JPH05305548A - 工作機械の切粉除去装置 - Google Patents

工作機械の切粉除去装置

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Publication number
JPH05305548A
JPH05305548A JP13608492A JP13608492A JPH05305548A JP H05305548 A JPH05305548 A JP H05305548A JP 13608492 A JP13608492 A JP 13608492A JP 13608492 A JP13608492 A JP 13608492A JP H05305548 A JPH05305548 A JP H05305548A
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JP
Japan
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chip
weight case
body shaft
main body
removing device
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Withdrawn
Application number
JP13608492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nagata
弘 永田
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JTEKT Machine Systems Corp
Original Assignee
Koyo Machine Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koyo Machine Industries Co Ltd filed Critical Koyo Machine Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内径仕上加工等に伴って生じる切粉の自動除
去を可能として、内径仕上加工等の作業性の向上さらに
は工作機械の完全自動化を図る切粉除去装置を提供す
る。 【構成】 本体軸5のウエイトケース6に対する正回転
運動により、爪駆動手段8が作動して、切粉捕捉爪7を
突出させる。切粉除去装置1は、切粉捕捉爪7を突出し
たまま、正回転しつつ工作物内径へ進入し、ここにまと
わり付いている糸状の切粉を切粉捕捉爪7に絡み取り、
再び工作物内径から退出する。本体軸5のウエイトケー
ス6に対する逆回転運動により、爪駆動手段8が逆作動
して、切粉捕捉爪7を退入させ、切粉捕捉爪7に絡んで
いた切粉を、突起物のなくなったウエイトケース外周面
6aを滑らせて排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は工作機械の切粉除去装
置に関し、さらに詳細には、工作機械の工具回転軸に取
り付けられて、工作物の内径仕上加工等で生じる切粉を
自動的に除去する切粉除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械により工作物の内径仕上加工等
を行う場合、加工に伴って糸状の切粉が発生するが、こ
れら切粉は工作物内径にまとわりついて、その後の作業
に支障を来す要因となる。
【0003】特に、自動化工作機械、例えば、複合NC
旋盤、マシニングセンタあるいはNCタレット旋盤のよ
うに、数値制御される穴加工用のNC工作機械において
は、上記計測作業やチャッキング作業はすべて自動制御
により行われているところ、これらの切粉の存在は、そ
のまま自動計測における異常検出による機械作動停止
や、チャック爪と工作物との間へ切粉挟み込みによるチ
ャッキングミスなどの不具合を引き起こし、工作機械の
自動化を阻んでしまうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、これらの切粉
は定期的に除去する必要があり、この除去作業は従来す
べて手作業により行われているのが実情であった。しか
しながら、このような手作業による切粉除去では、非常
な手間を要して、非能率的で時間がかかり、内径仕上加
