JP2003273508A - 基板の組立方法およびその装置 - Google Patents

基板の組立方法およびその装置

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JP2003273508A JP2002069448A JP2002069448A JP2003273508A JP 2003273508 A JP2003273508 A JP 2003273508A JP 2002069448 A JP2002069448 A JP 2002069448A JP 2002069448 A JP2002069448 A JP 2002069448A JP 2003273508 A JP2003273508 A JP 2003273508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板サイズが大型化,薄板化しても真空中で不
良の発生がなく、かつ、高精度に同程度の基板同士を貼
り合せることが可能な基板の組立方法およびその装置を
提供することである。 【解決手段】上方にある一方の基板を吸引吸着と加圧板
に内蔵させた粘着手段で保持させ、チャンバ内の減圧を
進め、所定の減圧度で下方にある他方の基板上の接着剤
に隙間なく接触させた後増圧し、加圧板とテーブルでそ
れぞれの基板を吸引吸着し、位置決めしながら貼り合わ
せを行い、粘着手段を加圧板内に退行させる時は、粘着
部を基板面に対し、捻りながら、または捻ってから退行
させて貼り合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空チャンバ内で
貼り合せる基板同士をそれぞれ保持して対向させ、減圧
状態で間隔を狭めて貼り合わせる基板の組立方法とその
装置に関する
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルの製造方法には、2つの
方法がある。1つは、透明電極や薄膜トランジスタアレ
イを付けた2枚のガラス基板を数μm程度の極めて接近
した間隔をもって接着剤(以下、シール剤ともいう)で
貼り合わせ(以後、貼り合せ後の基板をセルと呼ぶ)、そ
れによって形成される空間に液晶を封入する方法であ
る。もう1つの方法は、注入口を設けないようにシール
剤をクローズしたパターンに描画した一方の基板上に液
晶を滴下しておいて他方の基板を一方の基板上に配置し
真空中で上下の基板を接近させて貼り合せる方法があ
る。ところで、基板同士を貼り合せる装置として、特開
2001−133745号公報に記載のように、加圧力
を加える前に上側基板を保持する方法として、粘着手段
で保持し、基板間の間隔を狭めて貼り合せる装置が開示
されている。また、具体的な実施例として、粘着手段は
粘着シートを用いる方法と、加圧板内に開口部を設け
て、その開口部を粘着部材が上下するよう、加圧板上部
に設けたアクチュエータ設けた構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、大
気中で粘着手段に基板を接触させて保持する構成として
ある。このように大気中で粘着手段を用いて基板を保持
すると、基板の凹凸や、基板のたわみ等により、基板と
粘着手段の間に空気が入り込み、チャンバを減圧してい
くと、基板と粘着手段間の空気が膨張して、最悪の場合
基板を保持できなくなる場合もある。
【0004】それゆえ本発明の目的は、基板サイズが大
型化、薄板化しても、画面不良の発生しない高真空中で
高精度に貼り合せるために、基板を確実に加圧板に保持
できる基板貼り合わせ装置と基板貼り合わせ方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴とするところは、一方の基板を保持する加圧板
に吸引吸着用の複数の吸引口と、粘着により基板を保持
する複数の粘着手段を設け、前記粘着手段を設けた開口
部と基板で構成される空間部を減圧する減圧流路を設け
たことを特徴とする。また、他方の基板を保持するテー
ブルにも加圧板に設けた構成の吸引吸着用の複数の吸引
口と粘着手段手段を設けた。また、粘着手段は粘着手段
を設けた開口と基板とで形成される空間部を減圧状態に
してから、粘着手段を基板に押し付けて保持するように
