JPH05300208A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH05300208A
JPH05300208A JP9829692A JP9829692A JPH05300208A JP H05300208 A JPH05300208 A JP H05300208A JP 9829692 A JP9829692 A JP 9829692A JP 9829692 A JP9829692 A JP 9829692A JP H05300208 A JPH05300208 A JP H05300208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensing
handset
grip
call
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP9829692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
Yuji Nakagawa
裕司 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9829692A priority Critical patent/JPH05300208A/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】送受話器から手を離すと自動的に通話状態を終
了する電話機を提供する。 【構成】センシング部10を送受話器2のグリップ2a
に設ける。センシング部10は、内側電極11と外側電
極12とを略同一平面上に近接させて配置した検知エレ
メント1を少なくとも1個備える。外側電極12にはパ
ルス電圧を印加し、内側電極11での検出電流の波高値
の変化を検知回路3で検出することによって、グリップ
2aを手で把持したことを検出する。検知回路3は、グ
リップ2aが把持されるとスイッチ要素5をオンにして
通話を可能とする。グリップ2aを離せば、スイッチ要
素5がオフになり通話が禁止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受話器を持っている
間に通話が可能となる電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話機に用いられているフック
スイッチは、送受話器の荷重によってスイッチが押操作
されるように構成されている。すなわち、送受話器を電
話機の本体に設けたフックやクレドルに引掛けるとフッ
クスイッチがオフになって直流ループ回路が開放され、
送受話器を外すとフックスイッチがオンになって直流ル
ープ回路が閉結されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のスイッチ
は、フックスイッチのオン・オフのために、送受話器を
フックやクレドルに対して着脱する必要がある。すなわ
ち、通話が終了したときに、送受話器を所定の場所に戻
さなければ回線を遮断することができないものである。
したがって、送受話器をフックやクレドルに引掛けたと
きに所定の位置からずれていると、回線が遮断されずに
話中の状態が継続されてしまうことがあるという問題を
有している。
【0004】また、近年では、コードレスホンが普及し
てきており、コードレスホンの子器では、通話が終了し
たときにスイッチを手動で操作することによって回線を
遮断するようになっており、スイッチの操作を忘れるこ
とがあるという問題が生じている。本発明は上記問題点
の解決を目的とするものであり、送受話器から手を離す
と通話状態を自動的に終了する電話機を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、一対の電極を略同一平面上に近接させ
て配置した検知エレメントを備えるセンシング部と、検
知エレメントの一方の電極にパルス電圧を印加し人体の
接近に伴う他方の電極での検出電流の波高値の減少に基
づいて2値の出力信号を反転させる検知回路と、検知回
路の出力信号に応じてオン・オフされるスイッチ要素と
を備え、スイッチ要素は通話を可能とする状態と通話を
禁止する状態とを選択するように電話機回路に挿入さ
れ、送受話器を手で把持するグリップの要所にセンシン
グ部を設け、送受話器を手で持っている状態がセンシン
グ部により検知されている間は通話が可能となるように
スイッチ要素が設定されるのである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、人体の接近ないし接触を検
知する検知エレメントを備えたセンシング部を送受話器
のグリップに設け、送受話器を手で持っている状態がセ
ンシング部により検知されている間は通話を可能とする
ので、通話を終了して送受話器を手から離せば、通話状
態が自動的に終了されて、通話を禁止する状態になるの
である。その結果、スイッチ要素をフックスイッチとし
て用いれば、送受話器を所定の位置に戻していなくても
話中になることがなく、また、スイッチ要素をコードレ
スホンの切換スイッチとして用いれば、通話終了後に子
器の動作を自動的に停止させることができるのである。
【0007】
【実施例】図1(a)に示すように、電話機の送受話器
2において手で把持する部分であるグリップ2aの要所
