JPH0530584A - リモコンリレーの操作回路 - Google Patents

リモコンリレーの操作回路

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JPH0530584A
JPH0530584A JP3178612A JP17861291A JPH0530584A JP H0530584 A JPH0530584 A JP H0530584A JP 3178612 A JP3178612 A JP 3178612A JP 17861291 A JP17861291 A JP 17861291A JP H0530584 A JPH0530584 A JP H0530584A
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triac
relay
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Ichiro Arinobu
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雅弘 兼森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作回路を小形化して全体をコンパクトにす
ることができるリモコンスイッチ回路を提供することを
目的とする。 【構成】 交流電源3を介してリモコンリレー4の一方
端子に接続される第1の端子7aと、他方の端子に接続
される第2の端子7bと、両端子間に挿入されたトライ
アック13と、第1と第2の固定接点を有する自動復帰
型の操作スイッチ8と、この操作スイッチ8の切換接点
803と上記第2の端子7bとの間に挿入されたコンデ
ンサ11と、上記第1の端子と第2の端子間の電圧を分
圧しその分圧点に上記第1の固定接点801が接続され
る抵抗20、21と、ベースが放電抵抗19を介して上
記第2の固定接点802に接続され上記トライアック1
3にトリガー電流を供給する第1のトランジスタ15a
と、ベースが抵抗17を介して上記第1の端子7bに接
続され上記トライアック13に上記トリガー電流と逆極
性のトリガー電流供給する第2のトランジスタ15bと
を備え、上記リモコンスイッチに順極性と逆極性の電流
を交互に供給することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコンスイッチを駆
動する操作回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は特開昭58−152329号公報
に示された従来のリモコンスイッチの操作回路を示す図
である。同図において、5は赤外線ランプ等の負荷、6
は負荷用電源である。7a、7bは操作回路の入力端子
であって、交流電源3を介してリモコンスイッチ4に接
続されるとともにダイオード9aのアノードとダイオー
ド9bのアノードに接続されている。ダイオード9aと
9bは互いに逆極性に接続されており、その接続点に操
作押ボタンスイッチ8の可動接点(共通接点)803が
接続されている。押ボタンスイッチ8は固定接点801
と802と可動接点803を有している。ダイオード1
0aと10bは互いに逆極性に接続されており、ダイオ
ード10aはコンデンサ11aを介して入力端子7bに
接続され、ダイオード10bはコンデンサ11bを介し
て入力端子7aに接続されている。ダイオード10aと
10bの接続点は充電抵抗12を介して固定接点801
に接続される。13a、13bはサイリスタであって、
互いに逆極性に接続されて入力端子7aと7bの間に挿
入されており、それぞれのゲートは放電抵抗14a、1
4bを介してダイオード10a、10bのアノード側に
接続されている。サイリスタ13a、13bの相互接続
点は固定接点802に接続されている。
【0003】403はスイッチであって、固定接点4
a、4b及び可動接点4cを有し、固定接点4a、4b
はそれぞれダイオード401、402を介して交流電源
3に接続され、可動接点4cはリレーコイル405に接
続されている。404はリレー接点である。
【0004】この構成において、押ボタンスイッチ8は
自動復帰型の押ボタンスイッチ8であり、その可動接点
803は、常時は、固定接点801に投入されている。
リレー接点404がOFF、可動接点4cが固定接点4
aに投入され、押ボタンスイッチ8の可動接点803が
固定接点801に投入されている状態では、コンデンサ
11aが図示の極性に充電されている。
