JPH0530435Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0530435Y2
JPH0530435Y2 JP9341988U JP9341988U JPH0530435Y2 JP H0530435 Y2 JPH0530435 Y2 JP H0530435Y2 JP 9341988 U JP9341988 U JP 9341988U JP 9341988 U JP9341988 U JP 9341988U JP H0530435 Y2 JPH0530435 Y2 JP H0530435Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage cabinet
wall
cabinet
plate
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9341988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0215126U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9341988U priority Critical patent/JPH0530435Y2/ja
Publication of JPH0215126U publication Critical patent/JPH0215126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0530435Y2 publication Critical patent/JPH0530435Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特に病室内の壁面に固定され、患者
の所持品、衣服、あるいは、服用する薬品等を体
裁よく、かつ使用しやすい状態に収納しておく病
室用ロツカーに関するものである。
《従来の技術と問題点》 従来の上記ロツカーは、ガウン等の丈の長い衣
服が吊り下げ状態で収納できる様、左右の側板、
後板、天板、底板、及び開閉自在の扉にて縦長の
収納空間を形成し、該収納空間の上部にガウン等
の吊り下げ用フツクをもうけ、ロツカー全体を壁
面に固定する一方、前記扉の前面上部にキヤビネ
ツトをもうけたもの(例えば、実公昭62−1953
号)や、あるいは、150mm〜200mm程度の比較的奥
行が浅く、上端がほぼ天井面まで達する左右側板
と、該側板間の中程上部にとりつけられた中仕切
板と、側板間の下部にもうけられた底板と、側板
の後端間にもうけられた後板と、上記中仕切板の
下方で、側板間の前面に開閉自在にもうけられた
扉によつて、中仕切板の下方部に、ガウン等の丈
の長い衣服の衣服収納部が形成され、中仕切板上
方に開口部が形成され、該開口部にキヤビネツト
をとりつけたもの(例えば実公昭62−7148号)が
あつた。
しかしながら、前者の場合、ガウン等の丈の長
い衣服、そして、薬品等の収納は行えるものの、
歯ブラシ等の洗面用具、湯呑等の食器類、テイツ
シユペーパー等の日用品、あるいは、現金、保険
証等の貴重品、又、衣服、さらには、見舞品、あ
るいは、新聞、書籍、ラジオ等の所持品を体裁よ
く、又、使いやすい状態に収納するには、収納ス
ペースがあまりにも狭すぎた。
後者の場合、上部のキヤビネツトによつて収納
スペースは増加するが、使用時に手軽に取り出す
事が困難であつた。
《本考案の目的と構成》 本考案は、患者の持物を日常よく使用するも
の、あるいは、そうでないもの、そして、身近に
置きたいもの、又、常に清潔な状態で保管したい
ものに区分して、体裁よく、しかも使用し易い状
態に収納する事ができる病室用ロツカーを提供す
る事を目的とし、その構成の要部は、壁面収納キ
ヤビネツトと上部収納キヤビネツトと前面収納キ
ヤビネツトよりなり、前面収納キヤビネツトは、
上部が透明な引違い戸を有する上収納部に、下部
が開き戸を有する下収納部に区画され、上部収納
キヤビネツト下方の壁面収納キヤビネツト前面を
開放、閉鎖自在としたものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、10は本考案の病室用ロツカ
ーであり、病室用ロツカー10は、壁面11に固
定され、上端がほぼ天井12まで達する壁面収納
キヤビネツト2と、壁面収納キヤビネツト2の上
部に着脱自在にとりつけられ、前半部が前方に突
出する上部収納キヤビネツト3と、上部収納キヤ
ビネツト3の下方で、壁面収納キヤビネツト2に
回動自在にとりつけられ、壁面収納キヤビネツト
2の前面を開放、閉鎖自在となした前面収納キヤ
ビネツト5より構成されている。
壁面収納キヤビネツト2は、150mm〜200mm程度
の比較的奥行が浅く、上端がほぼ天井まで達する
高さの左右側板21,21と、側板21,21間
の中程上部に取りつけられた中仕切板22と、側
板21,21の下端部に床面から所定間隔を有し
て取りつけられた底板23と、側板21,21の
後端部間で、中仕切板22の下方にもうけられた
後板24と、側板21,21の上端部間の後方に
もうけられた後継ぎ材25によつて基本的な形態
が構成されており、後板24が壁面とアンカーボ
