JPH05302158A - 溶融金属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置 - Google Patents
溶融金属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置Info
- Publication number
- JPH05302158A JPH05302158A JP13166092A JP13166092A JPH05302158A JP H05302158 A JPH05302158 A JP H05302158A JP 13166092 A JP13166092 A JP 13166092A JP 13166092 A JP13166092 A JP 13166092A JP H05302158 A JPH05302158 A JP H05302158A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属ストリップに対し溶融金属めっき処理を
施すに際し、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊するトッ
プドロスを、人力を必要とせず、機械的に高い効率で安
全にかき寄せることができる装置を提供する。 【構成】 めっき槽1の長さ方向に沿って移動可能に設
けられた、めっき槽1の幅方向に延びるアーム12と、め
っき槽1の外に設けられた、アーム12の駆動機構と、ア
ーム12に取り付けられた、めっき槽1内のめっき浴2の
表面上に浮遊しているトップドロス3をかき寄せるため
のドロスかき寄せ網13とからなっており、アーム12の移
動により、これに取付けられたドロスかき寄せ網13によ
って、めっき浴2の表面上に浮遊しているトップドロス
3をかき寄せ、これを除去する。
施すに際し、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊するトッ
プドロスを、人力を必要とせず、機械的に高い効率で安
全にかき寄せることができる装置を提供する。 【構成】 めっき槽1の長さ方向に沿って移動可能に設
けられた、めっき槽1の幅方向に延びるアーム12と、め
っき槽1の外に設けられた、アーム12の駆動機構と、ア
ーム12に取り付けられた、めっき槽1内のめっき浴2の
表面上に浮遊しているトップドロス3をかき寄せるため
のドロスかき寄せ網13とからなっており、アーム12の移
動により、これに取付けられたドロスかき寄せ網13によ
って、めっき浴2の表面上に浮遊しているトップドロス
3をかき寄せ、これを除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属ストリップの溶
融金属めっき処理中に生成し、溶融金属めっき浴の表面
上に浮遊するドロスを、機械的にかき寄せるための装置
に関するものである。
融金属めっき処理中に生成し、溶融金属めっき浴の表面
上に浮遊するドロスを、機械的にかき寄せるための装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鋼ストリップを溶融亜鉛めっき
槽内の溶融亜鉛めっき浴中に連続的に通し、その表面上
に溶融亜鉛めっき層を形成するに際し、鋼ストリップを
構成する鋼(Fe)と、溶融亜鉛めっき浴の亜鉛および/
またはアルミニウムとが反応して、ZnO 、Fe2Al5等の組
成のトップドロスが生成し、めっき槽内の溶融亜鉛めっ
き浴の表面上に浮遊する。
槽内の溶融亜鉛めっき浴中に連続的に通し、その表面上
に溶融亜鉛めっき層を形成するに際し、鋼ストリップを
構成する鋼(Fe)と、溶融亜鉛めっき浴の亜鉛および/
またはアルミニウムとが反応して、ZnO 、Fe2Al5等の組
成のトップドロスが生成し、めっき槽内の溶融亜鉛めっ
き浴の表面上に浮遊する。
【0003】このように、溶融亜鉛めっき浴の表面上に
浮遊するトップドロスは、これを除去しないと、めっき
浴内を通過中の鋼ストリップの表面に付着する。従っ
て、製造された溶融亜鉛めっき鋼ストリップの亜鉛めっ
き層の表面に、ドロスの付着による凸状の欠陥が発生
し、著しく製品の外観を損なう問題が発生する。
浮遊するトップドロスは、これを除去しないと、めっき
浴内を通過中の鋼ストリップの表面に付着する。従っ
て、製造された溶融亜鉛めっき鋼ストリップの亜鉛めっ
き層の表面に、ドロスの付着による凸状の欠陥が発生
し、著しく製品の外観を損なう問題が発生する。
【0004】上述したトップドロスの除去手段として
は、従来、作業員が、図5に示すような、例えば長い柄
を有するステンレス製のドロスかき寄せ網14を使用し、
その柄14a を持って溶融亜鉛めっき槽1内の溶融亜鉛め
っき浴2の表面に浮遊するトップドロス3を、人力によ
ってかき寄せ、すくい出して除去していた。
は、従来、作業員が、図5に示すような、例えば長い柄
を有するステンレス製のドロスかき寄せ網14を使用し、
その柄14a を持って溶融亜鉛めっき槽1内の溶融亜鉛め
っき浴2の表面に浮遊するトップドロス3を、人力によ
