JPH05305925A - 器物の作動方法 - Google Patents

器物の作動方法

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JPH05305925A
JPH05305925A JP13146992A JP13146992A JPH05305925A JP H05305925 A JPH05305925 A JP H05305925A JP 13146992 A JP13146992 A JP 13146992A JP 13146992 A JP13146992 A JP 13146992A JP H05305925 A JPH05305925 A JP H05305925A
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JP
Japan
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value
packaging
optimum
film
stored
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JP13146992A
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English (en)
Inventor
Hideo Shinji
秀郎 信次
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個体差を有する器物を、個体差を生じさせる
ことなく作動させるようにすることを目的とする。 【構成】 包装機に備えられた所定の盛付状態の標準ト
レーが供給されたときの包装状態が、最適状態となるよ
うに例えばクランプ機構に出力する駆動値を調整し、そ
の最適状態が得られたときの最適駆動値から標準トレー
に対して予め設定された動作基準値に対する動作偏差値
を算出してメモリに記憶させる。そして、外部から入力
された動作指令値を上記メモリに記憶された動作偏差値
で修正した駆動値に従ってクランプ機構などを作動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は器物の作動方法、特に
所定の処理対象物に関して特定の動作を行うデバイスを
有する器物の作動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡スチロール製のトレーに収納された
生鮮食料品などの被包装物をトレーごと包装する器物と
してストレッチ包装機が知られている。このストレッチ
包装機は、例えば特開平2−191130号公報に示さ
れているように、所定の幅寸法とされたストレッチフィ
ルムが多重に巻き付けられたフィルムロールから繰り出
されたフィルムの両側縁を挟持して包装ステーションへ
搬送供給するするフィルム供給機構と、該供給機構で搬
送される過程で所定長に切断されたフィルム片の両側縁
をクランプして保持するクランプ機構と、このクランプ
機構によって保持されたフィルム片の下方からトレーに
収納された被包装物を押し上げるリフタ機構と、押し上
げられたトレーの底面側にクランプ状態が解除された上
記フィルム片の周縁部を折り込んで包装する包装機構と
を有し、これらの各機構を内蔵したコントローラから出
力される制御信号によって連係して作動させることによ
り上記被包装物をトレーごと包装するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のス
トレッチ包装機においては、包装ステーションへのフィ
ルムの移送量やフイルムのクランプ状態の解除のタイミ
ングなどを適切に管理することが包装を美麗に仕上げる
上で重要なファクターとなる。つまり、例えばフィルム
供給機構によって搬送されるストレッチフィルムの移送
量がトレーの寸法に応じて設定した基準値より多すぎて
も少なすぎても、フィルム片の移送方向に対するセンタ
ー位置がトレーの中心に一致しなくなり、フィルムの周
縁部が余分にはみ出すなどの包装不良を生じさせること
になる。また、リフタ機構の上昇動作に対してクランプ
機構によるフィルム片のクランプ状態を解放するタイミ
ングが早すぎると、フィルムが緩みすぎて皺を生じた
り、逆に解放するタイミングが遅すぎるとフィルムが過
度に緊張し、特に豆腐などの軟弱な被包装物を破損させ
るなどの不具相を生じさせたりするのである。
【0004】しかしながら、同一機種であってもフィル
ム供給機構、クランプ機構、リフタ機構などの各種デバ
