JPH05304608A - ジグザグスキャン制御回路 - Google Patents

ジグザグスキャン制御回路

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JPH05304608A
JPH05304608A JP4647392A JP4647392A JPH05304608A JP H05304608 A JPH05304608 A JP H05304608A JP 4647392 A JP4647392 A JP 4647392A JP 4647392 A JP4647392 A JP 4647392A JP H05304608 A JPH05304608 A JP H05304608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
output
zigzag scan
control circuit
scan control
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4647392A
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English (en)
Inventor
Kaoru Mihashi
薫 三橋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05304608A publication Critical patent/JPH05304608A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像信号帯域圧縮装置におけるメモリの8×8
ブロック内の全アドレスをROMに格納することなくL
SI化を実現し、データ量を少なくして回路規模の小さ
いジグザグスキャン制御回路を提供することにある。 【構成】データ(係数)を記憶するメモリ7のアドレス
を指定するジグザグスキャン制御回路1は、クロックを
計数するアドレスカウンタ2と、第1および第2の反転
器3および5と、これら第1および第2の反転器3およ
び5間に接続されたアドレス設定部4と、アドレスカウ
ンタ2の出力および第2の反転器5の出力を加算する加
算器6とを有する。これにより、メモリ7に対して2つ
のアドレスを出力することにより、列方向および行方向
のジグザグスキャンを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号帯域圧縮装置で
用いられるジグザグスキャン制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像信号帯域圧縮装置において
は、伝送する情報量を減少するため様々な処理を行って
いる。例えば、DCT処理では8×8のブロックサイズ
で演算を行い、得られた係数を伝送する。その時、通常
は入力された順に全係数を出力するが、伝送する情報量
が限られている場合や、全て伝送しなくても受信側で再
生できる場合には、有意な係数のみを伝送して伝送量を
制御することがある。これは、画像信号に対してDCT
処理を行うと、ブロックの左上方に有意な係数が集中す
ることを利用したものである。
【0003】図4(a)〜(c)はそれぞれ従来の一例
を説明するための回路各部の動作説明図である。図4
(a)に示すように、ここではメモリ内アドレス配置を
表わし、0から63番地を意味している。次に、図4
(b)に示すように、ここでは列方向ジグザグスキャン
を表わす。また、図4(c)に示すように、ここでは行
方向ジグザグスキャンを表わしている。かかる図4
(b)に示すように、左上方よりジグザグに進むことは
一般にジグザグスキャンと呼ばれている。
【0004】図5は従来の一例を示すジグザグスキャン
制御回路のブロック図である。図5に示すように、従来
のジグザグスキャン制御回路1aは一例として8×8の
ブロックサイズを用いて説明を行うが、ここではデータ
(係数)を記憶するメモリ3に接続した状態を示し、ア
ドレスカウンタ2とROM(リードオンリメモリ)11
とで構成されている。このアドレスカウンタ2はクロッ
クによってカウントを行い、前述した図4(a)のよう
な0〜63番地までのアドレス51を生成し、メモリ3
とROM11のアドレスとして供給する。一方、メモリ
3はライトデータをアドレス51に基ずき、0〜63番
地まで順に書込んで行く。また、リードデータの出力は
ROM11から生成される読み出しアドレス52によっ
て行われる。この時、前述した図4(b)の列方向ジグ
ザグスキャンでは、0,1,8,16,9番地と矢印の
順にアドレスが移動する。更に、図4(c)の行方向ジ
グザグスキャンでは、0,8,1,2,9番地と順にア
ドレスが移動する。このように、列,行どちらのジグザ
グスキャンにするかは、ROM11の内容を変更するこ
とにより対応することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のジグザ
グスキャン制御回路は、一般のディスクリート回路で構
成する場合には適しているが、近年の画像信号帯域圧縮
装置に必須のLSI化を実現しようとすると、8×8ブ
ロック内の全アドレスをROMに格納しなければなら
ず、LSI内のセル数が増加するため、LSI化には適
さないという欠点である。また、一般に入手しやすいL
SIとしてゲートアレイやスタンダードセルがあるが、
この場合にはユーザが使用できるROMの容量の下限が
決められており、しかも64ワード以上の大きいものに
なるため、無駄なセル数が増加し、やはりLSI化には
適さないという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、かかるLSI化に適し且
つコンパクトに形成することのできるジグザグスキャン
