JPH05305187A - オートロック型ステップスライド式カッターナイフ - Google Patents

オートロック型ステップスライド式カッターナイフ

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JPH05305187A
JPH05305187A JP4111392A JP11139292A JPH05305187A JP H05305187 A JPH05305187 A JP H05305187A JP 4111392 A JP4111392 A JP 4111392A JP 11139292 A JP11139292 A JP 11139292A JP H05305187 A JPH05305187 A JP H05305187A
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cutter
lock
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slider
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昭二 岡田
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B5/00Hand knives with one or more detachable blades
    • B26B5/001Hand knives with one or more detachable blades with blades being slid out of handle immediately prior to use
    • B26B5/002Hand knives with one or more detachable blades with blades being slid out of handle immediately prior to use segmented blades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Knives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッター本体の係合凹部に板ばね部材を係合
させてスライダーをロックするタイプのカッターナイフ
で、ロック機構部を、構造が簡単で大きな力に耐えられ
るようにする。 【構成】 板ばね部材7を、平板状のスプリング部71
と、これに対して直角に突出する断面逆U字状のロック
部72とから構成する。このロック部72の一対の平面
部73を係合凹部23の係合面24と係合させてスライ
ダー3をロックし、操作部材6のスライダー本体5に対
する変位によりロック部72を押し下げて係合解除でき
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートロック型ステッ
プスライド式カッターナイフに係り、詳しくは、カッタ
ー本体のスライド溝内に進退可能に挿入されてカッター
刃と連結されたスライダーを、カッター使用時に動かな
いようにロックするための機構を備えたカッターナイフ
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、カッターナイフのス
ライダーをロックする機構としては、スライダーで保持
したばねの一部を、カッター本体のスライド溝の側面に
設けた係合壁に長手方向に連続的に形成したクリック止
め用の係合凹部に係合させるタイプの機構が知られてい
る。その一例としては、実公平2−20991号公報に
開示された機構を挙げることができる。
【0003】この公報に開示されたカッターナイフで
は、スライダーを、スライダー本体と、スライダー本体
に対してカッター刃進退方向へ変位可能な操作部材とか
ら構成しており、ほぼV形に形成した板ばね又はねじり
ばねの中央部分をスライダー本体で保持し、その両側の
自由端をカッター本体の係合凹部に係合させてスライダ
ーをロックするようにしている。また、操作部材に、通
常はばねの両自由端の間に位置し、操作部材をスライダ
ー本体に対して前後いずれかへ動かしたときに、ばねの
一方の自由端を係合凹部から外すように操作部材ととも
に動作する解除片を設けている。
【0004】この構成では、スライダーの操作時には操
作部材がスライダー本体に対してその操作方向へ動くの
