JPH05299134A - 端子接続装置 - Google Patents

端子接続装置

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Publication number
JPH05299134A
JPH05299134A JP10640292A JP10640292A JPH05299134A JP H05299134 A JPH05299134 A JP H05299134A JP 10640292 A JP10640292 A JP 10640292A JP 10640292 A JP10640292 A JP 10640292A JP H05299134 A JPH05299134 A JP H05299134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
washer
cover
opening
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10640292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Kobayakawa
泰之 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10640292A priority Critical patent/JPH05299134A/ja
Publication of JPH05299134A publication Critical patent/JPH05299134A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電気設備あるいは回路等の電線接続に
使用される端子接続装置に関するもので、簡便な作業性
及び電気計測の容易性を有し、かつ良好な接続性が得ら
れる装置を提供することを目的とする。 【構成】絶縁基板部1上に設置された導電性の座金2を
有し、座金に端子を接続する端子接続装置において、基
板部1内に固設されかつ端子を係止させる突出部4が設
けられた座金2と、前記突出部に設けられ突出部に係止
される端子と嵌合する嵌合部5と、嵌合部に対して嵌合
させるための圧力を印加する開閉可能なカバー6と、カ
バーに設けられ外部より座金に電気的に接触するための
開口部62を備えた端子接続装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気設備あるいは回路
等の電線接続に使用される端子接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配線の接続、特に電気設備間の電線によ
る接続あるいは回路中のリード線の相互接続は、従来か
ら端子台あるいは各種ソケット等が一般的に使用されて
いる。このような配線接続装置の例として、特開昭60−
130068号,同63−64270 号公報の接続装置が挙げられ
る。特開昭60−130068号の接続装置ま端子カバーに配線
用ねじを仮保持する機構を設け、配線作業の簡便性向上
を目的とするものである。一方、特開昭63−64270 号の
接続装置は、端子の接続面を上下から2枚の接続導板で
挟み込み、さらに端子の接続面及び接続導板に設けられ
た開口部に差込部材を差し込むことで、端子を安定的に
保持したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の接続装置はそれ
ぞれ配線作業の簡便性あるいは接続性の向上を図ったも
のであるが、一般的に配線接続箇所を多数有する端子台
等による配線作業は、ねじを使用する配線接続方法で作
業している限り、多くの作業時間を要する。また、端子
を2枚の接続導板で押圧し差込部材の突出部を端子の開
口部に挿通することで端子を固定する方法は、接続性は
向上するが接続部分が完全に密閉されてしまうので、電
圧等を測定器で測定するのが困難であるという欠点を持
つ。
【0004】さらに、現在一般的に使用されている端子
台等の端子接続装置では端子をねじで固定しているもの
が多いが、このような装置ではねじを紛失した場合の接
続が不可能となってしまう。
【0005】本発明は以上のような問題点を考慮した端
子接続装置であり、簡便な作業性及び電気的計測の容易
性を有し、かつ良好な接続性が得られる装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板部と、基
板部内に固設されかつ端子を係止させる突起部が設けら
れた座金と、前記突起部に設けられ突起部に係止される
端子と嵌合する嵌合部と、嵌合部に対し嵌合させるため
の圧力を印加する開閉可能なカバーとを備えることを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明は上記のような構成であるので、座金に
設けられた突起部において端子を係止し、さらに突起部
に設けられた嵌合部で端子を嵌合させ、開閉可能なカバ
ーにより嵌合させた端子に圧力を印加し、端子と座金と
の接続を確実にするように働く。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1及び図2を用
いて説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例である端子接続装
置を適用した端子台の斜視図、図2はその平面図、図3
は図2のA−A′線断面図、図4は座金の斜視図であ
る。
【0010】基板部1にはその中央に凹部11が形成さ
れ、その凹部11に座金2の凸部21が差し込まれるこ
とによって座金2が基板部1に固設されている。さらに
座金2の凹部22にはカバー6の開閉機構部31を有す
る支柱3が差し込まれており、この支柱3は座金2の凸
部22の両端で基板部1に取り付けられている。座金2
の接続面23には突出部4が形成されており、突出部4
の突出方向に沿って嵌合部5が設けられている。開閉機
構部31を有する支柱3にはカバー6が取り付けられて
おり、カバーを閉じることで座金2の接続面23に垂直
の圧力を印加することができる。このカバー6には基板
部1にカバーを係止させるための取付爪61が2個設け
てあり、これらを基板部1の取付け孔12に係止させる
ことにより、カバー6を基板部1に固定する。また、カ
