JPH05301985A - 熱収縮スポンジチューブ内面の粉付け方法 - Google Patents

熱収縮スポンジチューブ内面の粉付け方法

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Publication number
JPH05301985A
JPH05301985A JP13577592A JP13577592A JPH05301985A JP H05301985 A JPH05301985 A JP H05301985A JP 13577592 A JP13577592 A JP 13577592A JP 13577592 A JP13577592 A JP 13577592A JP H05301985 A JPH05301985 A JP H05301985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
winding
sponge tube
shrinkable
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13577592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Iwata
裕史 岩田
Masatoyo Miura
正豊 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP13577592A priority Critical patent/JPH05301985A/ja
Publication of JPH05301985A publication Critical patent/JPH05301985A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミパイプ等を挿入する、その都度、摩擦
を少なくするための潤滑剤を注入しなくても、パイプ等
の挿入容易な熱収縮スポンジチューブ内面の粉付け方法
を提供する。 【構成】 巻終わり端12を空気が抜けないよう留め
て、巻始め端11から加圧エアを入れ、膨張させた状態
で、1次巻取りした熱収縮スポンジチューブ10の巻終
わり端12からカタルポを注入する工程、次に1次巻取
りした熱収縮スポンジチューブ10を巻戻し方向に複数
回、回転し、カタルポ25を巻始め端11へ向かって送
る工程、さらに巻始め端11をレギュレーター付き集粉
装置50に接続したうえ、ピンチローラー60で潰しつ
つ送り、熱収縮スポンジチューブ10を梱包して行く工
程よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱収縮スポンジチュー
ブ内面の滑り性を向上させるためのチューブ内面の粉付
け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱収縮スポンジチューブは、断熱
性が大きく、且つ内径を使用状態よりも大きくしてあっ
て、アルミ等の金属パイプを通し易いと言う特徴を有す
ることから、従来使用していた連続押出加硫チューブを
熱収縮スポンジチューブで置き換えようとする傾向が増
して来ている。例えば、カーエアコン用のアルミパイプ
を通すインシュレーション(断熱)チューブがこれに当
たる。
【0003】しかしながら、熱収縮スポンジチューブは
内面の摩擦係数が大きく、それにアルミパイプを通す場
合、アルミパイプとの間の摩擦が大きく、内径が大きい
とは言え、楽に通すと言う所まで至っていないと言う問
題点がある。そのため、使用者は現場でスニソ油等の液
状、或はカタルポ等の粉状の滑材を内面に塗布して、摩
擦係数を下げているが、この処理がなかなか面倒であっ
て、時間が掛かると言う問題点が残る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、熱収縮スポンジチューブは内面の摩擦係数が大き
く、それにアルミ等の金属パイプを通す場合、アルミパ
イプとの間の摩擦が大きいため、使用者が現場でその都
度滑材を内面に塗布して、摩擦係数を下げる必要がある
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻終わり端1
2を空気が抜けないよう留めて、巻始め端11から加圧
エアを入れ、膨張させた状態で、1次巻取りした熱収縮
スポンジチューブ10の巻終わり端12からカタルポ等
の粉状の滑材25を注入する工程、次に1次巻取りした
熱収縮スポンジチューブ10を巻戻し方向に複数回、回
転し、カタルポ等の粉状の滑材25を巻始め端11へ向
かって送る工程、さらに巻始め端11をレギュレーター
付き集粉装置50に接続したうえ、巻終わり端側からピ
ンチローラー60で潰しつつ送り、熱収縮スポンジチュ
ーブ10を梱包して行く工程よりなる。
【0006】
【実施例】実施例について説明する。図2において熱収
縮スポンジチューブ10は1次巻取りドラム40を巻取
り方向Tに回わして1次巻取りしてある。巻始め端11
をエア入れ冶具20に接続し、取付けバンド31を締付
け巻終わり端12を第1ピンチコック32で留めて、エ
ア入れ冶具20を介して、0.1〜0.4kg/cm2
の加圧エアを入れて膨張させる。この1次巻取りした熱
収縮スポンジチューブ10の巻終わり端12側を少し巻
戻し、巻終わり端12から約1メートル離れた位置を第
