JPH0530313A - レーザ変調回路 - Google Patents
レーザ変調回路Info
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- JPH0530313A JPH0530313A JP3178072A JP17807291A JPH0530313A JP H0530313 A JPH0530313 A JP H0530313A JP 3178072 A JP3178072 A JP 3178072A JP 17807291 A JP17807291 A JP 17807291A JP H0530313 A JPH0530313 A JP H0530313A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザビームを幅変調する変調回路の変調波
レベル調整を不要とし、さらに動作の安定な変調回路を
提供することを目的とする。 【構成】 D/A変換器2の出力するアナログビデオ信
号を三角波信号発生回路3の発生する三角波と比較回路
4で比較してレーザビーム変調用の幅変調波を生成する
変調回路において、前記三角波のピーク値を保持するピ
ークホールド回路10と、前記保持したピーク値を所定
周期でリセットして更新するリセット回路9とを設け、
前記保持したピーク値を前記D/A変換器の基準電圧と
することで、変動する三角波レベルに対してD/A変換
したアナログビデオ信号のレベル比率を一定に制御す
る。
レベル調整を不要とし、さらに動作の安定な変調回路を
提供することを目的とする。 【構成】 D/A変換器2の出力するアナログビデオ信
号を三角波信号発生回路3の発生する三角波と比較回路
4で比較してレーザビーム変調用の幅変調波を生成する
変調回路において、前記三角波のピーク値を保持するピ
ークホールド回路10と、前記保持したピーク値を所定
周期でリセットして更新するリセット回路9とを設け、
前記保持したピーク値を前記D/A変換器の基準電圧と
することで、変動する三角波レベルに対してD/A変換
したアナログビデオ信号のレベル比率を一定に制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザプリンタなどに使
用される半導体レーザの光エネルギ変調に関する。
用される半導体レーザの光エネルギ変調に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザプリンタが広く利用され、
そのレーザ変調装置の安定性や特性のばらつきが重要な
課題である。
そのレーザ変調装置の安定性や特性のばらつきが重要な
課題である。
【0003】従来、この種のレーザ変調装置はディザ法
や濃度パターン法を用いて中間調画像を実現している。
しかし、いずれの場合も小さいサイズのしきい値マトリ
ックスではドットサイズによる十分な諧調が得られず、
大きいサイズのしきい値マトリックスを用いなければな
らない。この結果、解像力の低下やマトリックス上の周
期的な画像構造による印字むらが目立って高品位出力を
得ることができない。この欠点を除くために、ビデオ信
号をパルス幅変調信号に非線形変換し、ビデオ画像の諧
調性を補正するような手法がある。
や濃度パターン法を用いて中間調画像を実現している。
しかし、いずれの場合も小さいサイズのしきい値マトリ
ックスではドットサイズによる十分な諧調が得られず、
大きいサイズのしきい値マトリックスを用いなければな
らない。この結果、解像力の低下やマトリックス上の周
期的な画像構造による印字むらが目立って高品位出力を
得ることができない。この欠点を除くために、ビデオ信
号をパルス幅変調信号に非線形変換し、ビデオ画像の諧
調性を補正するような手法がある。
【0004】以下、従来のレーザ変調装置について説明
する。図4は従来のレーザ変調装置の構成をブロック図
で示す。図において、1はディジタルデータ出力装置で
あり、CCDセンサなどからのアナログ画像データをA
/D変換し、濃度情報を持った所定ビットのディジタル
ビデオ信号を出力する。この出力はD/A変換器2によ
り画素ごとにアナログ信号に変換されて個々の画素信号
が順次比較回路4の一方の端子に入力される。一方、パ
ターン信号発生器3で1画素に対応した周期の三角波形
のアナログ基準パターン信号が発生され、比較回路4の
他方の端子に入力される。また、基準クロック発生回路
6の発生する基準クロックは、水平同期信号発生回路5
から各々ラインごとに発生する水平同期信号に同期し
て、タイミング信号発生回路7により、たとえば4分の
1周期にカウントダウンされ、ディジタルビデオ信号の
