JPH0530002A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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Publication number
JPH0530002A
JPH0530002A JP18008791A JP18008791A JPH0530002A JP H0530002 A JPH0530002 A JP H0530002A JP 18008791 A JP18008791 A JP 18008791A JP 18008791 A JP18008791 A JP 18008791A JP H0530002 A JPH0530002 A JP H0530002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
time constant
loop filter
modulation
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP18008791A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ui
孝 宇井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18008791A priority Critical patent/JPH0530002A/ja
Publication of JPH0530002A publication Critical patent/JPH0530002A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コードレス電話装置の周波数シンセサイザ回路
において、変調入力レベルに応じてループフィルタ時定
数を切り替え、雑音レベルを低くし、S/Nを向上す
る。 【構成】レベル判定回路12が変調入力レベルを検知し、
ループフィルタの時定数を切り替えることにより、周波
数の応答速度を早くし、雑音に対する変調度を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話装置特
にその周波数シンセサイザ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のコードレス電話装置の無
線部の構成を示したものである。図2において、1はア
ンテナ、2は受信回路、4は送信回路である。3は制御
回路であり、プログラマブルディバイダ6C,7Cの分
周比を制御する。6は受信PLL周波数シンセサイザ
(以下PLLと略す)であり、ローパスフィルタ6A、
ボルテージ・コントロールド・オシレータ(VCO)6
B、プログラマブルディバイダ6C、位相検波器6Dか
ら構成されている。7は送信PLL周波数シンセサイザ
(以下PLLと略す)であり、ローパスフィルタ7A、
VCO7B、プログラマブルディバイダ7C、位相検波
器7Dから構成されている。5は発信回路であり、基準
周波数を発振する。8,10はループフィルタ時定数切り
替え回路であり、ローパスフィルタ6A,7Fの時定数
を切り替え、PLL6,7のロック時間を早めたり遅ら
せたりする。9,11はロック検知回路であり、PLL
6,7の発振周波数がロックレンジに入ったことを検知
する。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図2において、制御回路3により通話チャンネルを設定
すると、プログラマブルディバイダ6C,7Cがそのチ
ャンネルにあった分周比に設定される。位相検波器6
D,7Dは、発振回路5から発振される基準周波数と、
分周された周波数との差を出力し、ローパスフィルタ6
A,7Aがその差の出力を直流電圧に変換し、VCO6
B,7Bがその電圧に応じた周波数を出力する。PLL
6,7は発振回路5の基準周波数とプログラマブルディ
バイダ6C,7Cで分周された周波数の差が無くなるよ
うに動作し、差がなくなった時点で安定した周波数を発
振するようになる(この状態を周波数がロックしたと言
う)。また、ロック検知回路9,11がPLL6,7がロ
ックしたことを検知し、ループフィルタ時定数切り替え
回路8,10がPLL6,7のロックの前後でループフィ
ルタの時定数を切り替えるため、ロック前では時定数は
小さくなってロックが早くなり、ロック後では時定数が
大きくなって周波数の安定した発振をすることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話装置では、VCO近辺の振動および
負荷変動などにより雑音が発生しやすいという問題があ
った。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、変調入力レベルを検知し、音声やデータ入
力時と雑音入力時を判断し、雑音のみ入力しているとき
は、PLLのループフィルタの時定数を小さくして変調
をかかりにくくし、雑音を低く抑えるコードレス電話装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のコードレス電話装置は、送信および受信の
PLL周波数シンセサイザーと、このPLLのチャンネ
ル設定や通話の接続などを行う制御回路と、PLLルー
プフィルタの時定数切り替え回路と、変調入力レベルを
検知するレベル判定回路を設け、雑音入力時変調入力レ
ベルの低いときは、ループフィルタの時定数を小さくし
て周波数の応答速度を早くし、雑音入力に対して変調を
かかりにくくして、雑音レベルを低く押えるようにした
ものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のような構成により、レベル判定
回路がPLLの変調入力レベルを検知し、雑音入力時の
ように変調入力レベルの低いときは、ループフィルタ時
定数切り替え回路がPLLループフィルタの時定数を小
さくすることにより、ロック時間が短くなって、ループ
の応答が早くなり、PLLが変調入力に追従して変調度
が低くなる。この結果、雑音入力に対しては変調度が低
くなり、雑音レベルが低くなり、S/Nが向上する。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例のコードレス電話装置の
構成を示す概略ブロック図である。図1において、1〜
11は従来例の1〜11に対応しており、その詳細な説明は
省略する。12は変調入力レベルを検知するレベル判定回
路であり、その出力はPLL7のループフィルタ時定数
切り替え回路10に入力され、これを制御する。
【0009】次に上記構成による動作について説明す
る。上記構成において、PLLの動作は従来例と同じで
ある。外線通話および内線通話中において、VCO近辺
の振動および負荷変動などにより変調入力に雑音が発生
した場合、レベル判定回路12がこれを検知し、音声やデ
ータ入力時と雑音入力時を判断し、雑音のみ入力してい
るときは、ループフィルタ時定数切り替え回路10によ
り、PLLループフィルタの時定数を小さくし、ロック
時間を短くして系の応答を早くする。
【0010】このように上記実施例によれば、雑音が変
調入力に発生したとき、レベル判定回路が検知し、ルー
プフィルタ時定数を小さくするため、系の応答が早くな
り、変調入力に対して周波数が追従して、変調度を下げ
るため、雑音レベルが低くなり、S/Nが向上する。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、雑音が変
調入力に発生したとき、レベル判定回路が検知し、ルー
プフィルタ時定数を小さくするため、系の応答が早くな
り、変調入力に対して周波数が追従するようになり、変
調度を下げることができるため、雑音レベルが低くなり
S/Nが向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコードレス電話装置におけ
る無線部の概略ブロック図である。
【図2】従来のコードレス電話装置における無線部の概
略ブロック図である。
【符号の説明】
2 受信回路 3 制御回路 4 送信回路 5 発振回路 6 受信PLL周波数シンセサイザ 7 送信PLL周波数シンセサイザ 6A,7A ローパスフィルタ 6B,7B VCO 6C,7C プログラマバルディバイダ 6D,7D 位相検波器 8,10 ループフィルタ時定数切り替え回路 9,11 ロック検知回路 12 レベル判定回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電話回線に接続された基地局と、前記基
    地局と無線で接続された移動局から成り、複数の無線チ
    ャンネルについて無線回線を設定するマルチチャンネル
    アクセス方式を用いたコードレス電話装置であって、送
    信および受信のPLL周波数シンセサイザと、このPL
    L周波数シンセサイザのチャンネル設定と通話の接続な
    どを行う制御回路と、変調入力レベルを検知するレベル
    判定回路と、PLL周波数シンセサイザのループフィル
    タの時定数を切り替える時定数切り替え回路を備え、変
    調入力レベルが小さいときは、PLL周波数シンセサイ
    ザのループフィルタ時定数を小さくして周波数の応答速
    度を早くし、雑音に対する変調度を下げて雑音レベルを
    低く押えるように構成したコードレス電話装置。
JP18008791A 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置 Pending JPH0530002A (ja)

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JP18008791A JPH0530002A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置

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JP18008791A JPH0530002A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置

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Publication Number Publication Date
JPH0530002A true JPH0530002A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16077224

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JP18008791A Pending JPH0530002A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置

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