JPH05301384A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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Publication number
JPH05301384A
JPH05301384A JP4109734A JP10973492A JPH05301384A JP H05301384 A JPH05301384 A JP H05301384A JP 4109734 A JP4109734 A JP 4109734A JP 10973492 A JP10973492 A JP 10973492A JP H05301384 A JPH05301384 A JP H05301384A
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JP
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recording medium
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image forming
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JP4109734A
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Koji Waki
光司 脇
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、記録紙送り方向における記録紙の伸
縮及び、記録動作中の記録速度の変化に対して各色のず
れを極力無くし、簡素な構成で低コストの高精度な多色
画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、ロール状の記録紙1が往復又は循環
させるように搬送する搬送部(ローラ)2に装着され
る。前記記録紙1上に制御マーク読み取りセンサ3、静
電ヘッド4、現像ヘッド(K)5、現像ヘッド(C)
6、現像ヘッド(M)7、現像ヘッド(Y)8、カッタ
9で構成され、制御マークの所定幅のラインの読み取り
信号のそのピークを検出し、その値に基づいて記録紙の
位置に種々の色を該記録紙の搬送方向の重ね合わせ画像
を形成する多色画像形成装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば記録紙面上に、
異色の各画像を各色毎に反復的に重ね合わせて形成する
画像形成装置に係り、特に記録紙の搬送方向の重ね合わ
せ精度が改善された多色画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録紙の同一紙面上に、複数色
からなるカラー画像を色毎に反復的に重ね合わせて1つ
の画像を形成するカラー画像形成装置がある。
【0003】このような画像形成装置の画像形成の方式
として、記録紙の伸縮による色ずれ防止のため、まず記
録紙の画像領域外に記録紙搬送方向に沿って等間隔に基
準となる制御マークを記録する。次に、1色毎の画像を
前記制御マークを検知しながら、各制御マーク間に同数
のライン画像が形成されるようにライン記録周期を制御
しつつ、1つの画像を完成させる。一例として、記録紙
に記載される制御マーク間に、16ラインの記録を行う
ものとして、制御マークを検出すると所定の周期で16
ライン記録を行う。そして再び制御マークを検出すると
16ライン記録する。
【0004】しかし、例えば記録紙自体が縮むと16ラ
インを記録しないうちに次の制御マークを検出してしま
う場合があり、記録紙のサイズが大きく、伸縮の比較的
大きな記録紙を用いる装置には好適しなかった。
【0005】そこで、15ラインを記録した時点で次の
制御マークを検出した場合、16ライン目のデータを捨
ててしまう方式も考案されたが、データの一部を損失す
るため、元画像を忠実に再現できなかった。
【0006】さらに、前述した欠点を補う方式として、
特開平1−52753号公報や特開平3−114075
号公報に記載されるように、制御マークと制御マークの
間に更に周波数の高いクロックを用いて、各制御マーク
の間の距離を測定して所定演算を行い、各ラインの記録
タイミングをそのクロックを用いて制御する方式が開示
されている。この方式によれば、制御マーク間に16ラ