転送クロックおよびD/A変換器2のラッチタイミング
に使用される。なお、水平同期信号は、本装置がレーザ
プリンタに使用されるものであるので、周知のビームデ
ィテクト信号(BD)信号に相当する。
する。図4は従来のレーザ変調装置の構成をブロック図
で示す。図において、1はディジタルデータ出力装置で
あり、CCDセンサなどからのアナログ画像データをA
/D変換し、濃度情報を持った所定ビットのディジタル
ビデオ信号を出力する。この出力はD/A変換器2によ
り画素ごとにアナログ信号に変換されて個々の画素信号
が順次比較回路4の一方の端子に入力される。一方、パ
ターン信号発生器3で1画素に対応した周期の三角波形
のアナログ基準パターン信号が発生され、比較回路4の
他方の端子に入力される。また、基準クロック発生回路
6の発生する基準クロックは、水平同期信号発生回路5
から各々ラインごとに発生する水平同期信号に同期し
て、タイミング信号発生回路7により、たとえば4分の
1周期にカウントダウンされ、ディジタルビデオ信号の
転送クロックおよびD/A変換器2のラッチタイミング
に使用される。なお、水平同期信号は、本装置がレーザ
プリンタに使用されるものであるので、周知のビームデ
ィテクト信号(BD)信号に相当する。
【0005】比較回路4ではアナログビデオ信号を三角
波の基準パターン信号と比較してパルス幅変調信号を発
生する。このパルス幅変調信号はレーザビームを変調す
るためにラスタ走査プリント部8のレーザ変調回路に入
力される。その結果、パルス幅に応じてレーザビームが
オン/オフされ、ラスタ走査プリント部8の記録媒体上
に中間調画像が形成される。
波の基準パターン信号と比較してパルス幅変調信号を発
生する。このパルス幅変調信号はレーザビームを変調す
るためにラスタ走査プリント部8のレーザ変調回路に入
力される。その結果、パルス幅に応じてレーザビームが
オン/オフされ、ラスタ走査プリント部8の記録媒体上
に中間調画像が形成される。
【0006】図5は図4に示したレーザ変調装置の各部
の動作を波形図で示す。図において、波形aは基準クロ
ック発生回路6の出力、波形bは水平同期信号、波形c
は基準クロックaをタイミング信号発生回路7でカウン
トダウンして形成した画素クロックの波形をを示す。す
なわち、画素クロックcは水平同期信号と同期を取りな
がらタイミンング信号発生回路7により基準クロックa
を1/4にカウントダウンした信号であり、D/Aコン
バータ2に入力されディジタルビデオ信号の転送クロッ
クとして用いられる。
の動作を波形図で示す。図において、波形aは基準クロ
ック発生回路6の出力、波形bは水平同期信号、波形c
は基準クロックaをタイミング信号発生回路7でカウン
トダウンして形成した画素クロックの波形をを示す。す
なわち、画素クロックcは水平同期信号と同期を取りな
がらタイミンング信号発生回路7により基準クロックa
を1/4にカウントダウンした信号であり、D/Aコン
バータ2に入力されディジタルビデオ信号の転送クロッ
クとして用いられる。
【0007】波形dは画素クロックcに同期したパター
ン信号同期クロックで、パターン信号発生のための同期
信号として用いられ、パターン信号発生器3に入力され
る。波形eはディジタルビデオ信号(コードデータ)
で、ディジタルデータ出力装置1の出力である。波形f
はD/Aコンバータ2によりD/A変換されたアナログ
ビデオ信号で、画素クロックcに同期して各画素データ
が現われる。アナログビデオ信号fのレベルが上になる
ほど濃度は高くなるものとする。
ン信号同期クロックで、パターン信号発生のための同期
信号として用いられ、パターン信号発生器3に入力され
る。波形eはディジタルビデオ信号(コードデータ)
で、ディジタルデータ出力装置1の出力である。波形f
はD/Aコンバータ2によりD/A変換されたアナログ
ビデオ信号で、画素クロックcに同期して各画素データ
が現われる。アナログビデオ信号fのレベルが上になる
ほど濃度は高くなるものとする。
【0008】パターン信号発生器3の出力は波形gの実
線で示す三角波形であり、パターン信号同期クロックd
に同期して発生し、比較回路4に入力される。破線はア
ナログ信号化された画像データfであり、このアナログ
ビデオ信号fは比較回路4でパターン信号発生器3から
の三角波形g(パターン信号)と比較され、波形hで示
したパルス幅変調信号に変換される。
線で示す三角波形であり、パターン信号同期クロックd
に同期して発生し、比較回路4に入力される。破線はア
ナログ信号化された画像データfであり、このアナログ
ビデオ信号fは比較回路4でパターン信号発生器3から