ルト等にて連結され、中仕切板22の上方が上部
収納キヤビネツト3の取付開口部26として、中
仕切板22の下方がガウン等の丈の長い衣服の衣
服収納部27として使用される。
28は後板24の上部にもうけられたガウン等
のハンガー吊り下げ用のフツク、29はワイヤー
棚である。
そして、側板21の前端縁は、内方にL字形に
折りまげられて、前面収納キヤビネツト5の後当
り211と中仕切板22の上方には、上部収納キ
ヤビネツト3の側当り212が形成され、後当り
211の内面側には、縦方向全幅にわたつて側板
補強材213が固着されている。
又、左右側板21,21間の上端には、後継ぎ
材25と、側板21の内面に上下動調節可能にネ
ジ止めされる笠木214がとりつけられている。
上部収納キヤビネツト3は、キヤビネツト側板
31,31と、キヤビネツト底板32と、キヤビ
ネツト後板33と、キヤビネツト天板34より、
側板21のほぼ2倍の奥行を有する箱形に形成さ
れ、上部後端に前記後継ぎ材25の下面に位置す
る嵌合段部36と、前面に片開き扉35がもうけ
られている。
そして、左右側板21,21間の取付開口部2
6に、前方から後半部が嵌合され、キヤビネツト
側板31,31と側板21,21の側当り21
2,212がネジ止めされ、キヤビネツト底板と
中仕切板22がネジ止めされて、壁面収納キヤビ
ネツト2と上部収納とキヤビネツト3は連結され
る。
前面収納キヤビネツト5は、前記壁面収納キヤ
ビネツト2の衣服収納部27の前面を閉塞する大
きさの後面板51と、後面板51の左右端部に連
結されて前方に突出する左右側面板52,52
と、左右側面板52,52の上端間にもうけられ
た上板53と、左右側面板52,52の中程やや
上部にもうけられた中板54と、左右側面板5
2,52の下端間にもうけられた下板55を有
し、中板54と上板53の前端間に透明引違い戸
56をもうけて、中板54の上方に上収納部57
を構成する一方、中板54と下板55の前端間に
開き戸58をもうけて中板54の下方に下収納部
59を構成している。
そして、開き戸58の上下端部裏面には偏平箱
形収納トレー581,582がとりつけられてい
る。
571…,591…は上収納部57、下収納部
59に配設された棚板である。
592は、持ち運び自在で棚板591上に載置
して使用される載置用トレーである。
前面収納キヤビネツト5は、上記の如く構成さ
れ、後面板51の左右端部のいずれか一方の後面
板51の裏面、所定個所にとりつけられた蝶番5
0…が前記壁面収納キヤビネツト2の側板補強材
213にネジ止めされ、下収納部59の前面を開
放、閉鎖自在に壁面収納キヤビネツト2に回動自
在に連結される。
521,521は、前面収納キヤビネツト5が
閉鎖状態より90度以上回動する際、壁面収納キヤ
ビネツト2の側板21の前端に、側面板52の後
端部が当接する事のない様、縦方向全幅にもうけ
られた逃がし凹部で、前面収納キヤビネツト5を
開放する際の把手部ともなる。
尚、前面収納キヤビネツト5はマグネツトキヤ
ツチ(図示せず)等によつて閉鎖状態が維持され
る様構成されているのはいうまでもない。本考案
は、以上の如く構成されており、スーツケース等
のバツク類、缶詰等の見舞品、傘、靴等の外出時
に使用する物等、通常あまり使用せず、しかも、
身近に置く必要のないものは、上部収納キヤビネ
ツト3に収納される。
そして、ガウン、スーツ、ハンドバツク、スリ
ツパ等、吊り下げ状態で収納しておく必要があつ
たり、日常使用するが、特に身近において置く必
要のないものは壁面収納キヤビネツト2に収納さ
れる。
さらに、コツプ、体温計、病院からの支給薬
等、衛生的な状態で保管される必要があり、又、
日常よく使用され、しかも身近に置いておきたい
ものは前面収納キヤビネツト5の上収納部57に
収納され、新聞、雑誌、テイツシユペーパー、ポ
ツト、洗面具等日常よく使用される物、あるい
は、筆記用具等の小物類は前面収納キヤビネツト
5の下収納部59に収納される。
《効果》 以上の如く、本考案は壁面収納キヤビネツト
と、上部収納キヤビネツトと、前面収納キヤビネ
ツトより構成されているので、収納スペースが広
く、入院患者の所持品を十分に体裁よく収納する
事が出来る。
又、壁面収納キヤビネツトに前面収納キヤビネ
ツトを回動自在にとりつけ、壁面収納キヤビネツ
トの前面を開放、閉鎖自在としているので、前面
収納キヤビネツトは壁面収納キヤビネツトの扉を
兼用する事ができ、日常頻繁に使用しないものを
壁面収納キヤビネツトに収納し、日常よく使用し
身近に置いておきたいものを前面収納キヤビネツ
トに収納しておけば、引違い戸を開けるだけでよ
く、手軽に取り出す事が出来る。
さらに、前面収納キヤビネツトの上部に上収納
部をもうけて、前面に透明な引違い戸を配設して
いるので、内部の様子が一目でわかり、支給薬の
使用状態の確認も容易であり、しかも、衛生的な
印象を与える事ができ、コツプ等の収納に好まし
い。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は本
考案の要部縦断面図、第2図は本考案の斜視図、
第3図は壁面収納キヤビネツトの要部縦断面図、
第4図は上部収納キヤビネツトの要部縦断面図、
第5図は前面収納キヤビネツトの要部縦断面図、
第6図は本考案の要部拡大横断面図、第7図は壁