インのデータをほぼ均等に配置することが実現される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した周波
数の高いクロックを用いて制御する方式は、タイミング
回路が複雑化する、且つ、クロック周期以下の色合わせ
は原理的に不可能であるため、厳密には正確な色合わせ
が実現されていない。
【0008】さらに、ホストコンピュータからのデータ
転送に時間を要したり、入力データの処理に時間を要し
たりして、記録動作中に記録速度を低下させなければ、
ライン間隔が所定量を越えてしまい記録画に隙間があい
てしまうという不具合が生じる場合があるが、前記方式
で不具合に対応するには、経時的に変化する記録速度に
対して、固定周波数のクロックのカウント数を対応させ
なければならないため、処理が複雑になるという問題が
生じてしまうこととなる。
【0009】そこで本発明は、記録紙送り方向における
記録紙の伸縮及び、記録動作中の記録速度の変化に対し
て各色のずれを極力無くし、簡素な構成で低コストの高
精度な多色画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、所定の搬送経路に沿って記録媒体を往復又
は循環して搬送する搬送手段と、前記搬送手段による記
録媒体搬送方向と直交する方向の幅が前記記録媒体搬送
方向に沿ってリニアに変化する制御マークを発生する制
御マーク発生手段と、前記記録媒体上に所定のライン間
隔で記録画像に対応する潜像を形成すると共に、前記記
録媒体の記録画像領域外に前記制御マークに対応する潜
像を形成する潜像形成手段と、前記記録媒体上に形成さ
れた潜像を可視像化する現像手段と、可視像化された制
御マークの幅を読取る制御マーク読取り手段と、前記制
御マーク読取り手段により読取った制御マークとの幅に
応じて前記潜像形成手段による記録画像のライン毎の潜
像形成タイミングを制御する手段とで構成される多色画
像形成装置を提供する。
【0011】また、所定の搬送経路に沿って記録媒体を
往復又は循環して搬送する搬送手段と、前記搬送手段に
よる記録媒体搬送方向と直交する方向の位置が前記記録
媒体搬送方向に沿ってリニアに変化する制御マークを発
生する制御マーク発生手段と、前記搬送手段の記録媒体
搬送方向と直交する方向の位置が常に一定なサイドライ
ンを発生するサイドライン発生手段と、前記記録媒体上
に所定のライン間隔で記録画像に対応する潜像を形成す
ると共に、前記記録媒体の少なくとも一方の記録画像領
域外に前記制御マーク及びサイドラインに対応する潜像
を形成する潜像形成手段と、前記記録媒体上に形成され
た潜像を可視像化する現像手段と、前記サイドライン位
置を基準とした制御マークの位置を示す位置情報を読取
る制御マーク読取り手段と、前記制御マークの位置情報
に基づいて、前記潜像形成手段による記録画像のライン
毎の潜像形成タイミングを制御する手段とで構成される
多色画像形成装置を提供する。
【0012】さらに、所定の搬送経路に沿って記録媒体
を往復又は循環して搬送する搬送手段と、前記搬送手段
による記録媒体搬送方向と直交する方向の位置が前記記
録媒体搬送方向に沿ってリニアに変化する制御マークを
発生する制御マーク発生手段と、前記搬送手段による記
録媒体搬送方向と直交する方向の位置が常に一定な2以
上のサイドラインを発生するサイドライン発生手段と、
前記記録媒体上に所定のライン間隔で記録画像に対応す
る潜像を形成すると共に、前記記録媒体の少なくとも一
方の記録画像領域外に前記制御マーク及びサイドライン
に対応する潜像を形成する潜像形成手段と、前記記録媒
体上に形成された潜像を可視像化する現像手段と、前記
制御マークの位置を示す位置情報を読取る制御マーク読
取り手段と、前記サイドラインの間隔を読取る制御マー
ク読取り手段と、読取ったサイドラインの間隔に応じて
得られた制御マークの位置情報を補正する補正手段と、
前記補正手段の出力に基づいて、前記潜像形成手段によ
る記録画像のライン毎の潜像形成タイミングを制御する
手段とで構成される多色画像形成装置を提供する。
【0013】
【作用】以上のような構成の多色画像形成装置は、制御
マークの形状を記録紙搬送方向に対して幅が或いは位置
がリニアに変化する形状にし、制御マークの幅或いは位
置を検出し、その検出結果を元に各ラインの記録タイミ
ングが決定される。記録紙搬送方向における記録紙の伸
縮が制御マークの伸縮に反映され、更に記録タイミング
に反映されるので、伸縮の発生に対する補正を全く必要