の三角波形g(パターン信号)と比較され、波形hで示
したパルス幅変調信号に変換される。
【0009】図6はレーザビームプリンタ(ラスタ走査
プリント部)の走査光学系を斜視図で示す。図におい
て、走査系は、パルス幅変調信号hに従って変調された
レーザビームを出射する半導体レーザ21を備え、変調
された光ビームはコリメータレンズ20により平行光と
なり、複数の反射面を持った回転多面鏡22によって光
偏向を受ける。偏向された光ビームは結像レンズ23に
より感光ドラム26上に像を結び、ビーム走査を行な
う。この走査において、光ビーム1ライン走査の先端を
ミラー24によって反射させてビーム検出器25に光を
導く。このビームディテクタ25のビーム検出信号はレ
ーザビームのライン走査ごとに検出されるものであり、
パルス幅変調信号を半導体レーザへ送出するためのタイ
ミング信号となる。
プリント部)の走査光学系を斜視図で示す。図におい
て、走査系は、パルス幅変調信号hに従って変調された
レーザビームを出射する半導体レーザ21を備え、変調
された光ビームはコリメータレンズ20により平行光と
なり、複数の反射面を持った回転多面鏡22によって光
偏向を受ける。偏向された光ビームは結像レンズ23に
より感光ドラム26上に像を結び、ビーム走査を行な
う。この走査において、光ビーム1ライン走査の先端を
ミラー24によって反射させてビーム検出器25に光を
導く。このビームディテクタ25のビーム検出信号はレ
ーザビームのライン走査ごとに検出されるものであり、
パルス幅変調信号を半導体レーザへ送出するためのタイ
ミング信号となる。
【0010】図4に示したタイミング信号発生回路7の
発生するパターン信号クロックから三角波パターン信号
を形成する三角波出力回路は、具体的には図7に示すよ
うな回路構成となる。図において、301はドライバ、
303はパターン信号同期クロック(矩形波)積分する
コンデンサ、302も同様に積分用の抵抗である。ま
た、304は積分波形(三角波)をインピーダンス変換
するバッファである。
発生するパターン信号クロックから三角波パターン信号
を形成する三角波出力回路は、具体的には図7に示すよ
うな回路構成となる。図において、301はドライバ、
303はパターン信号同期クロック(矩形波)積分する
コンデンサ、302も同様に積分用の抵抗である。ま
た、304は積分波形(三角波)をインピーダンス変換
するバッファである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレー
ザ走査装置では、D/A変換器から出力されるアナログ
画像信号をパルス幅変調するためには、三角波出力のピ
ーク値と前述のアナログ画像信号のピーク値(すなわち
D/A変換器のフルスケール値)との比率をある一定値
に固定する必要がある。そのため従来例では可変抵抗器
302により調整することで固定化を図っていた。この
場合、画像濃度すなわちアナログ画像信号レベルとパル
ス幅の対応関係を一定に保つ調整に誤差が生じるという
問題がある。とくに大量生産の場合には、そのばらつき
は非常に大きいものとなってくる。したがって、個々の
装置によって濃度データに応じた再現画像の濃度が異な
ってくる。また、従来例では積分器にコンデンサを使用
しているが、この温度係数により三角波のピーク値が経
時変化し、同じ濃度データに対応するパルス幅が変動し
てしまう。さらに、電源電圧の変動によっても再現画像
濃度が安定しないことになる。
ザ走査装置では、D/A変換器から出力されるアナログ
画像信号をパルス幅変調するためには、三角波出力のピ
ーク値と前述のアナログ画像信号のピーク値(すなわち
D/A変換器のフルスケール値)との比率をある一定値
に固定する必要がある。そのため従来例では可変抵抗器
302により調整することで固定化を図っていた。この
場合、画像濃度すなわちアナログ画像信号レベルとパル
ス幅の対応関係を一定に保つ調整に誤差が生じるという
問題がある。とくに大量生産の場合には、そのばらつき
は非常に大きいものとなってくる。したがって、個々の
装置によって濃度データに応じた再現画像の濃度が異な
ってくる。また、従来例では積分器にコンデンサを使用
しているが、この温度係数により三角波のピーク値が経
時変化し、同じ濃度データに対応するパルス幅が変動し
てしまう。さらに、電源電圧の変動によっても再現画像
濃度が安定しないことになる。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、変調
度の調整作業が不要で、かつ電源変動や経時変化にも安
定な変調ができるレーザ変調回路を提供することを目的
とする。