に検知エレメント1を備えたセンシング部10を配備
し、センシング部10での検知結果に基づいて、通話を
可能とする状態と通話を禁止する状態とを選択するので
ある。
【0008】検知エレメント1は、図2に示すように、
内側電極11と、内側電極11の外周を全周に亙って囲
む外側電極12とを略同一平面上に配置したシート状に
形成される。内側電極11および外側電極12は絶縁体
のベース13に積層ないし埋設される。図3に示すよう
に、内側電極11は検出用のトランジスタQのベースに
接続され、外側電極12には矩形波であるパルス電圧が
駆動信号drv として印加される。すなわち、駆動信号dr
v を外側導体12に印加すれば、内側導体11では駆動
信号drv の立ち上がりと立ち下がりとに対応した電流が
検出される。
【0009】検知エレメント1の周囲に物体が存在しな
ければ、図4(a)のように、内側電極11と外側電極
12との間にのみ電荷が分布している。一方、図4
(b)のように、検知エレメント1に対して人体のよう
な大地間容量が大きくなる物体が接近すると、外側電極
12と物体との間にコンデンサが形成されることにな
る。このコンデンサは大地へのバイパスコンデンサとし
て機能するから、駆動信号drv の立ち上がりと立ち下が
りとに対応して内側電極11で検出される電流の波高値
が、物体が存在しないときよりも低減することになる。
すなわち、物体が存在しないときに電流の波高値が図5
(a)のようであるとすれば、物体が存在するときには
図5(b)のように波高値が低減するのである。したが
って、トランジスタQのコレクタより出力される検出信
号sen の波高値に基づいて物体の存否を判定できること
になる。
【0010】すなわち、検出信号sen は後述する検知回
路に入力される。検知回路では、電源投入時の検出信号
sen の波高値(すなわち、検出電流の波高値)に基づい
て求めた基準値を記憶し、以後の検出信号sen の波高値
と基準値とを比較する。検出信号sen の波高値が基準値
よりも小さくなると物体が接近したものとして2値の出
力信号を反転させるのである。この出力信号によりリレ
ー等のスイッチ要素を制御すれば、負荷をオン・オフす
ることができる。
【0011】人体検知センサのセンシング部10は、上
述した検知エレメント1を少なくとも1個用いることに
よって構成される。多数個の検知エレメント1を用いて
センシング部10を形成する場合には、図6に示すよう
に検知エレメント1をマトリクス状に配列すればよい。
多数個の検知エレメント1を備えるセンシング部10を
形成すれば、個々の検知エレメント1での検出結果のば
らつきを相殺して検知感度を安定化したり、面積の広い
物体を検知することが可能になる。この場合、行または
列ごとに検知エレメント1をスキャンして状態変化を検
出すればよい。多数個の検知エレメント1を有する場合
でも全体をシート状に形成することができる。
【0012】上記構成のセンシング部10を用いて電話
機を通話が可能な状態と通話を禁止する状態とに切り換
えるには、上述したように、送受話器2のグリップ2a
にセンシング部10を配備する。ここでは、センシング
部10は1個の検知エレメント1を備えたものを用い
る。センシング部10は、グリップ2aの表面、内面、
内部のいずれでも設けることができるが、センシング部
10の破損を防止するためには、成形品よりなるグリッ
プ2aの内部に埋設するか、あるいは、グリップ2aの
内面側に設けるのが望ましい。
【0013】センシング部10の外側電極12には、図
1(b)に示すように、マイクロコンピュータよりなる
検知回路3からの駆動信号drv が印加される。駆動信号
drvは20m秒の周期を有した矩形波である。内側電極
11にはトランジスタQのベースが接続されているか
ら、トランジスタQのコレクタから検出信号sen が得ら
れ、信号処理部4を通して検出信号sen の波高値に対応
する信号が検知回路3に入力される。信号処理部4で
は、駆動信号drv の立ち上がりおよび立ち下がりに対応
して発生する図5のような微分波形の信号に基づいて、
微分波形の波高値に比例する波高値を有した矩形波の信
号を出力する。検知回路3では上述したように作成した
基準値と検出信号sen の波高値とを駆動信号drv を送出
するたびに比較し、波高値が基準値以下になる状態が1
00m秒以上継続すると(すなわち、5個以上の駆動信
号drv に対して波高値が基準値以下であると)、グリッ
プ2aが把持されているものと判断して2値の出力信号
を反転させる。すなわち、オン信号を出力し、リレー等
のスイッチ要素5をオンにするのである。
【0014】一方、グリップ2aが把持されたことを検
知した後に、検出信号sen の波高値が基準値以下になる
状態が1秒以上継続すると、検知回路3はグリップ2a
から手が離されたものと判断してスイッチ要素5をオフ
にする。要するにスイッチ要素5は、フックスイッチと
して用いたり、コードレスホンの切換スイッチとして用
いられ、通話が可能な状態と通話を禁止する状態とを選
択するようにスイッチ要素5が用いられるのである。
【0015】上記実施例では1個の検知エレメント1を
備えたセンシング部10を用いた例を示したが、複数個
の検知エレメント1を備えたセンシング部10を用いて