【0005】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、サ
イリスタ13aのゲートにコンデンサ11aの電圧が放
電抵抗14aを介して加わるので、サイリスタ13aが
ゲートし、リレーコイル405に電流に励磁電流I1
流れる。これにより、リレー接点404がONして赤外
線ランプ5が点灯し、かつ可動接点4cが固定接点4b
に切り換わり、リレースイッチ4は自己保持する。押ボ
タンスイッチ8の押圧を止めると、可動接点803が固
定接点801側に切り換わり、コンデンサ11bが充電
される。
【0006】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、サ
イリスタ13bのゲートにコンデンサ11bの電圧が放
電抵抗14bを介して加わるので、サイリスタ13bが
ゲートし、リレーコイル405に電流I2 が励磁電流I
1 とは逆向きに流れる。これにより、リレー接点404
がOFFして赤外線ランプ5が消灯し、かつ可動接点4
cが固定接点4aに切り換わり、リモコンスイッチ4は
この状態を自己保持する。押ボタンスイッチ8の押圧を
止めると、可動接点803が固定接点801側に切り換
わる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の回路構成で
は、主回路電流(励磁電流I1 、I2 )が押ボタンスイ
ッチ8を通して流れるので、大きな電流容量の押ボタン
スイッチ8を用いなくてはならず、その分、リモコン装
置が大形化し、ダイオード9a、9b、サイリスタ13
a、13bの順電圧降下が大きいので、リモコンスイッ
チ4のリレー回路の最低動作電圧が高くなり、結果とし
て、使用電圧範囲が狭くなるという問題があった。
【0008】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、操作回路を小形化して装置全体を小形にする
ことができるとともに使用電圧範囲を広げることができ
るリモコンスイッチの操作回路を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、交流電源を介してリモコンスイッチの一方
端子に接続される第1の端子と、上記リモコンスイッチ
の他方端子に接続される第2の端子と、両端子間に挿入
されたトライアックと、第1の固定接点と第2の固定接
点を有する自動復帰型の操作スイッチと、この操作スイ
ッチの切換接点と上記第1の端子との間に挿入されたコ
ンデンサと、上記第1の端子と第2の端子間の電圧を分
圧し分圧点に上記第1の固定接点が接続される抵抗と、
ベースが放電抵抗を介して上記第2の固定接点に接続さ
れ上記トライアックにトリガー電流を供給する第1のト
ランジスタと、ベースが抵抗を介して上記第1の端子に
接続され、上記トライアックに上記トリガー電流と逆極
性のトリガー電流を供給する第2のトランジスタとを備
え、上記リモコンスイッチに、順極性と逆極性の電流を
交互に供給する構成とした。
【0010】
【作用】本発明では、操作スイッチ8を押すと、コンデ
ンサ11が操作スイッチを通して一方のトランジスタの
ベースに放電して当該トランジスタをONし、トライア
ック13がトリガーされて励磁電流がリモコンスイッチ
4のリレーコイル405に流れ、リレースイッチ404
が閉し、操作スイッチ8を放すと、コンデンサ11が逆
向きに充電され、再び、操作スイッチ8を押すと、コン
デンサ11が操作イッチを通してもう一方のトランジス
タのベースに放電して当該トランジスタをONし、トラ
イアック13がトリガーされて励磁電流が上記とは逆向
きにリモコンスイッチ4のリレーコイル405に流れ、
リレースイッチ404がOFFする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1において、11はコンデンサであっ
て、入力端子7bと押ボタンスイッチ8の可動接点80
3との間に挿入されている。13はトライアックであっ
て、入力端子7aと7bとの間に挿入され、そのゲート
は抵抗18を介して入力端子7aに接続されている。2
0と21は分圧抵抗であって、入力端子7aと7bとの
間に、直列にして挿入されており、その分圧点に押ボタ
ンスイッチ8の固定接点801が接続されている。15
a、15bはそれぞれPNP型とNPN型のトランジス
タであって、トランジスタ15aのエミッタは入力端子
7bに接続され、そのベースは放電抵抗19を介して押