で、2つの自由端のうちの操作方向前方側の係合状態が
解除されて刃の出し入れ操作が可能となり、逆にスライ
ダーから手を離せば両自由端が係合凹部と係合するの
で、スライダーがカッター本体に対してロックされる。
【0005】しかし、このカッターでは、その使用時に
カッターに加わる力がばねに対して曲げ荷重として作用
するので、大きな力が加わったときにはばねが変形し
て、機構部の壊れる虞がある。そのため、この機構を大
型のカッターナイフに適用するのは難しいという問題が
あった。
【0006】これに対して、実公昭61−42522号
公報では、使用時に刃からの力がばねには直接作用しな
いロック機構を備えたカッターナイフが開示されてい
る。このカッターでは、スライダーを前述と同様にスラ
イダー本体と操作部材とから構成し、操作部を通常はそ
の可動範囲の中間位置で保持しておくための第2のばね
を、カッター本体の係合凹部と係合するロック用のばね
とは別に設けている。そして、スライダーから手を離し
てスライダーがその中間位置となったときに、ロック用
ばねの係合部分が係合凹部から離れないように、その係
合部分を離脱方向の反対側から保持するロック部を操作
部材に設けている。スライダーの操作方向はばねの離脱
方向とほぼ直角になっており、したがってスライダーの
操作時には操作部材がばねのロック部分から横へ移動し
てロック部分の離脱が可能となるので、刃を出し入れで
きる。
【0007】この構成によれば、カッター使用時の刃か
らの力を操作部材のロック部で受けるので、ばねの係合
部分が剛性を有していれば大きな力に耐えることは可能
であるが、スライダーから手を離した時の操作部材の位
置を規制するための第2のばねが必要であるなど、構造
が複雑にならざるを得ない。
【0008】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、構造が簡単で且つ大きな力にも耐えられるロック
機構を備えたカッターナイフを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明に
係るオートロック型ステップスライド式カッターナイフ
は、カッター刃と、カッター刃が進退可能に挿入される
スライド溝を有するカッター本体と、カッター刃ととも
にスライド溝に挿入されるスライダーとを備え、カッタ
ー本体が、スライド溝の少なくとも一側面から内方へ突
出する係合壁を備えるとともに、この係合壁が、カッタ
ー刃進退方向に所定間隔で連続して形成され且つそれぞ
れカッター刃進退方向に相対する係合面を有する係合凹
部を備え、スライダーが、カッター刃と連結されるスラ
イダー本体と、スライダー本体に保持される操作部材
と、スライダー本体に保持されて上記係合凹部に係脱す
る板ばね部材とを備えたタイプのカッターナイフであっ
て、上述の技術的課題を解決するために以下のように構
成されたことを特徴としている。
【0010】すなわち、板ばね部材が、カッター刃進退
方向沿いに延在する平板状のスプリング部と、スプリン
グ部から直角方向へ断面逆U字状に突出して相対する一
対の平面部とその間に連接する湾曲部よりなるロック部
とから構成されており、スプリング部は、ロック部が上
記直角方向へ移動することにより係合凹部に対して嵌入
・退去可能に上記スライダー本体に保持されている。そ
して、操作部材は、ロック部の一対の平面部と所定の係
合凹部の係合面とを係合した状態、言い替えればロック
部が係合凹部にぴったりとはまるようにこれらの面が互
いに接触した状態、あるいはロック部が係合凹部内でカ
ッター刃進退方向へ僅かに動くように少し遊びのある状
態に保持するロック位置と、その係合状態を解除するロ
ック解除位置間で変位自在に構成されている。
【0011】上記構成においては、操作部材をロック解
除位置にすれば、板ばね部材のロック部の平面部が係合
凹部の係合面とほぼ接触した状態が解除される。このと
き、ロック部の湾曲面が係合凹部内に残っていても、ス
ライダーをカッター刃進退方向へ操作すれば、スプリン
グ部を撓ませて湾曲面を係合壁の表面に滑らせながらカ
ッター刃をスライド溝内で出し入れ操作することができ
る。そして、ロック部が次の係合凹部の位置まで進む
と、スプリング部のばね作用によってロック部の湾曲面
が係合凹部内に嵌入する。このとき手を離せば、ロック
部の平面部と係合凹部の係合面とが係合し、スライダー
がロックされる。
【0012】この状態でカッターを使用すると、カッタ