した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。図1に本発明の基板貼り合わせ装置
の全体構成を示す。図1において、本発明になる基板組
立装置100は、下チャンバ部T1と上チャンバ部T2
から構成され、下チャンバ部T1の下には、XYθ駆動
機構(図示を省略した)が備えられている。このXY駆動
機構により、下チャンバ部T1は、図面上で左右のX軸
方向と、X軸と直交するY軸方向に往来できるようにな
っている。また、θ駆動機構により、シャフト2から真
空シール3を介して下基板1aを搭載するテーブル4を
下チャンバユニット5に対して水平に回動可能としてあ
る。下基板1aは、テーブル4上に搭載されると、テー
ブル4に設けた吸引口7cに吸引吸着される。なお吸引
口7cには、配管16aの一方端が接続され、他方端に
は図示していないバルブを介して減圧(負圧)源が接続
されている。この負圧源から供給された負圧により、下
基板1aが吸引口7cに吸引吸着される構造になってい
る。
【0007】上チャンバ部T2は、上チャンバユニット
6と、その内部に加圧板7を設けた構成となっており、
上チャンバユニット6と加圧板7とはそれぞれ独立して
上下動できる構造になっている。即ち、上チャンバユニ
ット6は、リニアブッシュと真空シールを内蔵したハウ
ジング8を有しており、シャフト9をガイドとしてフレ
ーム10に固定されたシリンダ11により上下のZ軸方
向に移動する。また、加圧板7はシャフト9に設けた駆
動装置(図示せず)により上下(Z軸方向)に移動する。
【0008】また上基板1bは、加圧板7の下面に設け
た吸引口7dに吸引吸着される。この吸引口7dは、配
管16bの一端側が接続され、配管16bの他端側には
図示していないバルブを介して負圧源が接続されてい
る。この負圧源から負圧を供給することで、上基板1b
が加圧板7に吸引吸着される構造になっている。
【0009】XYθ駆動機構上の下チャンバ部T1が上
チャンバー部T2の直下に移動して上チャンバユニット
6が下降すると、下チャンバユニット5の周りに配置し
てあるOリング12に上チャンバユニット6のフランジ
が接触して一体となる。これにより、真空チャンバとし
て機能する状態になる。ここで、下チャンバユニット5
の周囲に設置されたボールベアリング13は、真空によ
るOリング12のつぶれ量を調整するもので、上下方向
の任意の位置に設定可能となっている。Oリング12の
つぶれ量が真空チャンバ内を所定の減圧状態に保つこと
ができ、かつ、最大の弾性が得られるように、その位置
を設定する。チャンバ内を減圧することにより発生する
大きな力は、ボールベアリング13を介して下チャンバ
ユニット5が受けている。そのため、後述する上下基板
の貼り合わせ時に下チャンバ部T1をOリング12の弾
性範囲内で容易に微動させ精密位置決することができ
る。
【0010】ハウジング8は、上チャンバユニット6が
下チャンバユニット5と合体して真空チャンバを形成
し、内部を減圧することで上チャンバユニットが変形し
ても、シャフト9に対し圧力漏れを起こさないで上下動
できるように真空シールを内蔵している。このため、真
空チャンバの変形がシャフト9に与える力を吸収するこ
とができ、シャフト9に支持された加圧板7の変形がほ
ぼ防止できる。このため、加圧板7の下面に粘着部材1
8bにより貼り付けて粘着保持された上基板1bと、テ
ーブル4上に保持された下基板1aとを平行を保った状
態で貼り合せが可能となる。尚、前述のように加圧板7
の上下動は、シャフト9の上部に設置された図示を省略
した駆動機構で行う。
【0011】上チャンバユニット6の側面に配置された
真空配管14は、図示していない真空バルブと配管ホー
スで負圧源に接続されている。これらは真空チャンバ内
を所定圧に減圧する時に使用される。また、リークバル
ブ17は、真空チャンバ内の真空(減圧)度を増圧方向
で任意に調整するために設けてある。ガスパージバルブ
とチューブ15は、窒素ガス(N)やクリーンドライ
エアー等の圧力源に接続されており、これらは真空チャ
ンバ内を大気圧に戻す時に使用される。
【0012】画像認識カメラ22a、22bは、上下各
基板1b、1aに設けられている位置合わせマークを読
み取るために設置してある。上チャンバユニット6に設
けた穴6a、6bの上部には透明な認識用カメラ22