工等における作業性の著しい低下を招いていた。
【0005】とりわけ自動化工作機械においては、この
切粉除去作業の存在が機械の完全自動化を阻んでおり、
深夜の自動運転時においても、上述した不具合を避ける
必要から、作業者の常駐が余儀なくされて、深夜の無人
化運転をきわめて困難なものにしていた。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、内径仕
上加工等に伴って生じる切粉の自動除去を可能として、
内径仕上加工等の作業性の向上さらには工作機械の完全
自動化を図ることができる工作機械の切粉除去装置の提
供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の切粉除去装置は、回転駆動される工作機械
の工具回転軸に取り外し可能に取り付けられる本体軸
と、該本体軸の外周部に自由回転可能に軸支されるウエ
イトケースと、該ウエイトケースに、ウエイトケース外
周面から突出退入可能に設けられた切粉捕捉爪と、前記
本体軸に設けられて、該本体軸と前記ウエイトケースと
の相対的な回転動作に伴い前記切粉捕捉爪を突出退入動
作させる爪駆動手段とを備えてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の切粉除去装置は、例えばNC工作機械
における工具回転軸に取り付けられて使用され、その駆
動は工具回転軸の回転制御により自動的に行われる。
【0009】すなわち、工具回転軸と一体に本体軸が正
回転すると、この本体軸外周部のウエイトケースとの間
に相対的な回転運動が生じ、この回転運動により爪駆動
手段が作動して、切粉捕捉爪がウエイトケース外周面か
ら外部へ突出するとともに、これ以後は、切粉捕捉爪が
突出状態のまま、ウエイトケースさらには本体軸と一体
となって正回転する。
【0010】次に、この切粉除去装置は正回転しながら
工作物内径に進入して、この工作物内径にまとわり付い
ている糸状の切粉を切粉捕捉爪に絡み取って回収した
後、再び工作物内径から退出する。
【0011】続いて、工具回転軸と一体に本体軸が逆回
転すると、再びこの本体軸外周部のウエイトケースとの
間に相対的な逆方向の回転運動が生じ、この回転運動に
より爪駆動手段が作動して、切粉捕捉爪がウエイトケー
ス外周面から内部へ退入する。この退入動作に伴って、
切粉捕捉爪に絡んでいた切粉は、ウエイトケースの外周
面に沿ってウエイトケースからすべり落ちて、除去され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。本発明に係る切粉除去装置を図1ないし図5
に示し、該切粉除去装置1は、図6に示すように、例え
ば複合NC旋盤の工具台2の工具回転軸3に選択的に取
り付けられるもので、本体軸5、ウエイトケース6、一
対の切粉捕捉爪7,7および爪駆動手段8を主要部とし
て備えてなる。
【0013】本体軸5は、ケース支持部5a、フランジ
部5bおよび取付部5cとからなり、この円柱状の取付
部5cが、工具ホルダ(ミリングチャック)4を介して
上記工具回転軸3の先端テーパ穴3aに装着される。
【0014】ウエイトケース6は、その外周面6aが先
細の円筒テーパ面に形成されてなる中空の円錐台形状の
もので、上記本体軸5のケース支持部5a外周に、前後
一対の軸受9,9により自由回転可能に軸支されてい
る。したがって、本体軸5が正回転(矢符X方向)また
は逆回転(矢符Y方向)へ回転しても、このウエイトケ
ース6は自重によりそのままの位置に止まろうとするた
め、上記本体軸5との間に相対的な回転を生じることと
なる。
【0015】また、上記ウエイトケース6の本体軸5に
対する回転運動は、回転角度規定手段10と回転力制御
手段11により制御されている。
【0016】回転角度規定手段10は、本体軸5とウエ
イトケース6との相対的な回転角度範囲θを規定するも
ので、ウエイトケース6の基端部に設けられた一対の長
孔12,12と、本体軸5のフランジ部5bに設けられ
た一対の係止ピン13,14とからなる。
【0017】長孔12はウエイトケース6の周方向へ延
びて設けられている。上記回転角度範囲θは、図5に示
すように、この長孔12の両円弧端縁、つまり突出側端
縁12aと退入側端縁12bを通る半径のなす中心角に
より規定される。図示例においては、回転角度範囲θが