制御回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のジグザグスキャ
ン制御回路は、m×nブロック内データをジグザグにス
キャンする回路において、クロックにより第一のアドレ
スを発生するアドレスカウンタと、前記アドレスカウン
タの出力のMSBでそれ以外の前記アドレスカウンタの
出力の反転あるいは非反転を行う第一の反転器と、前記
第一の反転器からの出力で所望のアドレスの差分を設定
するアドレス設定部と、前記アドレス設定部の出力を前
記アドレスカウンタのMSBで反転あるいは非反転を行
う第二の反転器と、前記第二の反転器の出力および前記
アドレスカウンタの出力を加算し第二のアドレスを生成
する加算器とを有して構成される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示すジグザグス
キャン制御回路のブロック図である。図1に示すよう
に、本実施例は説明の都合上データ(係数)を記憶する
メモリ7も示している。本実施例のジグザグスキャン制
御回路1は、アドレスカウンタ2と、第1および第2の
反転器3,5と、アドレス設定部4および加算器6とか
ら構成されている。ここでは、一例として8×8のブロ
ックサイズ、列方向ジグザグスキャンについて説明する
が、アドレスカウンタ2は一般のカウンタで構成される
6ビットカウンタである。まず、アドレスカウンタ2は
クロックによってカウントを行い、カウンタ出力51と
してメモリ7および加算器6に全6ビットを出力する。
また、第1の反転器3はカウンタ出力51のうちMSB
54を除く5ビットを入力して反転出力55をアドレス
設定部4に送出する。尚、カウンタ出力51のMSB5
4は第1,第2の反転器3,5と加算器6に供給され
る。この第1の反転器3は排他的論理和ゲート(EX−
OR)で構成され、入力された5ビットをMSB54が
ロウ(L)の時にスルーして、またハイ(H)の時に反
転した出力55をアドレス設定部4に供給する。すなわ
ち、MSB54がハイ(アドレス32以上)になると、
入力された5ビットは反転されて出力55は31,3
0,29,…1,0と逆に進むことになる。ここで、ア
ドレス設定部4について図2を参照して説明する。
【0009】図2は図1に示すアドレス設定部の回路図
であり、図3(a)〜(f)はそれぞれ図1における回
路動作を説明するための各部の動作説明図である。図2
に示すように、このアドレス設定部4はデコーダ回路8
と、選択器9a〜9dと、OR回路10a〜10eとで
構成されている。まず、入力信号55を構成する5ビッ
トは上位2ビット信号58と下位3ビット信号59に分
割され、上位2ビット信号58はデコーダ回路8に入力
され、下位3ビット信号59は選択器9a〜9dの選択
信号として各々入力される。このデコーダ回路8は与え
られた上位2ビット信号58をデコードし、選択器9a
〜9dへのイネーブル信号60〜63を生成する。要す
るに、上位2ビット信号58が、 00の時:イネーブル信号63出力(選択器9aを選
択) 01の時:イネーブル信号62出力(選択器9bを選
択) 10の時:イネーブル信号61出力(選択器9cを選
択) 11の時:イネーブル信号60出力(選択器9dを選
択) として各々出力する。次に、選択器9aはイネーブル信
号63で選択されている間、下位3ビット信号59によ
り8種類の5ビットデータm1を各々選択し、信号64
〜68としてOR回路10a〜10eに出力する。逆
に、このイネーブル信号63で選択されていない時は各
出力64〜68はローレベルとなる。
【0010】また、他の選択器3個も同様に動作する。
すなわち、選択器9bはデコーダ回路8からのイネーブ
ル信号62で選択されている間、下位3ビット59によ
り8種類の5ビットデータm2を各々選択し、信号69
〜73としてOR回路10a〜10eに出力する。この
イネーブル信号62で選択されていない時、各信号出力
69〜73はLとなる。更に、選択器9cはイネーブル
信号61で選択されている間、下位3ビット信号59に
より8種類の5ビットデータm3を各々選択し、信号7
4〜78としてOR回路10a〜10eに出力する。逆
に、このイネーブル信号61で選択されていない時、各
信号出力74〜78はLとなる。同様に、選択器9dは
イネーブル信号60で選択されている間、下位3ビット
信号59により8種類の5ビットデータm4を各々選択
し、信号79〜83としてOR回路10a〜10eに出
力する。このイネーブル信号60で選択されていない時
は、各信号出力78〜83がLとなる。従って、OR回
路10a〜10eは4つの選択器9a〜9dの出力の各
ビット毎にOR論理をとり、5ビットのデータ84〜8
8を出力する。この5ビットのデータはまとめられ、ア
ドレス設定部4の出力56として反転器5に供給する。
ここで、データm1〜m4は、最終希望出力とアドレス
51との差分を表す5ビットの値である。
【0011】次に、図3(a)〜(f)に示すように、
各回路の出力については以下のようになる。すなわち、
図3(a)に示すように、アドレスカウンタ2の出力5
1はクロックタイミングが0から63まで順番に並ぶ。
このときの最終希望出力は図3(b)のように表わせ
る。また、アドレスカウンタ2の出力51を入力する第
1の反転器3の出力55は図3(c)のようになる。次
に、アドレス設定部4の出力56、すなわち前述したよ
うに、最終希望出力とアドレス51との差分を表わす5
ビットの値の関係は、図3(d)に示すとおりである。
今、選択器9aがイネーブル信号63によって選択され
ていたとすると、8種類のデータm1は0,0,6,1
3,5,−3,−3,3となり、5ビットのパターン信
号出力56として出ていく。なお、ここで用意するデー
タは32個でよい。これは通常の1/2である。なぜな