度の調整作業が不要で、かつ電源変動や経時変化にも安
定な変調ができるレーザ変調回路を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、ディジタルビデオ信号をアナログ信号に
変換するD/A変換手段と、前記ディジタルビデオ信号
を転送するためのビデオクロックから三角波を形成する
三角波発生手段と、前記三角波とアナログ信号を比較し
て幅変調波を出力する比較手段と、前記三角波出力とピ
ークを保持するピークホールド手段と、前記保持したピ
ーク値を所定周期でリセットして更新するリセット手段
とを備え、前記ピークホールド手段の保持したピーク値
を前記D/A変換手段の基準電圧とし、前記幅変調波を
レーザビームのオン/オフ変調波として出力するように
したレーザ変調回路とする。
成するために、ディジタルビデオ信号をアナログ信号に
変換するD/A変換手段と、前記ディジタルビデオ信号
を転送するためのビデオクロックから三角波を形成する
三角波発生手段と、前記三角波とアナログ信号を比較し
て幅変調波を出力する比較手段と、前記三角波出力とピ
ークを保持するピークホールド手段と、前記保持したピ
ーク値を所定周期でリセットして更新するリセット手段
とを備え、前記ピークホールド手段の保持したピーク値
を前記D/A変換手段の基準電圧とし、前記幅変調波を
レーザビームのオン/オフ変調波として出力するように
したレーザ変調回路とする。
【0014】
【作用】本発明は上記の構成において、ピークホールド
手段が三角波のピーク値を保持し、リセット手段がその
ピーク値を所定周期で更新する。D/A変換器がそのピ
ーク値を参照電圧としてディジタルビデオ信号をアナロ
グビデオ信号に変換することで、そのレベルは変動する
三角波レベルに対して一定比率で追従する。
手段が三角波のピーク値を保持し、リセット手段がその
ピーク値を所定周期で更新する。D/A変換器がそのピ
ーク値を参照電圧としてディジタルビデオ信号をアナロ
グビデオ信号に変換することで、そのレベルは変動する
三角波レベルに対して一定比率で追従する。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例のレー
ザ変調回路について図面を参照しながら説明する。図1
は本発明の一実施例のレーザ変調回路の構成をブロック
図で示す。図において、1ないし8は図4に示した従来
のレーザ変調回路の構成要素と同じであり、説明を省略
する。9は水平同期信号発生回路5から出力されるBD
信号を受けて、次段のファンクションブロックをリセッ
トするリセット回路である。10はパターン信号発生回
路3の発生するパターン信号をピークホールドするピー
クホールド回路である。図2は上記リセット回路とピー
クホールド回路の構成を回路図で示す。
ザ変調回路について図面を参照しながら説明する。図1
は本発明の一実施例のレーザ変調回路の構成をブロック
図で示す。図において、1ないし8は図4に示した従来
のレーザ変調回路の構成要素と同じであり、説明を省略
する。9は水平同期信号発生回路5から出力されるBD
信号を受けて、次段のファンクションブロックをリセッ
トするリセット回路である。10はパターン信号発生回
路3の発生するパターン信号をピークホールドするピー
クホールド回路である。図2は上記リセット回路とピー
クホールド回路の構成を回路図で示す。
【0016】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。パターン信号発生回路3が発生するパタ
ーン信号、たとえば三角波信号がピークホールド回路1
0に入力されてそのピーク値がホールドされ、その値が
D/Aコンバータ2のリファレンス電圧として保持され
る。D/A変換器2はディジタルビデオ信号を前記レフ
ァレンス電圧に応じてアナログ信号に変換し、比較回路
4に出力する。比較回路4はそのアナログ信号と三角波
を比較し、パルス幅変調出力としてラスタ走査プリント
部に送出する。
いて説明する。パターン信号発生回路3が発生するパタ
ーン信号、たとえば三角波信号がピークホールド回路1
0に入力されてそのピーク値がホールドされ、その値が
D/Aコンバータ2のリファレンス電圧として保持され
る。D/A変換器2はディジタルビデオ信号を前記レフ
ァレンス電圧に応じてアナログ信号に変換し、比較回路
4に出力する。比較回路4はそのアナログ信号と三角波
を比較し、パルス幅変調出力としてラスタ走査プリント
部に送出する。
【0017】ここで、電圧変動、環境温度の変化などに
よるコンデンサの静電容量の変動で三角波の振幅が変化
した場合を考慮し、本発明ではリセット回路9により、