バー6にはカバーの下面、即ち座金2上の突出部4とカ
バーとの接触面にゴム板7が設けられており、カバー下
面からカバー上面、即ちゴム板が設けられていない面に
向って開口62が形成されている。この開口62にはカ
バー6を基板部1に取付爪61及び取付孔12で固定し
た際、座金2上の突出部4の突出先端部分41が挿入さ
れる。
【0011】図6は上記実施例の端子接続装置の一接続
例である。本例では図5に示す端子8を使用している。
端子8は装置との接続部に開口81を有し、この開口8
1に座金2の突出部4が挿通される。また端子8には電
線82が堅持されている。図6(a)はこの端子8が接
続されておらずカバー6が開いている状態を、同図
(b)は端子8が接続されている状態をそれぞれ示して
いる。
【0012】接続手順としては、まず図6(a)のよう
にカバー6を基板部1に固定している取付爪61を取付
孔12から取りはずし、カバー6を開け端子8を入れ
る。次いで端子8の開口81に座金2上の突出部4を挿
通させる。この際端子は突出部4の有する嵌合部5にお
いて突出部4と嵌合するので、端子は座金に固持され
る。端子を嵌合したら図6(b)のようにカバー6を閉
じ、その取付爪61を基板部1の取付孔12に係止させ
カバーを固定する。カバーを固定することで端子8にゴ
ム板7を通して圧力が印加されるので、端子8は座金2
に密着し良好な電気的接触が得られる。さらに端子8は
座金の突出部4に係止されるので、外部から端子8を引
き抜こうとする力が働いても問題はない。
【0013】以上述べたように本発明品は治具を用いず
に簡便な方法で配線作業が行えるので、配線作業箇所が
多数有る場合、大幅な作業時間の短縮が計れる。また、
配線後の電圧等の検査についても、カバー6に設けられ
た開口62から測定器の測定棒で充電部に接触できるの
で容易に行える。
【0014】ところで上記の実施例は本発明の一実施例
にすぎず、例えばカバーの形状や固定及び開閉方法,カ
バーに設けられた開口の形状,位置等、また突出部及び
嵌合部の形状等は変形可能である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から本発明では、座金の突出
部と嵌合部さらにカバーによる圧力の印加によって端子
を固持し、良好な電気的接触が得られた。また、カバー
の開閉によって簡便な接続方法が、カバーに設けられた
開口によって容易な検査性が効果として得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である端子接続装置を適用し
た端子台の斜視図である。
【図2】その平面図である。
【図3】図2のA−A′線断面図である。
【図4】座金及び突出部,嵌合部の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の作用を示す断面図である。
【図6】本発明の実施例の端子接続装置の接続例を示す
図である。
【符号の説明】
1…基板部、2…座金、3…支柱、4…突出部、5…嵌
合部、6…カバー、7…ゴム板、8…端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板部上に設置された導電性の座金を
    有し、座金に端子を接続する構造を有する端子接続装置
    において、基板部内に固設されかつ端子を係止させる突
    出部が設けられた座金と、前記突出部に設けられ突出部
    に係止される端子と嵌合する嵌合部と、嵌合部に対し嵌
    合させるための圧力を印加する開閉可能なカバーとを備
    えたことを特徴とする端子接続装置。
  2. 【請求項2】前記カバーは外部より座金に電気的に接触
    するための開口部を有することを特徴とする請求項1記
    載の端子接続装置。
JP10640292A 1992-04-24 1992-04-24 端子接続装置 Pending JPH05299134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10640292A JPH05299134A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 端子接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10640292A JPH05299134A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 端子接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05299134A true JPH05299134A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14432698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10640292A Pending JPH05299134A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 端子接続装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05299134A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7811139B1 (en) 2009-03-19 2010-10-12 Amphenol Corporation Multi-port cable connector with two-stage retention clips
JP2014137922A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 端子台
JP2020030971A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 Dmg森精機株式会社 端子箱
KR20220150796A (ko) * 2021-05-04 2022-11-11 주식회사 경신 정션블록의 단자 고정장치

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