120°に設定されている。
【0018】上記一対の係止ピン13,14は、図5に
示すようなボルトの形態とされており、本体軸5のフラ
ンジ部5bの円形断面において、ほぼ一直径線上に対向
して配置されている。これら両係止ピン13,14は、
それぞれ上記両長孔12,12に突入されるとともに、
これら長孔の端縁12aまたは12bに同時に当接係止
するようにされている。
【0019】なお、一方の係止ピン13は、長孔12の
端縁12a,12bに係止することにより位置決めピン
として機能し、また、他方の係止ピン14は緩衝ピンと
して機能し、上記位置決めピン13と長孔12の端縁1
2a,12bとの当接時の衝撃を和らげる。この目的か
ら、緩衝ピン14には、弾性ゴム等からなる緩衝部材1
4aが設けられている。
【0020】回転力制御手段11は、本体軸5とウエイ
トケース6との相対的な回転運動を弾発的に規制するも
ので、図2に示すように、トルク調整ボルト15、二つ
のOリングからなる弾発部材16および制動ピン17か
らなる。これに関連して、本体軸5の同一円周上には、
一対の係止凹部18,18が設けられている。これら両
係止凹部18,18はそれぞれ、上記一方の長孔12の
両端縁12a,12bと同一円周方向位置に配置されて
いる。また、係止凹部18,18間は円周方向へ延びる
案内溝19により連結されている。
【0021】そして、上記制動ピン17は、本体軸5と
ウエイトケース6の相対的回転運動に伴って、上記案内
溝19に沿って相対的に周方向へ移動し、上記両係止ピ
ン13,14が、各長孔12の端縁12a,12bに当
接係止した時、上記凹部18,18の一方に弾発的に係
止する。これにより、本体軸5とウエイトケース6が、
上記係止ピン当接時の衝撃力または相対的回転運動の反
動により、逆方向へ回転するのを防止する。
【0022】なお、制動ピン17の弾発力は、トルク調
整ボルト15をねじ穴20に対して螺進退させることに
より、調整することができる。
【0023】一対の切粉捕捉爪7,7は、ウエイトケー
ス6の外周面6aから突出退入するもので、ウエイトケ
ース6の先端部に設けられている。具体的には、図2お
よび図4に示すように、ウエイトケース6の先端部に一
対の案内溝21,21が設けられ、これらに上記切粉捕
捉爪7,7が摺動可能に保持されている。
【0024】この切粉捕捉爪7の先端刃部7aは、図1
および図2に示すように、前方へ延びて設けられるとと
もに、糸状の切粉C(図6参照)を絡み取るのに適した
形状寸法に形成されている。また、切粉捕捉爪7の先端
面7bと後端面7cは、図4に示すように、ウエイトケ
ース6の外周面6aの円弧輪郭と一致する円弧面とさ
れ、切粉捕捉爪7の退入時において、上記外周面6aと
ほぼ面一となる。
【0025】上記ウエイトケース6の案内溝21,21
は、ウエイトケース6先端に設けられた爪収納凹部22
と、爪収納凹部22に被覆状に取り付けられたキャップ
部材23の凸部23aとから形成されている。これら両
案内溝21,21は、ウエイトケース6の先端円形面に
おいて、その一直径線と平行に延びて形成されている。
【0026】爪駆動手段8は、切粉捕捉爪7,7を突出
退入動作させるもので、本体軸5の先端部に設けられて
いる。この爪駆動手段8は、図2および図4に示すよう
に、本体軸5の先端面5dに突設された一対の駆動ピン
24,24と、各切粉捕捉爪7,7の基端部に設けられ
た長孔25,25とからなる。
【0027】上記本体軸5の先端面5dは、上記爪収納
凹部22の底面と面一になるように配されて、上記案内
溝21,21の底面の一部を形成している。上記両駆動
ピン24,24は、図4に示すように、上記先端面5d
において、その一直径線上に対向して配置されている。
また、この両駆動ピン24,24の円周方向位置は、前
述した回転角度規定手段10の係止ピン13,14の円
周方向位置とほぼ一致されている。
【0028】上記両駆動ピン24,24は、それぞれ上
記切粉捕捉爪7,7の長孔25,25に突入係止され
て、これら両長孔25,25内を相対的に移動可能とさ
れている。つまり、この長孔25は、図4に示すよう
に、切粉捕捉爪7の摺動方向に対して垂直方向へ延びて
設けられており、その形状寸法は、駆動ピン24が本体
軸5の回転に伴う旋回動作時において、長孔25の長手
方向両端に当たらないように設計されている。