とせず、かつライン間隔の補正がリニアに行われる。
【0014】また前記制御マークは複数個記録すること
で、読み取り精度が高められ異常なライン間隔が発生さ
れない。さらに前記制御マークの近傍に2以上のサイド
ラインを記録することで、記録紙の記録紙搬送方向と垂
直方向の伸縮に伴って、制御マーク自体の記録紙搬送方
向と垂直方向の伸縮が検出され、各ラインを記録するタ
イミングが補正される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0016】図1に本発明の多色画像形成装置の第1実
施例として、カラー静電プロッタ装置を例に挙げ、その
概略的な構成を示し説明する。ここで、図1の断面図は
本発明の特徴部分のみを示し、これら以外の構成部材は
一般的なものを採用している。 前記カラー静電プロッ
タ装置は、外部コンピュータから送られてきたベクトル
データやイメージデータ等の画像信号を同様に送られて
きた命令に従って、所定の処理を施した後、各色毎に記
録紙に記録を行うものである。
【0017】本実施例のカラー静電プロッタは、4色の
色重ねによってカラー画像を形成するものとし、黒、シ
アン、マゼンタ、イエロー(以降、K、C、M、Yと略
す)の4色を採用している例である。
【0018】この多色画像形成装置の主な構成において
は、ロール状の記録紙1が往復させるように搬送する搬
送部(ローラ)2に装着される。前記記録紙1上に制御
マーク読み取りセンサ3、静電ヘッド4、現像ヘッド
(K)5、現像ヘッド(C)6、現像ヘッド(M)7、
現像ヘッド(Y)8、カッタ9が、排紙方向aにこの順
で配置されている。
【0019】前記多色画像形成装置は、先ず、記録紙1
が排紙方向aに送られ、後述する記録制御部により外部
コンピュータ10から送られた画像データが、前記静電
ヘッド4を介して前記記録紙1に印加される。更に、前
記記録紙1は排紙方向aに送られ、前記画像データに対
応した色の現像ヘッド5〜8で現像され、最初の位置ま
で巻戻される。これを複数回繰り返し、最終色のデータ
を現像すると、前記記録紙1は前記カッタ9によりカッ
トされ排紙される。
【0020】前記カラー静電プロッタ装置の記録動作に
おいて、特に各色の画像の正確な重ね合わせが重要なポ
イントである。そのため、前記記録紙1の非画像領域に
記録紙搬送方向に沿って、略等間隔に制御マークパター
ン・データ処理部11により、基準となる制御マークを
予め記録しておき、その後の画像記録においては、前記
制御マーク読み取りセンサ3により前記制御マークを検
出し同期させて各色のカラー画像を重ね記録させてい
る。
【0021】この記録動作には、まず制御マークを記録
しておき、その後この制御マークに同期してK、C、
M、Yの画像を記録する方式(制御マーク先行記録方
式)と、第1色目を記録する時に制御マークを同時に記
録しておき第2色目以降については制御マークに同期し
て画像を記録する方式(制御マークとKの同時記録方
式)の2通りがある。次に図2に図1に示した制御マー
クパターン・データ処理部の構成例を示し、図1を参照
して、制御マークパターンの発生動作について説明す
る。
【0022】この制御マークパターン・データ処理部に
おいて、記録紙1の搬送と共に回転するローラ2に設け
られたエンコーダ21は、記録紙1の搬送速度に比例し
てエンコーダパルスを発生させ、nパルス(nは自然
数)が1ラインに対応するようなパルス周期に設定され
る。
【0023】各色の画像データはまずラインバッファ2
2に一旦保持された後、ラインデータ処理部23に1ラ
インデータ(又は1ラスタデータ)を1単位として取り
出され処理される。尚、そのデータの前または後には制
御マークの領域を確保するために補正部24により
“白”データ(現像されないデータ)が所定量付加さ
れ、合成回路25に出力される。また制御マークパター
ン発生器26は、エンコーダパルスに基づいて1ライン
データの前または後に付加される制御マークデータを発
生する。前記合成回路は次の3通りの選択をする。 (1)制御マークパターン発生器からのデータのみを選
択する。 (2)1ラインデータの前または後に制御マークパター
ン発生器から発生したデータを合成する。 (3)1ライン分データのみを選択する。
【0024】ここで、(1)は“制御マーク先行記録方
式”において制御マークを記録するときの場合、(2)
は“制御マークとKの同時記録方式”において制御マー
クとK色の画像を同時に記録するときの場合、(3)は
