JPH0530204U - 案内レールの取付構造 - Google Patents
案内レールの取付構造Info
- Publication number
- JPH0530204U JPH0530204U JP7856391U JP7856391U JPH0530204U JP H0530204 U JPH0530204 U JP H0530204U JP 7856391 U JP7856391 U JP 7856391U JP 7856391 U JP7856391 U JP 7856391U JP H0530204 U JPH0530204 U JP H0530204U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- line
- mounting structure
- support arm
- rail mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
- Railway Tracks (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕工場内に配設される案内レール据付時の作業効
率を向上させると共に、増設ラインとの接続性を向上さ
せる。 〔構成〕ワークの組立てラインにおける不動部に設けら
れた支持腕に支持される移動体の案内レールの取付け構
造であって、上記案内レールを揺動自在に支持した。
率を向上させると共に、増設ラインとの接続性を向上さ
せる。 〔構成〕ワークの組立てラインにおける不動部に設けら
れた支持腕に支持される移動体の案内レールの取付け構
造であって、上記案内レールを揺動自在に支持した。
Description
【0001】
本考案は、組立て部品を各組立部に搬送する移動体に用いられる案内レールの 取付構造に関するものである。
【0002】
車両などの生産ラインにおいては、各部品を搬送するのに搬送装置が設置され ており、この搬送装置のワーク搬送用移動体、例えばハンガは、天井の張り等の 不動部に固定される支持腕に溶接固定されて工場内に配置された案内レールに吊 り下げられ、移動できるようになっている。また、案内レールは予め一定寸法に 切断されており、それらを互いに連結して所望のライン(搬送ライン)を形成し ている。
【0003】
しかし、このような案内レールの構造では、レールが支持腕に直接溶接されて いるので、案内レールの据付角度を調整したり変更する場合、一度溶接したもの を外して再び所望の据付角度にセットし、再溶接しなければならず、据付け行程 が多く作業能率が良くないという問題点があった。
【0004】 また、ニーズの多様化により工場内で生産する車種や部品が増えていて、それ に対応するのにライン増設が必要となっているが、工場内のスペース事情により ラインの増設がはかどらず、生産量が延び悩んでいるという問題も起こっている 。
【0005】
そこで、本考案では、ワークの組立てラインにおける不動部に設けられた支持 腕に支持される移動体案内レールの取付け構造であって、上記レールを揺動自在 に支持したことを特徴とする。
【0006】
支持腕に固定されていたレールが揺動可能に支持されるので、レール据付時の 溶接作業が不要となると共に、レールの据付けに自由度が増す。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明する。図2において、符号L1は 、工場内に配置された外側ライン、L2は内側ラインをそれぞれ示していて、各 ラインL1,L2共に反時計回りに動いている。
【0008】 内側、外側の各ラインL1,L2は、図1に示すように、工場の骨組みである 不動部1(例えば天井の張り)に固定された複数の支持腕2(図では1つ)に支 持されて工場内に配設される案内レール3や、この案内レール3に案内されレー ル3上を移動する図示しないワーク移動体で構成されている。
【0009】 支持腕2は略コの字型に形成された鉄板であって、その上端固定されたブラケ ット4が不動部1にが溶接固定されている。支持腕2他端には案内レール3に諦 着されるブラケット5がヒンジ6で揺動自在に支持されている。
【0010】 案内レール3は所定の長さに切断されたH鋼で、その両端の片側には、他の案 内レールと連結する際に用いる連結板7がボルトで固定される。
【0011】 このように揺動自在に取付けられる案内レール3は次ぎのように連結される。 まず、支持腕2から外されているブラケット5を所定の長さに切断された案内レ ール3に固定する。次いで支持腕2をブラケット4を介して不動部1の所定位置 に固定し、案内レール3を移動クレーンなどで吊り上げ、支持腕2にブラケット 5をヒンジ6として連結し、案内レール3を空中に揺動自在に支持する。
【0012】 そして、ラインの設計や状況に応じて案内レール3をヒンジ6を中心に揺動さ せて据付角度を調整して前後の案内レール3と合わせ、連結板7で各レール3を 互いに連結する。
【0013】 このように、案内レール3を揺動するだけでの据付角度が調整できるので、従 来のように溶接が不要となり、据付け行程が減ることになる。
【0014】 また、案内レール3が揺動自在となることで、図2に符号L3で示すような、 新たなラインL3の増設に対応することができる。 つまり、外側ラインL1(案内レール3)が揺動できるので、新たにラインL 3を増設する際、既存のラインとの関係を考慮して配置すれば、新しいラインを 全て設けなくても既存のラインの一部を揺動することで新しいラインと連結でき る。この結果、狭い工場内でのラインの増設をコストを抑えて可能となり、生産 性が向上する。
【0015】
以上、本考案によれば、レール据付時の作業能率が向上すると共に、ライン増 設に既存のラインが使用し易くなり、省スペースでラインの増設が可能となる。