イスには、構成部材の特性のバラツキや組付誤差などに
よる機械的特性のバラツキが存在することから、盛付状
態が同じトレーを包装させたとしても、同様な包装状態
が得られるときのデバイスの駆動値が同じにならないこ
とがある。
【0005】つまり、任意の包装機を標準機に選定し
て、所定の盛付状態のトレーを包装したときに、クラン
プ機構を例えば10段階で「5」の駆動値で解放動作さ
せたときに所望の張り状態が得られたする。一方、別の
包装機に盛付状態が同じ同一サイズのトレーを包装させ
たときにでも同様な張り状態を得るためには、例えば1
0段階で「6」に設定した駆動値でクランプ機構に解放
動作を行わせなければならない場合があるのである。ま
た、フィルムの移送量についても、フィルム供給機構の
動作特性のバラツキにより、標準機においてフィルム供
給機構を例えば10段階で「5」の駆動値でもって作動
させたときのフイルムの移送量と同様な移送量を別の包
装機で得ようとすると、該包装機ではフイルム供給機構
の駆動値として例えば10段階で「7」に設定しなけれ
ばならない場合もある。
【0006】このような器物間の個体差は、例えば金属
検出機のように、センサやアンプのような可動部分のな
い電子デバイスで構成された器物においても、例えば検
出感度の相違として発生することになる。
【0007】そして、上記のように同一機種であっても
処理対象物に関する動作結果が一定しない器物を、デー
タ回線で結ばれたネットワークシステムに組み込んで一
元的に運用しようとすると、次のような問題を発生する
場合がある。
【0008】すなわち、例えばストレッチ包装機をネッ
トワークシステムに組む込む場合には、ホスト側に包装
機の各種デバイスに対する動作指令値を設定して、その
動作指令値を包装機のコントローラに転送して包装作業
を行わせることになるが、その場合に上記したように同
一機種であっても盛付状態が同じ同一サイズのトレーに
対しても所定の包装状態が得られるときのデバイスの駆
動値が一定しないことから動作指令値にも互換性がなく
なり、包装機の数に応じた動作指令値を設定しなければ
ならないという問題がある。
【0009】仮に1台の包装機をネットワークシステム
に組む込む場合でも、包装機を交換したり、あるいは修
理などによってデバイスの動作特性が異なったりした場
合においても、ホスト側のデータ構造を変更しなければ
ならない煩わしさがある。
【0010】更には、複数の包装機をオフラインで運用
する場合においても、例えば包装条件を変更する際に
は、上記したように駆動値が一定しないことから、包装
機ごとに駆動値を調整しなければならず、稼働効率が低
下するなど運用面で支障が生じることにもなる。
【0011】この発明は個体差を有する器物の運用時に
おける上記の問題に対処するもので、器物を個体差を生
じさせることなく作動させるようにすることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明に係
る器物の作動方法は、所定の処理対象物に関して特定の
動作を行うデバイスを有する器物において、上記デバイ
スに基準となる処理対象物を処理させたときの動作状態
が、該処理対象物によって期待される最適状態となるよ
うに上記デバイスに出力する駆動値を調整し、その最適
状態が得られたときの最適駆動値から上記処理対象物に
対して予め設定された動作基準値に対する動作偏差値を
算出して記憶手段に記憶させると共に、外部から入力さ
れた動作指令値を上記記憶手段に記憶された動作偏差値
で修正した駆動値に従って上記デバイスを作動させるこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、器物を構成するデバイス
に基準となる所定の処理対象物を処理させたときの最適
動作状態となるように、該デバイスに出力する駆動値を
調整したときの最適駆動値と、上記処理対象物に対して
予め設定された動作基準値とにより、該動作基準値に対
する上記最適駆動値の動作偏差値が算出されて記憶手段
に記憶されることになる。つまり、基準となる処理対象
物に対して標準的な器物において期待される最適動作状
態が得られるデバイスの動作基準値が10段階で「5」
であるとする。その場合に、ある器物において上記処理
対象物を処理させたときの最適駆動値が「4」であった
とすると、上記動作基準値に対する動作偏差値として
「−1」が記憶されることになる。また、別の器物にお
いて上記処理対象物を処理させたときの最適駆動値が
「6」であったとすると、上記動作基準値に対する動作