ー刃に加えられる力はスライダー本体に伝達されるが、
スプリング部がこの力の方向とほぼ平行に配置されてい
るので、その力は、板ばね部材に対する曲げ荷重とはな
らない。そのため、この構成であれば、カッター使用時
に大きな力が生じたとしても、ばねが変形したり、損傷
したりするのを防止できる。このように、上記構成によ
れば、極めて簡単な構成でありながら、大きな力を受け
ることができる。
【0013】また、上記構成においては、操作部材の変
位方向をカッター刃進退方向とほぼ一致させ、且つ操作
部材に、ロック解除位置へ移動させたときに板ばね部材
のロック部を押し下げて係合凹部との係合を解除するよ
うに、例えば断面V字状の傾斜面を設けることが好まし
い。
【0014】このように構成すれば、操作部材をカッタ
ー刃の進退いずれの方向へ操作しても、傾斜面がそれに
伴って移動する。したがって、ロック部がこの傾斜面に
押されてその一対の平面部が係合凹部の係合面から後退
するので、スライダーのロックを解除できる。逆にロッ
ク部が係合凹部に対応する位置で操作部材から手を離せ
ば板ばね部材が撓んでいない状態に復帰するので、スラ
イダーをロックできる。このように刃の進退方向への操
作でロックを解除できるので、極めて簡単な操作でカッ
ター刃の出し入れを行える。
【0015】また、この代わりに、操作部材の変位方向
をカッター刃の面直角方向とほぼ一致させ、且つ上記ロ
ック解除位置へ移動させたときに板ばね部材のロック部
を押し下げて係合凹部との係合を解除する押さえ面を操
作部材に設けてもよい。
【0016】このように構成すれば、操作部材をカッタ
ー刃に直角な方向へ押し込むことにより、ロック部を係
合凹部から退去させてスライダーのロックを解除でき、
操作部材から手を離せばスライダーをロックできる。し
たがって、操作部材を押し込みながらカッター刃の進退
方向へ操作すれば、カッター刃の出し入れを行える。
【0017】また、上記構成においては、係合壁をスラ
イド溝の両側面に形成することが好ましい。このように
構成すれば、板ばね部材のロック部がスライド溝の両側
面の係合凹部と係脱するから、カッター使用時の力を2
箇所で受けることになる。したがって、より大きな力で
あっても耐えることができ、このロック機構を大型のカ
ッターナイフにも極めて好適なものとすることができ
る。
【0018】上記構成においては、板ばね部材のロック
部を係合凹部に対して移動可能とするために、該ロック
部をスプリング部の中間位置に形成し、スプリング部の
一端部もしくは両端部をスライダー本体により面方向へ
摺動可能に保持することができる。また、その代わり
に、ロック部をスプリング部の一端側に形成し、スプリ
ング部の他端側をスライダー本体に固定してもよい。
【0019】また、上記構成においては、板ばね部材
を、1枚の板ばね材を折り曲げることにより、スプリン
グ部とロック部とを一体として形成することが好まし
く、そうすることによって、構成をより簡素化できる。
その代わりに、スプリング部とロック部とを別部材にし
て板ばね部材を構成してもよい。この場合、例えば板ば
ねを金属板で形成し、ロック部を摩擦係数の小さな合成
樹脂などで形成することができ、それによりスライダー
の操作を滑らかに行うことができる。
【0020】なお、上記構成においては、板ばね部材の
ロック部が係合凹部に対して溝の底面側から係脱するよ
うに、スプリング部をカッター刃と略平行な面に沿って
配置することや、ロック部が係合凹部に対して溝の幅方
向に係脱するように、スプリング部をカッター刃と略直
角な面に沿って配置することができる。
【0021】
【実施例】以下に、図1から図4に示した本発明の第1
実施例に係るオートロック型ステップスライド式カッタ
ーナイフについて詳細に説明する。
【0022】図1はこのカッターナイフの斜視図、図2
は分解斜視図、図3はカッター本体の係合壁とスライダ
ーとからなるロック機構部の平面図、図4はその中央横
断面図である。
【0023】図において、1は摩耗した刃先を刻線11
に沿って折り取ることの可能なカッター刃、2はこのカ
ッター刃1が一直線方向へ進退可能に挿入されるスライ
ド溝21を有するカッター本体、3はカッター刃1とと
もにスライド溝21の中に挿入されるスライダーであ
る。
【0024】カッター本体2は、金属板の折り曲げ加工
により、リップ溝形部材のような断面形状に形成された
ものであり、スライド溝21の両側面から溝の内方へ突
出する係合壁22を備えている。この係合壁22には、
