JPH0588188A - 薄板の組立方法 - Google Patents

薄板の組立方法

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JPH0588188A
JPH0588188A JP24879391A JP24879391A JPH0588188A JP H0588188 A JPH0588188 A JP H0588188A JP 24879391 A JP24879391 A JP 24879391A JP 24879391 A JP24879391 A JP 24879391A JP H0588188 A JPH0588188 A JP H0588188A
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JP
Japan
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thin plate
suction
thin
thin plates
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP24879391A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Inagaki
典之 稲垣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネル、CCD等、2枚の薄板の組立方
法において、2枚の薄板のギャップを所定の平行度に精
度良く且つ簡易な方法で組立てることを目的とする。 【構成】 吸着保持された14、15の薄板の一方を、
弾性体23を介して、高圧エアーによって均一に押圧す
ることによって、それぞれの薄板の保持部17、20の
平行度に左右されることなく、2枚の薄板のギャップを
精度よく組立てることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネル、CCD等
に用いられる2枚の薄板を所定のギャップを隔てて平行
度に貼り合せする薄板の組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネル、CCD等はその高密
度化に伴って、2枚の薄板の平行度ではクリアランス数
ミクロン±0.2ミクロン程度の高い組立精度が要求さ
れている。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の薄板の組
立方法の一例について説明する。図6、図7、図8は従
来の薄板組立方法の実施に用いる装置と得られた薄板形
状を示す図である。図6、7において、1、2は貼り合
せようとする薄板、3は前記薄板の間に滴下された接着
材、4は薄板の吸着ブロックであり、吸着溝5と真空吸
引穴6が設けられている。7はもう一方の薄板2の吸着
アームであり、吸着溝8、真空吸引穴9が設けられてい
る。10は薄板2の確認用穴で吸着アーム7に適当に設
けられている。11は薄板の計測装置である。12は吸
着ブロック4を登載したアライメントステージである。
矢印13は押圧時の高圧エアーの流れを示す。
【0004】以上のように構成された装置を用いて実施
される薄板の組立方法について、以下に説明する。液晶
パネル等においては薄板1はアレイ基板、薄板2はカラ
フィルターであり、これらは両方とも透明ガラスを用い
構成され、それぞれ厚みは0.5μm〜1.5μm程度
であり、平面度は0.1μm以下に加工されている。薄
板1上には接着材又はシール材が塗布されている。薄板
1の裏面は、吸着ブロック4の吸着面により真空吸着さ
れ、薄板2の裏面は、吸着マーム7の吸着面により真空
吸着されている。この状態で計測装置11とアライメン
トステージ12によって、薄板2を基準として平面状態
の位置合せを行なう。次に薄板1、2のクリアランス
を、所定のクリアランスに対して、10〜20μm程度
大き目にアライメントステージ12によって調整する。
【0005】これにより、薄板2は薄板1に塗布された
接着材に接触した状態となる。この状態で吸着アーム7
の真空吸引をOFFとし、真空吸引穴9、吸着溝8に外
部より高圧エアーを流すと、図7に矢印13で示すよう
に薄板2は高圧エアーによって薄板1に押圧され、所定
のクリアランスを出すようになる。その後、UV照財、
高温硬化され最終製品となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、各薄板1、2の保持部の吸着面がともに
剛体であって平行度の完全な確保が困難であるため、高
圧エアーで押圧した時、非平行性が影響して吸着アーム
7の吸着面と薄板2の裏面とのギャップが図7に示すよ
うに均一とならないため所定の平行度を保たないことが
多かった。
【0007】本発明は上記欠点に鑑み、薄板の一方の裏
面を均一に押圧することによって、2枚の薄板の平行度
を高精度に確保する。薄板の組立方法を提供することを
課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の薄板の組立方法は、一方の薄板を弾力性を持
って他方の薄板に対し抑圧するようにすることを特徴と
する。
【0009】
【作用】保持した一方の薄板を他方に対し弾力性を持っ
て抑圧するようにすると力が抑圧面全面で働くようにな
り、それぞれの薄板保持部の平行度に関係なく、平行に
組立てることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明の第1実施例の薄板の組立方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1〜3は本発
明の第1の実施例における薄板の組立方法の構成図を示
すものである図1、2において、14は接着材16を塗
布した薄板115はもう一方の薄板である。薄板14
は、吸着ブロック上17に載置されている。吸着ブロッ
ク17の吸着面には吸着溝18が設けられ、この溝18
は真空吸引穴19を介して真空ポンプにより減圧される
ようになっている。20はもう一方の薄板15の吸着ア
ームであり、その吸着面には吸着穴21が設けられ、こ
の穴21は真空吸引穴22を介して真空ポンプによって
減圧されるようになっている。吸着穴21の上部には弾
性体からなるダイアフラム23で仕切られた加圧室24
があり、高圧エアー導入穴25を介して高圧エアー発生
機に接続されている。26は、吸着アーム20の吸着面
の外周に適当に設けられた計測用の穴、27は計測手段
である。28はアライメントステージである。
【0011】以上のように構成された装置を用いて実施
する本発明の薄板の組立方法について以下に説明する。
【0012】図1にみるように、薄板14の裏面は、吸
着ブロック17の吸着面によって薄板の裏面を真空吸引
されている。もう一方の薄板15の裏面は吸着アーム2