偏差値として「1」が記憶されることになる。
【0014】ここで、両者に対して動作基準値と同じ
「5」の動作指令値が設定入力されたとすると、前者の
デバイスは「5」の動作指令値に「−1」の動作偏差値
が加算された「4」の駆動値に従って作動し、後者のデ
バイスは「5」の動作指令値に「1」の動作偏差値が加
算された「6」の駆動値に従って作動することになる。
つまり、2台の器物に備えられた動作特性の異なるデバ
イスが、最適動作状態が期待される動作基準値を反映し
た最適駆動値に従ってそれぞれ作動することになって、
同一の動作指令値に対してほぼ最適の動作結果が得られ
ることになる。これにより、器物間の個体差が吸収され
ることになって、データ回線で結んだネットワークシス
テムに組み込んで一元的に運用することが可能となる。
【0015】また、複数台の同一機種の器物をオフライ
ンで運用する場合においても、動作条件を変更する際に
は任意の1台について目的とする動作基準値に対応する
最適駆動値が求まれば、当該器物の動作偏差値をパラメ
ータとして普遍的な動作指令値が得られるので、この動
作指令値を例えばフレキシブルディスクなどの外部記録
媒体を介して他の器物にインプットするだけでよく、全
ての器物についてセッティングを行う場合に比べてセッ
ティング時間が大幅に短縮されることになって稼働効率
が向上することにもなる。
【0016】
【実施例】以下、ストレッチ包装機に適用した本発明の
実施例について説明する。
【0017】図1に示すように、ストレッチ包装機に
は、被包装物の重量をトレーごと計量して搬入する計量
搬入機構1と、所定の幅寸法とされたストレッチフィル
ムが多重に巻き付けられたフィルムロールから繰り出さ
れたフィルムを包装ステーションへ搬送供給するフィル
ム供給機構2と、該供給機構2で搬送される過程で所定
長に切断されたフィルム片の両側縁をクランプして保持
するクランプ機構3と、このクランプ機構3によって保
持されたフィルム片の下方からトレーに収納された被包
装物を押し上げるリフタ機構4と、押し上げられたトレ
ーの底面側にクランプ状態が解除された上記フィルム片
の周縁部を折り込んで包装する包装機構5とが備えられ
ている。ここで、上記フィルム供給機構2は、フィルム
ロールから繰り出されたフィルムの両側縁を挟持して長
手方向に緊張力を加えながら包装ステーションへ向けて
搬送するように構成されていると共に、図示しないカッ
ターによって幅方向に形成されたミシン目のところでフ
ィルムが切断されて、その前半部が包装ステーションへ
向けて搬送されるようになっている。
【0018】さらに、このストレッチ包装機は、上記各
機構1〜5の作動を制御するコントローラ6と、各種の
データを記憶するメモリ7と、各種のコマンドや数値を
入力するキースイッチなどが備えられた操作部8と、デ
ータ通信用の通信部9とを有すると共に、上記コントロ
ーラ6にはラベルプリンタ10が接続されている。ま
た、計量搬入機構1に備えられた重量センサから出力さ
れる計量信号がコントローラ6に入力されるようになっ
ている。
【0019】そして、この包装機は上記操作部8に備え
られたモードセレクトスイッチを操作することにより、
包装条件を設定する登録モードと、通常の包装作業を行
う通常モードと、動作条件を修正する補正モードとが切
り換えられるようになっており、登録モードを選択すれ
ば通信部9を介して入力された包装指示データがメモリ
7の所定エリアに格納されることになる。
【0020】この実施例にはおいては、標準機に選定し
た包装機に対して所定の盛付状態の標準トレーを供給し
たときに、所定の包装状態が得られるように各機構の駆
動値を調整したときの駆動値が動作基準値として上記メ
モリ7の所定エリアにそれぞれ格納されている。
【0021】そして、補正モードを選択したときには、
当該機における各機構1〜5の駆動値の対応する動作基
準値に対する動作偏差値が求められるのであるが、これ
らの動作偏差値は図2に示したフローチャートに従って
次のように求められることになる。
【0022】すなわち、予め決められた標準トレーを計
量搬入機構1に載置供給した上で、包装機を作動させて
包装作業を行わせる(ステップS1,S2)。そうする
と、図2の破線の矢印で示すように、標準トレーがリフ
タ機構4を経て包装ステーションへ送り込まれ、フィル
ム片を保持するクランプ機構3によるクランプ状態が解
除されたフィルム片の周縁部が包装機構5によってトレ
ーの底面側に折り込まれることになるが、その際に上記
フィルム供給機構2は予め設定された動作基準値に従っ