1ラインごとにピークホールド値を更新する。したがっ
て、D/Aコンバータ2のリファレンス電圧は、常に三
角波の変化後のピーク値が与えられ、D/A変換された
アナログ信号レベルはピーク値の変化率に比例した値が
出力されるようになる。このように、変化後の三角波と
アナログ信号を比較判断するので、濃度データが一定で
あればパルス幅変調出力のパルス幅は変動しないことに
なる。(図3参照)また、三角波出力の振幅を決定する
抵抗とコンデンサの値もD/Aコンバータのリファレン
ス電圧値に無関係に設定できるため、(逆に任意に設定
された振幅に応じてレファレンス電圧が決定されている
ため)前記抵抗、コンデンサのばらつきによって生じる
パルス幅のばらつきを補償する調整箇所が不要となり、
量産時点での調整工程を削減できる。
よるコンデンサの静電容量の変動で三角波の振幅が変化
した場合を考慮し、本発明ではリセット回路9により、
1ラインごとにピークホールド値を更新する。したがっ
て、D/Aコンバータ2のリファレンス電圧は、常に三
角波の変化後のピーク値が与えられ、D/A変換された
アナログ信号レベルはピーク値の変化率に比例した値が
出力されるようになる。このように、変化後の三角波と
アナログ信号を比較判断するので、濃度データが一定で
あればパルス幅変調出力のパルス幅は変動しないことに
なる。(図3参照)また、三角波出力の振幅を決定する
抵抗とコンデンサの値もD/Aコンバータのリファレン
ス電圧値に無関係に設定できるため、(逆に任意に設定
された振幅に応じてレファレンス電圧が決定されている
ため)前記抵抗、コンデンサのばらつきによって生じる
パルス幅のばらつきを補償する調整箇所が不要となり、
量産時点での調整工程を削減できる。
【0018】このように本発明の実施例のレーザ変調回
路によれば、ディジタルビデオ信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器と、前記ディジタルビデオ信号を転
送するためのビデオクロックから三角波を形成する三角
波発生回路と、前記三角波とアナログ信号を比較して幅
変調波を出力する比較回路と、前記三角波出力とピーク
を保持するピークホールド回路と、前記保持したピーク
値を所定周期でリセットして更新するリセット回路とを
備え、前記ピークホールド回路の保持したピーク値を前
記D/A変換器の基準電圧とし、前記幅変調波をレーザ
ビームのオン/オフ変調波として出力するようにしたレ
ーザ変調回路とすることにより、調整作業が不要となる
とともに、電源電圧変動や経時変化にも安定なレーザ変
調回路を実現できる。
路によれば、ディジタルビデオ信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器と、前記ディジタルビデオ信号を転
送するためのビデオクロックから三角波を形成する三角
波発生回路と、前記三角波とアナログ信号を比較して幅
変調波を出力する比較回路と、前記三角波出力とピーク
を保持するピークホールド回路と、前記保持したピーク
値を所定周期でリセットして更新するリセット回路とを
備え、前記ピークホールド回路の保持したピーク値を前
記D/A変換器の基準電圧とし、前記幅変調波をレーザ
ビームのオン/オフ変調波として出力するようにしたレ
ーザ変調回路とすることにより、調整作業が不要となる
とともに、電源電圧変動や経時変化にも安定なレーザ変
調回路を実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、ディジ
タルビデオ信号をアナログ信号に変換するD/A変換手
段と、前記ディジタルビデオ信号を転送するためのビデ
オクロックから三角波を形成する三角波発生手段と、前
記三角波とアナログ信号を比較して幅変調波を出力する
比較手段と、前記三角波出力とピークを保持するピーク
ホールド手段と、前記保持したピーク値を所定周期でリ
セットして更新するリセット手段とを備え、前記ピーク
ホールド手段の保持したピーク値を前記D/A変換手段
の基準電圧とし、前記幅変調波をレーザビームのオン/
オフ変調波として出力するようにしたレーザ変調回路と
することにより、調整作業が不要となるとともに、電源
電圧変動や経時変化にも安定なレーザ変調回路を実現で
きる。
タルビデオ信号をアナログ信号に変換するD/A変換手
段と、前記ディジタルビデオ信号を転送するためのビデ
オクロックから三角波を形成する三角波発生手段と、前
記三角波とアナログ信号を比較して幅変調波を出力する
比較手段と、前記三角波出力とピークを保持するピーク
ホールド手段と、前記保持したピーク値を所定周期でリ