0の吸着面21によって真空吸着されている。この状態
で計測手段27とアライメントステージ28によって、
平面方向(X−Y)の位置合せを完了し、次に薄板14
と15のギャップを、接着材16が、薄板15の表面に
接触するまでアライメントステージ28によって調整す
る。この時の2枚の薄板のギャップは所定のギャップに
対して、10μm〜20μm離れた位置になるようにす
る。次に薄板15の真空吸着を解除する。この時薄板1
5は接着材16の粘性により、位置を保持させるため落
下、あるいは横方向への移動を起こさない。次に高圧導
入穴25より、加圧室24に高圧エアーを導入するとダ
イアフラム23が、図2に示すように下方に膨らむ方向
に弾性変形し、薄板15の裏面29の矢印に示すように
均一に押圧して薄板15を薄板14に対し所定の平行度
を確保しながら、所定のギャップを出すようにする。
【0013】以上のように本実施例によれば、保持した
薄板15をダイアフラム23を介して加圧するようにい
しているため、薄板14、15を保持する各保持部1
7、20の吸着面の平行度の精度が悪くても2枚の薄板
14、15を図3に示すように正確に平行に組立てるこ
とが可能となる。又2枚の薄板14、15のギャップは
高圧エアーの圧力、又はダイアフラムの材質、厚みによ
って制御することが可能となる。この実施例によれば、
組立前のギャップ調整も特に高精度を要しないため、ア
ライメントステージ、計測手段も低コストで対応可能と
なる。
【0014】つぎに、本発明の第2の実施例について図
面を参照しながら説明する。図4、図5は第2の実施例
を示す薄板の組立方法の実施に用いる装置を示してい
る。30、32は薄板であり、31は薄板30上に塗布
された接着材、33は薄板32の吸着アームであり、吸
着溝34と真空吸引穴35が設けられている。36は吸
着アーム33に設けられた計測用穴であって、薄板32
の形状に応じて配置されている。37はもう一方の薄板
30の吸着ブロックであり、吸着溝38と真空吸引穴3
9が設けれている。40は吸着ブロック37の吸着面に
直角に且つ摺動可能に設けられた押圧ピン、41は押圧
ピン40に所定の圧力を加えるための押圧バネであり、
40、41は30の薄板の形状に応じて複数箇所設けれ
ている。
【0015】以上のように構成された装置を用いて行な
う第2の実施例の薄板の組立方法について、以下に説明
する。
【0016】薄板32は、吸着アーム33に真空吸着保
持され、もう一方の薄板30は、吸着ブロック37に真
空吸着されている。この時、押圧ピン40を介して、薄
板30の裏面に加わる押圧バネ41の力の総和は、薄板
30を保持する吸着力以下となるように設定されてい
る。このため押圧ピン40の先端は常に薄板30の裏面
に軽く接触した状態となっている。次に第1の実施例と
同様に、2枚の薄板30、32に接着材31が接触し且
つ2枚のギャップが所定のギャップに対して10μm〜
20μm程度大き目になるように調整する。この状態
で、薄板30の真空吸着をOFFとすと、薄板30は、
押圧バネ41の力で押圧ピン40を介して所定の圧力で
バランスよく薄板32にタールされ、互いの平行度を正
確に保った状態で薄板32に対し所定のギャップを出す
ようになる。次に2枚の薄板をUV硬化、又は熱硬化す
ることによって、図3の如く完成品となる。
【0017】以上のように、一方の保持部の保持面に対
して直角方向に作用する押圧ピンを複数箇所に設けるこ
とにより、薄板の外形形状に均一に加圧することがで
き、2枚の薄板を所定の平行度に組立てることが可能と
なる。薄板の裏面には常に押圧ピンの先端が接触してい
るため薄板30の保持力を解除しても、薄板30には衝
撃的な力が加わることがなく、2枚の薄板12位置ズレ
の発生することなく、組立てることが可能となる。
【0018】なお、第2の実施例においては押圧ピン4
1はバネによって付勢したが、押圧ピン41は他のアク
チュエータ、例えばシリンダ等で付勢するようにしても
よい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、2枚の薄板の一
方を弾力性を持って抑圧するようにしているため、この
2枚の薄板を高精度に且つ低コストで精度よく組立てる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における薄板の組立方法
の構成図
【図2】同動作状態説明図
【図3】本発明による薄板の組立後の形状の構成図
【図4】本発明における第2の実施例における構成図
【図5】同動作状態説明図
【図6】従来の薄板の組立方法の構成図
【図7】同動作状態説明図
【図8】従来の方法による組立後の形状を示す図
【符号の説明】
14、15 薄板 20 吸着アーム 17 吸着ブロック 23 弾性体 40 押圧ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の薄板をそれぞれ裏面で吸着保持し
    たのち一方を他方に対し押圧することにより、所定のギ
    ャップを隔てて平行に貼り合せる薄板の組立方法におい
    て、前記押圧を弾力性を持って行なうようにすることを
    特徴とする薄板の組立方法。
  2. 【請求項2】 一方の薄板の吸着面がダイアフラムで構
    成され、このダイアフラムを高圧エアで加圧することに
    より抑圧力を発生するようにする請求項1記載の薄板の
    組立方法。
  3. 【請求項3】 一方の吸着面に直角方向に弾力性を持っ
    て動作する抑圧ピンを複数本設けるとともにこれら抑圧
    ピンの抑圧力の総和が薄板の吸着力以下となるようにす
    る請求項1記載の薄板の組立方法。
JP24879391A 1991-09-27 1991-09-27 薄板の組立方法 Pending JPH0588188A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997048008A1 (fr) * 1996-06-11 1997-12-18 Seiko Epson Corporation Procede et dispositif pour fabriquer un dispositif d'affichage a cristaux liquides
JP2006184807A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Shibaura Mechatronics Corp 基板貼り合わせ装置及び基板貼り合わせ方法
JP2007300794A (ja) * 2007-06-29 2007-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電アクチュエータの製造方法

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