てフィルムを搬送供給すると共に、クランプ機構3も対
応する動作基準値に従ってフィルム片のクランプ状態を
解除するようになっている。
【0023】次いで、包装機構5から排出された包装品
の包装状態をチェックして、包装状態が許容範囲か否か
を判定し許容範囲でなければ対応する駆動値を調整する
(ステップS3〜S5)。つまり、例えば包装品におけ
るフィルムの張り状態が強すぎるときには、クランプ機
構3の動作基準値が例えば10段階で「5」であるとす
ると、クランプ機構3の駆動値を1段階落として「4」
にセットするのである。
【0024】そして、上記ステップS1〜S4の各ステ
ップを包装状態が許容範囲に属すると判定するまで繰り
返して実行し、包装状態が許容範囲に属すると判定した
ときに判定時における最適駆動値から動作基準値に対す
る動作偏差値を演算して、その動作偏差値をメモリ7の
所定エリアに格納する(ステップS6,S7)。
【0025】ここで、クランプ機構3の最適駆動値が1
0段階で「3」であったとすると、「3」から「5」を
差し引いた「−2」の値が、クランプ機構3の動作偏差
値として設定されることになる。また、フィルム供給機
構2の動作基準値が例えば10段階の「5」で、最適駆
動値が例えば10段階の「6」であったとすると、
「6」から「5」を差し引いた「1」の値が、フィルム
供給機構2の動作偏差値として設定されることになる。
【0026】この実施例における包装機のコントローラ
6は、通常モードにおいては図3のフローチャートに従
って次のように作動する。
【0027】すなわち、コントローラ6はステップT1
で通常モードか否かを判定し、YESと判定するとステ
ップT2で呼出番号が入力されたか否かを判定して、Y
ESと判定するとステップT3を実行してメモリ7に格
納された包装指示データから呼出番号に対応する動作指
令値を呼び出す。ここで、動作指令値は動作基準値をベ
ースとして設定されている。
【0028】次に、コントローラ6はステップT4で動
作偏差値を呼び出した後、ステップT5で上記動作指令
値を動作偏差値で修正して駆動値に変換すると共に、ス
テップT6で変換した駆動値に応じた駆動信号を出力す
る。
【0029】ここで、例えばクランプ機構3の動作指令
値として「5」が設定されていたとすると、上記したよ
うに当該機におけるクランプ機構3の動作偏差値が「−
2」であることから、駆動値の値は動作指令値の「5」
に動作偏差値の「−2」を加算した「3」となり、最適
駆動値に一致する。したがって、包装品におけるフィル
ムの張り状態に関して所望の張り状態が得られることに
なる。
【0030】一方、別の包装機におけるクランプ機構の
最適駆動値が「6」であったとすると、当該機における
クランプ機構の動作偏差値は「1」となる。そして、動
作指令値として「5」が設定されていたとすると、当該
機におけるクランプ機構の駆動値は、動作指令値の
「5」に動作偏差値の「1」を加算した「6」となり、
この場合においても最適駆動値と一致する。
【0031】このように、複数の包装機において例えば
クランプ機構の駆動値がそれぞれ異なっていても、それ
ぞれが同一の動作指令値に対して固有の最適駆動値に従
って作動することになるので、包装結果に差が生じるこ
とがなくなって動作指令値として個体依存性のない共通
の値を使用することができる。これにより、例えばデー
タ回線で結ばれたネットワークシステムに複数の包装機
を組み込んでも、共通の動作指令値を用いて一元的に管
理することができる。
【0032】また、例えば2台の包装機をオフラインで
運用する場合においても、包装条件を変更する際には任
意の1台について標準トレーを使用して目的とする包装
状態が得られるように駆動値を調整すればよい。そうす
ると、そのときの最適駆動値から動作偏差値をパラメー
タとして普遍的な動作指令値が得られることになる。し
たがって、この動作指令値を例えばフレキシブルディス
クなどの外部記録媒体を介して他の包装機にインプット
するだけでよく、全ての包装機についてセッティングを
行う場合に比べてセッティング時間が大幅に短縮される
ことになって稼働効率が向上することにもなる。
【0033】つまり、前者における例えばクランプ機構
の最適駆動値が10段階で「3」から「4」に変化した
とすると、動作偏差値が「−2」である場合には動作指
令値は「6」となる。一方、後者におけるクランプ機構
の動作偏差値が「1」で、変更前の駆動値が「6」であ
る場合には、変更後の駆動値の値は動作指令値の「6」
に動作偏差値の「1」を加算した「7」となる。ここ
