JPH0530241U - バツクホーの旋回減衰装置 - Google Patents

バツクホーの旋回減衰装置

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JPH0530241U
JPH0530241U JP7600591U JP7600591U JPH0530241U JP H0530241 U JPH0530241 U JP H0530241U JP 7600591 U JP7600591 U JP 7600591U JP 7600591 U JP7600591 U JP 7600591U JP H0530241 U JPH0530241 U JP H0530241U
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JP
Japan
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frame
backhoe
vertical axis
turning
pair
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Pending
Application number
JP7600591U
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English (en)
Inventor
直也 津田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回フレーム33を旋回終端で大きな衝撃力も
なくスムーズに停止できるようにする。 【構成】 枠体30に、旋回フレーム33を縦軸51廻り回動
自在に支持し、枠体30と旋回フレーム33との間に、左右
一対の旋回シリンダ32が前記縦軸51を挟むように設けら
れたバックホーにおいて、前記旋回シリンダ32間に、旋
回フレーム33の縦軸51廻りの回動を規制するように引張
バネ53が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、旋回フレームの旋回を減衰させるバックホーの旋回減衰装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
バックホーはトラクタに連結される枠体に縦軸を介して旋回フレームを支持し 、この旋回フレームにブームを支持しており、従来では、旋回フレームの回動を 規制するために、枠体に、旋回フレームを接当させるためのゴム製のストッパー を突設していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来では旋回フレームの回動を規制する際に、旋回フレームがストッ パーを介して枠体に衝当するため、その都度比較的大きな衝撃力があった。 本考案は上記問題点に鑑み、旋回フレームを旋回終端で大きな衝撃力もなくス ムーズに停止できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本考案の技術的手段は、枠体30に、旋回フレ ーム33を縦軸51廻り回動自在に支持し、枠体30と旋回フレーム33との間に、左右 一対の旋回シリンダ32が前記縦軸51を挟むように設けられたバックホーにおいて 、 前記旋回シリンダ32間に、旋回フレーム33の縦軸51廻りの回動を規制するよう に引張バネ53が設けられている点にある。
【0005】
【作用】
一対の旋回シリンダ32の伸縮動作によって旋回フレーム33が縦軸51廻りに旋回 動作をし、旋回フレーム33の旋回角度が大きくなるに従って引張バネ53の引張力 が強くなり、旋回終端での衝撃力が弱まり、旋回終端で旋回フレーム33の旋回が スムーズに停止する。
【0006】
【実施例】
以下、図を参照して本発明の実施例を説明する。 全体構成を示す図2乃至図4において、1はトラクタで示す走行車体であり、 左右一対の前輪2 と左右一対の後輪3 を有する。 車体1 はエンジン4 の後部に連設したミッションケース5 等より構成され、エ ンジン4 およびこの補器は、ボンネット5Aで被われている。
【0007】 前輪2 は前車軸フレーム6 にセンターピンで支持した前車軸7 に備えられ、後 輪3 はステップ8Bを有する後輪フエンダ8 で被われており、該後輪フエンダ8 の 間には運転席9 を備え、運転席9 の前方にはハンドルを有する。なお、運転席9 は図外のシートサスペンション等によって前向と後向とに前後向変更自在である 。
【0008】 車体1 の前後方向中間でやや前寄りには下腹部メインフレーム10が横架状に固 着され、このメインフレーム10は左右方向外方に突出する腕体11を有し、この腕 体11と前車軸フレーム6 とは連結ブラケット12を介して互いに連結されている。 腕体11の外方端には、フロントローダ13のマスト14が取付けられており、この 左右一対のマスト14と前車軸フレーム6 の前部とは連結ブラケット15, 16等を介 してブレイス17で互いに連結されている。なお、フロントローダ13は、左右一対 のブーム18、およびブームシリンダ19等を備えてなる。
【0009】 メインフレーム10における腕体11と後車軸ハウジング20とは補強フレーム21で 互いに連結されており、該補強フレーム21は車体1 の左右両側下方に配置されて 前後方向に沿わされている。 補強フレーム21は金属帯板で左右でそれぞれ2枚の帯板を備えており、該補強 フレーム21の後部には箱形中空断面の縦補強部材22の下部が固着されており、こ の縦補強部材22は後輪フエンダ8 の内側立面に沿って上方に延伸されている。
【0010】 縦補強部材22の長手方向中途部と補強フレーム21の長手方向中途部とは筋違い 部材23によって互いに連結されており、これによって、側面視略三角枠状の取付 枠24とされており、この左右一対の取付枠24の三角空間部24A に、後車軸ハウジ ング20が挿通されている。なお、後輪フエンダ8 の下部は後車軸ハウジング20等 に取付けてある。
【0011】 図5及び図6を併せて参照すると、取付枠24における補強フレーム21後端には フック部25を有し、縦補強部材22と筋違い部材23との交差連結部26の近傍には左 右一対のボス筒27が横向で固着されている。 左右一対のボス筒27はテーパー挿通孔27A を有し、このテーパー挿通孔27A に ねじ送りでテーパーピン28が挿脱自在にテーパー嵌入自在である。
【0012】 取付枠24にバックホー29の装着枠体30が前記テーパーピン28および下部の装着 部材31等を介して着脱自在に装着されている。 バックホー29は、左右一対の旋回シリンダ32で旋回される旋回フレーム33に、 ブーム34等を備えてなり、装着枠体30には左右一対のアウトリガー35を有してい る。