(1),(2)以外の記録の場合にそれぞれ選択される
ものである。そして記録制御部27は前記合成回路25
から得られたデータを実際に記録紙に記録する迄の動作
を制御する。なお、記録紙搬送の為の駆動モータにパル
スモータを用いている場合、そのパルスをエンコーダパ
ルスの代用とすることも可能である。次に図3を参照し
て、本実施例の多色画像形成装置における記録紙が搬送
方向に伸縮した場合の対応について一例を挙げて説明す
る。
【0025】記録紙1の片側に図3に示すような制御マ
ークbを搬送方向aに沿って記録する。前記制御マーク
bの記録は、各色の画像データの記録に先立って実施さ
れる。但し、前記制御マークbの色と第1色とが同色の
場合には、両者を同時に記録しても良い。
【0026】次に図4(a)には、制御マークをCCD
センサにより検出する状態を示す。記録紙1に光を当
て、反射光をレンズ31を介してCCDセンサ32に結
像し、制御マークbを検出する。
【0027】そして図4(b)には、同図(a)のA方
向から見た状態を示す。前記CCDセンサ32は制御マ
ークbの一断面を検出する。なお、前記CCDセンサ3
2のスキャニング時間は1ラインの記録時間よりも短い
必要がある。図4(c)に示すように、前記CCDセン
サ32の出力信号cから制御マークbの幅mを抽出す
る。
【0028】この制御マークの幅mに基づき各ラインの
記録タイミングを決定する。例えば、制御マーク間に記
録するライン数を8ラインとし、制御マーク最大幅に対
応するCCDセンサの素子数を512(=64×8)素
子(CCDセンサの素子数は前記素子数512より十分
多い、例えば素子数1024とする)とすると、制御マ
ークbの幅mが、64素子分変化する毎に1ラインのデ
ータを記録すればよい。次に図5には、時間とCCDセ
ンサの出力信号から得たパルス中の信号(制御マークの
幅)との関係を示す。前述したように、制御マークbの
幅mが64素子分毎に1ラインのデータを記録して行け
ば良い。
【0029】図6には、記録紙が伸びた時の時間と制御
マークの幅の関係を示す。このような場合でも、本実施
例では、回路、制御方式等を変更する必要は全く無く、
制御マークの幅が64素子分毎に1ラインのデータを記
録すればよい。また図7には、本実施例において、記録
速度が途中で変化した場合の時間と制御マークの幅の関
係を示す。この場合でも本実施例では、回路、制御方式
等を変更する必要は全く無く、制御マークの幅が64素
子分毎に1ラインのデータを記録すればよい。
【0030】以上、説明した第1実施例の多色画像形成
装置において、CCDセンサによる制御マークの幅の読
取り値(素子数)と記録するライン番号の関係を図8及
び図9に示す。尚、制御マーク端部の読み取りは、読み
取りミスを招く恐れがあるため、半ライン(64/2)
ずらすことによって防止してしている。次に本発明によ
る第2実施例としての多色画像形成装置を説明する。前
述した第1実施例で用いた制御マークで、より精密なア
プリケーションを考えた場合、この形状では以下の2つ
の欠点がある。
【0031】第1に、記録紙の幅方向の伸縮による制御
マークの伸縮について考慮する必要がある。例えば、現
在使用している静電記録紙は、1mに対して最大4mm程
度の伸縮がある。従って、制御マーク幅を4mmとすると
最大0.016mmの伸縮が考えられ、この分だけは色ず
れとして影響が出る。
【0032】第2に、制御マーク端部(図8では三角形
の長辺)の読み取り精度が期待できないケースが考えら
れる。端部が少しでも現像不良によるかすれ、汚れがあ
ると、ライン間隔が乱れるのみでなく、ライン間隔が極
端に短い場合には1ラインの記録が完了しない恐れがあ
る(但し、複数の読み取り値を平均化する等で十分対応
可能な場合もある)。これらの欠点を改善した制御マー
クを図10に示し説明する。図10(a)に示す制御マ
ークeは、記録紙1のどちらか一方の端部に設けられる
もので、同図(b)には、その制御マークeの一単位を
拡大して示す。
【0033】図10(c)は、前記制御マークeをCC
Dセンサ(図示せず)により検出した信号波形fと、そ
の信号の各ピークを検出している状態を示している。こ
うして得られた値d0 ,d1 ,d2 ,d3 はCCDセン
サの原点からの位置を示す。次に前記図10を参照し
て、CCDセンサによる制御マーク位置の読み取り値
(CCDセンサの素子数)に対応する値dを求める。記
録紙1の伸縮がないとした場合、サイドラインLとサイ
ドラインR間との距離dWとし、伸縮の補正係数をkと