【図1】本考案の主要部であるレールの取付構造を示す
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図2】本考案の一実施例が使用されたラインを示した
線図である。
線図である。
1 不動部 2 支持腕 3 移動体の案内レール 6 ヒンジ
Claims (1)
- 【請求項1】ワークの組立てラインにおける不動部に設
けられた支持腕に支持される移動体の案内レールの取付
け構造であって、上記案内レールを揺動自在に支持した
ことを特徴とする案内レールの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078563U JP2532427Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 案内レールの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078563U JP2532427Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 案内レールの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530204U true JPH0530204U (ja) | 1993-04-20 |
JP2532427Y2 JP2532427Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13665372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991078563U Expired - Fee Related JP2532427Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 案内レールの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532427Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110509424B (zh) * | 2019-08-23 | 2021-11-05 | 中铁六局集团有限公司 | 双轨道台车横向移梁施工工法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6371094A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-31 | ナショナル住宅産業株式会社 | 部材搬入装置 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP1991078563U patent/JP2532427Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6371094A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-31 | ナショナル住宅産業株式会社 | 部材搬入装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532427Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019111911A (ja) | ヒンジ機構 | |
CN209618670U (zh) | 一种可调节的汽车底盘线吊具 | |
JPH0442333U (ja) | ||
JPH0530204U (ja) | 案内レールの取付構造 | |
CN109336022A (zh) | 一种吊具支撑体切换装置 | |
CN206485190U (zh) | 一种汽车电机悬置横梁 | |
CN202684503U (zh) | 新型发动机前托架分装台 | |
CN103448835A (zh) | 吊具 | |
CN215398461U (zh) | 一种弯折式双控制器安装支架 | |
CN202863606U (zh) | 汽车的车门装具 | |
CN205311269U (zh) | 一种用于空调机的支架 | |
JP2003048464A (ja) | 電車線用可動ブラケット | |
CN207433162U (zh) | 一种汽车用连接控制臂 | |
CN205344428U (zh) | 一种用于空调机的后支架 | |
CN209366317U (zh) | 一种agv小车定位装置 | |
CN105398507B (zh) | 汽车副车架的移动运输架 | |
CN208963847U (zh) | 汽车模型移动装置 | |
CN101660377A (zh) | 一种用于车辆的门铰链机构 | |
CN205014046U (zh) | 一种储气筒安装设备 | |
JP3967864B2 (ja) | エンジンのマウント構造 | |
JP2583890Y2 (ja) | 自動車製造ラインに用いるワーク懸架装置 | |
CN203504084U (zh) | 一种可调整走向的线束支架 | |
CN211567657U (zh) | 一种用于排气管的固定支架和具有其的车辆 | |
CN214322405U (zh) | 一种汽车车头焊接翻转夹具 | |
CN217496037U (zh) | 一种牌照架锁止结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961119 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |