供給範囲のゾーンである。

この中でインキ又は他の液体の単一部分の不連
続塗布運転に作用されることができ、この場合、
ｃによつてインキ又は他の液体の単一部分の不連
続塗布運転における定量供給のゾーンのための休
止インキングが示されている。制御体１２の部分
Ａはこの場合円筒形である。部分Ｂでは、側面図
及び正面図から明らかな如く、カムは円筒状部分
Ａの延長部上方を走り、一方このカム部分Ｂの他
の部分は次第に大きくなるカムストロークを有し
ている。このカムはこゝでは次第に大きくなる頂
部高さを有する円形偏心器の形に形成されてい
る。零−定量供給、即ちインキング−又は湿し装
置の完全停止は、こゝでは第１図において１４で
示された停止装置によつて行なわれる。

第４図による実施例では制御体１２の部分Ａに
おいてインキ又は他の液体フイルムの連続塗布−
インキングが行なわれる。部分Ｂでは荒い定量供
給から細い定量供給、零定量供給まで行なう。イ
ンキ又は他の液体の単一部分の不連続塗布−カム
部分Ｂはここでは２つの異なる形状の円錐を備え
たカムを有している。零−定量供給はここではま
た、例えば第１図において14で示された如く特別
の停止装置なしで行なうことができる。

第５図による実施例では、再び領域Ａはフイル
ム運転におけるインキング（Farbgebung）ａに
役立つ。インキングｂを有する部分Ｂは荒い定量
供給から細い定量供給までを例示している。残り
のインキングｃはカム（調節する）の休止領域に
より予め与えられている。零−定量供給は再びコ
ンビローラー４のための停止機構によつて行な
う。制御カムはこの場合も部分Ａにおいて円筒状
であり、部分Ｂではこのカムは反対に１方側円錐
（einseitigen kegel）の形状を有している。

第６図はインキ又は他の流体の単一部分の不連
続塗布（Haber）領域のための部分Ｂにおける一
方側円錐を有する実施例を示している。インキ又
は他の液体フイルムの連続塗布運転のための部分
が再びＡで示されている。この構成はしかし例え
ば第１図における14の如き特別の停止装置のない
インキング−又は湿し装置の停止のための可能性
を更に有しており、しかもインキ又は他の液体フ
イルムの連続塗布運転のための部分Ａよりもかな
り大きい直径を有する停止部分Ｄの形を有してお
り、この場合この部分Ａと停止部分Ｄとの間にあ
つて、ｃで示されている移行部分は、部分Ａから
部分Ｄに及びこの逆に、一方を破線で表わされ、
一方を実線で表わされたガイドローラー１１の移
行を可能にするため円錐形に形成されている。

第７図による制御体１２の実施例は第４図によ
る実施例に非常に類似している。この場合にも第
１０図に記入されたａで示されているインキング
（インキ厚さ）を有する円筒状部分Ａ、即ちイン
キフイルム領域のための一定ゾーンがあり、更に
２重円錐形の部分Ｂがあり、それはインキ又は他
の液体の単一部分の不連続塗布運転のための不連
続定量供給領域である、更になお部分Ｅがあり、
それは連続インキフイルム定量供給部分であつ
て、これはフイルム運転におけるインキ定量供給
のための可能性を表わしている。部分Ｅは円筒状
部分Ａの部分Ｂに対向する側にある。第８図に図
示されており、そして制御体１２のＡ及びＥを示
している。線に沿う断面によつて、及び第９図
に図示されており、そして制御体１２の部分Ａ，
Ｂを示している断面によつてこの実施例が詳細
に説明されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例のために、インキング−
又は湿し装置のインキ壷に隣接する部分の側面図
を示している。第２図は第１図に記入された矢印
の方向における第１図による構成の正面図を示
している。第３図は側面図及び正面図における制
御体の実施例を示しており、そして更にこの制御
体で達成可能なインキングを側面図上方に示して
いる。第４図は第３図と同様な表現方式における
制御体の他の実施例を示しており、この場合、同
様に再び制御体の側面図上方にこれによつて達成
可能なインキングが示されている。第５図は制御
体の更に他の実施例のための第３図及び第４図と
同じような詳細部を同様の表現で示している。第
６図は制御体によつてインキング装置の完全な停
止のための可能性を概略的に示している。第７図
は前の図と同様な表現で、制御体の更に他の実施
例を示している。第８図は第７図における切断線
Ｘ−Ｘに沿つた断面図を示している。第９図は第
７図における切断線XI−XIに沿つた断面を示して
いる。第１０図は第７図乃至第９図による制御体
で達成可能なインキングを示している。 １……インキブレード、２……インキブレード
−調整装置、３……インキ壷ローラー、４……コ
ンビローラー、５……間隙Ｓのための調整ねじ、
７……摩擦ローラー、８，９……揺動レバー、１
１……ガイドローラー、１７……制御体のための
調整機構、１８……指示目盛。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ フイルムモード作動からリフタモード作動
   に、あるいはこの逆に切り替えることができる回
   転オフセツト印刷機のインキング又は他の液体の
   適用装置において、 回転可能な鋼製壺ローラーと、 該壺ローラーから離間した位置に延びているリ
   ーデイング縁を有するインキブレードと、 鋼又は他の剛性材料の表面を備えた連続的に回
   転可能な第１のシリンダであつて、、該壺ローラ
   ーとの間に調整可能な間隙Ｓを形成する、連続的
   に接触しない状態で、、液体を移送するように協
   働作動をするフイルムモード作動、又は該壺ロー
   ラーとインク移送協働作動をする位置と、該壺ロ
   ーラーから離間した非インク移送作動位置との間
   を交互に移動する作動であるリフタモード作動
   で、選択的に作動可能である第１のシリンダと、 該第１のシリンダに連続的に接触している回転
   可能なゴム摩擦シリンダとを具備し、 該第１のシリンダが旋回レバーによつて支持さ
   れており、 該旋回レバーが、該摩擦シリンダの回転軸線の
   回りに旋回可能に設置されており、該旋回レバー
   によつて支持されたカムローラによつて及び／又
   は調整ネジによつて上記間隙Ｓを変化せしめるこ
   とができるように、位置が調整可能であり、 更に、上記フイルムモード作動のための円筒状
   部分Ａと、該リフタモード作動のための円筒状部
   分に隣接して配置されたカム部分Ｂとを有する、
   該カムローラに接触している回転駆動される制御
   部材と、 上記フイルムモード作動において該カムローラ
   が該円筒状部分Ａに接触し、該リフタモード作動
   において該カムローラが該カム部分Ｂに接触する
   ように、該制御部材の回転軸方向に、該制御部材
   又は該カムローラ相対的に変位せしめる調整機構
   とを具備することを特徴とするインキング又は他
   の液体の適用装置。 ２ 該第１のシリンダと該壺ローラーとの間の間
   隙Ｓが常に維持されるように、該制御部材の２つ
   の部分Ａ及びＢが寸法付けられている特許請求の
   範囲第１項記載の装置。 ３ 該カム部分Ｂから離れた該円筒状部分Ａの側
   部に、該制御部材が、上記フイルムモード作動に
   おいてインキ又は他の液体の移送量を変化せしめ
   るための円錐状の第３の部分Ｅを有する特許請求
   の範囲第１項又は第２項記載の装置。 ４ 該旋回レバーに連続的に作用して、該壺ロー
   ラーを該第１のシリンダから離間した状態に保持
   する停止装置を備えている特許請求の範囲第１項
   乃至第３項のいずれか１項に記載の装置。