a、22b用の覗き窓23a、23bが設けてあり、穴
6a、6bからチャンバ内に空気が流れ込まないように
真空遮断する。更に、加圧板7にも小径の穴7a、7b
が設けてあり、この穴7a、7bを介して基板に設けて
ある位置合わせマークを見ることができる。
【0013】次に、上基板1bを保持する粘着部及びそ
の駆動部の機構を図1及び図2を用いて説明する。図2
に粘着保持機構部の詳細構成を示す。
【0014】図2に示すように加圧板7又はテーブル4
には開口30が設けられおり、この開口30内に粘着部
材18を取り付けたカートリッジ35が、回転軸33の
端部に交換自在に取り付けてある。この回転軸33の他
方端部側に回転用アクチュエータ32が設けてあり、こ
の回転用アクチュエータ32は移動テーブル36に取り
付けてある。また、移動テーブル36には、固定部材3
7に上下方向に移動する上下駆動軸38の一端が固定さ
れ、上下駆動軸38の他端に上下駆動用の上下用アクチ
ュエータ31が設けてある。更に、加圧板7又はテーブ
ル4の内部には負圧源に接続された空道39が設けら
れ、この空道39から加圧板7及びテーブル4の一方側
表面に貫通して吸引口7d、7cが複数設けてある。ま
た空道39は開口30にも連通している。
【0015】ここで、図2の各アクチュエータ31、3
2ついて、図1では加圧板側をb、テーブル側をaの符
号を添付して示してある。加圧板側のアクチュエータ3
1b、32bの動作で開口30b内で粘着部材18bが
上下、回転する。尚、軸33bは、アクチュエータ31
bの直下で上下、回転自在にシール34bでシールされ
ている。更に、開口30bは、空道39と通じており、
真空配管16bに図示していないバルブを介して負圧源
に接続され、上基板1bを吸引吸着できる構造になって
いる。なお、開口30bと吸引口7dは図示のように加
圧板7の内部で通じさせず、加圧板7の基板と接触する
面に開口30bと吸引口7dをつなぐ溝を形成し通じさ
せてもよい。
【0016】上基板1bは、粘着部材18bの下面にそ
の粘着作用で加圧板7の下面に吸引吸着をしなくても密
着した形で保持できるようになっている。即ち、粘着部
材18bは、上基板1bを下基板1aに対して水平に対
向させるべく保持できるように、上基板1bの大きさや
形状に合せて、適宜な粘着面積や間隔、位置に複数、加
圧板7に設けられている。
【0017】なお、本実施形態では、粘着部材18bを
回転させる回転用アクチュエータ32と上下させる上下
用アクチュエータ31を別々に設けているが、ボールネ
ジ構造等にして一のアクチュエータで構成することも可
能である。また、本実施形態のアクチュエータは圧縮気
体方式を用いるもの、又電動方式によるもののいずれの
形態でも実現可能であることは言うまでもない。
【0018】次に、下基板1aは、上記したようにテー
ブル4上に吸引口7cより配管16aに、図示していな
いバルブと負圧源に接続され吸引吸着する構造になって
いる。更に、本実施形態では、加圧板7と同様の構造
で、粘着部材18aが内蔵されている。テーブル4に設
けた複数の開口30aの下方に、アクチュエータ31
a、32aが取り付けてある。そのアクチュエータ31
a、32aから上方に向かって伸びた軸33aの先端
に、粘着部材18aが設けられている。アクチュエータ
31a、32aの動作で開口30a内で粘着部材18a
が上下、回転する。軸33aは、軸33bと同様に、ア
クチュエータ31aの直ぐ上で上下、回転自在にシール
34aでシールされている。更に、開口30aは吸引口
7cと通じており、配管16aに図示していないバルブ
を介して負圧源に接続され、下基板1aを吸引吸着でき
る構造になっている。
【0019】粘着部材18aも下基板1aを安定保持で
きるように、下基板1aの大きさや形状に合せて、適宜
な粘着面積や間隔、位置でテーブル4に設けられてい
る。なお、基板をテーブル4に固定するために、粘着部
材18aを用いる代わりに、機械的なピンやローラを用
いてもよい。下基板1aを吸引吸着以外の粘着やピン、
ローラで固定する理由は、チャンバ内の減圧を進めてい
く過程で、チャンバ内の真空(減圧)度が基板を吸引吸
着する真空(減圧)度より高くなったとき下基板1aを
テーブル4に対して圧力差で固定できなくなる。そのた
め、装置自体の種々の駆動源、床、負圧源等の加振源か
らの振動、または、上下基板の貼り合わせ時のシールや