ってかき寄せ、すくい出して除去していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した、従来の人力
によるトップドロスのかき寄せには、次のような問題が
ある。即ち、溶融亜鉛めっき槽内の溶融亜鉛めっき浴の
温度は約450 ℃である上に、めっき槽内から溶融亜鉛が
飛散するおそれがあり、しかも、ドロスかき寄せ網で1
回にすくい出すトップドロスの重量は5〜20Kgもある。
従って、トップドロスのかき寄せは、高熱環境下におけ
る重筋力を要する極めて危険な作業であり、作業員の精
神的および肉体的な疲労が大であって、安全衛生上、問
題が多い。また、専任の作業員を必要とする上にその作
業は非能率である。
によるトップドロスのかき寄せには、次のような問題が
ある。即ち、溶融亜鉛めっき槽内の溶融亜鉛めっき浴の
温度は約450 ℃である上に、めっき槽内から溶融亜鉛が
飛散するおそれがあり、しかも、ドロスかき寄せ網で1
回にすくい出すトップドロスの重量は5〜20Kgもある。
従って、トップドロスのかき寄せは、高熱環境下におけ
る重筋力を要する極めて危険な作業であり、作業員の精
神的および肉体的な疲労が大であって、安全衛生上、問
題が多い。また、専任の作業員を必要とする上にその作
業は非能率である。
【0006】トップドロスを機械的にかき寄せ除去する
ことも試みられているが、その作業効率が悪く、また、
メンテナンスに多大な労力が必要となるため、未だ、実
操業に使用されるには至っていない。上述した問題は、
溶融亜鉛めっきに限られるものではなく、例えば、溶融
アルミニウムめっき、溶融鉛めっき等、他の各種の溶融
金属めっきの場合においても同様である。
ことも試みられているが、その作業効率が悪く、また、
メンテナンスに多大な労力が必要となるため、未だ、実
操業に使用されるには至っていない。上述した問題は、
溶融亜鉛めっきに限られるものではなく、例えば、溶融
アルミニウムめっき、溶融鉛めっき等、他の各種の溶融
金属めっきの場合においても同様である。
【0007】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、金属ストリップに対して溶融金属めっき処理
を施すに際し、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊するト
ップドロスを、人力を必要とせずに、機械的に高い効率
で安全にかき寄せそして除去することができる、溶融金
属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置を提供することに
ある。
を解決し、金属ストリップに対して溶融金属めっき処理
を施すに際し、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊するト
ップドロスを、人力を必要とせずに、機械的に高い効率
で安全にかき寄せそして除去することができる、溶融金
属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の装置は、その
中に溶融金属めっき浴が収容された溶融金属めっき槽の
長さ方向に沿って移動可能に設けられた、前記めっき槽
の幅方向に延びるアームと、前記アームの一端を支持し
そしてこれを前記めっき槽の長さ方向に移動させるため
の、前記めっき槽の外に設けられた駆動機構と、前記ア
ームに取り付けられた、前記めっき槽内の前記めっき浴
の表面上に浮遊するドロスをかき寄せるためのドロスか
き寄せ網とからなることに特徴を有するものである。
中に溶融金属めっき浴が収容された溶融金属めっき槽の
長さ方向に沿って移動可能に設けられた、前記めっき槽
の幅方向に延びるアームと、前記アームの一端を支持し
そしてこれを前記めっき槽の長さ方向に移動させるため
の、前記めっき槽の外に設けられた駆動機構と、前記ア
ームに取り付けられた、前記めっき槽内の前記めっき浴
の表面上に浮遊するドロスをかき寄せるためのドロスか
き寄せ網とからなることに特徴を有するものである。
【0009】
【作用】この発明の装置によれば、溶融金属めっき槽の
長さ方向に沿って移動可能に設けられた、めっき槽の幅
方向に延びる、その先端にドロスかき寄せ網が取り付け
られたアームによって、ドロスのかき寄せが機械的に行
われる。従って、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊する
トップドロスを、人力を必要とせずに、高い効率で安全
にかき寄せることができる。
長さ方向に沿って移動可能に設けられた、めっき槽の幅
方向に延びる、その先端にドロスかき寄せ網が取り付け
られたアームによって、ドロスのかき寄せが機械的に行
われる。従って、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊する
トップドロスを、人力を必要とせずに、高い効率で安全
にかき寄せることができる。
【0010】図1は、鋼ストリップに溶融亜鉛めっき処
理を施す際における、この発明の装置の一実施態様を示
す概略正面図、図2はその概略側面図、図3はその概略
平面図そして図4はその概略斜視図である。図1〜4に
