JPH01143664A - 薄板側面コーティング装置 - Google Patents

薄板側面コーティング装置

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JPH01143664A
JPH01143664A JP30128187A JP30128187A JPH01143664A JP H01143664 A JPH01143664 A JP H01143664A JP 30128187 A JP30128187 A JP 30128187A JP 30128187 A JP30128187 A JP 30128187A JP H01143664 A JPH01143664 A JP H01143664A
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JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
rotor
coating liquid
stage
side face
Prior art date
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Pending
Application number
JP30128187A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Masaki
正木 健一
Fujio Mori
富士男 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP30128187A priority Critical patent/JPH01143664A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄板側面コーティング装置に関するものであ
る。
本発明に係る薄板側面コーティング装置は、薄板の側面
にコーティング液を所定の膜厚にコーティングするに適
したものであり、例えばビデオカメラのビューファイン
ダ用小型CRTのフェイスプレートの側面にガラスフリ
ットペーストをコーティングする際に有用なものである
〔発明の技術的背景〕
ビデオカメラのビューファインダ用CRTのファンネル
ガラスの先端にはフェイスプレートが取りつけられてい
る。この取りつけに際しては、先ずフェイスプレートの
内面(蛍光体の形成面)の周辺部或いはファンネルガラ
スの先端の端面にガラスフリットペーストをコーティン
グする。次いで、仮焼成によりガラスフリットペースト
の揮発分を除去してガラスフリット皮膜を形成する。そ
の後、ファンネルガラスとフェイスプレートとを所定の
位置に整合する。最後に、本焼成をして両者を接合する
ことが行われている。この方法では、ファンネルガラス
の先端の端面とフェイスプレートの内面とを接合する際
に、両者に挟まれたガラスフリット皮膜に圧力が加わる
ので、ファンネルガラスの先端の端面とフェイスプレー
トの内面との接合面よりガラスフリットがはみ出すこと
が避けられなかった。このガラスフリットのはみ出しは
、蛍光体の有効表示面積を狭めることになるため望まし
いことではないが、大型のCRTの場合には、その問題
点は顕在化しなかった。何故なら、有効表示面積の周辺
のガラスフリット付着領域の設定に際して、接合時のは
み出しを考慮して十分な寸法公差を与えることが可能な
ためであった。
しかし、ビデオカメラの小型化に伴ってビューファイン
ダ用CRTが小型化して(ると、前記公差を十分に大き
く取ることが困難である。そのため、接合時のはみ出し
の許容量が極端に小さくなるので、生産性に欠けること
になる。
〔従来技術とその問題点] そこで、前記問題点を解決する方法として、フェイスプ
レートの側面にガラスフリットをコーティングし、その
側面とファンネルガラスの内面とを接合することが考え
られる。ところが、従来、このような目的に合致する適
当なコーティング装置がなかった。
コーティング装置としては、送液ポンプ或いは圧縮空気
によりノズルからコーティング液を吐出させる所謂ノズ
ル方式とメタルマスク版やシルクスクリーン版を通して
コーティング液を所定箇所に印刷する所謂スクリーン印
刷方式との適用が考えられるが、いずれも次の問題点を
内在している。
即ち、所謂ノズル方式にあっては、フェイスプレートの
ような薄い厚みの側面に極微量のガラスフリットを連続
的に吐出し、コーティングするに適したポンプやノズル
がないという問題点がある。
また、所謂スクリーン印刷方式にあっては、工業的に行
うためには多数枚のフェイスプレートを一括して処理す
る必要があるが、この場合板に高精度が要求されること
は云うまでもない。しかし、長期間の使用や温度、湿度
の変化による版の伸縮に起因して版の安定性が低下する
ので、高精度のコーティングが要求される前記の如きフ
ェイスプレートの側面へのコーティング方法としては適
しないという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段] 本発明者は、前記諸点に鑑み種々研究した結果、上記に
例示した用途等に適用するに適したコーティング装置を
完成するに至ったのである。即ち、本発明に係る薄板T
側面コーティング装置は、表面に薄板Tを一時的に固定
保持するステージ1と、薄板Tの厚みと等しいか又はそ
れよりも薄い厚みの側面を持つローター2と、ローター
2に隣接して設けられその側面にコーティング液を連続
的に供給するコーティング液供給部3とがらなり:ステ
ージ1上の薄板Tの側面とローター2の側面とを所定の
間隔を隔てて並列的に臨ませ、ステージ1又はローター
2の少なくとも一方を移動させることによって、コーテ
ィング液供給部3がら供給されてローター2の側面にあ
るコーティング液を薄板Tの側面に転移させてコーティ
ングするようにしたことを特徴とするものである。
次に、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する
。ステージ1がサーボモーター4を駆動源とするボール
ネジ5の作用によってスライドガイド6上を前後方向に
スライド可能なように設けられており、このステージ1
の表面には真空チャック孔7が穿設されている。真空ポ
ンプ(図示せず)によってこの真空チャック孔7から吸
引して、ステージ1上に載置した薄板Tを一時的に固定
保持させる。ステージ1の前方両側にローター2が設け
られている。このローター2の側面は前記したステージ
1上の薄板Tの側面と所定の間隔を隔てて並列的に臨む
ように構成されている。このローター2は、コントロー
ラー(図示せず)によって回転数、方向が制御されたサ
ーボモーター8により駆動される。ローター2の回転上
流にはコーティング液供給部3が設けられている。この
ような薄板側面コーティング装置を用いて処理すれば、
四角い薄板Tの二側面に同時にコーティングすることが
できる。そして、薄板Tの裁置方向を90°変えて再度
実施すれば、四側面にコーティングをすることが可能と
なる。
ビデオカメラのビューファインダ用小型CRTに使用さ
れるフェイスプレートの場合、1.0〜3.0mm厚の
ガラスが対象となる薄板Tである。
しかし、本発明に係る薄板側面コーティング装置を利用
してその側面にコーティングされる薄板Tは、ガラスの
他、セラミックス、プラスチック、金属等の材質のもの
も対象となる。薄板Tのステージ1表面への固定保持の
手段としては各種の方法が考えられるが、前記したよう
に真空装置によるのが好ましい。何故なら、この場合、
薄板Tの外面を損傷したり、汚染したりする恐れが全く
ないからである。
図面において、ステージlはサーボモーター4を駆動源
とするボールネジ5によってスライドガイド6上をスラ
イドするように構成されているが、必ずしもこのような
構成を採る必要はない。例えば、ステージ1は移動せず
、ローター2が薄板Tの側面に沿って移動する構成であ
ってもよい。この場合、ローター2を薄板Tの全周囲の
側面にコーティングすることが可能となる。また別の態
様としては、ステージ1もローター2も共に移動する構
成とすることもできる。さらにこの場合、両者の移動が
正逆方向であってもよい。
ローター2の側面の厚みが、薄板Tの側面の厚みより厚
い場合には、ローター2の側面にコーティングされたコ
ーティング液が薄板Tの外面或いは内面にはみ出す恐れ
があるので、ローター2の側面は薄板Tの側面と等しい
か又は薄い厚みであることが必要である。但し、薄板T
の外面或いは内面に故意にはみ出さす必要のある場合は
、この限りではない。このローター2の材質は、金属。
プラスチック、ゴム、セラミックス等から選ばれる。ロ
ーター2の平面形状は円形のみならず、楕円形や菱形や
三角形状などの変形ローターであってもよい。また、ロ
ーター2の側面形状は、第3図に示すように各種の形状
とすることができる。
ローター2の側面にリング状の溝部を形成しておけば(
第3図す参照)、中央部が盛り上がった状態でコーティ
ング液を薄板Tの側面に転移させることができる。また
、ローター2の側面にリング状の膨出部を形成しておけ
ば(第3図c、d参照)、縁部が盛り上がった状態でコ
ーティング液を薄板Tの側面に転移させることができる
。さらに、ローター2の側面に複数のリング状の溝部を
形成しておけば(第3図e参照)、形成するガラスフリ
ット皮膜の断面形状をある程度任意にコントロールする
ことができる。また、ロータ=2の側面の表面を粗面に
形成しておけば(第3図f参照)しておけば、コーティ
ング液をローター2の側面に厚(転移させることが可能
となる。
図面において、ローター2をステージ1の両側に設けて
いるが、これは−度に薄板Tの両側にコーティング液を
コーティングするためであり、ローター2を1個にして
一面づつコーティングすることも可能であることは云う
までもない。
なお、図中9はローター2と薄板Tとの間の間隔を調整
するためのマイクロメーター、10はスプリング、11
はローター2を回転させるためのプーリ、12はベルト
を示す。
コーティング液供給部3は、前記したローター2に隣接
して設けられており、その供給口はローター2の側面と
の間に一定の間隔を有し、ローター2の側面にのみコー
ティング液を連続的に供給する構成となっている。なお
、図中13はコーティング液供給部3とローター2との
間の間隔を調整するためのマイクロメーター、14はス
プリング、15はコーティング液供給部3の移動に使わ
れるスライドガイドを示す。
薄板Tの側面のコーティング層の厚みは、ローター2の
側面とステージ1上の薄板Tの側面との間隔、ローター
2とコーティング液供給部3の供給口との間隔、ロータ
ー2と薄板Tとの相対移動速度、コーティング液の稀釈
濃度や粘度、ローター2の材質や側面の形状や回転速度
等によって、薄板Tの側面へのコーティング液の転移量
を調整することができる。
〔作用] コーティング液供給部3内のコーティング液は、ロータ
ー2の側面にのみ連続的に供給される。ローター2或い
は薄板Tが移動して、両者が所定の間隔で臨む位置に至
ると、ローター2の側面と薄板Tの側面との間の間隔が
コーティング液で充填されることになる。そして、ロー
ター2或いは薄板Tが移動すると、薄板Tの側面にコー
ティング液が順次に転移してコーティングされる。
〔実験例〕
次に、本発明の詳細な説明する。
スライドガイド上を前後方向にスライド可能なアルミニ
ウム製のステージ1の上に、20X15閣角で1.1M
