JPH05301065A - 接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布装置

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Publication number
JPH05301065A
JPH05301065A JP10665692A JP10665692A JPH05301065A JP H05301065 A JPH05301065 A JP H05301065A JP 10665692 A JP10665692 A JP 10665692A JP 10665692 A JP10665692 A JP 10665692A JP H05301065 A JPH05301065 A JP H05301065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
optical transmission
substrate
dispenser
transfer member
Prior art date
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Pending
Application number
JP10665692A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Takei
直樹 武居
Kazunori Koike
和權 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP10665692A priority Critical patent/JPH05301065A/ja
Publication of JPH05301065A publication Critical patent/JPH05301065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光伝送体アレイ又はアレイ基板にライン状で
均一な量の接着剤を転写するのに有用な接着剤塗布装置
を提供する。 【構成】 水平面上をX軸及びY軸方向に制御移動し、
定量の接着剤を所定の間隔をおいてライン形状に塗布す
る接着剤塗布用ディスペンサ21と、該ディスペンサの
下方に固定して配設され、塗布面が離型性を備えたゴム
弾性材からなる平板状の転写部材25とからなり、本装
置により転写部材表面に塗布されたライン状接着剤塗布
面25aに、例えば光伝送体アレイの基板面を前記転写
部材表面に押し付け、同基板面にライン状接着剤を均一
に接着剤塗布量にて転写し、光伝送体アレイの作成に際
して光伝送体端面の接着剤による汚染が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は凹凸の多い板状物の表面
に、ライン状の接着剤、特に反応型ホットメルト接着剤
を塗布するのに有用な接着剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す如き溝付き基板11に光伝送
体を一般的な接合する方法としては、まず溝面12の全
面に、又はライン状に接着剤を塗布し、接着剤が塗布さ
れた1枚の溝付き基板11の前記溝面12に沿って図示
せぬ光伝送体を埋設した後、もう1枚の同様に接着剤が
塗布された溝付き基板11の溝面12を対向させ、前記
光伝送体を溝面12の内部に挟着した状態で2枚の溝付
き基板11を貼り合わせる方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く、表面凹
凸の溝付き基板11に、ホットメルト型接着剤を溶融状
態で塗布すると、重力の作用によって溶融状態の接着剤
が溝部に多く溜まるという傾向があり、このような状態
で2枚の基板11をもって光伝送体を挟着接合すると、
基板11の溝方向の側面に接着剤が溢流し、その後の取
扱い、溢流した前記接着剤が挟着材の端面、特に光伝送
体の光伝送面に付着して光伝送特性が変化し、そのため
に付着した接着剤の除去等のその後の取扱いが極めて不
便なものとなる。
【0004】本発明は、かかる不具合を解消すべく開発
されたものであり、接着剤が溝付き基板の溝方向側面か
ら溢流せず、正確に塗布できる接着剤の塗布装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すべく、
本発明者等は多方面からの検討を重ね、溝付き基板の溝
面上に溝方向に直交するようにして接着剤を所定の間隔
をもってライン状に塗布する方法を考え出したが、基板
の溝面に上方から直接接着剤を塗布する場合は上述した
不都合を完全に解消し得ないことが判明し、更に検討を
重ねた結果、離型性の表面を有するゴム弾性体上に所定
の間隔をもってライン状に接着剤を塗布したのち、前記
溝付き基板の溝面を下面として接着剤を塗布したゴム弾
性体上に押し付け、接着剤をゴム弾性体から溝付き基板
の溝面に転写する方式を採用することにより、上記問題
が解消されることを見出し本発明を完成した。
【0006】即ち、本発明の要旨とするところは、水平
面上をX軸及びY軸方向に制御移動し、定量の接着剤を
所定の間隔をおいてライン形状に塗布する接着剤塗布用
ディスペンサと、該ディスペンサの下方に固定して配設
され、塗布面が離型性を備えたゴム弾性材からなる平板
状の転写部材とからなることをことを特徴とする接着剤
塗布装置にある。
【0007】
【作用】ディスペンサをY軸方向に移動させると共に、
所定のピッチでX軸方向に移動させながら、離型部材の
転写用接着剤塗布面に複数本の平行なライン状の接着剤
を定量的に塗布する。
【0008】複数本の溝付き基板にライン状接着剤を転
写するには、同基板の溝方向を前記ライン状の接着剤に
直交させて溝面を接着剤面に押圧し、ライン状接着剤を
基板の溝形成面上に転写する。