【0013】 装着部材31はバックホー29における装着枠体30の下部に横架状として固着され ており、この装着部材31が前記フック部25に上方から嵌脱自在に嵌合し、前後方 向の位置決めが可能とされている。 なお、装着部材31はブラッケット36を介して装着枠体30に固着されている。 テーパーピン28はバックホー29における装着枠体30の上部に設けた左右一対の 二又状ブラケット37に、ガイド筒38を固設し、このガイド筒38間にわたってター ンバックル筒体39を固着し、このバックル筒体39の雌ネジ筒40にテーパーピン28 のネジ杆41を螺合して備えられ、ターンバックル筒体39に備えたハンドル42を回 動することで、テーパーピン28をガイド筒38内でねじ送りによって進退自在とさ れている。
【0014】 ハンドル42は、ターンバック筒体39に4本の操作杆45を十字形に外方突設して なり、4本の操作杆45のうちの一つの操作杆45の外端部におもり46を設け、この おもり46によって、振動等でターンバックル筒体39が回転するのを防いで、ター ンバックル筒体39を緩み止めできるようになっている。 従って、装着部材31をフック部25に上方から嵌合してから、バックホー29のア ウトリガー35を介して装着枠体30を持上げ、ガイド筒38とボス筒27の筒心を合致 させた状態でターンバックル筒体39のねじ送りでテーパーピン28を回り止めしつ つ直進することでテーパー挿通孔27A にテーパー嵌入してここに、ガタなくバッ クホー29の装着枠体30が装着される。
【0015】 なお、バックホー29の取外しは、テーパーピン28の後退でテーパー挿通孔27A より引抜き、装着部材31をフック部25より離脱させてから、車体1 を前進するこ でなされる。 装着枠体30に縦軸51廻りに回動自在に旋回フレーム33が枢支され、この旋回フ レーム33に横軸52を介してブーム34が枢支され、装着枠体30と旋回フレーム33と の間に左右一対の旋回シリンダ32が縦軸51を挟むように設けられている。各旋回 シリンダ32は装着枠体30に突設した固定板47に縦軸48廻りに回動自在に支持され ている。旋回フレーム33に枢支された左右一対の旋回ピン49に夫々旋回シリンダ 32のロッド50先端が嵌合固定されている。
【0016】 一対の旋回シリンダ32の前端間に引張バネ53が連結され、各旋回シリンダ32の 交互の伸長及び縮小動作によって旋回フレーム33を縦軸51廻りに旋回させ、この 旋回角度が大きくなるに従って引張バネ53が伸長するようになっている。従って 、旋回フレーム33の旋回が大きくなるにつれて引張バネ53の引張力が強くなり、 旋回フレーム33の縦軸51廻りの回動を規制する。
【0017】 前記旋回フレーム33に補強部材54を介してブーム34が左右方向の横軸52廻りに 回動自在に枢支され、バックホー29は、旋回フレーム33及びブーム34の他に、ブ ーム34を昇降させるためのブームシリンダ55、ブーム34の先端に左右一対の補強 部材56,56Aを介して左右方向の支軸57廻りに回動自在に枢支されたアーム58、ア ーム58を屈伸させるためのアームシリンダ59、アーム58の先端に左右方向の支軸 60廻りに回動自在に枢支されたバケット61、バケット61を回動させるためのバケ ットシリンダ62、枠体30に取付けられたコントロールボックス63等から成る。補 強部材54,56 はブーム34に固着され、補強部材56A はアーム58に固着されている 。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、旋回シリンダ32間に、旋回フレーム33の縦軸51廻りの回動を 規制するように引張バネ53が設けられているので、旋回フレーム33の旋回終端で 大きな衝撃力もなくスムーズに回動規制し得、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回シリンダ部分の平面図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】全体の平面図である。
【図4】斜視図である。
【図5】バックホー装着部の側面図である。
【図6】バックホー装着部の一部断面した平面図であ
る。
【符号の説明】
29 バックホー 30 装着枠体 32 旋回シリンダ 33 旋回フレーム 34 ブーム 51 縦軸 53 引張バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体(30)に、旋回フレーム(33)を縦軸(5
    1)廻り回動自在に支持し、枠体(30)と旋回フレーム(33)
    との間に、左右一対の旋回シリンダ(32)が前記縦軸(51)
    を挟むように設けられたバックホーにおいて、 前記旋回シリンダ(32)間に、旋回フレーム(33)の縦軸(5
    1)廻りの回動を規制するように引張バネ(53)が設けられ
    ていることを特徴とするバックホーの旋回減衰装置。
JP7600591U 1991-09-20 1991-09-20 バツクホーの旋回減衰装置 Pending JPH0530241U (ja)

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JP7600591U JPH0530241U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 バツクホーの旋回減衰装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7600591U JPH0530241U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 バツクホーの旋回減衰装置

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Publication Number Publication Date
JPH0530241U true JPH0530241U (ja) 1993-04-20

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JP7600591U Pending JPH0530241U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 バツクホーの旋回減衰装置

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