JPH0530617U - トランスミツシヨンの遠隔操作装置におけるギヤ抜け防止機構 - Google Patents

トランスミツシヨンの遠隔操作装置におけるギヤ抜け防止機構

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JPH0530617U
JPH0530617U JP7852991U JP7852991U JPH0530617U JP H0530617 U JPH0530617 U JP H0530617U JP 7852991 U JP7852991 U JP 7852991U JP 7852991 U JP7852991 U JP 7852991U JP H0530617 U JPH0530617 U JP H0530617U
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JP
Japan
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shift
transmission
rod
lever
connecting rod
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JP7852991U
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秀樹 奥
文男 黒金
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Fuji Kiko Co Ltd
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランスミッションのシフト側操作部である
シフトレバーに連結された連結ロッドの伝達効率を低下
させることなく、その長さを可及的に短くする。 【構成】 チェンジレバー1とトランスミッションのシ
フト側操作部であるシフトレバー26とを連結する連結
ロッド郡の間に設けられたギヤ抜け防止機構Eであっ
て、フレーム側ブラケット40に設けたボールスタット
41とエンジン側ブラケット50に設けたボールスタッ
ト51を、両側にシフトロッド連結レバー61,62を
有するチューブ60の両端に、摺動可能に挿入すると共
に、エンジン側のシフトロッド連結レバー62をエンジ
ン側ブラケット50とロッド70を介して連結した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シフトレバーとセレクトレバーとを別個に有するトランスミッシ ョンを搭載したチルトキャブ型車両において、運転席上のチェンジレバーのセレ クト操作、シフト操作をトランスミッションに伝達する遠隔操作装置におけるギ ヤ抜け防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、トランスミッション操作用のチェンジレバーとトランスミッションと が離れた位置にあるチルトキャブ型車両のように、キャブ系動作時にチェンジレ バーとトランスミッションとの相対的位置が変化する車両などにおいては、トラ ンスミッションのギヤ抜けが発生することがある。このギヤ抜けを防止するため に、チェンジレバーとトランスミッションの操作部とを連結する連結ロッド郡の 間にギヤ抜け防止機構が設けられている。
【0003】 このようなトランスミッションの遠隔操作装置の従来の一例が図1に示されて いる。この従来のトランスミッションの遠隔操作装置は、特開昭64−8881 4号に記載されたものであるが、チェンジレバー1は、回転軸2,3により左右 セレクト方向X−X,前後シフト方向Y−Yに揺動可能に支承されている。そし て、このチェンジレバー1の下端のセレクト回動部4にセレクト第1連結ロッド 5の一端が連結され、左右方向に直線運動をする。このセレクト第1連結ロッド 5の他端に90度屈曲したセレクト連結部材6の一端が連結されている。
【0004】 セレクト系リンク機構7は、前後方向に傾斜状態で配置され上端をセレクト連 結部材6の他端に連結したセレクト第2連結ロッド8と、車両フレームの左側前 部に軸支され、セレクト第2連結ロッド8の下端に一端を連結したベルクランク 9と、このベルクランク9の他端に一端を連結したセレクト第3連結ロッド10 と、車両フレームの左側前部中程に固定されセレクト第3連結ロッド10の一端 を支承したブラケット11と、このブラケット11に一端を支承したセレクト第 4連結ロッド12と、このセレクト第4連結ロッド12の他端に一端を連結した セレクトベルクランク13とで構成されている。そして、このセレクトベルクラ ンク13にロッド14を介してトランスミッションのセレクト側の操作部である セレクトレバー15が連結されている。