カッター刃1の進退方向に、係合凹部23が一定の間隔
で連続して形成されている。そして、各係合凹部23
は、カッター刃1の進退方向に相対する係合面24を有
している。なお、このカッター本体2には、インサート
成形などの方法により、合成樹脂のグリップ4が固定さ
れている。
【0025】スライダー3は、スライダー本体5と操作
部材6と板ばね部材7とから構成されている。スライダ
ー本体5は、カッター本体2のスライド溝21に挿入さ
れて、この溝21の底壁25(図4)と係合壁22との間
に挟まれる基部51と、基部51から突出し、操作部材
6を保持する保持部52とから構成されている。基部5
1は一端に突起53を有し、この突起53をカッター刃
1の一端に形成された連結穴12に挿入することによ
り、スライド溝21内でスライダー本体5とカッター刃
1とが連結される。また、板ばね部材7はスライダー本
体5に保持され、この板ばね部材7が係合壁22の係合
凹部23に係脱するようになっている。
【0026】板ばね部材7は、1枚の金属の板ばね材を
折り曲げることにより形成されていて、カッター刃1の
進退方向沿いに延在する細幅の平板状スプリング部71
と、スプリング部71よりも幅広で、該スプリング部7
1の中央から直角方向へ断面逆U字状に突出するロック
部72とを一体的に有している。ロック部72は、相対
する一対の平面部73と、その間に連接する湾曲部74
から構成されている。
【0027】スライダー本体5の基部51は、板ばね部
材7のロック部72を受け入れる幅広の中央開口54
(図4)と、その両側に形成され、板ばね部材7のスプリ
ング部71の全長よりも幾分短い長さで細幅の両側開口
55を有している。また、保持部52と基部51との間
には、開口55と通じるスリット56が形成されてい
る。保持部52は、中央に開口57を有し、両側面に開
口57と通じる溝58が形成されている。
【0028】操作部材6は、上面に滑り止め用の溝62
が多数形成された操作部61と、操作部61の下面に突
設されて上記スライダー本体5の保持部開口57に挿入
されるロック片63とから構成されている。ロック片6
3の両側面には、スライダー本体5の溝58にはまり込
んで係合し、該溝58よりも幅の狭い爪64が形成さ
れ、操作部材6をスライダー本体5に組み付けたとき
に、操作部材6をカッター刃1の進退方向にスライドさ
せ得るようになっている。また、ロック片63の下端部
には、V字状の傾斜面65が形成されている。この傾斜
面65は、板ばね部材7をスライダー本体5のスリット
56に差し込んで組み付け、そのスプリング部71がほ
ぼ平坦で撓んでいないときに、ロック部72の湾曲面7
4と接触する一方で、操作部材6をスライダー本体5に
対してスライドさせたときに、ロック部72を下方へ押
し込んで平面部73を係合面24から外し、湾曲部74
が係合凹部内に残るように形成されている。
【0029】以上説明した構成によれば、操作部材6
は、板ばね部材7が撓んでいない状態のときは図4に示
す中立のロック位置に保持される。この状態は、スライ
ダー3をカッター刃1とともにカッター本体2のスライ
ド溝21に組み込んだときには、板ばね部材7のロック
部72がホルダー本体2の係合凹部23に嵌入し、平面
部73が係合面24とほぼ接触する状態である。この状
態でカッターを使用して外力がスライダー3に伝えられ
ても、板ばね部材7がこの力の方向とほぼ平行に設けら
れているので、従来よりも板ばね部材7が変形する虞は
少ない。そのため、この機構であれば、大型のカッター
に適用しても、カッター使用時の大きな力に耐えること
が可能である。
【0030】一方、カッター刃1を出し入れ操作すると
きは、刃1を動かそうとする方向へスライダー3を操作
すれば、まず操作部材6がスライダー本体5に対して変
位し、傾斜面65により板ばね部材7のロック部72が
押し下げられ、その結果、平面部73が係合面24から
下へずれる。したがって、スライダー3の操作を続行す
れば、スプリング部71を撓ませて湾曲部74を係合壁
22の下面と接触させながら刃1を動かすことができ
る。ロック部72が次の係合凹部23の位置に達する
と、撓んでいた板ばね部材7が僅かに復帰する。そのた
め、スライダー3を操作するときには、連続する係合凹
部23にロック部72が出入りを繰り返すことになるの
で、クリック音を伴った操作を行える。また、所望の位
置で操作部材6から手を離せば、平面部73が係合面2
4とほぼ接触するまでロック部72が係合凹部23内に
