JPH0888Y2 - 工具ホルダ - Google Patents

工具ホルダ

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JPH0888Y2
JPH0888Y2 JP9207690U JP9207690U JPH0888Y2 JP H0888 Y2 JPH0888 Y2 JP H0888Y2 JP 9207690 U JP9207690 U JP 9207690U JP 9207690 U JP9207690 U JP 9207690U JP H0888 Y2 JPH0888 Y2 JP H0888Y2
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JP
Japan
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tool
holder
spindle
tool holder
turret
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JP9207690U
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JPH0451308U (ja
Inventor
信之 高木
惠三 山川
Original Assignee
オ−クマ株式会社
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、対向主軸旋盤等二つの主軸台を有する工作
機械に、主として用いられる工具ホルダに関するもので
ある。
従来の技術 従来、対向主軸旋盤等二つの主軸台を有する旋盤にお
いては、タレットに装着される工具の本数により、加工
制限が生じたり加工配分が難しい場合が発生する。これ
を解決するために開発された技術に実開平1-37843号が
ある。このものは第7図に示すように、タレット101に
保持される工具ホルダ102に、双方の工具の刃先が主軸
回転軸線方向に相反して向けられるよう、固定工具を二
本取付けるようにしたものである。
考案が解決しようとする課題 従来の技術で述べた実開平1-37843号は、一つの工具
ホルダに二本の固定工具を取付けて対向する二つの主軸
台に対応できるようにしたもので、ミーリング加工を可
能とする対向主軸複合旋盤の回転工具ホルダには適応で
きないという問題点を有していた。本考案は、従来の技
術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、回転工具と固定工具を同
一ホルダに取付可能として、タレットの装着工具本数を
増加して、ミーリング加工の多い複雑な工作物において
も加工制限又は加工能率を無視した加工配分等をなくす
ることのできる工具ホルダを提供しようとするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案における工具ホル
ダは、主軸軸線方向の回転中心軸のまわりで旋回割出可
能に設けられたタレットの回転工具取付ステーションに
着脱可能に装着される工具ホルダにおいて、回転工具を
挿着する手段を有する少なくとも一本の工具主軸が回転
可能に設けられたホルダベースに固定工具取付手段を前
記回転工具と干渉しない側に設けたものである。
作用 対向主軸台の一方の主軸チャックに把持される工作物
に対して例えば回転工具によりミーリング加工を行った
場合には、他方の主軸チャックに把持される工作物に対
しては同一工具ホルダの固定工具により旋削加工を行
う。
実施例 実施例について第1図,第2図を参照して説明する。
公知の対向主軸複合旋盤において、ベッド上に設けら
れた二系統のZ軸案内の一方の案内上に、第1主軸台1
及び第2主軸台2がそれぞれ移動位置決め可能に載置さ
れており、第1主軸台1に第1主軸3が、第2主軸台2
に第2主軸4が、互いに対向して回転可能に支持され、
第1主軸3及び第2主軸4の先端に、第1チャック5及
び第2チャック6がそれぞれ嵌着されている。
ベッド上の他方のZ軸案内上に、図示しない往復台が
移動位置決め可能に載置され、往復台上に設けられた案
内上に、刃物台7が移動位置決め可能に載置されてい
る。刃物台7の左側にタレット8がZ軸方向の回転中心
軸のまわりで旋回割出可能に設けられており、タレット
8外周の回転工具取付ステーションに工具ホルダ10が着
脱可能に取付けられている。
工具ホルダ10のホルダベース9は、タレット8の工具
取付ステーションに外側から穿設された半径方向の穴8a
に挿入されるストレートシャンク9aを一体に有し、スト
レートシャンクの外周上にセレーション9bが刻設されて
いる。セレーション9bはタレット8の穴8aの回りに180
°位相を異にして設けられている二つのクランプ駒のう
ち何れか一方に係合されて、工具ホルダ10は反転取付及
びクランプ可能とされている。ホルダベース9にはスト
レートシャンク9aと同心の穴9cと、これと直角な先止ま
りの段付穴9dとが穿設されており、穴9cは先端が段付穴
9dの中央部にて開放されている。段付穴9dには軸受11,1
2により工具主軸13が回転可能に支持されており、工具
主軸13の先端にコレットブッシュ14を介して回転工具T1
が挿着されている。更に工具主軸13には中央部に傘歯車
15が嵌着されており、傘歯車15は穴9cに複数の軸受によ
り回転可能に支持される回転軸16先端の傘歯車17と噛合
され、回転軸16の後端に爪クラッチ20が嵌着されてい
る。
一方刃物台7内にはモータ18が固着されており、モー
タ18の出力軸に嵌着されるプーリ19とタレット旋回中心
に回転可能に設けられた第1駆動軸21に嵌着されるプー
リ22との間にベルト23が張設されている。第1駆動軸21
の先端には傘歯車24が嵌着されており、傘歯車24はタレ
ット8の穴8aと同心に回転可能に設けられた第2駆動軸
25後端の傘歯車26と噛合されている。そして第2駆動軸
25の先端には前記爪クラッチ20とかけ外し自在に係合す
