JPH052A - トラクタにおける油圧リフトアームのアシストシリンダ装置 - Google Patents
トラクタにおける油圧リフトアームのアシストシリンダ装置Info
- Publication number
- JPH052A JPH052A JP15058391A JP15058391A JPH052A JP H052 A JPH052 A JP H052A JP 15058391 A JP15058391 A JP 15058391A JP 15058391 A JP15058391 A JP 15058391A JP H052 A JPH052 A JP H052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift arm
- assist cylinder
- tractor
- lift
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アシストシリンダがロワーリンクの振れの邪
魔になったり、オートヒッチ等のクロスメンバのバリエ
ーションの邪魔にならないようにする。 【構成】 アシストシリンダ17によりリフトアーム7 の
昇揚力を補うようにしたトラクタにおいて、前記アシス
トシリンダ17は、その一端がリフトアーム7 に連結され
てそこから略水平方向の後方に配置され、アシストシリ
ンダ17の他端はリフトアーム7 後方のトラクタ車体1 側
に連結されている。
魔になったり、オートヒッチ等のクロスメンバのバリエ
ーションの邪魔にならないようにする。 【構成】 アシストシリンダ17によりリフトアーム7 の
昇揚力を補うようにしたトラクタにおいて、前記アシス
トシリンダ17は、その一端がリフトアーム7 に連結され
てそこから略水平方向の後方に配置され、アシストシリ
ンダ17の他端はリフトアーム7 後方のトラクタ車体1 側
に連結されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタにおける油圧
リフトアームのアシストシリンダ装置に関する。
リフトアームのアシストシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタには、図2に示すように左右一
対のロワーリンク31の各一端をトラクタ車体32に昇降自
在に連結し、トラクタ車体32に備えた油圧装置33の左右
一対のリフトアーム34と前記ロワーリンク31とをリフト
ロッド35で夫々連結し、リフトアーム34とトラクタ車体
32側とにアシストシリンダ36を連結し、このアシストシ
リンダ36によりリフトアーム34の昇揚力を補うようにし
たものがある。ところが、この種の従来のものは、同図
に示すように、アシストシリンダ36の一端をリフトアー
ム34に連結すると共に、そこからリフトアーム34を略垂
直に下方に配置し、リフトアーム34の他端をトラクタ車
体32に突設したブラケット37等に連結していた。
対のロワーリンク31の各一端をトラクタ車体32に昇降自
在に連結し、トラクタ車体32に備えた油圧装置33の左右
一対のリフトアーム34と前記ロワーリンク31とをリフト
ロッド35で夫々連結し、リフトアーム34とトラクタ車体
32側とにアシストシリンダ36を連結し、このアシストシ
リンダ36によりリフトアーム34の昇揚力を補うようにし
たものがある。ところが、この種の従来のものは、同図
に示すように、アシストシリンダ36の一端をリフトアー
ム34に連結すると共に、そこからリフトアーム34を略垂
直に下方に配置し、リフトアーム34の他端をトラクタ車
体32に突設したブラケット37等に連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の場合ア
シストシリンダ36の下部がロワーリンク31に接近した状
態になり、このためロワーリンク31の振れが制約される
という問題があった。また、アシストシリンダ36がトラ
クタ車体32の後端部に沿って配置されるため、オートヒ
ッチ等のクロスメンバのバリエーションに対応できなく
なる惧れもあった。
シストシリンダ36の下部がロワーリンク31に接近した状
態になり、このためロワーリンク31の振れが制約される
という問題があった。また、アシストシリンダ36がトラ
クタ車体32の後端部に沿って配置されるため、オートヒ
ッチ等のクロスメンバのバリエーションに対応できなく
なる惧れもあった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、アシストシリ
ンダが、ロワーリンクの振れの邪魔になったり、オート
ヒッチ等のクロスメンバのバリエーションの邪魔になら
ないようにしたものである。
ンダが、ロワーリンクの振れの邪魔になったり、オート
ヒッチ等のクロスメンバのバリエーションの邪魔になら
ないようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、左右一対のロワーリン
ク10の各一端がトラクタ車体1 に昇降自在に連結され、
トラクタ車体1 に備えた油圧装置5 の左右一対のリフト
アーム7 と前記ロワーリンク10とがリフト手段11で夫々
連結され、リフトアーム7 とトラクタ車体1 側とにアシ
ストシリンダ17が連結され、このアシストシリンダ17に
よりリフトアーム7 の昇揚力を補うようにしたトラクタ
において、前記アシストシリンダ17は、その一端がリフ
トアーム7 に連結されてそこから略水平方向の後方に配
置され、アシストシリンダ17の他端はリフトアーム7 後
方のトラクタ車体1 側に連結されている点にある。
るための本発明の技術的手段は、左右一対のロワーリン