面収納キヤビネツトと前面収納キヤビネツトの連
結部分の拡大横断面図である。 10……病室用ロツカー、2……壁面収納キヤ
ビネツト、21,21……左右側板、22……中
仕切板、26……取付開口部、27……衣服収納
部、3……上部収納キヤビネツト、5……前面収
納キヤビネツト、56……透明引違い戸、57…
…上収納部、58……開き戸、59……下収納
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に固定され、上端がほぼ天井まで達する壁
    面収納キヤビネツトと、壁面収納キヤビネツトの
    上部に着脱自在にとりつけられ、前半部が前方に
    突出する上部収納キヤビネツトと、上部収納キヤ
    ビネツトの下方で、壁面収納キヤビネツトの前面
    に回動自在にとりつけられる前面収納キヤビネツ
    トよりなり、壁面収納キヤビネツトは、150mm〜
    200mm程度の比較的奥行が浅く、上端がほぼ天井
    まで達する左右側板と、左右側板の中程上部にも
    うけられた中仕切板を有し、中仕切板の下方がガ
    ウン等の丈の長い衣服の衣服収納部に、中仕切板
    の上方が上部収納キヤビネツトの取付開口部に構
    成されており、前記上部収納キヤビネツトは前記
    取付開口部に後半部が嵌合して、ネジ等にて固定
    され、前面収納キヤビネツトは、上部が透明引違
    い戸を有する上収納部に、下部が開き戸を有する
    下収納部に区画され、上部収納キヤビネツト下方
    の壁面収納キヤビネツトの前面を開放、閉鎖自在
    に壁面収納キヤビネツトにとりつけられている事
    を特徴とする病室用ロツカー。
JP9341988U 1988-07-13 1988-07-13 Expired - Lifetime JPH0530435Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9341988U JPH0530435Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9341988U JPH0530435Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0215126U JPH0215126U (ja) 1990-01-30
JPH0530435Y2 true JPH0530435Y2 (ja) 1993-08-04

Family

ID=31317875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9341988U Expired - Lifetime JPH0530435Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0530435Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116770U (ja) * 1982-02-02 1983-08-09 石賀 裕 波力により空気力を得る方法とその装置
JPS60111065A (ja) * 1983-11-18 1985-06-17 Toshihiko Narahara 水圧エネルギ−を圧力空気エネルギ−として採取するシステム
JPS6128497A (ja) * 1984-07-20 1986-02-08 Masao Kanazawa 水中・水底への空気注入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0215126U (ja) 1990-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110031140A1 (en) Hanging garment storage unit
JPH0530435Y2 (ja)
JPH0332268Y2 (ja)
US509197A (en) Will c
JP3032071U (ja) 多目的な化粧用品収納テーブル
KR20220128794A (ko) 화장대겸용 및 화장품 보관통이 구성된 서랍장
JPH0357179Y2 (ja)
JPS621962Y2 (ja)
JPH0427440Y2 (ja)
US1090734A (en) Cabinet.
JPS6214925Y2 (ja)
JPH0713554Y2 (ja) ティッシュペーパー等の収納棚
JPS5932349Y2 (ja) カウンタ−
US228919A (en) Wardrobe
JPS6116876Y2 (ja)
JPH04123189U (ja) ペーパー用キヤビネツト
JP2851294B2 (ja) 住宅等における収納システムおよび該収納システムにおける収納庫
JPS5843893Y2 (ja) 取付タンスの天袋
JPH0631955Y2 (ja) 厨房用収納装置
JP2768203B2 (ja) ロッカー
JPH01238807A (ja) 事務用サイドスペーサ
JPH0525475Y2 (ja)
JPS6197931U (ja)
KR950008823Y1 (ko) 병실용 가구
JPH0743019Y2 (ja) 身の回り品などの収納箱