液晶の接触時の抵抗により、下基板1aがずれないよう
にするために粘着又は機械的なピンやローラにより下基
板1aを保持するものである。
【0020】次に、図3及至図6で本基板組立装置で基
板を貼り合わせる工程について説明する。図3に基板貼
り合わせの動作のフローチャートを示す。図4には装置
の動作状態を示す。図5には、基板貼り合わせにおける
粘着支持機構の動きを示す。図6に1次貼り合せ後に粘
着支持機構を基板面から剥離する動作の説明図を示す。
【0021】まず、上基板1bはロボットハンド等で加
圧板7の下に搬入する(S1)。その後、加圧板7に設
けた吸引吸着口に負圧を供給することで、上基板1bは
吸引吸着され保持される(S2)。また、下基板1a
は、ロボットハンド等でテーブル4上に搬入され(S
3)、テーブル4に対して位置決めされた後、吸引吸着
で固定される(S4)。尚、下基板1aの上面の外周に
はシール剤19がクローズしたパターンで塗布されてお
り、その内側には適量の液晶20が滴下されている。な
お本実施形態では、シール剤19を下基板1aに設けて
あるが、上基板、又は両方の基板に設けても良い。この
状態を図4(a)に示してある。
【0022】その後、下チャンバ部T1を上チャンバ部
T2の位置に移動する(S5)。図4(b)は、XYθ駆
動機構上の下チャンバ部T1が上チャンバ部T2の直下
に移動し、下基板1aと上基板1bが対向した状態であ
る。上基板1bは、上記したようにすでに加圧板7に対
して吸引口7dから吸引吸着で保持されている。更に、
開口30bも負圧源に連通する構成となっているため、
開口30bにも吸引吸着されている。この時、図5
(a)に示すように粘着部材18bは上基板1b面と粘
着部材18bは離間した状態であり、粘着部材18bの
粘着面と上基板1b間は所定の減圧(真空)状態になっ
ている。この状態から、図4(b)に示すように、アクチ
ュエータ31bの動作で粘着部材18bを上基板面側に
移動させ上基板1bに粘着させる(S6)。このよう
に、上基板1bに粘着部材18bを粘着動作させるとき
は、吸引吸着用の真空配管16bを通じて開口30bと
基板面で形成された空間部も減圧した状態になってい
る。このため、基板と粘着部材間に空気が入ることな
く、真空チャンバ内を減圧しても粘着性を保持できる。
もし、開口30bを減圧せずに基板と粘着部材間に空気
が入いると、真空チャンバ内を減圧していくと、基板と
粘着部材間の空気層が膨張することで粘着力が低下して
基板を粘着保持することができなくなる。
【0023】また、本動作は、下基板1aと粘着部材1
8aの間でも略同時に行われる(S6)が、前述のよう
に下基板1aは、重力方向でテーブル4上にあるので、
粘着部材18aで固定せずに機械的なピンやローラで固
定してもよい。
【0024】このように上下基板1b、1aをセットし
た後、図3(c)に示すようにシリンダ11により上チャ
ンバユニット6を下降させ、下チャンバユニット5の周
りに配置してあるOリング12に上チャンバユニット6
のフランジを接触させ上下チャンバ部T1、T2を一体
にする(S7)。その後、真空配管14からチャンバ内
の排気を行う(S8)。上チャンバユニット6と下チャ
ンバユニット5が一体となった真空チャンバ内の減圧が
進むにつれ、加圧板7から上基板1bを吸着する減圧度
と真空チャンバ内の減圧度の差が小さくなり、加圧板7
の吸引吸着作用は無くなるが、上基板1bは、粘着部材
18bにより保持されているので落下することはない。
【0025】この時、粘着部材18bの粘着面と上基板
1b間は空気が入っていないため、粘着力が変化するこ
となく固定状態を保持する。そのため、減圧中に空気の
膨張による粘着力の低下や上基板1bが落下するという
問題は起こらない。また、下基板1aに対しても粘着部
材18aの粘着面と下基板1a間は空気が入ることなく
粘着固定されているので、空気の膨張による粘着力の低
下や上基板1bの暴れは発生しない。
【0026】さて、真空チャンバ内が所定の真空度に達
したら、図5(a)に示すように、上下両基板1b、1a
の位置合わせを行いながらシャフト9上の図示していな
い上下駆動機構を動作させ加圧板7を降下させる。上下
駆動機構の動作で、上基板1bが、下基板1aの上面の
外周にクローズしたパターンで塗布されたシール剤19