【0029】そして、ウエイトケース6に対して本体軸
5が相対的に回転すると、これに伴って爪駆動手段8が
作動し、上記両切粉捕捉爪7,7を突出退入動作させ
る。
【0030】すなわち、本体軸5が正方向へ相対的に回
転(正回転)すると、これに伴って駆動ピン24,24
も正回転方向Xへ旋回する。すると、この駆動ピン2
4,24と上記長孔25,25との係合を介して、切粉
捕捉爪7,7が突出方向Aへ押圧されて、ウエイトケー
ス外周面6aから外部へ突出する。一方、本体軸5が逆
方向へ相対的に回転(逆回転)すると、これに伴って駆
動ピン24,24も逆回転方向Yへ旋回し、上記と逆
に、切粉捕捉爪7,7が退入方向Bへ引き込まれて、ウ
エイトケース外周面6aから内部へ退入する。
【0031】しかして、以上のように構成された切粉除
去装置1を備える複合NC旋盤は、例えば、工具回転軸
3に装着した穴加工用の切削工具により、工作物Wの内
径加工(粗加工、仕上げ加工)をするとともに、この内
径加工の合間に適宜切削除去装置1による切粉除去を行
い、計測センサで工作物の内径を自動計測してから、他
の切削工具による内径加工、あるいは次の工作物Wの内
径加工を行い、以後この動作を自動制御により繰り返
す。
【0032】ところで、工具回転軸3に対する切粉除去
装置1の交換作業は、図7に示すような自動工具交換装
置30により自動的に行われる。
【0033】すなわち、工具マガジン31のツールポケ
ット31a,31a,…に他の切削工具と共に着脱可能
に保持されている切粉除去装置1は、回動する工具交換
アーム32により取り出されて、工具台2の工具回転軸
3に工具ホルダ4と共に装着される。切粉除去装置1が
装着された工具台2は、その支軸2a回りに回転され
て、所定の切削位置つまり主軸33のチャック34に取
り付けられた工作物Wに対して対向するように位置決め
される(図6参照)。
【0034】次に、切粉除去装置1による切粉除去作業
について説明する(図6(a) 〜 (d)参照)。この場合、
工作物Wを支持する主軸33は、停止または回転のいず
れの状態でもよい。
【0035】 工具回転軸3と一体に本体軸5が正回
転(矢符X方向)して、その外周部のウエイトケース6
との間に相対的な正回転運動が生じる。この正回転運動
により、爪駆動手段8が前述のごとく作動して、切粉捕
捉爪7,7はウエイトケース6外周面から外部へ突出す
る。
【0036】そして、回転角度規定手段10の作用によ
り、切粉捕捉爪7,7が最大突出状態になると、回転力
制御手段11の制動作用とも相まって、切粉捕捉爪7,
7がこの突出状態(開いた状態)のまま、ウエイトケー
ス6と本体軸5が一体となって正回転することとなる
(図6(a) 参照)。
【0037】 工具台2の送り動作(進出動作)によ
り、切粉除去装置1は正回転しながら工作物W内径へ進
入して、この工作物W内径にまとわり付いている切粉C
を、切粉捕捉爪7,7に絡み取って回収する(図6(b)
参照)。
【0038】 切粉Cを絡み取った切粉除去装置1
は、工具台2の退入動作により、正回転しながら工作物
W内径から外部へ退出する(図6(c) 参照)。
【0039】 工具回転軸3と一体に本体軸5が逆回
転(矢符Y方向)して、上記ウエイトケース6との間に
相対的な逆回転運動を生じ、これにより、爪駆動手段8
が前述のごとく作動して、切粉捕捉爪7,7はウエイト
ケース6外周面から内部へ退入する。そして、上記の
工程と同様に、切粉捕捉爪7,7が最大退入状態になる
と、切粉捕捉爪7,7がこの退入状態(閉じた状態)の
まま、ウエイトケース6と本体軸5が一体となって逆回
転することとなる。
【0040】この退入動作に伴って、切粉捕捉爪7,7
に絡んでいた切粉Cは、ウエイトケース6の回転と突起
物のなくなった外周面(テーパ面)6aとの協働作用に
より、この外周面6aを滑ってウエイトケース6先端側
から抜け落ち、所定の回収容器(図示省略)に回収除去
される。
【0041】なお、本発明は上述した複合NC旋盤のほ
か、マシニングセンタあるいはNCタレット旋盤など、
他のNC工作機械や自動化工作機械にも適用することが
できる。また、切粉除去装置1の構成部品の具体的構造
も、同一機能を有する限り図示例のものに限定されず、
適宜設計変更可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