嵌入するので、上述したように刃を確実にロックした状
態に保持できる。
【0031】次に、図5に示した第2実施例について説
明する。なお、本図においては、第1実施例と同様の部
分には同一の符号を付している。以下、異なる符号を付
した部分について説明する。
【0032】本実施例は、スライダー本体5に対する操
作部材6aの変位方向を第1実施例とは異なる方向、具
体的にはカッター刃1の面直角方向に設定したものであ
る。本実施例では、ロック片63aはスライダー本体5
の開口57の内面とほぼ接触する大きさに形成され、上
下へ移動可能になっている。そして、ロック片63aの
下端部には撓んでいない状態の板ばね部材7のロック部
72と接触する平坦な押さえ面65aが形成されてい
る。また、ロック部72の平面部73が係合凹部23の
係合面24から外れる位置までロック部72を押し込む
ように、保持部52と操作部61aとの間には隙間が設
けられている。
【0033】本実施例においても、図示のロック位置で
は、カッター使用時の外力がスライダー3に伝えられて
も、その力により板ばね部材7が変形する虞は少ないの
で、大型のカッターに適用した場合などにに刃に大きな
力が加わってもその力を耐えることができる。逆にカッ
ター刃1を出し入れ操作するときは、操作部材6aをス
ライダー本体5内に押し込みながらスライダー3aを操
作すれば、第1実施例と同様にしてクリック音を伴った
操作を行いながら、所望の位置でスライダー3aをロッ
クできる。
【0034】次に、図6に示した第3実施例について説
明する。第1実施例では、板ばね部材7のロック部72
をスプリング部71の中央に形成し、スプリング部71
の両端部をスライダー本体5で摺動可能に保持していた
が、本実施例では、板ばね部材7aのロック部72aがス
プリング部71aの一端側に形成され、スプリング部7
1aの他端側がビス8によりスライダー本体5に固定さ
れて、スライダー3bが構成されている。また、板ばね
部材7aの保持方式が前記実施例と異なるため、基部5
1a及び開口55aの形状等が第1実施例とは異なってい
る。
【0035】このように構成しても、カッターの使用時
に板ばね部材7aに曲げ力は加わらないので、従来より
も大きな力で被加工物の切断を行っても板ばね部材が変
形するのを防止できる。したがって、簡素な機構であり
ながら、大型のカッターにも適用できる。
【0036】次に、図7に示した第4実施例について説
明する。この実施例は、板ばね部材7bのスプリング部
71bとロック部72bとを別部材により形成した点を除
いては、第1実施例と同様の構成である。このように構
成すれば、例えばロック部72bを摩擦係数の小さな合
成樹脂で形成できるから、スライダー3cの操作を滑ら
かに行うことが可能である。なお、前記各実施例の場
合、板ばね部材7,7aを1枚の金属の板ばね材を折り曲
げ加工して形成しているので、製造はプレス加工により
極めて容易に行え、大量生産する場合のコストアップを
抑えることができるという利点を有する。また、板ばね
部材7,7aを一枚の板ばね材から形成する場合でも、ロ
ック部72,72aの表面に樹脂コーティングすれば、ス
ライダー3,3a,3bを滑らかに操作することが可能であ
る。
【0037】次に、図8に示した第5実施例について説
明する。この図では、係合凹部23と板ばね部材7cの
係合状態のみを示している。図示するように、本実施例
では、板ばね部材7cのロック部72cが係合凹部23に
対してスライド溝21の幅方向に係脱するように、スプ
リング部71cがカッター刃と略直角な面に沿って配置
されている。したがって、板ばね部材7cは、スライダ
ー本体の基部に対して立てた状態で保持される(不図
示)。
【0038】本実施例では、ロック部72cは矢印の方
向へ移動して係合凹部23に対して嵌入・退去する。し
たがって、スライダーの操作部材はこの矢印方向へ変位
可能にスライダー本体で保持するか、または操作部材を
カッター刃の進退方向もしくは面直角方向に変位可能に
スライダー部材で保持した上で、その方向への操作を第
1実施例の操作部材に設けたような傾斜面で方向変換す
れば、前述の各実施例と同様に、簡単な操作でカッター
刃の出し入れを行うことができる。
【0039】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施することが可能
である。例えば、上記各実施例では、係合凹部23をス
ライド溝21の両側に設けているが、カッター刃1にか