ク10の各一端がトラクタ車体1 に昇降自在に連結され、
トラクタ車体1 に備えた油圧装置5 の左右一対のリフト
アーム7 と前記ロワーリンク10とがリフト手段11で夫々
連結され、リフトアーム7 とトラクタ車体1 側とにアシ
ストシリンダ17が連結され、このアシストシリンダ17に
よりリフトアーム7 の昇揚力を補うようにしたトラクタ
において、前記アシストシリンダ17は、その一端がリフ
トアーム7 に連結されてそこから略水平方向の後方に配
置され、アシストシリンダ17の他端はリフトアーム7 後
方のトラクタ車体1 側に連結されている点にある。
【0006】
【作用】アシストシリンダ17はリフトアーム7 の基端部
分から後方に配置されているため、ロワーリンク10に対
して上方に大きく離間した状態になり、アシストシリン
ダ17でロワーリンク31の振れを制約する惧れはなくな
る。また、アシストシリンダ17がトラクタ車体1 の後端
部に沿うようなことがなくなり、アシストシリンダ17が
邪魔になって、オートヒッチ等のクロスメンバのバリエ
ーションに対応できなくなる惧れもなくなる。
分から後方に配置されているため、ロワーリンク10に対
して上方に大きく離間した状態になり、アシストシリン
ダ17でロワーリンク31の振れを制約する惧れはなくな
る。また、アシストシリンダ17がトラクタ車体1 の後端
部に沿うようなことがなくなり、アシストシリンダ17が
邪魔になって、オートヒッチ等のクロスメンバのバリエ
ーションに対応できなくなる惧れもなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
ると、第1図において、1はトラクタ車体であり、その
内部には、走行系とPTO系のミッションを有し、走行
系は後車軸2を介して左右後輪3を駆動可能で、PTO
系はPTO軸4に連動連結されている。
ると、第1図において、1はトラクタ車体であり、その
内部には、走行系とPTO系のミッションを有し、走行
系は後車軸2を介して左右後輪3を駆動可能で、PTO
系はPTO軸4に連動連結されている。
【0008】5は作業機昇降用の油圧装置で、トラクタ
車体1の後部上面に、油圧ハウジング6を搭載して備え
てなり、該ハウジング6内に、シリンダ及びピストン等
が備えられて左右一対のリフトアーム7を昇降可能とし
ている。8は三点リンク機構で、中央のトップリンク9
と左右一対のロワーリンク10とからなり、各ロワーリン
ク10とリフトアーム7 とはリフト手段11で連結されてお
り、リフト手段11はその一方が伸縮シリンダ12とされて
いて、作業機の水平姿勢を制御可能としている。
車体1の後部上面に、油圧ハウジング6を搭載して備え
てなり、該ハウジング6内に、シリンダ及びピストン等
が備えられて左右一対のリフトアーム7を昇降可能とし
ている。8は三点リンク機構で、中央のトップリンク9
と左右一対のロワーリンク10とからなり、各ロワーリン
ク10とリフトアーム7 とはリフト手段11で連結されてお
り、リフト手段11はその一方が伸縮シリンダ12とされて
いて、作業機の水平姿勢を制御可能としている。
【0009】なお、13は車輪フエンダ、14は後車軸ケー
ス、15はチェックチェーンを示している。17は左右一対
のアシストシリンダで、油圧装置5 の力量が不足する場
合に、各リフトアーム7 に持上げ力を付加するものであ
り、油圧ハウジング6 の両側に配置されている。各アシ
ストシリンダ17は、その一端がリフトアーム7 に連結さ
れてそこから略水平方向の後方に配置され、アシストシ
リンダ17の他端はリフトアーム7 後方の油圧ハウジング
6 後部に連結されている。
ス、15はチェックチェーンを示している。17は左右一対
のアシストシリンダで、油圧装置5 の力量が不足する場
合に、各リフトアーム7 に持上げ力を付加するものであ
り、油圧ハウジング6 の両側に配置されている。各アシ
ストシリンダ17は、その一端がリフトアーム7 に連結さ
れてそこから略水平方向の後方に配置され、アシストシ
リンダ17の他端はリフトアーム7 後方の油圧ハウジング
6 後部に連結されている。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、アシストシリンダ17
は、その一端がリフトアーム7 に連結されてそこから略
水平方向の後方に配置され、アシストシリンダ17の他端
はリフトアーム7 後方のトラクタ車体1 側に連結されて
いるので、アシストシリンダ17がロワーリンク10の振れ
の邪魔になったり、オートヒッチ等のクロスメンバのバ
リエーションの邪魔になるような惧れがなくなり、アシ
ストシリンダ17によってリフトアーム7 の昇揚力を効果
的に補うことができる。
は、その一端がリフトアーム7 に連結されてそこから略
水平方向の後方に配置され、アシストシリンダ17の他端
はリフトアーム7 後方のトラクタ車体1 側に連結されて
いるので、アシストシリンダ17がロワーリンク10の振れ
の邪魔になったり、オートヒッチ等のクロスメンバのバ
リエーションの邪魔になるような惧れがなくなり、アシ
ストシリンダ17によってリフトアーム7 の昇揚力を効果
的に補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図2は従来例を示す側面図である。
1 トラクタ車体 5 油圧装置 7 リフトアーム 10 ロワーリンク 17 アシストシリンダ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右一対のロワーリンク(10)の各一端が
トラクタ車体(1) に昇降自在に連結され、トラクタ車体