工作機械の内径仕上加工等における切粉の除去作業を機
械的に自動で行うことが可能で、作業性の大幅な向上を
図ることができる。特に、複合NC旋盤、マシニングセ
ンタあるいはNCタレット旋盤のような自動化工作機械
においては、機械の完全自動化を図ることができ、深夜
の無人化運転も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例である工作機械の切粉除
去装置を示す斜視図である。
【図2】同切粉除去装置を上半部断面で示す側面図であ
る。
【図3】同切粉除去装置を示す正面図である。
【図4】同切粉除去装置の主要部を拡大して示す図2の
IV−IV線に沿った断面図である。
【図5】同切粉除去装置の一部を拡大して示す図2のV
−V線に沿った断面図である。
【図6】同切粉除去装置の動作説明図である。
【図7】同切粉除去装置の交換作業を行う自動工具交換
装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 切粉除去装置 3 工作機械の工具回転軸 4 工具ホルダ(ミリングチャック) 5 本体軸 5d 本体軸の先端面 6 ウエイトケース 6a ウエイトケースの外周面(テーパ面) 7 切粉捕捉爪 7a 切粉捕捉爪の先端刃部 8 爪駆動手段 10 回転角度規定手段 11 回転力制御手段 12 長孔 13 係止ピン(位置決めピン) 14 係止ピン(緩衝ピン) 15 トルク調整ボルト 16 弾発部材 17 制動ピン 18 係止凹部 21 案内溝 24 駆動ピン 25 切粉捕捉爪の長孔 33 工作機械の主軸 34 チャック A 切粉捕捉爪の突出方向 B 切粉捕捉爪の退入方向 C 切粉 W 工作物 X 本体軸の正回転方向 Y 本体軸の逆回転方向 θ 本体軸とウエイトケースの相対的回転角度
範囲

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される工作機械の工具回転軸に
    取り外し可能に取り付けられる本体軸と、 該本体軸の外周部に自由回転可能に軸支されるウエイト
    ケースと、 該ウエイトケースに、ウエイトケース外周面から突出退
    入可能に設けられた切粉捕捉爪と、 前記本体軸に設けられて、該本体軸と前記ウエイトケー
    スとの相対的な回転動作に伴い前記切粉捕捉爪を突出退
    入動作させる爪駆動手段とを備えてなることを特徴とす
    る工作機械の切粉除去装置。
  2. 【請求項2】 前記ウエイトケースは、その外周面が先
    細の円筒テーパ面に形成されている請求項1に記載の工
    作機械の切粉除去装置。
  3. 【請求項3】 前記ウエイトケースの先端部に、一対の
    案内溝が一直径線に対して平行に延びて設けられ、これ
    ら両案内溝に、一対の前記切粉捕捉爪が摺動可能に支持
    されている請求項1に記載の工作機械の切粉除去装置。
  4. 【請求項4】 前記爪駆動手段は、前記本体軸の先端面
    に突設された駆動ピンと、前記切粉捕捉爪の基端部に設
    けられ、前記駆動ピンが係合する長孔とからなり、 前記ウエイトケースに対する前記本体軸の相対的回転動
    作に伴う前記駆動ピンの旋回動作により、該駆動ピンと
    前記長孔の係合を介して、前記切粉捕捉爪が前記ウエイ
    トケースの外周面に対し突出退入動作される請求項1ま
    たは3に記載の工作機械の切粉除去装置。
JP13608492A 1992-04-28 1992-04-28 工作機械の切粉除去装置 Withdrawn JPH05305548A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016165703A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 日生工業株式会社 切屑排出工具及び方法
JP2018183858A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 オークマ株式会社 切粉処理装置
CN109702549A (zh) * 2019-03-08 2019-05-03 芜湖西诺普汽车零部件科技有限公司 一种收屑器

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