かる力が比較的小さい場合などは、この係合凹部23は
スライド溝21の片側だけに設けてもよい。その場合、
板ばね部材7,7a,7bも、スプリング部71,71a,7
1bの片側にだけロック部72,72a,72bが張り出す
ように形成すればよい。また、第2実施例の操作部材6
aにおけるロック片63aの押さえ面65aは、傾斜面で
形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るカッターナイフの
斜視図である。
【図2】 このカッターナイフの分解斜視図である。
【図3】 ロック機構部の平面図である。
【図4】 ロック機構部の中央横断面図である。
【図5】 第2実施例に係るカッターナイフのロック機
構部の横断面図である。
【図6】 第3実施例に係るカッターナイフのロック機
構部の横断面図である。
【図7】 第4実施例に係るカッターナイフのロック機
構部の横断面図である。
【図8】 板ばね部材と係合凹部との係合状態を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 カッター刃 2 カッター本体 3 スライダー 4 グリップ 5 スライダー本体 6 操作部材 7 板ばね部材 8 ビス 21 スライド溝 22 係合壁 23 係合凹部 24 係合面 65 傾斜面 65a 押さえ面 71 スプリング部 72 ロック部 73 平面部 74 湾曲部
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】これに対して、実公昭61−42522号
公報では、使用時に刃からの力がばねには直接作用しな
いロック機構を備えたカッターナイフが開示されてい
る。このカッターでは、スライダーを前述と同様にスラ
イダー本体と操作部材とから構成し、操作部を通常はそ
の可動範囲の中間位置で保持しておくための第2のばね
を、カッター本体の係合凹部と係合するロック用のばね
とは別に設けている。そして、スライダーから手を離し
て操作部材がその中間位置となったときに、ロック用ば
ねの係合部分が係合凹部から離れないように、その係合
部分を離脱方向の反対側から保持するロック部を操作部
材に設けている。スライダーの操作方向はばねの離脱方
向とほぼ直角になっており、したがってスライダーの操
作時には操作部材がばねの係合部分から横へ移動して係
合部分の離脱が可能となるので、刃を出し入れできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】このように構成すれば、操作部材をカッタ
ー刃の進退いずれの方向へ操作しても、傾斜面がそれに
伴って移動する。したがって、ロック部がこの傾斜面に
押されてその一対の平面部が係合凹部の係合面から後退
するので、スライダーのロックを解除できる。逆にロッ
ク部が係合凹部に対応する位置で操作部材から手を離せ
ば板ばね部材が撓んでいない状態に復帰するので、スラ
イダーをロックできる。また、このとき板ばね部材の復
帰に伴って操作部材がスライダー本体に対して自動的に
元の位置に戻る。このように刃の進退方向への操作でロ
ックを解除でき、しかも操作部材から手を離すだけでス
ライダーをロックできるので、極めて簡単な操作でカッ
ター刃の出し入れを行える。また、操作部材をロック位
置に戻すための第2のばね等の別部材が不要であるか
ら、構成が複雑化することはない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、上記構成においては、板ばね部材
を、1枚の板ばね材を折り曲げることにより、スプリン
グ部とロック部とを一体として形成することが好まし
く、そうすることによって、構成をより簡素化できる。
その代わりに、スプリング部とロック部とを別部材にし
て板ばね部材を構成してもよい。この場合、例えばスプ
リング部を金属板で形成し、ロック部を摩擦係数の小さ
な合成樹脂などで形成することができ、それによりスラ
イダーの操作を滑らかに行うことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】板ばね部材7は、1枚の金属の板ばね材を
折り曲げることにより形成されていて、カッター刃1の
進退方向沿いに延在する細幅の平板状スプリング部71
と、スプリング部71よりも幅広で、該スプリング部7
1の中央から直角方向へ断面逆U字状に突出するロック
部72とを一体的に有している。ロック部72は、相対