(1) に備えた油圧装置(5) の左右一対のリフトアーム
(7) と前記ロワーリンク(10)とがリフト手段(11)で夫々
連結され、リフトアーム(7) とトラクタ車体(1) 側とに
アシストシリンダ(17)が連結され、このアシストシリン
ダ(17)によりリフトアーム(7) の昇揚力を補うようにし
たトラクタにおいて、前記アシストシリンダ(17)は、そ
の一端がリフトアーム(7) に連結されてそこから略水平
方向の後方に配置され、アシストシリンダ(17)の他端は
リフトアーム(7) 後方のトラクタ車体(1) 側に連結され
ていることを特徴とするトラクタにおける油圧リフトア
ームのアシストシリンダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15058391A JPH052A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | トラクタにおける油圧リフトアームのアシストシリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15058391A JPH052A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | トラクタにおける油圧リフトアームのアシストシリンダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052A true JPH052A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15500062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15058391A Pending JPH052A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | トラクタにおける油圧リフトアームのアシストシリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011007720A1 (ja) | 2009-07-14 | 2011-01-20 | 三菱レイヨン株式会社 | 打ち抜き加工用アクリルフィルム、面光源装置及び光学部材の製造方法 |
WO2012029849A1 (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-08 | 三菱レイヨン株式会社 | アクリル系組成物、成形体、携帯電話キーシート及び導光体 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP15058391A patent/JPH052A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011007720A1 (ja) | 2009-07-14 | 2011-01-20 | 三菱レイヨン株式会社 | 打ち抜き加工用アクリルフィルム、面光源装置及び光学部材の製造方法 |
WO2012029849A1 (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-08 | 三菱レイヨン株式会社 | アクリル系組成物、成形体、携帯電話キーシート及び導光体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0455443Y2 (ja) | ||
EP0151125B1 (en) | Tractor | |
CA2333487A1 (en) | Working apparatus | |
ITTO980765A1 (it) | Veicolo utilizzabile come sollevatore a trattore agricolo. | |
US3709304A (en) | Sway arrestor for a three point hitch | |
GB2271749A (en) | Motor vehicle with a lift framework and axle springing. | |
JP3995621B2 (ja) | 水田作業機 | |
JPH052A (ja) | トラクタにおける油圧リフトアームのアシストシリンダ装置 | |
US3088611A (en) | Tractor mounted lift | |
JP2547416Y2 (ja) | トラクタの走行装置 | |
JP3644866B2 (ja) | 移動農機 | |
US20240100967A1 (en) | Work Vehicle | |
JPH08256555A (ja) | 乗用芝刈機 | |
US20240100931A1 (en) | Work Vehicle | |
JP3772539B2 (ja) | 作業車両における作業機昇降制御装置 | |
US20240100971A1 (en) | Work Vehicle | |
JPS6026568Y2 (ja) | トラクタにおけるポジシヨンコントロ−ル装置 | |
JP2524279Y2 (ja) | 歩行型田植機 | |
JPH0748002Y2 (ja) | 移動農機の後輪浮上装置 | |
JPH0730004U (ja) | 乗用型作業車両における作業機懸架装置 | |
JP2000270605A (ja) | トラクタの作業ヒッチ | |
JPS6242802Y2 (ja) | ||
JPH0542064U (ja) | 農作業車 | |
JPH0138155Y2 (ja) | ||
JPS6226266Y2 (ja) |