JPH05301364A - 端面型サーマルヘッドの製造法 - Google Patents
端面型サーマルヘッドの製造法Info
- Publication number
- JPH05301364A JPH05301364A JP13205792A JP13205792A JPH05301364A JP H05301364 A JPH05301364 A JP H05301364A JP 13205792 A JP13205792 A JP 13205792A JP 13205792 A JP13205792 A JP 13205792A JP H05301364 A JPH05301364 A JP H05301364A
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- Japan
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- substrate
- head
- individual electrode
- forming
- head part
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- Pending
Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 26
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 端面型サーマルヘッドを市販の機器により容
易に作製でき、かつ一度に大量に生産可能にする。 【構成】 基板素材Aの板面にヘッド部分Bを複数並列
状に形成する。各ヘッド部分Bはアンダグレーズ1、個
別電極2、共通電極3、発熱抵抗体4、オーバーグレー
ズ(図示しない)から成る。上記によって構成した基板
素材Aを、ヘッド部分を形成している個別電極を横切る
位置で切断分割して基板A1とし、この基板A1の切断面
に金膜を形成したあと、その金膜をエッチング処理によ
り前記個別電極2と導通する側面端子2aとする。 【効果】 上記製造法によれば、ヘッド部分を従来の印
刷機を用いて作製可能であり、またガラスマスクを使用
でき、露光機も従来と同様なものが使用できるばかりで
なく、ヘッド部分を一度に大量生産できるため、サーマ
ルヘッドを安価に提供できる。
易に作製でき、かつ一度に大量に生産可能にする。 【構成】 基板素材Aの板面にヘッド部分Bを複数並列
状に形成する。各ヘッド部分Bはアンダグレーズ1、個
別電極2、共通電極3、発熱抵抗体4、オーバーグレー
ズ(図示しない)から成る。上記によって構成した基板
素材Aを、ヘッド部分を形成している個別電極を横切る
位置で切断分割して基板A1とし、この基板A1の切断面
に金膜を形成したあと、その金膜をエッチング処理によ
り前記個別電極2と導通する側面端子2aとする。 【効果】 上記製造法によれば、ヘッド部分を従来の印
刷機を用いて作製可能であり、またガラスマスクを使用
でき、露光機も従来と同様なものが使用できるばかりで
なく、ヘッド部分を一度に大量生産できるため、サーマ
ルヘッドを安価に提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の端面に発熱抵抗
体が配置される端面型サーマルヘッドの製造法に関す
る。
体が配置される端面型サーマルヘッドの製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の端面型サーマルヘッドは、通常、
下記の工程により製造されている。 (1)基板のヘッド部分となる端面を一定の曲率をもつ
端面に形成しておく。 (2)前記端面にアンダーグレーズ層を印刷−焼成技術
により形成する。 (3)前記端面およびそれに接する平面部に金サーメッ
ト印刷−焼成技術により形成する。 (4)前記平面および端面部にレジスト塗布を行なう。 (5)フィルムマスクを端面に張り、回転露光する。 (6)金薄膜をエッチング処理して電極を形成する。 (7)発熱抵抗体を印刷−焼成技術により形成する。 (8)オーバーグレーズを印刷−焼成技術により形成す
る。
下記の工程により製造されている。 (1)基板のヘッド部分となる端面を一定の曲率をもつ
端面に形成しておく。 (2)前記端面にアンダーグレーズ層を印刷−焼成技術
により形成する。 (3)前記端面およびそれに接する平面部に金サーメッ
ト印刷−焼成技術により形成する。 (4)前記平面および端面部にレジスト塗布を行なう。 (5)フィルムマスクを端面に張り、回転露光する。 (6)金薄膜をエッチング処理して電極を形成する。 (7)発熱抵抗体を印刷−焼成技術により形成する。 (8)オーバーグレーズを印刷−焼成技術により形成す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記端面型サーマルヘ
ッドの製造法にあっては、導体部(金属膜)とレジスト
の塗布が非常に難しく、これがコスト高の要因となって
いる。またフィルムマスクを使い捨てにすることにな
り、これもコスト高の要因となっている。さらにまた市
販の露光機では使用できないため、露光機の改善が必要
である。これら一例の作業が手作業となるため、どうし
ても大量生産できない。
ッドの製造法にあっては、導体部(金属膜)とレジスト
の塗布が非常に難しく、これがコスト高の要因となって
いる。またフィルムマスクを使い捨てにすることにな
り、これもコスト高の要因となっている。さらにまた市
販の露光機では使用できないため、露光機の改善が必要
である。これら一例の作業が手作業となるため、どうし
ても大量生産できない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、市販の機器で容易に作製でき
るとともに一度に大量に生産可能な端面型サーマルヘッ
ドの製造法を提供することを目的としている。
るとともに一度に大量に生産可能な端面型サーマルヘッ
ドの製造法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板素材の板
面にヘッド部分を複数並列状に形成する工程と、ヘッド
部分を形成している個別電極を横切る位置で基板素材を
切断分割して基板とする工程と、切断分割された基板の
切断面に金膜を形成する工程と、その金膜をエッチング
処理により前記個別電極と導通する側面端子に形成する
工程とから成ることを要旨としている。
面にヘッド部分を複数並列状に形成する工程と、ヘッド
部分を形成している個別電極を横切る位置で基板素材を
切断分割して基板とする工程と、切断分割された基板の
切断面に金膜を形成する工程と、その金膜をエッチング
処理により前記個別電極と導通する側面端子に形成する
工程とから成ることを要旨としている。
【0006】
【作用】上記製造法によれば、従来の印刷機を用いて作
業可能である。また、ガラスマスクを使用でき、露光機
も市販のものが使える。しかも一度にヘッド部分を大量
に生産できる。
業可能である。また、ガラスマスクを使用でき、露光機
も市販のものが使える。しかも一度にヘッド部分を大量
に生産できる。
【0007】
【実施例】図1(a),(b)に、本発明の一実施例に
よる端面型サーマルヘッドの製造工程を示す。まず、図