る爪クラッチ27が嵌着されている。
更にホルダベース9には回転工具T1の刃先に対して反
対方向の側面に、ストレートシャンク9aと平行に固定工
具取付溝9eが刻設されており、溝9eに旋削工具T2が図示
しないボルトにより取付けられている。
続いて本実施例の作用について説明する。
第1チャック5に新しい工作物Wを把持し、タレット
8の回転工具取付ステーションに旋削工具T2を左側にし
て装着した工具ホルダ10を切削位置に割出し、旋削工具
T2により一次加工の表側の端面切削を行う。次いでタレ
ット8の回転工具取付ステーションに旋削工具T2を右側
にして装着した工具ホルダ10が切削位置に割出され、回
転工具T1により工作物端面の芯ずれ位置に軸方向の止ま
り穴明け加工を行う。
次いで第1主軸台1と第2主軸台2が同時にZ軸方向
互いに接近する方向に移動し、第1チャック5に把持す
る工作物が第2チャック6の開かれた把持爪内に挿入さ
れ、第2チャックが閉じ第1チャック5が開いて工作物
を把持替えが行われ、第1主軸台1,第2主軸台2が同時
にZ軸方向互いに離れる方向に移動して所定の位置に位
置決めされる。次いで先に切削位置に割出されている工
具ホルダ10の右側に取付けられた旋削工具T2により二次
加工の裏側の外形及び端面切削を行う。
尚工具ホルダの反転取付ができない工具取付ステーシ
ョンの場合には、左右逆に形成された二種類の工具ホル
ダを使用する。
また工具ホルダは、第1図に示す上述の工具ホルダに
限定されるものではなく、第3図に示すように工具主軸
31を二本並列に設けたホルダベース32とすることもで
き、更に第4図に示すように左側面に穴ぐり用旋削工具
T3取付穴33aを穿設したホルダベース33とすることもで
きる。
また第5図に示すように工具主軸34をストレートシャ
ンク35aと同心に設け、左側面に穴ぐり用旋削工具T3取
付穴35bを穿設したホルダベース35とすることもでき
る。
また第6図に示すようにストレートシャンク36aに対
して傾斜角を有する工具主軸37を設け、これと干渉しな
い方向の側面に穴ぐり用旋削工具T3取付穴36bを穿設し
たホルダベース36とすることもできる。
考案の効果 本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
回転工具を把持する手段を備える工具主軸を回転可能
に有するホルダベースに、回転工具と干渉しない側に固
定工具取付手段を設けて、一本の工具ホルダに回転工具
と旋削工具が取付くようにしたので、タレット装着の工
具本数が増加し、ミーリング加工が多い複雑な工作物に
対して加工制限がなくなり、更に通常の工作物に対して
は加工の配分が容易になるとともに、タレットの旋回割
出時間が少なくなって能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の工具ホルダの断面図、第2図は本実
施例の工具ホルダを装着したタレット刃物台及び対向主
軸台の上視図、第3図は他の実施例の二本の工具主軸を
有する工具ホルダの上視図、第4図は他の実施例の穴ぐ
り用旋削工具の取付手段を有する工具ホルダの上視図、
第5図は他の実施例のストレートシャンクと同心に工具
主軸を有するホルダベースに穴ぐり用旋削工具の取付手
段を設けた工具ホルダの上視図、第6図はストレートシ
ャンクに対して傾斜する工具主軸を有するホルダベース
に、穴ぐり用旋削工具の取付手段を設けた工具ホルダの
上視図、第7図は従来の互いに相反する方向に刃先を向
けて固定工具が取付けられた工具ホルダを装着した対向
主軸旋盤の上視図である。 8……タレット、9……ホルダベース 9e……旋削工具取付溝、13……工具主軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸軸線方向の回転中心軸のまわりで旋回
    割出可能に設けられたタレットの回転工具取付ステーシ
    ョンに着脱可能に装着される工具ホルダにおいて、回転
    工具を挿着する手段を有する少なくとも一本の工具主軸
    が回転可能に設けられたホルダベースに固定工具取付手
    段を前記回転工具と干渉しない側に設けたことを特徴と
    する工具ホルダ。
JP9207690U 1990-08-31 1990-08-31 工具ホルダ Expired - Fee Related JPH0888Y2 (ja)

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JP9207690U JPH0888Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 工具ホルダ

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JP9207690U JPH0888Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 工具ホルダ

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JPH0451308U JPH0451308U (ja) 1992-04-30
JPH0888Y2 true JPH0888Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=31828264

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1275455B1 (en) 2000-03-10 2010-12-01 Citizen Holdings Co., Ltd. Tool holder

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JPH0451308U (ja) 1992-04-30

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