を隙間なく接触、または潰すことができる加圧力が加わ
り上下両基板1b、1aを所望間隔に貼り合わせる(S
9)。図5(a)は、拡大した図である。この段階で、下
基板1aと上基板1bはシール剤19を介して密閉され
たことになるので、この後、真空チャンバ内を増圧して
も、クローズしたシールパターン内は、上記した所定の
減圧度が保たれ、結果、完成した貼り合わせ基板内に入
り込む空気は、非常に少ないものになる。
【0027】次に、上記したように、真空チャンバ内を
リークバルブ17により微小に大気を導入して、吸引口
7d内の負圧よりも高い所定の減圧度に増圧し、その圧
力差により上下それぞれの基板の保持を可能にする(S
10)。この保持力を用いて更に位置決めを行いながら
所定の最終加圧力まで加圧板7で加圧する(S11)。
この動作を行う理由は、上基板1bがシール剤19に接
触した後の加圧過程でも位置決めを行わないと、加圧時
の液晶やシール剤の抵抗により基板がずれてしまうから
である。
【0028】因みに、基板同士の位置合わせは、上チャ
ンバユニット6に設けた覗き窓23a、23bから画像
認識カメラ22a、22bで上下各基板に設けられてい
る位置合わせマークを読み取って画像処理により位置を
計測し下チャンバT1の図示していないXYθ駆動機構
を微動させて、高精度な位置合わせを行なう。この微動
において、Oリング12が極端に変形しないで減圧状態
が維持されるように、ボールベア13が上下チャンバユ
ニット6、5の間隔を維持している。
【0029】貼り合わせ終了後、上下それぞれの基板1
b、1aから粘着部材18b、18aを剥がす時は、図
5(b)に示すようにする。即ち、上基板1b側は、アク
チュエータ32bを矢印方向に回転動作させ、粘着部材
18bを捻りながら、または捻ってから、アクチュエー
タ31bを動作させて粘着部材18bを基板面から退行
させる。下基板1a側も同様に、アクチュエータ32a
を矢印方向に回転動作させ、粘着部材18aを捻りなが
ら、または捻ってから、アクチュエータ31aを動作さ
せて基板面から退行させる(S12)。上記の捻り動作
は、基板から粘着部材を剥がし易くするために必要な手
段である。捻り方向は、図5(b)に示す方向と逆でもよ
い。また、粘着部材を退行させるときは、それぞれの開
口30a、30bの周縁部がそれぞれの基板1b、1a
の移動を阻止する。従って、上記した捻りと退行動作
で、容易に粘着部材を基板から剥がすことができる。
【0030】その後、真空チャンバ内にガスパージバル
ブ15を開けて窒素ガス(N)やクリーンドライエア
ー等を供給し内部をパージしつつ大気圧に戻し(S1
3)、吸引口7dからの基板吸着を解除し加圧板7を上
昇させる(S14)。この後、上チャンバユニット6を
上昇させ、下チャンバ部T1を最初の位置(図3(a))
の位置に移動し(S15)、貼り合せた後のセルpcを
テーブル4から取り出す(S16)。貼り合わせ後の上
下基板、即ちセルpcは、周りの大気圧で上下面が均一
に押され、精度よく所定のセルギャップに到達する。以
上の動作で基板の貼り合せ動作が完了する。上記大気中
で所定のセルギャップになると、シール剤に光を照射し
て硬化させて貼り合せ作業が完了する。なお、機械的な
加圧終了後(ステップS12終了後)に光を照射してシ
ール剤を仮固定する場合もある。又、粘着部材による基
板の保持動作を下チャンバT1を移動した後で行うよう
にしているが、下チャンバを移動する前に行っても良
い。更に、粘着部材を基板面から剥離する動作に関して
も、真空チャンバ内を大気圧に戻してから行っても良
い。
【0031】更に、上記実施形態では加圧板側の粘着部
材を剥離する動作を加圧板による最終加圧が終了してか
ら行っている。これに対して、吸引吸着による保持ので
きない状態(粘着保持の状態)で基板を一次加圧した
後、チャンバ内を増圧して、吸引吸着で基板を保持した
状態にしたときに粘着部材を、捻りながら基板面から剥
離し、その後加圧板により位置合わせしながら最終加圧
力を加えても良い。
【0032】次に、図6、図7で本発明の他の実施形態
の基板貼り合わせを説明する。
【0033】この他の実施形態では、上下基板を前述し
た実施形態の如く加圧板とテーブルにセットした後、真
空チャンバ内を所定の減圧状態にする。その後、図6
(a)で説明したように、上下両基板1b、1aの位置合