する一対の平面部73と、その間に連接する湾曲部74
から構成され、組付時に、平面部73と湾曲部74との
境界部分が係合壁22の係合凹部23と接するようにな
っている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】以上説明した構成によれば、操作部材6
は、板ばね部材7が撓んでいない状態のときは図4に示
す中立のロック位置に保持される。この状態は、スライ
ダー3をカッター刃1とともにカッター本体2のスライ
ド溝21に組み込んだときには、板ばね部材7のロック
部72がカッター本体2の係合凹部23に嵌入し、平面
部73が係合面24とほぼ接触する状態である。この状
態でカッターを使用して外力がスライダー3に伝えられ
ても、板ばね部材7がこの力の方向とほぼ平行に設けら
れているので、従来よりも板ばね部材7が変形する虞は
少ない。そのため、この機構であれば、大型のカッター
に適用しても、カッター使用時の大きな力に耐えること
が可能である。また、板ばね部材7のロック部72に非
常に大きな力が加わった場合、係合面24から湾曲部7
4に加えられる力によりロック部72が係合凹部23か
ら係合壁22と直角な方向へ逃げる。したがって、ロッ
ク状態が自動的に解除されてロック部72がそれ以降の
係合凹部23にはまり込むので、板ばね部材7が壊れる
ことはない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】一方、カッター刃1を出し入れ操作すると
きは、刃1を動かそうとする方向へスライダー3を操作
すれば、まず操作部材6がスライダー本体5に対して変
位し、傾斜面65により板ばね部材7のロック部72が
押し下げられ、その結果、平面部73が係合面24から
下へずれる。したがって、スライダー3の操作を続行す
れば、スプリング部71を撓ませて湾曲部74を係合壁
22の下面と接触させながら刃1を動かすことができ
る。ロック部72が次の係合凹部23の位置に達する
と、撓んでいた板ばね部材7が僅かに復帰する。そのた
め、スライダー3を操作するときには、連続する係合凹
部23にロック部72が出入りを繰り返すことになるの
で、クリック音を伴った操作を行える。また、所望の位
置で操作部材6から手を離せば、平面部73が係合面2
4とほぼ接触するまでロック部72が係合凹部23内に
嵌入するので、上述したように刃を確実にロックした状
態に保持でき、同時に、操作部材6がロック位置へ戻
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】本実施例においても、図示のロック位置で
は、カッター使用時の外力がスライダー3に伝えられて
も、その力により板ばね部材7が変形する虞は少ないの
で、大型のカッターに適用した場合などに刃に大きな力
が加わってもその力を耐えることができる。逆にカッタ
ー刃1を出し入れ操作するときは、操作部材6aをスラ
イダー本体5内に押し込みながらスライダー3aを操作
すれば、第1実施例と同様にしてクリック音を伴った操
作を行いながら、所望の位置でスライダー3aをロック
できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】 第5実施例に係るカッターナイフの板ばね部
材と係合凹部との係合状態を示す平面図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッター刃(1)と、該カッター刃(1)が進
    退可能に挿入されるスライド溝(21)を有するカッター本
    体(2)と、該カッター刃(1)とともにスライド溝(21)に挿
    入されるスライダー(3,3a,3b,3c)とを備え、 上記カッター本体(2)が、上記スライド溝(21)の少なく
    とも一側面から内方へ突出する係合壁(22)を備えるとと
    もに、該係合壁(22)が、カッター刃進退方向に所定間隔
    で連続して形成され且つそれぞれカッター刃進退方向に
    相対する係合面(24)を有する係合凹部(23)を備え、 上記スライダー(3,3a,3b,3c)が、上記カッター刃(1)と
    連結されるスライダー本体(5)と、該スライダー本体(5)
    に保持される操作部材(6,6a)と、該スライダー本体(5)
    に保持されて上記係合凹部(23)に係脱する板ばね部材
    (7,7a,7b,7c)と、を備えたオートロック型ステップスラ