もよいのはもちろんのことである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、人体の接近ない
し接触を検知する検知エレメントを備えたセンシング部
を送受話器のグリップに設け、送受話器を手で持ってい
る状態がセンシング部により検知されている間は通話を
可能とするので、通話を終了して送受話器を手から離せ
ば、通話状態が自動的に終了されて、通話を禁止する状
態になるという効果がある。その結果、スイッチ要素を
フックスイッチとして用いれば、送受話器を所定の位置
に戻していなくても話中になることがなく、また、スイ
ッチ要素をコードレスホンの切換スイッチとして用いれ
ば、通話終了後に子器の動作を自動的に停止させること
ができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示し、(a)は電話機の平面図、
(b)は回路図である。
【図2】実施例に用いる検知エレメントの平面図であ
る。
【図3】実施例の要部回路図である。
【図4】実施例の原理説明図である。
【図5】実施例の動作説明図である。
【図6】実施例に用いるセンシング部の一例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 検知エレメント 2 送受話器 2a グリップ 3 検知回路 5 スイッチ要素 10 センシング部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、一対の電極を略同一平面上に近接させ
て配置した検知エレメントを備えるセンシング部と、検
知エレメントの一方の電極にパルス電圧を印加し人体の
接近に伴う両電極間の静電容量の減少に基づいて2値の
出力信号を反転させる検知回路と、検知回路の出力信号
に応じてオン・オフされるスイッチ要素とを備え、スイ
ッチ要素は通話を可能とする状態と通話を禁止する状態
とを選択するように電話機回路に挿入され、送受話器を
手で把持するグリップの要所にセンシング部を設け、送
受話器を手で持っている状態がセンシング部により検知
されている間は通話が可能となるようにスイッチ要素が
設定されるのである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】検知エレメント1の周囲に物体が存在しな
ければ、図4(a)のように、内側電極11と外側電極
12との間にのみ電荷が分布している。一方、図4
(b)のように、検知エレメント1に対して人体のよう
な大地間容量が大きくなる物体が接近すると、外側電極
12と物体との間にコンデンサが形成されることにな
る。このコンデンサは大地へのバイパスコンデンサとし
て機能するから、内側電極11と外側電極12との間の
静電容量は物体が存在しないときよりも低減することに
なり、駆動信号drv の立ち上がり時および立ち下がり時
のトランジスタQのベースに流れる電流が低減する。し
たがって、トランジスタQのコレクタ出力である検出信
号sen には、物体の存否によって図5に示すような波高
値の変化が生じる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極を略同一平面上に近接させて
    配置した検知エレメントを備えるセンシング部と、検知
    エレメントの一方の電極にパルス電圧を印加し人体の接
    近に伴う他方の電極での検出電流の波高値の減少に基づ
    いて2値の出力信号を反転させる検知回路と、検知回路
    の出力信号に応じてオン・オフされるスイッチ要素とを
    備え、スイッチ要素は通話を可能とする状態と通話を禁
    止する状態とを選択するように電話機回路に挿入され、
    送受話器を手で把持するグリップの要所にセンシング部
    を設け、送受話器を手で持っている状態がセンシング部
    により検知されている間は通話が可能となるようにスイ
    ッチ要素が設定されることを特徴とする電話機。
JP9829692A 1992-04-17 1992-04-17 電話機 Pending JPH05300208A (ja)

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JP9829692A JPH05300208A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 電話機

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ID=14215962

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511953A (ja) * 2004-08-31 2008-04-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ X線装置用の近接センサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508804B1 (ja) * 1970-12-28 1975-04-08
JPH0191559A (ja) * 1987-10-02 1989-04-11 Nec Corp 電話機ハンドセツトのオン/オフフツク状態検出方式
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960903