【0009】かくの如き方法にて転写されるライン状接
着剤は、離型部材のライン状の接着剤面が溝面に沿って
弾性的に変形し、基板の溝面に対して極めて均一な量
で、且つ正確な位置に転写される。
【0010】その結果、接着剤を転写した2枚の基板を
用い、例えば短尺状の光伝送体を溝間に埋設接合して光
伝送体アレイを作成する場合、光伝送体アレイの端面
(光伝送面)に接着剤が溢流し、光伝送面を汚染した
り、或いは接着剤量が不足して光伝送体アレイの内部に
不都合な巣の生成をきたすことがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の代表的な実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1に本発明の装置の概略を示す斜視図
である。
【0012】同図中、符号21は接着剤24を定量連続
的に押出し得るディスペンサである。同ディスペンサ2
1は、水平面上におけるX軸方向の送りアーム22にス
ライド可能に直交して設けられたY軸方向の送りアーム
23にスライド自在に取り付けられている。また、前記
ディスペンサ21の下方には、表面が離型性を備えたゴ
ム弾性材料からなる平板状の離型部材25が前記ディス
ペンサ21の移動平面に平行させてテーブル26の上面
に載置固定されている。従って、前記離型部材25の上
面は転写用接着剤24の塗布面25aを構成している。
【0013】かかる接着剤塗布装置を用いて、まずY軸
方向の送りアーム23を制御駆動してX軸方向の送りア
ーム22に沿って移動させると共に、ディスペンサ21
を所定のピッチY軸方向の送りアーム23に沿って移動
させて、離型部材25の転写用接着剤塗布面25aに平
行な複数のライン状の接着剤24を定量的に塗布する。
【0014】次で、図3に示す如き複数本の溝付き伝送
体アレイ基板11にライン状接着剤を転写するには、同
基板11の溝方向を前記ライン状の接着剤24に直交さ
せて溝面12をライン状の接着剤面に押圧し、ライン状
接着剤24を基板11の溝形成面上に転写する。
【0015】かくの如き方法にて転写されるライン状接
着剤24は、離型部材25のライン状の接着剤面が溝面
12に沿って弾性変形し、図3に示す如く基板11の溝
面12に対して極めて均一な量で、且つ正確な位置に転
写せしめることができる。
【0016】その結果、接着剤24を転写した2枚の基
板11を用い、図示せぬ短尺状の光伝送体を溝間に埋設
接合して光伝送体アレイを作成する場合、光伝送体アレ
イの端面(光伝送面)に接着剤24が溢流し、光伝送面
を汚染したり、或いは接着剤量が不足して光伝送体アレ
イの内部に不都合な巣の生成をきたすことがないため、
極めて良好な特性を備えた光伝送体アレイを作ることが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
接着剤塗布装置によれば溝付き基板上に、ディスペンサ
により同溝に直交させて直線状に定量の接着剤が正確に
塗布されるため、溝の端部から接着剤が溢出することが
なくなり、溝間に接着固定される例えば光伝送体の端面
を汚染することなく、極めて良好な特性を備えた光伝送
体アレイを作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着剤塗布装置の概略を示す斜視図で
ある。
【図2】ライン状接着剤を溝付き光伝送体アレイ基板面
に転写した状態を示す斜視図である。
【図3】一表面に凹溝を多数設けた溝付き光伝送体アレ
イ基板の斜視図である。
【符号の説明】
11 (溝付き伝送体アレイ)基板 12 溝面 21 ディスペンサ 22 X方向の送りアーム 23 Y軸方向の送りアーム 24 接着剤 25 離型部材 25a 転写用接着剤塗布面 26 テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面上をX軸及びY軸方向に制御移動
    し、定量の接着剤を所定の間隔をおいてライン形状に塗
    布する接着剤塗布用ディスペンサと、該ディスペンサの
    下方に固定して配設され、塗布面が離型性を備えたゴム
    弾性材からなる平板状の転写部材とからなることをこと
    を特徴とする接着剤塗布装置。
JP10665692A 1992-04-24 1992-04-24 接着剤塗布装置 Pending JPH05301065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10665692A JPH05301065A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 接着剤塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10665692A JPH05301065A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 接着剤塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05301065A true JPH05301065A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14439149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10665692A Pending JPH05301065A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 接着剤塗布装置

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JP (1) JPH05301065A (ja)

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