わせを行いながら、シャフト9上の図示していない上下
駆動機構を動作させ加圧板7を降下させる。これによ
り、上基板1bが、下基板1aの上面の外周にクローズ
したパターンで塗布されたシール剤19に接触するまで
近接させる。前述した実施形態はこの後、真空チャンバ
内の圧力を吸引口7d内の圧力よりも高い所定の減圧度
に増圧し、その圧力差により上下それぞれの基板を吸引
力で保持し、更に位置決めを行いながら所定の最終加圧
力まで加圧した。
【0034】しかし、この他の実施形態は、真空チャン
バの増圧による圧力差を利用しない。即ち、加圧板7お
よびテーブル4の基板との接触面に、図7に示すように
摩擦係数の大きい樹脂24あるいはゴム25を部分的に
形成する。そして、加圧位置決め時に、加圧板7とテー
ブル4に対する基板1a、1bの水平方向の滑りを摩擦
力で防止する。これにより、チャンバ内を増圧せず、そ
のままの減圧度を保った状態で、更に位置決めを行いな
がら所定の最終加圧力まで加圧板7にて加圧する。上記
の樹脂24あるいはゴム25は、全面に形成しても良
い。尚、図7は、簡略したため、吸引口、開口、粘着部
材や周囲の部分は、省略してある。
【0035】貼り合わせ後の上下それぞれの基板から粘
着部材を剥がす時および、それ以後の動作は、前述した
実施形態と同様に行う。
【0036】本発明は以上説明した実施形態に限らず、
以下の様に実施しても良い。
【0037】(1) 粘着部材18bの粘着面と上基板
1b間に空気が入ることなく粘着可能にするため、吸引
口7dと開口30bは通じている構造としているが、こ
の構造とせず、粘着部材18bの粘着面にも基板を吸着
する1箇所以上の吸引吸着口を設け、大気中で粘着面を
基板に接触させ吸着と粘着で保持した後、減圧を進める
過程で発生する粘着面と基板の間の膨張した空気を直ぐ
に粘着面の吸引吸着手段で吸引して基板の落下を防止し
てもよい。この場合、開口30bは、真空チャンバ内と
通じさせる。尚、下基板1a側の構造も同様になる。ま
た、開口30bを吸引口7dと連通するのではなく別に
負圧源と連通する構成としても良い。
【0038】(2)上記(1)の他の方法として、粘着部
材18bの粘着面を凹凸状に形成し、大気中で粘着時に
凸部分に空気が入り難くし、かつ、減圧を進める過程で
発生する粘着面の凸部分と基板の間の膨張した空気を直
ぐに凹部分から真空チャンバ内に逃がして基板の落下を
防止してもよい。この場合、開口30bは、真空チャン
バ内と通じさせる。尚、下基板1a側の構造も同様にな
る。
【0039】(3)吸引口は、加圧板7またはテーブル
4にディンプル加工を行い、この溝部を利用してそれぞ
れの基板を吸引吸着しても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板サイズが大型化、薄板化しても真空中で不良の発生が
なく、かつ、高精度に同程度の基板同士を貼り合せるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す基板組立装置の概略
断面図である。
【図2】粘着保持機構の一例の詳細図である。
【図3】基板貼り合せのフローチャートである。
【図4】上下両基板を貼り合わせる工程を示す要部の断
面図である。
【図5】粘着保持機構による粘着時の動作説明図。
【図6】粘着保持機構の基板面より剥離する時の動作説
明図である。
【図7】加圧板、及びテーブルに増摩擦部材を設けた場
合の一例を示した図である。
【符号の説明】
1a…下基板、1b…上基板、2…シャフト、3…真空
シール、4…テーブル、5…下チャンバユニット、6…
上チャンバユニット、7…加圧板、7c、7d…吸着
口、8…ハウジング、9…シャフト、10…フレーム、
11…シリンダ、18…粘着部材、30…開口、31…
上下用アクチュエータ、32…回転用アクチュエータ。
フロントページの続き (72)発明者 八幡 聡 東京都足立区中川四丁目13番17号 株式会 社日立インダストリイズ内 (72)発明者 今泉 潔 東京都足立区中川四丁目13番17号 株式会 社日立インダストリイズ内 (72)発明者 遠藤 政智 東京都足立区中川四丁目13番17号 株式会 社日立インダストリイズ内 Fターム(参考) 2H088 FA04 FA08 FA16 FA17 FA30 HA01 MA17 MA20 2H089 NA32 NA38 NA49 NA60 QA12 QA14 TA01 5E344 AA01 BB02 DD16 5G435 AA17 AA18 BB12 KK02 KK05 KK10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貼り合わせる一方の基板を加圧板側に設け