示すように、鋼ストリップに溶融亜鉛めっき処理を施す
ための、その中に溶融亜鉛めっき浴2が収容されている
溶融亜鉛めっき槽1の外に基台11が設置されており、基
台11上には、めっき槽1の長さ方向に沿って移動する、
互いに平行な2組の無端移動チェーン4、4’が、その
一端側に設けられたスプロケット5a,5a'、および、その
他端側に設けられたスプロケット5b,5b'に支持されて設
けられている。
理を施す際における、この発明の装置の一実施態様を示
す概略正面図、図2はその概略側面図、図3はその概略
平面図そして図4はその概略斜視図である。図1〜4に
示すように、鋼ストリップに溶融亜鉛めっき処理を施す
ための、その中に溶融亜鉛めっき浴2が収容されている
溶融亜鉛めっき槽1の外に基台11が設置されており、基
台11上には、めっき槽1の長さ方向に沿って移動する、
互いに平行な2組の無端移動チェーン4、4’が、その
一端側に設けられたスプロケット5a,5a'、および、その
他端側に設けられたスプロケット5b,5b'に支持されて設
けられている。
【0011】一端側のスプロケット5a,5a'には、エアモ
ータ6に接続された減速機7の駆動軸8が取り付けられ
ており、他端側のスプロケット5b,5b'には、従動軸9が
取り付けられている。10は、エアモータ6に取り付けら
れたその回転速度を制御するための減圧弁である。無端
移動チェーン4、4’は、エアモータ6および減速機7
の駆動により、スプロケット5a,5b および5a',5b' を介
して、めっき槽1の長さ方向に移動する。
ータ6に接続された減速機7の駆動軸8が取り付けられ
ており、他端側のスプロケット5b,5b'には、従動軸9が
取り付けられている。10は、エアモータ6に取り付けら
れたその回転速度を制御するための減圧弁である。無端
移動チェーン4、4’は、エアモータ6および減速機7
の駆動により、スプロケット5a,5b および5a',5b' を介
して、めっき槽1の長さ方向に移動する。
【0012】チェーン4、4’には、めっき槽1の幅方
向に延びるアーム12の基端が、着脱可能に取り付けられ
ている。アーム12の、めっき槽1の上方に位置する部分
には、その下部がめっき槽1内のめっき浴2中に浸漬さ
れた、めっき浴2の表面上に浮遊するトップドロス3を
かき寄せそしてすくい上げるためのドロスかき寄せ網13
が取り付けられている。
向に延びるアーム12の基端が、着脱可能に取り付けられ
ている。アーム12の、めっき槽1の上方に位置する部分
には、その下部がめっき槽1内のめっき浴2中に浸漬さ
れた、めっき浴2の表面上に浮遊するトップドロス3を
かき寄せそしてすくい上げるためのドロスかき寄せ網13
が取り付けられている。
【0013】ドロスかき寄せ網13は、めっき浴2による
腐食に耐えられるような、直径1〜5mmの例えばステン
レスワイヤ、または、その表面にセラミックがコーティ
ングされたスチールワイヤからなっている。ドロスかき
寄せ網13の網目間隔は、5〜20mmの範囲内であることが
好ましい。ドロスかき寄せ網13の網目間隔が5mm未満で
は、めっき金属である亜鉛をトップドロスと共にかき寄
せる量が多くなる。一方、網目間隔が20mmを超すと、ト
ップドロスのかき寄せ量が減少する。
腐食に耐えられるような、直径1〜5mmの例えばステン
レスワイヤ、または、その表面にセラミックがコーティ
ングされたスチールワイヤからなっている。ドロスかき
寄せ網13の網目間隔は、5〜20mmの範囲内であることが
好ましい。ドロスかき寄せ網13の網目間隔が5mm未満で
は、めっき金属である亜鉛をトップドロスと共にかき寄
せる量が多くなる。一方、網目間隔が20mmを超すと、ト
ップドロスのかき寄せ量が減少する。
【0014】上述したように、ドロスかき寄せ網13は、
駆動機構としての、エアモータ6および減速機7により
駆動するチェーン4、4’により、アーム12を介して、
めっき槽1内のめっき浴2中を、めっき槽1の長さ方向
に移動し、めっき浴2の表面上に浮遊するトップドロス
3をかき集める。
駆動機構としての、エアモータ6および減速機7により
駆動するチェーン4、4’により、アーム12を介して、
めっき槽1内のめっき浴2中を、めっき槽1の長さ方向
に移動し、めっき浴2の表面上に浮遊するトップドロス
3をかき集める。
【0015】かき集められたトップドロス3は、例え
ば、作業員がステンレス製のドロスかき寄せ網を使用し
てすくい出し、めっき槽1内から除去する。なお、ロボ
ット等を組み合わせれば、人力を必要とせずに機械的に
すくい出し、効率的に除去することができる。
ば、作業員がステンレス製のドロスかき寄せ網を使用し
てすくい出し、めっき槽1内から除去する。なお、ロボ
ット等を組み合わせれば、人力を必要とせずに機械的に
すくい出し、効率的に除去することができる。
【0016】めっき浴2中におけるドロスかき寄せ網13
の移動速度は、1〜10mpm の範囲内であることが好まし
い。ドロスかき寄せ網13の移動速度が1mpm 未満では、
固まっている他のトップドロスと分離することができ
ず、エアモータの負担が高くなる。一方、その移動速度
が10mpm を超えると、溶融亜鉛めっき浴を攪拌する状態