厚のソーダガラスを載せ、真空装置により固定保持させ
、移動速度500 mm/minで前方向に移動させた
。スライドガイドの略中央の両側に対向して1.0++
++n厚で15mmφのテフロン製の円形ローターを設
け、回転速度10rpmの速度で回転させた。ソーダガ
ラスの側面とローターの側面との間の間隔を0.5mm
となるように調節した。ローターに接して設けたコーテ
ィング液供給部から不揮発分93%のガラスフリットペ
ーストを供給した。その後、120’C,10分間仮乾
燥後、380°Cで10分間仮焼成することによって、
ソーダガラスの側面に0.15mm厚の低融点ガラス膜
を得た。
〔効果〕
本発明は、以上の構成よりなるから次のような効果を得
ることができる。即ち、薄板の側面に高精度のコーティ
ング膜を形成することができる。
従って、本発明に係る薄板側面コーティング装置を用い
てフェイスプレートの側面にガラスフリットをコーティ
ングすれば、蛍光面の有効表示面積を確保しつつ外寸の
小さい品質の優れたビデオカメラのビューファインダ用
小型CRTを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は平面説明図、
第2図は正面図、第3図はローターの正面図を示す。 図中 1−ステージ、2−ローター、3−コーティング
液供給部、T−薄板。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に薄板Tを一時的に固定保持するステージ1
    と、薄板Tの厚みと等しいか又はそれよりも薄い厚みの
    側面を持つローター2と、ローター2に隣接して設けら
    れその側面にコーティング液を連続的に供給するコーテ
    ィング液供給部3とからなり: ステージ1上の薄板Tの側面とローター2の側面とを所
    定の間隔を隔てて並列的に臨ませ、ステージ1又はロー
    ター2の少なくとも一方を移動させることによって、コ
    ーティング液供給部3から供給されてローター2の側面
    にあるコーティング液を薄板Tの側面に転移させてコー
    ティングするようにしたことを特徴とする薄板側面コー
    ティング装置。
  2. (2)ローター2の側面にリング状の溝部が形成されて
    いる特許請求の範囲(1)項に記載の薄板側面コーティ
    ング装置。
  3. (3)ローター2の側面にリング状の膨出部が形成され
    ている特許請求の範囲(1)項に記載の薄板側面コーテ
    ィング装置。
  4. (4)ローター2の側面に複数のリング状の溝部が形成
    されている特許請求の範囲(1)項に記載の薄板側面コ
    ーティング装置。
  5. (5)ローター2の側面の表面が粗面に形成されている
    特許請求の範囲(1)項に記載の薄板側面コーティング
    装置。
  6. (6)ローター2の外周が複数の曲率を有する特許請求
    の範囲(1)項に記載の薄板側面コーティング装置。
  7. (7)ローター2の側面とステージ1上の薄板Tの側面
    との間隔の調節が可能である特許請求の範囲(1)項に
    記載の薄板側面コーティング装置。
  8. (8)2個のローター2を用い、薄板Tの両側からコー
    ティング液を転移させてコーティングするようにした特
    許請求の範囲(1)項に記載の薄板側面コーティング装
    置。
JP30128187A 1987-11-28 1987-11-28 薄板側面コーティング装置 Pending JPH01143664A (ja)

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JP30128187A JPH01143664A (ja) 1987-11-28 1987-11-28 薄板側面コーティング装置

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JP30128187A JPH01143664A (ja) 1987-11-28 1987-11-28 薄板側面コーティング装置

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JPH01143664A true JPH01143664A (ja) 1989-06-06

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ID=17894935

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398601B1 (ko) * 2001-07-07 2003-09-26 주식회사 이강테크 복층유리용 간봉 접착액 도포장치
CN104511393A (zh) * 2014-12-18 2015-04-15 赵春玲 边缘滚涂装置
CN105478293A (zh) * 2015-12-31 2016-04-13 天津市金星空气压缩机制造股份有限公司 电路板侧边涂墨机

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KR100398601B1 (ko) * 2001-07-07 2003-09-26 주식회사 이강테크 복층유리용 간봉 접착액 도포장치
CN104511393A (zh) * 2014-12-18 2015-04-15 赵春玲 边缘滚涂装置
CN105478293A (zh) * 2015-12-31 2016-04-13 天津市金星空气压缩机制造股份有限公司 电路板侧边涂墨机

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