    た粘着保持機構により保持し、貼り合わせる他方の基板
    をテーブル上に保持して対向させ、いづれかの基板に設
    けた接着剤により減圧した雰囲気中で間隔を狭めて貼り
    合わせる基板の組立方法において、 前記一方の基板を大気中で吸引吸着力を作用させて吸引
    吸着し、その状態で前記粘着保持機構を動作させて基板
    を粘着部材で保持することを特徴とする基板の組立方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の基板の組立方法におい
    て、 前記加圧板に設けた粘着保持機構の粘着部材で一方の基
    板を保持し、両基板を所定の加圧力で貼り合わせを行っ
    た後に、前記粘着部材を基板面から捻りながら、または
    捻ってから剥離させることを特徴とする基板の組立方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1および2に記載の基板の組立方法
    において、 チャンバ内を所定の減圧状態で両基板を貼り合せ、その
    後、チャンバ内を加圧して吸引吸着力が作用する雰囲気
    にした後、加圧力を作用させた状態で前記粘着保持機構
    を駆動して前記基板面から前記粘着部材を剥離させるこ
    とを特徴とする基板の組立方法。
  4. 【請求項4】貼り合わせる一方の基板を加圧板側に設け
    た粘着保持機構により保持し、貼り合わせる他方の基板
    をテーブル上に保持して対向させ、いづれかの基板に設
    けた接着剤により減圧した雰囲気中で間隔を狭めて貼り
    合わせる基板の組立方法において、 一方の基板を加圧板に内蔵させた粘着手段で保持し、両
    基板の貼り合わせを行ってから粘着部材を加圧板内に退
    行させる際、前記粘着部材を基板面に対し、捻りなが
    ら、または捻ってから退行させることを特徴とする基板
    の組立方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の基板の組立方法において、 前記両基板の貼り合わせは、チャンバ内を所定の減圧度
    まで減圧したのちに、前記加圧板を動作させ、どちらか
    一方の基板に設けた接着剤をつぶすことで貼り合わせた
    後、チャンバ内の減圧度を基板を吸引吸着で吸着保持で
    きるまで増圧し、吸引吸着した状態で位置合わせマーク
    を観測して、位置を合わせながら更に加圧板にて所定の
    加圧力に達するまで加圧し、その後前記粘着部剤を捻り
    ながら退行させることを特徴とする基板の組立方法。
  6. 【請求項6】貼り合わせる一方の基板を保持する加圧板
    と、前記加圧板側に設けた粘着保持機構と、貼り合わせ
    る他方の基板を保持するテーブルと、前記加圧板或いは
    テーブルの少なくともいづれか一方に設けた駆動機構に
    より基板間の間隔を狭めて、少なくとも一方の基板に設
    けた接着剤により減圧した雰囲気中で貼り合わせを行う
    基板組立装置において、 前記加圧板に負圧により基板を保持する複数の吸引口を
    設けると共に、前記吸引口から前記粘着保持機構の粘着
    部材を設けた開口に連通する気体の流路を設けたことを
    特徴とする基板組立装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の基板組立装置において、 前記粘着保持機構は、基板を保持する粘着部材と前記粘
    着部材を基板面から捻りながら後退させる駆動機構を備
    えていることを特徴とする基板組立装置。
  8. 【請求項8】請求項6および7に記載の基板組立装置に
    おいて、 前記粘着保持機構を前記テーブル側にも設けたことを特
    徴とする基板組立装置。
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