になる結果、更にドロスが増加する上、溶融亜鉛が飛散
する問題が生ずる。
の移動速度は、1〜10mpm の範囲内であることが好まし
い。ドロスかき寄せ網13の移動速度が1mpm 未満では、
固まっている他のトップドロスと分離することができ
ず、エアモータの負担が高くなる。一方、その移動速度
が10mpm を超えると、溶融亜鉛めっき浴を攪拌する状態
になる結果、更にドロスが増加する上、溶融亜鉛が飛散
する問題が生ずる。
【0017】ドロスかき寄せ網13の幅および移動距離
は、めっき槽1の幅および長さにより適当な寸法に定め
る。また、めっき槽1の平面形状が複雑な場合には、上
述した装置を複数基連続して配置する。
は、めっき槽1の幅および長さにより適当な寸法に定め
る。また、めっき槽1の平面形状が複雑な場合には、上
述した装置を複数基連続して配置する。
【0018】
【実施例】次に、この発明の装置の作動を実施例によっ
て説明する。図1〜4に示した、下記仕様の装置を使用
して、溶融亜鉛めっき槽内の溶融亜鉛めっき浴の表面上
に浮遊しているトップドロスを、1分間に5回のかき寄
せ作業によりかき寄せてこれを除去した。
て説明する。図1〜4に示した、下記仕様の装置を使用
して、溶融亜鉛めっき槽内の溶融亜鉛めっき浴の表面上
に浮遊しているトップドロスを、1分間に5回のかき寄
せ作業によりかき寄せてこれを除去した。
【0019】モータ : エアモータ(エア圧
力 3.0Kg/cm2) アーム移動速度 : 5mpm アーム長さ : チェーンより300 mm ドロスかき寄せ網 材質 : 径2.5mm のスレンレス製ワイヤ 網目間隔 : 8×8mm 寸法 : 幅250mm 、深さ100mm (浴中浸漬深
さ 20mm) かき寄せ長さ : 500mm
力 3.0Kg/cm2) アーム移動速度 : 5mpm アーム長さ : チェーンより300 mm ドロスかき寄せ網 材質 : 径2.5mm のスレンレス製ワイヤ 網目間隔 : 8×8mm 寸法 : 幅250mm 、深さ100mm (浴中浸漬深
さ 20mm) かき寄せ長さ : 500mm
【0020】その結果、溶融亜鉛めっき浴の表面上に浮
遊しているトップドロスを、人力を要することなく、効
率高く確実にかき寄せてこれを除去することができた。
なおかき寄せられたドロスの量は、1回の作業で約10Kg
であった。
遊しているトップドロスを、人力を要することなく、効
率高く確実にかき寄せてこれを除去することができた。
なおかき寄せられたドロスの量は、1回の作業で約10Kg
であった。
【0021】この発明の装置は、上述した、鋼ストリッ
プに対し溶融亜鉛めっき処理を施す場合に限られるもの
ではなく、例えば、溶融アルミニウムめっき、溶融鉛め
っき等、各種の溶融金属めっきの場合に適用して同様の
効果が得られる。
プに対し溶融亜鉛めっき処理を施す場合に限られるもの
ではなく、例えば、溶融アルミニウムめっき、溶融鉛め
っき等、各種の溶融金属めっきの場合に適用して同様の
効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の装置によ
れば、金属ストリップに対して溶融金属めっき処理を施
すに際し、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊するトップ
ドロスを、人力を必要とせずに、機械的に高い効率で安
全にかき寄せそして除去することができる、工業上有用
な効果がもたらされる。
れば、金属ストリップに対して溶融金属めっき処理を施
すに際し、溶融金属めっき浴の表面上に浮遊するトップ
ドロスを、人力を必要とせずに、機械的に高い効率で安
全にかき寄せそして除去することができる、工業上有用
な効果がもたらされる。
【図1】この発明の装置の一実施態様を示す概略正面図
である。
である。
【図2】図1に示した装置の概略側面図である。
【図3】図1に示した装置の概略平面図である。
【図4】図1に示した装置の概略斜視図である。
【図5】従来のドロスかき寄せ方法を示す説明図であ
る。
る。
1 溶融亜鉛めっき槽、 2 溶融亜鉛めっき浴、 3 トップドロス、 4 無端移動チェーン、 5 スプロケット、 6 エアモータ、 7 減速機、 8 駆動軸、 9 従動軸、 10 減圧弁、 11 基台、 12 アーム、 13 ドロスかき寄せ網、 14 ドロスかき寄せ網。
Claims (3)
- 【請求項1】 その中に溶融金属めっき浴が収容された
溶融金属めっき槽の長さ方向に沿って移動可能に設けら
れた、前記めっき槽の幅方向に延びるアームと、前記ア
ームの一端を支持しそしてこれを前記めっき槽の長さ方
向に移動させるための、前記めっき槽の外に設けられた
駆動機構と、前記アームに取り付けられた、前記めっき
槽内の前記めっき浴の表面上に浮遊するドロスをかき寄
せるためのドロスかき寄せ網とからなることを特徴とす
る、溶融金属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置。 - 【請求項2】 前記ドロスかき寄せ網が取り付けられた
アームの移動速度が1〜10mpm の範囲内である、請求項