ボタンスイッチ8の固定接点802に接続され、またコ
レクタはダイオード16aと抵抗14を介してトライア
ック13のゲートに接続されている。トランジスタ15
aのエミッタは入力端子7bに接続され、コレクタはダ
イオード16bと抵抗14を介してトライアック13の
ゲートに接続され、ベースは抵抗17を介して入力端子
7bに接続されている。他の構成は図2のものと同じで
ある。
【0013】この構成において、リレー接点404がO
FF、可動接点4cが固定接点4aに投入され、押ボタ
ンスイッチ8の可動接点803が固定接点801に投入
されている状態では、コンデンサ11が図2のコンデン
サ11aと同極性に充電されている。抵抗20、21に
は大きな抵抗値を持たせてあるので、リレーコイル40
5には励磁電流I1 は流れない。
【0014】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、ト
ランジスタ15aのベースにコンデンサ11の電圧が印
加されるので、トランジスタ15aはONし、入力端子
7a→トライアック13→抵抗14→ダイオード16a
→トランジスタ15a→入力端子7bの回路を通して、
トライアック13にトリガ電流が流れ、トライアック1
3がONする。これにより、リレーコイル405に励磁
電流I1 が流れ、リレー接点404がONする。また、
可動接点4cは固定接点4bに切り換わる。
【0015】押ボタンスイッチ8の押圧を止めると、可
動接点803が固定接点801側に切り換わり、今度
は、交流電源3→入力端子7b→コンデンサ11→可動
接点803→固定接点801→抵抗21→入力端子7a
→リレーコイル405→可動接点4c→固定接点4b→
ダイオード402→交流電源3の回路が閉成され、コン
デンサ11が上記とは逆極性に充電される。この場合
も、抵抗20、21には大きな抵抗値を持たせてあるの
で、リレーコイル405には電流I2は流れない。
【0016】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、ト
ランジスタ15bのベースにコンデンサ11の電圧が印
加されるので、入力端子7b→トランジスタ15b→ダ
イオード16b→抵抗14→トライアック13→入力端
子7aの回路を通して、トライアック13にトリガ電流
が流れ、トライアック13がONする。これにより、リ
レーコイル405に電流I2が流れ、リレーコイル40
5が逆向きに励磁されて、リレー接点404がOFFす
る。押ボタンスイッチ8の押圧を止めると、可動接点8
03が固定接点801側に切り換わる。
【0017】このように、本実施例では、押ボタンスイ
ッチ8を押すと、コンデンサ11が押ボタンスイッチを
通してトランジスタのベースに放電して当該トランジス
タをONし、トライアック13がトリガーされて励磁電
流がリモコンスイッチ4のリレー回路に流れ、リレース
イッチ404が閉し、押ボタンスイッチ8を放すと、コ
ンデンサ11が逆向きに充電され、再び押ボタンスイッ
チ8を押すと、コンデンサ11が押ボタンスイッチを通
してもう一方のトランジスタのベースに放電して当該ト
ランジスタをONし、トライアック13がトリガーされ
て励磁電流が上記とは逆向きにリモコンスイッチ4のリ
レー回路に流れ、リレースイッチ404が開し、上記両
励磁電流は押ボタンスイッチ8を経由しない。
【0018】また、両ランジスタ15aと15bとはト
ライアック13のトリガー回路を形成しており、トライ
アック13は入力端子7a、7b間にダイレクトに挿入
されているので、図2の場合のように、ダイオード9a
や9b、サイリスタ13aや13bが呈したような大き
な順電圧降下はない。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、操作スイッ
チには主回路電流が流れないので、操作スイッチとして
小容量・小形のものを用いることができ、その分、リモ
コン装置を小形にすることができる上、主回路にダイオ
ードがなく、主回路電流の通流・遮断はトライアックで
行なうので、従来に比し、半導体素子の順電圧降下分が
小さく、リモコンスイッチのリレーの動作電圧を下げ、
その分、使用電圧範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】従来のリモコンスイッチのリレー操作回路を示
す回路図である。
【符号の説明】