すると、 k=dW/(d3 −d0 ) また、平均値をhとして、 h={(d2 −d0 )+(d1 −d0 )}/2 よって、求める値dは、 d=k×h となる。
【0034】また図11(a)に値dを図10(b)に
基づき書き示す。こうして得られたdの値に対応して、
同図(b)及び(c)に示すように各ラインを記録す
る。但し、図11(c)において、Cs ,C1 〜C8
E の関係は、 Ci =Ci-1 +C (i=2〜8),CE −C8 =C1
−Cs =C/2 である。
【0035】このようにして、制御マークの両側に平行
線を配置し、その間隔を読み取り(k)、マークの横方
向の伸縮を算出し補正する。また、検出点を増して平均
することにより(h)、現像による薄れ、汚れ等による
悪影響を減少することができる。
【0036】図13に示すように、本発明による第1の
制御マークの検出は、従来の黒と白の境界を検出する手
法ではなく、所定幅のラインの読み取り信号のピークを
検出する手法である。例えば、図12に示すように現像
の薄れた部分Bを含んで読み取った場合には、CCDセ
ンサの出力は、本来波形jのように出力されるべきもの
が、波形kのように出力される。従って、読取り幅の誤
差は大きくなってしまう。
【0037】しかし図13の第2の制御マークの検出に
おいては、図13(c)のようにpでもqでもピーク位
置はほとんど変わらないため、読み取り位置の誤差は非
常に小さいことがわかる。
【0038】従って本発明の多色画像形成装置は、簡素
化されて構成されつつ、記録紙の搬送方向において記録
紙に伸縮が発生したとしても、色重ねを精度良く実現す
ることができる。また本発明は、前述した実施例に限定
されるものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、記
録紙送り方向における記録紙の伸縮及び、記録動作中の
記録速度の変化に対して各色のずれを極力無くし、簡素
な構成で低コストの高精度な多色画像形成装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の多色画像形成装置の第1実施
例としてのカラー静電プロッタ装置の概略的な構成を示
す図である。
【図2】図2は、図1に示した制御マークパターン・デ
ータ処理部の構成を示す図である。
【図3】図3は、第1実施例の多色画像形成装置におけ
る記録紙が搬送方向に伸縮した場合の対応例を示す図で
ある。
【図4】図4は、第1実施例において、制御マークをC
CDセンサにより検出する状態を示す図である。
【図5】図5は、第1実施例において、時間とCCDセ
ンサの出力信号から得たパルス中の信号(制御マークの
幅)との関係を示す図である。
【図6】図6は、第1実施例において、記録紙が伸びた
時の時間と制御マークの幅の関係を示す図である。
【図7】図7には、第1実施例において、記録速度が途
中で変化した場合の時間と制御マークの幅の関係を示す
【図8】図8は、第1実施例において、CCDセンサに
よる制御マークの幅の読取り値(素子数)と記録するラ
イン番号の位置関係を示す図である。
【図9】図9は、第1実施例において、記録するライン
番号と記録タイミングの関係を示す図である。
【図10】図10は、本発明による第2実施例としての
多色画像形成装置に用いる制御マークの形状及び検出さ
れ出力信号を示す図である。
【図11】図11は、本発明による第3実施例としての
多色画像形成装置に用いる制御マークの形状及び検出さ
れ出力信号を示す図である。
【図12】図12は、本発明の多色画像形成装置による
第1の制御マークの検出の状態を示す図である。
【図13】図13は、本発明の多色画像形成装置による
第2の制御マークの検出の状態を示す図である。
【符号の説明】
1…記録紙、2…搬送部(ローラ)、3…制御マーク読
み取りセンサ、4…静電ヘッド、5…現像ヘッド
(K)、6…現像ヘッド(C)、7…現像ヘッド
(M)、8…現像ヘッド(Y)、9…カッタ、10…外
部コンピュータ、11…制御マークパターン・データ処
理部、21…エンコーダ、22…ラインバッファ、23
…ラインデータ処理部、24…補正部、25…合成回
路、26…制御マークパターン発生器、27…記録制御
部、31…レンズ、32…CCDセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/304 B43L 13/00 J 8705−2C G03G 15/00 103 116 15/01 Y