1記載の装置。 - 【請求項3】 前記ドロスかき寄せ網の網目間隔が5〜
20mmの範囲内である、請求項1記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13166092A JPH05302158A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 溶融金属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13166092A JPH05302158A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 溶融金属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302158A true JPH05302158A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15063251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13166092A Pending JPH05302158A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 溶融金属めっき浴中のドロスのかき寄せ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05302158A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020037542A (ko) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | 이구택 | 도금욕내 부유된 불순아연 제거장치 |
KR100433802B1 (ko) * | 2002-04-02 | 2004-06-04 | 문병원 | 용융아연도금조의 드로스 제거장치 |
KR100473611B1 (ko) * | 2003-02-07 | 2005-03-09 | 문병원 | 용융아연도금조의 드로스 제거장치 |
DE102006030914A1 (de) * | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Salzgitter Flachstahl Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum kontinuierlichen Feuerverzinken von Stahlband |
JP2008156696A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Jfe Steel Kk | 溶融金属めっき設備におけるトップドロス除去装置および除去方法 |
KR101482319B1 (ko) * | 2012-11-07 | 2015-01-13 | 주식회사 포스코 | 도금욕조의 탕면 이물질 제거장치 |
CN115216715A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-10-21 | 徐春生 | 一种热镀锌系统 |
DE102012201825B4 (de) | 2011-02-10 | 2022-11-24 | Sms Group Gmbh | Abziehvorrichtung und Verfahren zum Abziehen |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP13166092A patent/JPH05302158A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020037542A (ko) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | 이구택 | 도금욕내 부유된 불순아연 제거장치 |
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DE102012201825B4 (de) | 2011-02-10 | 2022-11-24 | Sms Group Gmbh | Abziehvorrichtung und Verfahren zum Abziehen |
KR101482319B1 (ko) * | 2012-11-07 | 2015-01-13 | 주식회사 포스코 | 도금욕조의 탕면 이물질 제거장치 |
CN115216715A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-10-21 | 徐春生 | 一种热镀锌系统 |
CN115216715B (zh) * | 2022-05-07 | 2024-05-03 | 山东誉诚新型材料有限公司 | 一种热镀锌系统 |
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