    イド式カッターナイフにおいて、 上記板ばね部材(7,7a,7b,7c)は、上記カッター刃進退方
    向沿いに延在する平板状のスプリング部(71,71a,71b,71
    c)と、該スプリング部(71,71a,71b,71c)から直角方向へ
    断面逆U字状に突出し且つ相対する一対の平面部(73,73
    a,73b)とその間に連接する湾曲部(74,74a,74b)よりなる
    ロック部(72,72a,72b,72c)とから構成され、該スプリン
    グ部(71,71a,71b,71c)は、該ロック部(72,72a,72b,72c)
    が上記直角方向へ移動することにより上記係合凹部(23)
    に対して嵌入・退去するように、上記スライダー本体
    (5)に保持され、 上記操作部材(6,6a)は、上記ロック部(72,72a,72b,72c)
    の一対の平面部(73,73a,73b)と所定の係合凹部(23)の係
    合面(24)との係合状態を保持するロック位置と、その係
    合状態を解除するロック解除位置間で変位自在に構成さ
    れたことを特徴とするカッターナイフ。
  2. 【請求項2】 上記操作部材(6)は、その変位方向がカ
    ッター刃進退方向と大略一致し、且つ上記ロック解除位
    置へ移動させたときに上記板ばね部材(7,7a,7b)のロッ
    ク部(72,72a,72b)を押し下げて上記係合凹部(23)との係
    合を解除する傾斜面(65)を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のカッターナイフ。
  3. 【請求項3】 上記操作部材(6a)は、その変位方向が上
    記カッター刃(1)の面直角方向と大略一致し、且つ上記
    ロック解除位置へ移動させたときに上記板ばね部材(7)
    のロック部(72)を押し下げて上記係合凹部(23)との係合
    を解除する押さえ面(65a)を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のカッターナイフ。
  4. 【請求項4】 上記係合壁(22)が上記スライド溝(21)の
    両側面に形成されたことを特徴とする請求項1記載のカ
    ッターナイフ。
  5. 【請求項5】 上記板ばね部材(7,7b,7c)のロック部(7
    2,72b,72c)は上記スプリング部(71,71b,71c)の中間位置
    に形成され、該スプリング部(71,71b,71c)の一端部もし
    くは両端部が上記スライダー本体(5)に面方向へ摺動可
    能に保持されたことを特徴とする請求項1記載のカッタ
    ーナイフ。
  6. 【請求項6】 上記板ばね部材(7a)のロック部(72a)は
    上記スプリング部(71a)の一端側に形成され、該スプリ
    ング部(71a)の他端側が上記スライダー本体(5a)に固定
    されたことを特徴とする請求項1記載のカッターナイ
    フ。
  7. 【請求項7】 上記板ばね部材(7,7a,7c)は、1枚の板
    ばね材を折り曲げることにより、上記スプリング部(71,
    71a,71c)とロック部(72,72a,72c)とが一体的に形成され
    たことを特徴とする請求項1記載のカッターナイフ。
  8. 【請求項8】 上記板ばね部材(7b)は、上記スプリング
    部(71b)とロック部(72b)とが別部材により形成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のカッターナイフ。
  9. 【請求項9】 上記板ばね部材(7,7a,7b)のロック部(7
    2,72a,72b)が上記係合凹部(23)に対してスライド溝(21)
    の底面側から係脱するようにスプリング部(71,71a,71b)
    が上記カッター刃(1)と略平行な面に沿って配置された
    ことを特徴とする請求項1記載のカッターナイフ。
  10. 【請求項10】 上記板ばね部材(7c)のロック部(72c)
    が上記係合凹部(23)に対してスライド溝(21)の幅方向に
    係脱するようにスプリング部(71c)が上記カッター刃(1)
    と略直角な面に沿って配置されたことを特徴とする請求
    項1記載のカッターナイフ。
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