で、前者における実際の最適駆動値の変化は「1」であ
ることから、後者における駆動値の「6」から「7」へ
の変化は前者における最適駆動値の変化を反映したもの
となる。
【0034】もちろん、2台以上の包装機についても、
同様にして包装条件を変更することができる。
【0035】なお、この明細書で開示した器物の作動方
法はストレッチ包装機に限定されるものではなく、例え
ばコンベア上を搬送される物品にラベルを自動的に貼り
付けるラベル貼り機、コンベア上を搬送される物品に混
入した金属を検出する金属検出機、あるいはその他の器
物について広く適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明に係る器物の作動方
法によれば、器物を構成するデバイスに基準となる所定
の処理対象物を処理させたときの最適動作状態となるよ
うに、該デバイスに出力する駆動値を調整したときの最
適駆動値と、上記処理対象物に対して予め設定された動
作基準値とにより、該動作基準値に対する上記最適駆動
値の動作偏差値が算出されて記憶手段に記憶されること
になる。そして、外部から入力された動作指令値を上記
記憶手段に記憶された動作偏差値で修正した駆動値に従
って各器物のデバイスが作動することになるので、各デ
バイスが最適動作状態が期待される動作基準値を反映し
た最適駆動値で作動することになって、デバイスの動作
特性が異なっていても同一の動作指令値に対してほぼ最
適の動作結果が得られることになる。これにより、器物
間の個体差が吸収されることになって、データ回線で結
んだネットワークシステムに組み込んで一元的に運用す
ることが可能となる。
【0037】また、複数台の同一機種の器物をオフライ
ンで運用する場合においても、動作条件を変更する際に
は任意の1台について目的とする動作基準値に対応する
最適駆動値が求まれば、当該器物の動作偏差値をパラメ
ータとして普遍的な動作指令値が得られるので、この動
作指令値を例えばフレキシブルディスクなどの外部記録
媒体を介して他の器物にインプットするだけでよく、全
ての器物についてセッティングを行う場合に比べてセッ
ティング時間が大幅に短縮されることになって稼働効率
が向上することにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したストレッチ包装機のシステ
ム構成を示すブロック回路図である。
【図2】 動作偏差値の決定手順を示すフローチャート
図である。
【図3】 通常モードにおけるコントローラの作動を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
2 フィルム供給機構 3 クランプ機構 6 コントローラ 7 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の処理対象物に関して特定の動作を
    行うデバイスを有する器物の作動方法であって、上記デ
    バイスに基準となる処理対象物を処理させたときの動作
    状態が、該処理対象物によって期待される最適状態とな
    るように上記デバイスに出力する駆動値を調整し、その
    最適状態が得られたときの最適駆動値から上記処理対象
    物に対して予め設定された動作基準値に対する動作偏差
    値を算出して記憶手段に記憶させると共に、外部から入
    力された動作指令値を上記記憶手段に記憶された動作偏
    差値で修正した駆動値に従って上記デバイスを作動させ
    ることを特徴とする器物の作動方法。
JP13146992A 1992-04-23 1992-04-23 器物の作動方法 Pending JPH05305925A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145062A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社イシダ 包装システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145062A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社イシダ 包装システム
US10793308B2 (en) 2015-02-09 2020-10-06 Ishida Co., Ltd. Packaging system

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