らば、第1の反転器3の出力55は0〜31、31〜0
と繰り返すからである。
【0012】また、図1における第2の反転器5は、前
述した第1の反転器3と同様に、排他的論理和(EX−
OR)で構成される。この反転器5は入力された5ビッ
トをMSB54がLの時にスルーで供給され、Hの時に
反転した出力57を加算器6に供給する。この時の状態
は、図3(e)に示すとおりである。ここでは、図3
(d)に示すアドレス設定部4の出力56の値がMSB
54のL,Hを境に逆に繰り返され、しかも正負が反転
しているのが分かる。厳密に言うと、ここではただ反転
しているのみであり、完全に正負反転が実行されるのは
次段の加算器6で行われる。
【0013】次に、加算器6は6ビットの加算器を用い
ており、アドレスカウンタ2からのアドレス信号51と
MSB54および第2の反転器5からの出力信号57と
を加算している。つまり、前段の反転器5でただ反転し
ただけのデータにMSB54を加算することにより、完
全な正負反転が行える。また、その結果はアドレス信号
51と加算して最終結果である加算器出力53を得てい
る。今、一例としてアドレスカウンタ2が31と32の
場合を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】このようにして、図3(b)の最終希望出
力と、図3(f)の加算器出力53とが同一となる。
【0016】更に、メモリ7はアドレスカウンタ2から
のアドレス信号51で0〜63番地までライトデータを
書込む一方、加算器6からの出力信号53に従って0,
1,8,16,9・・・・と読み出し、リードデータと
して出力する。これによって、列方向ジグザグスキャン
が実現される。
【0017】要するに、以上は列方向ジグザグスキャン
について説明したが、アドレス設定部4のデータm1〜
m4を変更すれば、行方向ジグザグスキャンも容易に実
現できる。また、IDCT処理において、入力でジグザ
グスキャンから通常の列,行スキャンへの変更も同様に
アドレス設定部4のデータm1〜m4を変更すれば実現
できる。さらに、ブロックサイズについても8×8だけ
でなく、アドレス設定部4の各回路を追加変更すればm
×nの任意のサイズに対応することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のジグザク
スキャン制御回路は、LSI化の際ROMを使用せずに
全て一般のランダム回路で構成するため最小のセル数で
実現できる。また、本発明はランダム回路に置き換える
際、データ量が従来の1/2で良いため回路を削減でき
る。既存のゲートアレイにおいて、ROMを使用した場
合と比較すると、1040セル対496セルと約1/2
の削減が可能である。従って、本発明のジグザスクシャ
ン制御回路は、LSI化に最適でコンパクト化できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すジグザグスキャン制御
回路のブロック図である。
【図2】図1に示すアドレス設定部の回路図である。
【図3】図1における回路動作を説明するための各部の
動作説明図である。
【図4】従来の一例を説明するための回路各部の動作説
明図である。
【図5】従来の一例を示すジグザグスキャン制御回路の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ジグザグスキャン制御回路 2 アドレスカウンタ 3,5 反転器 4 アドレス設定部 6 加算器 8 デコーダ回路 9a〜9d 選択器 10a〜10e OR回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m×nブロック内データをジグザグにス
    キャンする回路において、クロックにより第一のアドレ
    スを発生するアドレスカウンタと、前記アドレスカウン
    タの出力のMSBでそれ以外の前記アドレスカウンタの
    出力の反転あるいは非反転を行う第一の反転器と、前記
    第一の反転器からの出力で所望のアドレスの差分を設定
    するアドレス設定部と、前記アドレス設定部の出力を前
    記アドレスカウンタのMSBで反転あるいは非反転を行
    う第二の反転器と、前記第二の反転器の出力および前記
    アドレスカウンタの出力を加算し第二のアドレスを生成
    する加算器とを有することを特徴とするジグザグスキャ
    ン制御回路。
JP4647392A 1992-03-04 1992-03-04 ジグザグスキャン制御回路 Withdrawn JPH05304608A (ja)

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JP4647392A JPH05304608A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ジグザグスキャン制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JPH05304608A true JPH05304608A (ja) 1993-11-16

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ID=12748163

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JP4647392A Withdrawn JPH05304608A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 ジグザグスキャン制御回路

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518