セットして更新するリセット手段とを備え、前記ピーク
ホールド手段の保持したピーク値を前記D/A変換手段
の基準電圧とし、前記幅変調波をレーザビームのオン/
オフ変調波として出力するようにしたレーザ変調回路と
することにより、調整作業が不要となるとともに、電源
電圧変動や経時変化にも安定なレーザ変調回路を実現で
きる。
【図1】本発明の一実施例のレーザ変調回路の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図2】本発明の一実施例のレーザ変調回路における三
角波発生回路の構成を示す回路図
角波発生回路の構成を示す回路図
【図3】本発明の一実施例のレーザ変調回路の動作を示
す波形図
す波形図
【図4】従来のレーザ変調回路の構成を示すブロック図
【図5】従来のレーザ変調回路の動作を示すタイミング
チャート
チャート
【図6】レーザ走査装置の構成を示す斜視図
【図7】従来のレーザ変調回路における三角波発生回路
の構成を示す回路図
の構成を示す回路図
2 D/A変換器(D/A変換手段) 3 パターン発生回路(三角波発生手段) 4 比較回路(比較手段) 9 リセット回路(リセット手段) 10 ピークホールド回路(ピークホールド手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 7/08 C 7402−5J
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディジタルビデオ信号をアナログ信号に
変換するD/A変換手段と、前記ディジタルビデオ信号
を転送するためのビデオクロックから三角波を形成する
三角波発生手段と、前記三角波とアナログ信号を比較し
て幅変調波を出力する比較手段と、前記三角波出力とピ
ークを保持するピークホールド手段と、前記保持したピ
ーク値を所定周期でリセットして更新するリセット手段
とを備え、前記ピークホールド手段の保持したピーク値
を前記D/A変換手段の基準電圧とし、前記幅変調波を
レーザビームのオン/オフ変調波として出力するように
したレーザ変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178072A JPH0530313A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | レーザ変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178072A JPH0530313A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | レーザ変調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530313A true JPH0530313A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16042133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178072A Pending JPH0530313A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | レーザ変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530313A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021052229A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-04-01 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | Pwm制御回路及び医用画像診断装置 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP3178072A patent/JPH0530313A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021052229A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-04-01 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | Pwm制御回路及び医用画像診断装置 |
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