2ピンチコック33で塞ぎ、巻終わり端12を留めた第
1ピンチコック32を外し、図3に示す如く1.5kg
/m2(内面)を目安にカタルポ25を挿入具26を利
用して巻終わり端12から注入したうえ、図4に示す如
く再び巻終わり端12を第1ピンチコック32で留め、
第2ピンチコック33を外し、巻終わり側部分を1次巻
取りドラム40に巻き付ける。次に1次巻取りした熱収
縮スポンジチューブ10を巻戻し方向に3〜5回、回転
し、1次巻取りドラム40の高低差を利用して、カタル
ポを巻始め端11へ向かって送る。巻始め端11をエア
入れ冶具20から外し、図6に示す如くレギュレーター
付き集粉装置50に接続し替え、熱収縮スポンジチュー
ブ10をピンチローラー60で潰しながら、送って、熱
収縮スポンジチューブ10を梱包して行くと、熱収縮ス
ポンジチューブ10内部のエアが移動し、それによって
カタルポ25が巻始め端11側へ送られ、熱収縮スポン
ジチューブ10内部へまんべんなく分散し、付着する。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
熱収縮スポンジチューブを1次巻取りするに当たって、
空気を圧入し、膨張させることに、滑材としてカタルポ
を注入することを組合わせることによつて、容易にカタ
ルポを熱収縮スポンジチューブ内部にまんべんなく分散
し、付着することが出来、使用者がパイプ等を挿入する
際、その都度、摩擦を少なくするための滑材を注入する
必要がなく、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工程を示すブロック図である。
【図2】熱収縮スポンジチューブを1次巻した状態を示
す正面図である。
【図3】カタルポを入れる状態を示す正面図である。
【図4】カタルポを入れ終わりピンチコックで塞いだ状
態を示す正面図である。
【図5】高低差を利用してカタルポを送る状態を示す正
面図である。
【図6】巻戻しながらピンチローラーを通す状態を示す
正面図である。
【符号の説明】
10 熱収縮スポンジチューブ 11 巻始め端 12 巻終わり端 20 エア入れ冶具 25 カタルポ 26 挿入具 31 取付けバンド 32 第1ピンチコック 33 第2ピンチコック 40 1次巻取りドラム 50 レギュレーター付き集粉装置 60 ピンチローラー R 巻戻し方向 T 巻取り方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻終わり端(12)を空気が抜けないよ
    う留めて、巻始め端(11)から加圧エアを入れ、膨張
    させた状態で、1次巻取りした熱収縮スポンジチューブ
    (10)の巻終わり端(12)からカタルポ等の粉状の
    滑材(25)を注入する工程、次に1次巻取りした熱収
    縮スポンジチューブ(10)を巻戻し方向に複数回、回
    転し、カタルポ等の粉状の滑材(25)を巻始め端(1
    1)へ向かって送る工程、さらに巻始め端(11)をレ
    ギュレーター付き集粉装置(50)に接続したうえ、巻
    終わり端(12)側からピンチローラー(60)で潰し
    つつ送り、熱収縮スポンジチューブ(10)を梱包して
    行く工程よりなる熱収縮スポンジチューブ内面の粉付け
    方法。
JP13577592A 1992-04-28 1992-04-28 熱収縮スポンジチューブ内面の粉付け方法 Pending JPH05301985A (ja)

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JP13577592A JPH05301985A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 熱収縮スポンジチューブ内面の粉付け方法

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05301985A true JPH05301985A (ja) 1993-11-16

Family

ID=15159570

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13577592A Pending JPH05301985A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 熱収縮スポンジチューブ内面の粉付け方法

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JP (1) JPH05301985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102154232B1 (ko) * 2020-04-23 2020-09-09 영진산업 주식회사 보호관의 성형과 동시에 통신선 또는 전력선을 삽입하는 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102154232B1 (ko) * 2020-04-23 2020-09-09 영진산업 주식회사 보호관의 성형과 동시에 통신선 또는 전력선을 삽입하는 장치

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