4 リモコンスイッチ 7a、7b 入力端子 11 コンデンサ 13 トライアック 14、17、18 抵抗 15a、15b トランジスタ 16a、16b ダイオード 19 放電抵抗 20、21 分圧抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 リモコンリレーの操作回路
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコンリレーを駆動
する操作回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は特開昭58−152329号公報
に示された従来のリモコンリレーの操作回路を示す図で
ある。同図において、5は赤外線ランプ等の負荷、6は
負荷用電源である。7a、7bは操作回路の入力端子で
あって、交流電源3を介してリモコンリレー4に接続さ
れるとともにダイオード9aのアノードとダイオード9
bのアノードに接続されている。ダイオード9aと9b
は互いに逆極性に接続されており、その接続点に操作押
ボタンスイッチ8の可動接点(共通接点)803が接続
されている。押ボタンスイッチ8は固定接点801と8
02と可動接点803を有している。ダイオード10a
と10bは互いに逆極性に接続されており、ダイオード
10aはコンデンサ11aを介して入力端子7bに接続
され、ダイオード10bはコンデンサ11bを介して入
力端子7aに接続されている。ダイオード10aと10
bの接続点は制限抵抗12を介して固定接点801に接
続される。13a、13bはサイリスタであって、互い
に逆極性に接続されて入力端子7aと7bの間に挿入さ
れており、それぞれのゲートは放電抵抗14a、14b
を介してダイオード10a、10bのアノード側に接続
されている。サイリスタ13a、13bの相互接続点は
固定接点802に接続されている。
【0003】403はスイッチであって、固定接点4
a、4b及び可動接点4cを有し、固定接点4a、4b
はそれぞれダイオード401、402を介して交流電源
3に接続され、可動接点4cはリレーコイル405に接
続されている。404はリレー接点である。
【0004】この構成において、押ボタンスイッチ8は
自動復帰型の押ボタンスイッチ8であり、その可動接点
803は、常時は、固定接点801に投入されている。
リレー接点404がOFF、可動接点4cが固定接点4
aに投入され、押ボタンスイッチ8の可動接点803が
固定接点801に投入されている状態では、コンデンサ
11aが図示の極性に充電されている。
【0005】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、サ
イリスタ13aのゲートにコンデンサ11aの電圧が放
電抵抗14aを介して加わるので、サイリスタ13aが
ONし、リレーコイル405に励磁電流I1 が流れる。
これにより、リレー接点404がONして赤外線ランプ
5が点灯し、かつ可動接点4cが固定接点4bに切り換
わり、リモコンリレー4は自己保持する。押ボタンスイ
ッチ8の押圧を止めると、可動接点803が固定接点8
01側に切り換わり、コンデンサ11bが充電される。
【0006】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、サ
イリスタ13bのゲートにコンデンサ11bの電圧が放
電抵抗14bを介して加わるので、サイリスタ13bが
ONし、リレーコイル405に電流I2 が励磁電流I1
とは逆向きに流れる。これにより、リレー接点404が
OFFして赤外線ランプ5が消灯し、かつ可動接点4c
が固定接点4aに切り換わり、リモコンリレー4はこの
状態を自己保持する。押ボタンスイッチ8の押圧を止め
ると、可動接点803が固定接点801側に切り換わ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の回路構成で
は、主回路電流(励磁電流I1 、I2 )が押ボタンスイ
ッチ8を通して流れるので、大きな電流容量の押ボタン
スイッチ8を用いなくてはならず、その分、リモコン装
置が大形化し、ダイオード9a、9b、サイリスタ13
a、13bの順電圧降下が大きいので、リモコンリレー
の最低動作電圧が高くなり、結果として、使用電圧範囲
が狭くなるという問題があった。
【0008】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、操作回路を小形化して装置全体を小形にする
ことができるとともに使用電圧範囲を広げることができ
るリモコンスイッチ回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、交流電源を介してリモコンリレーの一方端
子に接続される第1の端子と、上記リモコンリレーの他
方端子に接続される第2の端子と、両端子間に挿入され
たトライアックと、第1の固定接点と第2の固定接点を
有する自動復帰型の操作スイッチと、この操作スイッチ
の切換接点と上記第1の端子との間に挿入されたコンデ
ンサと、上記第1の端子と第2の端子間の電圧を分圧し
分圧点に上記第1の固定接点が接続される抵抗と、ベー
スが放電抵抗を介して上記第2の固定接点に接続され上
記トライアックにトリガー電流を供給する第1のトラン
ジスタと、ベースが抵抗を介して上記第1の端子に接続
され、上記トライアックに上記トリガー電流と逆極性の
トリガー電流を供給する第2のトランジスタとを備え、
上記リモコンスイッチに、順極性と逆極性の電流を交互
に供給する構成とした。
【0010】
【作用】本発明では、操作スイッチ8を押すと、コンデ
ンサ11が操作スイッチを通して一方のトランジスタの
ベースに放電して当該トランジスタをONし、トライア
ック13がトリガーされて励磁電流がリモコンリレー
のリレーコイル405に流れ、リレースイッチ404が
閉し、操作スイッチ8を放すと、コンデンサ11が逆向
きに充電され、再び、操作スイッチ8を押すと、コンデ
ンサ11が操作イッチを通してもう一方のトランジスタ
のベースに放電して当該トランジスタをONし、トライ
アック13がトリガーされて励磁電流が上記とは逆向き
にリモコンリレー4のリレーコイル405に流れ、リレ
ースイッチ404がOFFする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1において、11はコンデンサであっ
て、入力端子7bと押ボタンスイッチ8の可動接点80
3との間に挿入されている。13はトライアックであっ
て、入力端子7aと7bとの間に挿入され、そのゲート
は抵抗18を介して入力端子7aに接続されている。2
0と21は分圧抵抗であって、入力端子7aと7bとの
間に、直列にして挿入されており、その分圧点に押ボタ
ンスイッチ8の固定接点801が接続されている。15
a、15bはそれぞれPNP型とNPN型のトランジス
タであって、トランジスタ15aのエミッタは入力端子
7bに接続され、そのベースは放電抵抗19を介して押
ボタンスイッチ8の固定接点802に接続され、またコ
レクタはダイオード16aと抵抗14を介してトライア
ック13のゲートに接続されている。トランジスタ15
のエミッタは入力端子7bに接続され、コレクタはダ
イオード16bと抵抗14を介してトライアック13の
ゲートに接続され、ベースは抵抗17を介して入力端子
7bに接続されている。他の構成は図2のものと同じで
ある。
【0013】この構成において、リレー接点404がO
FF、可動接点4cが固定接点4aに投入され、押ボタ
ンスイッチ8の可動接点803が固定接点801に投入
されている状態では、コンデンサ11が図2のコンデン
サ11aと同極性に充電されている。抵抗20、21に
は大きな抵抗値を持たせてあるので、リレーコイル40
5には励磁電流I1 は流れない。
【0014】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、ト
ランジスタ15aのベースにコンデンサ11の電圧が印
加されるので、トランジスタ15aはONし、入力端子
7a→トライアック13→抵抗14→ダイオード16a
→トランジスタ15a→入力端子7bの回路を通して、
トライアック13にトリガ電流が流れ、トライアック1
3がONする。これにより、リレーコイル405に励磁
電流I1 が流れ、リレー接点404がONする。また、
可動接点4cは固定接点4bに切り換わる。
【0015】押ボタンスイッチ8の押圧を止めると、可
動接点803が固定接点801側に切り換わり、今度
は、交流電源3→入力端子7b→コンデンサ11→可動
接点803→固定接点801→抵抗21→入力端子7a
→リレーコイル405→可動接点4c→固定接点4b→
ダイオード402→交流電源3の回路が閉成され、コン
デンサ11が上記とは逆極性に充電される。この場合
も、抵抗20、21には大きな抵抗値を持たせてあるの
で、リレーコイル405には電流I2は流れない。
【0016】この状態で、押ボタンスイッチ8を押圧し
て、可動接点803を固定接点802に投入すると、ト
ランジスタ15bのベースにコンデンサ11の電圧が印
加されるので、入力端子7b→トランジスタ15b→ダ
イオード16b→抵抗14→トライアック13→入力端
子7aの回路を通して、トライアック13にトリガ電流
が流れ、トライアック13がONする。これにより、リ
レーコイル405に電流I2が流れ、リレーコイル40
5が逆向きに励磁されて、リレー接点404がOFFす
る。押ボタンスイッチ8の押圧を止めると、可動接点8
03が固定接点801側に切り換わる。
【0017】このように、本実施例では、押ボタンスイ
ッチ8を押すと、コンデンサ11が押ボタンスイッチを
通してトランジスタのベースに放電して当該トランジス
タをONし、トライアック13がトリガーされて励磁電
流がリモコンリレー4のリレーコイルに流れ、リレース
イッチ404が閉し、押ボタンスイッチ8を放すと、コ
ンデンサ11が逆向きに充電され、再び押ボタンスイッ
チ8を押すと、コンデンサ11が押ボタンスイッチを通
してもう一方のトランジスタのベースに放電して当該ト
ランジスタをONし、トライアック13がトリガーされ
て励磁電流が上記とは逆向きにリモコンリレー4のリレ
コイルに流れ、リレースイッチ404が開し、上記両
励磁電流は押ボタンスイッチ8を経由しない。
【0018】また、両ランジスタ15aと15bとは
トライアック13のトリガー回路を形成しており、トラ
イアック13は入力端子7a、7b間にダイレクトに挿
入されているので、図2の場合のように、ダイオード9
aや9b、サイリスタ13aや13bが呈したような大
きな順電圧降下はない。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、操作スイッ
チには主回路電流が流れないので、操作スイッチとして
小容量・小形のものを用いることができ、その分、リモ
コンスイッチを小形にすることができる上、主回路にダ
イオードがなく、主回路電流の通流・遮断はトライアッ
クで行なうので、従来に比し、半導体素子の順電圧降下
分が小さく、リモコンリレーの動作電圧を下げ、その
分、使用電圧範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】従来のリモコンスイッチの回路図である。
【符号の説明】 4 リモコンリレー 7a、7b 入力端子 11 コンデンサ 13 トライアック 14、17、18 抵抗 15a、15b トランジスタ 16a、16b ダイオード 19 放電抵抗 20、21 分圧抵抗

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 交流電源を介してリモコンスイッチの一
    方端子に接続される第1の端子と、上記リモコンスイッ
    チの他方端子に接続される第2の端子と、両端子間に挿
    入されたトライアックと、第1の固定接点と第2の固定
    接点を有する自動復帰型の操作スイッチと、この操作ス
    イッチの切換接点と上記第1の端子との間に挿入された
    コンデンサと、上記第1の端子と第2の端子間の電圧を
    分圧し分圧点に上記第1の固定接点が接続される抵抗
    と、ベースが放電抵抗を介して上記第2の固定接点に接
    続され上記トライアックにトリガー電流を供給する第1
    のトランジスタと、ベースが抵抗を介して上記第1の端
    子に接続され、上記トライアックに上記トリガー電流と
    逆極性のトリガー電流を供給する第2のトランジスタと
    を備え、上記リレー回路に、順極性と逆極性の電流を供
    給することを特徴とするリモコンスイッチの操作回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108735551A (zh) * 2018-07-18 2018-11-02 珠海格力电器股份有限公司 继电器控制侧降压电路、继电器及用电设备
KR20190002804A (ko) * 2017-06-30 2019-01-09 현대자동차주식회사 프리로드 타입 마운트

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CN108735551A (zh) * 2018-07-18 2018-11-02 珠海格力电器股份有限公司 继电器控制侧降压电路、继电器及用电设备
CN108735551B (zh) * 2018-07-18 2023-11-03 珠海格力电器股份有限公司 继电器控制侧降压电路、继电器及用电设备

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