1(a)に示すように、基板とするセラミック素材Aの
板面にヘッド部分Bを周知の技術により、複数並列状に
形成する。1はそのアンダーグレーズ、2は個別電極、
3は共通電極、4は発熱抵抗体であり、その上にオーバ
ーグレーズ(図示されてない)が形成され、ヘッド部分
を構成している。
よる端面型サーマルヘッドの製造工程を示す。まず、図
1(a)に示すように、基板とするセラミック素材Aの
板面にヘッド部分Bを周知の技術により、複数並列状に
形成する。1はそのアンダーグレーズ、2は個別電極、
3は共通電極、4は発熱抵抗体であり、その上にオーバ
ーグレーズ(図示されてない)が形成され、ヘッド部分
を構成している。
【0008】次に、前記のように構成した基板素材A
を、二点鎖線(X−X)で示すように、個別電極2の先
端を横切る位置でスライシング機で切断し、さらに研磨
して個別電極の断面を露出させる。基板の切断は板面に
垂直に行なうが、図2に示すように、切断線に予めVカ
ット溝5を設け、この溝から切断することで、後工程で
有利な面取り基板とすることができる。
を、二点鎖線(X−X)で示すように、個別電極2の先
端を横切る位置でスライシング機で切断し、さらに研磨
して個別電極の断面を露出させる。基板の切断は板面に
垂直に行なうが、図2に示すように、切断線に予めVカ
ット溝5を設け、この溝から切断することで、後工程で
有利な面取り基板とすることができる。
【0009】基板素材Aを切断分割して得られた基板A
1の切断面には、図2に示すように、金ペーストを印刷
−焼成して金薄膜を形成し、次いでその金薄膜をパター
ニング−エッチングにより前記個別電極と導通する側面
端子2aに形成する。この場合、前述したように、切断
分割された基板が面取りされていれば、個別電極2と側
面端子2aを良好な状態で接続させることができる。
1の切断面には、図2に示すように、金ペーストを印刷
−焼成して金薄膜を形成し、次いでその金薄膜をパター
ニング−エッチングにより前記個別電極と導通する側面
端子2aに形成する。この場合、前述したように、切断
分割された基板が面取りされていれば、個別電極2と側
面端子2aを良好な状態で接続させることができる。
【0010】図3に、本発明の他の実施例を示す。この
実施例では、基板素材Aに形成されるヘッド部分Bは、
その隣り合う個別電極2および共通電極3がそれぞれ一
体に接続した形状に作られている。この場合には、二点
鎖線(X−X)で示すように、個別電極と共通電極の両
部分でそれぞれ切断することで、前述した実施例で示し
た基板A1が得られる。従って、この基板に対しても前
記と同様な処理を施すことにより、所望の端面型サーマ
ルヘッドが構成される。
実施例では、基板素材Aに形成されるヘッド部分Bは、
その隣り合う個別電極2および共通電極3がそれぞれ一
体に接続した形状に作られている。この場合には、二点
鎖線(X−X)で示すように、個別電極と共通電極の両
部分でそれぞれ切断することで、前述した実施例で示し
た基板A1が得られる。従って、この基板に対しても前
記と同様な処理を施すことにより、所望の端面型サーマ
ルヘッドが構成される。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、下記の効果が得られる。 (1)従来の印刷機器を用いて作製可能のため、コスト
低減につながる。 (2)ガラスマスクを使用でき、露光機も従来と同様の
ものが使用でき、これもコスト低減につながる。 (3)ヘッド部分を一度に大量に生産できるため、サー
マルヘッドを安価に提供できる。
によれば、下記の効果が得られる。 (1)従来の印刷機器を用いて作製可能のため、コスト
低減につながる。 (2)ガラスマスクを使用でき、露光機も従来と同様の
ものが使用でき、これもコスト低減につながる。 (3)ヘッド部分を一度に大量に生産できるため、サー
マルヘッドを安価に提供できる。
【図1】本発明の一実施例を示す端面型サーマルヘッド
の製造工程図である。
の製造工程図である。
【図2】Vカット溝を入れた基板素材部分の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す基板素材の斜視図で
ある。
ある。
A 基板素材 B ヘッド部分 1 アンダーグレーズ 2 個別電極 3 共通電極 4 発熱抵抗体 A1 切断分割された基板 2a 基板の側面端子 5 Vカット溝
Claims (1)
- 【請求項1】 基板素材の板面にヘッド部分を複数並列
状に形成する工程と、ヘッド部分を形成している個別電
極を横切る位置で基板素材を切断分割して基板とする工
程と、切断分割された基板の切断面に金膜を形成する工
程と、その金膜をエッチング処理により前記個別電極と
導通する側面端子に形成する工程とから成ることを特徴
とする端面型サーマルヘッドの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13205792A JPH05301364A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 端面型サーマルヘッドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13205792A JPH05301364A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 端面型サーマルヘッドの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05301364A true JPH05301364A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15072513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13205792A Pending JPH05301364A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 端面型サーマルヘッドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05301364A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09123504A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-05-13 | Alps Electric Co Ltd | サーマルヘッドおよびサーマルヘッドの製造方法 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP13205792A patent/JPH05301364A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09123504A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-05-13 | Alps Electric Co Ltd | サーマルヘッドおよびサーマルヘッドの製造方法 |
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