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送経路に沿って記録媒体を往復
    又は循環して搬送する搬送手段と、 前記搬送手段による記録媒体搬送方向と直交する方向の
    幅が前記記録媒体搬送方向に沿ってリニアに変化する制
    御マークを発生する制御マーク発生手段と、 前記記録媒体上に所定のライン間隔で記録画像に対応す
    る潜像を形成すると共に、前記記録媒体の記録画像領域
    外に前記制御マークに対応する潜像を形成する潜像形成
    手段と、 前記記録媒体上に形成された潜像を可視像化する現像手
    段と、 可視像化された制御マークの幅を読取る制御マーク読取
    り手段と、 前記制御マーク読取り手段により読取った制御マークと
    の幅に応じて前記潜像形成手段による記録画像のライン
    毎の潜像形成タイミングを制御する手段とを具備するこ
    とを特徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定の搬送経路に沿って記録媒体を往復
    又は循環して搬送する搬送手段と、 前記搬送手段による記録媒体搬送方向と直交する方向の
    位置が前記記録媒体搬送方向に沿ってリニアに変化する
    制御マークを発生する制御マーク発生手段と、 前記搬送手段の記録媒体搬送方向と直交する方向の位置
    が常に一定なサイドラインを発生するサイドライン発生
    手段と、 前記記録媒体上に所定のライン間隔で記録画像に対応す
    る潜像を形成すると共に、前記記録媒体の少なくとも一
    方の記録画像領域外に前記制御マーク及びサイドライン
    に対応する潜像を形成する潜像形成手段と、 前記記録媒体上に形成された潜像を可視像化する現像手
    段と、 前記サイドライン位置を基準とした制御マークの位置を
    示す位置情報を読取る制御マーク読取り手段と、 前記制御マークの位置情報に基づいて、前記潜像形成手
    段による記録画像のライン毎の潜像形成タイミングを制
    御する手段と、を具備することを特徴とする多色画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 所定の搬送経路に沿って記録媒体を往復
    又は循環して搬送する搬送手段と、 前記搬送手段による記録媒体搬送方向と直交する方向の
    位置が前記記録媒体搬送方向に沿ってリニアに変化する
    制御マークを発生する制御マーク発生手段と、 前記搬送手段による記録媒体搬送方向と直交する方向の
    位置が常に一定な2以上のサイドラインを発生するサイ
    ドライン発生手段と、 前記記録媒体上に所定のライン間隔で記録画像に対応す
    る潜像を形成すると共に、前記記録媒体の少なくとも一
    方の記録画像領域外に前記制御マーク及びサイドライン
    に対応する潜像を形成する潜像形成手段と、 前記記録媒体上に形成された潜像を可視像化する現像手
    段と、 前記制御マークの位置を示す位置情報を読取る制御マー
    ク読取り手段と、 前記サイドラインの間隔を読取る制御マーク読取り手段
    と、 読取ったサイドラインの間隔に応じて得られた制御マー
    クの位置情報を補正する補正手段と、 前記補正手段の出力に基づいて、前記潜像形成手段によ
    る記録画像のライン毎の潜像形成タイミングを制御する
    手段と、を具備することを特徴とする多色画像形成装
    置。
JP4109734A 1992-04-28 1992-04-28 多色画像形成装置 Withdrawn JPH05301384A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6198896B1 (en) * 1998-03-20 2001-03-06 Fujisu Limited Image formation apparatus capable of detecting and correcting positional offsets
JP2008170737A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Ricoh Co Ltd 画像形成方法並びに画像形成装置、補正用トナー画像のパターン

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