【0005】 チェンジレバー1のシフト回転軸3に沿って設けられたシフト回転ロッド16 の右端部にシフト連結部材17が設けられ、このシフト連結部材17にシフト系 リンク機構18のシフト第1連結ロッド19の一端が連結されている。このシフ ト系リンク機構18は、前後方向に傾斜状態で配置されているシフト第1連結ロ ッド19と、車両フレームの右側前部に支承されシフト第1連結ロッド19の他 端が連結されているベルクランク20と、このベルクランク20に一端が連結さ れたシフト第2連結ロッド21と、このシフト第2連結ロッド21の他端を支承 し車両フレームの右側前部中程に支承されているブラケット22に一端が連結さ れたシフト第3連結ロッド23と、このシフト第3連結ロッド23の他端が連結 されたギヤ抜け防止機構24と、このギヤ抜け防止機構24に一端が連結された シフト第4連結ロッド25とで構成されている。そして、このシフト第4連結ロ ッド25の他端にトランスミッションのシフト側の操作部であるシフトレバー2 6が連結されている。
【0006】 なお、図1において、Fは車両のフロント側、Rは車両のリヤ側を示している 。
【0007】 上述したギヤ抜け防止機構24をさらに詳細に説明すると、このギヤ抜け防止 機構24は、フレーム側ブラケット30に設けたボールスタット31とエンジン 側ブラケット32に設けたボールスタット33とにより両側にシフトロッド連結 レバー35,36を有するチューブ34の両端が支持されている。また、エンジ ン側のボールスタット33の先端に設けたブッシュ37は図2に示すように、C リング38によりチューブ34に固定されている。そして、フレーム側のシフト ロッド連結レバー35にシフト第3連結ロッド23が、エンジン側のシフトロッ ド連結レバー36にシフト第4連結ロッド25がそれぞれ連結されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のトランスミッションの遠隔操作装置において、その小型化を 図るためにシフト第4連結ロッド25の長さを可及的に短くすることが強く要望 されている。この場合、車両の振動などによりエンジン側のシフトロッド連結レ バー36がチューブ34の軸線方向に揺動すると、シフト第4連結ロッド25の 軸線の傾きはシフト第4連結ロッド25の長さを可及的に短くしたことにより大 きくなり、この結果、伝達効率が極端に低下するという不具合が発生する。
【0009】 この考案は、上記従来技術の課題を解決すべくなされたもので、その目的とす るところは、トランスミッションのシフト側操作部であるシフトレバーに連結さ れた連結ロッドの伝達効率を低下させることなく、その長さを可及的に短くする ことができるようにしたトランスミッションの遠隔操作装置におけるギヤ抜け防 止機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、チェンジレバーとトランスミッション の操作部とを連結する連結ロッド郡の間に設けられたギヤ抜け防止機構であって 、フレーム側ブラケットに設けたボールスタットとエンジン側ブラケットに設け たボールスタットを、両側にシフトロッド連結レバーを有するチューブの両端に 、摺動可能に挿入すると共に、エンジン側のシフトロッド連結レバーをエンジン 側ブラケットとロッドを介して連結したことを特徴としている。
【0011】
【作用】
この考案によれば、ロッドにより、エンジン側のシフトロッド連結レバーとト ランスミッションのシフト側操作部とを連結する連結ロッドの揺動を規制するよ うにしたから、連結ロッドの伝達効率を低下させることなく、その長さを可及的 に短くすることができる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0013】 図3はトランスミッションの遠隔操作装置におけるギヤ抜け防止機構の斜視説 明図、図4は同じく要部を示す部分断面説明図であり、図1に示す従来のトラン スミッションの遠隔操作装置をも参照にして説明する。
【0014】 図において、Eはトランスミッションの遠隔操作装置におけるギヤ抜け防止機 構で、図1に示すチェンジレバー1とトランスミッションのシフト側操作部であ るシフトレバー26とを連結する連結ロッド郡の間に設けられている。
【0015】 そしてこの考案は、特に、フレーム側ブラケット40に設けたボールスタット 41とエンジン側ブラケット50に設けたボールスタット51を、両側にシフト ロッド連結レバー61,62を有するチューブ60の両端に、摺動可能に挿入す ると共に、エンジン側のシフトロッド連結レバー62をエンジン側ブラケット5 0とロッド70を介して連結している。
【0016】 つぎに、この考案の構造をさらに詳細に説明する。
【0017】 フレーム側及びエンジン側の各ボールスタット41,51はフレーム側及びエ ンジン側の各ブラケット40,50にナット42,52によりそれぞれ固定され ており、その先端に設けた二つ割ブッシュ43,53をチューブ60に摺動可能 に挿入している。チューブ60の両側には、下方に突出したフレーム側及びエン ジン側のシフトロッド連結レバー61,62がそれぞれ設けられており、フレー ム側シフトロッド連結レバー61には、シフト第3連結ロッド23が、エンジン 側シフトロッド連結レバー62には図1に示すシフト第4連結ロッド25に相当 するシフト第4連結ロッド80がそれぞれ連結されている。そして、このシフト 第4連結ロッド80の長さは図1に示すシフト第4連結ロッド25より大幅に短 く設定されている。ロッド70は、その両端に取付けねじ部71,72が形成さ れており、この取付けねじ部71,72をエンジン側ブラケット50及びエンジ ン側シフトロッド連結レバー62にそれぞれ形成された耳部50a,62aにナ ット73により取付けることにより、エンジン側シフトロッド連結レバー62は 、エンジン側ブラケット50とロッド70を介して連結されている。
【0018】 なお、チューブ60の両端と、フレーム側及びエンジン側ブラケット40,5 0との間は蛇腹状のカバー90によって被覆されている。また、図3において、 Fは車両のフロント側、Rは車両のリヤ側を示している。
【0019】 つぎに、この考案の作用を説明する。
【0020】 セレクト系動作では、チェンジレバー1の左右方向セレクト操作によりセレク ト系リンク機構7を介してトランスミッションのセレクト側操作部であるセレク トレバー15を左右セレクト動作させる。
【0021】 また、シフト系動作では、チェンジレバー1の前後方向シフト操作によりシフ ト系リンク機構18を介してトランスミッションのシフト側操作部であるシフト レバー26を前後方向に回動させ、トランスミッションを操作させる。
【0022】 ここで、チューブ60は各ボールスタット41,51に対して摺動可能になっ ており、エンジン側シフトロッド連結レバー62の左右方向(チューブ60の軸 線方向)の揺動は、取付けねじ部71の軸線Oを中心としロッド70のピッチP を半径とするロッド70の回転軌跡内の範囲で規制されている。これによって、 シフト第4連結ロッド80の左右方向の揺動を規制し、シフト第4連結ロッド8 0の軸線の傾きを可及的に小さくすることができるから、シフト第4連結ロッド 80の長さを図1に示す従来のシフト第4連結ロッド25より大幅に短くしても その伝達効率を低下させることがない。
【0023】
【考案の効果】
上述した通り、この考案によれば、ロッドによりエンジン側のシフトロッド連 結レバーとトランスミッションのシフト側操作部とを連結する連結ロッドの揺動 を規制するようにしたから、連結ロッドの伝達効率を低下させることなく、その 長さを可及的に短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のトランスミッションの遠隔操作装置の一
例を示す斜視説明図。
【図2】同じくギヤ抜け防止機構の部分断面説明図。
【図3】この考案のギヤ抜け防止機構の斜視説明図。
【図4】同じく要部を示す部分断面説明図。
【符号の説明】
E トランスミッションの遠隔操作装置におけるギヤ抜
け防止機構 1 チェンジレバー 7 セレクト系リンク機構 15 トランスミッションのセレクト側操作部(セレク
トレバー) 18 シフト系リンク機構 25 シフト第4連結ロッド 26 トランスミッションのシフト側操作部(シフトレ
バー) 40 フレーム側ブラケット 41 フレーム側ボールスタット 50 エンジン側ブラケット 51 エンジン側ボールスタット 60 チューブ 61 フレーム側シフトロッド連結レバー 62 エンジン側シフトロッド連結レバー 70 ロッド 80 シフト第4連結ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェンジレバーとトランスミッションの
    操作部とを連結する連結ロッド郡の間に設けられたギヤ
    抜け防止機構であって、 フレーム側ブラケットに設けたボールスタットとエンジ
    ン側に設けたボールスタットを、両側にシフトロッド連
    結レバーを有するチューブの両端に、摺動可能に挿入す
    ると共に、エンジン側のシフトロッド連結レバーをエン
    ジン側ブラケットとロッドを介して連結したことを特徴
    とするトランスミッションの遠隔操作装置におけるギヤ
    抜け防止機構。
JP7852991U 1991-09-27 1991-09-27 トランスミツシヨンの遠隔操作装置におけるギヤ抜け防止機構 Pending JPH0530617U (ja)

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JPH0530617U true JPH0530617U (ja) 1993-04-23

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ID=13664448

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JP7852991U Pending JPH0530617U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 トランスミツシヨンの遠隔操作装置におけるギヤ抜け防止機構

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JP (1) JPH0530617U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4711327B2 (ja) * 2004-11-01 2011-06-29 Udトラックス株式会社 トランスミッションの遠隔操作装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4711327B2 (ja) * 2004-11-01 2011-06-29 Udトラックス株式会社 トランスミッションの遠隔操作装置

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